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ザ・チャンバラさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1274
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 嫁・子供・犬と都内に住んでいます。職業は公認会計士です。
ちょっと前までは仕事がヒマで、趣味に多くの時間を使えていたのですが、最近は景気が回復しているのか驚くほど仕事が増えており、映画を見られなくなってきています。
程々に稼いで程々に遊べる生活を愛する私にとっては過酷な日々となっていますが、そんな中でも細々とレビューを続けていきたいと思います。

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81.  ブルース・オールマイティ
自分の人生は最悪だと思ってた主人公が「素晴らしき哉、人生」に気づくまでという、超オーソドックスな物語です。日本人には神様を恨むなんて感覚はありませんが、自分はなんて運が悪いんだと運命を呪いたくなることはよくありますよね。そういう時にこれを見ると、少なからずポジティブになれる映画です。主人公もジェームズ・ステュアートのように清廉潔白そのものって感じの人物ではなく、私達のようにいやらしい欲望を持った人物ですから、自分の日常を投影して見ることができます。神様の力を得て欲望を実現するというのも、現実逃避のためによくやる妄想。それを映像化したということで、前半はとっても楽しい仕上がりでした。何かデカイことをするわけでもなく、あくまで日常のゲスい欲望を満たすために神の力を使うってのがいいですね。ジム・キャリーの顔芸も光ります。しかし一転、後半は一気にトーンダウンし、物語の結論もあまりに月並みなものとなってしまいます。「神通力をもっても人の心は変えられない」「傲慢さが愛する人を遠ざける」「あるがままの自分を受け入れよう」「何気ない日常こそ幸せ」・・・新味のない上に説教くさい話ばかりで、まるで道徳の授業のような居心地の悪さを感じました。神様のセリフも陳腐なものばかりで、モーガン・フリーマンでなければ目も当てられなかったことでしょう。テーマの時点でコメディタッチの感動作を狙った映画であることはわかりますが、もっと独自の結論を準備して欲しかったですね。あの主人公が最後には真っ白な人物になってめでたしめでたしではなく、人を食ったようなところを少しは残していてくれればまだよかったのですが。
[DVD(吹替)] 6点(2006-03-05 22:54:14)
82.  フライト・オブ・フェニックス
これはすごいです。超地味なキャスト、超地味なお話のためにほとんど注目されなかった作品ですが、鑑賞後には「本物の映画を見たなぁ」と大満足できる傑作でした。オーソドックスで新しいものは何もないものの、話やキャラクターをちゃんと追いかけることでここまで面白いものができるんですね。あれこれ揉めながらもみんなで力を合わせるという展開はまさに直球勝負ですが、そこに小エピソードを適度なタイミングで挿入して話の緊迫感を維持するという計算の巧みさもあり、これはまさに理想的な脚本のあり方でしょう。そうした話の構成のうまさがあったからこそ、ラストがあれほど爽快だったんです。映画を好きになった子供の頃に感じていた、あの映画の本質的な楽しみを久々に味わったって感じです。そんな極上の脚本に加えて、ジョン・ムーア監督のビジュアルセンスも炸裂。「エネミーライン」のような駄作においてすら独特のビジュアル意匠を見せ付けていたジョン・ムーアのセンスがここでは大きく作品に貢献しています。思わず「もう一回見せて」と言いたくなるほどの圧倒的な墜落シーンの後はすべて砂漠。砂漠を延々2時間も見せられるわけですが、ジョン・ムーアの映像は砂漠の美しさや恐ろしさをあますところなく伝え、2時間の映像を単調にはしていません。「ドーン・オブ・ザ・デッド」のザック・スナイダー、「コンスタンティン」のフランシス・ローレンスと並んで、これからのハリウッド大作を引っ張って行きそうな才能だと思います。願わくば、マイケル・ベイではなくデビッド・フィンチャーのように育って欲しいものです。
[DVD(吹替)] 9点(2005-11-19 19:29:58)(良:1票)
83.  ブラザーフッド(2004)
韓国映画はなぜここまでベタベタなんでしょうね。過剰も過剰、正常なドラマとしてはすでに成立しないレベルにまで行っちゃってます。兄弟愛=過剰、兄弟の変貌ぶり=極端、ドラマを盛り上げる音楽=大袈裟。間違いなく「プライベート・ライアン」の影響を受けた本作ですが、同じく過剰な演出が感動の邪魔をするスピ演出の悪い面まで引き継いでしまったようです。その一方で、戦時下の混乱や戦場のストレス、捕虜への虐待などの脇の部分はよくできていたことが、本作のクォリティーが決して低くないことを証明しています。だからこそもったいないわけです。もっと地に足のついたドラマであれば、より感動できる映画になったでしょうに。また売りである戦闘シーンに関しても、同様のもったいなさを感じます。ハリウッドの何分の一の予算でここまでの戦闘シーンを作り上げたのは本当に立派で、「予算がないから」と適当なレベルでお茶を濁す日本映画界とのレベルの違いを見せ付けられました。技術レベル云々ではなく、韓国映画界の持つ熱意を感じましたね。しかし、戦闘シーンもドラマパート同様にしつこすぎるのが残念。兵士同士の肉弾戦が異様なまでに長いために緊張感がなくなり、しかも劇中何度も何度も出てくるんですね。実際の戦場の生死とは、もっと刹那的なものだと思います。どこからともなく飛んできた銃弾であっさりと命を落とす、そんなものではないですかね。ゴロゴロと上になったり下になったりを延々見せられるのは、本筋とあまり関係のない路上プロレスを延々3分もやってしまった「ゼイリブ」みたいでしたよ。ま、この直球勝負のしつこさが韓国映画の味といえば味なんでしょうけど、私には違和感がありますね。ま、ヨーロッパあたりの映画祭で賞を獲るような起伏のない映画にはもっと違和感を覚えるんですけどね。
[DVD(吹替)] 5点(2005-06-05 18:42:29)(良:1票)
84.  プッシーキャッツ
映画としての出来はアレですけど、アイドル映画としては珠玉の仕上がりだと思います。「かわいい」の一言で説明のつくステキな映画でしたから。楽曲のレベルの高さもうれしかったです。毎度のことながら、ハリウッド製ミュージカルの楽曲はなぜこんなにもレベルが高いのかと思ってしまいます。そしてなによりレイチェル・リー・クック(以下クック)ですよ。まさかクックを映してるだけで90分をもたせる映画が存在するだなんて、こいつは奇跡です。正直、クックさえ映ってればよかったですもん。ノーブラでわいわいとか、サービスも結構してくれるし。まさに低年齢化した「チャーリーズ・エンジェル」でした。アイドルさんたちを邪魔しない程度のお話には、この際つっこみますまい。考えてみれば傑作「ファントム・オブ・パラダイス」と同じような話ではあったんですけどね。冒頭に登場するデジューはジューシー・フルーツだったし、クックはジェシカ・ハーパーに似てなくもないし。ま、印象は正反対の映画ですけど。しかしアメリカのわからんのは、タラ・リードがマット・デイモンの大ファンだってシーンがあったでしょ。別にマットが悪いってわけじゃありませんけど、「なんでマット?」って感じです。アメリカ人って、なぜかあのジミーちゃんを心底かっこいいと思ってるんですよね。この趣味はちょっとわからんです。同じく、クックがいまいちパっとしない理由もわかりません。あんだけかわいかったらもっと売れてもいいような気もするんですけど、意外にも大作への出演経験がないんですね。ウィノナが万引きでダメになった今、あのポジションにとって代わるのはクックしかいないでしょ。と思ってもう数年になるんですけど、ねぇ。点数に関しては、さすがに面白い映画ではなかったので7点以上は不可能。クック&楽曲に6点を献上します。
6点(2004-10-09 15:37:28)(良:1票)
85.  フレンチ・コネクション2
フランス語をしゃべれるという理由だけで雇われたフランケンハイマーですが、さすがは巨匠というか、完全に自分の色に染めてしまってましたね。リアルな雰囲気が主役だった前作とは正反対に、今回はポパイによる男のドラマとなっています。フランスにまで出張して青い目の銭型警部と化したポパイですが、もう彼のパワーがフルスロットル。ジーン・ハックマンの演技はオスカーを受賞した前作以上に鬼気迫るものとなっています。とくに禁断症状の中、野球談義をしながら泣き崩れるシーンは、これだけでオスカー数個分に匹敵するのではと思いました。今回は捜査らしい捜査もなく、冷静に証拠を追いかけていた前作とは別人かのように、怒りにまかせてホテルを焼き払うシーンまであります。今回の相棒となるバルテルミーとは文化を越えて理解し合い、彼が第1作のラソーに負けないほど活躍するのかとのかと思いきや、結局は何の役にも立たないし。もうポパイの映画なんですよ。ドキュメンタリーを見ているかのような前作に対し、今回は良くも悪くもテレビの刑事ドラマのようでした。土曜ワイド劇場みたいな安い音楽、第1作と比べるとあんまりなDVDの画質もその雰囲気をばっちりフォロー。これはこれで面白いんですけど、前作のファンとしては物足りなさを感じました。ただし恐ろしく印象に残ったシーンがひとつ。ポパイがホテルに監禁されて麻薬漬けにされるシーンで、おばあさんが「私はイギリス人だから英語を話せる」って言ってボロボロのポパイに話しかけてくるんですね。いい人なのかな?と思いきや、ばあさんの腕は注射の跡だらけ。ポパイの腕時計を盗みに来ただけだったんです。このシーンにはかなり凍りました。
7点(2004-09-27 02:31:15)(良:1票)
86.  フレンチ・コネクション
面白い!。定石通りの正当な刑事ものとしては、これを越えるのはちょっとムリではないかと思います。フリードキンというのはさすがドキュメンタリー出身というか、細部までリアルに見せることでこの映画は成功しています。全編ロケによりNYの殺伐とした雰囲気が味わえるし、各シーンをとにかくじっくり見せてきます。重要な情報を握っても張りこみには一晩をかけ、証拠を積んだ車を確保してもなかなかブツは見つからず、結局車の解体をじっくり見せられるわけです。タレコミ屋から情報を聞き出すシーンひとつにしたって、どんな状況でどうカムフラージュしながら接触するかまで丁寧描写。普通の映画なら「情報が入った」「証拠がみつかった」の一言で片付けられるシーンでも、実に事細かに描くことで捜査が活き活きとしてくるんです。そうした一連の描写が説得力を持たせてくれるおかげで、伝説のカーチェイスがさらに際立って見えてきます。まぁ私の個人的な意見としては、ハイライトのカーチェイスよりもシャルニエを尾行するシーンの静かな緊迫感が好きですけど。そして「これで終わり?」みたいな唐突のラストはいかにも70年代。「立つ鳥後を濁さず」みたいな潔さを感じました。それにしてもこの映画、かのスピルバーグが大ファンで、初のハードボイルドである「マイノリティ・リポート」ではかなり参考にしたとか。
8点(2004-09-26 23:39:33)(良:2票)
87.  ブラッド・ワーク
(注意!:激しくネタバレしてます。未見の方が読まれると必ず後悔します。自己責任で読んで下さい) 地道な捜査を重ねて行くあたり、本物のサスペンスって感じでうれしかったです。こういうの書かせるとブライアン・ヘルゲランドはうまいですね。確かにツッコミどころもいろいろあって、冒頭、あのシチュエーションで犯人が逃げおおせたのは不自然だし、銃撃した車に逃げられても何のフォローもなし。あの車、早く警察で追跡しろよ。ラストだって、イーストウッドひとりで助けに行く前に、早く警察に連絡しろよって思ったし。しかし、全体としてはなかなかに上質なサスペンスだったと思います。心臓移植された元刑事というヘンテコな設定もちゃんと活きていて、イーストウッドが発作で死にはしないかと終始ハラハラしながら見ることができました。ジェフ・ダニエルズがよくないという意見もありますが、私はよかったと思いますよ。確かに後半、キ○ガイがバレた後の演技は月並みでしたけど、気のいいごくつぶしの演技はピッタリきてました。「Mrダマー」とか「スピード」とか、相変わらず相棒役が似合いますねと思いながら見てました。そのおかげでドンデンは結構衝撃的でしたよ。イーストウッドもこの意外性を狙ってキャスティングしたんだと思います。そして最後に残る印象は「ダーティーハリー6」。そう思えば、ジェフ・ダニエルズもスコルピオに見えてきます。
7点(2004-09-10 23:34:51)(良:1票)
88.  フェノミナン
バリバリ男子校感覚の私、感動とか涙を嫌う私を素直に感動させた、直球勝負のいい映画です。「泣け、泣け」みたいな押しつけがましい感動が横行する中、こういうしっとりとした映画はいいですね。
8点(2004-08-05 22:14:00)
89.  フロム・ダスク・ティル・ドーン
マクドナルドと吉牛がいっしょに来たような映画。私はおいしくいただきました。
7点(2004-08-05 12:31:00)(良:1票)
90.  ブロブ/宇宙からの不明物体
この手のジャンルでは最高クラスの傑作です(B級モンスター映画でという括りですけど)。軍隊出動あたりでモンスター映画から怪獣映画に進化し、後半の怒涛の展開には燃えに燃えました。「ドリームキャッチャー」や「BATS蝙蝠地獄」など、軍隊出動のモンスター映画は数あれど、ここまでテンションをあげてくれる映画は滅多にありません。さすがフランク・ダラボン。主人公が高校生ってあたりがいかにも80年代ですね。これや「ザ・グリード」の続編をずっと待ってるんですけど、いつになったら作ってくれるんでしょう?
9点(2004-08-03 00:09:07)
91.  ブラックホーク・ダウン
アメリカ万歳映画だと言う人もいますが、それは間違い。これはアメリカがどうしたとか、ソマリアがどうしたとかいう話ではなく、もっと普遍的な、戦争というテーマを包括的に扱った映画だと思います。ソマリア内戦はあくまで題材なのです。空襲の被害をテーマにした「火垂るの墓」が反米映画ではないのと同じです。この映画は政治的な意味において、戦争を肯定も否定もしていません。意見を超えた真実を見せようとしてるんです。「パール・ハーバー」のような代物とは混同されないように。戦場を徹底的に見せるという目的において、この映画は完全に成功しています。映像ですべてを語ってしまってますから。そして戦争というものの捉え方も、この映画は正しいと思います。兵士はなぜ戦うのか?そこに仲間がいるから、それだけ。反戦でも厭戦でもなく、これが戦場の真実、戦争を職業とした兵士の意見だと思います。アメリカの正義も、民主主義の布教もここにはないのです。この映画が提示するのは、よい悪いではないのです。
10点(2004-08-02 01:16:27)(笑:4票) (良:10票)
92.  フェア・ゲーム(1995)
シンディ・クロフォードがわがままなバカ女で、あまりの不快さに彼女の死を願ってしまいました。あ、それってテロリスト視点じゃん。そう感じた時点でこの映画終わってんじゃん。
2点(2004-07-19 05:06:40)(笑:1票)
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