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S&Sさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2398
性別 男性
自己紹介 〈死ぬまでに観ておきたいカルト・ムービーたち〉

『What's Up, Tiger Lily?』(1966)
誰にも触れて欲しくない恥ずかしい過去があるものですが、ウディ・アレンにとっては記念すべき初監督作がどうもそうみたいです。実はこの映画、60年代に東宝で撮られた『国際秘密警察』シリーズの『火薬の樽』と『鍵の鍵』2作をつなぎ合わせて勝手に英語で吹き替えたという珍作中の珍作だそうです。予告編だけ観ると実にシュールで面白そうですが、どうも東宝には無断でいじったみたいで、おそらく日本でソフト化されるのは絶対ムリでまさにカルト中のカルトです。アレンの自伝でも、本作については無視はされてないけど人ごとみたいな書き方でほんの1・2行しか触れてないところは意味深です。

『華麗なる悪』(1969)
ジョン・ヒューストン監督作でも駄作のひとつなのですがパメラ・フランクリンに萌えていた中学生のときにTVで観てハマりました。ああ、もう一度観たいなあ・・・。スコットランド民謡調のテーマ・ソングは私のエバー・グリーンです。


   
 

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2301.  シカゴ(2002)
ボブ・フォッシー原作のミュージカルだけあって、フォッシー調の鋭角的な動作が見事なダンスが素晴らしい。ゼタ・ジョーンズを始め、どうしてこんな風に身体表現ができるのかと感嘆してしまいました。歌曲もまた切れがあって、中でもレネー・ゼルウィガーがここまで歌えるとはこれまたびっくり。個人的には今まで観た中で最高のミュージカル映画でした。できれば、ボブ・フォッシー監督の「シカゴ」を観てみたかったです。それは彼が亡くなってしまった今では詮無いことですが。
[DVD(字幕)] 9点(2009-06-17 20:13:59)
2302.  吸血鬼(1967) 《ネタバレ》 
たぶんこの映画は、ポランスキーのフィルモグラフィ中唯一のコメディ映画ではないでしょうか。ちょっとブラックな感じのギャグが基調になっていますが、ドタバタギャグが多く、それがあまり切れはなく笑えないのが残念です。でも、吸血鬼のお城やバンパイヤたちが墓から出てきて舞踏会をするシーンなど、ゴシック調の雰囲気がよく出ています。そう言えば、ティム・バートンの世界に通じるものが感じられました。なるほど、ティム・バートンがリメイクしたら面白いかも。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-06-16 22:54:39)
2303.  脱走山脈 《ネタバレ》 
定番ものの脱走映画ですが、象を使って(というか連れて)ドイツ・オーストリアからスイス国境まで逃げ込むというプロットがユニーク。戦争映画ではありますが、基本的にはメルヘンの様な撮り方をしていますのでお話しが粗かったりしますが、そこそこに楽しめます。とは言うものの、主人公たちとは別ルートで脱走したM・J・ポラードたちが、パルチザン部隊みたいになってドイツ国内で暴れまわるというのはいくらなんでも乱暴な筋書きではないでしょうか。ロシア戦線じゃあるまいし。終盤、象に引かせて断崖の上にある国境検問所を谷底に落とすシーンがありますが、なかなかの迫力でした。しかし、映画に出てくる捕虜になったイギリス兵は、どれも厄介な連中ですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-06-16 22:32:39)
2304.  トランスフォーマー
まさかハリウッドで特殊戦隊もの映画を作っているとは思いませんでした。こういう子供だましのようなお話を、マイケル・ベイ節満開で撮られると違和感が強烈でついていけません。ただでさえベイ映画のアクションシーンは画面のブレが激しいのに、変身するロボットがまた複雑な造形なので本作は余計に見づらくて往生しました。とにかく、なんか間違っていませんか、ベイさん、スピルバーグさん。
[DVD(字幕)] 2点(2009-06-13 22:29:58)
2305.  空軍大戦略 《ネタバレ》 
間違いなく空中戦を描いた戦争映画の最高峰です。この映画の主役は、英国のスピットファイア・ハリケーン、ドイツのメッサーシュミット・ハインケル(エンジンだけはオリジナルでは無い戦後型ですが)4機種の航空機であると言っても過言ではないでしょう。それぞれの機体は塗装や機番などの考証も行き届いていて、この手のマニアからも高い評価を得ています。英独のパイロットが命をかけた死闘を再現しているのですが、空中戦シーンは壮絶さを通り越して、まるで華麗なバレエダンスを観ているような感覚になります。また英独のオールスター俳優陣がとっかえひっかえ登場してきますが、当時のアメリカ人ハリウッドスターを一人も使っていないところに、この映画の製作スタッフの意気込みを感じます。劇中ヒトラーとチャーチルがそれぞれ1シーンだけ登場しますが、ヒトラーは演説する後姿、チャーチルに至っては遠景でセリフもなしというところが面白いですね。歴史を作ったのは政治家ではなく、名もない飛行士や兵士だったのだということを訴えている気がします。「空軍大戦略」という邦題がこの映画の最大の欠点だと私は思っているのですが、これは今はなき水野晴郎氏がユナイト映画宣伝部時代に命名したそうです。
[映画館(字幕)] 9点(2009-06-11 23:45:06)
2306.  ミミック 《ネタバレ》 
ゴキブリ好き(もしそんな人がいたらですが)にはたまらない映画でしょうね。たしかに昆虫には擬態(ミミック)という技をもった種類がありますし、コンセプトとしては面白いと思いますが、あれじゃ擬態どころの騒ぎではなく変身ですよ。予備知識なく観はじめたので、冒頭に出てくるミミックした「アレ」を観ててっきり「ザ・フライ」のようなお話かと思ってしまいました。とはいえ、B級にしては見ごたえある作品で監督の才気が感じられました。確かにストーリーはあの映画・この映画からの引用が多いのは事実ですが。名優ジャンカルロ・ジャンニーニが出てるのにはちょっとびっくりでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-06-11 22:31:24)
2307.  ビロウ
冒頭の飛行艇のシーンや潜水艦内部の再現など細部に考証が行き届いていますが、肝心のストーリーおよび脚本がボロボロでは困ったものです。こんな中途半端な亡霊の使い方ではもはやホラーとしては破たんしているし、潜水艦内での人間関係の緊迫感も伝わりません。いっそ、謎解きミステリーとして撮った方がよかったのではと思います。
[ビデオ(字幕)] 3点(2009-06-08 23:55:41)
2308.  パルプ・フィクション
この脚本にこの出演陣、そりゃあ面白くないはずはない。これから先、タランティーノは本作をしのぐ脚本を書くことはないでしょう。個人的にはトラボルタとS・L・ジャクソンのTシャツ短パン姿が好きです。何度観ても笑ってしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-06-08 20:24:54)
2309.  ソイレント・グリーン
中学生ぐらいのときに初めて観ましたが、E・G・ロビンソンが安楽死するときの全周スクリーンに美しい風景が映される場面で、大阪万博で観たどっかのパビリオンの映画みたいだと思ったことを鮮烈に覚えています。この映画の時代設定は西暦2023年ですが、E・G・ロビンソンが演じるソルは、実は自分とほぼ同年代の生まれであることに再見して気がつきました。ちょっとブルーな気分です。彼はこの後すぐに亡くなりますが、この映画が101本目の出演作でした。101本も映画に出演する俳優は今後でてくるのでしょうか。映画の出来は落ちの強烈さの割にはグダグダなのですが、未来予測としては地球の気候が暑くなっているということだけは的中しています。現在は地球温暖化が深刻な問題ですが、70年代当時は逆に氷河期が来て人類が滅亡すると予想する学者が多かったのですよ。
[映画館(字幕)] 6点(2009-06-04 22:21:22)(良:1票)
2310.  カプリコン・1 《ネタバレ》 
初めて観たとき、興奮してしばらく映画館の席を立てなかった記憶があります。この後、駄作・凡作を量産するピーター・ハイアムズですが、そんな彼にも本作では映画の神様が降臨して歴史に残る大傑作となりました。確かに、今DVDで見直してみると、ご都合主義が目立つ部分がありますが、そこをものともしないパワーを持っている映画です。本作のあまりにも有名なプロットは世界中の妄想おたくにパクられ、「アポロ11号は月に行かなかった」という都市伝説を誕生させましたし、そもそも「NASAの陰謀」というコンセプトはこの映画が世に送り出したものです。ヘリと複葉機のスカイチェイスは、現在のCG全盛の世の中では二度と造れない価値あるシーンですね。今でもジェリー・ゴールドスミスの書いたテーマを耳にすると、アドレナリン濃度があがります。
[映画館(字幕)] 10点(2009-06-03 20:26:29)(良:1票)
2311.  ブレージングサドル 《ネタバレ》 
おバカ映画なのに、この力が入った主題歌はなんなんだ!フランキー・レインが歌っているのですよ。確かにお得意の下品ネタや差別ネタは炸裂してますが、メル・ブルックスの最高傑作コメディですね。ラスト20分のドタバタは、30年以上前の作品とは思えない破天荒ぶりです。この映画、全米映画協会かなんかが選出したアメリカ喜劇映画ベスト100でなんと第6位にランクされているのですよ。
[DVD(字幕)] 8点(2009-06-03 01:20:01)
2312.  メル・ブルックスの大脱走
エルンスト・ルビッチのオリジナルは未見なのですが、これはこれで楽しめる作品です。メル・ブルックスは自作に出演するとこれでもかこれでもかというほどクサイ芝居をするのが厭だったのですが、どうしてどうして、本作では鮮やかなコメディ演技で感心しました。歌う場面はさすがに年を感じさせて苦しかったですが。大女優アン・バンクロフトのコメディエンヌぶりもさまになっていました。
[DVD(字幕)] 7点(2009-06-01 23:37:47)
2313.  スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師 《ネタバレ》 
ティム・バートンは好きなのですが、これはちょっと個人的にはうけつけられないという感想です。樂曲が好みではないというのも原因です。この物語は実話ではなくいわゆる都市伝説の類のものですから、こんなにグロテスクに撮らないでもっとファンタスティック風味をきかせないとダメでしょう。ジョニー・デップは熱演でした。「フランケンシュタイン」以来の悲惨な死にざまを見せるH・B・カーターには、いくら旦那が監督とはいえちょっと仕事を選べよと言いたい。この人、どんどん不気味になってきた様な気がするのですけど…。
[DVD(字幕)] 4点(2009-06-01 22:01:06)
2314.  火事だよ!カワイ子ちゃん 《ネタバレ》 
出てくる消防士たちが、みんなおっさんと爺さんばかりなのがおかしい。おっさんと爺さんたちが愚にもつかないことをやるところに、体制批判が込められているのでしょう。美人コンテストにノミネートされるのが、またイモ姉ちゃんばっかりで、考えてみればこれほど女優顔した女性がでてこない映画も珍しいのでは。
[DVD(字幕)] 6点(2009-05-30 17:59:44)
2315.  ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう 《ネタバレ》 
これ、予想以上に面白かったです。最後の精子のお話し、広末涼子の焼きそばCMだけでなくいろんなところでパクられていますが、ウッディ・アレンがオリジナルだったとは。このストーリー、アレンのオリジナルかと思ったら、原作本があるんですね。相当アレンジしているでしょうが、一度読んでみたい。
[DVD(字幕)] 8点(2009-05-30 17:57:11)
2316.  ジョルスン物語 《ネタバレ》 
黒塗りメイクで歌ったことで知られるアル・ジョルスンの伝記映画です。厳格なユダヤ聖職者の家庭で育ったジョルスンは、旅芸人のエンターテイナーに類まれなる歌の才能を見出され、二人で全米を公演してまわります。ソロで歌わせてもらえずくさっていましたが、酔っ払って同僚が舞台に立てなくなったとき、黒塗りメイクで彼のふりをして舞台にでて初めてソロで歌ったことで運が開けるのです。映画はそれからのジョルスンのサクセスストーリーを駆け足で描いていきます。ジョルスンは世界初のトーキー映画「ジャズ・シンガー」で映画史上初のセリフ「お楽しみはこれからだ!」を発したことで有名ですが、この映画でもこのエピソードは当然再現されています。製作された1946年はジョルスンや関係者たちが存命中なので全体的にきれいごとすぎる内容なのが残念ですが、それを補って余りあるのがラリー・パークスの吹き替えをしているジョルスン本人の歌の数々でしょう。本当に素晴らしい歌声で、このジョルスン本人の歌声が聴けるだけでもこの映画を観る価値があると言えます。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-05-27 21:32:45)
2317.  スローターハウス5 《ネタバレ》 
時系列をいじくるという演出は最近では珍しくなくなっていますが、この映画ほど詩情あふれるタイムスリップものは他にないのではと思います。というか、戦時中の場面は単なる回想と言えなくもないですが。この主人公(ヴォネガットの分身)はドレスデン空襲に遭遇して心に深い傷を負い、時空を超えてさまよいながら「死」の意味を求めるのですが、その傷を癒してくれたのは結局トラルファマドール星だったのでしょう。映像化するのが難しいと言われたヴォネガット作品ですが、さすが名匠ジョージ・ロイ・ヒル、心に沁み入る名作に仕上げています。
[DVD(字幕)] 8点(2009-05-27 21:29:58)
2318.  ディパーテッド 《ネタバレ》 
オリジナルは未見ですが、スコセッシの豪快な演出で楽しめました。「本当はこの映画は撮りたくなかったんだ」なんてオスカー受賞式でスコセッシは言っていたそうですが、いろいろ複雑な事情がありそうですね。しかし、ジャック・ニコルソンはすごい役者ですねえ。レオとマットは完全に喰われていましたから。後半になるとちょっと展開に疑問符がつく部分もありまして、そこが残念なところでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-05-23 14:02:56)
2319.  黄色いロールスロイス 《ネタバレ》 
いかにもイギリス映画らしくて洒落ていました。やはり自分は2話目のエピソードが好きです。マフィアの親分にするか、いかにもすけこましのイタリア男についてゆくかってのはある意味究極の選択ですが、シャーリー・マクレーンの選択はあれで良かったのですよ。あと、1話目のジャンヌ・モローの浮気を知った後のさびしそうなレックス・ハリスンが哀愁を漂わせていて良かったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-05-23 14:00:33)
2320.  愛欲の十字路 《ネタバレ》 
なんともすさまじい邦題ですが、実は旧約聖書のダビデとバテシバの物語をモチーフにした作品です。イスラエル王ダビデは部下のウリヤの妻バテシバを見染めて不倫の恋に落ちます。王は妻を何人も持てますが、人妻とはさすがに結婚できません。バテシバが身ごもったことを知ったダビデはウリヤを戦場で死地に赴くように命令し、ウリヤは戦死してしまいます。未亡人となったバテシバを晴れて妻の一人に迎えたダビデでしたが、神の怒りがイスラエルに降りかかり旱魃に凶作、そしてバテシバが生んだ王子までもが病死してしまいます。西欧人にはポピュラーな旧約聖書の物語を、メロドラマチックにグレゴリー・ペックとスーザン・ヘイワードが演じています。旧約聖書の記述には忠実なのでしょうが、不倫劇がメインなのでスペクタル的見せ場はありません。回想場面で有名なダビデとゴリアテの対決場面はありますが、手抜きもいいとこでまるでモンティ・パイソンのコメディみたいでした。そもそもグレゴリー・ペックがダビデを演じることに無理があり、ただの真面目なおじさんという感じでちっとも英雄っぽくないのです。劇中、後年インディ・ジョーンズ教授が追い求めるアーク(約櫃という字幕でした)が登場し、最後に神の許しをダビデに与えてくれます。
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-05-20 23:57:07)
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