21. リリイ・シュシュのすべて
既視感があるというか、いろんな映画や小説を寄せ集めてイメージビデオにしてみました。という印象ですけど、北関東の鬱屈した中学生の雰囲気は充分に伝わってくる。それをリアルと言えるのかは賛否がわかれるのでしょうけど、中学生の不安定な時期にこの程度の逸脱やイジメなら別に珍しくはないような。あらためて中学時代の危うさと瑞々しさは感じる事はできた。あの頃に戻ってみたいようなみたくないような複雑な気持ちにはなる。そういう心を動かされるモノはある。 群像劇なので個々の物語は弱いし、そもそもイメージビデオ的なので、物語性を求めるものではないだろう。詳細な製作過程は知らないのだが、「ネットとリアル」というのがひとつのテーマではあるハズで、そこへのツッコミというか問題提起が弱かったように思う。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-02-12 14:07:42) |
22. 理想の恋人.com
《ネタバレ》 離婚中年の悲哀とネットで相手探しのイタさ等々終盤までは面白かったが、ラストのご都合主義と川に飛び込んじゃうのはちょっとイタさを通り越して呆れる展開。全体的には『55歳からのハローライフ』ほど過酷ではないが、アラフォー向けにマイルドにした感じで、見る世代を選ぶのかも。どうやらR-35指定となっているようだし。「老いらくの恋」についてはまだ自分ではよくわからないが、時間との戦い的な焦りもあるのかと。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-02 09:48:06) |
23. 理想の女
《ネタバレ》 いい女は2種類しかいない。全てを知り尽くした女と何も知らない女。なんて宣伝文句につられて期待したんだが、騙されたような。中盤で「実は母娘でした」って展開から男としはちょっとシラケタかな。結局は母娘の話になってるんだが、娘を捨てた理由もよくわからないし、妙な形で和解しちゃうのも唐突な印象受けるし。「AはBだが、CはD」的な説教クサイ台詞の挿入もクドくて、自分はこういう格言が響かない人生を送ってるんだなあという気づきはあったので、それはそれで収穫ではあるけど。 [地上波(吹替)] 5点(2014-08-15 10:55:03) |
24. リアリズムの宿
ダルイ感じは悪くはないんだけど、設定にリアリズムがないかな。ちょっとあざといと言うか。オノマチは可愛くていいんだけど。 [地上波(邦画)] 4点(2014-02-28 12:46:15) |
25. 竜馬の妻とその夫と愛人
なんだこれ? <追記>13年ぶりに再見。初見は意味不明だったが、今回は事実関係を追いかけながらフィクション性を確認するという見方をした。結果、少しだけ歴史の勉強にはなった。再婚相手の西村松兵衛や義理弟の菅野覚兵衛というのは実在したらしく、おりょうが貧乏長屋暮らしをしていたのも事実のようである。おりょうのその後という着眼点は悪くはないし、そこから妄想を膨らましたのだろうが、コメディにも人情モノにもなっていない。演者はそんなに悪くないので脚本がダメということになるが。尚、「龍馬」ではなく「竜馬」としたのは司馬遼太郎を意識してのことだろう。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2009-09-21 03:11:56) |
26. リンダ リンダ リンダ
《ネタバレ》 なんと言っても、校舎がボロくて汚い。これが、地方都市の高校生の日常って感じで、皆さんが言うようにリアル感があっていいんだけど、実際にはもっと地味だろうな。文化祭の屋台とか見世物って基本はクラス毎だと思うんだけど、ここはバレーとかバスケとか部単位でやってるのが不思議。部活に入ってない生徒は何もできないじゃんよ。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-09-21 07:00:15) |
27. リップスティック
《ネタバレ》 復讐したい気持ちはわかるけど、いくらなんでも射殺して無罪はないわな。日本でも裁判員制度が始まれば、こういう無茶苦茶な判決がでるんだろうか??? [地上波(吹替)] 5点(2008-03-21 02:45:54) |
28. 掠奪された七人の花嫁
《ネタバレ》 誘拐されて、山奥の雪の中で監禁されて、でも好きになっちゃう。ミュージカルとは言えあまりにもお気楽な展開?それとも閉じられた世界ではこうなっちゃうのが必然なのかな??? [ビデオ(字幕)] 6点(2006-09-23 16:01:39) |
29. リスボン特急
アラン・ドロンがカッコイイのは認めるけど、展開・内容が陳腐なのは否めない。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-10-29 04:32:34) |
30. 猟奇的な彼女
「猟奇的」という題名から、男への復讐に燃える悪女が主役のサスペンス映画だと思っていたのだが、想像と全く違った。彼女の行為は単純に男の気を引きたいだけのワガママとしか思えない。通常とは逆のパターンでの異性へのアプローチだが、この手法は外見に相当自信がない限り使うべきではないでしょう。 <追記>18年ぶりに再見。内容は殆ど覚えていなかったが、前の感想と同じように単なるワガママ娘の話でしかく、たいした話でもない。終盤の展開も弱いし、オチもご都合主義的。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2005-01-04 16:20:59) |
31. RETURNER リターナー
これはあちこちからわざとパクッてるんでしょ?目くじら立てずにパロディーとして見ればまあまあかな。 5点(2004-09-05 23:31:45) |
32. リトル・ヴォイス
母親役は演技が大袈裟。あのハシャギぶりは中年(老人?)の悲哀の反動だと思われるが、ちょっと不自然。助演男女の存在感が大きくて、主演男女の存在感が薄い。これでは脇役の仕事をしていない。ショービジネスのギャンブル性について認識するにはよいかもしれない。一発当てたい人の心理は判らないでもない。 4点(2004-08-08 18:18:01) |
33. リコシェ
人の恨みはかっちゃいかんよ。まあ、警察じゃ仕方ない面もあるけどやり方はあるだろう? 6点(2004-07-19 15:57:48) |
34. リトル・ストライカー
能力は経験と自信とまわりのサポートがあって初めて開花するんだなあと思いました。「メルギブソン、ターミネーター、トラだ!連続殺人犯だ!」って・・・。殺人はいかんよー。 7点(2004-04-19 23:49:15) |
35. リトル・ブッダ
「無常観」ってのは、我々にとっては理屈ではなく、体感としてわかるものだと思うが、この作品でどこまでそれが西洋人に伝わるのだろうか?という疑問が残る。が、別に伝わらなくとも、東洋には西洋には判らない独自の考えがあるという事が伝わるだけでも大きな意味があると思う。 8点(2004-04-04 16:24:09) |
36. リアリティ・バイツ
私もこの手(自分探し系?)の映画は結構好き。イーサンは高校時代に受けた「いまを生きる」の反動が出て、キーティング先生の教訓を彼なりに実践しているのかなあと思ったよ。(いまを生きるという名のモラトリアムかもしれないが。)オチが楽しみだったが、2人の恋愛話で終わってしまったのが残念。今35だけど、いい年して相変わらず自分探し中だなあ。いつまで経ってもホント現実は厳しいよぉ。 7点(2004-03-31 00:31:15) |
37. リターン トゥ ニューヨーク 裏切りの街
ストーリーも登場人物も安っぽい。悪役にはもっとキレて欲しかった。 3点(2004-03-16 15:06:15) |
38. リトル・ロマンス
中学生のくせに、初デートでハイデッガーを語り合うマセガキぶりには閉口するが、好きだなあこういうの。「普通の人が起こす奇跡が伝説になるんだ。必要なのは勇気と想像力」にはヤラレマシタ。 8点(2004-03-02 03:32:52)(良:1票) |
39. リトルマン・テイト
「自分がこの子のような天才だったらどうしよう?」とありえない空想をしたのは私だけでしょうか??? 6点(2004-02-26 12:05:45) |
40. 旅愁(1950)
どうしようもない大人の不倫映画。 昼ドラ的展開なのだが、イタリア観光案内 でなんとか救われている感じ。 もうちょっとロマンがあるのかと思ってた。 奥さんの手紙を不倫相手に見せちゃだめでしょう。 読み上げる不倫相手もどうかしてるよ。 奥さんがあまりにも可哀想です。 3点(2004-02-18 02:18:12) |