Menu
 > レビュワー
 > チャーリー さんの口コミ一覧。10ページ目
チャーリーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 552

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
>> カレンダー表示
>> 通常表示
181.  救命士
確かにスコセッシとシュレイダーのマッドな世界を今になって見せられても、“フーン...”という風に、さして刺激的なものとして映らないけど、それにしてもこれだけの人数がReview投稿していて平均点4点台とは勿体ない作品。スコセッシの歯切れのいい演出はすこぶる絶好調で、近年数多く公開される“衝撃作”とは名ばかりの“ふぬけ映画”とは明らかに一線を画すほど、骨のある映画だと思う。
7点(2001-11-17 16:49:05)
182.  スリーピー・ホロウ
ええっと、この映画は悪くないですね。ホントにオスカーのノミネート&受賞結果に表れているように撮影・美術関係が本当に素晴らしいです。特にモノトーン調に徹した撮影は素晴らしく、物語の秘めたる不気味さという感覚の恐怖演出の助長に一役かっていたと思う。ただ個人的には「Planet Of The Apes/猿の惑星」で見られたような、バートン的遊び心が少なくて寂しい気もしなくない。
8点(2001-11-16 00:14:15)
183.  マグノリア
やはり自分の感覚には合わない映画でした。この監督、そんなに群像劇が上手いのだろうか? 確かに最終的には一つの結論に行き着くようによく練られた脚本は書くとは思うけれども、自分的には「ブギーナイツ」の時もそうだが“オオッ”と惹かれるようなシーンがない。一つ一つのシーンの断片が、正直言ってあまりにもインパクトが弱い。老成した脚本なのに演出が焦点を絞りきれていない気がするんです。そしてあのオチはいきなり強烈なインパクトを持って来た。あそこで奇跡を生まないで、もう少し違うシーンで奇跡を作って、もっと前半のシーン一つ一つに重みを持たせて欲しかった。言葉は悪いけど、前半などは一つ一つのシーンを軽く流してしまっているような気がして、好きになれませんでした。まぁそれでも観ても損はないですよ。
6点(2001-11-10 15:03:18)
184.  スケアクロウ
確かに「真夜中のカーボーイ」とコンセプトは似ているけど、あっちも傑作ならこっちも傑作。敢えて音楽を流さずにじっくりと2人の出会いを対照的に描く点が秀逸。2人の絆の強さは計り知れない。物語のスタート当初はハックマンが主導権を握っていて、洗車で稼ぐというのも彼のアイデアだが、結局パチーノに影響されて物語の終盤ではこの2人の友情は“ライオンの存在感”に象徴される。きっとこの2人の友情は、今でもどこかで生きているだろう。
9点(2001-11-08 22:49:14)
185.  ムーラン・ルージュ(2001)
おそらく好き嫌いがはっきり分かれる映画でしょうね、これは。私はかなり楽しめたのですが、元来ミュージカル映画が嫌いな方や、一連の往年の名作ミュージカルが好きだった方にも嫌いわれるかもしれません。このミュージック・スコアがたいへん興味深くて、この路線で当たった人は最高に楽しめるという可能性を秘めています。ただ中身は地味に結構ブラックかな。
9点(2001-11-06 19:26:44)
186.  ディア・ハンター
数人の田舎町に暮らす男たちの、あまりに残酷な青春群像を描いた名作ではあるが、正直言ってそこまでの作品とは思えない。明らかに前半の1時間はダレているし、ロシアンルーレットのシーンを除いて、全般的にダルい印象が拭えない。本作が遺作となってしまった名優ジョン・カザールの演技をここでは特筆しておきたい。
7点(2001-11-03 17:24:48)
187.  インビジブル(2000)
ホント、このストーリーはちゃっちぃですね。それもチョット確信犯的にストーリーを軽視し過ぎかな。良く悪くも、やはりポール・バーホーベンの映画でしたが、その中でもケビン・ベーコンのキャラが古典的過ぎて説得力がない。終盤も、もっともっとしつこく、かつグロっぽくやってくれるかと思ったら、なんだか妙に爽やかなエンディング。観て損したとは思わないが、それほど面白いものでもなかった。
5点(2001-11-02 22:55:13)
188.  ブルースカイ(1994)
トニー・リチャードソン監督が亡くなってしまい、色々な権利問題でしばらくの間お蔵入りになっていた作品。ジェシカ・ラングが2度目のオスカー・ゲットも納得の熱演ぶりで、特に序盤の彼女の演技には目を見張る物があった。物語としては、古びた感じのする作品だし、これといって特筆できる面は少なかったように記憶しています。ところが中盤、夫が強制入院になってしまうエピソードから急激にスリリングになっていく。なかなか見応えのあるメロドラマ的作品です。
8点(2001-10-31 22:25:30)
189.  オープン・ユア・アイズ
よぉ~~し、きたきた。“話しに無理がある”...同感です。“一番可愛そうなのはヌリアだ”...同感です。“結末が強引だ”...同感です。“心理的恐怖感がある”...同感です。でも断言します。僕はこの映画は「頑張った」映画だと思う。そして僕はそれに酔いしれた。低予算で作られた作品だとは僕も思いますが、それでいて安っぽい演出はなくて、都会の清潔で無機質な空間が品のあるムードを出している。ちなみにキャメロン・クロウの手によって「ヴァニラ・スカイ」というタイトルで“リ・イマジネーション”される作品ですが、それはそれでかなり楽しみな作品。
10点(2001-10-30 23:43:44)
190.  ゴッドファーザー PART Ⅲ
いやこの映画も基本的には素晴らしいと思いますよ。シリーズものの完結編とくると、どうしてもディレクターがまとめようとしたがるし、この作品も例外なくそうしようとした意図は見えるけど、巧くまとめた方だと思う。老け役に挑んだパチーノの熱演も、嫌味になってなくて素晴らしい。
9点(2001-10-28 23:25:26)
191.  グッドフェローズ
スコセッシのマフィアものの最高傑作だと思う。シビれるようなミュージック・スコアに、デ・ニーロの熱演。序盤のヘンリーの若き日の生き様からストーリーは飛ばしに飛ばす。スコセッシの最高にテンポの良い演出に、ミヒャエル・バルハウスの撮影も絶妙。おまけにジョー・ペシ、おっかねぇ~~( ̄o ̄)0・ャ...。
9点(2001-10-28 12:42:35)
192.  オータム・イン・ニューヨーク
世評ほど悪い映画だとは思わなかった。何より秋のニューヨークをとらえたショットや、窓越しに窓際に降り注ぐ雪が舞う冬へと転換させた撮影は悪くない。いやむしろ素晴らしいと思う。ストーリーもさして意外性のない定番化されたものだが、決して悪くはない。でも良くもない。まぁこれだけの人数の方の平均点が4点台ということで、かなり覚悟して観たというのも私の中で良く映った原因かもしれない。ヒロインの運命は妥当な終わらせ方をしたと思うが、ラストの演出は今ひとつ足りない。もう一手があれば、尚更良く映ったのに・・・。
7点(2001-10-26 16:03:09)
193.  ソードフィッシュ
どうでもいいけど、よくこの映画を公開する気になったな、ワーナー・ブラザーズ(笑)。まぁそんなことはさておき、いや半年くらい前に観てたらもっと純粋な気持ちで感想を書けたかもしれません。ジョエル・シルバーご自慢(?)のマシンガン撮影は効果的に映るし、トラボルタの悪役も良いと思う。でもいかんせん、一連の同時多発テロ事件が「現実」という世界に存在している以上、少し純粋な気持ちで観れなくなっている現状は少なからずとも自分にありました。なんだか作品の上っ面だけ書いてるけど中身はっていうと、宣伝みたく、やれドンデン返しがあるだの、『錯覚』(=ミスディレクション)があるだの言われていますが、少なくとも私はあまりにオチが陳腐すぎると思った。あまりに強引で、いい加減すぎる。だからこの手の映画だと期待しない方が無難かと私は思います。
6点(2001-10-24 22:48:55)
194.  ゴッドファーザー PART Ⅱ
本当に続編映画の鏡ですね。若き日のビトを演じたデ・ニーロは、そう出演箇所は多くないものの、とびきりの存在感を発揮している。一番痛切なのは、マイケルとフレドのエピソード。この作品の最大のポイントにデ・ニーロが挙げられがちだが、マイケルとフレドの関わりが自分の中では一番の見どころだった。正に映画史にその名を燦然と残す、娯楽大作。
10点(2001-10-24 22:46:15)
195.  長距離ランナーの孤独
いやぁ、素晴らしい映画でしたよ。序盤は主人公のシチュエーションがそれぞれ異なっていて時制が判りづらいのですが、中盤になってようやくハッキリしてきて、その効果がいかんなく発揮されています。そして終盤のフラッシュ・バックの多用による主人公の複雑な心理状態...見事なまでに表現されています。色々な意見があるとは思いますが、私はこの映画、凄いと思います。
9点(2001-10-21 11:58:51)
196.  スコア
いやこの映画は悪くない。全編に流れるオールドな雰囲気が観る者の感性を刺激できるか否かがこの映画の生命線になっているような気がする。マーロン・ブランドも当初思っていたより出演シーンが多くて、デ・ニーロも渋くてビックリした。ただラストのオチは、あまりに伏線が無さ過ぎて、どこら辺で疑うようになったのか全然判らなくて、ハッキリ言って不自然だという印象は拭えない。
8点(2001-10-20 10:29:07)
197.  大いなる勇者
孤高の雪原に生きる一人の若者の苦悩と苦闘。最初は希望に満ちた表情で悠然とした大自然に挑んでいくも、自然界は厳しい。それにアメリカの少数民族となっているインディアンと白人男性との関わりを見事に描いている。監督は「ひとりぼっちの青春」のシドニー・ポラックで、当時のアメリカン・ニューシネマの影響を強く受けた作風となっている。昨今、強く環境問題に関する喚起が行われるも、なかなか浸透していかない。正に人類に課せられた重要な命題であると言える。そんな中で求められるのは、根本的な省エネ生活や、自然環境に優しいエコロジーな生活。でも現代人にはなかなかできない。漫然とただ現状を維持しようとするから。別にそれでも構わない、ただ人間の本能的なサバイバル精神をここまで体現したR・レッドフォードの熱演をここでは称えよう。
9点(2001-10-17 23:55:03)
198.  ゴッドファーザー
なにかコルレオーネ・ファミリーの内側を覗き見させてもらっているような錯覚を生む。3時間という長尺を感じさせないストーリー構成で、ドンを演じたマーロン・ブランドもさほど登場シーンは多くないものの、正にハマリ役である。序盤の妹の結構披露宴パーティーから入るくだりや、料金所での「蜂の巣」、トムを相談役から解任し、その時ついにドンになってしまったと象徴させられたマイケル、と印象的なシーンの数々。正に後世に語り継ぐべき傑作です。
10点(2001-10-14 22:18:50)
199.  ガルシアの首
ペキンパーにしては控え目な作品という印象を受けたが、それでもダメ男の悲哀はさすがに出ていました。土臭いポール・ニューマン(?)といった感じのウォーレン・オーツもいい味を出していて、この映画の魅力を一層引き立てている。
8点(2001-10-14 22:13:23)
200.  金融腐蝕列島[呪縛]
これは久々に頑張ったと胸を張って言える日本映画の傑作でしょう。確かに人物描写は甘いかもしれない、「お堅い話し」かもしれない。でも、そんな難点をスピード感あふれる演出を施すことにより見事に吹き飛ばしている。ハリウッドだったらオリバー・ストーンとかが、ドロドロした映画にしそうだが、この映画はアッサリさせて刻明に事件の経緯を映し出している。私はこの映画、強くお勧めしていきたい。
8点(2001-10-10 23:57:16)
000.00%
110.18%
271.27%
3193.44%
4285.07%
5478.51%
6509.06%
78415.22%
813123.73%
912422.46%
106111.05%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS