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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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21.  マダム・フローレンス! 夢見るふたり 《ネタバレ》 
戦争の時代に活動した伝説の音痴の歌手、マダム・フローレンスを演じるメリルが初めて歌うシーン。 ”ハッホッハッホッホ~~~~~!!”思わず笑ってしまいました。 メリルが極めて高い歌唱力を持つ女優さんであることは、「ハリウッドにくちづけ」などの映画でも明らかです。 そんな彼女の音痴っぷりは必見ですが、変わることのない彼女のパワフルな歌声は見事でした。 メリルはこの実在の人物を実に大らかに楽しそうに演じています。近年の作品では「ジュリー&ジュリア」の彼女を思い出します。 メリルの独壇場の映画と言いたいところですが、パートナーを演じるヒュー・グラントもまた良かった。 これまでにもラブコメを中心に、ちょっといい加減だけど憎めないキャラを演じれば抜群だったヒューさん。 本作で演じる役は微妙な役どころですが、ラブコメでこんな役を演じ続けてきた彼ならではの良さが出まくっています。 彼女の歌を絶賛する音楽愛好家の人々。その一方で彼女の知らないところでは常に彼女の歌声を嘲笑する人々もいる。 彼女が歌うと思わず笑ってしまうのですが、この2通りの人々を見ていると、途中からは複雑な気持ちにもなる。 それでも、病気と闘いながらも音楽を心から愛し、自分の歌を愛してくれる人のためにレコードをプレゼントし、 命を懸けて戦場で戦った兵士達のためにカーネギーホールで歌おうとするフローレンスと フローレンスの周囲から批判や嘲笑を徹底的に遮断し、彼女を守り支える夫。 そんな2人の姿に切なさも感じるのですが、ほっこりした気持ちにもさせてくれる夫婦の奮闘記でした。
[映画館(字幕)] 7点(2016-12-01 18:16:05)(良:1票)
22.  街のあかり 《ネタバレ》 
無表情で寡黙な登場人物、踏みつけにされ底辺に生きる主人公。 本作も監督名を伏せられて見てもカウリスマキの映画だなあと思わされる世界観。 その不器用さを利用され、強盗の共犯にされ1人で罪をかぶらされ服役し出所後も過酷な展開が。 しかし控え目に挿入されるユーモアが効いている。そして最後に彼は差し伸べられた手を握り返す。 そこには確かなぬくもり、カウリスマキの優しさが感じられました。
[DVD(字幕)] 7点(2016-02-25 18:33:43)
23.  マジック・イン・ムーンライト
お年をめされても確実に毎年新作を撮り続けてくれるアレン。ファンとしては嬉しい限りです。 前作では久々にアメリカに戻って笑いの要素を抑えたアレン節を見せてくれましたが、本作では再びヨーロッパにとんぼ返り。 南仏を舞台にアレンらしい音楽と美しい作品の色で1920年代から30年代の人間模様、恋愛模様をコミカルにノスタルジックに描いた、 これも彼が得意とするパターンの手堅い1本です。このパターンのアレン映画に漂う雰囲気は相変わらずロマンティックでいいですね。 もう50代も半ばになるコリン・ファースとまだ20代のエマ・ストーンのロマンス。 年の差がそれほど気にならない。コリンはまだまだラブコメがいけますね。 彼が演じるのはガチガチの合理主義者にして理屈っぽいインテリの皮肉屋。こういうキャラが登場するアレン映画はやはり楽しい。 コリンの持ち味がよく出ている、少々堅めにコミカルに演じた霊能力者のインチキを暴こうとするこの男、 阿部寛が「トリック」で演じた上田次郎を思い出してしまいました。 人生、時には幻想も必要。どんな合理主義者にもインテリにも、時にどうにもならないのが人の恋する気持ち。 アレンがもう少し若ければ、自ら演じて作品の中でエマと恋に落ちたかったことでしょう。 エマ・ストーンの魅力も存分に引き出された作品です。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-11-07 17:34:59)(良:2票)
24.  マスク・オブ・ゾロ
ゾロのカッコよさ、ゾロものとしての痛快さは話が単純で文句なしのカッコよさをほこる「アラン・ドロンのゾロ」の方が好きです。しかし、2代にわたるゾロと、その周囲にいる男女をめぐる愛憎入り混じるストーリーは非常によく出来ているし、ヒロインの美しさもよく映えていて、本作ならではの良さも十分に感じられる作品でした。アレハンドロvsエレナの対決に鉱山での最後の大決戦とアクションも見応え充分。昔から何度も映画になってきた怪傑ゾロ。のさばる悪をくじき、その悪に苦しめられている弱き人々を助ける正義の味方。日本の時代劇にも通じるものを感じますが、やはりこういうストーリーは時代や国は変わっても人々に受け入れられていくものだなと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-07 21:13:31)
25.  毎日かあさん 《ネタバレ》 
原作の知識は全く無い状態での鑑賞でした。小泉今日子と永瀬正敏という、実生活でも夫婦であった2人が主演。どんな思いでの共演だったのかは分らないけど、2人とも好演でした。  キョンキョンは「あまちゃん」でも感じたことですが、平成の今の時代の胆っ玉母さんとでもいうのかな。こんな母親役がすっかり板についてきました。  永瀬もアルコール依存症、戦場カメラマンの頃のトラウマを抱え、終盤は余命僅かというシリアスな設定の中でのコミカルな演技がいい。そこには子役の存在も大きいのですが、2人の子役が可愛らしくて和まされます。自分の余命を自覚した後の彼と家族の日々の姿と、特に今の毎日の幸せをカメラに収めていく彼の姿が印象に残ります。  「泣いてるヒマがあったら笑おう」というキャッチコピーがいいですね。本作の最後、子ども達が母親を励ますシーンは見事にこのキャッチコピーを表していました。
[地上波(邦画)] 7点(2014-01-06 17:22:32)
26.  マイ・フェア・レディ
やっぱりこの頃までのミュージカルって陽気で楽しくっていいですね。本作の場合は3時間近い長尺ですが、やっぱり楽しいのでそれ程長さを感じさせません。  特にインターミッション前ですね。僕のお気に入りは、イライザが花売り娘からレディへの第一歩を歩み出す頃。基本的に本作はダンスが絡むシーンは少なく歌が中心となっていますが、イライザ、教授、大佐の3人が陽気に歌い踊る“スペインの雨”、そして口の悪い花売り娘だったイライザのレディへの変身を予感させるように、オードリーがそれまでとは一変してチャーミングになる“踊り明かそう”もいいですね。さらに続く“アスコット・ガヴォット”での色彩感覚も見どころです。  でもインターミッション後がちょっとテンションが下がっちゃうんですよね・・・。それでも主役抜きで下町の面々が陽気に賑やかに歌う“時間通りに教会へ!”がそんな雰囲気を一変させてくれます。  この時既にオードリーは30代半ばなのですが、やはりオードリーには娘役がよく似合います。
[DVD(字幕)] 7点(2013-01-26 22:11:13)
27.  マリリンとアインシュタイン
冒頭、映画の撮影現場。通気口の上に立つ白いドレスのセクシー女優。通気口から風が吹く度にスカートが舞い上がる。その度に見物する男達から歓声が上がる。しかし、当時のその女優の夫である体格のいい男だけは不機嫌そうにそれを眺める。そしてホテルに滞在する原子爆弾に関係がある著名な物理学者。さらに1人の政治家。  この冒頭は紛れもなく「七年目の浮気」の例のシーンであり、この女優はマリリン・モンロー。夫は勿論ヤンキースのスーパースター、ジョー・ディマジオ。(実際にディマジオはこのシーンの撮影現場を訪れ、このマリリンの姿に激怒したそうですね。)物理学者とは勿論アインシュタイン。そしてもう一人、マッカーシー上院議員。  しかしこの映画、この人物達を指しているんですけど、あくまでも全員が“らしき人物”なんですね。人物の設定には現実感がありそれぞれの当時の苦悩が描かれますが、深夜にホテルの一室で彼らが集うという設定はあり得ないだけに、やはり“らしき”で良かったのでしょう。このシュールさの中にあるリアルさに不思議な面白さがある作品です。  他の映画にも見られるようにやはり本作でも女優として、一人の女性として苦悩を抱えるマリリンの姿が辛かった。それだけに、アインシュタインと相対性理論を楽しそうに語り合うチャーミングなマリリン。この姿が本作で一番印象に残る彼女の姿なのでした。
[DVD(字幕)] 7点(2012-08-18 23:15:41)
28.  真夜中のカーボーイ 《ネタバレ》 
冒頭のNY行きのバスの車中がいいですね。ジョーの無邪気に車中の人達に話しかける表情と主題歌の優しいメロディがいい。しかしこの主題歌がNY到着後はピタリと止まる。  2人が出会って以降は彼らが真面目に働くでもなくどんどん夢から遠ざかっていく厳しい現実や都会の冷たさをこれでもかと見せる。また、ラッツォの悪化していく体調は確実に救いの無いラストを予感させますが、不器用な人間臭さとユーモアのある2人の描写がそれらを上手く和らげています。ジョーが冒頭から唯一の友であるかのように頬を寄せて耳を傾けていたラジオを手放すのはラッツォに真の友情を感じたからなのか。  悲劇が待ち受けていたマイアミ行きのバスの車中のラストはどう解釈すべきかと思いますが、冒頭以来の主題歌の優しいメロディが流れている。ジョーは初めて真面目に働くという意思表示をする。冒頭の車中の無邪気さとは対照的な表情を浮かべるラストの車中のジョーに人間的な成長を感じたいと思う。厳しいがそこに希望を見出したいラストでした。
[DVD(字幕)] 7点(2011-05-22 15:21:10)
29.  マイ・ライフ、マイ・ファミリー
両親とも兄弟とも遠方に離れて暮らす自分にとってはとても考えさせられる映画でした。この映画の父と息子、娘もそれぞれが離れ離れに暮らす。抑揚の無い映画で感動を誘う筋書きも演出も無い。しかし、決して満足のいく毎日ではなく、それぞれの人生に対し不器用で、それぞれの人生に事情を抱えた兄妹を演じたホフマンとローラ・リニーの2人が素晴らしく、それだけでも見て良かったと思える作品でした。描かれる内容は綺麗ごとばかりではなく家族の難しさも感じさせられますが、そんな中にも随所に優しさが感じられる静かな味わいのある映画でした。 
[DVD(字幕)] 7点(2010-10-08 21:07:40)
30.  マグノリアの花たち
世代も性格も価値観も違う女性たちの友情と、サリー・フィールドとジュリア・ロバーツの母と娘が互いを思う気持ちと2人それぞれがわが子を思う母親としての気持ちが心に染み入る映画でした。温かくて優しくユーモアにあふれ、特にお葬式の後に彼女達が口論になり、そして笑い合う姿が特に強く心に残ります。よくぞこれだけの顔触れが揃った豪華な女優陣それぞれの持ち味がよく出ていて、男が目立たない映画ですがお父さんのいい味も見逃せない。そんな人々が暮らす小さな町の描写に、優しさを感じさせる控えめな音楽が作品にとても良く合っていました。
[DVD(字幕)] 7点(2010-02-06 15:11:59)
31.  マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶 《ネタバレ》 
イタリアが世界に誇る名優マルチェロ・マストロヤンニ。もうこの世を去って10年以上になりますが、僕の大好きな俳優です。その人物像が生前の本人の口から、彼の実の娘達の口から、あるいは彼と親交の深かった多くのイタリア映画界を代表する映画人の口から語られる貴重なドキュメンタリー。誰の口からも語られる彼の素朴で謙虚な人柄、台本を全部覚えずに撮影現場に現れるがいつも完璧な仕事をしてくれるという独特の役作りの手法など、映画を観ているだけでは決して分らない彼の素顔に触れることができたようでとても嬉しい気持ちになりました。クラウディア・カルディナーレが語った衝撃告白にはちょっとビックリでした。そんな素顔の彼と、彼の偉大なるキャリアを振り返る数々の出演作の数々の彼の名シーンを楽しみ、堪能した。ヴィスコンティ、デ・シーカ、スコラ、フェリーニ、そして今も活躍するトルナトーレに至るまでイタリア映画界が世界に誇る巨匠達との数多くの仕事をはじめ、数多くの映画に常に主演し続け、スランプの時期も無く、彼の長いキャリアを通してずっとトップの地位に君臨し続けたこと。これらの事実は彼の映画を見ているだけでは見えない所での努力と、周りから愛され続けたその人柄と無関係ではないと感じました。マストロヤンニが大好きな方にはきっと楽しんでもらえる作品だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2009-09-05 11:53:50)
32.  マルタのやさしい刺繍 《ネタバレ》 
わっ!この作品が登録されているなんて知らなかった!でも、嬉しいですね。スイスも日本と並んで世界有数の長寿の国。人生を謳歌するのは若者だけの特権じゃない。むしろ、数多くの人生の仕事を成し遂げてさあ、これからやりたいことをやるぞ!と言うくらい元気でいていただきたいですし、そんな社会であって欲しいですね。でも刺繍の腕前を活かして小さな刺繍のお店を始める程度なら良かったのですが、よりによって山あいの小さな小さな村でランジェリーショップを開いたもんだからさあ、大変!村の陰険な指導者や息子に嫌がらせや営業妨害を受けるのですが、このおばあちゃん達がなかなかしたたかなんです。息子の嫌がらせを逆手にとってやり返すわ、店売がだめならパソコンを習ってネット通販を始めるわといった具合でとにかくこのめげない元気さが微笑ましかったです。このおばあちゃん達の挑戦は果たしてどうなるのか?それは正直想像通りの分かりやすい展開に行き着くのですが、こういう映画はそうあって欲しいですし、新たな事にチャレンジするのに、夢を叶えるのに年齢なんて関係ない、というこの作品のメッセージが素直に受け入れられる映画でした。死んでほしくない人が死んでしまう展開は好きではないのですが、鑑賞後は不思議と爽やかな気持ちになれました。でも、やっぱり丘の上でのピクニックのラストシーンは仲良し4人組で迎えてほしかったなあ・・・。
[映画館(字幕)] 7点(2009-08-27 23:02:07)(良:1票)
33.  マンマ・ミーア! 《ネタバレ》 
ABBAは大好きでよく聴いたので僕は楽しめましたよ!最後にもう一度ダンシング・クイーンをやって欲しいなあ~と思っていたらしっかりやってくれたのが嬉しかったですね。全部知ってる曲ですし、観ている最中も終わって映画館を出てからも思わず歌い出しそうになってしまいました。風光明媚な島の風景、海の美しさもとても印象に残りました。メリルをはじめ皆の弾けっぷりも楽しく、何だかとても幸せな気分に浸らせていただきました。
[映画館(字幕)] 7点(2009-02-23 21:50:41)
34.  マンハッタン殺人ミステリー 《ネタバレ》 
久々にコンビを組んだウディ・アレンとダイアン・キートンが相変わらずの名コンビぶりを見せてくれたのが嬉しかったです。サスペンスといえども、そこはやっぱりアレン流。この作品でもおなじみのアレン節で、とにかくアレンがしゃべりまくってくれます。それに絡む久々の競演を全く感じさせないダイアン・キートンもお見事!の一言。特に犯人に脅迫電話をかけるシーンは大爆笑でした。この作品でも全編に見られるNYのさりげない風景。やっぱりアレンの映し出すNYは素敵ですね。
[DVD(字幕)] 7点(2008-12-05 21:35:07)
35.  マークスマン(2021) 《ネタバレ》 
リーアム・ニーソンも既に70歳を超えた。 本作で演じるのは妻を亡くした喪失感から立ち直れていない孤独な男、元海兵隊員ジム。 退役軍人、元刑事、元CIAなど、ニーソンの実年齢に合わせた定番の役どころになってきた感がありますが、 近年も変わることなく強い男を演じ続けており、本作も含めてそれがまだまだ絵になっている。 アリゾナのメキシコとの国境で、組織から追われてメキシコから逃げてきた若い母親と少年ミゲル。 母親は組織との銃撃戦の中で命を落とすが、アリゾナから、母の死に際に依頼された、シカゴの親せきの家まで。 妻を亡くした男と母を亡くした少年の2人旅を描くロードムービーの色合いが濃い作品。 旅の途中の車の故障と自動車工場での緊急の応急処置、そしてミゲルに拳銃の使い方を教える。 これらが最終盤の決着に向けて伏線になってくるんだなと見当はつく。 車はその見当通りとなり、ミゲルと拳銃に関してもラスボスとの戦いの中、やはりと思いきや、 最後の最後、ジムの取った行動が鑑賞後の後味を悪くしなかったし、 ジムとミゲルに別行動をとらせた、この最後の決戦は十分見応えがあるものになっていたと思います。
[試写会(字幕)] 6点(2023-09-07 17:23:04)
36.  マイ・スパイ
元WWEのスーパースター、バウティスタ主演のアクション・スパイコメディです。 このバウティスタ、ぱっと見は強面ですけど、 WWEのトップグループにいた人なので演技力は確か。コメディもお手の物です。 CIAの武闘派スパイが小学生の女の子に振り回される。 可愛い子役の女の子は無敵です。CIAの武闘派だろうが、誰も敵いません。 最近ちょこちょこと見かけるクリステン・シャールも不思議な味のあるコメディエンヌで、 本作でもしっかりと脇を固める重要なピースとして機能しています。 この手の映画は、中盤まではほのぼの、終盤はちょっとしたアクションとハラハラドキドキ。 でも安心して見ていられて笑いドコロも十分。 そしてラストはめでたしめでたし、これでいいんだと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-05-12 13:10:45)
37.  マジェスティック(1974) 《ネタバレ》 
アメリカ映画で大きな農場といえばトウモロコシ畑と相場が決まっているのですが、 スイカ畑というのが珍しい。で、そのスイカ畑をやっている田舎のおっちゃん役があのブロンソンです。 何年か前にロスでムショに入っていたことがある前があるようですが、スイカ畑のおっちゃんということ以外、全く正体不明。 ブロンソンだから当然ですがただ者ではない。やたらと強い。この土地の犯罪界の大物を前にしても全くひるむこともない。 序盤からの、スイカ畑と自分が雇った労働者を守るために戦う冷静沈着、寡黙で強いブロンソンがやっぱりカッコいい。 しかし仲間が酷い目に逢わされ、せっかく収穫したスイカがマシンガンで粉々にされるに至り、 冷静沈着に振る舞っていたブロンソンの怒りがついに爆発します。 あとはいつものブロンソンの復讐モノと同じく、奴らを皆殺しにするまでです。 ブロンソンだけでなく、ブロンソンに寄り添うメキシコ移民の女もまたカッコよかった。 ブロンソン映画の女といえば、ジル・アイアランドですが、 本作に関して言えば、このメキシコ女を演じた女優さんがピタリとハマっていましたね。
[試写会(字幕)] 6点(2021-10-29 21:29:45)
38.  マーガレットと素敵な何か
10代半ばの頃「ラ・ブーム」で人気に火がつき世界のアイドルになって以降、出演作が途切れることなく映画に出続けている。 ソフィー・マルソーは女優として本当にいい年齢の重ね方をしている人だと思います。 本作では、大きなプロジェクトを抱えバリバリ仕事をこなし、人生をひた走ってきたアラフォー女性を演じています。 そんな女性が40歳の誕生日をきっかけに自分の人生を見つめなおすストーリー。 と言ってしまうと新鮮味はあまりありませんが、そのきっかけが7歳の自分から届いた手紙、というのが面白いところ。 まあ、その手紙の内容が結構大人びていて7歳の子どもが書く内容ではないのですけどね。 ソフィー演じるアラフォー女性が生きる今の現実の世界と、その一方でファンタジックな作品の世界観。 その両方を自然に演じるソフィー・マルソー。本作でもやはり素敵なのでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-07-18 21:09:23)
39.  マラヴィータ
70歳を超え、最近はすっかり丸くなった感があるデ・ニーロですが、マフィア役になるとしっかりマフィア顔になりますね。 アメリカからノルマンディーの田舎町に正体を隠してやって来た元マフィア一家。 デ・ニーロは勿論ですが、嫁、娘、息子、家族全員がキレると何をしでかすか分からない。 特にいくつになってもお美しいミシェル・ファイファー&娘の美少女ぶりとキレた時のギャップや、 偶然が重なり対立するドンの元に彼らの居所のヒントが掲載されている新聞が届いてしまうくだりはなかなかの面白さ。 しかしヒットマンの一団がノルマンディーの田舎町に乗り込んできてからは、緊張感漂う全く別の映画のようになります。 この終盤のアクションも含め、デ・ニーロとスコセッシを迎えたベッソンの、2人へのリスペクトを随所に感じます。 特に「グッドフェローズ」と上映後に悪ノリしているデ・ニーロが可笑しかった。 いっそのこと敵対するマフィアのドンがジョー・ペシだったりしても良かったかも。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-11-27 21:23:53)(良:2票)
40.  マイ・ファニー・レディ 《ネタバレ》 
何ともお久しぶり、ピーター・ボグダノヴィッチの新作です。 ですが、"cheek to cheek"のフレッド・アステアの歌声から始まるオープニングといい、 矢継ぎ早に小噺のようなシーンを挿入してくるニューヨークを舞台にしたラブコメ群像劇的作風といい、 断片的に幾つかのシーンを見せられて、「ウディ・アレンの最新作です」と言われれば納得してしまうくらいに ウディ・アレン・タッチのコメディとなっています。 また、高級ホテルの部屋を登場人物が出たり入ったりは、ボグダノヴィッチ監督作である 「おかしなおかしな大追跡」を思い出します。 ボグダノヴィッチの代表作である「ラスト・ショー」と「ペーパー・ムーン」でスターの座を掴んだ、 シビル・シェパードとテイタム・オニールが顔を見せてくれます。別に誰が出てもいいような役でのご出演ですが、 この2人にとっては恩人ともいえるボグダノヴィッチの久々の新作に声がかかったのは嬉しかったんじゃないかな。 フレッド・アステアに、さりげなく台詞の中に登場するオードリー・ヘプバーンにラストには巨匠ルビッチが・・・。 ボグダノヴィッチがその昔、夢中になって見ていたのであろうハリウッドのレジェンドへのオマージュも。 90分の中に色んなお楽しみが挿入された名匠ボグダノヴィッチの久々の新作、一番楽しんだのはボグダノヴィッチ自身なのかもしれません。
[DVD(字幕)] 6点(2017-01-09 15:16:59)(良:1票)
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