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マイカルシネマさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 258
性別 男性
年齢 35歳
自己紹介 <尊敬するクリエイター>
ヴィム・ヴェンダース、ニック・パーク、藤子・F・不二雄、冨樫義博

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221.  あなたに降る夢 《ネタバレ》 
見た後に本当に心温まるお話でした。犯罪が多発する社会のなかで人を信頼する事も大切だ、と思わせてくれる映画です。マスコミに対してはあまりよく思っていませんでしたが、この映画のラストでちょっと考え直しもしました。善人である二人はラストでちゃんと幸福を得ているし、奥さんはあんな結末を迎えるし(笑)、結局もとの状態に戻っていくんですね。なによりも典型的な「お人よし」の役がN・ケイジのハマリ役でした。子どもたちを連れてスタジアムで野球するところがお気に入りです。冒頭から登場する語り手の使い方も効果的でした。ただ、前半部はだらだらした感じがあるので、そこのところをうまく処理できていればもっと高得点でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-03-31 17:20:30)
222.  ターミネーター
最初から最後まで緊張感に満ち溢れた雰囲気がすごいです。大抵のアクション映画はサイドストーリーを詰め込みすぎることが多いですが、この映画はT-800に追われる恐怖そのものを描けている正統派サスペンスアクションになっています。核戦争後の世界で生まれ育ったカイルがなぜすぐに電話帳などが使えるのか、といった突っ込みどころはありますが、無表情でサラに狙いをつけたり、サングラス姿で警察署を襲撃するシーンなどがとにかくスタイリッシュで、シュワルツェネッガーのストイックな悪役ぶりが素晴らしかったです。ただ、映像にこだわる私としてはやっぱり「T2」を見た後では映像も音楽もB級っぽさを大いに残しているところが気になってしまいます(ラストはアニメ制作スタッフが担当した方がよかったのでは?)。サラとカイルのドラマもなんとなく違和感があるように思えました。ただ、ラストシーンはかっこよくていいです。どうせなら監督にはA級作品としてセルフリメイクして欲しかったのですが、シュワルツェネッガーの後継者になれるような俳優がいるかどうかを考えると仕方ない気もします。あと、未来から来たのになぜ過去で?と考えられた方がいるようですが、どこがおかしいんでしょう?彼が死んでも親は生きてるんですから。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-03-31 17:19:52)
223.  ゲーム(1997) 《ネタバレ》 
主人公も観客もドンドン巻き込んでいくような展開がいいですね。いきなり、駐車場のエレベーターが開いたり、閉じ込められた車の中で窓のハンドルを取り出したり、題名どおりゲームのような状況の演出が非常に優れていると思いました。ラストで主人公が飛び降りるのはさすがに蛇足だと思いましたが、あのオチは「世界まる見え~」なんかを見ている人には多少納得が言ったのでは?なにしろ、アメリカじゃテレビ放映されるぐらいの規模ですから。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-03-31 17:19:25)
224.  リトル・ロマンス 《ネタバレ》 
これは今まで見た恋愛物では上位に入ります。二人がすごした日々は本当は10日もなかったかもしれない、と考えると二人がいかに運命的な恋愛をしたかもっとよくわかると思うんです。なにしろ、初めてのデートでもうキスしちゃってるんですからね(笑)。ダニエルがやたらとけなされているようですが、私は彼の知的な感じが好感度でした。映画館の帰りにローレンと話す内容なんかとても哲学的じゃないですか。別れのとき、サンセット・キスが話題に上らなかったのはちょっと意外でしたけど。まぁ、二人がお互いの運命を確信していたって事でしょうか。ラストで手を振るダニエルのストップ・モーションで終わるところは十分に余韻を残してくれました。欲を言えば、スタッフ・ロールも同じ音楽を持続させて欲しかったかな。まぁ、それは減点の対象にはならないですけどね。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-03-31 17:18:50)
225.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
これは・・・正直ヤラレました。でも、最初っからわからない話かっていえばそうでもないところがわざとらしくなくていいです。最初のキャラ説明からうまくできているし、演出もかなり効果的でした。あまりにも都合よく出会うのでこの中の誰かが仕組んでるんじゃないか、それにしてもうまくいきすぎている・・・まあこんな感じでストーリーが進んでいきました。とくに、レイ・リオッタは最初っからクリーンでないイメージなので適役ではないでしょうか。ただ、映画を見て思ったのは中年のおじさんに子どもか、女の人格だけが残ったらどういう人間になるんでしょうか?まぁ、映画にはあまり関係なさそうですけどね。とにかく、完成度は結構高いと思いました。
[映画館(字幕)] 8点(2005-03-31 17:18:34)
226.  ザ・グリード
これは意外に楽しめました。「エイリアン4」や「スピード2」の内容を足した感じになってますが、脱出アクションのツボをばっちり抑えていたと思いますし、「タイタニック」(3作ともに97年!)と比べても(本作より後に見ました)、こっちのほうが正統派パニック映画として存分にのめりこめました。ストーリー自体は荒唐無稽ですが、それをよしとするテンポのよさで、クリーチャー自体は恐くないものの、登場人物たちの個性的なキャラが十分映画の雰囲気にあっています(海賊並みの中流キャラ、という設定が最高!)。後半の弾切れシーンはいかにも自業自得なテーマをうまく表現していてお気に入りです。ラストで主人公たちが銃を撃ちながら、ボードで脱出するところなんかカッコよくて最高でした。全体的にB級な雰囲気は気に入らなかったのでマイナス1ですが、面白さにプラス8点でこの点数です。
[地上波(吹替)] 7点(2005-03-31 17:17:57)
227.  タイタニック(1997)
SFアクション監督の本格ドラマ、ということで見るのは遠ざけていたのですが、やはり観てみると予想通りの出来でした。なにしろ、前半と後半で雰囲気がガラッと変わっています。後半のパニック演出はさすがに本領発揮だけあって素晴らしいできでしたが、前半の恋の描写が妙にだらだらしていましたし、かなりストレートな流れで疑問すら覚えました。大河ドラマ的な恋愛なのにどこかとぼけた感じで、後半になってやっと感情移入できる、といったふうでした。ジャックの友達やモリーなど妙に気になる人物たちのキャラの描き方も中途半端でした。4時間退屈はしませんでしたが、これだけシンプルなストーリーならもっと短くしてもいいはずだし、長い映画にするならもっと全体的に丁寧に作る事も可能だったんじゃないかと。内容が内容なだけに、もっと前半部もロマンチックに作って欲しかったです。後半部も映画のテーマから考えるとやっぱり長すぎかな。本格パニック映画として作ればもっと点があげられたんですが・・・
[地上波(吹替)] 6点(2005-03-31 17:17:42)
228.  シャイニング(1980)
後半部で完全に話が薄っぺらくなったような気がします。前半部ではどことなく不気味なホテルと怪現象の数々が恐怖を盛り上げていたのですが、ラストのジャック・ニコルソンの独壇場はちっとも恐くありませんでした。キューブリック監督の役者の演技を尊重するコンセプトが今回は裏目に出たのではないでしょうか。ニコルソンの怪演はすごかったけれど、やはり私にとってはただの父親の悪ふざけのようにも見えました。原作のダニーのエピソードをカットしたのも失敗だったと思います(キューブリック監督にはそんな感動的なドラマは撮ることができなかったのかも)。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-03-31 17:17:25)
229.  戦場のピアニスト 《ネタバレ》 
いまいち、この映画の言いたいことがわからなかったなぁ。いくら実話とはいえ、本当に映画化する必要があったのでしょうか。ピアノは主人公の急場をしのぐちょっとした伏線のようなものになったぐらいであまり主人公にとって重要ではなかったみたいだし、彼を助けた兵士の死には胸を打たれるものがありましたが。彼自身の無力ぶりを演じたブロディは好演でした。 しかし、全体的に観れば実話なりの話のテーマのあやふやさが目立っていました。ただ、兵士の銃が弾切れになったときに兵士は平然と弾を詰め込んだりと、細かいところは良くできていました。
[映画館(字幕)] 4点(2005-03-31 17:16:07)
230.  エイリアン3/完全版
もともと2作目より好きな作品でしたが、完全版を見て評価が満点になりました。製作側の勝手もあってか、劇場版では不完全だったキャラの書き分けも深くなっているし、無駄に思われていたシーンも逆に減りました。この映画では2作目で薄れていた芸術性がよみがえっている事や、リプリーの苦悩、フィンチャー独特の世界観などがとても気に入っています。ラストの過去のリプリーの交信でおわるところもいいですね。だんだん類似作品が増え、ストーリーに新味がなくなっている2作目に比べ、この映画は1作目同様後世まで残る作品だと思います。
[DVD(字幕)] 10点(2005-03-31 17:15:17)(良:1票)
231.  CUBE2
前作での謎を解消していて、前作より現実味を持たせてはいますが・・・その現実味があだになった感じ。登場人物の格好もフツーだし、人数多いし、おまけに外の映像まで入れちゃうしで、訳のわからない設定にしなかったぶん恐怖感と緊張感が極端に薄れちゃってます。そのうえ、トラップ自体は前作ほどキレがよくないのでトラップシーンもつまらない。人数が多いのも余計なエピソードが増えて蛇足な印象を受け、前作の無駄のなさまで失われちゃっている。と言うわけで、前作の良さが微塵も受け継がれなかった作品でした(CUBE内の雰囲気だけは似ていた)。第一、前作の終わり方じゃぁたしかに謎は残るし、だけど、今回の人物設定と悪徳企業はCUBEの雰囲気に合わないし、作るべきだったのかわからない作品でもあります(「バイオハザード」のほうが成功している)。
[ビデオ(字幕)] 3点(2005-03-31 17:14:56)
232.  バロン 《ネタバレ》 
原作の「ほら男爵の冒険」を読んだ私にとってはニヤリとさせられるシーン満載でした。原作のほら話の数々をうまくまとめていると思います。ユマ・サーマンが一人二役を演じているのも何かあるだろうと思ったら、うまくラストの伏線になっていたし、ラストあたりのまとめ方もうまかったです。何よりもそのシーンの映像化の見事さに驚かされます。少しばかり作り物っぽさの残るセットがほら話を暗示しているようで唸らされました。ラストは「未来世紀ブラジル」に似ているけど、こちらは肯定的な終わり方なのが夢を持つ大切さをこちらに訴えかけてきます。、ほら話と現実が重なるところが最高でした。あと蛇足ですが、「ヤング・ユマ・サーマン」と呼ばれたサラ・ポーリーがユマ・サーマンの妹役という面白い顔合わせになってましたね。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-03-31 17:14:27)
233.  ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生
あらゆる意味で他のゾンビ映画とは一線を画す映画です。大抵のゾンビ物はそのグロテスクさゆえ、不気味さが目立ってしまうものですが、この映画は白黒であるためにゾンビをはっきりした「恐怖」の対象として捉えることができていると思う。とくに、冒頭のゾンビの無表情とドアを開けようとする動きからもうヤラレました。他にも、ゾンビに銃を撃つシーンや、時間がたってからゾンビ化する少女などが純粋なホラーの雰囲気をかもし出すのに成功しています(それにしても、ゾンビ映画の原点なのにもう子どものゾンビまで出ているなんて、ずいぶん考えられた映画じゃないですか)。密室間での人々の心理描写とラストのオチは文句なしなのですが、一つ残念なのは登場人物の設定にところどころ付け足したような印象しか感じられないものがあること(黒人が自分の身の上話をするシーンなど)。ああゆう説明はもうちょっとさりげなくやって欲しかったです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-03-31 17:14:07)
234.  バイオハザードII アポカリプス
前作よりもストーリーはずっとゲームに近く、「バイオ1」が前置き的な作品だった事がよくわかりました。監督が変わるとここまで作品の雰囲気が違っちゃうんですねぇ。前作ほどエキゾチックさも近未来感もなくなっていました。脚本の方は「ブレインデッド」、「エイリアン4」などのモンスター映画やゲームのパロディを周到しつつ、次々に舞台や敵クリーチャーを変えて楽しめる展開にしています。特にネメシスからの逃亡劇はすごかったです。ただ、監督の方はというとせっかくアクションの見せ場をたくさん作っているのにそれが活かしきれていない気がしました。皆さんの言われているとおり、アクションシーンのカット割が見づらかったです(ネメシスとアリスの格闘シーンは最悪)。それに映画の雰囲気自体は前作のほうが良く出ていたと思いました。例えば、前作では登場人物の意外な事実とかそういうことが判明するシーンが多かったのに、この映画ではほとんどなかった。やっぱりアンダーソン監督に・・・それは無理でも「ドーン・オブ・ザ・デッド」のザック・スナイダー監督にやってほしかった。ネメシスのクリーチャーにおいては完全に満足です。あと、ジル役の人の演技もゲームどおりで緊張感が伝わってよかったです。でも、やっぱり完成度を1作目と比べるとそれより点を低くせざるを得ません。
[映画館(字幕)] 6点(2005-03-31 17:13:08)(良:3票)
235.  現金に体を張れ 《ネタバレ》 
この手の時間軸交錯物は好きなのですが、これは正直つまらなかったです。もちろん映画の古さもあるし、この映画がそういった手法を生み出した功績はわかるのですが、時間交錯物に見られる伏線がこの映画ではほとんど見られなかったので、伏線目当てで見る私としては面白みを感じられませんでした。ラストシーンも完璧な計画がもろく崩れ去る皮肉が込められてはいるのですが、呆気なさばかりが目だってしょうがありませんでした。もうちょっと絵的に作れていれば評価できたのですが。「レザボア・ドッグス」の方が面白かったな・・・
[地上波(字幕)] 4点(2005-03-31 17:12:08)
236.  マッチスティック・メン
尊敬すべきリドリー・スコット監督の「テルマ&ルイーズ」以来のドラマ、って事で見に行きましたが、期待に答えてくれました。ニコラス・ケイジの神経質な詐欺師という役どころがはまり役で(微妙に日本語もしゃべってる)その他のキャストも実に適役でしたし、詐欺のシーンも暗い雰囲気には陥らず軽快なノリで楽しく見ていられました。ラストのオチにもやられましたが、原作ではその後一文無しでどうしようもない状況になるのに対し、ハッピーエンドでよかったです。原作はもっとどんでん返しの連続なのですが、ラストの変更で原作よりずっといい印象が得られました(「ウリと蜜蜂」さんとはとても気が合いそうにありません)。
[映画館(字幕)] 8点(2005-03-31 17:11:01)
237.  バイオハザード(2001) 《ネタバレ》 
この映画を見た頃はホラー映画を毛嫌いしてて、ただ偶然WOWOWをただで見られるチャンスだったので見ただけなのですが、そこそこ楽しめました。とにかく研究所と主人公たちの置かれている設定が斬新で近未来的な映像も光っています。少しばかり散漫なストーリーや、ゾンビ映画としての魅力の薄さはありましたが、ゾンビ犬の登場などゲームに似たシーンが多かったし、子どもの声をしたマザーコンピューターも異質な雰囲気をかもし出してて良かったです。なにより、特筆すべきはこれだけの低予算でこれだけ優れたSF描写を可能にした事ではないでしょうか。カーペンター監督と比べると、内容よりも見せ方に工夫をした映画、といった方がいいでしょう。青い研究所などに近未来的な清潔感があってとても美しかったです。冒頭のウィルスの箱詰めとクイーンが研究員を殺すシーンなどで一気に引き込まれました。冒頭とラストのBGMも冷たい感じでお気に入りです。でも、レーザーの部屋で生き残りそうだった隊長まで死んだり、解毒剤が効かなかったりと、そういうところは救いようのない作りに出来てはいるのですが、ちょっと気に入りませんでした。それとスーパーリッカー、これはとても良かったです。CGのチープな質感はこういうクリーチャーの不気味さを出すのに最も貢献できるのではないでしょうか。ゲームファンにはリッカーがボスキャラになるのは意外でしょうが、こういう異質な映画のボスキャラとしては最適でした。ゲームの映画化としては十分合格レベルです。 補足 この映画はバイオ2の前振りですが、こちらの方が何度も見たくなる映画です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-03-31 17:10:41)(良:1票)
238.  都会のアリス
ペーパー・ムーンと比較される事が多いけど、私はこっちの方がずっと好きです。なんか、この映画の方がロード・ムービーとしての魅力があるんです。なによりもアリス役のイェラ・ロットレンダーがわがままでませていて、それでいて哲学的な事も言っていて、とても魅力的でした。ラストは少し哀しくもあるけど、「レインマン」みたいで良かったです。ラストの二人の成長ぶりがペーパー・ムーンと差別化を図りつつ、旅の終わりとしてとても印象深いものになっていました。
[DVD(字幕)] 10点(2005-03-31 17:10:24)
239.  エイリアン4
全体的に中途半端な印象を受けました。SFデザインは素晴らしいし、アクションシーン だってシリーズ中最高なのにどうしてこうすっきりしないんでしょう。シリーズでは1番監督の持ち味が出ていない作品でもありました。内容的には人間批判が少し入っていて、リプリーの実験体とラストの新種エイリアンもその一つでしょうが、サバイバルと入り乱れていてテンポを悪くしていました。もっと予算をかけられれば2に並ぶアクション映画にできたはずだと思いました(よりによって、2のキャメロン監督作品に邪魔されてしまったんですよね)。
[地上波(吹替)] 6点(2005-03-31 17:09:37)
240.  ターミネーター2/特別編 《ネタバレ》 
私は特別編しか見ませんが、私の映画ではベスト3に入ります。キャメロン監督の作品の中でも特にアクションのキレがいいと思います。ダイナミックなアクションでありながら、無駄な破壊物はほとんどなく、ラストの工場の戦いなど舞台設定が非常に優れています。前回はT-800の圧倒的「強さ」によって他を威圧する緊張感を作り出していたわけですが、今回はT-1000の疲れ知らずな設定による「しぶとさ」で襲われたときに危機を打開する緊張感が高まりました(T-1000が再生するシーンがかなり恐い)。見せ場の雰囲気を盛り上げる演出も素晴らしく、無表情の中にも時折クールなセリフを放つシュワルツェネッガーがすごくかっこよかったです。後半部で一見戦いが終わったと思わせるのは、キャメロンアクションの定番ですね(笑)。しかも、ドラマという面から見ても感動的でありながら、ハードボイルドでした。それと、やっぱりラストの平和な2029年のショットをカットしたのは正解でした。3が出なきゃ結末としても納得のいかないものになりますからね。
[DVD(字幕)] 10点(2005-03-31 17:08:57)
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