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眉山さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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201.  エール! 《ネタバレ》 
これは傑作。とにかく「愛は地球を救う」的な安っぽい感動ドラマになっていないところがいい。耳が聞こえないというハンデはあるものの、ごくふつうの家庭という感じ。むしろハンデがあるからこそ、性に対してやたら開放的というのも面白い。 娘の視点に立てば、成長と旅立ちのドラマとして見ることができるし、両親の視点に立てば、その娘の幸せを願いつつも手元から離れてしまう寂しさや葛藤の物語として見ることができます。それだけ登場人物を丁寧に描いているということでしょう。 と思っていたら、後半のフェードアウトから無音のシーンですよ。両親の感覚を疑似体験して、ひたすら共感しまくるというか、やはりふつうじゃないんだと気づかされるというか。この演出はすばらしい。久しぶりにゾゾゾゾッと鳥肌が立ちました。 このシーンがあるから、その後のややベタな展開にも素直に感動できます。先生の素性がよくわからなかったり、パートナーの男に魅力が足りなかったりしても許せます。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-07-22 02:27:41)
202.  ガン・ホー 《ネタバレ》 
どれほどデタラメな日本が描かれているのかと期待したのですが、案外真っ当でした。とりわけ冒頭の道場のシーン。バブル全盛の当時、たしかに中間管理職を対象にした「地獄の特訓」みたいな研修合宿がけっこう流行っていたと聞いています。ただし体罰より、相互批判とか自己否定とか、精神的に追い詰めるプログラムが主だったとか。こんな研修が仕事に役立ったのかどうかは知りませんが。 それから米映画に出てくる日本人というと、たいてい私服が和服だったり、洋室に畳や障子や日本刀があったり、下手すると照明がちょうちんだったりします。そういうシーンを見るたびに、笑いつつも承認欲求をひどく傷つけられるものですが、この作品はそれが少なかったように思います。それなりに取材とか調査とかしたのかなと。ただし川に浸かるシーンは謎。露天風呂か何かを見て勘違いしたのでしょうか。 ストーリーはまあこんなものという感じですが、ある意味で衝撃的だったのはラスト、全員が唯々諾々と体操をしているシーン。大不況だったアメリカとしては、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」に従うしかないというのが当時の空気だったのかもしれません。そんな時代もあったねと。 この十数年後、よく似た名前の自動車メーカーが倒産寸前に陥り、フランスから社長を招くことになろうとは誰が想像し得たでしょう。国家の盛衰やそれにともなう企業の興亡は、それ自体がドラマになりますね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-07-17 04:36:54)
203.  恋に落ちたら・・・ 《ネタバレ》 
要するにマジメだけが取り柄の冴えない中年男による夢物語ということで。ギャングとかが登場する割には特に緊張感もなく、犯罪やケンカのシーンも含めてほのぼの。かといってコメディと言う割にはさして笑えるシーンもなく。まあ最終盤、非番の警官たちが寄ってたかって殴り合いをけしかける場面が、面白いといえば面白いですかね。きれいに収まってよかったんじゃないでしょうか。 まったく邪道な見方ながら、ギャングの親玉ならビル・マーレイより数年前のアル・カポネのほうがずっと迫力があったし、殴り合いなら十数年前のジェイク・ラモッタのほうがずっと強いはず。しかしこの作品では、そんな面影をまったく感じさせません。あらためて言う必要もありませんが、ロバート・デ・ニーロの芸域の広さには驚かされます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-07-16 01:12:25)
204.  NINE(2009) 《ネタバレ》 
やたら豪華な女優陣。しかし話の意図がよくわからず。映画監督というのは大変な仕事なんだぞ、と言いたいだけ? なんだか楽屋オチというか、傷の舐め合いというか、手前ミソというか、自己顕示欲の爆発というか。他のどんな職業でもいいのですが、映画監督が主人公の映画だけはちょっと違う気がします。 まあダニエル・デイ=ルイス扮する〝巨匠〟はいろいろ苦悩していたようですが、あれだけ大物女優に囲まれていたら、トータルでプラスでしょう。それから唐突にハッピーエンドで終わるのも戸惑うばかり。「NINE」の意味も不明。思いっきりショートカットされている感じ。所詮ミュージカルなんてこんなもの、歌と踊りがあればOK、と思って見ればいいのかな。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-07-13 02:37:49)
205.  俺たちに明日はない 《ネタバレ》 
超久しぶりに再見。しかし終盤の銃殺場面を含め、まったく覚えていませんでした。記憶力の欠落を棚に上げて言わせてもらえば、とりたてて印象的なシーンがなかったことも一因かと。 お話としてはあまりにも有名ですが、インポな主人公の〝成長〟物語として見れば感動的でもあり、悲劇的でもあります。ただ本筋より気になったことが大きく3つ。 1つ目、当時のクルマは本当にあれほど簡単に盗めたのか。かなり高価なはずですが、野ざらし状態が多々。しかもキーとかロックとかもない様子。無防備すぎないか。 2つ目、やっぱり犯行の動機がよくわからない。当時は大恐慌時代で仕事もカネもなく、一攫千金を狙ったのはわかります。しかし偶発的とはいえ複数の殺人まで犯しながら、まったく反省することなく犯行を繰り返す心理が不明。もはやカネの問題ではなく、犯罪のスリルそのものを楽しむような描き方でした。だとすれば単なる異常者であり、少なくとも「義賊」ではありません。 3つ目、これは史実とないまぜですが、こういう主人公たちをもてはやす社会の風潮が恐ろしい。クソマジメなことを言いますが、どれほど自分が社会から虐げられたと感じていたとしても、銀行員や警察官を殺していい理由にはなりません。そんな当たり前のことを忘れさせるほど、大恐慌による不景気や社会不安は苛烈だったということでしょうか。 さて、好むと好まざるとに関わらず「成長」が止まったままの日本。大恐慌とまでは言いませんが、全員が貧しくなっていることは間違いありません。「俺たちに明日はない」のは、まさに今の若い日本人ではないかと。彼らがボニーやクライドにならないこと、またその登場を待ち望むような社会にならないことを願うばかりです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-07-08 03:28:28)(良:1票)
206.  サイダーハウス・ルール 《ネタバレ》 
タイトルのイメージから地味で退屈かと敬遠していましたが、すごくいい作品でした。テーマはタイトルどおり「ルール」でしょう。十把一絡げにルールを定めても、それが全員にとって都合がいいとは限らない。ルールを破ることで誰かが救われるなら、喜んで破りましょうというのが孤児院の話。たまたま先日、米国の連邦最高裁は中絶を認めないという〝画期的〟な判決を出しましたが、ラーチ先生ような存在がますます求められることになりそうです。医師免許の偽造やレントゲン写真の件も人を救うためのルール破り。経緯を考えれば、心に沁みます。 それからサイダーハウスにも杓子定規なルールはありますが、季節労働者たちはハナから守る気がないし、そもそも読めない。では無法地帯かといえばそうではなく、真面目に働くし、商品を汚した者には烈火のごとく怒る。近親相姦という究極的なインモラルに対しても、ある種の〝自浄作用〟が働くわけで。それから主人公とヒロインとの不倫も、きれいすぎるほど跡形もなく決着。 このあたりは宗教観も関係するのかもしれませんが、誰かにルールを押しつけられなくても、人にはそれぞれ自分なりのルールがあって、いろいろ間違いを犯しても結局は「善」に戻るのだというメッセージとして受け止めました。見終わった後に温かい気持ちになれたのは、そのためかなと。
[CS・衛星(吹替)] 9点(2022-07-03 23:16:19)(良:1票)
207.  マッキー 《ネタバレ》 
父親が娘に聞かせる超テキトーな作り話、という設定が効いています。というか冒頭のこの〝言い訳〟がなければ、途中で脱落していたかもしれません。それは荒唐無稽だからではなく、けっこう残酷で不公平で見るに堪えない感じだったから。途中までは弱者が強者に一矢報いる感じで面白かったのに、だんだんエスカレートして笑えなくなります。いくら報復とはいえ、なぶり殺しにすることはなかろうと。これは「トムとジェリー」なんだと自分に言い聞かせながら、一応最後まで見届けました。疲れました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-07-02 02:12:27)
208.  シルミド/SILMIDO 《ネタバレ》 
要するに壮大なハシゴ外しということで。かの国は〝素材〟が豊富ですね。 映画と事実との間にはいろいろ違いもあるようですが、映画として見た場合、ミッションの消滅は仕方がないとしても、だからといって全員を抹殺しようという発想がよくわからない。たった31人ぐらい、バラバラにしてどこかの部隊に編入させれば済むような気もします。このあたりの説明がやや足りなかったかなと。また終盤になって教官と〝心の交流〟が生まれるのも唐突感があって不自然。最終盤の〝バス旅〟に至っては、浪花節すぎて逆に冷めます。 さて、わずかながら明らかになった事実によれば、抹殺云々ではなく待遇改善を求めた反乱だったとのこと。それらの経緯をすべて闇に葬ろうとした政権の判断のほうが、抹殺よりも恐ろしい気がします。もう真相究明は難しいかもしれませんが、もし新たな事実がわかれば、また新たな映画にもなりそう。ぜひそちらにも期待したいところです。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-06-29 22:51:34)
209.  とらわれて夏
ケイト・ウインスレットはすっかり「苦労を背負い込んだおばさん」の役が板についたようで。それでも「少々くたびれたエロ」を振りまくあたりはさすがな感じがします。 適度なハラハラもありつつ、単なるサスペンスではなく3人の微妙な関係性も盛り込まれていて、けっこう楽しめました。いかにも片田舎の小さな出来事という雰囲気がいい。それにあのパイ、デカいばかりで工程も見た目もけっして美味そうではないところが、いかにもアメリカらしいですね。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2022-06-28 19:43:14)
210.  イージー・ライダー 《ネタバレ》 
今さらながら初見。映画というよりオチのある映像詩といったところでしょうか。掴みどころのない展開でしたが、要するにテーマは「自由」かなと。終盤の3人による〝自由談義〟は、なかなか含蓄がありました。アメリカは建国以来、「自由」を唯一最大の国是としてきたはずです。ところが実際には保守的・閉鎖的で、特に〝大人〟の中には自由に動き回るよそ者を許さない風潮もある。そんな一面を捉えて、若者の立場から「どこが自由なんだよ」とツッコミを入れたかったのかなと。 さて日本の場合、昨今は仕事もそこそこにバイクやクルマで全国を巡っている人も少なくないようです。そういう人を見て、「羨ましい」とは思っても「撃ち殺そう」とは思わないでしょう。やたら閉鎖的・画一的・同調圧力の権化などと言われる日本ですが、少しずつ「自由」の幅は広がっているのかもしれません。それとも手元に銃がないからだけですかね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-06-26 02:58:28)
211.  トップガン マーヴェリック 《ネタバレ》 
あまりに話題なので、IMAXとかいう超巨大なスクリーンで見てきました。これはすごい。巨大すぎて、役者の顔がアップになると逆に誰だかわからなくなるほど。しかし、さすがに映像と音の迫力は十分。まさにその場にいるように、さながらバーチャル・リアリティを体感しているような錯覚に陥ります。誰もが自宅のテレビで映画を見られる昨今、そうはさせじと映画館が新境地を開いた、という感じでしょうか。しかも空母と戦闘機の発艦・着艦と「Danger Zone」があって、もう冒頭のそのシーンだけで元は取れた感じ。 ストーリーもそこそこ。考えてみれば前作が作られたのは冷戦時代の末期で、唯一最大の敵国ソ連との戦闘は想定しにくかったと思います。だからラストのほうで偶発的に戦闘に発展、みたいなシナリオだったと記憶しています。それに対して今、米国は幸か不幸か敵だらけ。現実に侵攻だの空爆だのミサイル攻撃だの茶飯事です。その意味では、戦闘シーンも描きやすかったのかなと思います。ただ「ならず者国家」と言うばかりで、けっして実在の国家を連想させないように腐心してたように見えましたが。 しかしトマホークであれだけ敵国の滑走路を破壊できるなら、核施設もわざわざ戦闘機で危険を冒さずとも、トマホークでボコボコにすればいいんじゃないかと思いましたが、どうなんでしょう? そして最後、「父の代わりだ」のセリフには図らずもグッと来てしまいました。たまには映画館で見るのもいいものですね。
[映画館(字幕)] 9点(2022-06-24 23:36:00)(良:1票)
212.  マダム・イン・ニューヨーク 《ネタバレ》 
タイトルもストーリーもベタベタながら、爽快感のある作品でした。別に英語に限らず、学ぶことは誰にでもできるし、楽しいし、それによって世界が広がるというのは人類普遍の真理でしょう。逆に言えば、学ばなければずっと見下されたり、偏見を持たれたりするおそれがあるということ。この作品では見下す側の役割を家族に持たせることで、リアルでありながらドギツい描写にならないように配慮しているように思います。うまいなあという感じ。生徒の中にパキスタン人を配し、終始和やかに進行するあたりも平和的。 ラストのたどたどしい英語のスピーチも感動的ですが、ヒロインがもっとも素の表情を見せてくれたのは、エンドロールで流れるダンスの映像だったりします。まるで別キャラのような違和感もありますが、それもまた一興ということで。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-06-23 22:54:10)
213.  トンネル 闇に鎖(とざ)された男 《ネタバレ》 
かなり無理筋でご都合主義な作品ではありますが、それなりに楽しませてもらいました。単に閉ざされた男のサバイバルではなく、メディアとか、政治家とか、建設業者とか、そして世論とか、紋切り型とはいえ皮肉たっぷりに描いていたので。このあたりはけっこうリアルで面白かったのに、「35日」がすべてぶち壊しているようで残念。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-06-22 00:46:41)
214.  オールウェイズ 《ネタバレ》 
今さらながら初見。まず山火事専門の飛行機部隊があり、その養成学校まであることに驚き。実在するかどうかは知りませんが、あるとすれば民間企業なのか、それとも消防署の1部門なのか。まずはそんなことが気になりました。たしかに天災にせよ人災にせよ、かの国は山火事も多そうですからねぇ。 それはともかく、なんともファンタジーなお話ながら堪能させてもらいました。「自分のためではなく、人のために尽くせ」というヘップバーンの説教はなかなかグッと来るものがあります。人を見送って残された者の願望が込められているような気もします。 しかし個人的に、四六時中べったり横にいるというのはちょっとご遠慮願いたい。〝人〟に見られたくない時間・場所というものもありますから…。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-06-21 01:16:46)
215.  ビリーブ 未来への大逆転
実在の人物はさぞかし立派な方だったのでしょう。しかし清流でも眺めるように、何事もなくサラサラと流れて終わってしまった印象です。いったいどこに着目すればよかったのかな? もっと「ガラスの天井」感に期待したのに。 それにこの大仰な邦題、そのへんのヒューマンドラマなら何でも当てはまりそうですね。やっつけ仕事はいかんだろうと。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-06-18 22:45:04)
216.  ちょっと今から仕事やめてくる 《ネタバレ》 
パワハラ上司やピリピリ職場はそれなりにリアルな表現なのでしょう。吉田鋼太郎とか黒木華とかは〝出損〟というか、薄っぺらな造形で残念でした。もう少しドラマがあってもよかったような気が。 結局、ストーリーはかなり強引でしたが、わざわざバヌアツまで行かなくても、制度的に「ヤマモト」を生み出すことは十分可能だと思います。逆説的ですが、会社都合による解雇を自由にすればいい。今は簡単に解雇できないから、採用はものすごく保守的で少人数で、しかも職場は閉鎖的になってパワハラだのセクハラだのが横行するわけで。 解雇自由になれば採用枠も広げられ、それは社員側から見れば転職しやすくなるということ。会社を辞めるハードルは思いっきり下がるはず。イヤな上司がいるなら、とっとと辞めてしまえばいい。何社も転々としていれば、そのうち相性のいい職場や仕事も見つかるでしょう。それが当たり前の社会になればいいなと思います。要するに雇用流動化というヤツです。これこそ「ヤマモト」の決定版かなと。 一昔前に比べれば、今はずいぶん流動化しているはずですが、主人公の〝決死の覚悟〟が逆にちょっと気になったので。たかが仕事、そんなに深刻に考える必要はないよと、相応に経験を積んだ社会人の1人として思います。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-06-16 23:06:18)(良:1票)
217.  ドリーム ホーム 99%を操る男たち
中盤に社長が語る「この国は勝者が築いた」「負け犬には手を差し伸べない」「勝者の勝者による勝者のための国だ」「方舟に乗れるのは100人に1人」なんていうセリフが印象的。そういえばサブプライムローンが大問題になったころ、家を追い出される人の悲劇がいろいろあったことを思い出しました。しかし物語としては陳腐。『ウォール街』の超矮小版という感じです。 ところでこの邦題、どうなんでしょう? まるで催眠術でもかけて人を騙すようなイメージですが、まったく違います。原題の意味もよくわかりませんが。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-06-14 01:39:08)
218.  マンマ・ミーア!
要するにABBAの数々の名曲をつなぎ合わせた、やたら贅沢なプロモーションビデオということで。これだけハッピーを強く押し出されると多少は嫌味に感じそうなものですが、そうはなりません。こちらも自然にハッピーな気分になれます。聞き慣れた曲と現実離れしたストーリーのなせる業でしょうか。しかし007が歌い出すと急に現実に引き戻されてヒヤッとします。無理してる感じが伝わってくるので。 エンドロールとともに流れる「Dancing Queen」「Waterloo」「Thank you for the music」の3連発もなかなか聴き応えがあります。 しかし、メリル・ストリープが「悪魔」を演じたのはこの2年前なんですよねぇ。芸域が広いようで。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-06-10 22:56:12)
219.  NY検事局
派手なのは序盤だけで、あとはずっと静かに進行します。中盤で多少の含みを持たせつつあっさり裁判が終わり、さあこれからどうするんだろうと思っていたら、なるほどそういう展開かと。たしかに地味だし、汚職警官云々の話にもカタルシスはありませんが、それなりに面白いんじゃないでしょうか。今風に言えばプライオリティの問題というか、きれいごとだけでは済まないというか、清濁併せ呑む覚悟が必要というか。これはどんな仕事にも当てはまることでしょう。 最後のアンディ・ガルシアの講義も、なかなかカッコよかった。〝仕留めろ〟だそうですよ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-06-08 23:34:20)
220.  アンタッチャブル
超爽快なエンディングテーマを急に聴きたくなって、超久しぶりに再見。やはり色褪せることなく痛快な作品でした。 やはり印象的なのは、前半の「バット」のシーン。ロバート・デ・ニーロの出番は案外少ないですが、あのシーンだけでインパクトは絶大です。急に緊張感が高まって、一気に作品の中に惹き込まれました。ある意味で、映画史に残る名場面だと思います。 いろいろグロいシーンもありますが、全体的に軽いタッチなのがいい。そして万事解決後、勝ち誇ったように流れるエンディングテーマ。モリコーネはやっぱり天才です。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2022-06-06 21:15:41)
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