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なたねさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1180
性別
年齢 58歳
自己紹介 短くって、切れ味のいいレビューには「良」投票してしまいます。

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201.  今朝の秋<TVM>
「ながらえば」、「冬構え」、そして本作。扱っているモチーフもテイストも全然違いますが、日本の湿っぽい「グラン・トリノ」と呼びたい。潔く老いて居ることを教えてくれます。すばらしい!
[DVD(邦画)] 9点(2021-05-09 22:28:27)
202.  三島由紀夫VS東大全共闘 50年の真実 《ネタバレ》 
ワタシには、この作品がわからなかったです。900番教室で行われた討論はイライラするくらいわからなかったし、ちょうど50年という節目の年でもないのに、このタイミングで公開される意図もわからない。この映画の監督が豊島圭介氏であることも何故?と思うし、なによりこのフィルムは秘蔵するような類のものか(そんなセンセーショナルなものと思えない)。わからないんですよ。でも。作中、内田樹氏も触れていますが、三島由紀夫氏はなんて粘り強いんだろう。このくそボンズの大学生を相手に一つ一つ丁寧に応対する三島由紀夫氏の姿に誠実を感じます。なんかよくわからないが、三島由紀夫の魅力だけはわかった。今度、食わず嫌いだった氏の小説を読んでみようと思います。
[DVD(邦画)] 5点(2021-05-06 22:09:34)(良:1票)
203.  映画 深夜食堂 《ネタバレ》 
 映画化の話を聞いたのは、テレビシリーズの3rdシーズンが開始した頃。「なぜ、深夜食堂を劇場で?」というのが、率直な気持ちでした。でも、大好きな小林薫のマスターにまた会えるのだから、ちょっと得だなとも思いました。レンタルDVDで観ることにしよう、と。  3つのエピソードのうち、最初の「ナポリタン」、次の「ととろご飯」。なるほど、マスターの私生活というほほえましい特別サービスを挟みつつも、テレビシリーズと同じ力加減で進むのだな、むしろその方が好ましいんだもんね、と飲酒しつつみていました。  しかし、その後の「カレーライス」。問題作。とてもじゃないが観るに堪えない筒井道隆演じる大石(筒井道隆がひどいという意味ではない)。こんなデリカシーのない人物設定でいいの。返す刀は菊池亜希子演じるあけみにも及ぶ。「ただのボランティアと被災者の間でよかったのに」。「自分が立ち直るために、利用してまた逃げた」。  現在進行中の災厄。それをこのような扱い方をしてよいのかと思いつつ。そこには当然のそこの人間関係があり、物語の作り手としてそれをなかったことにできなかったのだと、屈託抱えつつ解釈しています。   そして。そんなワタシの複雑な気持ちも一緒にすべてをもってをいってしまう田中裕子。怪作です。
[DVD(邦画)] 6点(2021-04-25 19:43:26)
204.  薬の神じゃない! 《ネタバレ》 
うーん。「ミニ・シンドラーのリスト」みたいな趣もあって、興味深いお話だと思うのですが、しかし。結構な綱渡りをしているんだけれど、当局が手ぬるい。患者の事情を考えればすごく影響が大きな状況なのに、限られた登場人物だけでお話を回している。全体にチグハグな印象です。裁判所から護送されるラスト近くのシーンは、コロナ禍の今見るとさらに意味深いと思いますが、いやいやもっと面白くってもいい題材だったんじゃないの、と思ってしまいます。
[DVD(字幕)] 6点(2021-04-20 10:28:00)
205.  一度も撃ってません 《ネタバレ》 
これは、感慨深い。■松田優作の「探偵物語」や大泉洋の「探偵はBARにいる」系のコメディなハードボイルドなんだと思います。喜劇要素全開の予告編にいい意味で裏切られました。■石橋蓮司氏の代表作になるのではないか。伝説のヒットマンなのに、一発も撃っていない。ヒモで書けない売れない小説家なのに、ダサかっこいい。■桃井かおり氏がまた、S K IIのCMを捨てたかのような吹っ切れた感じ。樹木希林の後釜を狙ってるなと思うのだけれど、それも確かにアリだ。■定年を迎える編集長を演じる佐藤浩市氏に、釣りバカ日誌での父上の面影があったが、それもいつか行く道だ。■シニア系のハードボイルド。なんかいろいろ狙ってる感じがあざといんだけど、嫌いになれない。■脚本の丸山昇一さんの映画なのだと思う。■絶対に「2」の企画が進んでいると思います。
[DVD(邦画)] 8点(2021-04-16 12:54:19)(良:1票)
206.  異端の鳥 《ネタバレ》 
《ネタバレかもしれないし、勘違いかもしれない》父親の腕の番号を見て、ホロコーストから逃がすために自分のことを捨てたと気づき、愛情とともに自分の名前を思いだしたという解釈でよろしいんでしょうか?(自信がない)。うーん。芸術的な雰囲気を漂わせつつ、結構グロい。感情の読み取りづらい少年の物語。とくれば、ワタシにとっては「ブリキの太鼓(1979)」。彼の作と同じ点数にしたいと思います。オラは、こういうのは好きではありません。小学校で見た「砂漠の冒険(1969)」っぽくもあったか。
[DVD(字幕)] 3点(2021-04-15 22:17:01)
207.  お茶漬の味 《ネタバレ》 
あああ、これはちょっと理解できない。妙子もどうかと思いますが、茂吉だってたいがいなもんじゃないですか。「奥さん」だなんてタテマツっちゃって(他の人の配偶者を呼ぶ言い方ですよね)、物分かりがいいばっかりで、ちゃんと向き合おうとしていないじゃないですか。「僕と君のような夫婦がもうひとつできるだけ」なんて、相当なNGワードですよ。夫婦のことは、お互い様。どっちかだけ悪いなんてことはない。うまくやりたいと思いつつ、どうしてもうまくいかない夫婦を描いた作品かと思えば、最後のお茶漬けのシーン。妙子が一方的に折れたような成り行きになってません?「夫婦の味はお茶漬けの味」ってなあ。夫婦の味は、それぞれ違う。ワタシは、カップ焼きそばが夫婦の味の家庭もありだと思うよ。紋切りすぎる。
[インターネット(邦画)] 3点(2021-03-26 08:36:56)
208.  ハンナ・アーレント
ソファーに横たわり、目を瞑り、タバコをふかす初老の女性が、カッコいいとしか言えない。
[DVD(字幕)] 8点(2021-03-22 20:21:49)(良:1票)
209.  禁断の惑星 《ネタバレ》 
うーん。なんか、妙な味わいがある映画だとは思う。今となってはアナログな未来観がなんかかっこいいし、ロボット三原則に縛られて赤くなっているロビーはかわいいし。でも、怪物は精神世界の産物みたいなのがあんまり好きじゃないんですよ。急にオカルトっぽくって。なので、この点数です。
[DVD(字幕)] 4点(2021-03-20 22:08:48)
210.  チャーリー 《ネタバレ》 
ああ、なんというベタっとした映画なんだろう。まるで、Wikipediaの「チャールズ・チャップリン」の項目を読んでいるかのようだ。作中で架空の自伝編集者であるジョージ(アンソニー・ホプキンス)に「あなただって欠陥人間なんだ。それを書くべきだ」と言わせておいて、本作では、従来の文脈を逸脱したチャップリン像を見せることをしない。作中のチャップリンに「人は成し遂げたことで評価されるんだ」と言わせる。その通り。ワタシはチャップリンの自伝も、伝記映画も必要と思わない。ただ、チャップリンの作品を見ればいいんだ。最期のシークエンスは、チャップリン映画の名作群。「キッド」のあの一番泣かせるシーンを切り取って出すのか。あああ、なんだかなあ。ずっと意味ありげで、最後は名場面集で終わらせるのかよ。なんかズルくない?
[DVD(字幕)] 2点(2021-03-15 06:57:57)
211.  刑事コロンボ/攻撃命令<TVM> 《ネタバレ》 
犯人とコロンボが初めて会った時。電話のくだりでもう勝負がついていたのに、ダラダラ引っ張ったって感じがします。神出鬼没でどんなところにもノックもしないで入っていくコロンボと、あのゲストハウスのお姉さんにデレデレしているコロンボが少し嫌いでした。
[CS・衛星(吹替)] 4点(2021-03-12 18:40:20)
212.  スペシャリスト/自覚なき殺戮者 《ネタバレ》 
何といっても実際の裁判の映像であるというのがすごい。■防弾ガラスに囲まれた被告人席の中で、全く気持ちが崩れ落ちる様子のないアイヒマンは、まるで被告人のようではなく、あたかも証人として答弁している行政官のよう。■ワタシ、この硬派な映画をきちんと咀嚼できているとは思わないのだが、それでも、ワタシの見立てのアイヒマンとしては。彼は、あらかじめ、のちの世の人たちの評価を念頭に置きながら、ナチス親衛隊として振る舞っていたのではなかったか。いつか、本作に見られるような、結論ありきで弁護人すら味方ではない法廷で裁かれることを念頭に置きながら、どうすれば妙な証拠を残さずにすむのか考えていなかったか。■いわく、「全体の一部しか権限がない」、「命令に従い」、「法に従い」とか。ユダヤ人移送局長官を務めていたときから、このような理由付けで、自分の振る舞いを整理していたことではなかったか。そして実は、たくさんいるそんな人たちの中でも、とりわけ有能だったのがアイヒマンだったのではないか。■モノクロの映像。時々詩的に見えるような演出。白昼夢のような映画。でも、いつの世でも起こりえる、システムへの忖度と過剰適応による悪夢。
[DVD(字幕)] 9点(2021-03-10 17:12:13)
213.  素敵なウソの恋まじない<TVM>
ところどころ、主人公に対して「そいつは、無茶だ!」と叫びそうになりましたが、これはシニアの方(と言うより年寄り)を主人公にした童話みたいな話なんだからと納得しました。とはいえ、「あああああ、ダメ〜」なんて、二人の行く末に意外なくらいめちゃくちゃ感情移入させられてしまってもいたわけです。三谷幸喜のコメディのような小作ですが、脚本は「ブリジット・ジョーンズの日記」の人でしたか。そういや、そうでしょうとも。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-03-08 21:22:23)(良:1票)
214.  刑事コロンボ/死者のメッセージ<TVM> 《ネタバレ》 
おー、ダイイング・メッセージですか、しかも密室。なおかつ、犯人は推理作家。正統派ミステリーみたいじゃないですか。なんか、東野圭吾の「名探偵の掟」とか、思い出したりしましたよ。いやいやいや、でもこれは名作。やっぱ、コロンボシリーズの主役は、犯人。【210305再見】あざとカワイイばあちゃん犯人。コロンボのスピーチは、ミッチェルのためのものでしたね。カギを出した時には、もう捕まってもいいと思ってたのではないでしょうか。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2021-03-05 21:43:04)
215.  太陽の蓋 《ネタバレ》 
 タイトルだけ見ると、まるで某宗教団体が作ったような本作。しかし、「東電株主代表訴訟」弁護団長の河合弁護士、 同訴訟事務局長の小林結氏らの協力の下 、自然エネルギー政策研究所 橘民義代表が製作した映画であります。うーん、つまり、いずれにしろクセの強い皆さんが作った作品なのですね。  福島第一原子力発電所事故を扱った近作「Fukushima50」との比較で言えば、彼の作は主にイチエフ(福島第一原子力発電所)の現場の物語であるのに対し、本作は当時の官邸の事故対応に関するものであり、また、彼の作では原発に対して、脱とも推進とも言ってないと思いますが、本作は製作陣を見ればわかるように、明確に脱原発の立場をとった映画です。つまり、プロパガンダ映画です。  映画作品としては、そんなには手応えのあるものではなく、新しいトピックが開陳されるわけでもなく、まるでテレビの再現VTRを見ているかのよう。「Fukushima50」と比べても、例えば防護服一つとっても、とてつもない予算規模の差を感じさせるものです。  ただ、従来、事故対応において菅総理を始め官邸の手落ちがクローズアップされ、「Fukushima50」でもかなりわかりやすくそのような演出がされていましたが、本作では、官邸に手落ちはあったが、もっと大きな手落ちが「東電の本社」にあったということを主張しています。なお、官邸のメンバーは菅首相を始め実名で登場しますが、東京電力については、「東日電力」と言い換えられています。  あの事故はまだ終わっていないという メッセージが最後に込められます。そこはもう、ホントその通りだよねと思うワタシも脱原発派です。 【追記】DVDには3つのAnother Story(スピンオフ)が収録されています。事故前日譚の「僕たちがいた町」がとても良かったです。
[DVD(邦画)] 5点(2021-03-01 22:01:30)
216.  ある人質 生還までの398日 《ネタバレ》 
【すぐにネタバレあり】武装組織(ISIS)に理不尽に拉致され、抵抗することなどできずに1年以上監禁され、政府は頼りにできず、言うがまま200万ユーロ(約2億7000万円)支払わされ、命からがら生還するお話。反撃するとか、敵を出し抜くとか、どんでん返しとかそういうの全くなし。事実ベースの話で、まあ救いようがない。本作中でなんといっても、交渉人のアートゥアがすごい。他の映画だったら真っ先に殺されそうな出で立ちなのに、どんな絶望的な状況になろうと冷静にISと交渉を重ね、ダニエルを迎え入れる。いったいどういうバックグランドの人なの?、ISからいくらか貰ってる?、邪推したくなるくらい。副題のおかげで、「生き延びて帰ってはくるんだな」と思っていましたが、それでも目が離せませんでした。
[映画館(字幕)] 8点(2021-02-28 17:42:22)
217.  21世紀の資本 《ネタバレ》 
うーん、期待外れ。資本収益率が経済成長率を上回り続けており、これがすなわち金持ちがどんどん良くなって、こっちはさっぱり良くならない(格差)このざま、ということのみ予習して見に行きました(ということですよね?)。もっと、このことを身にしみたいと思ったのですね、さて本作、書籍版では膨大なデータを駆使して説明したことを、あえて数字を使わず、過去のドキュメンタリーや映画を駆使して、つまり映像で説明しようという趣向のものだったのだと解釈しています。しかし残念ながら、そのチョイスされた映像が、なんかメリハリがなく(同じものが繰り返されたり)、やはりデータによる説明が少ないから説得力に乏しかったと思います。上記の主張が身にしみて、こんなことではいかんと立ち上がり、行動様式を変えるということまでに至らず、なんとなく明日からも同じようなことを繰り返してしまいそうです。そうです、残念なのはワタシです。【210225変更】
[映画館(字幕)] 3点(2021-02-25 15:31:28)
218.  俗物図鑑 《ネタバレ》 
第一感は、「なんでこの人たちはこんなことをしてしまったのだろう」。当時サブカル業界で、ある程度名の売れた人たちが、なんでこんな高校の学園祭で映すような映画を作ったのだろうと。その実(じつ)、サブカル業界なんてものに寄宿する、我らこそ真の俗物という韜晦だったのかもしれませんが。でも、やっぱり芸があったのはプロ役者の山城新伍ですもんね。結論としては、まあまあ面白くなかったです。
[DVD(邦画)] 2点(2021-02-23 11:20:23)
219.  わたしは、ダニエル・ブレイク 《ネタバレ》 
公開中の「すばらしき世界」を経由して、本作にいたりました。どちらも生きづらい初老の男の話。■西川監督曰く、『むしろ「あ、似てる……ヤバい」と思っています(笑)。』(CREAインタビュー)とのこと。どちらの主人公も循環器の病で急死してしまいます。■私が思う一番大きな違いは、最後に世の中とどう折り合いをつけたかということ。自分の心を押し殺した(ちょっとズルくなった)三上(「すばらしき世界」)に対して、「尊厳を失ったら終わりだ」と告げ、反抗に及ぶダニエル(本作)。■亡き奥さんとのエピソードや葬儀で明かされるメッセージなど、映画的なカタルシスは本作の方があります。■しかし、福祉事務所の理不尽が、さすがにこれはないだろうと思いますので8点です。(あるんですかね)。■物語中盤、園芸センターの経営主がダニエルのキャリアを認め、雇用の申し出をしてくれるのですが、ここで断らずを得ないダニエルの気持ちに胸がふさぎます。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-02-21 18:29:48)
220.  すばらしき世界 《ネタバレ》 
すごくいい。三山がちっともかわいそうな人じゃないのがいい。むしろ、だからお前はマズいんだといいたくなるような、ヤキモキというかウンザリというか、しょうがない人なところがいい。そんな三山が、暴力をふるわれる人を見て見ぬふりしたり、人を揶揄するのに同調したりするのが、堅気になることと気づくかのようなところがいい。みんな、ちゃらんぽらんに生きてるんだよ。こころに暖かいもの(元妻との約束)を抱えて、自分のアパートへの帰り道。やっと人生が和らいだ時。三山にとって、最期の最後で、この世はすばらしき世界だったのだと思います。
[映画館(邦画)] 8点(2021-02-21 17:17:29)
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