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ムランさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

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201.  エクリプス/トワイライト・サーガ 《ネタバレ》 
 全く知らずに観に行き『三部作の最後』と知り驚愕。でも一応あらすじ的なものは冒頭に入っており内容の把握は出来ました。  ビックリするぐらいの無味無臭映画。魔族を魅了する血を持つヒロイン(とっても良い子)が、吸血鬼の少年(彼女を大事にする高青年)と恋に落ち、その後吸血鬼と敵対する人狼の少年(こちらも負けじと高青年)にも好意を抱き、まぁ敵が出たり協力したりして一応ハッピーエンド。ラストまでコレと言った粗は無いが盛り上がりも一切ない、とてつもなく『無難』に作られています。  三角関係のオチや敵種族との戦いもCG等も含めやはり『無難』。  冒頭の解説も『分かりやすい』が、逆を返せば5分程度で説明できてしまう位『薄い内容』と言うことにもなりますし。  ちょっと画が綺麗なTVドラマを見てる感じでした。  『コレは!』と言う名場面や演出も無く、『何だよこれ!』見たいな罵声を浴びせたい程の箇所も無いという、何とも評価のし甲斐が無い作品でした。
[映画館(字幕)] 4点(2010-12-05 10:52:55)
202.  秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 ~http://鷹の爪.jp は永遠に~ 《ネタバレ》 
 初めて鷹の爪を劇場で観賞。相変わらず最高であんだけ劇場内に笑い声が聞こえたのは初めてでした。  コレまでに比べると、世界情勢パロはありながら全体的にアクションやアドベンチャー的展開多が多く、ある意味一番エンタメっぽかったです。  でも最高、2では触れなかったフィリップの幽霊ネタをここでブチ込んでくるとは。  ただ新キャラのジュリエットを演じた声優さんの演技がイマイチ。それとちょくちょく出てくる芸人はいらなかったな、面白くも無いし。  内容としては前2作と変わらないクォリティーでしたが、もう中学生が生理的に大嫌いなので毎回そのシーンに不快感を感じてしまうので-1点。  どこの馬鹿が命令したかは知りませんが、鷹の爪はそんな最近のブーム(芸人やアイドル起用)に乗らず我が道を突き進んでください、何処までもついてきますから!!  一日でも早くの『5』公開を楽しみにしています。
[映画館(邦画)] 9点(2010-12-04 18:45:55)
203.  秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~ 《ネタバレ》 
 レンタルで我慢できずDVD買っちゃいましたNo2。  我らが鷹の爪団今度はネット世界へ。パロディや軽快なトークなど、コレまでの魅力はそのまま、チラチラと日本の現状を真面目に演出しており、前作とは良い意味で違った面白さがありました。でも結局面白おかしくなっちゃうので後味の悪さは皆無。  全体的には確かに前作ほどのインパクトは受けなかったが、総統の最後の一言『お前も幸せになれ』にもうシビれまくり!!普段頼りないのに決める所は決める、だから最高なんだよあんたは!!  相も変わらず終始ニヤニヤしながら楽しめました。  ここでも続編期待度No1。
[DVD(邦画)] 9点(2010-12-04 18:36:31)
204.  秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE ~総統は二度死ぬ~ 《ネタバレ》 
 レンタルでは我慢できず購入しちゃいました。  パロディや時事ネタ、ウィットに富んだジョークに軽快な掛け合い等とにかく終始ニヤニヤしながら見てました。  話のテンポも非常に良く、時々起こる無茶苦茶な展開もレオナルド博士の圧倒的ポテンシャルで無理なく、尚且つ面白く納得させられてしまいます。  確かに画のアニメーションとしては群を抜いたショボさだが、決して『手抜き』や『下手』等ではなく『個性』や『味』として楽しめ、時にはそのショボさを逆手にとった演出や笑いも秀逸。  登場キャラも個性(アク)が強くそれでいて愛着が持て最高(がんばれフィリップ!!)。  画に惑わされ食わず嫌いせず是非視聴をお勧めします。  今のところ最も続編を楽しみにしている作品です。
[DVD(邦画)] 9点(2010-12-04 18:30:58)
205.  SPACE BATTLESHIP ヤマト 《ネタバレ》 
 ヤマトは大半を視聴。だからこそ『ヤマト復活~♪』だけで高得点は付けない。  まず話を詰め込み過ぎ。そもそも半年分の内容を2時間に収めるなんて無理。  それで後半強引に『さらば』展開入れるもんだからキャラの掘り下げ出来てないのに皆死ぬシーンだけ強調されてアンバランス。真田さんは古代と一言二言しか話してないのに『俺はお前を弟の・・』とか言うし。ファンへの配慮だろうが、中途半端な再現など失笑。尺を考えれば死ぬのは数名で後は脇役に徹させるべき。『アニメで設定掘り下げてるし』的他力本願は論外。  戦闘も短くショボく艦隊戦は皆無。被弾時も変な所で艦内シーンに切り替わり誤魔化しまくり。波動砲を筆頭に攻撃演出は迫力無いし、効果音含め原作再現率ゼロ。  敵デザインや波動エンジンはジュブナイルの流用でガウォークもどきまで登場。なんで地球軍みたいな原作アレンジや大人しくフライホイール回しておけなかったの?  部分的演出で悪くない所(初発進時等)もあるが一瞬、持続力はパチンコCG以下。  結局尺の大半はB級月9ドラマ。  古代と森の関係は『最初不仲で次第に惹かれあう』展開が映画向きじゃなく超速合体。  男同士の友情を結ぶ的演出も古い友人設定や低レベルな居酒屋談笑、こういう部分こそ戦闘時に演出しろよ。  『敵艦載機は攻撃せず基本体当たり』『惑星破壊爆弾地球上空で爆発しても影響無し』『全兵装大破したのに次のCGで全然無事』『陸戦部隊総勢約7名(笑)』等イチイチ荒探しも面倒。たしかに旧作でも突っ込み所はあったが、それ以上に魅力的な演出やキャラクター、燃える展開、そして最低限の構成力はあった。しかしコレには無い、『適当に作ってもヤマトクォリティで言い逃れできる』と言う念が伝わる、『ふざけるな』と言いたいし、アニメもここまで酷くない。  もう設定いじりまくってるんだから、批判上等でストーリーも大改編して『21世紀版ヤマト』を作ろうとするガッツぐらい見せてほしかった。  山崎貴自身にも『らしい』演出が無く超没個性。悪いが紀里谷監督の方が遥かに個性、技量共に上。『ガッツ』もあったし、何より人の思い出を蹂躙しに来ないし。  私も含め入場者の中には『ヤマト観れれば内容なんてどうでも良い』と思っている人はいる、そう言う人々を良い意味で裏切ってこその『プロ』。それが出来なければ鷹の爪のCGだけ作っていて下さい。 
[映画館(邦画)] 1点(2010-12-01 22:55:16)(良:3票)
206.  デイブレイカー 《ネタバレ》 
 全く期待しないで観に行きましたが予想に反して面白かったです。  雰囲気的には『ブレイドの世界で吸血鬼が世界征服した後の物語(地球上で吸血鬼が栄え人類は血液採取用の家畜)』と言った感じを受けた、実際人類の扱いや日光を受けて消滅する時の演出等似てるものが多いですし。  ただ主人公の性格はブレイドの様な『好戦的』ではなく『インテリ』であったり、行動目的が『吸血鬼への復讐』ではなく『人類(吸血鬼含め)を救う』であったり差別化はきっちりしてあります。  尺的にも丁度良い長さで、盛り上げ方や話の繋ぎ方も十分及第点越え。ご都合主義的な展開も無くは無いが少ないし全然許容範囲でした。  吸血鬼に対する『解決法』に関しても、『過度に摂取した場合は毒だが適量なら薬になる』や『灰から蘇ると言う意味も不死鳥伝説や某RPGの復活方法を考えればそこまで無理矢理感はしない』を踏まえて面白く、それを活かしたエンディングへの持っていき方も良く出来ていた。  難点を言うのであれば、吸血鬼が一定の条件を満たすと怪物化してしまう設定が本編に余り絡まず『時間稼ぎ』的な使われ方しかされていなかったり、主役キャラ達に比べ脇役達に割いている尺が短く、それなのに重要な役割を担わせているせいか『いきなり話に割り込んできた』感が強かったりと、若干バランスの悪さを感じた。  あと『吸血鬼は鏡に映らない』と言う演出はいらない。本編に全然関係ないし、あれのせいで無駄にファンタジー色が入ってしまっている。そこまでやるなら霧に変化できるようにもした方が良かった。  粗が無いわけではないが、それ以上に話が良くまとまっている。『傑作』とまではいかないが十分『良作』の域。若干のグロ演出とお化け屋敷的ビックリが苦手で無い方であれば、暇な時に見に行けば十分満足できる内容。点数的には6.7ぐらいだが、監督2作目でこの出来なら大したものなので繰り上げて7点。  評価に関係しなかったが、ヒロインの捕まる回数がめっちゃ多いのがちょっとおかしかった。 
[映画館(字幕)] 7点(2010-11-28 03:48:35)(良:1票)
207.  レギオン 《ネタバレ》 
 久しぶりに出会えたB級馬鹿映画。  簡単にあらすじを、ちなみに(?)が付いている部分は『なんで?』『設定無理やり過ぎない?』とか、並みの脳味噌を持つ人類なら違和感を覚える箇所です。  遂に神は人を見離す。そして将来神の敵となる赤子(?)の殺害を大天使ミカエルに命じる。しかし、まだ人を信じていた彼は離反し、地上に降り立ち翼を切り取り(?)、銃を手に取り(?)、邪悪な心を持つ人間に憑依する天使(?)から赤子を守るべく荒野にポツンとある村に向かう。なんてことは無い、ただ『ロボと未来』を『天使と天国』にしたターミネーターでした、しかもメッチャつまらなくした。  上述した(?)箇所にはもち説明も説得力も無し。さらに『従順すぎる人間側』『憑依天使は銃であっさり死ぬ』『弱いのに天使は武装しない』『天使が、店に籠城した人間をハメる罠も幼稚(捕まえた仲間や子供を人質にしたり)、てか店壊せねぇのかよ天使』『そもそもこんなゾンビ以下なスペックの天使に人間負けんだろ?』等ともう『凄い』出来。  しかしここからがキモ。赤ん坊の泣き声の中では上級天使しか活動できず、現れる大天使ガブリエル、なのだが神々しさの欠片も無くどう見ても『鎧を着て羽を付けたコスプレオヤジ、ちなみに武器はメイス』。マシンガンを乱射され取った行動が、『翼を折りたたみクルクル回りながら狭い店内を飛び回り弾をはじく』ダッセェ(笑)!!人間を逃がすミカエル、『逃げろ!』『何処に?』『予言者に会え!』突然現れる新単語!!そしてミカエルは最終決戦に・・超能力バトルなどせず格闘戦!!銃撃を避けるため、羽を広げぴょんぴょん飛び回る(店内を)ガブ、しかも彼の持つメイスは刃がカシャン!と飛び出したり回転したりとギミック多彩。チョークスリーパーを決めるが惜しくも倒されるミカエル。 一方ガブは逃走車に追い付き、屋根を引き剥がし車内に侵入するも、急ブレーキを掛けられフロントガラスを突き破り事故る(その転げ回るシーンがまた(笑))。最後はまぁ色々あって天使化したミカエルに負けエンド。  映画として見るとク○以下だが、『下らなさを突き抜け過ぎた笑い』と言う意味ではDB(実写)より楽しめた。  最後車が走り去るシーンはモロ『T1』ですが、『暗雲が無い=続編は無い』という所は唯一褒められるパロ演出でした。
[DVD(吹替)] 1点(2010-11-14 15:09:30)(笑:1票)
208.  ジャーヘッド 《ネタバレ》 
 恐らく『戦争映画』を作る上で99%の監督が描くであろう戦闘シーンを描かなかった異作。  『ここで戦闘があるだろう』と言うシーンでも何も起こらない、次こそ何かあるかと思えばやはり何も起こらない。視聴者からすればストレスにすら感じるが、これって作中の兵士との心境をシンクロさせる見事な演出だと思う。  必死に訓練して、砂漠のど真ん中に放り出され、命の危険を感じる、それでも敵と戦い生き残ることで快感と開放感がそう言ったストレスを紛らわしてくれる。だがもしそれすら無ければ・・・・。  不謹慎な表現かもしれないが、例えばあなたがゲームをしていて、何時間もレベル上げを行い、難しいクエストをこなして装備やアイテムを集め、準備完了で魔王の城に乗り込む。一歩進むごとに様々な演出が気分を盛り上げ、コントローラーを握る手にも力が入る。だが結局敵は現れず、魔王も戦わず降参してしまった。激怒するでしょう?  それがリアルの戦場で起こった場合人間がどうなるか、と言う今までにない切り口で『戦場に赴いた兵士たちの精神』を描いた作品。  うーん説明が難しい、とにかく『斬新な戦争映画』を見たければご視聴あれ。  演出も終盤の油田のシーンは非常に神秘的で面白かった。  上記の内容とは別に『スタンドバイミーの大人&戦場バージョン』みたいな響きに興味が湧いた人にもお勧めです。
[DVD(吹替)] 9点(2010-10-30 16:48:24)
209.  キャスト・アウェイ 《ネタバレ》 
 無人島でのサバイバル描写は非常に見ていて楽しかった。ただのボールに顔を描き、名前を付けて話しかけているシーンは最初彼の心情を汲んでも痛々しかったが、脱出の際波にさらわれ泣く泣く彼を見捨てたシーンは気付けば一緒に泣いていた。  そして生還後はさらっと終わってくれれば良かったが、無駄に長く暗いのでヘコんだ。  ただこの映画を見て『絶対虫歯はすぐ治そう!!』と心に決意しました。
[DVD(吹替)] 6点(2010-10-28 20:38:27)
210.  アイアンマン2 《ネタバレ》 
 アメリカ製のガチマジメタルヒーローシリーズ第二弾。  『主人公の余命が僅か』『友人と決別』等、非常に続編っぽい内容だが、戦闘シーンはもちろん、そう言った暗いシーンだろうと所構わず笑いを挿入してくる。友人とケンカ別れし、生命の危機に瀕している主人公の取った行動が『ドーナツ屋に行きいじける』だった時は会場中吹き出した。  不謹慎とも取られるかもしれないが、『まぁそこは映画なんだから楽しく見ようよ』と言う制作者の意思が伝わってくるし、それに関しての演出も上手かった。  全体的にアクションも悪くなくラストの友とのタックバトルは非常に爽快かつ大爆笑だった。  難点があるとすれば、ラスボスがめっちゃあっさり倒される。てか部下のロボットの方が強くない?  ダークナイトを『重厚』な作品と捉えると本作は全く真逆の『軽快』な作品。重いテーマや芸術的な映像はなく、軽いノリと笑い、そして大迫力のCGで主人公の活躍を見て楽しむ典型的(だが高品質)の娯楽映画。とにかく『楽しい映画』が見たいと言う方にはお勧めです。  続編が楽しみです。
[映画館(字幕)] 8点(2010-10-23 05:24:16)(良:2票)
211.  エクスペンダブルズ 《ネタバレ》 
 『矛盾』『非常識』『設定皆無』『支離滅裂』『ご都合主義』と、見事にアメリカらしいアクション映画の典型。  ガソリンや銃弾が爆弾の如く炸裂し、正義の強さをきわ立たせるため敵の6~7割は発砲もせず突っ立ったまま殺される。主人公達は『戦闘のプロ』なはずなのに、後ろや隣にくっつかれても敵の尾行に気付かなかったり、敵基地を偵察(道のど真ん中に車を止めて仁王立ち)して敵に見つかる等、ストーリーとキャラの技量に全く整合性が取られていない。  いま挙げたの物は良く言えば『古き懐かしアクション映画の演出』だが、悪く言えば『時代遅れの駄演出』。私の感想としては残念ながら後者。  さらに仲間の一人の恋愛シーンや行きつけの店のマスターの悲しい過去と、アクション以外にも作品に『厚み』を持たせようとしているが、どれもこれもキャラの掘り下げが全然できていなかったり構成が雑だったりと全く魅力を感じれず、様は『色んなものに手を出したが脚本が実力不足で結局浅く広くしかできなかった』作品の典型。  さらにさらに、後半の話の崩壊具合が半端ない。簡単に書くと『悪い米人に買収された将軍の娘を救出に向かうが、将軍は愛娘を拷問する悪米と決別、娘を連れてこさせ安全を確認した後スタローン達を殺すよう、テラスに出て部下に指示。だが室内にいた悪米達(ちなみに監視している部下の数は彼らより少ない)に背後から撃たれ、結局部下も命令を聞いた結果全滅させられる』・・・・ん?娘が途中で事情を話して悪米を殺せば、娘を無事と知ったスタローンと将軍は戦う理由なくない?とまぁこんなお粗末な出来。  確かにアクションはそこそこ頑張っていたしスター共演は魅力的だったが、作品としての出来は『特攻野郎Aチーム』以下。戦車で戦闘機と空中戦みたいな面白アイディアも無かったしね。  あとスタローンは『隊長』役似合わない。それとジェットリーが味方役だが白人にボコボコにされるのは結構新鮮だった。   
[映画館(字幕)] 4点(2010-10-17 01:30:12)(良:1票)
212.  REDLINE(2010) 《ネタバレ》 
 一言で表すと『チキチキマシン+アメコミ』風レーシングアニメ、ただ妨害方法が直接攻撃だったり、主人公が非武装だったりするので雰囲気が似てるだけ内容は全然違います。  画はアメコミに若干日本アニメ的デザインを加えたモノをそのまま動かしている感じで、かなり個性が強く(良い意味で)宣伝で言っている通りよく動きもします。肝心のレース描写も加速装置使用時の演出やデッドヒート等見所満載。時速500キロオーバーのスピードで走っている車に徒歩で追いつくドライバーには吹いた。  話はプロローグ的な地方予選レースから始まり親友との確執、本選開始までの人間パート、ヒロインとの再開、そして本選へと正にレース映画の王道。  気にしていた声優も、脇はガチガチのプロで固めてありますし、木村さんはギリ及第点(ハウルよりは良かった)、青井さんは合格(普通に上手い)、浅野さんはアウト・・・だが出番少ないので我慢は出来た。  難点を言えば、先ほど褒めたレース描写。正直褒めてる対象はプロローグの部分で、肝心の本選はレーサーVSレーサーではなく、レーサーVSレースを妨害する軍隊ばかりで、抜きつ抜かれつの白熱勝負みたいのがほとんど無かった(あっても加速装置使用による単純なスピード勝負)。巨大生物兵器VSグログロドラゴンの怪獣対決なんて入れずに(おまけに勝敗は不明)もっとレース見せてよ。  内容のみの評価では6点だが、やれ『萌え』だのやれ『ロリ』等の属性を付けてキャピキャピ五月蝿い女がワキャワキャ出てる作品がほとんどのこのご時世に、ここまで『男成分』のみをぶち込んだ『野郎共映画(もう本当、右見ても左見ても野郎野郎野郎、女もいるしグラマラスだが基本男らしい)』を作ったマッドハウスの英断に賛辞の意味を込めて+1点。某テレビアニメには劣るが2時間以内で『男性ホルモン』を補充できる貴重な作品。   採点に影響しないが一言、最近チラホラ見るが『手書き』を推すのは止めた方が良い。てか昔の作品はみんなそうだったし、じゃあ当時の作品と比べてどうかと言われても、正直『紅の豚』や『ラピュタ』、『AKIRA』の方が凄いし。『手書き』を推すならせめてここら辺とタメ張れる位頑張らないと駄目。
[映画館(邦画)] 7点(2010-10-16 14:33:58)(良:1票)
213.  ボーダー(2008) 《ネタバレ》 
 アメリカの『ビッグスター共演』的な作品て大抵演者にストーリーや演出が喰われてしまいがちだが、本作に至っては喰われる以前に単純にストーリーが陳腐。  捜査に関しても何も手掛かりをつかめずただあっちへフラフラこっちへフラフラ。冒頭の『犯人の証言』も胡散臭さバリバリ、で事件の真相もカビが生えたような平凡オチ。脚本的にヒントも入れたつもりだろうが『俺はあいつが犯人で無いと思います(だって犯人俺だもん)』とかただのとんち、『推理』の『す』の字も無い素人以下な出来。  確かに二人の熱演は良かったが他の要素が完全におんぶに抱っこで見れたもんじゃない。あのさぁ『映画』って『プロモーション映像』とは違うんだよ?  後で評価者さんが紹介していたヒートを見てみたがあっちの方がまだ良かった。
[DVD(吹替)] 3点(2010-10-11 21:26:30)
214.  ウォッチメン 《ネタバレ》 
 突然男が襲撃され、それを調査するシリアス部分と昔は一世を風靡したが見事に落ちぶれたヒーローの哀愁が何とも切ない前半。世界破滅が刻一刻と迫り、昔を思い出し立ち上がり、手を組み出すヒーロー達。そして最後のラストとここまで最初と最後の作品内のテンションのギャップが凄い作品はあまり覚えがありません。  アクション部分は確かにVFXバリバリではないが、古臭いが逆にそれが良いヒーローやメカのデザイン、場面や敵を変えることで時に圧倒的に勝ったり時には負けたりと展開が違うので飽きも来ず、そして何より映画史上類を見ない程のヒロインの圧倒的セクシーさ(あのハイレグはヤバいだろ!!?)に目が離せず、そのせいか本当に2時間半と言う疲れを感じなかった。  そして衝撃のラスト。結果的にマンハッタンは人類を救う『必要悪』に仕立てられてしまうが、その結果人類が良き方向へ向かいと信じ承諾する。ここまでの流れはダークナイトに近いが、本当の最後、全ての真相を公表しようとするロールシャッハはミクロ的(失礼な表現かもしれないが)な意味ではエイドリアンの罪を見逃さず、例え殺されようとも、嘘を付けば助かるのにそれすら許さず、自身の正義を曲げない正に『正義の味方』である(これまでの功績を考えても一番彼がヒーローだろう)。そんな彼を殺すことで自分が必要悪になると言う確固たる『決意』を表わしたという意味でマンハッタンの方がバットマンよりも一歩先を言っていると考える。加えて黒幕の方にも、計画実行までは主人公達を圧倒していたにもかかわらず、全てが成功した際は一方的に殴られたりと自分の行った行為に対する『責任』とそれを受け止める『決意』を感じた。  単純にストーリーや構成、演出(人間の汚さや、それを正すため1500万人を殺すなど事件の重要部分を度々『ジョーク』と言い切るキャラ達)、視聴後の疲労度の違い、、そしてヒロインの圧倒的セクシーさで言っても、個人的にはこちらの方が印象深い『最悪のハッピーエンド』だった。
[映画館(字幕)] 8点(2010-10-11 21:12:49)(良:1票)
215.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
 ヒーローモノのお約束である勧善懲悪で無かったり、バットマン自身が『正義の味方』ではなく『恐怖の象徴』となる等、アメコミ映画の中ではかなり異彩を放つ作品。ジョーカーの無邪気な残虐さやトゥーフェイスの壊れよう等敵も非常に魅力的。  ただそれ以上に個人的には『長過ぎる』と感じた。  ストーリーは問題ないが、アクションがかなり間延びしており(実際見ている途中で『まだ続くのかよ?』とか思ってしまった)、バットモービルとかも『無印』や『リターンズ』の方が印象強かった。  展開も40分位の作品を繋げたように似た展開を繰り返すので疲労度が余計加速する。  さらに言えば本作は決してハッピーエンドではない。例え2時間越えようが最後綺麗に終わりさえすればスッキリできる。しかし、本作は内容の重さからスッキリできなかった。それ自体悪くないが、2時間半も拘束させて終わりも暗いと、内容の良さより疲れが先に来てしまった。  テーマ性は悪くないが、あのラストを考えるとアクションを削って2時間にして欲しかった。  もっと言えば、『必要悪』の概念もアメコミでは珍しいかもしればいが日本の漫画やアニメではそんなに珍しい設定でもない。もっともっと言えば、最後本当の『正義の味方』を殺してでも必要悪であり続けようとした『ウォッチメン』の方が個人的には印象深かった。
[映画館(吹替)] 5点(2010-10-11 20:52:01)
216.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》 
 作品の出来としては6点。引くぐらい見事な悪である殿様を暗殺すべく立ち上がる13人の漢。状況説明や準備と合戦との尺のバランスが丁度良く、肝心の合戦内容も笑っちゃうような仕掛けや13VS200と言う戦力差を覆す無双パワーテンコ盛りで最後まで飽きずに見れました。  ラスト、首と胴を切られても『山育ちで治りが早い』と言う理由で復活した伊勢谷さんは、ラストの『この作品はフィクションです』のメッセージと相まって、純粋なエンタメ作品として見てほしい監督なりのメッセージと取れ、その潔さには好印象。  そして+2点の理由。はっきり言って私はCGや銃撃戦、ワイヤーを使った格闘等を入れた日本のアクション映画はアメリカの足元にも及ばないと思っている(勝負できそうなのはGOEMON位)。そこで本作はその土俵で勝負せず『殺陣』や『侍』『武士道』等アメリカには真似できない(できても似非モノ)日本独自の要素で勝負しているので非常に新鮮に感じた(印象としては武版座頭市や7人の侍のアクション部分を強調した感じ)。確かに『殺陣が単調』『敵に魅力的なキャラが少ない』『13人全員のキャラ立てが出来ていない』『みんな負け方が一緒』等改善点はあるが、それを差し引いても『ジャパニーズ・エンタメ・アクション』の1つの可能性を示した本作の存在意義は大きいと思う。
[映画館(邦画)] 8点(2010-10-02 01:36:28)(良:1票)
217.  機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer- 《ネタバレ》 
 TV版は全話視聴しました。  まず『ガンダムに宇宙人出現!』コレがアウトな方は見ない方が良いでしょう。  序盤はまずまず。突如飛来する宇宙船、地球各地を襲う異常現象、突如ルイスの前に現れるリボンズ、アレルヤ達を襲う無人のトラック等不気味な謎をはらみながら物語は進みます・・・・・が、中盤以降が非常に残念な出来。  宇宙人は他者と融合、知識共有することで理解し合おうとしますが、それを人間に攻撃とみなされ反撃、で宇宙人側もそれに逆ギレして戦争(そう考えないと融合したMSに擬態して攻撃する理由が分からない)。で結局刹那が説得、宇宙人も花に化けて、それを見た人類と和解・・・・誤解だろうが何万人も殺しといて『ごめん、戦う意思は無かったんだ仲良くしよう』で納得できるか。視聴者(私)としても、グラハムやアンドレイ(荒熊の息子)を殺した奴を許す気にはなれない。そこら辺の確執は『30年後(だったかな)』の後日談の間に解決してるのか知らないが描写が無いのでノーカウント。ラストの宇宙人と融合した刹那&マリナの『分かり合えた』と言う完了形の発言にも説得力が無い。『分かり合える』にした方が、イノベイターだけでなく異星人とも融合してしまった刹那が、あらゆる垣根を超え旧地球人であるマリナとも理解し合おうとする前向きな姿勢から、明るい未来を予想でき綺麗な終わり方な気がするし、この作品内だけで全てを完了させるには再三言っているるが描写が少なすぎる。  上記の不満点も構成をしっかりさせれば解消されたはずなのに、情報量が多い癖に無駄にアングルがグリグリ動いて見難く詰らない『ガンダムVS大量のファンネル(宇宙人)』と言う戦闘シーンにとんでもない時間を取られてしまっている。  設定を知らないだけかもしれないが『宇宙人は人間と融合して知識共有したのに何故その後友好的な行動を取らなかったのか』『中盤でミスったとはいえ効果のあったトランザム・バーストが最終決戦時機体強化されたのに敵本星中枢に行かないと駄目と言う理由説明が無い』等結構デカイ穴もある。  過多はいけないと思うが、作品に込めたメッセージ性を伝える描写がいい加減かつ少なすぎる。とにかく監督(それとも脚本?)の自己満足止まりでコッチに響かない。  残念ながらこの作品で私はスタッフの皆さんと分かり合うことはできませんでした。 
[映画館(邦画)] 4点(2010-09-29 22:08:30)
218.  ファンボーイズ 《ネタバレ》 
 SWはイチ映画としてまぁ好きかな程度、そこまで思い入れはありません。  雰囲気的には『ギャグ多め、ヒューマン少なめな大人版スタンドバイミー』と言った感じ。  ギャグが全体的に下ネタ寄りだがそこまで下品に感じず丁度笑えるあんばいで、途中入るスター・トレックファンとの争いは正に子供の喧嘩。  パロネタはあまり分からなかったですが、SWを『知って』さえいれば単純に映画としても楽しめる出来です。  ただ難点を言えば、友人の病気の設定が旅の目的だけで、イマイチ話に活かされていなかった。この程度の絡みならもうチョイライトな理由で旅に出るようにすれば良かった気がします。 
[DVD(吹替)] 6点(2010-09-23 20:13:37)
219.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
 消されてしまったので再投稿。  ストーリー、設定、映像等。『まんま○○のパクリ』みたいな部分を除いても褒められる場所は無い。  主人公が原住民に扮して立ち退くよう説得するが、気付けば星の自然に感動し、原住民の女性に惚れ人間と敵対・・みたいな構図は古臭いがまぁいい。だがその感動した自然の中で戦いを選ぶ(しかもこの時点で人類は目標を達成してるので『防衛』でなく『復讐』)と言う考えが本末転倒。自然の素晴らしさに気付けたなら命の大切さにも気付こうよ。   じゃあ敵側の人類が最低最悪のクズ野郎と言えば、正直そこまででも無い。先住民の住む家の下の財宝が欲しいのだが、最初はちゃんと交渉で何とかしようとした(主人公の最初の目的もコレ)し、いざ実力行使で何とかしようとしてもちゃんと最終警告は出しているのでイマイチ『悪』過ぎないのもよろしくない。リアルっちゃあリアルなのかもしれないが、主人公がリアルからかけ離れた『人類をぶち殺し俺たちに立て付いた子ことを後悔させてやるぜ』みたいなことを言っちゃう、脳筋アメリカンヒーローで全然好感を持てない。  バトルシーンを入れたいのであれば部族の中で交戦派と交渉派に分かれさせ(主人公は交渉派)、交戦派が全滅した後、星の超パワーで人類に自然の素晴らしさを気付かせる(それくらいできそうな演出もあるし)みたいな流れにした方が良い。『戦いで全て解決』と言う洋画に蔓延している構図(これ自体は悪くないが、作品的に合わない)から脱せなかったことからこの監督の底が見えてしまう。最後に主人公が人間の体を『捨ててしまう』のも大マイナス、それなら人間の体とアバターを融合させるみたいな演出にしてほしかった。  映像もそこそこ凄いと思うが、アクション部分は寄りが多すぎで分からなくて気持ち悪く、異星の特殊な生態みたいなのも別にどっかで見たことある奴ばかりでスターウォーズの方が面白い。映像演出も個人的にイノセンスの方が全然良かった。 『俺こんな凄い映像と設定思いつたぜ』と言う監督の自慰を延々見させられた感じで気分が悪くなった。  メイキングを見るとあの映像に凄い技術を使ってるらしいが、見た結果感動できなかったんだからそんなの知るか。  映像を見せたいのなら90分位の尺にしてもっと単純な、『謎の惑星に眠る財宝を原住民の相棒とレッツアドベンチャー!』的アクション映画にすればよかった。
[映画館(字幕)] 2点(2010-09-07 12:33:09)(良:4票)
220.  バイオハザードIV アフターライフ 《ネタバレ》 
 過去作品及び原作(ゲーム)は全て体験済み。  ご周知だと思いますがゲームとは全く繋がりありませんし設定補完する気もさらさらありません。  前作で『ゾンビは永久機関搭載』『T-ウィルスで超能力発動(確かに発火能力みたいなのはあったがやりすぎ)』『何故かウィルスで地球砂漠化&海が消える』等もはや高製作費のB級映画として確固たる地位を築いたが、今作に至っては作品としての出来の悪さはもちろんネタとしても弱く楽しめなかった。  ざっと箇条書きで、『銃撃戦時、壁に隠れた状態から反撃する時全身をわざわざ晒す(腕や上半身だけで良くない?)、グレネード投げる時も同じことした時は流石に引いた、だってダサイじゃん?』『この時敵は棒立ち、さっきのグレネードをを投げるシーンでも退避しない&凝視、今日びのザコはもうちょい頑張るぜ』『ウェスカーを脅そうと背後から銃を突き付けたら腕を決められ反撃を受ける、それザコ敵が食らうもんでしょ?』『ウェスカーも操縦していたヘリのコクピットから離れアリスを痛めつけるが、そんなことしている間にヘリが富士山に激突(原因は操縦放棄)』『第一感染者が開始5分位に登場してその後は登場しなかった、ポスターにはでかでかと出てたのに』等。  ここらヘンまではネタとして見れるがこっからは普通に駄目。『アクション部分でおおっと唸るようなシーンが無くどれも平凡、おまけにスローモーションが多すぎ、別に大した場面で無いのにいちいち遅くするからスピード感なんて皆無』『登場人物の死亡理由が振り向く→目の前でばー!!→食べられるのみ、もうチョイ色々考えろよ』『そもそも私はミラジョボビッチが好きではない。アクションは微妙だし(全力疾走してるシーンは完全おばさん走り)、終始お口をあけているので間抜けっぽい。同年代のアクション女優としてはアンジェリーナジョリーの方が格好良いし男性ホルモンをビンビン刺激される』『もう三角飛びはいいよ!!』。  序盤にネタが出尽くしてしまい、代わりにスロー満載アクションが続く(ジョン・ウーなんて比じゃない位)ので後半がただ詰らない。もうそろそろ作品として限界っぽそうだがまだ続くんですか?
[映画館(字幕)] 3点(2010-09-05 09:23:04)(良:1票)
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