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すねこすりさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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221.  マイ・レフトフット
障害者モノに少々アレルギーがありまして、あまり積極的には見ないのですが、これは愛するダニエル・デイ=ルイス主演ということで、やっぱり欠かせないと見た次第です。うーん、まあ、こう言ってはなんなんですが、やっぱりダメです、このジャンルは。映画としては良い作品だと思います。彼が主演男優賞とったのも納得です。が、なんといいますか、敢えて言えば「24時間テレビ」とベースが同じ、と思えちゃうんですね。これは、私の根性がひねくれているだけなんです。実話なだけに、余計に。いや、これフィクションだったら成立しないと思いますし。障害者モノでそういうことをほとんど感じずに済んだ作品は、これまでのところ『ヴァージン・フライト』のみです。
[DVD(字幕)] 6点(2010-02-10 14:52:56)
222.  刑事コロンボ/黒のエチュード<TVM>
カサヴェテス好きなので評価は甘くなります。・・・がしかし、あのサマになっていない指揮振りはちょっとなぁ。本作を見るまで気付かなかったのだけど、彼は意外に小柄ですね。顔は好きなんですが、引きの映像だと結構頭がデカくてイケてません。P・フォークも同じくらいの背格好なのに、頭は小さいので気にならないのよね。ジャニス役の女優さん、本当にグウィネスにそっくりでビックリ。でも、グウィネスよりも美人です。結局、警部はアレックスに自供を迫るためにビデオを見せたんじゃないですね、多分。狙いはジャニス。彼女の「妻の心理」に賭けたのでしょう。テニスコートで見せた彼女の気性の一面に触れ、アレックスよりジャニスを攻めた方が落ちる、と思ったのでは? しかも、落ちた際のアレックスの囁き。これでますます彼女の夫への不信感は強くなったはず。愚かなり、アレックス。・・・しかし、カサヴェテスの本作出演が、あの『こわれゆく女』制作のための資金稼ぎだったと思うと、かなり感慨深いものがあります。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2009-12-21 16:28:45)
223.  ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
何度も睡魔に襲われました。最後まで見るのに3日かかりました。冒頭からの10分くらいはほとんどセリフもないのに緊迫感があって惹きつけられたんですが。ダニエル・デイ=ルイスの顔がカネしか信じない利己的で野卑な感じが内面から滲み出る男の顔になっていて、これが他作品じゃ貴族やらを演じて気品を感じさせる高貴な顔を見せていたんだから、彼の「タダもんじゃなさ」を終始見せ付けられた感じです。でもって、ポールとイーライが双子ってのが途中分からなくて終盤までいささか混乱気味。また、全体に流れる不協和音気味な音楽が効果的で良かったのに、メアリー油井のお祝いとラストに唐突に流れるブラームスが違和感強し・・・(しかも、ホントにどうでもいいけどムター&カラヤンを使うなんてあんまりセンスを感じない)。でも、最後のアルトマンへ捧ぐテロップにちょっと感動したりして・・・。作品自体を堪能するというより、個々の素材を楽しんだ、という感じでした。
[DVD(字幕)] 6点(2009-12-11 11:31:35)
224.  カウチ・イン・ニューヨーク
お気楽にボケ~ッと見るには良いです。いつもは難しい女を演じているジュリエット・ビノシュが爽やかでキュートです。それになんつっても犬が可愛い。ラストシーンは犬ナシでは価値半減だな、きっと。毒にも薬にもならない映画です。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-12-08 13:55:51)
225.  刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM> 《ネタバレ》 
普通だったら、人殺しの下準備の際に目撃したモノについては「見なかったこと」として決して口にしないのが鉄則だと思うのだが、この犯人の場合、その性格から言って「見なかったこと」に出来なかったのが致命傷になったという次第。ラストシーンで「後悔していると思ってくれるな。何度でもやった」と豪語する犯人は潔さを装っているけど、その実、年端も行かぬ生徒に濡れ衣着せようとしていたんだから、噴飯モノでイケ好かない。宿舎で生徒らと寝食を共にする警部のランニング姿がお茶目。 でも警部、スプリンガーと最初に会話したとき「だって不可能だ」と言った彼にその真意をねちっこく聞かなかったのは、少々疑問に思いましたぞ。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2009-11-25 15:30:00)
226.  めまい(1958) 《ネタバレ》 
名作の誉れ高い作品にイチャモンをつけるつもりは毛頭ないのだが、ものすご~く不思議なのが、結果的にスコティは「本物の」マデリンとは一度も心を通わせたことがない、という点。まあ、いずれにしてもマデリンの幻影を追い求めただけの恋なのだから、本物だろうか作り物だろうが、スコティにとっては「エルスターの妻マデリン」には違いないんだけれど。後半、ミッジが全く出てこないのが??であったが、療養所後のシーン以降は全てスコティの妄想だったという解釈を知って、なるほどと納得した気分。私は「鈍い」ので、トリックも見抜けず「ヒッチコックってこんなオカルト撮るん?」と非常に素直な観客だったのだけれど、そもそもジェームズ・スチュアートが全然カッコイイと思えないクチなんで、後半はただただ彼の変態チックなストーカー振りに鳥肌が立つ思いであった。後半が妄想だと仮定すれば、スコティは妄想の中で幻のマデリンを殺し、高所恐怖症を克服するのと同じく、マデリンの幻影をも克服したことになり、それはそれでまあよかったのかしらん、とも思う次第。妄想でないのであれば救いがたい悲惨極まりないオハナシ。しかし、これが50年以上も前に作られた映画なのだからスゴイと思う。後から評論するのは簡単だけれど、時代の半歩先を行くものを「予見し」「作る」ことが出来る才能はやっぱり素晴らしい。・・・けれども、あまり好きではないので点数は低めで。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-11-24 16:02:46)
227.  小間使の日記(1963)
解釈に迷います、セレスティーヌの人間性。シタタカ女の世渡り上手系、なのか、出たとこ勝負のおつむ弱い系、なのか。多分、前者だと思うんだけど、後者だと捉えてもおかしくないような。ジャンヌ・モローがピチピチじゃないところがミソですね。適度に世間ズレしたちょっと年増な感じが良いです。だからこそ、とらえどころのない、それでいてミステリアスな存在になっているのだと思います。ホントに必要なもの以外全て削ぎ落とされた作品なので、結構見る方もシンドイです。
[DVD(字幕)] 6点(2009-11-18 15:49:02)
228.  クルーシブル 《ネタバレ》 
騒動の張本人アビゲイルが逃亡していなくなっちゃいました。で、最後までもう出て来ません。なんだかなぁ。・・・まあ、いわゆる集団ヒステリーってやつなんでしょうね、これが。一人じゃ相手にされませんが、集団になると厄介。でもこれって「危険な情事」と構造的には同じじゃない? 肉欲に溺れた男が相手の女の常軌を逸した行動によって過剰なほどに理不尽な目に遭わされるっていう・・・。ウィノナ・ライダーの迫真の演技には瞠目しました。ダニエル・デイ=ルイスは頬がこけ過ぎで、何だかヤバイ・・・。これを見たころは、まだあんまり好きじゃなかったんだ、この人。好きになった今見ても、同情できないだろうなぁ、プロクターには。しかし、何と言ってもあの裁判長の顔、これ以上ないってくらい醜悪です。何がイライラしたって、アビゲイルでもその周辺の女子たちでもありません、あの裁判長です。この爺さん、アビゲイルの言を胡散臭いと思っているのに、大量に死刑を出しちゃいます。あ、あんたねぇ・・・。こういう輩が権力握ってるってのが、集団ヒスより百倍怖いです。
[DVD(字幕)] 6点(2009-11-18 15:23:39)
229.  チャンプ(1979)
よく泣かせていただきました。・・・がしかし、最近見ると、ジョン・ボイトが所々(とくに遠目からのショット)、大泉洋に見えてしまい、涙がその都度引っ込みます。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-10-29 16:45:26)
230.  刑事コロンボ/歌声の消えた海<TVM>
「策士策に溺れる」「過ぎたるは及ばざるが如し」といった諺が浮かぶ作品。犯人は冒頭から「殺す気」満々。事前準備に、とにかくあれこれ動く動く。あんだけ動きまくって仕込みしたのに、いざ捜査段階になると、実はハナから「羽毛」でコロンボに目星をつけられてるんだから「骨折り損の草臥れ儲け」とも言えるかな。重罪を犯す人には小心者が多いと聞くが、この犯人はその典型。彼の誤算は、病室で30分毎に脈と血圧を測定するようになったことと、何より同じ船にコロンボが乗っていたことですな。ラストはお決まり、コロンボの心理戦にまんまと引っ掛かって幕。コロンボのアロハシャツ姿がステキ。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2009-10-23 13:51:57)
231.  刑事コロンボ/指輪の爪あと<TVM> 《ネタバレ》 
BS2で毎週放映してくれるようになり、昔の香りを懐かしむ楽しみができ嬉しい限りです。とはいえ、初回は見逃し、2回目の本作からの視聴と相成りました。咄嗟の犯行ということでトリックやアリバイ作りに見所はありません(というか、遺体を遺棄する際に思いっきり地面にタイヤ痕が出来ているのに、遺体発見の現場で捜査官の「タイヤ痕もありません」の台詞に思わず吹き出しました)が、コロンボ十八番の犯人との心理戦は見応えアリです。コンタクトの引っ掛けはよく考えたらほぼあり得ない話なんだけど、まんまと嵌るのは身に覚えがあるが故の愚かさ、というところでしょうか。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2009-10-23 11:08:26)
232.  秘密と嘘 《ネタバレ》 
シンシアのように自己憐憫の塊みたいな人は大っ嫌いです。アンタだけじゃないよ、苦労しているのは。しかも、彼女の場合、苦労の原因を自分で作っているわけで。世の中、不可抗力で辛酸を舐め尽している人だって大勢いるのに、ナメたこと言ってんじゃねぇよ、と思う。彼奴らは、甘ったれで自分だけが大事なんだから手に負えない。映画にしろ文学にしろ、こういう周囲に多大な迷惑を撒き散らす自己陶酔&自己憐憫人間を賛美するような作品って結構あるけど、ちょっとオカシイんじゃないかと思う。そりゃ、真面目でトラブルもない人間描いたって話にならんのは分かる。だからって、賛美するなよ。すんげぇ迷惑なんだから、現実に近くにいたら。あんだけホーテンスに拒否反応示しておきながら、舌の根も乾かぬうちにオシャレしていそいそ会いに行ったりするところなど、腹立たしさを越えて可愛ささえ感じてしまう。でも、それが彼奴らの常套手段。娘の誕生パーティぶち壊しておいて「人生いいわね」なんて、いかにもなノーテンキ台詞で呆れる。私が娘だったら張り倒してやりたい気分。映画としての出来は良いと思うが、嫌悪感を禁じえない作品。
[DVD(字幕)] 6点(2009-10-16 15:28:36)
233.  おはん
数多いらっしゃる日本の女優さんのなかで、唯一人、好きで憧れだった大原麗子さんが亡くなり淋しい限りです。作品自体は凡庸ですが、麗子さんを偲んでこの作品を見ました。ビデオ屋の棚には「吉永小百合映画」にカテゴライズされて並んでいましたが、小百合さんより麗子さんの方が存在感があるように思います。小百合さん演じるおはんは、きっと男からすれば愛いヤツなんでしょうねぇ。でも裏を返せばただの「都合のイイ女」。麗子さん演じるおかよの「誰かに寄りかかって生きたことは私にはない」のセリフがおはんを切り裂いただろうねえ。挙句、夫も目の前で奪われる。あのおかよのセリフはそのまま麗子さん自身にも重なり切ないです。ああやって気を張ってないと生きていけない悲しい性。おはんみたいになよなよとそれでいて柔よく剛を制すが如くしたたかに生きていくことのできる女に、なりたくてもなれない気質。幸吉を挟んで2人の女が対峙し、そんな火花が散るシーンは胸が詰まり涙が出ます。麗子さん、安らかに。
[ビデオ(邦画)] 6点(2009-10-05 14:55:47)(良:2票)
234.  マタンゴ
マタンゴ。このネーミングを思いついた人、センスあるなー。ま・た・ん・ご、って、何とも言えない響き。でもって映像の「マタンゴ」を見ると、それはもうまさにMATANGOの響きの持つイメージそのもので、「そうか、これぞマタンゴだ!」と納得させられるんだよなぁ。内容は、怖くはないけど不気味ではある。発想は面白いし。そもそも本作を見たのは、相方がある知人のことを「マタンゴに似てる」とふと漏らしたことが発端。見終わっての感想は・・・、ま、雰囲気がね・・・、ちょっとね・・・。そう思うことは不謹慎なのか、やっぱり。
[ビデオ(邦画)] 6点(2009-09-10 16:43:40)
235.  海をみる
これまた、不快指数の高い映画。でも、大して過激な描写がないのに、見ている者を不安にさせるつくりはさすが。さすが、だとは思うが、(以下余談)ああいうことを思いつく人とは一緒に暮らせないなー、と見終わった後しみじみ思ってしまった。だって、される可能性がゼロじゃないでしょ、思いつくってことは。才能なんかなくてもいい、ありきたりの感覚を持った穏やかな人が一番ね、一緒に暮らすには。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-08-19 15:30:50)
236.  危険な情事 《ネタバレ》 
話題になりましたねー、当時。渋谷の映画館で見ましたよ、友人と。まだ学生でしたもの、怖かったぁ~。グレン・クローズの顔が脳裏に焼きつきました。ところで、この数年後、日本版『危険な情事』とでもいいますか、黒木瞳主演による『略奪愛』という映画がありましたよねぇ。しかも、日本版は実話ベース(こえェ~)。そこそこ話題になっていたと思うのですが、なんと登録がないのですね~、ビックリ。略奪女が狂っていくところといい、浴室でのラストといい、ソックリです。違うのは武器が銃でないことくらいです。ちなみに、マイケル・ダグラスの役回りをしていたのは、今は亡き古尾谷雅人さんでした。グレン・クローズの略奪女に、古尾谷雅人の浮気男、の方が、キャスティングとしてはしっくり来る気がするのは、やっぱり私だけでしょうね。だって、黒木瞳じゃ狂女にしては怖くなさ過ぎだし、マイケル・ダグラスじゃ浮気してもアタリマエ過ぎるんだもん。
[映画館(字幕)] 6点(2009-08-04 15:28:22)
237.  動物農場
最近、ハルキーのおかげでその名をよく聞くようになったオーウェルの、皆さまご存知の名作が原作でございます。原作に比較的忠実な筋立てですが、ラストが違っています。まあ、原作のままの方が私としては好みですが、これはどちらでも良いでしょう。制作年を考えれば、絵もアニメーションもなかなかのレベルです。アニメにしては全体に非常に暗い画面で、雰囲気も暗いです。このDVDの発売元はあのジブリなのですが、宮崎駿のコメントが笑えます。セレブタってことですかね。大体、猫も杓子もセレブ呼ばわりされている昨今で、セレブタもへったくれもない気もしますが。本作はロシア革命後のソビエトを描いた寓話と言われますが、まあ、現代の北朝鮮でも民主主義の国でもあてはまるオハナシなんです。権力を掌握する者がいない国家がありますか? ありませんね。このオハナシから得る教訓といえば、恐怖政治独裁国家を除けば、国民のクオリティーがそのまま権力掌握者のクオリティーに反映されるということでしょうか。それを思うと、単純に面白い映画などとも言っていられない、というか、暗澹たる気持ちにもなります。夏休みにお子さんと見るにはよい映画かもしれませんね。
[DVD(字幕)] 6点(2009-07-22 17:25:58)
238.  レベッカ(1940)
ローレンス・オリヴィエ、陰のある男気ある男って感じでセクシーです。一方のジョーン・フォンテイン、美しいんですが、なんかこう・・・一種独特の、同性だから感じてしまうのか「弱々しく健気を装うシタタカ女」の空気を全身に纏っており、冒頭の登場シーンからアレルギー反応が・・・。もちろん、この作品を通し、彼女はずっと「弱々しく健気」です。一途にマキシムを思い、ダンバース夫人に追い詰められていく、一方的な被害者なんですけどね。で、作品を見終わった後、彼女についてネットで検索しちゃいました。そもそも、ジョーン・フォンテインという女優さんの作品を見るのが初めてだったんで。・・・で、まあ、ちょっと納得といいますか、納得以上に驚いたといいますか。いえ、女優さんの属性やプライベートを映画評に反映させるのはルール違反だというのは百も承知で、反映させているのではないのですが、彼女の持っている雰囲気が、図らずも、現実でも「シタタカ女」であることを暴露している気がしてしまったのですね。「弱々しく健気を装」っていたかどうかは知りませんが。・・・とまあ余談はさておき、この作品、どうにか最後まで興味を引っ張って見せてくれたのですが、時代だからでしょうか、回りくどかったり、必要と思えないシーンが色々あったりしたように感じました。現実にはもういないレベッカの存在をスリリングに感じさせたりなどは巧いなぁと思いますが。最後のオチもあまり意外性もなく・・・。良くも悪くも、ジョーン・フォンテインに魅せられた作品でした。【追記】:ツ○ヤのレンタルで借りたのだが、このDVD、字幕がサイテーだった。明らかな誤字脱字、マンダレーとかマンデレーとか表記不統一、意味不明な語順、おまけに、訳のすっとばし。お粗末もここまでくると「不良品」じゃないかと言いたくなる。作品の質まで下げかねないので敢えて追記しました。
[DVD(字幕)] 6点(2009-06-01 14:18:57)
239.  鬼畜
だいぶ前のことだけれど、TVのトーク番組か何かで岩下志麻さんがこの映画でのエピソードを語っていました。例の庄二の口に食べ物を突っ込むシーンですが、あの後、あのお子さんが志麻さんを遠くで見つけても泣き叫ぶようになったとか。志麻さんがどんなに変装していても見破り泣き出してしまったと。志麻さんが「今、思い出しても辛い」と言っていたのが印象的でした。並の精神レベルの女なら、火の車の印刷工場抱えて甲斐性なしの夫がいきなり3人も隠し子連れ込んだら、子どもに当たりたくもなりますよ。子どもに罪はないと言っても、そこで子どもに優しく出来る女性が世間に一体どれくらいいるのかしら。私なら、殺しはできないかも知れないが、罪がないからこそ子どもにイライラし、辛く当たるだろうなあ、と思いますね。原作未読なので、清張氏が何を指して「鬼畜」と書いたのか分かりませんが、お梅を「鬼畜」と言うのなら、それは違うと言っておきたいです。そういう状況に追い込んだ宗吉と菊代こそが「鬼畜」なのだと。「鬼畜」とは鬼と畜生のこと、「畜生」とは動物など人間以外の生き物の総称だが、宗吉みたいなバカ男の子どもを安易に3人も産んだ上に、そうすればどうなるか容易に分かるのにそれでも宗吉とお梅の所へ捨てた菊代は、畜生にも劣るまさに「鬼」でしょう。良子のその後が気になり、切ないです。
[DVD(邦画)] 6点(2009-05-18 16:54:42)(良:1票)
240.  マイ・ドッグ・スキップ
犬&子ども。これだけで反則って感じなんだが、まあ、見ちゃうんだよね、犬好きとしては。そもそもポスターが反則だよね、これ。ポスター欲しさに、かなり探し回ってオリジナルのを(結構イイお値段だった)買っちまいましたよ。日焼けするのがもったいなくて、買ってから5年も経っているのにまだ梱包したまま・・・。で、久しぶりに再見いたしました。何度見てもクサイなぁ、と思うし、犬が演技しすぎだし、主人公の少年もちょっと好みじゃないのは変わらない。でも、ケビン・ベーコン&ダイアン・レインの両親は素敵だし、そうは言っても片玉でもやっぱりスキップは可愛いし、BSシネマ堂本舗で山本晋也監督も言っていたけれど、静かな反戦映画でもあるのよね。何となく無下にもできないんだよなぁ。イイ子過ぎるスキップが、どうしても食い足りなさを感じさせるわけで・・・。とにかく、やっぱりこの映画はポスターですよ、ポスター。これで作品価値2割増です!
[映画館(字幕)] 6点(2009-05-08 16:12:48)
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