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すねこすりさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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201.  バウンティ/愛と反乱の航海
ダニエル・デイ=ルイスの若かりし姿を拝みたい一心でVHSを入手した次第。へぇー、もっとチョイ役かと思ってたのに。意外に出番が多かった! しかし、あれだね、メル・ギブソンは何ともはや中途半端な役どころで、イマイチ。ネットでちょいちょいと調べた程度だけど、まあ、過去の作品に比べると、本作が比較的史実に言われているのに近い人物造形だそうで。まあ、映画としてはインパクト薄いかなぁ。・・・それにしても、タヒチで裸の女を目にした時の男たちの反応やら、片っ端から現地妻を作っているザマやらを見ると、げんなりしますねぇ。タヒチの女性を開放的に描いていますけどね、、、。反乱後に救命船で漂流中、一人が「俺が死んだら、この肉を喰って生き延びてくれ」と言うのに対し、ブライ船長は「何を言う。私たちは文明人であるから、文明人として死ぬ」と言うのだけれども、タヒチでの船員たちの行状はほとんど動物じゃーないの。まぁ、カニバリと乱行を同列に語るのは乱暴ですかね。・・・と本題とゼンゼン関係ないところで引っかかっちゃったなー。当初の目的、ダニエル・デイ=ルイスの雄姿(?)は期待以上で、まあ、満足でございます。
[ビデオ(字幕)] 6点(2012-06-10 22:45:32)
202.  ドラゴンへの道/最後のブルース・リー
BSで「デスパ7」を見終わって、チャンネルそのままで歯磨きをしていると、いきなり始まったのがコレだった。それまで寝そうな目をしていたブルース・リー好きの相方は、急にオメメぱっちり状態で、結局、こっちも一緒に最後まで見てしまった次第。これはもう、内容云々を語る作品ではない。ひたすら、ブルース・リーの素晴らしい身体能力と技を堪能し、あとはおもしろおかしく突っ込みを入れながら見れば良いのだ。とはいえ、ラストのコロッセオでの決闘シーンは迫力満点、素晴らしい。でも、一番印象に残ったのは、やっぱり「オマイガ、ダンロンガーー」で決まり、ってことで、ちょっと点数は低めでスミマセン。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-05-13 01:26:00)
203.  幻の光 《ネタバレ》 
ふむ、、、これは「痛みの忘れ方」についての難しい問いを投げかけられたような感じがします。原作は未読(あんまり宮本輝は好きじゃない)。元夫が本当に死のうと思って自殺したのか、このままだったら死ねるかなー、程度で本当に死んじゃったのかは分かりませんが、前者と後者では私にとってはかなり受け止め方が変わってきてしまうので、ここが不明な本作の場合、評価はヒジョーに難しい。後者だとすれば、現夫の言う「そういうこともあるやろ・・・」というセリフはまったくもってその通りで、つまり、これは、大切な人を失った場合に遺された者がその痛みをどうやって忘れていけばよいのかという一つのあり方を見せてくれた作品ということになります。まあ、遺書を準備していたわけでもないので、後者だと解釈して点数を付けようかと思います。やっぱり私は、人は死ぬまで生きるべし、という考えの持ち主で、自殺者に対しては(状況によるけど)基本的に同情しにくいものがありますので。生きている人間は、悶え苦しみながらも現実を生きなきゃいけないわけで、そうすると、「忘却」というのはある種必然の作用です。震災後の今もそうだけれども、世間で一大事が起きると、大抵「あの悲劇を忘れるな」という論調が支配的になります。でも、市井に生きる庶民は、本当は忘れないとやってらんねぇという部分も多々あるんでは。こういう場合は、「忘れるな」ではなくて「学べ」というべきなんでしょうなあ、きっと。でも、学びようのない悲劇も一杯あって、本作はその最たるものの一つでしょうね・・・。ゆみ子は、幸い精神的に上質な男性と再婚しているので、うまく痛みを忘れていけるのではないかと感じさせる終わり方で、良かったのではないでしょうか。義父の柄本明が出色です。ゆみ子の息子を、初めて家に来たとき無言で膝に乗せるあのシーン、一番印象に残りました。
[DVD(邦画)] 6点(2012-03-31 22:00:48)
204.  ココニイルコト 《ネタバレ》 
独身女の再生なんちゅうあんまりな類型的ストーリーがダサすぎる、堺雅人の大阪弁がヘンすぎる、真中瞳の演技がマズすぎる、最後に難病で死ぬのがクサすぎる、とダメ要素四拍子にボーゼン。・・・なんだが、なんでしょう、この妙な癒し感。色恋がほとんど前面に出てこない、志乃が嫌味ないシタタカ女で頼もしい、前野の変人ぶりに可愛げがある、というのが、嫌な印象を与えないんだろうなぁと。やっぱり、不倫ぐらいで潰れるような甘っちょろい女はつまらない。かといって、不倫して開き直る女も図々しくていただけない。女は(男もだけど)強い方がやっぱり素敵だ。前野が橋で叫ぶシーンがいいなあ。あれで、私が志乃だったらKOですね。そう、女は切り替えが早いのだ。・・・と、志乃も切り替えたのかどうかは分からないけれども、少なくともあの雪原で寝転んだ彼女に不倫のダメージはゼロだったと思う。というわけで、ヒジョーに点がつけにくいんだけれども、イチオシと言ってDVD貸してくれた職場のヴェンダーズ好きクンに感謝の気持ち1点プラスってことで。
[DVD(邦画)] 6点(2012-02-07 23:29:33)
205.  サヴァイヴィング ライフ 夢は第二の人生
シュヴァンクマイエルの新作、ってことで、つい見に行ってしまいました。まぁ、一言で言えば、徹頭徹尾「妄想劇場」。すごいなぁ、ここまで描いちゃうなんて。ちょっと露悪的な感じさえする。ま、これまでも十分露悪的だったけど・・・。なんつーか、これはちょっと「タガ」が外れたみたいな、垂れ流し的な感じがしたというか。天才というのは、照れがないんだよねぇ。凡才あるいは秀才くらいまでだと、ここまで描くのは躊躇して、照れが加味され、却って見る者にとっては恥かしさ倍増みたいなものが出来上がって逆効果なんだけど、天才はそういうものが全くないところが天才と称される所以なんだなぁ、というどーでもよいことを本作を見ながらボーッと考えてしまった。何の参考にもならないレビューで恐縮なんですが、まあ、書き様がないんです、レビューっぽいものを。少なくとも凡才の私には。今後、素晴らしいレビューが登場するのを乞うご期待、ということで。一見の価値はある作品だとは思います、ハイ。
[映画館(字幕)] 6点(2012-01-10 22:35:04)
206.  悪人
地上波のカットしまくり版を見てレビュー書くのってどーよ、と思うが、お金払ってDVD借りる気にはならんだろうし、多分カットされたシーンは、お茶の間に流せないようなシーンばっかだったんだろうから、別に大勢に影響ないか、と思って書くことにしました。というわけで、原作は既読。吉田修一ファンの方には申し訳ないんだが、私はこの人の作品2本しか読んでいないけれども、嫌いです。もう1本読んだのは『さよなら渓谷』。選択が悪かったんだろうけど、まあ、嫌いになっちゃったもんは仕方ない。なので、本作もゼンゼン期待しないで見た次第。というか、むしろ、こき下ろしてやろうと手ぐすね引いて見たといっても良いくらい。ところがところが。あら、結構イイじゃない。原作じゃムカついた、佳乃の殺害シーンの描写も、こっちは見ていて「ひでぇなー」としか思わない。これは、多分、満島ひかりの演技が上手いからでしょう。始めから終わりまで、まあ、ムカつくことなく見れたのでした。脚本に原作者も参加しているけれども、こういうのって、むしろ失敗するケースが多いと思うが、本作に限っては成功していると思う。そうか、吉田氏は、こういうことが書きたかったんか、と、原作を補うものがあったような。この人は、小説家より、脚本家の方が向いてんじゃないか? とさえ思った。・・・とはいえ、まあ、だからもう一度見たいかと聞かれると、別に見たいと思わないし、心を動かされる何かがあったかというと、それもない。ふわ~っとイイ作品、でしかない、私には。でも、それはそれで十分良いとも思う。吉田作品を他にも読もうとも思えないけどね・・・。あとこれ、CMが一杯細切れで入っていたんだけれども、日本の企業ってのは、もう少し、ショーバイ根性よりも、文化とか芸術とかの精神性を尊重するっていう度量はないのかね。ある程度まとめてインターミッション的にCM流すとかさー。そういう企業だったら、同業他社の製品より高くても私は買うぞ、率先して買うゾ。そういう、芸術に理解ある(上っ面じゃなくて)本物の経営者っていないのかねぇ、・・・ということを、本作を地上波で見て一番強く感じました。
[地上波(邦画)] 6点(2011-11-29 21:49:40)(良:2票)
207.  水曜日のエミリア 《ネタバレ》 
「ブラックスワン」と2本立てで見たんだけれど、こっちの方が面白かった。新聞等の作品紹介じゃ、継子と上手く行かない自己中エキセントリック女、みたいな書き方がされていたけれども、まあ、それはその通りかも知れないんだけど、でもゼンゼン違うじゃん、と思った。エミリアの最大の矛盾は、父親をあそこまで嫌っておきながら、父親と同じ種類の男と不倫して子どもまで産んじゃったってこと。でもって、自分の夫は父親とは全く違う人種だと信じて疑っていないこと。これって、分かんないようだけど、分かる気がする。父親みたいな男とゼーッタイ結婚するもんか、と言っていた友人が、形は違うが中身はソックリな男と結婚して、あんまし幸せそうじゃないのを間近に見ていることもあって、親子って因果なモンだと呪いたくなる気分。不倫の果てに産まれた子が突然死症候群で死んだり、継子と上手く行かなかったり、先妻に悪し様に罵られたりとかいうのは、まあ枝葉末節かな。ラストは思わせぶりだけど、エミリアのような自立した強いけれども脇の甘い女性は、なかなかこの先も良い展開にはならないだろうな、と思う。こういう女性は、頭のイイ小ズルイ男の餌食になり易いんだよ。まあ、もう一度見たいというほどでもないけど、なかなか良かった、かな。
[映画館(字幕)] 6点(2011-11-23 22:03:00)
208.  シルヴィア
どうしてこのDVDをレンタルしたのか自分でも忘れるくらい、何の先入観もなく鑑賞しました。尊英蔑米(なんて言葉はないけど)のG・パルトロウが飛び付いたであろうこの役どころ。あんまし好きじゃないパルトロウの役者さんとしての魅力を感じられたので良かったですね。ラストに向うにつれてヒリヒリする感じで、見ていて辛くなったほど。でもねー、こう、なんつーか、あんまり深みは感じられなかったのです。描写はそこそこ丁寧だったんですけど・・・。何が足りないのか、正直分からない。私自身が、そもそも自殺願望のある人間に共感出来ない性質であることが大きいのかな、とも思いますが。褒めてんだか、けなしてんだか分からないけど、まあ、あんまりパッとしない作品だなー、というのが一番ピッタリ来る感想かも。
[DVD(吹替)] 6点(2011-01-24 22:52:35)
209.  ラスト・オブ・モヒカン
ダニエル・デイ=ルイスは素晴らしくカッコイイです。惚れ直しました。・・・が、ナサニエルとコーラが恋に落ちる過程というか経緯がまったく理解できず、こりゃ鑑賞者にはツライ作品ですなぁ。ある人を守るのに命を張るって、ホレたハレた程度の恋ではできないでしょうが。でも、ナサニエルとコーラの間にあるのがそれほど深い愛であると伝わって来ないんだもんね。うーん、ラブストーリーなんだからもう少し丁寧に愛が育まれる過程を描いて欲しかった。それに、敵役の原住民がいかにもな風体で、方やナサニエル達は服着てる。これってちょっとどーよ? と思ってしまう。入植者に踏みにじられて行く原住民の誇りと尊厳みたいなものは分かるけれども、そこにある悲哀はあんまり伝わって来なかったような。まあ、そこにフォーカスしてないんだろうと思って見てたけど、ラストシーンは思いっきりフォーカスしてたもんなぁ。それにしても、人類の歴史ってのは、殺し合いの歴史なんだなと、改めて感じたのでした。黒鉄ヒロシがTVで日本は欧米やその他の外国に比べ、革命(日本じゃ明治維新のことだそうだ)における殺し合いをしたその人の数が圧倒的に少ないから、これは誇っていいことだと、まるでその歴史の現場を見て来たかのように得々と語っていたけれども、事実そうなのかも知らんけれども、そーゆー問題か? ウン千人しか殺してない日本人は、ウン十万人殺した欧米人より野蛮じゃないのか? この映画に描かれている殺し合いは野蛮極まりないけれども、明治維新を描いたドラマや映画だって相当エグい殺し合いやってますゼ。集団殺し合いに犠牲者数をモノサシに野蛮度で優劣つけるなんてものすごいナンセンスだと思う。、、、と、また余談になってしまいました。映画としては、そういうわけで本作は、あらゆる意味で中途半端に感じました、ハイ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-04 23:09:06)
210.  刑事コロンボ/ロンドンの傘<TVM> 《ネタバレ》 
こういう「仕込みで落とす」ラストは割とありますが、感心しません。公判維持も、というより、起訴さえ難しそう。あなたの様な人は検事泣かせです、警部。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2010-09-13 22:33:48)
211.  刑事コロンボ/二つの顔<TVM> 《ネタバレ》 
料理番組に飛び入り参加して卵を黄身と白身に分けるシーンが強烈に記憶に残っていました。このエピソードでのシーンだったのですねぇ。仕上げにあんなにソースがドバーッとかかっちゃって、あれであの人、ホントに人気ある料理家なんでしょーか?? 犯人が双子ちゃんだったのは全く覚えていませんでした。双子のどちらが犯人かでラストまで引っ張るのはなかなか良いです。イケスカナイ兄貴が出てきた段階で、弟に罪なすりつけパターンと推理したのに、見事にハズレでした。あの婚約者を殺したのはどっちだったんでしょうか。あれも共同作業? 警部の(ちょっとアラのある)詰問に落ちた瞬間の兄弟の反応の差が面白かったかな。しかし、今回は警部、ついに怒られちゃいましたねえ。ちっとは反省しましょう、日頃の無作法。・・・と思ったけれど、それがなくなったら警部じゃないし、そもそも直す気ゼロだし。ね、警部!
[CS・衛星(吹替)] 6点(2010-09-05 22:30:44)
212.  フランケンシュタイン(1994)
「王様のレストラン」で、しずかが面接をスルーして見に行ったのがこの映画。そして「やっぱ、デニーロはイイね」(だったかな)とパンフをペシッと千石さんの背に当てて照れ隠し。・・・そ、そっかぁ? と、このシーンを見て思ったのは、きっと私だけじゃないはず。三谷氏はそう思ったんかな? ま、それはどうでもいいんだけれども、デニーロは化け物をやらせてもデニーロであり、ケネス・ブラナーは相変わらずからまわり気味な演技で、雰囲気も衣装も美術も音楽もなかなか良いのに、映画としてはあんまし、、、って感じだった。ヘレナも化け物にされちゃって。当時、ケネス・ブラナーと同棲していたみたいだけど、それで出ちゃったのかな? 人造人間の悲哀・・・みたいなものを描きたかったんだろうな、という推測はできるんだけれど、ストーリーを追うのに必死なのがアリアリと伝わってきて、早く終わってくれ、と思っちゃいました。まあ、彼とは別れて正解だったと思うが、その後、ティム・バートンとってのもなぁ・・・。ま、彼女が幸せならそれでいいんですが。
[映画館(字幕)] 6点(2010-07-28 22:56:58)
213.  刑事コロンボ/5時30分の目撃者<TVM>
ナディア、どっかで見た顔だ・・・、と思って、でも分からなくて気持ち悪かったんだけど、途中で思い出した! デスパでスーザンの母親役だった人だ! ゼンゼン変わってない・・・。役柄も男にだらしなくてちょっとヌケてるところは同じかな。さて、今回の犯人は、よーわからん人です。ナディアを夫から奪うために夫を衝動的に殺しちゃう(これってナディアを一応、愛してたってこと?)。でも、自分の立場が危うくなったらあっさり殺す(え、え?)。だったら、何で夫を殺す必要があったのか? ナディアを見捨ててあの場から去ってしまえば、人殺しなんかしなくても良かったわけです。・・・分かりません。地位も名誉も重んじる男がそんなことするなんて。ラストは、まあ、あれはあれで良かったと思いますが。ところで警部、クリームソーダといって出てきたあの茶色い液体、何だったのですか?
[CS・衛星(吹替)] 6点(2010-07-27 22:20:20)
214.  ブーリン家の姉妹
歴史は下半身で作られた、変えられた(一応、過去形)、、、んだな~。てなことを再認識させられる作品でした。下品ですみません。豪華キャストに豪華衣装で、よござんした。
[DVD(字幕)] 6点(2010-06-13 23:03:06)(良:1票)
215.  フランチェスコ
見た目的は、当然ミッキー・ローク・・・ではなくヘレナ。彼女がイタリア語喋ってるの、ここにもあったんだ~、とややビックリ。それにしてもリバイバル上映で見そびれたので、DVD化とは有難や。ノーカット版だからか、とにかく冗漫で何度も睡魔に襲われる。聖人と対極にありそうなイメージのミッキー・ロークだけど、結構頑張ってた、彼。まだ麗しいお顔が崩れる前で、何よりイタリア人に見えたし。ただ、全裸シーンが何度かあるんだけど、ムキムキで「それは聖人のカラダではない!」と、聖人の体がどんなものか見たことないけど、突っ込み入れてしまった(だって、胸筋なんて、女性の乳房並みにあるんだもんね)。聖人とは何ぞや、ということについては『ブラザー・サン シスター・ムーン』で考えさせられたのと、結局は同じ感想。でもこれは想定内。想定外だったのはヘレナの存在感の薄さで、ちょっと不満。まあ、あんまり期待していなかったから、ガッカリもせず。こんなもんか、という感じ。あの当時、ミッキー・ロークが大好きだった人には見る価値がある・・・か?
[DVD(字幕)] 6点(2010-05-28 23:47:49)
216.  グラン・トリノ 《ネタバレ》 
安易な気がするなぁ。ストーリーもだけど、とにかく人物が皆あまりにも類型的だし、その人物たちに三流以下の脚本家でもやらないようなセリフを言わせちゃうし。ストーリーが安易なのは別に構わないと思う、というか、むしろ分かりやすいのはいいことだと思う。でもなぁ・・・。差別主義者の偏屈ジジィ→差別対象のイエロー軟弱青年と出会う→あるきっかけで二人は心通わせるようになり→差別していた者のために命を差し出す、これは究極の「変化」の物語で、脚本書きのABCとして最初に習うんだよね、「主人公を変化させよ」って。それを海千山千のイーストウッドにあからさまにやられてもドン引きというか、「そんなぁ、、、」って感じ。切ないのよ、こんなあんまりな原点回帰見せられちゃって。それに、自らの命を差し出しても、結局、それじゃぁ根本的な解決になってないじゃんか、ってことも不満かな。究極の自己満足、っていうか。人生なんて所詮自己満足に終始するものなんだから、それでもいいじゃないか、とも思うけれども、なんかね。朝鮮戦争のエピソードをもっともらしく盛り込むあたりもなんかヤだ。やっぱり、監督イーストウッドは好きになれないのかなあ。俳優としては、掛け値なしに愛しているのに。もちろん、ウォルトを演ずるイーストウッドはイイ俳優でした。もう本作で俳優イーストウッドと今生の別れなのかと思うと、それも哀しいし。あ、でも、ラストシーンの渋い歌は沁みました。・・・うーん、イロイロ複雑。
[DVD(字幕)] 6点(2010-05-17 22:23:56)
217.  刑事コロンボ/ハッサン・サラーの反逆<TVM> 《ネタバレ》 
自国の伝統を重んじ誇りにしている外交官が、その伝統による(恐らくは非人道的な)罰を受けることを拒絶し、伝統なんかありゃしないアメリカの法の下での裁きに自らすすんで殉じるという皮肉な展開。そこはなかなか面白いけど、結局、動機が不透明なままなんでスッキリしませんね。原案では、ハッサン・サラーが公金横領していたのが露見したため、という単純な動機があったらしいですが。ラストも王様サマサマだし。いくら特権があるからって、あんなにペラペラ自白するかしらね。でもまあ、本作でも警部は超マイペースで“ビリッ”を2回も・・・。おまけに相変わらず腹ペコで。タキシード姿、なかなかgoodでした!
[CS・衛星(吹替)] 6点(2010-05-08 01:28:34)
218.  アルテミシア 《ネタバレ》 
美術史上における初の女性画家として位置付けられているらしいです、このアルテミジア・ジェンティレスキというお方。あのユーディットの怖い絵も描いていて、本作では、そのデッサンシーンが情事の端緒として描かれているのが面白いかも。まあ、でもタッシとの間に愛があったという脚本はちょっとなぁ・・・。クサイというか。個人的には、タッシが結婚を餌にたぶらかして若い女性の肉体を貪り尽くした天才だけどド助平な俗悪画家、って方が好きだけど(史実としては今や当人のみぞ知るだそうですが)。実在のアルテミジアは、この裁判後、出世街道まっしぐらで、結構恵まれた人生だったみたいなんで、本作も脳天気に見られました。しかし、こういうマイナービデオを置いてくれていたお気に入りのビデオ屋がいよいよ閉店だなんて・・・。哀し過ぎる。また今度借りようと思っていたものも結構あったのになぁ。う~、これで引越しをためらう要因が一つ減ったかも。
[ビデオ(字幕)] 6点(2010-05-06 23:50:28)
219.  刑事コロンボ/美食の報酬<TVM>
ちょっとちょっと~、それ「フグ」じゃないでしょ~、「ハリセンボン」よ! かわいそうに。ハリセンボンには毒なんてないのよ~。その代わりトゲトゲがいっぱいあるんじゃないの。・・・魚にはちょっとウルサイので、突っ込んでスミマセン。コロンボを消そうとする犯人って、なかなか太ぇ野郎だけど、相当のアホですね。本作は、トリックそのものを見せないで、最後にタネ明かしをコロンボがセリフでするという異例の作りでした。あの女性秘書役の女優さん、P・フォークのカミさんだそうで。なかなか肉感的な美女でした。あと、警部のコック姿、素敵です。タキシードも決まってました!
[CS・衛星(吹替)] 6点(2010-02-19 11:37:12)
220.  スケルトン・キー
ジーナ・ローランズ出演という一点のみでDVD借り。ジャケもホラー度高し。これはコワソ~! ワクワク!! と、いざ鑑賞。・・・ハレ? 何、これ、オカルト? 狐につままれた気分で、イマイチ謎も分からぬまま格闘のラストへ。怖いどころか、可笑しささえ覚えつつ、エンディングを迎えてようやく、あー、そーゆーことだったのか、ととりあえず納得。可笑しかったのは、しかし、こちら側はあくまで傍観者だからだったのかー。信じるもののみに作用する、って、まさにカルト。そう思って見直してみると、これは、人間の弱さをえぐるなかなかの秀作かも。映像もなかなか良いし。と、監督名を見て、あらびっくり。あの大好きな『鳩の翼』を撮った人じゃないの~。そーかそーか、ちょっと納得。特典映像も一杯あってお得かも。でも、後味悪いし、ゼンゼン怖くなかったので、ちょっぴり厳しめで。
[DVD(字幕)] 6点(2010-02-12 17:14:10)
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