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S&Sさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2398
性別 男性
自己紹介 〈死ぬまでに観ておきたいカルト・ムービーたち〉

『What's Up, Tiger Lily?』(1966)
誰にも触れて欲しくない恥ずかしい過去があるものですが、ウディ・アレンにとっては記念すべき初監督作がどうもそうみたいです。実はこの映画、60年代に東宝で撮られた『国際秘密警察』シリーズの『火薬の樽』と『鍵の鍵』2作をつなぎ合わせて勝手に英語で吹き替えたという珍作中の珍作だそうです。予告編だけ観ると実にシュールで面白そうですが、どうも東宝には無断でいじったみたいで、おそらく日本でソフト化されるのは絶対ムリでまさにカルト中のカルトです。アレンの自伝でも、本作については無視はされてないけど人ごとみたいな書き方でほんの1・2行しか触れてないところは意味深です。

『華麗なる悪』(1969)
ジョン・ヒューストン監督作でも駄作のひとつなのですがパメラ・フランクリンに萌えていた中学生のときにTVで観てハマりました。ああ、もう一度観たいなあ・・・。スコットランド民謡調のテーマ・ソングは私のエバー・グリーンです。


   
 

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2261.  極道大戦争 《ネタバレ》 
まじめに観てると頭が痛くなってくる、まさに怪作。三池崇史が何をやりたかったのかは理解不能ですが、しいて言えばヤヤン・ルヒアンのキレッキレのアクションを見せたかったのかもしれません、脚本も書き終わらないうちに彼の起用が決まっていたそうですから。いやそれとも、あのKAERU君が暴れるところだったのかも、でもKAERU君の暴れっぷりはふなっしーを見ているみたいでなんか気持ちが入ってゆきませんでした(笑)。 すっかり大物になってしまった三池崇史がVシネマでブイブイ言わしてた頃の初心に帰って撮ったんだそうですが、エロもグロも彼にしてはえらくおとなしめで物語だけがアンバランスなほど狂っている。普通の映画監督なら面白がってもらえるかもしれませんが、そりゃあ『DEAD OR ALIVE』を撮った人だもの、世間の眼は厳しいですぜ。もうこの人はどんなに弾けたってあれを超えることは不可能で、いい加減に本人も気づくべきでしょう。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2018-10-26 20:13:12)
2262.  深夜の告白(1949) 《ネタバレ》 
『深夜の告白』と言いましてもビリー・ワイルダーのアレとはまったく関係はございません。もっともワイルダーの方は44年製作で日本では53年に公開されていますので、本作の方が元祖『深夜の告白』ということになります(あくまで邦題だけの話です)。中川信夫の新東宝移籍後の第二作目になるそうです。このころの新東宝はまだ発足したてのころで、最初に東宝のロゴが「東宝配給」という文字とともに映されるぐらいの時期です。この頃の新東宝はもちろんあの大倉貢とはまだ何の関係もなく、本家の東宝も顔負けのまじめな映画ばかり製作していました(実は黒澤明の『野良犬』も当時の新東宝配給です)。 さて、中川信夫推しのわたくしとしてはこの滅多に観れない一編なのでちょっと期待して観たのですが、正直言わせてもらうと面白くもなんともない凡作でした。戦時中に背任横領の嫌疑をかけられて謎の失踪をした軍用機製造会社の社長が実は横浜のスラム街で名前を変えて生きていた、まるで『第三の男』を彷彿させるプロットはちょっと期待しちゃうんですがね。当然この失踪劇には隠された陰謀や策略があって、新聞記者の池辺良がそれを暴いてゆくという展開だとふつう誰でも考えますよ。それがいつまでたってもサスペンスにならず、けっきょくベタなメロドラマでしたって終わり方をされちゃあ、もうがっかりです。社長役の小沢栄(若いころの小沢栄太郎です)はこのころから老け役が上手くてまるで後年の東野英治郎みたいだな、と感心したらなんと東野英治郎ご本人もちょこちょこ悪事を働くわき役で出演してました(笑)。彼はほぼ実年齢通りのキャラでしたが、この人も志村喬と同じで若いころから風貌が全然変わらなかったみたいです。 出演者みなけっこうしっかりした演技を見せて中川信夫の演出手腕の確かさは再確認できましたが、いかんせん脚本があまりに古臭くて陳腐すぎです。よく考えてみると、終わってみれば嫌な奴はいても誰も悪人じゃなかったという、ありふれた結末でした。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2018-10-06 22:50:51)
2263.  GONIN2 《ネタバレ》 
タイトルバックの映像は前作とまるで同じじゃないですか。そのほか中盤以降の舞台となる廃業したディスコも前作で佐藤浩市がオーナーだったところ。おまけに暴力団の組長と若頭も前作ではたしか死んだはずの永島敏行と鶴見辰吾とくれば、ちょっと混乱します。そして前作の五人組も本木雅弘以外の四人がちょい役で特別出演しているので、まるで死んだキャラを演じた役者が別の役で何度も顔を出してくる『仁義なき戦い』シリーズみたいです(笑)。 まあとにかく、女優に入れ替えた五人のキャラ付けが前作以上にピンボケだし、途中で本職の宝石強盗の女まで加わるので“GONIN”じゃなくなるし、けっきょくセーラー服姿で通した大竹しのぶと乳だしまでしてくれた喜多嶋舞しか印象に残らなかったじゃないですか。でも大竹しのぶのJKコスプレは明らかに放送事故でした(笑)。「これは緒形拳を見るための映画だ」と言ってしまうと元も子もないんですが、緒形拳、お前死ぬまでに何発タマ撃ち込まれてるんだよ!ストーリーも相変わらず陰鬱だし、ラストでまさかお元気そうな三人娘(?)が左とん平のタマをとるとは、これはこの監督なりのハッピーエンドなのかもしれません。 思うに石井隆という人は三池崇史になり損ねたと総括できるんじゃないかと思います。逆に言えば、三池崇史は進歩した石井隆なのかもしれません(笑)。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2018-08-25 23:24:19)
2264.  クライム・オブ・パッション 《ネタバレ》 
80年代のケン・ラッセルのフィルモグラフィは奇作・珍作ぞろいなんですが、その中でも本作はかなり酷いというかしんどいというのが結論です。昼は有能な服飾デザイナー、夜は“チャイナ・ブルー”と名乗る安ホテルで営業に励む娼婦、これを演じるのがキャスリン・ターナーというのは、いかにもなキャスティングではあります。でも彼女は娼婦にしてはエロくもないし予想外な貧乳で、これにはがっかり。こういうプロットのお話しはまあ良くあるわけですけど、その客や彼女を取り巻く男たちが訳の分からない連中ばかりで、とくに完全に逝っちゃってるアンソニー・パーキンスが強烈です。『サイコ』以降のパーキンスが演じるのはたいていキチ〇イというのが定説ですが、期待にたがわない変態牧師でした。考えてみると、ケン・ラッセルとアンソニー・パーキンスの組み合わせはちょっとヤバかったです、まさに「混ぜるな、危険」という感じです。このお話しはケンちゃん版『アイズ・ワイド・シャット』だという解釈もできなくもないですが、このお下品さにはキューブリックも裸足で逃げ出すでしょう(笑)。ケン・ラッセル映画の題材は、D.H.ロレンスの小説や音楽家の伝記などつまり古典的な時代設定が多いんですが、彼独特のサイケなストリートテリングはリアルタイムな時代設定の物語では粗が目立ちすぎるんですよね。これは失敗作としか言いようがないですね。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-05-13 22:49:47)
2265.  フランソワの青春 《ネタバレ》 
日本未公開で未ソフト化、観てみれば退屈な映画でしたが、全盛期を迎えようとしているころのジャクリーン・ビセットの美貌を拝める貴重な一編であることは確かです。 監督のロバート・フリーマンは、実はビートルズのジャケット写真を数多く手がけた有名な写真家です。お話自体は『おもいでの夏』や『青い体験』といったいわゆる“ひと夏の初体験”ものといったジャンルに入るかもしれませんが、はっきり言って童貞卒業するようなストーリーじゃありません。なんせ主人公が11歳の少年ですからねえ。この少年役は風貌が少女時代のジョディ・フォスターそっくりで、美少年というよりもなんか中性的な存在感がありました。2か月前に交通事故で両親を亡くして裕福な叔父の家に引き取られたいう設定ですが、なぜかラストのシークエンスまで穴だらけのボロボロなセーター姿で通します。その家に叔父が第二次大戦の戦友の英国人娘を呼び寄せますが、戦友の娘というのは真っ赤な嘘で実は単なる愛人でした。するとそれに感づいた息子が親父を出し抜いてちょっかいを出してきますが、娘はちっとも相手にせず11歳のフランソワ君の方にご執心という展開になります。もちろん我がジャクリーン・ビセットが娘役なんですが、どうしても彼女の美には見惚れてしまいます。やっぱり脱ぎはなしでしたが(それに近いショットはありましたけど)、彼女の豊満な乳を強調した衣装が連発なので良しとしましょう。でも服を着ている方がエロいという女優は、なかなかいるもんじゃありませんよ。少年の方も性の眼覚めという段階でもないみたいでしたが、寝室に忍び込んで彼女の髪を切り取るなんて変態チックな行動をするんです、こっちの方が怖いって(笑)。 まあ結論から言うと何も起こらずに映画は終わってしまったということですが、“写真家が撮る映画は駄作ばかり”というジンクスは今回も破れませんでした。ふと気が付いたんですが、この一人の女を父と息子で獲りあうというプロットは、やはりビセットが出ている『映画に愛をこめて/アメリカの夜』で撮影されていた劇中映画『パメラを紹介します』と同じなんです。トリュフォーは本作から『アメリカの夜』のインスピレーションを得たと、私は確信した次第です。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-04-07 22:09:30)
2266.  ヘイル、シーザー! 《ネタバレ》 
名のある映画作家はこういうバックステージものを撮りたいという衝動に駆られる傾向があるみたいですけど、ダメダメ、今さらトリュフォーの『アメリカの夜』を超える作品を創作できるわけがないんだから、止めた方が賢明ですよ。コーエン兄弟もその誘惑に負けたみたいですが、こりゃ相当に出来が悪い映画になってしまいました。まずネタが古すぎ、それぞれのエピソードにはモデルとなる人物や事件があったんでしょうけど現代の観客にはチンプンカンプンで、これじゃハリウッド界隈の老人にしか受けないんじゃないでしょうか。モチーフとしたのは50年代ハリウッドのいわゆる赤狩りなのは判りますが、コメディとはいえパージされた側を悪役としているのは、たぶん今までになかったことです。ジョージ・クルーニーを誘拐する共産党員の脚本家たちは10人、これは実際にハリウッドから追放されたいわゆる“ハリウッド・テン”のパロディですね。ということならリーダーはさしずめドルトン・トランボということでしょうが、こんなネタ誰も知らないって!コーエン兄弟の政治的な立場は知りませんが、かつて『グッドナイト&グッドラック』を撮って赤狩りを批判していたジョージ・クルーニーは、どの面下げてこの映画のオファーを受けたんですかね?最近は宗旨替えをしたのかな、でもこれは笑えませんよ。彼のオーヴァー・アクトもこの映画の印象を悪くしている一因で、コーエン兄弟は『バーン・アフター・リーディング』でも見られましたがジョージ・クルーニーに変顔させるのが受けると勘違いしているみたいです。ジョシュ・ブローリンのハードボイルドな撮影所長は悪くなかったですけど、けっきょくヘッドハンティングの誘惑にも負けないイイ奴でしたという終わり方は、何のひねりもなくて呆気に取られてしまいました。 それにしても、コーエン兄弟は本当に“誘拐”というプロットに拘りますよね、一度精神分析をして欲しいぐらいです。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-03-30 22:08:00)(良:1票)
2267.  ダーティハリー5 《ネタバレ》 
監督はイーストウッドとは長い付き合いのスタント演出のバディ・ヴァン・ホーン、もうシリーズ最終作だからということで今までの労をねぎらっての監督起用、というか製作陣はこの映画を名作にしようとする努力を端から放棄しているとも言えます。まあこの脚本じゃ誰がメガホンとっても結果は変わらなかったでしょう。イーストウッドもさじを投げたって感じで、シリーズ中でこれほど情熱を感じないハリー・キャラハンはなかったし、ただ脚本通りに動いているってところでしょうか。恒例の相棒ネタは一回りして第一作に戻った感じで、エスニックの中国系となりました。この相棒がカンフー使いなのはお約束通りです、でもシリーズ中で最も印象が薄かったのは否定できません。原点に帰ろうとしたのは犯人像で、スコルピオに負けない凶悪さを出そうとしているのは認めましょう。でもそいつを明確にキチ〇イということで片付けてしまうストーリーテリングじゃ、話が膨らむはずもありません。だいたい此奴が出現した途端に可哀想にもリーアム・ニーソンの存在意義が霧消してしまい、ストーリーからもいつの間にかフェード・アウトしてしまう情けなさ。まったくしょうもない脚本です。 まさかハリー・キャラハンの最後の一発が銛だとは、愕然とさせられました。そういや、シリーズ中でハリーは一度も犯人に手錠をかけて逮捕しなかったよな、ひょっとして手錠を持ってなかったりして。まあとにかく、さらば、ハリー・キャラハンよ永遠に…
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-03-26 23:03:51)
2268.  トータル・リコール(2012) 《ネタバレ》 
ヴァーホーヴェンのオリジナル版がなぜ今でもカルト的な人気を保っているのか、考えてみてください。フランケンシュタインみたいな大男がど下手な演技で地球と火星をまたにかける大活劇を見せてくれるのに、あのラスト・カットが象徴する「実はみんなシュワちゃんの妄想だったんじゃないか」と観る者の胸をざわつかせる不思議な世界感。こんな大事なファクターをばっさりと切り捨ててリメイクを製作したんだから、ただの平凡なSFアクション映画となってしまったのは当然の帰結でしょう。「リメイクなんだからオリジナリティがないのは当たり前」と製作者に開き直られても困りますが、でも、これほど引用というかパクりが多い映画も珍しいと思います。『ブレードランナー』から始まっていちいち挙げたらきりがないけど、地球と火星のお話しだったのをロンドンと豪州に置き換えたというスケールダウン感を補うために地球を突き抜けるトンネルでつなぐという奇想天外なアイデアも、『ザ・セル』の応用パクりなんじゃないの?しかし映像的にはかなり見ごたえがあるシーンではありました。でもその車輌(?)の外に出れちゃうのはなんかヘンです。あのトンネル内部には酸素があるんでしょうか。ふとそこで思い当たったんですけど、リオ五輪閉会式で話題になったマリオが東京からリオまで行った土管って、ひょっとして本作がアイデアのタネだったんじゃないのかな。プランナーが電通の人だからあり得る話だと思います。 この映画で特にバッサリと斬り捨てられたのは、オリジナルが持っていたあのグロ要素です。マサイアスなんてあっさり殺されるキャラなのは承知ですけど、本当にただのおっさんでしたからがっかりです。ビル・ナイのことですからなんかやってくれるのかなと期待してたんですけどね。でも、コリン・ファレルがロンドンに侵入するところで、ゲートの前にいるおばさんがオリジナル版のおばちゃん仮面とそっくりだったのがクスリとさせられました。あんな下らない仕掛けをストーリーとは関係なく仕込んでも効果が薄いんですよね、この監督のセンスのなさが偲ばれます。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-02-16 00:42:05)
2269.  ダイ・ハード/ラスト・デイ 《ネタバレ》 
出来損ないの映画だとは聞いていましたが、まさかここまでひどいとは想定外でした。まず、娘は第一作から登場してますけど、ジョン・マクレーンに息子がいたなんて設定自体が無茶苦茶かつデタラメもいいとこです。そしてそいつが父親も知らないうちにCIAのエージェントになっていたなんて、脚本書いててちょっとやり過ぎだと思わなかったんですかね。このゴリラみたいな若造がマクレーンの息子だと言われても、あまりに似ていなさすぎて笑うしかありませんでした。でも父親からは不死身特性だけはしっかりと遺伝されているのは判りましたけど、ラストでブルース・ウィリスに「マクレーン家の男は不死身だ」と言わせちゃうんだから、シャレにもなりません。ストーリーもこれまた突っ込みどころ満載で、モスクワから車でその夜のうちにチェルノブイリにまで行っちゃったのには、苦笑するほかはありません。その間の距離は優に1000キロはあるはずなのに、あれじゃ東名高速を飛ばして東京から静岡まで行ったみたいな感じですからねえ。そのチェルノブイリでの決戦も、例によって暗くて何が起きているのかさっぱりわからない映像ですから、ストレスがたまります。 そして最大の疑問は、これって本当に『ダイ・ハード』シリーズの最終作なのかということ。原題にはどこにも“Last”や“Final”という単語はないし、まるで『アルマゲドン』を彷彿させるようなラスト・シーンからも「まだまだやるぜ!」感がプンプンするんですけど…
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-02-05 23:34:51)(良:1票)
2270.  ソウ4 《ネタバレ》 
いきなりジグソウの脳みそパッカーンの解剖シーンが始まるのに、なんで警官リッグがジグソウの声に操られてゲームをするの?ジグソウは生前にそこまで準備してたのか(こいつは神か)?とこっちの脳みそこそパッカーンになりそうだったのに、なんと前作と同時進行ストーリーのパラレル・ムーヴィーでした。つうか、このストーリーテリングになんの意味があるんでしょうか、謎かけにもなってないし単に観客を混乱させただけです。要は製作者としては『3』の断片をつないで『5』に繋げるインターミッションのつもりだったのかとも、勘繰ってしまいます。本作辺りからまるで連続TVドラマをぶつ切りにしたような展開になって来て、途中から観ることをきっぱり拒否するような撮り方になってきます。いっそのこと『3』から『ファイナル』までを一本の映画にまとめたらよかったのにと思ったりしますが、そんな長大な映画は誰も観たいとは思わないですよね(笑)。 まあ新しい展開と言えば妙にガタイのいいホフマン刑事と、ジグソウの元妻ジルが前面に出てきたってことでしょうか。あとセシルにさせたゲームが、ジグソウの最初の犯行つまりビギニングだったわけですね。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2017-12-26 22:41:54)
2271.  1941 《ネタバレ》 
これぞまさしく、スピルバーグ版『みんな~やってるか!』と命名させていただきます。もうほんとに何をとち狂ったのか、北野映画と違ってバジェットは半端じゃないですからこれでハリウッドから追放されてもおかしくなかったところです。でもすぐに立ち直って同じ失敗は二度繰り返さなかったのは、スピルバーグは常人ではありません。ギャグがまたしつこくていわゆるユダヤ風というやつなんでしょうか、さすがに笑えるところは一つもありませんでした。脇のキャストがまた三船敏郎を筆頭にムダに豪華なキャスティングの見本の様相を呈していて、可哀想に映画が終わってみればみんなうっすら損をしていました。 CG以前の作品なのでアナログなVFXと実物大プロップが使われていますが、さすがカネをかけているだけあってよく出来ています。たぶん実物なんでしょうけど、M3リー戦車がボギーの出ていた『サハラ戦車隊』以来の大活躍を見せてくれたのは眼福でした。でもいちばん凄かったのはラストの家の大崩壊で、おバカ映画の掉尾を飾る大愚行を見せられた感がひとしおです。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2017-12-14 23:36:48)
2272.  恋はハッケヨイ! 《ネタバレ》 
『カルフォルニア・ドールズ』の女相撲バージョンかと思って観てみたら、悪い意味で思いっきり期待を裏切られましたね。つまり太めの淑女たちの汗と涙そして笑いが満載のスポ根映画だと私は勝手に思い込んでいたんですよね。ところがこの女性監督は、相撲の神秘的な部分がお気に入りだったみたいで、女相撲に魅せられた女性たちをまさに原題“Secret Society”の一員として描くことに凝り過ぎちゃったみたいです。相撲にはスポーツと言うよりは神技としての側面も確かに強いですけど、それがやはりデブ女である工場主任が主催する謎の女相撲サークルとどうつながるのかは、感覚的にもついてゆけませんでした。だいたいラストの試合ですが、いくらなんでも男と対戦するのはあり得ないでしょう。 まあそんなにムキになって批評するような映画でもないけど、面白くなかったというのは確かです。昔ならいわゆる国辱映画ということでお蔵入りは確定でしょう、現時点でも地上波はもちろんのことCSでも放送されないんじゃないかな。
[ビデオ(字幕)] 3点(2017-08-28 20:45:26)
2273.  第27囚人戦車隊 《ネタバレ》 
デンマークの資本でハリウッド俳優とユーゴスラビア人俳優を使いユーゴで撮影されたという典型的なB級戦争映画。70~80年代のユーゴでは『戦略大作戦』や『戦争のはらわた』といったハリウッド戦争アクションが撮影されていますが、ユーゴでロケするメリットはもちろん西側と比べて物価が安いことと、第二次大戦の両陣営の兵器がけっこう残って使えたことに尽きます。 本作はドイツ兵を主人公にしたプロットが珍しいと言えます。囚人兵を集めた懲罰戦車部隊がソ連軍を相手に特殊作戦を展開するという、内容自体はよくあるパターンです。前半は戦車が動き回るのが見どころという風情ですけど、出てくる戦車は大戦中の実物ですけど全部ソ連戦車ばっかり。それに鉄十字マークを付けてドイツ戦車ですと言われても、少しも似せようとしてないので実感がないことは夥しいです。ドイツ戦車兵の軍服もなんかおかしなレプリカなのでこれまた雰囲気が出ません。おまけに肝心のソ連軍後方に潜入しての特殊作戦が、戦車を捨てて徒歩で実行とくればなんか騙された気分です。また脚本がヘロヘロで何を訴えたいのか良く判らんというのも致命的。世間に名が少しは知れていると言える出演者はデヴィッド・キャラダインとオリヴァー・リードぐらいです。そのオリヴァー・リードの出演シーンはラストの五分にも満たない超短時間ですから、もう開いた口が塞がりません。この二人が出演している80年代の映画はそれぞれ駄作ばっかりというのが定説ですけど、その二人が曲がりなりにも共演してしまったというわけで、その破壊力は想像通りでございました。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2017-07-11 22:30:07)(良:1票)
2274.  監督・ばんざい! 《ネタバレ》 
北野武版『81/2』という感じなんでしょうけど、自分版『81/2』を撮った映画作家たちは芸術性の行き詰まりをテーマにとしているのに、「どうしたらウケる映画すなわちヒット作が撮れるか?」というどの映画監督も悩んでいるけど口に出せないことを赤裸々に語っちゃうところが武らしいです。小津風、文芸作品、昭和回顧、ホラーもの、忍者映画、と構想練るものの次々に失敗する展開はなかなかの抱腹ものです。武登場シーンのほぼ半分はたけし人形に代役させるのも傑作で、もうこの人は映画に出て演技するのが嫌になっちゃったんじゃないかと勘繰りたくもなります。このまま続けば楽しいのに、SF編になってからは訳の分からない展開で、けっきょく『みんな~やってるか!』とおんなじ様なパターンとなってしまいました。私はたけし軍団の中では井出らっきょが特に嫌いなので、途中から見ていて苦痛でなりませんでした。最近は地上波でもやらない様なセンスが悪いギャグを延々と見せられた挙句の小惑星の地球激突、これがSF編だったことをすっかり忘れていました(笑)。 まあこんな悪ふざけをお金を払った観客に見せつけた末に、「やっぱバイオレンス映画しか受けないんだ」と気が付いて『アウトレイジ』を撮るわけですが、もっと早く気づけよ!
[CS・衛星(邦画)] 3点(2017-03-09 23:31:42)
2275.  恐竜・怪鳥の伝説 《ネタバレ》 
いやもう何と言いますか、スッゲーものを観てしまったとしか感想はございません。「突っ込んだるぞー!」と気合い入れて観始めましたが、まさかこれほど愉しませていただけるとは感激です(笑)。でもこれだけは皆さんにぜひ広めたいポイントを挙げておきます。①プレシオサウルスや翼竜よりはるかにカネと手間をかけている人体破壊シーン、東映はほんとに子供向けを狙っていたのか?併映が『ドカベン』と『世界のスーパーカー』ですからねえ…②TVニュースで大々的に報道している割には恐竜対策にあたるのが自衛隊はおろか警察ですらなく、なんと村の消防団!なぜか爆雷なんて物騒なものを持っている不思議な村です。山と積んだ爆雷に慌てた警官が拳銃弾を撃ち込み大爆発で消防団は全滅、思わず「ウソだろ!」と画面に突っ込んでしまいました。③西湖の湖底がなぜか樹海につながっていて渡瀬恒彦たちはラストはウエットスーツを着て森の中を彷徨うという不思議な光景を見せられます。そして富士山が大噴火、二人は地面が割れて火が噴き出す中を逃げまどいます。でもどう見ても渡瀬恒彦の方が常に恋人より先を進んでいて、彼女を捨てて逃げてる風にしか見えません。そして恋人は割れて火を噴く地面に落ちそうになりますが、それを救い上げようとするシーンがもう引っ張ること引っ張ること、でもあれじゃあ溶岩に飲み込まれて二人とも死んだとしか解釈のしようがないラストです。どっと疲れました。④そして絶望するほどチープかつダサい音楽、だいたい諸口あきらって、誰よ? でもこの映画ってけっこう各国に売れて、海外でもカルト映画になっているそうです。ちょっと恥ずかしい気分です。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2017-01-30 23:51:06)(良:1票)
2276.  ピーター・グリーナウェイ 81/2の女たち 《ネタバレ》 
この監督は、自分の撮っている映画の前には観客というお客様がいるんだぞ、ということを微塵も考えないタイプの映画作家なんです。まあそういうところは画家に似ていると言えなくもないです。そういえば映画の前半で主人公のフィリップがモンドリアンのただの幾何学模様にしか見えない有名な絵に講釈を垂れるシーンもありまして、グリナウエイもそこらへんは自覚しているのじゃないですか(笑)。 大富豪が妻の死を忘れるために世界の美女を集めてはハレムを作る話と予備知識を持って観てしまうと、ものの見事にノック・アウトされてしまいます。そのために集めた女優も中にはそこそこにネーム・ヴァリューがある人もいますが、ほとんど脱ぎもないというのはちょっと致命的。お話はもちろんわけが分からない代物なんですから、せめてそれぐらいのサービスはして欲しかったな。あとこの監督は日本びいきだということでやたら日本文化(というかなぜかパチンコ屋)がモチーフにされてますけど、けっきょくは日本という国は雨が降るみたいにしょっちゅう地震がおきるところだということに落ち着きそうです。これってもちろんジョークですよね…
[ビデオ(字幕)] 3点(2016-11-06 22:50:46)
2277.  ムカデ人間3 《ネタバレ》 
やるやると聞いていましたが、ほんとにPARTⅢが世に出てしまいました。今回はPARTⅠとPARTⅡのハイター博士とマーチン君という二大変態が満を持して登場ですが、舞台はテキサスかどっかの刑務所で、まったく違うキャラです。なんとトム・シックスまでもが本人役で出演というのはサプライズでしたが、この稀代の変態監督はずっとグラサンをかけっぱなしでしたがなかなか色男風のダンディなので驚きました。北村昭博も登場してますけど、二作目まで出演していたアシュリン・イェニーちゃんはとうとう顔も出さず、それどころか全編通して女優は一人しか出てこないし、それもブリ―・オルソンというポルノ女優と来たもんだ。 そうなんです、確かにディーター・ラーザーの熱演は鬱陶しいけど、いちばんの問題点は男ばっかり出てくるところでしょう。男の囚人ばっかり何百人もつなげてくれてもちっとも嬉しく(?)ないし、そんな画を見せられても面白くもなんともない。それこそ第一作の男女四人のシンプルなムカデ人間の方がはるかにシュールで衝撃でした。数が多けりゃいいってもんじゃないんだよ!
[DVD(字幕)] 3点(2016-10-29 22:59:44)
2278.  マーターズ(2007) 《ネタバレ》 
前半はアート系が入ったような先がまったく読めないストーリー展開。いきなり日曜の一家団欒を楽しんでいた家族を突然の侵入女がショットガンで皆殺し。どてっぱらにあんなでっかい風穴を開けられたお母さんが突然蘇生するところは、そのあり得なさから本作で唯一クスッとさせられるところかもしれません。そしてグールみたいな姿に変わり果てた女が登場するあたりからもう背筋のゾワゾワが止まらなくなってしまいました。カッターナイフやカミソリの刃で人体を切り刻む映像がこんなに不快なものとは想像もしませんでした。日本刀やマチェーテでばっさり斬られる方が絶対いい、もし自分がやられるならね。 ほんとにすごいのは上映一時間を過ぎてから、もうちょっとあり得ないです。なんの救いもないラストもまたひどい。 でもよく考えてみるとこれってホラーなんですかね、サブカルに色目を使った鬼畜映画というのが正しいんじゃないでしょうか。『ムカデ人間』シリーズの方がはるかに後味が良いと感じてしまうほどです。 井口昇や山口雄大といった日本を代表する鬼畜系監督がDVDのコメンタリーをやってますが、口をそろえて「この映画をさすがに人に勧めることはできない、人格を疑われる」「ウン〇みたいな映画」と本音を語っていたのにはちょとびっくりでした。彼らみたいなホラーマニアに言わせると「ホラーにはロマンがあるけど、この映画は…」ということらしいです。
[DVD(字幕)] 3点(2016-10-12 23:51:38)
2279.  日本のいちばん長い日(2015) 《ネタバレ》 
映画監督としての原田眞人という人を全く評価していない自分としては、この歴史的傑作のリメイクに彼だけは起用して欲しくなかったんですけど、製作委員会という腐った制度が罷り通る日本映画界ではこうなるのは必然だったんでしょうね。■これで役所は三船敏郎に次いで山本五十六と阿南惟幾の両方を演じた二人目の俳優という栄誉を得ました。でもねえ、三船敏郎とは貫禄が大違いで一緒に並べたらそれこそ三船に失礼というものです。役所は阿南よりも山本五十六の方が雰囲気としてはマッチしていた様な感じで、そこは三船とは逆ですね。その役所に合わせたのか、妙に気さくで軽い阿南像という新解釈(?)を見せられることになります。終戦クーデター未遂における阿南善玉説には昔から個人的には疑問に思ってましたが(クーデターが陸軍省の佐官級が主謀で、梅津美治郎が統率する参謀本部には全く動きが無かった)、岡本喜八版から五十年経ってもその流れは変わっていないみたいです。これは原作自体が竹下や井田といった阿南周辺の生き残りたちの証言を採用しているので止むを得ないんですけど、この謎はこれからも解き明かされることはないでしょう。■対する鈴木貫太郎は、忠義一筋の朴訥ではなくいろいろ寝技も使う策士として描かれているのは目新しいかなと思います。これは演じる山崎勉の演技パターンにもマッチしていて、これは良かったかと思います。本木雅弘の昭和天皇は確かに雰囲気は出てましたけど、喋りが全然君主らしくなくてダメですね。これは脚本書いた監督の責任ではありますが、おそらく彼には昭和天皇がどういう話し方をしていたのかということを思案する想像力が欠如してるんでしょうね。でもいちばん驚愕したのは「…と陛下は申された」という阿南陸相のセリフがあったことで、あまりの日本語に対する無知には呆れるばかりです。いくら監督がバカでも、セリフを言う役所や周りのスタッフが誰か気がつかなかったんですかね?■“群像劇なのか阿南惟幾に焦点を当てた物語なのか判りにくい”という批評も有りますが、私は監督はこの映画をオーソドックスに群像劇として撮りたかったけど失敗したんだと解釈してます。群像劇を撮るには高度な力量が必要で、この監督にはそれはムリだったということです。そこは岡本版と較べてみればよく判ります。そして歴史的に重要な人物も多々登場するので、せめて人名テロップぐらいは付けて欲しかったですね。横浜警備隊の佐々木の首相官邸襲撃なんて、ほとんどの人がこれはどういう人物で何でこうなるのかということが理解不能ですよ。■岡本喜八版は市井の人々の視線を交えながらも大日本帝国のいわば葬式をきっちり見せてくれましたが、このリメイクでは歴史のゴタゴタを背景にして阿南惟幾の葬式を描きたかったのかと思わざるを得ません。岡本版にあった終戦前夜の特攻出撃のような心を揺さぶられる様なシークエンスが、この映画には皆無です。その代わりに阿南の娘の結婚やらホームドラマ的な要素が盛り込まれています。阿南の息子がどういう状況で戦死したかなんて妻に語らせてエンドですけど、ほんとそんなことはどうでも宜しい。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2016-07-06 21:25:08)(良:3票)
2280.  戦後猟奇犯罪史 《ネタバレ》 
かつて『テレビ三面記事ウィークエンダー』というその俗悪さで歴史に残っているバラエティ番組がありましたが、本作はまさに『ウィークエンダーThe Movie』と呼べる代物です。『ウィークエンダー』という番組は、簡単に言うと直近におこった事件を再現フィルムを交えてリポーターたちが面白可笑しく解説するという構成で、『新聞によりますと…』という冒頭の小早川正昭のナレーションが印象的でした。まだ『容疑者』とか『被告』なんて肩書がなく逮捕されればその瞬間からNHKニュースですら呼び捨てになる時代ですから、その事件レポートの俗悪さは今の若い人が観たら腰を抜かすほど強烈です。その俗悪リポーター(中には今では大臣経験のある現職女性議員にまで成り上がった人もいます)の中でも群を抜いて下品だったのが泉ピン子でした。 本作はこの『ウィークエンダー』の爆発的な人気に目をつけた東映・岡田社長の「これを映画にしろ!」のツルの一声で撮られることになったそうです。東映一の残酷職人である牧口雄二ですけど、泉ピン子を引っ張ってきてTV同様にリポーターをやらせろという社長命令には、さすがに最後まで抵抗したそうです。とりあげられている事件は①西口彰事件(『復讐するは我にあり』のモデルになった事件)②克美しげる事件③大久保清連続殺人事件、の三つです。再現ドラマと言っても犯行に至るまでの愛欲シーンの方に力が入っていて、ほとんどソフトポルノです。実はここにも監督に対する無茶ぶりの跡があり、②はなんと撮影2日前に発覚した事件が無理矢理おしこまれ徹夜で脚本が書かれたそうです。この事情は、劇中でも泉ピン子に突然電話がかかって来て「また大事件発生だ!」という小芝居をやってから②のレポートが始まるというセルフ・パロディ(観てる方には何のことやら判りませんけど)になっていて、笑わせてくれます。①や③は映画やTVドラマ化されていますけど、②の事件の映像化はいまだに本作だけという貴重(?)な価値があります。それにしてもまだ裁判も始まってないうちにこんな映画にしちゃうなんて、いくら人を殺めたとはいえ克美しげるも可哀想です。なぜか三つの事件のうち③だけで尺の三分の二を占めているのですが、川谷拓三の大久保清の怪演が強烈なのでいいんじゃないでしょうか。でもいくら死刑が執行された後とは言っても、大久保清が連続殺人を犯すまでの過程をコメディ仕立てで見せるとは、ちょっと酷過ぎです。 しかしこれが東大出の社長が慶應卒の監督に撮らせた映画だと思うと、なんか情けなくなります…
[CS・衛星(邦画)] 3点(2016-06-13 20:44:20)(良:1票)
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