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1.  ラプラスの魔女 《ネタバレ》 
 特殊能力者の話は結構あるが、この話は所謂超能力ではなく、超計算能力ともいうべきもので、人間スパコンなんだなというように理解した。現実の世界では機械の計算力が上がって、我々が恩恵を被った最もポピュラーなものはおそらく「天気予報」だろう。だから、この気象を予知できる能力というのはギリ納得できる感じだ。もっともセンサー部分に関しては謎だけど。  桜井君に対してドライアイス的な気流を流し込む映像は説得力があったが、肝心の二つの殺人事件の再現をしてくれないのは不親切だ。これは純粋なミステリではないので、物語の主軸がこの映画監督たちの話に持ってかれるのはしょうがないけど、東野圭吾作品であるからそういう部分は期待してしまう。  犯人である映画監督の論理があまりに稚拙で、ちょっと萎える。最後の監督の独りよがりな論理に対して、息子の言う「一人一人が原子」の話は、もうちょっと前に伏線的に表現されていればよかった。   それにしても、主人公の一人、すずちゃんは当然としても、研究室の助手、怪しい教授の助手、プロデューサーの若妻と、美女しか出ないな、この映画は。
[DVD(邦画)] 6点(2018-11-18 21:22:27)
2.  ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜 《ネタバレ》 
 一度食べたらその味を忘れない。それが大事なことだと確か『王様のレストラン』でも言っていたな。でも、一番大事なのはそれを再現できることじゃないのかな?まあいいけど。   劇中、麒麟の舌の説明を聞きつつ「なんでタイトルが『記憶』なの?」と思ったが、お店の火事のシーンで鮮やかにそれが解決される様が見事。このシーンの二宮君の瞳に炎が蘇る描写で、それを表現したのは凄いと思った。  途中、二宮君が「思いを込めて料理を作れば、おいしいと言ってもらえる、というのはどうか?」みたいなセリフを言うシーンで、それを口に出す(セリフで言っちゃう)かぁ?と思ったが、心配をよそにそれを超えて物語は感動的に展開した。  才能あるものがそれに溺れて、周りとの軋轢を生みやがてダメになってしまう。遂に本人もそれに気づき、生き方を変えて幸せを取り戻す。シェフとギャルソンの違いはあるが、前述のドラマ『王レス』もそうであったように、このプロットは王道なのだと思う。それを大戦中の日本軍の陰謀を絡めつつ、料理人の魂を込めたレシピと思いをつなぐ歴史の物語としたのは、面白かった。誰かのセリフで「のちに軍部が盧溝橋事件を起こし」と言ってたので、その前に実現しなかった陰謀事件という態なのだろう。   アイドルメンバーの映画と言って低評価をするには、能わない映画であると思う。  この物語に付け加えるには、蛇足的な感じもするが、エンドクレジットと共に映し出される佐々木充作の料理の詳細も見たかった。
[DVD(邦画)] 8点(2018-05-30 21:28:16)
3.  ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 《ネタバレ》 
 なかなか宗教的で、我々日本人にとっては居心地の悪い結末の物語である。   最後に二通りの話を聞いた白人が、言った。「シマウマと君の母は足を骨折し、コックはハイエナで、トラは君だ」と。しかし、私は違う気がしている。船員とコックの話にはトラはいない。なぜなら、トラこそが神であり、だからこそ、そちら側が神の物語なのだと。  思えば、少年時代の「数々の神」を信じようとするエピソード、最後に神を信じない人の代表として日本人を出す為に、渡航するのに日本の船を使う事など、うまく構築されているのだと思った。   この物語で描かれようとしたのは、信じる対象としての神ではなく、いつもそばにいる神、助けてくれるばかりでなく時に厳しい神。そんなものだと思う。  確かに、聖書などを読むと、神と言うのは実によく人間を試す、ダメと思ったら簡単に滅ぼす。供物を怠れば苦しめられ、テリトリーを侵せば怒り、恩恵は共にいてくれる事だけ。付き合いずらい事この上ない。そんな相手と彼は共にいる術を身に着け始める。インドでどんな宗教を学んでも、判らなかった神と共にいる事を。  だから、主人公は最後に振り向いてほしかったのだ。共に生きた者として、相手に認められたかった。恐ろしいモノ、畏怖するものではなくなった相手に、そっちもそう思ってもらいたかった。  あゝ、神よ。私はあなたにとって何だったというのですか?創作物でよく見るこの問い掛けこそ、彼の涙の意味だったのではないだろうか?  だからと言って、この結末は不幸ではないと思う。いや逆に彼は、心委ねられるモノ・そばにいるものを実感した事による、信仰力とでもいったものを得たのだろう。あの幸せそうな家庭は、そういったものに裏打ちされている気がするのだ。   そして日本人、である。八百万の神などと言うが、日本人ほど神に対して無節操で、心の奥底でそれを信じていない国民は無い、とも言われる。  そういう事への皮肉を、自虐的に笑う事は出来るが、気持ちの良くない表現ではある。
[DVD(字幕)] 8点(2013-06-15 08:55:55)
4.  ラヂオの時間
こういう、止めることの出来ないものをドタバタしながら持ちこたえる、「ショー・マスト・ゴーオン」的なシチュエーションを書かせると、三谷幸喜の右にでるものはいない。 事態がどんどん悪い方へ転換する、その理由が実に理不尽で、憤ってしまうが、この物語の中の待ったなしの状況が、この見る者の憤りさえも時間の流れに押し流してしまう。いつの間にか、「どうする?どうする?」と思わされている時点で、三谷の勝ち。なんだか巧くやられた感じがする。 ところで昔、学校の放送部で作ったラジオドラマで、効果音など作った経験もあって、手作り効果音の部分はちょっと感じ入る所もある。でも、あれ実際やった音と違うよね。そこんところ、少し残念。
[DVD(邦画)] 8点(2011-08-11 15:44:51)
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