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すねこすりさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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181.  刑事コロンボ/白鳥の歌<TVM>
エンディングがいいです。犯人の観念の仕方も味があります。相変わらず、シャーシャーとボケ振り全開の警部ですが、今回は、あの仕立て係のおばちゃんにさしもの警部も若干閉口気味で、見ていてオカシイ。それにしても、あんなに激しく燃えたのに、遺体は残留物が確認できる程度の損傷だったのでしょうか。かなり燃えてしまうのではないかと感じたのですけれど。それを見越して、薬で眠らせた、と勝手に思っていたので、薬が遺体から出てきたのは意外・・・。ま、もしかすると、これも警部のワナだったのかも知れませんが。なかなか味わいのある作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-11-13 16:25:39)
182.   《ネタバレ》 
最初、出てくる人が多くて、やや混乱気味。中盤からだんだん慣れてくると、話も一気に緊迫度を増す。予審判事が暗殺を疑い出してからが面白い。チョイチョイとしか出ないけれどイレーネ・パパスの存在感が凄い。時折はさまれるフラッシュバックが彼女の心情を物語る。勲章ジャラジャラの軍関係者が次々召喚され尋問を受け起訴を言い渡されるその帰りに、皆、同じ戸口から出ようとするシーンが滑稽で苦笑してしまう。そこからラストに至るナレーションが淡々としていて怖い。そうか、「Z」とはそういう意味があったのか! 言論統制ってやろうと思えば簡単なんだよな、きっと。こうしてくだらないレビューをネットに書けて、ありがたいことだ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-11-12 13:25:36)
183.  不滅の恋/ベートーヴェン 《ネタバレ》 
久々の再見。少年ルードヴィヒが池に身を浮かべ、水面に映った満天の星に包まれ、果ては宇宙空間に浮かぶシーンのバックに流れるのは、あの第九。第九、別に好きでも嫌いでもないけど、凄く感動的なシーンでした。全編に流れるのはもちろんベートーヴェンの名曲ばかり。今は亡きショルティのベートーヴェンか・・・と、在りし日の7番を聴きに行ったことを思い出して少し感傷に浸る。ピアノ曲もやっぱりいいなぁ・・・。相当の変人だったというベートーヴェンの描写はなかなか素晴らしかったのだけれど、不滅の恋人が彼女というのは(途中でもしかして・・・、と思ってしまうが)悪くないんだけど、ちょっとウーンという感じもあり。甥っ子が実は彼の子、というのは・・・どうなんでしょうね。でも映画としてはなかなか見所の多い作品だと思います。ピアノに耳を当てて「月光」を試し弾きするシーンも印象的。思わず、手塚治虫の「ルードウィヒ・B」を再読してしまいました。
[映画館(字幕)] 7点(2009-11-06 16:14:38)
184.  刑事コロンボ/野望の果て<TVM>
この作品は、コロンボ自身の、あの癖のある愛すべきキャラをこれでもかと、あちこちのシーンで展開してくれているのが楽しいです。歯医者でのシーン、現場に駆けつけた時のシーン、初めて犯人とサシで対峙したときのシーン、仕立て屋でのシーン、ポンコツ車を警官に止められた際のシーン、スタンドでの店員とのシーン・・・。これだけ鋭いながらもボケまくりのシーンを並べておいて、あの緊迫感に満ちた鮮やかな幕切れのラストシーン。見事な対比が、後味の良さを演出してくれています。犯罪自体は動機もトリックもいささかお粗末だけれど、本作はコロンボの人となりを堪能する作品だと思います。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2009-11-06 11:07:31)
185.  刑事コロンボ/権力の墓穴<TVM>
この次長さん、アホですね。呆れるほどアホです。大体ヘリから殺人現場を目撃するのを自作自演なんて、やり過ぎ。解剖したら、死亡時刻、水質なんか分かるじゃん。警察の人なのにそんなことも考えないなんて、(何度も言いますが)アホ過ぎです。コロンボとの心理戦も、相手がアホ過ぎるので緊迫感に欠けイマイチ。でも、やっぱり最後まで食い入るように見てしまうんです、コロンボ。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2009-11-06 11:04:24)
186.  肉体の冠 《ネタバレ》 
なんちゅう邦題だ。センス悪過ぎ。古い映画には結構多い「一目惚れ」、これもそう。一目惚れにしちゃあ、セルジュ・レジアニは本人も登場シーンも地味過ぎで説得力がイマイチ・・・。何で彼? と思わせるのが狙いなのかと思わせるほど、その後のマンダはカッコエエのです。惚れた女にゃ命を賭け、友情にゃ惚れた女を捨てでも命知らずの義理を通す、こんなオトコ、今時地球上を這いずり回って探してもせいぜい1人か2人(根拠はありません)見つかればいいとこでしょう。方やヤクザの情婦マリーも硬軟あわせ持つ気風が良くてカワイイ女。最後は悲惨な幕切れですが、人間ドラマに満ちたなかなかの逸品ではないでしょうか。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-11-05 16:39:47)
187.  ガス燈(1944)
怖いか、と聞かれれば、正直、ゼンゼン怖くないです。『歴史は夜作られる』では男気全開のシャルル・ボワイエが、こちらでは欲に支配された陰湿で頭の悪い夫役でしたが、この人は断然「悪役向き」の顔だと思います。バーグマンは美しいんだけれど、なんつーか、イライラさせられっぱなし。なので、夫の化けの皮が剥がれた後の凄みは、ギャップがあって少しだけ溜飲を下げてくれました。・・・とはいえ、まあ、私にとっては一度見れば十分、という作品です。
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-11-05 16:00:22)
188.  エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事
評価はイマイチ低調ですが、私はこの映画、ものすっごく官能的だと思います。見ていてジンジンして来ます。正直、ダニエル・デイ=ルイスって、あまり好きな俳優さんではなかったのですが、これで悩殺されて一気に好きになりました。馬車の中で手袋を外して・・・のシーン、これを「官能」と言わずして、何を官能と言うのでしょうか。灯台を横切る船に願をかけるニューランドに背を向け続けるエレン・・・、うっ、切な過ぎる。これだってもの凄く味わい深いラブシーンの一つだと思うんだけれど・・・。衣装も美術もステキ、音楽もなかなか。メイを演じるウィノナ・ライダーも清楚で従順そうな外面とは裏腹の策士を見事に演じていらっしゃいました。難を言えば、エレナのミシェル・ファイファーがちょっと魅力を出し切れていなかった所かな。それを差し引いても、これはある種の純愛映画として、かなりの佳作だと思います。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-11-04 15:02:18)(良:1票)
189.  恋人たちのポートレート
ラストシーンがなかなかです。こういう群像劇って散漫になるとつまらないけど、この映画はギリギリのところでバランスを保っていて、個性的な登場人物たちがそれぞれよく描かれているので楽しいです。でもやっぱり、ヘレナ好きの私としては、不器用で愛らしいアダが一押し。買い物依存症のエマもイイ。こういう作品は、もっと評価されていいと思う半面、ず~っと自分だけのとっておきにしておきたいですね。
[地上波(吹替)] 8点(2009-10-30 15:14:15)
190.  太陽と月に背いて
妻と再生旅行中、ランボーに引き寄せられて反対側の列車に乗り、妻にバカ面を晒すヴェルレーヌを見て、むかっ腹が頂点に達しました。私なら追いかけて行ってそのハゲ頭をカチ割ってやったかも。詩人だか天才だか知らないが、こういう人はこういう人たち同士の世界で傷舐め合ってろ、シャバに出てくんな、って感じ。すげぇ迷惑。天才が故の放蕩ぶりが芸術になるなんてチャンチャラおかしいっての。ディカプリオ演ずるランボーは、それでもまだ破天荒ぶりが「絵になる」が、シューリス演ずるヴェルレーヌは醜い・・・、ただただ醜い。こんなもん見せられた日にゃ、秋の日にためいき・・・だゼ。
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-10-30 14:58:40)(笑:1票)
191.  チャンプ(1979)
よく泣かせていただきました。・・・がしかし、最近見ると、ジョン・ボイトが所々(とくに遠目からのショット)、大泉洋に見えてしまい、涙がその都度引っ込みます。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-10-29 16:45:26)
192.  ヘカテ
う~ん、正直、オトコによる男のための映画って感じで、好きじゃない。現実には女に幻滅しているくせに幻想を棄てきれないロマンチックな(もっといえばオメデタイ)男性が絶滅していない証拠でしょうな、こういう作品が生まれるのは。現実的かつ男に幻想も抱いていない女の私から言わせてもらえば、「一目で心奪われる」なら、クロチルドはもっと万人が認める色気のある妖艶な美女を配して欲しかった。骨ばった顔と身体のローレン・ハットンじゃ・・・。ま、好みの問題なんですけど。全編覆う陰鬱な感じや気だるさも、オトコのロマンティシズム全開な感じでイヤ。あ~、ハイハイ、って言いたくなっちゃった。お好きな方、ゴメンナサイ。
[ビデオ(字幕)] 4点(2009-10-29 14:52:51)
193.  スリ(1959)
主人公の体にあっていないスーツの上着が気になって仕方ない(大きめでなきゃ仕事がしにくいからか?)。獲物を物色して歩く際の彼は眉毛だけが以上に目に付き、ヘタすりゃ「眉毛が歩いている」みたいに見える。そして、地下鉄内でタブロイド紙を広げて対象人物に近付いていく様は「異様そのもの」で挙動不審もいいとこ、怪し過ぎ。・・・という難点はあるのだが、何というか、手に汗握るシーンの連続と、主人公の心情変化が交互に波の如く心に迫り、目が離せない。ストーリーはあってなきが如し、という感じ。スリは映画にもドラマにも数多くネタとしては扱われているが、こういう「スリというお仕事」にのみフォーカスしたものは希少で惹き付けられる。こんな、ある意味「ドラマチックな」お仕事を経験してしまったミシェルは、果たして、ジャンヌと子どものためとはいえ、「アタリマエの」お仕事で先々人生納得できるだろうか。「ブラック・ジャック」にも「スリ」という話があったが、指を切り落とされても、結局、また元の稼業に戻っていたのを思い出してしまった。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-10-28 14:18:03)
194.  ブッシュ
その悪評も、結局のところ「映画にして回顧する人物ですらなかった」ということじゃないかしらん。案外、制作費を本人がこっそり出していたりして。オバマの出現で自分はすっかり忘却の彼方、せめてオリバーくんに一矢報いてもらいたい、なんて。そっくりさんオールキャストによる再現ドラマ。話のネタにどーぞ。
[DVD(字幕)] 3点(2009-10-27 16:16:32)(笑:1票)
195.  ケス
昔から、生まれ変わるなら「猛禽類」になりたいと思っている。バタバタ羽を動かさず上昇気流に乗って滑空するその様にホレる。世界的に見ても人間との関わりが浅くない鳥だが、決して人間に隷属しているのでなく、むしろ人間が敬意を持って扱うというその彼らの持つ「気高さ」に心酔する。そして奇しくもそんな私の思いをビリーは代弁してくれる。「飼い馴らすなんて無理さ。獰猛で超然とした鳥なんだ。僕さえ気にかけない。だから凄いんだ。~今だって姿を見させてもらってるんだ」と。この台詞を、15歳の少年が言うのだから驚嘆する。ケスと出会う前のビリーからは想像もつかない大人の台詞だ。『リトル・ダンサー』の脚本を書いたリー・ホールが本作を念頭に置いてホンを書いたというだけあって、設定はもちろん、専門書を古書店から拝借してしまうシーンなど、そのオマージュを端々に感じる。話は変わるが、つい先日の某新聞アンケートで、「人生、運と努力、どちらが大きく作用する?」という質問に対し、わずかに「運」が「努力」を上回っていたが、努力でどうしようもないものの筆頭として「出生」がダントツだったのが苦笑モノであった。本作の背景となるのはまさに出生により限界が決定付けられるという悲劇であるが、洋の東西を問わず、時代を問わず、人間にとってそれは変わらぬ重要なファクターなのかとしみじみ感じた。・・・といって、多くの現代日本人はその「運のなさ」を呪うでもなく、このビリーのように甘受しながら現実と闘って生きているに違いない。そういう自分もその一人に違いない。猛禽類に生まれ変わることも出来ないのだし。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-10-27 15:37:25)
196.  刑事コロンボ/歌声の消えた海<TVM>
「策士策に溺れる」「過ぎたるは及ばざるが如し」といった諺が浮かぶ作品。犯人は冒頭から「殺す気」満々。事前準備に、とにかくあれこれ動く動く。あんだけ動きまくって仕込みしたのに、いざ捜査段階になると、実はハナから「羽毛」でコロンボに目星をつけられてるんだから「骨折り損の草臥れ儲け」とも言えるかな。重罪を犯す人には小心者が多いと聞くが、この犯人はその典型。彼の誤算は、病室で30分毎に脈と血圧を測定するようになったことと、何より同じ船にコロンボが乗っていたことですな。ラストはお決まり、コロンボの心理戦にまんまと引っ掛かって幕。コロンボのアロハシャツ姿がステキ。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2009-10-23 13:54:15)
197.  刑事コロンボ/指輪の爪あと<TVM> 《ネタバレ》 
BS2で毎週放映してくれるようになり、昔の香りを懐かしむ楽しみができ嬉しい限りです。とはいえ、初回は見逃し、2回目の本作からの視聴と相成りました。咄嗟の犯行ということでトリックやアリバイ作りに見所はありません(というか、遺体を遺棄する際に思いっきり地面にタイヤ痕が出来ているのに、遺体発見の現場で捜査官の「タイヤ痕もありません」の台詞に思わず吹き出しました)が、コロンボ十八番の犯人との心理戦は見応えアリです。コンタクトの引っ掛けはよく考えたらほぼあり得ない話なんだけど、まんまと嵌るのは身に覚えがあるが故の愚かさ、というところでしょうか。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2009-10-23 11:08:26)
198.  穴(1960) 《ネタバレ》 
作業過程をひたすら映しており、それがまた面白い。房の床をいきなり鉄パイプで叩き出したのには唖然・・・。砂時計には、やるなぁー、と感心。その手際のよさといい、的確な動きといい、感動モノ。・・・それもそのはず、調べてみれば、あのロラン役の俳優は実際の脱獄囚だったとか。ジョゼ・ジョバンニ自らが脚本も手がけ、本職がその技巧をカメラの前で披露したのだから、リアルでないわけない、ってことか。ラストは、あの「アルカトラズ」とは異なり苦いものなのだが、それがまた味わい深い。とにかく男臭い、でも裏切りに女が絡む、The“男の映画”。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-10-21 16:38:38)
199.  ある公爵夫人の生涯
キーラ・ナイトレイは確かに整った顔だけれど、社交界の人気をさらったという魅力――滲み出る品性と知性美がまるでないのが致命的。なんでこのキャスティングなのかなぁ。レイフ・ファインズは良いのだが、こういう主人公が不遇であることがウリの映画では悪役を魅力的に描くのが鉄則なのに、デヴォンシャー公爵はただの冷血漢でイヤなヤツという単純な描かれ方なのもいただけない。衣装はさすがに見応えがあって良かったけれど。・・・まあ、ちょっと年齢的に厳しいかも知れないけど、キーラよりヘレナ・ボナム・カーターの方がハマったんじゃないかなあ、公爵夫人には。
[DVD(字幕)] 5点(2009-10-21 15:49:48)
200.  秘密と嘘 《ネタバレ》 
シンシアのように自己憐憫の塊みたいな人は大っ嫌いです。アンタだけじゃないよ、苦労しているのは。しかも、彼女の場合、苦労の原因を自分で作っているわけで。世の中、不可抗力で辛酸を舐め尽している人だって大勢いるのに、ナメたこと言ってんじゃねぇよ、と思う。彼奴らは、甘ったれで自分だけが大事なんだから手に負えない。映画にしろ文学にしろ、こういう周囲に多大な迷惑を撒き散らす自己陶酔&自己憐憫人間を賛美するような作品って結構あるけど、ちょっとオカシイんじゃないかと思う。そりゃ、真面目でトラブルもない人間描いたって話にならんのは分かる。だからって、賛美するなよ。すんげぇ迷惑なんだから、現実に近くにいたら。あんだけホーテンスに拒否反応示しておきながら、舌の根も乾かぬうちにオシャレしていそいそ会いに行ったりするところなど、腹立たしさを越えて可愛ささえ感じてしまう。でも、それが彼奴らの常套手段。娘の誕生パーティぶち壊しておいて「人生いいわね」なんて、いかにもなノーテンキ台詞で呆れる。私が娘だったら張り倒してやりたい気分。映画としての出来は良いと思うが、嫌悪感を禁じえない作品。
[DVD(字幕)] 6点(2009-10-16 15:29:51)
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