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光りやまねこさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 418
性別 男性
自己紹介 1959年生まれの48歳。
神戸市近郊に在住の、映画をこよなく愛する
市井の人であります。
ま、コツコツとレビューしようと思ってます。

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201.  マタンゴ
極限状態で繰り広げられる人間達のエゴや醜悪を、マタンゴになぞらえるアイデアはおもしろい。しかも、演出、映像、特撮等、独特の雰囲気を醸し出しており日本産の怪奇映画としては秀抜な一本。さすが本多猪四郎&円谷英二という感じがする。狂気じみたストーリーはもちろんだが、この当時としては丁寧に作られたセット美術も特筆もの。うらぶれた難破船の船内の描写、辺り一面に増殖した不気味なキノコ、サイケな幻覚シーン…等々。もちろん、マタンゴのエグい造形と笑い声も強烈だった。が、しかし“ギョッ”とするラストも含め、何から何まで後味が悪過ぎる! ! もちろん、これこそが作り手のねらいなのかも知れないが…。
8点(2003-11-05 23:47:22)
202.  大巨獣ガッパ
60年代を席巻した単発怪獣映画のひとつ。しかも家族向けに作られた異色作で、見事なまでのB級! ! オープニング早々から演歌調の“ガッパの主題歌?”に強烈な先制パンチ。日活っぽい青春活劇風なノリで進む中、日本人丸出しの珍妙な島民の踊り、たった数日でビル並の大きさに成長する子ガッパ、ゆでダコをくわえながら町を破壊する夫婦ガッパ、親子対面で涙腺が緩む感動のラストシーン等、ガッパの造形はもちろんのこと印象度の高い怪作に仕上がっている。さらに日活初の怪獣映画という事もあり、スタッフ一同笑いをこらえながら、時には笑い転げながら作り上げた様子がヒシヒシと画面から分かるゾ。まぁ、このテの単発怪獣映画が個人的に好きなので、う~ん…6点。
6点(2003-11-03 13:39:12)
203.  蝶の舌
少年モンチョの視線から性の目覚めと共に大人社会を描いているわけですが、後半、酒場のシーンから暗雲垂れこめる展開になっていく。少年にしてみれば突然の出来事なので詳しい事情は分からないが、家族の様子からただならぬ事態が起きたことだけは分かる。ラスト、少年とその家族の心情を察すると、当事国スペインの人なら悲しくてやり切れない場面だと思う。「ティロノリンコ! 蝶の舌!」…少年の気持ちは、先生に届いたと思いたいですね。
8点(2003-11-03 13:37:52)
204.  レッド・ドラゴン(2002)
サイコ・サスペンスの傑作である「羊たちの沈黙」と比べてみるなら、かなり薄味で満足感に欠ける。レクター博士はすっかり御隠居で、猟奇犯にしてもバッファロー・ビルほどのインパクトはないし…。ただ、前作の「ハンニバル」みたいにエグい描写がほとんどないので、ドラマ性のあるサスペンスを集中して楽しめる展開にはなっていた。銃弾を喰らいまくっても元気で再登場するなど(ふつう死んでるって)、ウソみたいなシーンも何点かあるが、総じてまずまずの出来かナ。レイフ・ファインズもフル◯ンで頑張ったことだし。
6点(2003-10-30 13:35:49)
205.  遊星よりの物体X
初見は随分前なんですが、てっきりB級ホラー映画だと思っていたものの、SF映画の名作であったことを後に知りビックリ。しかも、デカい怪人が人を襲うという古典的な演出で恐怖を煽る映画だけに、改めて見直すとやっぱり陳腐。だけど当時としては、発想、映像、特撮等、ショッキングなSF映画ということもあり、観客にはウケまくったんだろうなあ~、きっと。そうそう、ディミトリ・ティオムキンの不気味な音楽は良かったゾ! ! SF映画の古典的名作に敬意を表し、うーん7点。
7点(2003-10-30 13:33:42)
206.  アンドリューNDR114
「もしロボットが感情を持ってしまったら」というSF的なテーマは個人的に好きなんだが…。後半、アンドリューの姿がロビン・ウィリアムズに入れ替わったところから、もう完全に胸に染み入るヒューマンドラマ。 しかも何やら哲学めいた展開になり、人も羨む感動のラストまで強引に引っ張ってくれた。ほんと、人生はこんな形で終りたいよネ。おっと、時折はさまれる未来の都市風景は良かったゾ。
6点(2003-10-28 14:56:19)
207.  レザボア・ドッグス
派手なアクションに頼らず強烈なバイオレンスものが作れるんだから、タランティーノ監督の演出と描写力には恐れ入る。しかも、アクの強い役者陣を見事にさばき切る中、裏社会の人間模様も独特なタッチで描いている。個人的には、このテの血生臭い映画は好きではないが、作品自体の完成度とタランティーノの異才ぶりは認めざるを得ませんね。
7点(2003-10-28 14:54:13)
208.  インソムニア
オリジナルと比べてみると、ヨーロッパ版とハリウッドとの感触の違いが良く分かる。本作は大物俳優アル・パチーノを前面に出すという設定で、彼の説得力のある味わい深い演技はさすがだった。不眠症と良心の呵責により、心身共に磨耗していく様子がヒシヒシと伝わってくる。しかし、作品そのものは上手くまとめあげてはいるが、独特の味付けと印象度ではオリジナルの方がちょっと上かナ。
6点(2003-10-25 23:59:37)
209.  不眠症/オリジナル版 インソムニア
独特の雰囲気を漂わす作風はもちろんのこと、犯人が現れてからスリリングな展開になってくるわで、サスペンスものとしては上出来な掘り出し物。しかも主人公の刑事(S・スカルスガルド)が、白夜で不眠症に陥り精神的に追いつめられていく様子がうまく伝わってくる。ただ、主人公が胸くそ悪い刑事として描かれており、リアルでエグいシーンもあるので作品自体の後味は良いとはいえない。もちろんこれこそが作り手のねらいなんだが。
7点(2003-10-25 11:28:45)
210.  ブルーベルベット
ストーリーはさておき、デヴィッド・リンチらしい何とも異様で官能的な雰囲気に満ち溢れている作品。とにかく、悪党の頭役であるデニス・ホッパーの怪演ぶりが強烈過ぎる! ! ! 大胆な役を演じたイザベラ・ロッセリーニ以外のキャストの影が薄くなることと言ったら…。おっと、ローラ・ダーンはチャーミングで良かったゾ! !
7点(2003-10-25 11:07:54)
211.  ベイブ
家族向け動物映画としては、カメラワーク、映像、構成、ドラマ性など、どれをとっても文句の付けようのない出来映え。物語りはと言えば子供向けのファンタジーそのものなんですが、大人が見てもすんなり入り込める展開になっている。子供の目線に合わせたメッセージ“自分らしさ、正直、頑張る”も好感が持てるし、何より押し付けの感動ではなく、自然と込み上げてくる様に作られているので違和感がない。もちろん、ハラハラドキドキするシーンも随所に盛り込まれており、ラストの感涙のるつぼと化すクライマックスまで一気に見せてくれた。しかも、本物、複製、CGと使い分けも巧みで、動物の表情はもちろんのこと、口もとまで本当にしゃべっている様で驚いたよ。ブヒ。
9点(2003-10-25 11:06:23)(良:1票)
212.  西部戦線異状なし(1930)
世界映画史に記録されるべく戦争映画の古典にして傑作。戦争ものとしては分かりやすい展開と演出なので、マイルストン監督の痛烈な反戦メッセージがストレートに伝わってくる。しかも、悪名高いドイツ軍という設定も当時としては良く考えたもので、老練な教師が少年達を戦場に駆り立てる様は大変リアルである。愛国心高揚に踊らされた少年兵達が、予想だにしない最前線に送られた後では時既に遅く、バタバタと戦死するのを待つだけ。有名な、平和の象徴である蝶を手に取ろうとするラストは言うまでもなく、記憶に残る鮮烈なシーンも数多い。とくに、ポール(リュー・エアーズ)がナイフで刺した敵兵と一晩を明かせざるを得ず「もし銃と軍服さえなければ君と友人になれたのに」とつぶやき、苦悩するシーンは生涯忘れられそうにない。文句なしの10点満点。
10点(2003-10-21 11:28:34)(良:1票)
213.  2001年宇宙の旅
初見は遠い遠い昔なんですが、1回見ただけでは何が何だかさっぱり分からない。2回、3回と見直すうちに、キューブリックは何が言いたいのか少しづつ分かってくる。この作品程、見るたびに新たな発見があるというのも凄いことで、哲学的なことは言うに及ばず、時には心身を癒してくれる環境映画になったり、コワいホラー映画になったりもする。つまり、それだけイマジネーションを働かせてくれる希有な作品というわけです。まあ、余り難しく考えずに十人十色、各人各様好きな様に受け取りましょう。それではワイン片手に、この壮大な映像体験を再度満喫しようではありませんか。もちろん大画面でね。
10点(2003-10-18 14:47:16)(良:1票)
214.  モスラ(1961)
本多猪四郎&円谷英二の手による単体怪獣映画。先輩格に当たる「ゴジラ(54)」「空の大怪獣 ラドン」と比べてみても着想、内容、特撮ともども決して遜色はなく邦画史上、トップクラスの特撮映画に仕上がっている。しかもファンタジックに彩られた異色作で、モスラは都市を破壊する恐ろしい怪獣としてではなくむしろ平和を愛する巨大な生き物として描かれている。やはり“モスラの歌”を歌う小美人ことザ・ピーナッツを抜きにして本作は語れず、彼女たちの存在とエキゾチックな歌声がこの独創的な空間作りに大きく貢献している。また成虫型だけではなく幼虫型も用意されている点も見逃せず、ザ・ピーナッツの幻想的なステージシーン、インファント島の原住民による踊りなど見どころは満載で、二人の監督を筆頭に当時のスタッフの特撮映画作りに対する真摯な姿勢と意気込みを十分に感じさせてくれた。イマジネーション豊かなファミリー向け映画の名作として高く評価したく思います。
9点(2003-10-17 23:16:26)(良:1票)
215.  誓い
プロパガンダに踊らされた若い兵士達が、悲しい結末を辿るという展開は「西部戦線異状なし」とほぼ一緒。冒頭から延々と青春ドラマが続くわけですが、急転直下、壮絶なラストシーンが用意されていた。最前線では、指揮官の無謀な命令にも服従しなければならないという不条理。ピーター・ウィアー監督は、命の大切さと戦争の理不尽さを見事に訴えていた。ひとつ不満を言わせてもらうと、ラストのクライマックスを迎えるまでが長過ぎるということです。
7点(2003-10-16 16:18:00)
216.  プラトーン
見事というか、強烈なベトナム“反省”映画だった。監督のオリバー・ストーンは自ら志願兵となりベトナムを体験しているだけに描写がリアルで生々しい。この作品の主題ともいえる内部の対立を通じ、必然的に返り討ちとなる展開にも大いに説得力がある。しかもベトナム人への虐殺、略奪、強姦など米兵は現地で何をしたかをも生々しく描かれている。チャーリー・シーン演じるクリスの“敵は自分の中にあった”というように、動機付けの無い兵士というものは敵を倒す事よりも自分が死なない事を優先に考える。つまり、外敵と戦う以前の問題なのだ。この当時、最前線に送られるのは移民や貧民層ばかりで、彼等の本音を言えば任期まで“生き抜く”が絶対的なものなのであろう。当然ヒューマンなエリアス(ウィレム・デフォー)よりも、冷酷だが生き抜く術を知り尽くしているバーンズ(トム・ベレンジャー)の側に付いた方が得策なのだ。世間の常識など通用しない最前線では、彼みたいなリーダー像こそがカリスマ性を持ってしまうのであろうか…。見る者にいろいろと考えさせられる戦争映画の名作です。
9点(2003-10-16 11:03:34)(良:1票)
217.  学校の怪談
この怪談映画は初めから小学生を対象にして作られているので、大人の視点から見てしまうと「つまらん」の一言で切り捨てられてしまう。ところがシリーズ化が証明しているように、子供達の目線に合わせた監督平山秀幸のオリジナリティ溢れる世界観が効を奏しており、製作サイドとしては見事成功を収めていることがわかる。たしかに、大人の視点から見た映画作品として評価すると高得点は付けづらい。しかし今回はもし自分が子供だった、あるいは父兄だったらという発想で点を付けてみました。
7点(2003-10-15 15:15:47)(良:2票)
218.  ヴァイラス(1999)
この映画はしょっちゅう放映されており、いかにもB級(C級?)SFホラーという感じ。監督のジョン・ブルーノはジェームズ・キャメロンの下で長年、視覚効果を担当していたせいもあり、作品そのものも「ターミネーター」と「エイリアン2」をB級以下にしたような作風になってしまうのだろうか。それにしてもサザーランドの機械人間は不気味過ぎっ! ! 
4点(2003-10-14 23:50:31)
219.  ブラックホーク・ダウン
「パール・ハーバー」のようなアメリカ讃美ではなく、「プラトーン」のように 強烈な反戦メッセージも伝わってこない。 リドリー・スコットは歴史的事実を踏まえた上で、阿鼻叫喚の負け戦で展開される米兵達の 人間ドラマを、リアルな描写と共に描きたかっただけではないだろうか。 しかし、人間ドラマとしては余りにもありきたりだし、リアルな戦闘シーンなら 二度と見る気が起こらない「プライベート・ライアン」のほうが上だ。 アメリカ人にはどう映っているか知らないが、日本人の私としては 巨費を投じた単なる戦争アクションものにしか見えなかった。
6点(2003-10-14 23:46:01)
220.  シンプル・プラン
墜落機に積まれていた大金を横領したことから、三人の人間関係が崩れてゆき、思わぬ方向へ転げ落ちていく。映像と展開の仕方は「ファーゴ」の二番煎じなんだが、こちらの作品の方が演出に毒気がなく、登場人物に感情移入しやすい仕上がりになっている。とくに、主人公の兄を演じたビリ-・ボブ・ソーントンの哀れで切ない演技が秀逸で、このやり切れない出来事の印象付けに大きく貢献していた。それにしてもサム・ライミ監督って、ホラーやアクションものだけではなく、本作の様な人間ドラマもきっちり描けるんだからスゴい! !
7点(2003-10-14 23:36:34)
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