221. はなれ瞽女おりん
《ネタバレ》 人を疑うことをしない陽気な性格のおりんが心に残る。 おりんと旅をしながら抱こうとはしない男の気持ち、ほんとに大切な女性には容易に手を出さない男の気持ちがどうにも切ない。 三味線を弾くおりんと、その三味線の音も味わい深い。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-03-25 15:28:31) |
222. 戒厳令(1973)
《ネタバレ》 226事件について多少なりとも知識がないと、話についていけず置いてきぼりにされる。 かく言う私も知識が乏しく、憲兵隊のスパイとやらの話もいまいち理解できなかった。 緊迫感のあるモノクロ映像と奇抜な音楽は、この事件の気味の悪さをよく表現できているように思う。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-03-23 08:26:16) |
223. お茶漬の味
《ネタバレ》 あそこまで夫婦の倦怠期になっていて、旦那さんのこと急に好きになるかなぁ。 なんか納め方が強引な気がしなくもない。 確かに佐分利信が演じた旦那さんは人が出来ていたけどね。 (P.S.) 津島恵子の二の腕がまぶしいです! [インターネット(邦画)] 5点(2023-03-21 16:45:20) |
224. お早よう
《ネタバレ》 クソガキどもの馬鹿騒ぎとオバさんたちの下らない井戸端会議。 しかもそれがメインみたいに頻繁に出てくるので嫌気がさした。 なかなか愛を語れないイケメン佐田啓二と美脚の久我美子。 この二人のプラトニックな距離感はとても良かった。 この二人の恋愛劇をもっと見たかった。 [インターネット(邦画)] 4点(2023-03-17 08:09:14) |
225. 天城越え(1983)
《ネタバレ》 登場人物達がとにかく気色悪い。 暴力的な取り調べも後味悪し。 少年の一重瞼も気持ち悪い。 土工とやらも単なる不潔な変質者だし。 やたらにしつこい性交シーンも勘弁。 それに対し内容のインパクトは凄いものがある。 天城峠の薄気味悪い雰囲気も印象深い。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-03-15 22:34:24) |
226. メイン・テーマ
《ネタバレ》 80年代角川映画を何本か続けて見たのだが、これが一番ひどかった。 特に財津和夫と野村宏伸がいただけない。 音楽もいただけない。 80年代のダメな日本映画を象徴する作品。 [インターネット(邦画)] 4点(2023-03-14 18:47:45) |
227. 早春物語
ストーリーは無難で苦痛もない反面、面白みも欠けている。 原田知世を鑑賞するためだけの作品かも。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-03-12 19:12:54) |
228. セーラー服と機関銃
《ネタバレ》 薬師丸ひろ子の髪型はかわいくないなあ。 渡瀬恒彦はこの頃はげてたのか。 その程度しか印象に残らなかった。 相米作品はもういいかな。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-03-11 20:01:49) |
229. 千利休 本覺坊遺文
《ネタバレ》 ストーリーが分かりにくかったので何度も見返した。 ストーリーなのかセリフ回しなのか、何度も見ても分かりにくい。 要は千利休が茶道を秀吉に邪魔され自刃したという内容。 そこに何のミステリー要素があるのか知らないが、あまり興味が湧かなかった。 [インターネット(邦画)] 3点(2023-03-10 19:29:19) |
230. 金環蝕(1975)
《ネタバレ》 キャスティングを見て、仲代達矢と三國連太郎の二大スター競演かと勝手に思い込み見てみたが、実際的には宇野重吉がメインの内容だった。 しかも仲代達矢と三國連太郎が直接会話するシーンがほとんどない。 これはとても残念だった。 その一方で、いかにも昭和的な風情のオッサンどもが脂ギッシュに暗躍する姿が丁寧に描かれていて、一つの様式美というか重厚さというべきか、結構楽しめた。 仲代達矢はノッペラとした陰気な政治家を演じ、実にいい味を出している。 やはり仲代達矢はこうした陰気オッサンを演じさせるとその魅力が倍増する。 (『鬼龍院花子の生涯』で粗暴なヤクザを演じていたが、どうにも似合っていなかった) 陰気な魅力爆発の仲代達矢と言えば、勅使河原宏監督の『他人の顔』が思い浮かぶ。 本作での仲代達矢は、敢えて声を張らず、むしろ若干かすれ声でセリフを喋っていたのが印象的だ。 実に陰気で魅力的な演技! やはり仲代達矢は日本一の俳優だ。 それにしても宇野重吉は歯が汚いなぁ。 話し方も汚いし。 画面に出突っ張りだったので気持ちが悪かった。 もし映画館のスクリーンで見ていたらもっと気持ちが悪かったに違いない。 幾度となく女とイチャつき、女を抱くシーンが出てくるが、男ってものは金や権力を得ると、かなりの確率で女遊びをするもんなのかねぇ? それともこれも昭和的な古臭さなのかな? 私には金も権力も(ついでに自由も)無いので真偽のほどは分かりかねるが。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-03-09 20:54:14)(良:1票) |
231. ジャズ大名
《ネタバレ》 音楽は世界共通で時代も超越する。 後半30分はずっと音楽が流れ続け、ひたすらみんなが踊るシーンが続く。 そこに至るまでの内容も決して濃くもなく、全体的にみても非常に内容の薄い映画。 だけどこの薄味こそがこの作品の持ち味かも。 小難しい真面目な内容ではなく、気楽に見ることのできる作品だ。 疲れている時に見ると良い気分転換になる。 (P.S.) 確かにお姫様はブサイク過ぎた。 [インターネット(邦画)] 4点(2023-03-08 20:42:56) |
232. 犬死にせしもの
《ネタバレ》 佐藤浩市が若くてとにかくうるさい! ずっとハイテンションで叫んでいる。 終戦直後とは思えない真田広之の髪型。 作品名でネタバレの最期を迎える。 今井美樹はあっさり退場してしまったが、それでも安田成美より魅力的だった。 監督の趣味で脱がされていたが。 あと全体的にセリフが聞き取りづらかった。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-03-05 17:17:47) |
233. ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ
《ネタバレ》 タイトルで最後のオチが微妙にネタバレしてはいるが、なかなか楽しめた。 よくこんな二転三転するストーリーを考えついたものだ! [DVD(字幕)] 6点(2023-03-04 21:30:44) |
234. ミーン・ストリート
《ネタバレ》 手持ちカメラなのかな?なんかずっと画面が見ずらいし、登場人物達の表情なども読み取りずらい。 なんとなく見てるうちになんとなく終わった感じ。 個性のある作りになってはいるが、面白いかと言えば微妙なライン。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-03-04 17:01:59) |
235. CUBE
《ネタバレ》 誰が生き残るのか?という観点から見れば面白かったが、登場人物達が置かれた設定については面白くなかった。 黒人の警官が悪役になってるけど、これ作った人、警官に恨みでもあるのかな? [インターネット(字幕)] 3点(2023-03-02 21:40:26) |
236. じゃりン子チエ
《ネタバレ》 大阪の人情味あふれるアニメ。 古き良き昭和のムードが実にリアル。 仲間同士で喧嘩もするけど、助け合いもする。 そんな暖かい人間関係が描かれているのが良い。 問題は父親のテツ。 これが良しとされていたのかは不明だが、とにかく酷い父親だ。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-03-01 18:35:02) |
237. 極道戦国志 不動
《ネタバレ》 エログロネタを豊富に取り揃えたアイデアは凄いが、とにかく漫画っぽくて安っぽい。 谷原章介が主演なのもいただけない。 [インターネット(邦画)] 3点(2023-02-27 23:36:18) |
238. 上意討ち 拝領妻始末
《ネタバレ》 ストーリー自体分かりやすいし見応えもあるが、何しろ理屈っぽいし展開がだるかったりで長い。 最後の対決はしびれたが、その後は要らない。 江戸に行かせてあげてくれよ。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-02-26 19:56:44) |
239. ブラック・レイン
《ネタバレ》 アメリカから見た日本を楽しむべきところかもしれないが、ただ滑稽で違和感あり過ぎで無理だった。 松田優作と高倉健はかっこよかったけどね。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-02-25 22:40:17) |
240. ラ・スクムーン
《ネタバレ》 暗黒街→獄中→暗黒街 舞台が次々と入れ替わるので少しバタバタ感はあったかな。 背後を守るミグリが個人的には気に入った。 [DVD(字幕)] 6点(2023-02-25 16:54:03) |