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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2271
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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221.  アンブレイカブル 《ネタバレ》 
 『握手をするときがきたようだ。』が、まさかの真相につながっていくとは…!このオチのためだけにあるような映画です。ミスター・ガラス。まさかのサイコ・パス!  デヴィッド・ダンは不死身。デヴィッド・ダンは力持ち。デヴィッド・ダンはエスパー。  これだけの力を持ちながら、なかなか行動に移そうとしない姿にはもやもや。  イライジャとの出会いにより、遂に自ら殺人鬼と対峙する。  まあ、見所がこことオチしかない割には、結構飽きずに見られた気がします。  ベンチ・プレスのあたりがやや冗長かもしれないですねー。最初は落とすんじゃないかと思って独特の緊張感だったのに、あまりにひっぱるもんだから途中で飽きちゃった・・・・。もう少し短い尺でスパッと驚かせてくれたらいいのになー。  ああ、もう一つ見所がありました。息子が銃をつきつけるシーン。そして息子にそっと新聞を差し出し、『シー』っとジェスチャーで伝えるシーン。息子との交流全部まとめて、名シーンと言えるでしょう。  ただ、『なぜ息子は父親に無敵のヒーロー像を求めるのか』という動機付けは弱かったように思います。  夫婦仲が次第に修復していくケースというのも、ある意味珍しいかもしれません。  割と緊迫感のあるサスペンス調の映画。箸休め的な夫婦イベントや家族イベント。それが適度な匙加減。メリハリが利いてて良かったです。  つっこみどころは多いかな。  病気になったことがないのは自分が一番よくわかっているだろーに、奥さんや職場の人に尋ねるのはわざとらしすぎ。  それに病気になったことがないのに、なぜその症状を知っているのか。  うん、もう少しヒーローとして覚醒してからの活躍を見てみたかった気持ちは否めないです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-08-16 01:43:19)
222.  ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション 《ネタバレ》 
 遂に敵の本丸が目前に…!ここからクライマックスまで怒涛のファイナルバトル!  かと思いきや、なんか爆弾が降ってきて、妹もふっとばされて、目が覚めたら戦争は終わっていました。  ・・・は?まさに狐につままれた状態です。一番の見どころをまるまる削除。最後がこれで良いんだろうか・・・。  『敵は外にも内にもいた』っていうストーリー展開は嫌いではありませんが。  なんだかんだ言ってこのシリーズはエンターテイメントというフィルターを通した反戦映画なのでしょう。  カットニス達は自分たちの自由と安全のために武器を手に取って闘いましたが、目線を相手国の民衆に置き換えれば、当然自分達は侵略者でした。それは最も嫌悪すべきスノー大統領と同じ行為だったわけですね。どんな大儀を掲げていても、罪の無い人たちの命を不当に奪う戦争に正義は無いということでしょう。  官邸前広場で起きる惨劇を目の当たりにし、大いに戸惑うカットニス。『私が望んでいたのはこーゆーことじゃない。』と、彼女の心の声が聞こえてきそうです。  自らの過ちにカットニスが気付き始めた瞬間、その代償と呼ぶにはあまりに無慈悲な現実がカットニスを襲います。なかなか事態が好転しない理不尽なシリーズものをここまで見てきたからこそ、最後はもう少し爽快な結末を期待していたんですけどね。残念です。  このシリーズの1作目を見たとき、日本で不評の意味がよくわかったものです。  そしてこの最終作を見たとき、実は1作目が一番面白かったんじゃないだろーかと思えてしまう不思議。  
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2022-07-28 07:24:29)(良:1票)
223.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 
 つかみが100点。オープニングからぐいぐい惹きこまれます。  最初はよくあるなりすまし系のサスペンスなのかと思っていたのですが、リズ(妻)と自分でない男のツーショット写真が出てきたあたりで、実はすべてリーアム・ニーソンの妄想なのかと思ってみたり。『これはちょっと先が読めないぜ…!』と映画にのめり込んじゃいます。  マーティン・ハリスが頼みの綱にしていたロドニー・コールもなんやら危ないやつだし。そのロドニー・コールにもう一人の現地の協力者ユルゲンが殺されてしまうし・・・。この辺までは8点~9点くらいの、もうかなりよくできたサスペンスです。  ただ、正直申し上げて、真相がわかり始めてからオチに至るまでの盛りあがりが弱い。これぞ典型的な尻すぼみ映画。  そんななか終盤のお気に入りシーンは、プラスチック爆弾の解除が間に合わずにリズが爆死してしまうシーン。ここで間に合わせないのはちょっと好きな演出です。珍しいパターンだし、ちょっと笑っちゃいました。  殺し屋グループのみなさまも、個性があって良い味出していました。  ただそれぞれの最期はあっけない。ロドニー・コールの最期なんて、本当にあれで良いのだろうか。素人のジーナに瞬く間に二人もやられているんですけど・・・。  それにしても『リーアム・ニーソンが普通のおっちゃんやってる!なんか新鮮!』って思っていましたが、その正体はやはり凄腕の暗殺者。ですよねー!でも一流の殺し屋が空港に忘れ物してんぢゃねーよ。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-07-24 21:17:15)
224.  図書館戦争 革命のつばさ 《ネタバレ》 
 メディア良化法。良化隊。良化隊への対抗組織としての図書隊。思っていたよりゴリゴリのファンタジー。  ただ上記3つを除くと、現実社会と変わらない秩序が保たれている世界。  このリアルとファンタジーが個人的にはうまく混ざっていない感じがして、ずっと不純物のまじった独特の気持ち悪さを感じていました。  ガンダムシリーズのようにいっそ戦争状態にしてもらったほうがまだ説得力があります。そんな有事でもないのに、街中で簡単に一般人に向けて銃火器の使用が認められる法案なんて通るわけがありません。  それにメディアや書籍を規制するのにスマホは全く規制されていないなんて矛盾もいいとこ。『テロや人権侵害の原因』という理由ならば、まっさきに規制すべきはSNSを発信できる通信機器でしょう。そもそもの設定が矛盾だらけなのがどーにも居心地の悪さを感じます。  それからこの作品はTⅤアニメ版かなにかがあって、そのスピンオフ的なものなのでしょうか。知らない思い出が一方的に挿入されますが、この映画が初見なので何のことやらさっぱりわかりません。ファンには嬉しい演出なのかもしれませんが、そのぶん一見さんへの配慮が足りないように思えます。  最後に、登場人物の恋愛パートだけやたら昭和のノリなのが気になります。  そもそも昭和であっても、この人たちの年齢でこんな中学生みたいな恋愛しないでしょ。
[DVD(邦画)] 5点(2022-07-24 08:29:34)
225.  トランス・ワールド 《ネタバレ》 
 最初はホラーかと思ったのですが、すぐに違うと気づきます。  ああ、きっと『世にも奇妙な物語』系のサスペンスなんだろーなと。この人たちはきっと死んでいるんだろーなって。  で、その予想は当たっていたわけですが、まさかの血縁関係、これは予測できず。  非業の死を遂げた一族が、時代を超えて一堂に会するというのはなかなか面白い設定です。そしてその事実をすぐには明かさない。伏線をはり、違和感を演出し、驚きとともに真相に近づいていくストーリー展開が興味をそそられます。  そしてその目的が『未来改変』っていうのも私が好きなジャンルです。  ただどうしても未来改変ものとなると、『バタフライ・エフェクト』を考えてしまいますので、戦死するはずの祖父を助けてしまったら、ここにいる人たちはサマンサ以外消えてしまうのでは、・・・、と、どーしてもそこが気になりますね。  まあ、そーゆー細かいことに目をつむれば、非常によくできたサスペンス。  『クラシックな車でかっこいいね。』『そのダサいジャケットを貸せ。』『これ最新モデルなんだけど』などなど、小さい伏線に後から気付くわけです。これもう一回見直して伏線チェックしてみると面白いかもしれない。新しい発見がありそう。  ガソリンスタンドのおっちゃんは神様か何かなんでしょうかね?  やたら強盗二人の女の人生修正しようとしますが、男のほうをなんとかしたほうが良いんじゃないだろうか?もしかしてここは笑いどころなのか??
[DVD(字幕)] 7点(2022-07-20 07:47:47)(良:1票)
226.  ポテチ 《ネタバレ》 
 この作品はオチが途中で読めてしまうかどうかで評価に多少差が出るかもしれません。映画をよく見る、あるいは小説をよく読む人ならオチはわりと早めに想像がつくかもしれないですね。  だとしても、ポテチの塩とコンソメのくだりで濱田岳が涙するシーンはぐっとくるものがあります。  ちょっとサスペンス臭漂う入り方で映画が始まりますが、中身はヒューマンドラマに終始したことが良かったように思えます。  濱田岳演じる今村忠司が、自分のことより自分の母親の心配をするのが良かったです。球場で尾崎が代打で出場したときに、母親に本当の息子の姿を見せてあげようと一生懸命なのはなかなかの名シーンです。  で、そうなってくると主人公の空き巣設定がなんか邪魔になってきます。  オープニングで親分・・・いや、専務か。専務が『自分たちは義賊だ』みたいなことを言っていますが、やっていることは立派な犯罪です。どーもそれが感情移入のジャマになって仕方が無い。  木村文乃さん演じる若葉さん、凄く良かったです。何も知らない母親も、ザ・母親って感じで良い味出ていました。  できることなら主人公には空き巣などせず真っ当な仕事に就いてもらって、若葉さんと結婚し、3人で末永く幸せに暮らしてほしいものです。って思っている時点で、しっかり感情移入しているじゃないか、自分。
[DVD(邦画)] 6点(2022-07-20 07:36:02)(良:1票)
227.  モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?! 《ネタバレ》 
 今回はドラさんの恋のお話。  そーなってくるとお相手の魅力が大事になってくるわけですが、このお相手が魅力的とは言い難い人物。特にビジュアル。  恋のお相手が敵であるという設定は良かったんですけどね。このストーリーでヒロインに魅力が感じられないと面白さは半減するでしょう。3作の中では上記理由により一番ストーリーに惹かれなかったかな。  アニメーションは抜群の出来。  豪華クルーズ船が登場したとき。アトランティスに着いたとき。海底火山に行ったとき。数々のトラップを、行きはダンスで、帰りは猛スピードで駆け抜けたとき。わくわくポイントは盛りだくさんです。  クラーケンとヴァン・ヘルシングのコンビもラスボスとして良い味出していましたね。  だから見ていて飽きるということはないのですが、個人的に一番ぐっときたのがメイヴィスのやきもちだったりするもので。  悪くはないのですが、今一つ『面白かった』と心の底からは言えない感じです。  ほほえましい作品ではあるんですけどね。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-07-15 03:59:13)
228.  ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス 《ネタバレ》 
 もはやハンガー・ゲームではなくなりましたが、望んでいた革命の始まり。  まさに副題の『レジスタンス』に相応しい内容。  今作ではピーターに代わりゲイルがカットニスのそばに付き添います。  正直このシリーズがなぜ世界でヒットしているのかさっぱりわかりませんが、もしかすると両手に花状態のカットニスに自分を重ね合わせて、世界中の女子たちが悦に浸っているのかもしれませんね。  それにしてもカットニスはそばにいる男にすぐなびいちゃうんですね。これは付き合う相手は大変だ。  恋愛パートはともかく、ストーリーは今までの中では一番マシ。  ハンガー・ゲームという理不尽と独裁の象徴のようなゲームがきっかけでこの反乱が起きているのだとしたら、75年間全く何も反乱が起きなかったことには疑問符がつきます。  そして思っていた以上に狭い世界。  第12地区の人口が10,000人。他の地区も同じくらいの人数だと考えても全地区あわせて120000人しかいません。福岡の約50分の1の人口です。そんなに生産性が良さそうでもないのに、たったこれだけでの人口でキャピタルの人たちと自分たちの生活を支えられるほどの経済活動ができるのでしょうか。しかもただでさえ数少ない貴重な労働力ためらいもなく次々と殺してしまう。いやいや、何十億というなかの10,000人ならまだしも。なんとお粗末な世界設定なんでしょう。  まあそーいったファンタジーに目をつむれば、数少ないアクションを最大限に活かしたエンターテイメント作品として悪くない出来だと思います。  スター・ウォーズが好きな人とは相性が良さそうです。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-07-12 03:39:30)(良:1票)
229.  ハンガー・ゲーム2 《ネタバレ》 
 これだったらまだ前作のほうが良かったかな。  バトルロワイアル的要素はほとんどなくなり、対トラップ戦ばかり。  キャラクターも、イケメンとおばあさん。地味な内職系コンビ。エレベーターで裸になるお姉さん。この人たち以外誰が誰やらさっぱりわかりません。  夜になると、ちゃららららーん、誰?ちゃららららーん、誰?ちゃららららーん、誰?知らない人の顔が次々と夜空に浮かび上がります。しかも2夜連続。  そして極めつけは終わり方。ザ・続く。  映画のシリーズもの自体に否定的な考え方を持っているわけではありません。例えばバックトゥ・ザ・フューチャーやマーベル作品。名作ぞろいだと思っています。前述の作品のように、シリーズ共通の登場人物、世界観であっても、1回1回を1つの作品として完結させるのであれば問題ありません。  ですがこの作品は完結せずに終わらせてしまいました。そんなのは連続テレビドラマであって映画とは言わない。映画作品として発信する以上は最低限のマナーは守ってほしいものです。  今作で良かったのはチーム感。前作では嫌なやつでしかなかったエフィーだって、なんだかしんみりしちゃってチームの一員という雰囲気に。  そして望んでいた現体制への革命の兆し。  今作だけで見れば不満のほうが大きいです。  ですが次作への期待感というそれ1点においてのみ、今作はそれなりに貢献できていると思います。  それから『次に何が起こるんだろう』と気になってそれなりに集中が途切れないのも今作の良いところかもしれません。  ただ『内容が無いよう』に対し、この長尺はちょっとかんべん。  どう見ても割愛できるシーンやテンポアップできるシーンがいくつもあります。  もう少し頑張りましょう。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2022-07-11 02:50:38)
230.  BLACK & WHITE/ブラック&ホワイト(2012) 《ネタバレ》 
 軽いノリのライトアクションコメディ。1980年代から1990年代にかけて流行った刑事バディもののノリ。今作の2人の主人公はCIAの特殊捜査官ですが、たとえ刑事でも全く同じ内容の映画になりそうです。  一応悪いやつもいるにはいますが出番はオープニングでほぼ終わり。物語の9割はラブコメなので、この悪役の影は限りなく薄い。  だめじゃないけど、サスペンスアクションにもう少し力を入れてもらったほうが、よりコメディの部分が活きる気もします。激ヤバな状況を軽口を叩きながら乗り切っちゃうような、そーゆーのが好きです。  今作はサスペンス色もアクションもほとんど力を入れていないので、とにかくユルユル。コメディ全開。でもちょっとだけ犯罪組織の動きを匂わすもんだから、どーしても刺激や緊張感が欲しくなってしまいます。  ラブコメのほうはなかなかの出来だと思いますよ。特にコメディ部分ですが。卓越したCIA捜査官のスキル。科学力。組織力。それらを総動員してやることが、一般女性のストーキング。こーゆーのは大げさにやればやるほど面白いので、そーいった意味ではよくできています。特にそれぞれのチームのメンバーが大真面目にローレンス(リース・ウィザースプーン)の身辺調査をしているのが面白い。途中まではチームのメンバーも『ハインリッヒと何の関係が?』と尋ねていたのに、いつの間にかもう何となく事情を察して尋ねなくなっているのがちょっと面白い。挙句の果てにはお互いのチームをちょっとライバル視している節もあったりして。  どうせ最後は二人ともフラれるんだろうと思っていたのですが、なるほどそうきましたか。これは後味の良い終わり方ですね。  映画のラストをケンカと笑いで〆たのも好印象です。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-07-08 14:33:19)(良:1票)
231.  キラー・エリート(2011) 《ネタバレ》 
 ちょっと話がごちゃごちゃしすぎ。  それにどー考えても、課せられた使命を全部こなすより、仲間と協力してハンター(ロバート・デ・ニーロ)助けるほうがリスクが少ないでしょ。実際元SASのスパイクがあっさりオマーンの長老殺して報酬を手に入れちゃっているじゃないですか。  私は映画というエンターテイメントに対し、細かいことは気にしない主義。映画は見ていて楽しけりゃそれで良い。そんな私が、『いや、これはないわ。』とそもそもの設定に無理がありすぎて気になっちゃうレベルです。  これって本当に実話に基づいているんですか?とても信じられないんですけど。  ハンターを助けるために危険を顧みず、昔の仲間の助力を得てクエスト達成。で、このクエストが3つ。多すぎるうえに、『自白させろ』『事故に見せかけて殺せ』と無理難題。同じ制約をかけたせいで、どのクエストもなんとなく薄味に感じてしまいます。  それにさ、ハンターを助けるために昔の仲間が二人犠牲になっちゃってますけど。それに対するダニー(ジェイソン・ステイサム)の感情の描写が希薄なんですけど。仲間が殺されたことに対して、もっと憤るか悲しむかしてほしい。ダニーは情に厚いの?薄情なの?どっちなのー?  昔の仲間と手を組んでプロの殺し屋チーム再結成。とある国の特殊部隊と対決。王道だけれど、これだけで十分面白いんだからさ。その仕事をせにゃならん動機にもう少し説得力を持たせてほしかった次第です。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2022-07-07 04:05:43)(良:2票)
232.  ドライヴ(2011) 《ネタバレ》 
 これは掘り出し物を見つけた!すごい面白い映画だ!と興奮していたら、たくさんの方がレビューされていて、実は有名な映画だったというね。私が知らなかっただけでした。  まずライアン・ゴズリングが最高にかっこいい。余計なことは何も言わない。でもなすべきことは完璧にやる。このスタンス憧れます。私もこうなりたい。どちらかと言えば余計なことを言ってしまいがちな自分を、この映画の主人公みたいに変えてみたい。  極力BGMを抑えた演出も好き。アメリカ映画っぽさがなくなり、とても硬派でリアルな雰囲気になります。  キッドはどこから来たのか?もともと何をやっていた人間なのか?車の整備工場で働きながらカースタントのアルバイトもしているのに、なぜ犯罪に手を染めているのか?そーいった説明は一切なし。  いつもだったらその辺はっきりさせてくれないともやもやするんですが、不思議と今作では気になりません。むしろ背景を語りすぎないのも良いもんだとすら思えてしまう。きっと主人公がずっとそーゆーオーラを出し続けているからでしょう。  まったく予備知識なしで鑑賞したものでして、レースに出るという話になってからちょっとしたサクセスストーリーを期待しちゃいました。『だからドライヴなのか。』と妙に納得しかけたところで、話は全然違う方向へ転がり始めます。だから全く先が読めなくて、終始ハラハラした緊張感を味わえました。  それにしてもただのビジネスパートナーくらいにしか思っていなかったこの人たちと殺しあうことになるとは・・・  ヒロイン役のキャリー・マリガンも最高にかわいくて、あらゆる面で隙がない映画でした。
[DVD(字幕)] 8点(2022-07-06 14:53:52)(良:2票)
233.  ハンガー・ゲーム 《ネタバレ》 
 ここはどこ?あなたは誰?ってゆーか、今はいつ?  まずここは地球の近未来なのですか?それとも全然違う、単なる地球の類似惑星なのですか?せめてそれくらいは、はっきりさせてほしいです。  首都を除く12地区。過去にこの12地区が反乱を起こしたが失敗。二度とそんな気を起こさぬよう、『娯楽』と『恐怖』の二つの意味を持たせた『ハンガー・ゲーム』を74年間にわたり毎年開催。アイデアは悪くない。  ただ過去の歴史はどうあれ、一部の権力者による圧政、独裁、恐怖政治を描くなら、とことん悲劇にするか、あるいは逆襲の物語にするかというのが定石。この映画はどちらの方向にもいかず、マジで私たちにも『ハンガー・ゲーム』を楽しんでもらうつもりでいます。    え?私たちは国民総パリコレみたいな人たちとは価値観が違いますから、こんなルールも曖昧な中途半端な出来ゲーム見せられるぐらいなら、オリンピックを見たいです。  それにどー考えても、主人公のカットニスはかなりヒロイックに描かれていますから、やはりハンガー・ゲームに巻き込まれても、政府に抗う図式は見せたほうが良いのでは?無理やり理不尽なゲームに、妹の代わりを買って出たとはいえ強制参加させられているのに、なんかあっさりこのゲームを受け入れちゃっているのが共感できないです。  こーゆーのって、『殺しあうなんて馬鹿げている!』って声を上げるのが普通じゃないの?せめて主人公サイドにはそういう立ち位置でいてほしいんですけどね。  一番不可解なのが、カットニスとピーターの関係。  ピーター、カットニスを早々に裏切ってましたよね?カットニスの追跡を手伝い、カットニスがしかけた罠を教え、カットニスを窮地に立たせましたよね?なのにカットニスが何の理由もなくピーターを助ける意味がわからないんですけど。  サバイバル・・・好き。こーゆーバトルロワイアル・・・好き。  なのに一度も感情移入できないまま、まるで人がしているゲームのプレイを見ているかのような気分。  これで2時間超えはきついですって。    
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2022-07-03 08:22:44)(良:1票)
234.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 
 ディズニー映画で感動したのはトイ・ストーリー3以来。  中盤から後半にかけての内容だったら、いつもの楽しいディズニー映画。でもこの作品は前半がやばい。  有無を言わさず感動してしまう。それは理屈からくる感動ではなく、おそらく美しい絵や景色を見たときに湧き上がるどうしようもない感動に近いもの。私は芸術に疎いのですが、それでも心を揺さぶられてしまうのですから。この映画が大ヒットした理由がよくわかります。  もともとミュージカルは苦手。ですがこの映画は別格。ストーリーと歌が見事に融和して、言葉では言い表せない感動を味わいます。  TⅤで何度も紹介される『Let It Go』のシーンはもちろん、『生まれてはじめて』が流れる城が開城されるシーンも心が震えます。ここではエルサとアナが交互に歌う二重奏のような形式。Wヒロインもうなずける魅力的な二人のヒロイン。お嬢ちゃんたちが見る子供向けアニメと侮るなかれ。これほど完成度の高いミュージカルアニメには滅多にお目にかかれないでしょう。  皆を、特にアナを傷つけたくないと、独りでいるエルサがとにかく切ない。  魔法の部分の記憶だけ消され、姉がなぜ自分を避けるのかわけがわからないまま、それでも姉を慕うアナがまた切ない。  中盤からはごくありふれた冒険活劇になってしまいますが、それはそれでエンターテイメントとして楽しめます。  そしてここでエンターテイメントの傑作オラフ登場。オラフの存在が、中盤以降の暗くなりがちなストーリーの良い緩衝材になっています。オラフの存在は楽しく、そして愛らしくいじらしい。  エルサが作り出した雪のゴーレムみたいなやつが乱暴すぎるのがちょっとまずい。あなたの大事な妹が、あなたの作ったゴーレムで死ぬほど危険な目に遭っていますよ。  それにしても、アナとオラフの声優さんがね、もういないなんてね・・・  この映画を見ると本当にもったいないなって思っちゃいますね・・・
[ブルーレイ(吹替)] 10点(2022-07-01 02:08:05)(良:1票)
235.  祈りの幕が下りる時 《ネタバレ》 
 東野圭吾の小説も、加賀恭一郎シリーズも結構読んでいるのですが、この作品は未読。  どうしても見る前に期待値が上がってしまっていたので、映画そのものはその期待値を超えるものではありませんでした。  ただ期待値を超えてきたのは浅居父娘のパート。ここから全く別の雰囲気に。  小日向演じる浅居父が崖の上で何やら決意する。『ごちそうを食べに行こう』といって蕎麦屋に行く。この辺りからもう辛くて見ていられませんでした。  14歳の浅居博美がワゴンに連れ込まれてからしばらく無音でワゴンだけを映すシーン。このシーンが最高に怖い。そこからのトンネル。皆さんが口をそろえて絶賛されているように、今作の名シーンだと思います。ワゴンからトンネルでの父娘の別れまでが強烈すぎて、他のシーンが霞んでしまったようにさえ思えます。  ミステリーとしてはちょっと不満が残ります。  苗村先生と容疑者が全くの別人だったっていうところはわくわくしたのですが。  結局苗村はただの目撃者。押谷もただの目撃者。生きているはずのない浅居博美の父を目撃したから殺されただけ。  そうなってくると、浅居忠雄にも同情しづらくなります。  もちろん毒妻のせいで生き地獄を味わわされたことは同情に値するでしょう。  ですが『自分の存在を見られた』なんて理由で罪のない人を2人も殺していいはずがありません。娘のためにというならば、苗村先生に見つかった時点であきらめるべきでした。親が殺人犯として捕まるのは最悪。ましてや親が自分のために死ぬのはもっと最悪。でも更に最悪なのは、子供の手で自分を殺させてしまうこと。その時点で死ぬのもあきらめてほしかったです。  いや、そもそも論になりますが、なぜあんな女と結婚したのか。  あんな女を妻に選ぶなんて見る目が無さすぎでしょう。  真相が明らかになるまでは抜群の安定感で楽しめるのですが、真相がわかって腑に落ちないのは東野圭吾作品ではよくあります。  やはりこの人の作品はプロセスを楽しむものなんでしょう。  オチに期待してはいけませんね。  ちなみに加賀恭一郎シリーズは個人的に『卒業』が一番面白いと思っています。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-06-28 16:07:47)
236.  モンスター・ホテル2 《ネタバレ》 
 1作目より好き。  『バンパイアでも人間でもどちらでも良いよ』と言いながら、やはりバンパイアになってほしいじじバンパイア。  子供を人間として育てたい母バンパイア。  どっちでもいいけど、自分はモンスターホテルで働きたい父バンパイア。  これ面白いのが人間の父バンパイアはモンスターホテルに残りたくて、母バンパイアは人間の世界への憧れもあって子供を人間社会で育てたい。普通逆を望みそうなもんですけど、平和でなによりです。  で、それをひっかきまわすのがじじバンパイア。  ここも前作とは人物相関図に変化がありまして、前作でさんざん人間のジョナサンを嫌っていた父バンパイアがジョナサンを頼っているのがなんとも微笑ましい。そして溺愛していたはずの娘の母バンパイア(メイヴィス)とはやや敵対気味。こーゆー変化が楽しいですね。  そしてメイヴィスとジョナサンの子供がなんとも愛らしい。これはキャラクター勝ちですね。  前作のメインキャラクターたちが引き続き登場してくれるのも嬉しい。  モンスターたちの世界に現代文明が入り込み始めているのも最高。スマホやフェイスブックを扱うゾンビ。  バンパイアの特訓場は、バンパイアのキャンプ場に。保険会社との契約の関係で安全第一の経営。  現代の子供たちをとりまく過保護すぎる社会をちょっと揶揄っちゃうような描写には、メッセージ性も感じられます。  フランケンは人間の人気者になっちゃってるし、狼男とマミーはすっかり隠居気味で『やれって言われてもずっとやってないからな~』ってとにかくゆるい。  最後は子供が覚醒してちょっとヒーローもののような盛りあがりさえ見せます。  まあ若干つめこみすぎてしまった感はありますが、サービス精神てんこもりの見せ場の多さで飽きの来ないエンターテイメントに仕上がっていると思われます。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2022-06-28 03:46:32)
237.  マネーモンスター 《ネタバレ》 
 マネーモンスター。誰かを象徴している言葉かと思いきや、まさかの番組名。苦手な投資系社会派サスペンスかと思ったら全然違いました。いや、そうなんですけど、違いました。  要は上場企業アイビスの社長が会社の8億ドルを横領。アフリカの鉱山ストで暴落した鉱山株をその8億ドルで購入。鉱山ストのリーダー『マンバ』を買収。元の値まで鉱山株が戻ったら購入した株を売却。ところがマンバが買収に応じなかったためさあ大変。8億ドルは為替取引のコンピューターのバグにより生じた会社の損失ということにしてしまおう。というお話。  でも真相がわかるのは最後のほう。真相がわかるまでは、全財産をアイビスに投資した結果破産した若者が、アイビス株を推していた投資番組『マネーモンスター』とアイビスを逆恨みしてテレビ局を乗っ取るという、逆恨みドラマにしか見えません。しだいに司会者のリーが犯人に同情的になっていくのもストックホルム症候群みたいなもんだろうと。  それはそれで面白いんですが、『いや、何やら裏がありそうだ』と物語が真相を追い始めてから更に面白い。真相が明らかになるにつれ、まじで若者悪くないじゃん、ってのがわかってくるわけです。自動株取引かなんかのためのアルゴリズムを作ったエンジニアが、『このプログラミングでは8億ドルの損失が出るまで取引をすることは絶対にない』って電話で言うシーンがゾクゾクします。純粋にこの企業の株が下がったのであれば自己責任。ですが今回は明らかに人為的で社長の私欲による損失。つまり、番組の予想もそれに乗っかった若者も正しかった。実際は被ることのなかった損失を被ったわけです。  まあ映画はわかりやすいのですが、何やら専門的な単語の数々で若干煙に巻くような感じがしないでもない。しかも断片的な情報ばかりで、多少のわかりづらさがやはりマイナス。  でも全部理解できていなくても、なんとなくで楽しめちゃうストーリー展開とわかりやすすぎるキャラ造形は良し。  後味は良くはないですね。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-06-24 04:00:41)
238.  ヒドゥン・フェイス 《ネタバレ》 
 殺された女性の霊か?それとも天才指揮者のサイコパススリラーか?  いやいや。うっかりさんのインキー事件簿でした。  アドリアンはベロニカと浮気をしています。ですがそれがいつからなのか、どの程度のものなのかは写真くらいでしか判断できません。もしかするとベレンがいなくなる前は、電話やメールのやりとりだけだったかもしれません。で、ベレンには正直に浮気を認めます。終盤ではベロニカに自分から関係の解消を告げます。浮気をしたことはダメですけど、そこまで不誠実な人間には見えません。  何が言いたいかといいますと、ベレンの計画ってちょっと度を越している気がします。ベレンが陥った状況というのはとても利己的な行動の末なので、同情も感情移入もしづらいです。  ファビアナはファビアナでベレンを見殺しにしようとします。でもアドリアンの浮気写真を見せられたら、じゃあベレンを助けてあげようかなって、こいつもこいつでなかなかです。もしかしてさっと身を引いたベロニカが一番いい女なんじゃ・・?  映画自体はとってもわかりやすくて好きなジャンル。  前半、浴槽でファビアナが慌てだした理由が実はよくわかっていなかったのですが、そーゆーことだったんだぁーって、すっきりします。前半のささやかな怪奇現象のネタばらしが面白い。ファビアナとベレンのイエス、ノークイズはもはやコメディ。  だから悪くはないんですが、ラブロマンスとスリラーが半々になっちゃって、どっちも印象が薄くなっちゃったのがもったいない。スリラーならスリラー、脱出劇なら脱出劇に的を絞ったほうが良かったんじゃないでしょうか。
[DVD(字幕)] 7点(2022-06-21 14:37:37)
239.  コンテイジョン 《ネタバレ》 
 淡々としたドキュメンタリーチックな映画。  2年前にコロナが世界中に流行し始めた頃を思い出します。  クラスターやロックダウン、濃厚接触者の隔離に、ウィルスの変異、実行再生産数から導き出される予想感染者数、この映画で想定されていたことはコロナ禍においてすべて現実のものとなりました。奇しくも感染源までほぼいっしょなのがまるでコロナを予言しているかのようで恐ろしい。  誇張した表現や演出はほとんどありません。リアル路線。リアルな作風は退屈と結びつきがちですが、この作品ではリアルな作風が感染症の恐ろしさと崩壊していく社会を強調していて効果的に働いています。  子供やケイト・ウィンスレットといった、普通の映画では犠牲にならないような人たちが次々と犠牲になっていきます。ケイト・ウィンスレットがその他大勢の人たちと埋葬されていくのは胸が詰まります。  世界規模のパンデミックを題材にしているわけですから、膨大な情報量をまとめなければなりません。1つ1つのエピソードが薄味になってしまうのは致し方のないことなのでしょう。だからこれだけリアル路線でいくのであれば、映画ではなくドラマでじっくり見せたほうが良いのかもしれません。  一番最後に『1日目』をもってくるストーリー構成は素晴らしいと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-06-21 01:32:49)(良:3票)
240.  モンスター・ホテル 《ネタバレ》 
 予想以上に多種多様なモンスターがたくさん出てきてそれが楽しい。  ただアメリカのアニメって、だいたい全部同じようなノリなんですけど、とにかくドタバタ。それが許容できる範囲かそうでないかは結構大事。今作はちょっとドタバタすぎてうっとうしいなぁと感じる部分も。しかもあまり必要性のないドタバタ。よってストーリーの進行はもたもた。テンポが良いのか悪いのか。やや中だるみしちゃいます。個性あるモンスターたちのおかげで何とかもっているという感じ。  ストーリー自体はベタな家族愛、異種族間恋愛というありふれたもの。既製品大好きな私にとってはありふれた物語であっても面白ければ問題なしです。  簡単に筋を追うと、ドラキュラの妻が人間に殺されている。妻の忘れ形見の娘を守るため、モンスターだけが安心してくつろげるホテルを造る。娘がホテルから出ていかないよう画策する。そんなホテルに人間の若者が迷い込んでしまう。うん、良いと思います。  でもなぜかいまいちストーリーに乗り切れない。ドラキュラとジョナサン(人間の若者)のやりとりがくどすぎて、なかなかストーリーが進まないからかもしれない。  それだったらジョナサンがさっさと人間だということがばれちゃったほうが面白かったもしれない。そこからモンスターと人間の交流メインで少しずつ誤解を解いていくようなストーリー展開のほうが、この作品が伝えたいメッセージをよりしっかりと伝えられたんじゃないかな。  終盤、人間のモンスターフェスティバルに迷い込んじゃうのがすごく好き。でもそっから先の飛行機のくだりはちょっとくどい。長すぎます。  アイデアも映像もキャラクターも良いのに、どうにもその良さを生かし切れていないのか、感情移入しきれないまま終わっちゃいました。  私はドラキュラの妻も実は人間だったっていう真実のほうが良かったと思います。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2022-06-20 14:37:39)
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