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ムランさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

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221.  デイブレイカー 《ネタバレ》 
 全く期待しないで観に行きましたが予想に反して面白かったです。  雰囲気的には『ブレイドの世界で吸血鬼が世界征服した後の物語(地球上で吸血鬼が栄え人類は血液採取用の家畜)』と言った感じを受けた、実際人類の扱いや日光を受けて消滅する時の演出等似てるものが多いですし。  ただ主人公の性格はブレイドの様な『好戦的』ではなく『インテリ』であったり、行動目的が『吸血鬼への復讐』ではなく『人類(吸血鬼含め)を救う』であったり差別化はきっちりしてあります。  尺的にも丁度良い長さで、盛り上げ方や話の繋ぎ方も十分及第点越え。ご都合主義的な展開も無くは無いが少ないし全然許容範囲でした。  吸血鬼に対する『解決法』に関しても、『過度に摂取した場合は毒だが適量なら薬になる』や『灰から蘇ると言う意味も不死鳥伝説や某RPGの復活方法を考えればそこまで無理矢理感はしない』を踏まえて面白く、それを活かしたエンディングへの持っていき方も良く出来ていた。  難点を言うのであれば、吸血鬼が一定の条件を満たすと怪物化してしまう設定が本編に余り絡まず『時間稼ぎ』的な使われ方しかされていなかったり、主役キャラ達に比べ脇役達に割いている尺が短く、それなのに重要な役割を担わせているせいか『いきなり話に割り込んできた』感が強かったりと、若干バランスの悪さを感じた。  あと『吸血鬼は鏡に映らない』と言う演出はいらない。本編に全然関係ないし、あれのせいで無駄にファンタジー色が入ってしまっている。そこまでやるなら霧に変化できるようにもした方が良かった。  粗が無いわけではないが、それ以上に話が良くまとまっている。『傑作』とまではいかないが十分『良作』の域。若干のグロ演出とお化け屋敷的ビックリが苦手で無い方であれば、暇な時に見に行けば十分満足できる内容。点数的には6.7ぐらいだが、監督2作目でこの出来なら大したものなので繰り上げて7点。  評価に関係しなかったが、ヒロインの捕まる回数がめっちゃ多いのがちょっとおかしかった。 
[映画館(字幕)] 7点(2011-01-01 21:25:35)(良:1票)
222.  べクシル 2077 日本鎖国 《ネタバレ》 
 日本が鎖国状態に入り、輸出品や不法に外国にやってくる『日本人』からも内部事情が一切分からない。そしてついに主人公の所属するチームは情報が一切不明な日本への潜入を試みる。  ・・・・・・・と、ざっと書いたあらすじだけ見るとそこそこ面白そうだが、残念ながら本編が全くその期待に応えられる出来ではなかった噛ませ犬作品。  CGに関しては確かに綺麗だが、スピード感が皆無。個人的にフルCGは、実写やアニメ以上に躍動感や迫力を表現するのが難しいジャンルと考えており、そしてその壁を見事に超えられずにいる。そう考えるとピクサー作品って本当に凄いと思う。  ストーリーも侵入→発見される→レジスタンスと共闘→危険な作戦を決行→成功→ボスと色々→終了と教科書に載ってるようなテンプレ。  レジスタンスの子供が死んだり、ヒロインの葛藤とか所々シリアス(笑)なシーンもあるが、スタッフが『ここできっと客は感動するだろう!!』と言う思惑が画面からにじみ出てきて気持ち悪かった。百歩譲って出来が良ければ気にならないが、これまたパッチワークのように挿入した感がバリバリ&お粗末脚本のためNG。  設定も『新薬を打たれ、しばらくすると敵の意思に忠実に動く人形になる』『変なお巨大芋虫形ロボットがいる』『東京(?)以外の土地は資源取り尽くされ砂漠化(山すらない)』等、キラリと光りそうなものもあるが、使い方が下手だったりそもそも面白くない物だったりと残念な出来。特に最後のやつに関しては松本零士氏の『ワダチ』ともろカブりな上あっちの方が面白い。  正直金だけ無駄に掛けた素人映画と言っても過言ではない。確かこの監督『俺の才能が世界に認められるには、海外で浸透しているアニメの方が相応しい』とか言っていたが・・・・・・実写に戻りな。
[映画館(邦画)] 2点(2010-12-29 13:27:16)
223.  ONE PIECE FILM STRONG WORLD 《ネタバレ》 
 原作は誌上でのみ購読中、でもそこまで面白いとは思わない。アニメは見ておらず、劇場版も半分以上は見ているがコンプはしていない。と言う者の感想です。  製作総指揮に原作者がいるせいか、コレまでの劇場版に比べて作画はかなり綺麗でした。  ただそれだけで、内容的には『無難』以上にはなれなかった。  面倒なので箇条書き。  『冒頭に『冒険』要素を入れたのは良いが、多すぎる仲間を全員描写しようとしたことも相まって尺取りすぎ』  『そのせいでクライマックスの見せ場がルフィのみ、サンジやゾロにも敵はいたがシリーズ屈指のかませ、てか金獅子って伝説の海賊(20年準備してた)のクセに仲間の層が薄すぎ』  『殴り込みやウソッチョの活躍シーンにヤクザや戦国っぽい要素を取り入れたのは良いが、フランキー&ロビンに至ってはここが最大の見せ場で敵すらいない』  『金獅子に最初負けるシーンも無理矢理負けてる気がする。奇襲だったとはいえあんなにあっさり負けるかねぇ』  『なにより金獅子に魅力ゼロ。ワンピの敵って変に頭使うから『姑息』に見えちゃうんですよね。ビジュアルや技のショボさもあり、どうしても同じ系列ボスのクウラやブロリーに比べると印象薄い』等々  まぁ話が破たんしてるわけでもなく、後半のバトルは確かに格好良かった。だが、いかんせん『大人も見て楽しめる』レベルには達せず、『大人の視聴にも耐えられる』止まりな印象。良くも悪くも『原作』を本当に動画にしただけで『動画ならではの演出』や『コレまでのワンピースとは毛色の違った』的な『冒険』はなかった。  原作好きには楽しめると思うが、そうでない映画好きにとってはコレと言った残るもののない作品でした。  伏線みたいのもあったみたいだが、良く分かんないし興味も無いので評価への影響はゼロ。  ただポニー(で良いのかな?)+眼鏡着用のロビンの可愛さが『凶器』だったため+1点。   
[地上波(邦画)] 5点(2010-12-27 17:35:43)
224.  ルパン三世 1$マネーウォーズ<TVM> 《ネタバレ》 
 ゲストヒロインが敵側のラスボスと言う珍しい設定、しかも結構魅力的。  極悪冷血かつ優秀な守銭奴、そんな孤高の彼女の前に現れた初めて『対等』の存在になりうる可能性を秘めたルパンはさぞかし魅力的だったのでしょう。そう言う意味では後半の軽率な行動も、正に『悪い男に騙された』典型ながら納得できるしそのギャップがまた可愛い。  彼女以外に敵側に『小物』しか配置しなかったのも、彼女がいかに孤独な存在であるかを引き立たせる効果になっているので結果オーライ。  そして同時に、ここまで女性に対して無慈悲に徹底的に突き落とす(まぁ戦争で儲けようとしてる女ですから自業自得)ルパンもハードボイルド全開で非常に格好良し(シリーズの前か後で女性を殺してしまう回もあったが、ルパンの心情(アニメ設定ですが)である『女性不殺』を理解してない馬鹿作品なので無効)。ラストの、無一文になった彼女に最後のチャンスを与えながら容赦無く負かすあたりまたシビれる。  ちょっとだけ出るゲストヒロイン2の存在も、『あの女もこうだったらルパンに惚れてもらえたのに』的な比較対象として十分役割は果たしてると思います。  あとキャラデザ(目の描き方)も気に入りました。電話で必死に抗議するとっつぁん可愛い。
[地上波(邦画)] 7点(2010-12-24 00:04:11)
225.  ドラえもん のび太のパラレル西遊記 《ネタバレ》 
 たぶんドラえもん史上最も地球がヤバかった作品(実質乗っ取られちゃったし)。  ドラえもんがやらかした過去の失敗で未来が改ざんされてしまい、人間は全滅し妖怪がはびこる世界に。出来杉くんや先生、のび太のママなどお馴染みのキャラ達が妖怪に変化してしまうシーンはそんじょそこらのホラーよりよっぽど怖い。  そして、未来を元に戻すためのび太達は再び過去へ。何気にジャイアンの戦闘シーンだけ気合の入り方が違う、流石戦闘要員(?)。  所々挿入される『君がいるから』は物語とマッチしていて盛り上がります。  『なんでドラミちゃんいるの!?』とか突っ込みどころもあるが、メインキャラ総出演、過去でのび太が初めて会った少年が日本語を話せたりのび太を知っていたりなど伏線の張りも面白い。  そして何より『お話で聞く西遊記は実話だった!』と子供に夢を与えてくれる良い作品。長編ドラえもんの中でも五指に入る出来。  締めの『僕は斉天大聖孫悟空!!』は名セリフ。あと三蔵法師のしずかちゃん可愛いっす。
[ビデオ(邦画)] 8点(2010-12-23 22:04:14)
226.  ルパン三世 お宝返却大作戦!!<TVM> 《ネタバレ》 
 ゲストキャラである少女の中盤からの登場具合は若干強引過ぎる気もしなくはないが、それでも出来としては良いと思う。  ルパンが世界中(しかも結構有名な観光スポット)を飛び回ってお宝を返す過程もテンポや緩急のつけ方も良く、所々入るアクションも結構頑張っていました。  何気に次元や五右衛門が敵に捕まったり深手を負わされる話も珍しくて○。  特にラストの『お宝』は今まで見たルパンの中でも特に『良かったなぁ』と思いちょっと感動。ここでもアクションも中々良質。  21世紀ルパンの中ではオススメ出来る分類に入ると思います。
[地上波(邦画)] 6点(2010-12-23 22:03:26)
227.  SPACE BATTLESHIP ヤマト 《ネタバレ》 
 ヤマトは大半を視聴。だからこそ『ヤマト復活~♪』だけで高得点は付けない。  まず話を詰め込み過ぎ。そもそも半年分の内容を2時間に収めるなんて無理。  それで後半強引に『さらば』展開入れるもんだからキャラの掘り下げ出来てないのに皆死ぬシーンだけ強調されてアンバランス。真田さんは古代と一言二言しか話してないのに『俺はお前を弟の・・』とか言うし。ファンへの配慮だろうが、中途半端な再現など失笑。尺を考えれば死ぬのは数名で後は脇役に徹させるべき。『アニメで設定掘り下げてるし』的他力本願は論外。  戦闘も短くショボく艦隊戦は皆無。被弾時も変な所で艦内シーンに切り替わり誤魔化しまくり。波動砲を筆頭に攻撃演出は迫力無いし、効果音含め原作再現率ゼロ。  敵デザインや波動エンジンはジュブナイルの流用でガウォークもどきまで登場。なんで地球軍みたいな原作アレンジや大人しくフライホイール回しておけなかったの?  部分的演出で悪くない所(初発進時等)もあるが一瞬、持続力はパチンコCG以下。  結局尺の大半はB級月9ドラマ。  古代と森の関係は『最初不仲で次第に惹かれあう』展開が映画向きじゃなく超速合体。  男同士の友情を結ぶ的演出も古い友人設定や低レベルな居酒屋談笑、こういう部分こそ戦闘時に演出しろよ。  『敵艦載機は攻撃せず基本体当たり』『惑星破壊爆弾地球上空で爆発しても影響無し』『全兵装大破したのに次のCGで全然無事』『陸戦部隊総勢約7名(笑)』等イチイチ荒探しも面倒。たしかに旧作でも突っ込み所はあったが、それ以上に魅力的な演出やキャラクター、燃える展開、そして最低限の構成力はあった。しかしコレには無い、『適当に作ってもヤマトクォリティで言い逃れできる』と言う念が伝わる、『ふざけるな』と言いたいし、アニメもここまで酷くない。  もう設定いじりまくってるんだから、批判上等でストーリーも大改編して『21世紀版ヤマト』を作ろうとするガッツぐらい見せてほしかった。  山崎貴自身にも『らしい』演出が無く超没個性。悪いが紀里谷監督の方が遥かに個性、技量共に上。『ガッツ』もあったし、何より人の思い出を蹂躙しに来ないし。  私も含め入場者の中には『ヤマト観れれば内容なんてどうでも良い』と思っている人はいる、そう言う人々を良い意味で裏切ってこその『プロ』。それが出来なければ鷹の爪のCGだけ作っていて下さい。 
[映画館(邦画)] 1点(2010-12-18 09:30:17)(良:3票)
228.  スネーク・アイズ(1998) 《ネタバレ》 
 個人的には『ザ・ロック』と双璧をなすニコラス・ケイジの傑作。  当時は『犯人』ではなく(犯人は冒頭死亡)『容疑者』を追いかけるタイプのストーリーが新鮮でした。  部類はサスペンスですが、視聴者が謎を解くタイプではなく、主人公が容疑者を発見し事件の真相を知る過程を楽しむタイプなので注意。でも構成は良くできていると思います。  散々汚職にまみれた主人公(刑事)が『人殺しはできない』と言って親友の誘いを断る、血まみれの札、『ヒーローになりたいのか?スポットライトを浴びた途端熱に耐えられず燃え尽きるだけだ!(注目されれば汚職がバレるという意味ですが例え方が上手)』等、印象的なシーンや台詞が多いのも特徴。  そしてなんといってもケイジさんの演技、冒頭の軽いノリの警官。親友が自分を騙して人殺しをしたことに動揺するシーン。そしてすべてが終わり、親友が言ったように熱に耐えられず燃え尽きた(汚職がバレ、実刑判決)後の哀愁漂うシーン。台詞の演技はわかりませんが表情や仕草の演技は流石一流と言ったところでしょうか。  観て損はしません。ついでにエンディングの『sin city』がメチャメチャ良い曲。当時この曲が入ったCD探し回りました。  ちなみにこの作品は2回観ると面白い(+2回目観る前にこの作品の『謎』の部分を考察してあるサイトを閲覧推奨)です。
[地上波(吹替)] 7点(2010-12-17 10:05:22)
229.  名探偵コナン 漆黒の追跡者 《ネタバレ》 
 個人的コナン映画ランキングで上位にいる『天国へのカウントダウン』に近いと聞いていたが、ただ黒の組織が出てるだけで内容や雰囲気は全然違いました。  謎解きも視聴者へのヒントの出し方が適当で、トリックがわかっても『なるほど!』と素直に感心できなかった。少年探偵団や服部の出番が少ない(尺的な意味で、活躍はするんですがね・・・)のもちょっと残念。  ただクライマックス部分のアクションは凄かった。もはや探偵映画ではないが、こういった魔法やSF的演出の無い(コナングッズはまぁギリギリセーフ)アクションは結構新鮮だった。  特に我らが蘭ねぇちゃん。コレまでも『ナイフを持った犯人に臆することなく襲いかかる』『高層ビルの窓ガラスを蹴破る』『空中に放り投げたタオルを手刀で切り裂く』等、冷静に考えるととてつもないスペックを魅せつけているが、今回は遂に『数m先から撃たれた弾丸を避ける』『バリッバリの暗殺のプロと素手で互角の戦いを繰り広げる』ともはや『県大会優勝』では説明できない域にまで到達してしまいました。コナン君もその後頑張るが、彼女の美しき雄姿を見た後はどうしても薄れちゃいました。  そんなワケで『探偵映画』でなく『アクション映画』と見ればそこそこ面白かったから
[DVD(邦画)] 6点(2010-12-11 08:24:08)
230.  クレイジー・ハート 《ネタバレ》 
 話に起伏は皆無だが、のんびり丁寧に60才手前の男を描いた作品。  悪くは無いが、この内容で2時間弱は長過ぎ、序盤のどさ周りをもうチョイ短めに描いて100分位で終わらせてくれれば良かったという印象。それか息子とのシーンをもっと増やせば2時間でもアリかな(最後も結局オチ付きませんでしたし)。  ただ主演のジェフ・ブリッジスさんは良いはまり役。酒とたばこと音楽と女に生きる60才手前の落ちぶれミュージシャンを熱演。ラスト、コレまでの自分の行いを悔いて断酒した後体格もしっかり痩せていた所からもプロ意識を感じました。  休日の午後にまったりしたい時に見ると良いかもしれません。   ああ言う『老後』は男としては憧れるなぁ(もちろん禁酒後の方ですが)。
[DVD(吹替)] 6点(2010-12-05 23:12:27)
231.  特攻野郎Aチーム THE MOVIE 《ネタバレ》 
 原作は小学生時代再放送で2回見た位。  やっぱアメリカ映画はこうでなくちゃ!!と言う個人的にドツボにハマった作品。  無実の罪を着せられた兵士たちが自分たちの身の潔白を晴らすため犯人を追跡するお話。だがそんなのはどうでもいい。  この作品の大事な部分は『肉弾マッチョなオヤジ4人組が超ハイテンションでスクリーンの中を大暴れする』と言うただ一点のみ。可愛いヒロイン?ニヒルでクールな天才小学生?そんなのいらねぇ!!男成分が下がるぜ!!と言う作品が好きな方にはお勧め。  主役の4人の性格も『みんなをまとめる優秀なリーダー』『高所恐怖症な凄腕ドライバー』『女好きなスパイ(?)』『とにかく叫びまくる頭のねじが外れているパイロット』と中々粒ぞろいで、そんな4人の掛け合いが見ていてとにかく面白く、ここら辺はキャラの立て方が上手いと感じた。  アクションに関しては、中盤の『無人戦闘機と戦車の空中戦』は凄い面白かった(大はしゃぎする者や大絶叫する者、外に放り出されそうになりシット!を連呼する者などもう大笑い)が他が地味でラストも少し失速してしまったため全体的には『上の下(トゥルーライズやイレイザーよりチョイ下)』位かな。  アクション映画としてはまぁ良い出来。キャラは文句ないのでもう少しド派手なアクションを期待。次回作が出るのであれば是非足を運びたい。
[映画館(字幕)] 7点(2010-12-05 11:05:57)
232.  エクリプス/トワイライト・サーガ 《ネタバレ》 
 全く知らずに観に行き『三部作の最後』と知り驚愕。でも一応あらすじ的なものは冒頭に入っており内容の把握は出来ました。  ビックリするぐらいの無味無臭映画。魔族を魅了する血を持つヒロイン(とっても良い子)が、吸血鬼の少年(彼女を大事にする高青年)と恋に落ち、その後吸血鬼と敵対する人狼の少年(こちらも負けじと高青年)にも好意を抱き、まぁ敵が出たり協力したりして一応ハッピーエンド。ラストまでコレと言った粗は無いが盛り上がりも一切ない、とてつもなく『無難』に作られています。  三角関係のオチや敵種族との戦いもCG等も含めやはり『無難』。  冒頭の解説も『分かりやすい』が、逆を返せば5分程度で説明できてしまう位『薄い内容』と言うことにもなりますし。  ちょっと画が綺麗なTVドラマを見てる感じでした。  『コレは!』と言う名場面や演出も無く、『何だよこれ!』見たいな罵声を浴びせたい程の箇所も無いという、何とも評価のし甲斐が無い作品でした。
[映画館(字幕)] 4点(2010-12-05 10:54:34)
233.  秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 ~http://鷹の爪.jp は永遠に~ 《ネタバレ》 
 初めて鷹の爪を劇場で観賞。相変わらず最高であんだけ劇場内に笑い声が聞こえたのは初めてでした。  コレまでに比べると、世界情勢パロはありながら全体的にアクションやアドベンチャー的展開多が多く、ある意味一番エンタメっぽかったです。  でも最高、2では触れなかったフィリップの幽霊ネタをここでブチ込んでくるとは。  ただ新キャラのジュリエットを演じた声優さんの演技がイマイチ。それとちょくちょく出てくる芸人はいらなかったな、面白くも無いし。  内容としては前2作と変わらないクォリティーでしたが、もう中学生が生理的に大嫌いなので毎回そのシーンに不快感を感じてしまうので-1点。  どこの馬鹿が命令したかは知りませんが、鷹の爪はそんな最近のブーム(芸人やアイドル起用)に乗らず我が道を突き進んでください、何処までもついてきますから!!  一日でも早くの『5』公開を楽しみにしています。
[映画館(邦画)] 9点(2010-12-04 18:45:55)
234.  宇宙戦艦ヤマト 復活篇 《ネタバレ》 
一応私の情報を、すでにブームは去っていましたが、親の影響で物心付いたときはヤマトのファン(ライトですが)でした。そんな私からすると残念ながら今回評価できる点は『ヤマト人気再燃の可能性を作ってくれた』と言うただ一点のみ。『なぜ今更17年前に沈んだヤマトを復活させるのか理由がない』『敵の大将が自分の作戦を大々的に古代たちにバラして作戦失敗』『被弾確率の高い(演出ではなく純粋な確率で)第3艦橋に電算室を作るというぶっ飛びぷり、で壊れます』等、穴のない部分がないと言ってもいい演出やストーリーも『ヤマトイズム』と言えば聞こえがいいが、ただの手抜き構成(昔はそれが面白かった、と言うかそんなの気にならないくらい勢いがあったが今作はそれすら無い)。作画やCGは及第点かもしれないが、個人的にはTV放映したマクロスFの方が上、それどころか被弾したのに傷はおろか汚れすら付かないヤマトに極萎え。昔、敵の猛攻を受け、ボロボロになりながらも果敢に戦い続けたあの雄姿に感動した私としてはこの手抜きは誠に遺憾だ!てかラストバトル時、砲塔内が吹き飛ぶシーンあったのに次のシーンでは砲身が折れてすらいない、いい加減にしろ。昔と今では、アニメに関わる人間や作品自体の質も量も全く違う。言っちゃあ悪いが現場を長期離れた80歳超えのジジイにもはや出る幕はない。おとなしく版権整理で老後を過ごして、続編は別のアニメ制作会社に担当してほしい(監修もダメ)。スタッフロールでいきなり監督:西崎義展ととんでもないでかさで表示されドン引き。こういうことする奴にロクな奴はいない。ちなみにデスラー出ません。。
[映画館(邦画)] 0点(2010-11-29 16:40:22)
235.  デビルマン 《ネタバレ》 
 これを見た後に原作を見ました。いやはや、原作未読でも酷いと思いましたが、原作を見ると更に酷いと感じました。なぜアレだけの傑作を原作にしながらこれ程の駄作を作れるのか。いや、むしろ『原作クラッシャー』として製作者達は類稀な才能を持っていたのだろう(もちろん映像作家としての才能は皆無)。  映画の見せ場を予告編で余すところなく公開するって馬鹿だろ?  原作の名場面を所々挿入しているが、『作品内に絡める』と言う目的ではなく『作品中に挿入する』が目的でもうツギハギだらけ。貴方達にあの原作を実写化できる才能はございません。  他にも言いたいが書くのも面倒。とにかく『全てが駄作』。スタッフは全員永井先生のところに行き土下座しなきゃダメです、そして二度と映像作品の製作に関わる仕事をしないで頂きたい。   『人生を無駄にする感覚』を体験するにはうってつけの作品。
[DVD(邦画)] 0点(2010-11-18 11:10:47)(良:2票)
236.  レギオン 《ネタバレ》 
 久しぶりに出会えたB級馬鹿映画。  簡単にあらすじを、ちなみに(?)が付いている部分は『なんで?』『設定無理やり過ぎない?』とか、並みの脳味噌を持つ人類なら違和感を覚える箇所です。  遂に神は人を見離す。そして将来神の敵となる赤子(?)の殺害を大天使ミカエルに命じる。しかし、まだ人を信じていた彼は離反し、地上に降り立ち翼を切り取り(?)、銃を手に取り(?)、邪悪な心を持つ人間に憑依する天使(?)から赤子を守るべく荒野にポツンとある村に向かう。なんてことは無い、ただ『ロボと未来』を『天使と天国』にしたターミネーターでした、しかもメッチャつまらなくした。  上述した(?)箇所にはもち説明も説得力も無し。さらに『従順すぎる人間側』『憑依天使は銃であっさり死ぬ』『弱いのに天使は武装しない』『天使が、店に籠城した人間をハメる罠も幼稚(捕まえた仲間や子供を人質にしたり)、てか店壊せねぇのかよ天使』『そもそもこんなゾンビ以下なスペックの天使に人間負けんだろ?』等ともう『凄い』出来。  しかしここからがキモ。赤ん坊の泣き声の中では上級天使しか活動できず、現れる大天使ガブリエル、なのだが神々しさの欠片も無くどう見ても『鎧を着て羽を付けたコスプレオヤジ、ちなみに武器はメイス』。マシンガンを乱射され取った行動が、『翼を折りたたみクルクル回りながら狭い店内を飛び回り弾をはじく』ダッセェ(笑)!!人間を逃がすミカエル、『逃げろ!』『何処に?』『予言者に会え!』突然現れる新単語!!そしてミカエルは最終決戦に・・超能力バトルなどせず格闘戦!!銃撃を避けるため、羽を広げぴょんぴょん飛び回る(店内を)ガブ、しかも彼の持つメイスは刃がカシャン!と飛び出したり回転したりとギミック多彩。チョークスリーパーを決めるが惜しくも倒されるミカエル。 一方ガブは逃走車に追い付き、屋根を引き剥がし車内に侵入するも、急ブレーキを掛けられフロントガラスを突き破り事故る(その転げ回るシーンがまた(笑))。最後はまぁ色々あって天使化したミカエルに負けエンド。  映画として見るとク○以下だが、『下らなさを突き抜け過ぎた笑い』と言う意味ではDB(実写)より楽しめた。  最後車が走り去るシーンはモロ『T1』ですが、『暗雲が無い=続編は無い』という所は唯一褒められるパロ演出でした。
[DVD(吹替)] 1点(2010-11-14 22:12:24)(笑:1票)
237.  ジャーヘッド 《ネタバレ》 
 恐らく『戦争映画』を作る上で99%の監督が描くであろう戦闘シーンを描かなかった異作。  『ここで戦闘があるだろう』と言うシーンでも何も起こらない、次こそ何かあるかと思えばやはり何も起こらない。視聴者からすればストレスにすら感じるが、これって作中の兵士との心境をシンクロさせる見事な演出だと思う。  必死に訓練して、砂漠のど真ん中に放り出され、命の危険を感じる、それでも敵と戦い生き残ることで快感と開放感がそう言ったストレスを紛らわしてくれる。だがもしそれすら無ければ・・・・。  不謹慎な表現かもしれないが、例えばあなたがゲームをしていて、何時間もレベル上げを行い、難しいクエストをこなして装備やアイテムを集め、準備完了で魔王の城に乗り込む。一歩進むごとに様々な演出が気分を盛り上げ、コントローラーを握る手にも力が入る。だが結局敵は現れず、魔王も戦わず降参してしまった。激怒するでしょう?  それがリアルの戦場で起こった場合人間がどうなるか、と言う今までにない切り口で『戦場に赴いた兵士たちの精神』を描いた作品。  うーん説明が難しい、とにかく『斬新な戦争映画』を見たければご視聴あれ。  演出も終盤の油田のシーンは非常に神秘的で面白かった。  上記の内容とは別に『スタンドバイミーの大人&戦場バージョン』みたいな響きに興味が湧いた人にもお勧めです。
[DVD(吹替)] 9点(2010-10-30 16:49:08)
238.  キャスト・アウェイ 《ネタバレ》 
 無人島でのサバイバル描写は非常に見ていて楽しかった。ただのボールに顔を描き、名前を付けて話しかけているシーンは最初彼の心情を汲んでも痛々しかったが、脱出の際波にさらわれ泣く泣く彼を見捨てたシーンは気付けば一緒に泣いていた。  そして生還後はさらっと終わってくれれば良かったが、無駄に長く暗いのでヘコんだ。  ただこの映画を見て『絶対虫歯はすぐ治そう!!』と心に決意しました。
[DVD(吹替)] 6点(2010-10-28 20:39:17)
239.  エクスペンダブルズ 《ネタバレ》 
 『矛盾』『非常識』『設定皆無』『支離滅裂』『ご都合主義』と、見事にアメリカらしいアクション映画の典型。  ガソリンや銃弾が爆弾の如く炸裂し、正義の強さをきわ立たせるため敵の6~7割は発砲もせず突っ立ったまま殺される。主人公達は『戦闘のプロ』なはずなのに、後ろや隣にくっつかれても敵の尾行に気付かなかったり、敵基地を偵察(道のど真ん中に車を止めて仁王立ち)して敵に見つかる等、ストーリーとキャラの技量に全く整合性が取られていない。  いま挙げたの物は良く言えば『古き懐かしアクション映画の演出』だが、悪く言えば『時代遅れの駄演出』。私の感想としては残念ながら後者。  さらに仲間の一人の恋愛シーンや行きつけの店のマスターの悲しい過去と、アクション以外にも作品に『厚み』を持たせようとしているが、どれもこれもキャラの掘り下げが全然できていなかったり構成が雑だったりと全く魅力を感じれず、様は『色んなものに手を出したが脚本が実力不足で結局浅く広くしかできなかった』作品の典型。  さらにさらに、後半の話の崩壊具合が半端ない。簡単に書くと『悪い米人に買収された将軍の娘を救出に向かうが、将軍は愛娘を拷問する悪米と決別、娘を連れてこさせ安全を確認した後スタローン達を殺すよう、テラスに出て部下に指示。だが室内にいた悪米達(ちなみに監視している部下の数は彼らより少ない)に背後から撃たれ、結局部下も命令を聞いた結果全滅させられる』・・・・ん?娘が途中で事情を話して悪米を殺せば、娘を無事と知ったスタローンと将軍は戦う理由なくない?とまぁこんなお粗末な出来。  確かにアクションはそこそこ頑張っていたしスター共演は魅力的だったが、作品としての出来は『特攻野郎Aチーム』以下。戦車で戦闘機と空中戦みたいな面白アイディアも無かったしね。  あとスタローンは『隊長』役似合わない。それとジェットリーが味方役だが白人にボコボコにされるのは結構新鮮だった。   
[映画館(字幕)] 4点(2010-10-17 01:30:12)(良:1票)
240.  ボーダー(2008) 《ネタバレ》 
 アメリカの『ビッグスター共演』的な作品て大抵演者にストーリーや演出が喰われてしまいがちだが、本作に至っては喰われる以前に単純にストーリーが陳腐。  捜査に関しても何も手掛かりをつかめずただあっちへフラフラこっちへフラフラ。冒頭の『犯人の証言』も胡散臭さバリバリ、で事件の真相もカビが生えたような平凡オチ。脚本的にヒントも入れたつもりだろうが『俺はあいつが犯人で無いと思います(だって犯人俺だもん)』とかただのとんち、『推理』の『す』の字も無い素人以下な出来。  確かに二人の熱演は良かったが他の要素が完全におんぶに抱っこで見れたもんじゃない。あのさぁ『映画』って『プロモーション映像』とは違うんだよ?  後で評価者さんが紹介していたヒートを見てみたがあっちの方がまだ良かった。
[DVD(吹替)] 3点(2010-10-12 21:20:25)
082.67%
1134.33%
2103.33%
3237.67%
44013.33%
5299.67%
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