181. シコふんじゃった。
《ネタバレ》 モッくんのまわし姿がいかにもつまらなそうと思い込み、今まで見ていなかった作品。実際見てみたところ、これが結構面白かった。ポスターって重要ですね。結構予想通りの展開で、取り組みの結果も予想通りと、意外性というところはあまりないが、スポ根コメディで十分な満足感のある映画でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2015-03-03 17:01:08) |
182. 鍵泥棒のメソッド
《ネタバレ》 運命じゃない人を観たときに内田けんじは日本のタランディーノになり得る映画監督、脚本家だと思ったほど、よくあの低予算感であんな面白い物を作ったと思ったのだが、今回は若干、普通の監督という感じの評価にならざるを得ない。確かに、この映画は面白かった。面白かったのだが、なんというか独特なものがなく、ある意味普通の面白い日本映画という感じで、凄いどんでん返しがあるのか?どっかに裏があるのか?という期待をしすぎたためか、最後まで以外にストレートなストーリーで、若干拍子抜けしてしまった。なんかこう、デヴィッド・フィンチャーのセブンやゲームを見た後にどんでん返しを期待してベンジャミンバトンをみてあれ?っていう感じにちょっと似ている。次回作は、また私をびっくりするくらい騙してほしい。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2015-02-23 11:03:05) |
183. SAFE/セイフ
1時間半と短い上にスピーディーな展開なので、飽きさせる前に終わってしまうという感じで非常に観やすいアクション映画。ある意味セガールとかぶるくらい強すぎのきもしますが。 [インターネット(字幕)] 7点(2015-02-17 18:00:42) |
184. ロード・オブ・ウォー
《ネタバレ》 車だって人を殺す。妙に説得力がある。まさにその通りで、武器は人を殺すためだけの物ではなく、自衛のためであったり、抑止力の物であったりもするわけだから、一概に武器商人が悪とはいえない。もちろん法を犯してはいけないが。なので、結局この奥さんの密告により、インターポールに捕まってしまうわけだが、まあ、私なら密告はしないだろうな。それを言い出したら、日本の犯罪のほとんどは刃物で行われているわけで、包丁を取り扱う会社は悪なのか?という事になる。包丁を作る会社が問題なのではなく、それを使う方に問題があるわけだから、悪とは思えない。銃も同じ事がいえる気がする。いづれにしても、これが実在する人物であるなら、相当な度胸があるのか、いつ死んでもいいと人生に絶望している人物なのだろう。 [インターネット(字幕)] 7点(2015-02-16 17:35:15) |
185. プレステージ(2006)
さすがにノーラン。期待を裏切りません。SF的なのが納得いかない人もいるようですが、そんなことはどうでも良く、純粋に面白いか面白くないかでいえば、派手さはありませんが間違いなく面白い映画です。 [インターネット(字幕)] 7点(2015-02-10 15:53:38) |
186. スーパー!
本当になにもない普通の冴えないおっさんがヒーローの真似をする、まさに、リアルなヒーローもの。いや、ヒーローに憧れて真似すると、現実はこんなもんだよということを分からせてくれる映画。なので、殴ればドバドバ血が出るし、撃たれれば相当いたいし、漫画みたいにはいかないんだよということを伝えるためか、かなりグロ映像が出てきますので、そういう系が苦手な人はちょっと観れないかもしれませんが、この映画は、キックアスとは全く別ものの本当に特殊能力もなく、強くもなく、助けてくれる人もいなくという、もしも自分がヒーローになったらをリアルに再現してくれている面白い映画です。 [インターネット(字幕)] 7点(2015-02-10 15:23:16)(良:1票) |
187. そして父になる
《ネタバレ》 最近観た八日目の蝉と通じる部分がある。大人の1年と子供の1年では体感する長さが違う。大人にとってはあっという間に1年と感じるが、子供にはようやく1年と感じる理由は、新しい経験らしい。なので、6歳の子供にとっての6年はちょっとやそっとじゃ変える事ができないくらいの長い時間である。さて、この映画以上の事から考えると、やっぱりなというエンディングを向かえるのだが、子供にとって本当に良いのは、生みの親か育ての親かという部分と、都会で育つか田舎で育つかという2点の疑問を投げかけている。田舎で育てば、楽しく元気に育つかもしれないが、いい就職口が見つからないかもしれない。逆に都会で育てば、受験や塾ばかりで楽しくない学生生活でも、いいところに就職できるかもしれない。親にとってはいいところに就職してほしいと願うが、それが子供にとって本当に良い事なのか?いろいろと考えさせられる映画でした。 [地上波(邦画)] 7点(2015-02-10 15:12:46) |
188. ベイブ
いまでは普通の技術なのだが、初めて観た当時、動物の口を動かしてしゃべらせるということに衝撃を受けた映画で、内容もなかなか面白かったという印象だったので、久々に見直してみたのだが、面白さは色あせない。子供と一緒に楽しめる映画です。 [インターネット(字幕)] 7点(2015-02-05 13:54:45) |
189. GONIN
《ネタバレ》 なかなか面白い映画でしたが、何度も観たいかというとそうでもない。一度観ればお腹いっぱいな感じはあります。邦画で銃を使うアクションをやろうと思ったら、ヤクザか刑事ものしかないわけで、あまりやり過ぎるとリアリティがなくなってしまう。この映画は観光バスの待合所などで、ちょっとやり過ぎ感があり、その辺が若干チープさを感じさせてしまうのですが、全体としての話の展開や、伏線の引き方等面白かったです。 [インターネット(字幕)] 7点(2015-01-28 17:38:19) |
190. スカーフェイス
悪人。まったく共感する部分がない悪人で、もうこういうタイプは金でしか人はついてこないだろう。そんな役をアルパチーノが怪演しており、本当にパチーノが嫌いになりそうになる。最終決戦はさすがにデパルマという感じで、安臭い仕上がりになりそうなところを、見事に演出し面白い映画に仕上がっている。 [インターネット(字幕)] 7点(2015-01-26 14:51:00) |
191. アヒルと鴨のコインロッカー
《ネタバレ》 知人に伊坂幸太郎の大ファンがおり、いい、いい、勧められていたのだが、一冊も読まず。で、たまたまこの映画を見つけたので、前知識なしに見てみた。まあ、独特の雰囲気のよくわからない映画。なるほど、まあこういう独特な感じが好きな人いるよね。と、途中で見るのをやめようかと考え始めた頃、事態は急変。 この映画はよくあるといえばあるのだが、2部校正になっていた。前半の不思議系映画と、後半の解凍編(あえて解答ではなく解凍と書きたい)前半の雰囲気だけの不思議映画から一変して悲劇のサスペンス映画と様変わりする作りは、原作を読んでいないので、原作がいいのか、監督がいいのか分からないが良くできている。また、カッコつけなだけだった瑛太も急に外人に見えてくるあたりは役者やなーと思った。そして、この悲しい内容とディランの切ない歌声が非常にマッチして、とても印象深い映画となっている。 [インターネット(字幕)] 7点(2015-01-26 14:28:42)(良:1票) |
192. 八日目の蝉
誘拐犯を決して許してはいけないのだが、自分もこの子供くらいの年齢の子供がいるので、確かに今、この子が別の親元へいってしまった場合、本人も相当戸惑うだろうし、自分自身もおかしくなるほど悲しくなるだろう。そのくらい、0歳から4歳までの時間というものは短いようで長い、思い出のたくさん詰まった時間である。それは手間もかかるし、学校にも行かないでずっと一緒という、毎日が常に新たな発見の生活のため、親子の絆が一番深まる時期になるからであろう。この映画はその辺をきちんと抑えており、誘拐された側の悲しみはあまり描いていないので、不謹慎ではあるが、誘拐した側に共感してしまうという作りになっている。まあ、映画なのでそれでもいいのだが、なんとなく、誘拐した側に正当性を感じさせる作りなのは、後から振り返るとこれでいいのか?と疑問を持ってはしまうのだが、内容的には面白かった。 [インターネット(字幕)] 7点(2015-01-26 14:09:56)(良:1票) |
193. 極道めし
《ネタバレ》 まあ、テンポもよく飽きさせない映画だったとして、全体としては普通の5点くらいの内容であったが、出所後のエピソードが切なくてとても良かった。この手のコメディタッチの映画ではハッピーエンドにもっていって、みんなニコニコで終わるパターンが多い中「そっちかぁ」と思わず声に出してしまいそうなラストで、それがまた心に残る映画に仕上がる効果となっている。 [インターネット(字幕)] 7点(2015-01-26 13:54:33) |
194. ウェイバック -脱出6500km-
ちょっと長過ぎる感はあるが、実際に本当に長い距離なので仕方ないところか。この手の映画は、追っ手との対決というものがあるのだが、そういうものはなく、敵は大自然というサバイバル映画になっている。なので、アクションを期待すると裏切られるが、重厚なドラマを見ようという気持ちであれば満足いく作品だろう。 [インターネット(字幕)] 7点(2015-01-19 11:34:52) |
195. キック・アス ジャスティス・フォーエバー
あの衝撃てきなヒットガールの前作から、大きくなったヒットガールではやはりそのインパクトの差は仕方がない。やっぱりあんな小さい子がめちゃくちゃ強い!というのと主人公がめちゃくちゃ弱い!という設定にはどうしても勝てない。と、その辺を差し引いて考えても、最初のストリートギャングとの戦闘や、バイクでの疾走シーンなど普通のアクション映画よりはセンスを感じる映画で、最後まで楽しめた。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-01-16 18:17:48) |
196. スーパーバッド 童貞ウォーズ
内容的にはよくある、いや昔よくあったというべきか、パーティーのためにアルコールを手に入れるというお話。こんな感じの映画が8、90年代はよくあったんだが、最近はめっきり見なかったのでなんか懐かしい気持ちで見れた。コメディとしてはもちろん、青春映画としても楽しめる映画なので、若いうちに見て自分もこんな馬鹿なことをやってみるといい思い出ができるだろう。と、ここまではまあ普通の評価で6点なんだが、それだけでは終わらない最後のシーンで+1点あげたい。 [インターネット(字幕)] 7点(2015-01-16 17:54:13) |
197. キッズ・オールライト
《ネタバレ》 過去にレズビアン設定の映画は見たことがあったが、レズビアンカップルのファミリーというのが新鮮でおもしろかった。日本だと法的に認められていないため、きっと最終的には男とくっついて終わり、正常に戻ったという感じで締めくくるところだろうが、浮気がばれた後でもポールがこれで一緒になれると説得するも、何言ってんの私はゲイなのよと一蹴してしまい、ファミリーの絆を強めていくというあたりが、形は違えども、家族ドラマということを徹底していてとても良かった。 [インターネット(字幕)] 7点(2014-10-22 13:20:18) |
198. 炎のメモリアル
主人公の成長、家族愛、夫婦愛、そして消防士の大変さといろいろと盛り込まれている映画で、消防士を目指す人ならぜひ見てもらいたい。ただ、私はこの映画を見て消防士になりたいと絶対に思わないが。バックドラフトという大ヒット映画があるので、二番煎じに感じてしまうかもしれないが、この映画はこの映画で立派な大作といっていい映画である。 [インターネット(字幕)] 7点(2014-10-16 14:23:44) |
199. スタンドアップ
この手のかわいそうな女性役をシャーリーズ・セロンは天下一品だ。いずれにしろ、今まで男の世界だったところに女性が入ればセクハラを受けるのはよくある話。まあ、言葉だけなら笑って流せても、行動に生じると話は別になってきて、それを見て見ぬ振りをするのはさすがに問題なわけで、一人の女性が立ち上がるのだが、まあ、実話を元にしているということなので、そうなるだろうなと、展開に驚きがあるわけではない。それでも、飽きさせることなく、最後まで引き込まれてみてしまう面白さがあり、人にお勧めできる一本だった。 [インターネット(字幕)] 7点(2014-09-26 14:44:05) |
200. 運命じゃない人
役者や演技が微妙だったりするが、内容で挽回していて、面白い映画だった。本当に、多角視点系の映画が多い昨今、驚きは特にないのだが、最初の視点では恋愛映画、実はその裏はという良くできた脚本でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2014-09-16 16:48:13) |