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アルメイダさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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1.  惑星ソラリス 《ネタバレ》 
165分2部構成・・な、長い。  途中で眠くなって1部2部と分けようかとも考えたんですが、  話自体は面白いので忍耐(苦笑)で観終えました。  リメイク版のほうがさらに眠いらしいので今回はオリジナルを。  ロシア映画なんて初めてでしたから覚悟はしていましたが、  ロシア語ってフランス語のようなボソボソ感で、  最近スペイン映画とか観だしたからギャップで慣れるのに戸惑った。  とりあえずはSF映画の有名な作品は観ておかないとと。  この作品はセリフがまず少ないのです。  音が完全にないシーンもあります。  ミサ曲のような音楽が流れる中、絵画のようなシーンが続きますと、  もう半分観るまでには眠くなったりしちゃいます。  「2001年宇宙の旅」が合わない私だからこれは予想どおり(爆)  観てくれこの世界といったような敷居の高い作品なのですが、  こちらのほうが哲学性は大きかったと思う。  というのもSFといっても宇宙がほとんど出てこない。  飛行士が車で走る近未来の街がなんと東京首都高というのも意味不明・・  全編に渡ってレトロな未来感というものは感じなくて、  全くレトロそのものなのでした。  宇宙の大きさやオシャレさを描いたキューブリックのほうより、  ソラリスのほうがさらにカルトだと思いました。    どちらが好きかと聞かれたら困る・・    人間の深層心理を解いているSFであり、  宇宙ものと観るとあれっ?と思う。  どっちもどっち・・  でもまあこっちの方がテーマが内面に向かってるような気がして、  私は哲学SFのほうがいいなぁと。  答えがないからどうにでも取れるところがよい。  取りようによったらこのラストはかな~り暗いです。  諸星大二郎の世界みたいな果てしないどんよりした暗さ。  救済のエンディングだと取れば他人事とわりきって見られるけれど・・  自己救済、郷愁、償いといったテーマ。  人間はどこに向かってゆくのか?  銀河系の世界のようで実は鏡の世界のようなこの作品は、  ラストをひとりで観終えるとかなり・・重いかも。  音楽が全編ホラーっぽいのも○。  こういう映画を観るとSFの基本である、  植物が鍵となる演出が多いのに納得。  
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-02-28 09:04:50)
2.  我が家の楽園 《ネタバレ》 
松竹新喜劇のようなストーリーです(爆)  いやぁここまでコテコテですと古き良きアメリカ映画と言われても、  私にはついていけず置いていかれたまんまでした。  なぜなんだ?なぜアカデミー賞作品が合わないんだ?  しかもキャプラなのにJ・スチュワートのそれも若い頃のなのに・・  はて・・?あぁ、そういえば私は寅さんや松竹系人情喜劇が合わなかった・・  しかしこれは洋画だしそれも賞作品、しかしついてゆけない・・  コメディだと確認しながらも時折シリアスになるので、  何か学ぶものがあるかもとかまえれば時代が違うからついてゆけない。  学ぶというのも変でたいそうなんですが、素晴らしき哉やスミスがどうしてもちらつく(笑)  あのふたつとはジャンルが違うので比べちゃいけないのですが軽いんです。  しばらくしてまた再観賞すれば違う評価かもしれませんが・・  どのお話どの人に感情移入すればよいのかわからないままでした。  そのわりに長く感じたのは脚本はコメディなのに凝っていたからだと思います。  面白く観られたのは変な家族の変な夕食と監獄の中でのやりとりかな。  家族のありのまんまを両親に見せたいと言う秘書の恋人の気持ちはわかる。  けどあんたはなんでそんなに天然なの?って思うんですよね。  あの変な家族のありのまんまを見せたら元から結婚賛成してない母とかはもう・・  好きになったらゴーイングって笑えるんですがついてゆけない(笑)  そんなにお人よしなら家出してこの変な家族に入りなさい。  もう養子になっちゃえば?とか思ってたら家出しちゃった(爆)  ・・まさに舞台喜劇の世界です(舞台劇のほうがいいかも)  今回も秘書役=賢い恋人はJ・アーサーで天然いい人はJ・スチュワート。  このコンビは完璧で違和感もないのですが私にはついてゆけない~  この家族もこの爺さんもいい人たちなのですがなんか違う。  税金払わない時点で立ち退きなのにとか思ったり、  このてのコメディを真面目に観ちゃいけないんですが、  これは社会風刺コメディなんだとはわかっているんですが、  根がいい人の集まりの家族ってとこがどうも笑えないのです。  火薬を縫ったキャンディの箱を近所に配るなんて笑えない。  しかも赤=革命を起こせみたいな表書きなのですから、  この風刺がドタバタ劇の発端になってはいるのです。  
[DVD(字幕)] 5点(2005-10-09 15:18:45)
3.  悪い奴ほどよく眠る 《ネタバレ》 
ラストにドーンとその題が現れるともう、言葉をなくしてしまいます。     なにかが足りませんので題材の説得力が伝わってこないのです。  それは何かと考えました。  悪い奴・・もっと掘り下げて描いてもよかったのでは?  「天国と地獄」の犯人のような時代の必要悪の否定や理由のない反抗の怖い環境の哀れさ。  そういったある意味犯人=悪人の過去や人間性が足らなかったように思います。  これを観ると政治家や建設業がみんな悪く見えてくる(笑)  もちろんそれは一部であることは承知ですが、親玉の描写が足りない。  過去に心の傷を負うとかトラウマですね、そういうのを絡めるとステレオタイプになる。  けれどそれにしても主役の西秘書の家庭環境や身の上は細かいのに、  影の主役である義父役をこんな時代劇の悪役のような描写だと憎しみが薄い。  観客も感情移入して悪い奴は悪く思いたいのですが・・  途中まで逆に西秘書の方が悪い奴か?と首を傾げたくなるくらい粘着質です。  この主役・・またまた黒澤映画には不可欠な三船さんでしたが、  全く今回は気がつかなかったです。  メガネをかけてすごく若く見え私にはG・ペック日本人版か(苦笑)と見え、  三船さんはセリフが少ないほうが存在感があるなぁと妙なところで感心。  しかし脚本は良く出来ており昔見た「砂の器」とか思い出しました。  復讐は美学とも言われていますがそれはマフィアとかの世界で、  こういう現代サスペンスになると美学とは言えません。  復讐とはノウノウと行き続ける悪を本当に眠らせること。  だからこの映画の後味は悪くちょっと考えます(重い本を読み終えたような)  それでその手の作品を見たあとはしばらくはその気分にひたるのですが、  現実的に気味が悪いのでいいほうに考えたり映画の世界だと忘れようとします。  「天国と地獄」「悪い奴ほどよく眠る」このふたつは外国の監督でいうと、  白黒のときのシドニー・ルメット(十二人の怒れる男の監督)の社会派の世界です。  黒澤監督は本当に白黒映画がうまいと思う。  
[DVD(字幕)] 7点(2005-10-09 14:59:20)
4.  ワイルドバンチ 《ネタバレ》 
 ・・どうやら本物の(当たり前だ)西部劇のようです。  でも不思議とそんなに古くさく感じなかった。  なぜなんだろうか。  たぶん演出に全く違和感がないからでしょうか。  私だけ違う感覚なのかもしれないけれども・・  この映画の中で一番の見せ所と私は思う冒頭の強盗シーン、  「ソードフィッシュ」に似ていないですか??  終わって即ソードフィッシュと見比べましたが時代が全然違うのですが、  この冒頭のシーンはかっこいいと思いました。  いや、強盗や殺しでかっこいいというのも変ですが、  殺しのシーンはうまいんだなぁ・・タイミングというか。  スローの入れ方やセリフの間合いとか最近のギャングものは影響受けてると。  登場人物が大変多くて2枚組みの1枚目ではまだついていきかねていました。  強盗シーンから始まりこの一味を逃したことで、  保安官はグループの元仲間だった男をおどし(監獄へ返すと)一味を捕まえろと命令。  強盗グループが主役みたいなのですが、  メキシコに渡りある土地で将軍に武器を調達することを命じられます。  アパッチ将軍率いるその土地にはたびたび襲われますが、  武器がちょろくいつも相手に負けているのです。  武器を輸送列車から奪うシーンは迫力なので劇場で当時観られた方は楽しめたでしょう。  橋が落ちるシーンも見事でしたがさらに古い作品で「アラビアのロレンス」を観たら・・  こういう面白いアクションもロレンスを超えられないなぁ・・  ただ、内容自体は面白いし何回か観られる作品だと思います。  ただ略奪して殺しあう映画でもありませんしメロドラマもないです。  本当は一番の見せ所かもしれないラストの惨殺シーンは合わなかった。  ひつこすぎる~(苦笑)戦争映画かと思いました。  登場人物それぞれに面白いあだ名がついておりこれもややこしい。  鉄道、バイク、う~んたくさん出て来すぎるんですが、覚えれば面白いかも。  たぶん何回か観るとまた評価があがる映画だと思います。  何回か観られるとも思いますよ。  強盗グループが主役のようですが私はなぜか一味を追う元仲間が気になって・・  このグループは捕まえるためにあとから追う役なのに地味でみすぼらしい。  それが逆に気になって面白いんですよ。  時間も長いのでレンタルで観て気に入ったらどうしょうかなとも思っています。 
[DVD(字幕)] 6点(2005-09-23 12:29:33)
5.  わらの犬(1971) 《ネタバレ》 
ペキンパー作品の第1鑑賞にこの作品を選んでしまったからか、  実に暗いシリアスな映画でした・・  こちらは題どおり戦争映画です。  同じ暗いバイオレンス映画ならば背景が明確なジャンルにしたかったなぁ。  憎しみの背景が戦争や差別なら共感できなくてもわかるものってあるのですが、  これは非暴力主義者のD・ホフマンなのです。  見ていていらいらするくらいの平和主義なのです。  このことなかれ主義なホフマンが「パニックルーム」と化した後半、  我慢の限界がブチ切れ報復してゆくのですが・・  陶酔さえ浮かべるエンディングに後味はよくはありません。  でもやつらはやっつけたじゃあないか!  という問題でもないというのがこの映画の言いたいことなんですが、  最初は報復もアクションが派手で面白かったのですが、  ちょっと長すぎる気がしないでもありません。  「二十日鼠と人間」のように1発でケリをつけて後味の悪さに考え込む映画もあります。  ここまでアクション過多にするともうほとんど戦争です。  わが家が戦場と化した疑似体験をし帰る場所をなくしてしまったのです。  普通のひとが本能に目覚めるさまは「ファイトクラブ」のほうがわかりやすい。  「時計じかけのオレンジ」も同じです。  ひとはどこまでひとになれるのか、「タクシードライバー」にも似ています。  田舎が舞台で真面目すぎる主人公が迫害を受けるということで、  「アラバマ物語」にも似ていますが・・(私はわらの犬のほうがいい)  ねちねちと進んでゆくホフマン夫婦迫害の手は、  最期で一気に爆発して報復して後味の悪さが味わえる・・  と思って観ていたのですがなんかあっさりしちゃった。  どうして「天国と地獄」のような後味の悪さがなかったのか。  まああそこまで後味が悪い映画ではなかったことが救い(天国と地獄は最高ですが)  ここまでやるかぁ~というバイオレンス過多は、  タランティーノの描写が軽く思えるような重さはありました。  後半はパニックホラーが終わったあとみたいな感じで・・  少し傾いた構図、スローモーション、止まるくらいゆっくりしたフラッシュバック、  スピード感あるアクション・・とまあ、私的にはデ・パルマやジョン・ウーに近いと思う。    
[DVD(字幕)] 5点(2005-09-11 11:27:40)
6.  忘れられない人
とても評判のいい悲話なんですが、 ある愛の詩現代版といった感じで、感動はなかったです。 邦題も読んでそのとおりな安易な題ですし。 結末がわかるだけに、もっともっとドラマチックな展開がほしい。  
4点(2005-03-01 05:39:54)
7.  ワーキング・ガール
今から振り返るとすごい俳優陣だったのですね。 シガニー・ウィーパーやハリソン・フォードが脇役というのもすごいが、 ケビン・スピシーもどこで出てたんでしょうって感じで・・ 実際、映画事体は当時のバブリーな時代を表すようなご都合主義。 でもこの年代のサクセスものって軽くて説得力はないんだけど、 主題歌がいいんですよね。 カラオケで日本語の方をよく歌います。 島田歌穂さんの、ステップ・バイ・ステップです。  
4点(2005-02-25 07:11:33)
8.  ワンダー・ボーイズ 《ネタバレ》 
ボブ・ディランの主題歌より、ジョン・レノンですね。 車輪を眺めてるって曲・・過去の栄光から離れ、自分探しの旅に出る主人公と、これからの栄光に旅する題名の主人公の青年。 お互いの一夜はトリップでつながり、淡々としてます。 よく考えたら自分勝手なんですが、それでも自分の居場所を見つけられたんでしょう。 ハードボイルドっぽい作りにも取れるし、そのわりに淡々としすぎて、俳優が有名でうまいので救われてると思う。 誰が本当の主役なのかわからないですが、トビーの才能のおかげでマイケルの時代が終わるのがわかるのですから、 もっとマイケルが才能の行き詰まりに嘆くのを、大げさにでも描いてくれれば起伏があったかも。恋愛も描くから淡々となったのかな。 DVDをパソコンで再生してたので、エンディングは面白い感覚でした。マイケル・ダグラスは本当に演技に幅がある。 でもやっぱりマイケル・ダグラスらしい。 トビー・マグワイア目当てで見たのですが、私には若かりし日のアル・パチーノのイメージが強いです。スケアクロウあたりの。それと不思議な暗さがあるのでホラーにも出てほしい。  
6点(2004-05-19 10:03:38)
9.  ワンダフル・ファミリー/ベイビー・トーク3
シリーズ中一番で、これ一本でも十分通用すると思いました。 やはり、クリスマスなんですかね。赤ちゃんがしゃべる前2作が、 下ネタが目立ち面白いだけのワンパターンに終わったのに比べ、 この作品は監督が変わったからか好きです。 トラボルタの、クイックステップやボックスルンバが見れたので、保存版にしたく安く再販されるのを待ちます。 ダンスファンのかたはニヤニヤするシーンがあります。 こういうドラマの中に、ほんの少しミュージカルが 入ってるのは楽しい。 動物がしゃべるほうが違和感ないし、私はこの作品の出来は 良いと思います。 
8点(2004-01-17 19:59:28)
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