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光りやまねこさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 418
性別 男性
自己紹介 1959年生まれの48歳。
神戸市近郊に在住の、映画をこよなく愛する
市井の人であります。
ま、コツコツとレビューしようと思ってます。

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241.  ネル
野生児“ネル”の映画というよりも、大女優ジョディ・フォスターのオーラが前面に出過ぎで、彼女の洗練された演技を見せ付けられただけの映画でした。こうなると、ジョディに酔いしれるファンの為の作品みたいなもの。題材からすると、演技力確かな子役か新人女優に主役を任せるべきでしょう。ジョディは先生役ね。
5点(2004-01-31 00:06:15)
242.  スタンド・バイ・ミー
誰しも経験した少年時代を、しみじみと思い出させてくれる感動作。みんなどうしてるかな~、だけど純粋なあの頃には戻れないし…。ストーリーはシンプルで淡々と続くが、終始、人の死が絡んでいるので、明るい様で実は重い物語というところが印象的。また、みんなそれぞれ悩みを抱えながらも、前向きに生きてゆくというのも共感を覚える。有名なベン・E・キングの主題歌「スタンド・バイ・ミー」。この物語りに大変合っており、どこかでこの曲を聴くとつい口ずさみ、この作品を思い出してしまう。
8点(2004-01-31 00:03:51)
243.  新・悪名
勝新太郎演じる朝吉と、田宮二郎演じる清次(今作より貞の弟として登場)の名コンビが繰り広げる痛快活劇、シリーズ第3弾。舞台は終戦直後、闇市でにぎわう大阪。味のあるセット美術も見どころのひとつ。今作では、朝吉がギョロ眼のオカマに一目惚れされたり、パンパン連中に引きずり回されるなどけっこうコメディ色が強い。快活でドライな役を演じている田宮二郎。悲しい出来事を思い出さずにはおられず、ちょっとツラかった。
7点(2004-01-29 21:54:51)
244.  ツイスター
迫力満点な巨大竜巻きの映像と、若き日のスピルバーグを彷佛させるヤン・デ・ボン演出が見応え充分の異色パニック映画。とくに、女性リーダー(ヘレン・ハント)率いる個性豊かな観測隊と、フル装備のエリート観測隊とを競わせる構図が素晴らしい。アドベンチャーものという側面を持ち、ワクワクドキドキ感を十二分に感じさせてくれる。荘厳かつ勇壮な音楽も捨てがたい。また、暗闇の中、F5級という超巨大竜巻きが猛威をふるう様は物凄い緊迫感! ! キューブリック作「シャイニング」の恐怖シーンを取り入れ緊張感を漂わすなど、作り手のセンスの良さをも感じさせてくれた。ラスト、主人公達二人が巨大竜巻きから逃げるのではなく、逆に向かって行く姿は圧巻だった。竜巻の猛威は二人の愛を裂くことは出来ず、逆に愛を深めるという演出も個人的には気に入っています。
9点(2004-01-28 16:55:54)(良:1票)
245.  キューポラのある街
舞台は鋳物の町で有名な昭和30年代の埼玉県川口市。健気でしっかり者の少女を演じる吉永小百合を中心に添え、貧乏だがしたたかにやりくりする彼女の一家の様子を、生活感溢れる演出で描いてゆく。時にはホロ苦く、時には涙を誘うヒューマンな作風は、監督浦山桐郎の庶民に対する温かい眼差しをも十二分に感じさせてくれた。個人的には、タカユキと朝鮮少年とのペーソス溢れる物語りが忘れられない。伝書鳩を飼育して競い合う(この当時、大規模な鳩小屋があちらこちらにあった)、ほったて小屋を見つけては自分達の秘密基地にする(未整備の荒れ地がまだまだあった)、新聞や牛乳を配達して少しでも家計を助ける…等々、ジーンと胸に染み入るエピソードばかり。ところでこういう映画って、下町に育ち多少なりとも生活苦を体験していないと、ピンと来ないのではないだろうか。私としては、昭和30年代から40年代にかけて都市近郊の下町に育ってきたこともあり、大いに共感を覚えノスタルジーを感じさせてくれた。日本映画史上、確かな位置付けにある名作です。
9点(2004-01-28 13:55:53)(良:3票)
246.  オーメン(1976)
今でこそどうってこと無いが、この当時としてはショッキングな死に方が話題となったオカルト映画の傑作。ストーリー、演出等も伏線を張るなどして意外としっかり出来ていたし、とくに世紀末漂う陰鬱な映像と音楽は、好き嫌いの差こそあれ格調高く印象的だった。名優グレゴリー・ペックの起用ということからしても、監督リチャード・ドナーのこの作品への意気込みを感じさせ、オカルト映画の本家「エクソシスト」と人気を分け合ったのも頷ける。
7点(2004-01-27 15:58:52)
247.  野菊の墓(1977)<TVM>
当時を席巻したスーパーアイドル山口百恵主演の映画のひとつ。まっこの際、演技力には目をつぶることにしましょう。それにしても彼女、表情といい声のトーンといい、どことなく影がありカツラや和服が本当に良く似合う。(良い意味でね) 相手役が三浦友和でなかったのが残念。
6点(2004-01-26 11:01:19)
248.  飢餓海峡
まさに戦後という激動の時代が生み出した、人間ドラマの傑作。三國連太郎演じる主人公・犬飼多吉を軸に、娼婦八重(左幸子)、初老の刑事(伴淳三郎)達の個々のドラマを絡めながら、壮大なる人間ドラマが骨太なタッチで描き込まれてゆく。人間に内在する善と悪、突然現われる運と不運、表裏一体である生と死、社会に目を向ければ当然の如く富と貧 …等々を浮かび上がらせており、まるで人間として生まれが故の数奇な運命劇を観るようである。地蔵和讃を取り入れた、冨田勲の荘厳な音楽も多大に貢献。巨匠内田吐夢の一級品の演出はもちろんのこと、人間への深い洞察力と凄まじい描写力には心底脱帽ものです。個人的には、前半のにぎり飯とセックスのシーンが印象的だった。主人公にしてみれば金銭に替えられない程の価値があり、生涯忘れられようはずのない人間の真の優しさに触れたはず。それなのに何故…。監督自身も戦中、戦後を通し、満州で長年に渡る抑留生活を体験するなど、波乱万丈の半生を時代と共に生き抜いた筋金入りの御仁。その間、人間の優しさ、エゴ、冷酷さを嫌というほどまの当たりにしてきたと言う。本作は、そんな人間というものを知り尽くした、巨匠の集大成と言えるのではないだろうか。文句なしの10点満点。
10点(2004-01-25 16:30:49)(良:3票)
249.  デッドゾーン
超能力を絡めたサスペンスもので、どんな結末が用意されているのか最後の最後まで目が離せない。透視能力を持ってしまった、ウォーケン演じる主人公の誰にも分かってもらえない苦悩と孤独。クローネンバーグはジーンとくるドラマ性を染込ませており、様々な“愛”を描いた作品ともいえるだろう。狂ったテロリストの烙印覚悟で望んだラストが、この映画のクライマックス。意外な結末は溜飲が下がる一方、主人公の心情を察すると余りにも切ない。個人的には、クリストファー・ウォーケンの代表作にして監督クローネンバーグの最高傑作です。
9点(2004-01-25 16:19:07)
250.  人間の條件 第四部 戦雲篇
会話のあちらこちらに伏線を張り巡らしており、監督小林正樹の手腕振りがとくに冴える今作。それらが終盤の戦闘シーンで活きてきます。シャープなカメラワークにも注目です。あくまでも自己の良心に従う主人公・梶。しかし同時に、部下を持たされ優秀な兵隊でもある。憎むべき軍隊という組織の中で、二律相反する自分の置かれた立場に苦悩する様子を描いてゆく。それは軍隊そのものが人間性を否定した不合理の産物で、兵隊が人間であることを許さない。戦争とは人間の殺し合いに他ならず、軍隊がそうなるのは当然であろう。ところが、梶は戦争の狂気そのものに巻き込まれてしまう。《ネタバレ》ラスト、梶本人が言うように“鬼”が乗り移った瞬間を、迫真の演技をもって観る者に問いかける。そしてこの出来事が、梶にとって今後大きな影響を及ぼしていくことになります。
10点(2004-01-24 13:43:26)
251.  人間の條件 第三部 望郷篇
今作は内容がけっこう重いので、体調万全で望むべきでしょう。監督小林正樹は日本の軍隊という特異な構図を、緊迫感溢れる描写で暴いていゆく。上官には絶対服従という不条理まかり通る縦社会。異質や異端な者に対するイジメにリンチ。こういうテーマはキューブリック作「フルメタル・ジャケット」でも扱われているが、古今東西、閉鎖的で逃げ場のない軍隊内では必ず自然発生するものだ。しかし本作では凄惨極まる。戦争により引き起こされる狂気が、いびつな形で表われた典型的な例であろう。もちろんその狂気は内部だけではなく、疑わしきは皆殺しという外部にも表れる。内向的で優柔不断な二等兵を、田中邦衛が迫真の演技をもって今作を印象付ける。梶の妻がはるばると訪ねて来て、堅い夫婦愛を確かめ合う長い夜のシーンも忘れがたい。
10点(2004-01-24 13:42:23)
252.  アナコンダ
まぁー、タイトルからして予想どおりのB級パニック映画でした。オスカー俳優ジョン・ヴォイトの、大蛇から吐き出され、ジェニファー・ロペスに向かってウインクをするシーンがエグいゲロいでインパクトあり過ぎ!! タンク・トップ姿のジェニファー・ロペスは、セクシーさと野性味で完全に大蛇を喰ってしまっていたゾ。
6点(2004-01-23 23:40:51)
253.  天国と地獄
ただもう見事の一言で、日本映画史上に残るべくサペンス映画の傑作でしょう。アイデアに脚本、演出にカメラ、役者陣の演技 …等々、どれを取っても一級品で文句の付けようのない黒澤映画。 前半は緊迫感溢れる密室劇。後半は室外が中心となり、手に汗握るサスペンス。そんな見事なまでの展開の中、やはり特急「こだま」での身代金受け渡しシーンが圧巻だった。ただ、このテに付きものの“釈然としない”部分はなくは無いが…。《ネタバレ》とくに犯人像が引っかかる。社会的エリートを約束された若者というのが疑問。
8点(2004-01-23 23:37:53)
254.  鬼が来た!
凄まじい描写力。強烈な作品だった。麻袋に押し込められた日本兵ら二人を預かることになってしまった村人の困惑、という切り口からして興味をそそられる。しかも、たっぷりとユーモアを利かした独特な演出で、観客を飽きさせずストーリーを展開させてゆく。やがて暗雲垂れこめ、修羅場と化すクライマックスへとつながる。本作では主役をも兼ねたチアン・ウェン監督。当時の日本軍を歪曲せずリアルに捉えており、日本人キャストの持ち味をもうまく引き出している。この人、監督としての手腕振りは確かだし、日本の文化についてもかなり詳しいのではないだろうか。《ネタバレ》ラスト、あの心優しい主人公マーが狂乱の行動をとる。鬼が来た!、というかまさに鬼が乗り移った瞬間を描いている。本作では言葉の壁も取り上げてはいるが、やはり“戦争”という二文字が、日本人や中国人に関係なく人間を狂気の行動に走らせる、と言いたかったのではないだろうか。つまり、鬼とは“戦争”により引き起こされる狂気のことを指すのであろう。主人公の狂乱の行動をも含め、本作をどう受けとめるかは観客の置かれた立場と考え方次第ではないだろうか。日本人なら必見の、問題作には違いない。
9点(2004-01-20 21:40:47)
255.  人間の條件 第一部 純愛篇
壮大なる人間ドラマにふさわしいタイトルロール。木下忠司の荘厳な音楽がワクワク感を高めてくれる。監督小林正樹のライフワークともいえる本作は、五味川純平の同名小説の映画化で全六部、総計10時間近い長尺という邦画史上、空前の大作。しかも、その大作の名に恥じない見事な出来映えは、戦後を代表する人間ドラマの傑作です。舞台は第二次世界大戦下、日本軍による侵略地、満州。日本人による、中国人労働者への酷使、虐待がリアリティをもって描かれている。自分の信念に忠実な、仲代達矢演じる主人公・梶。インテリだが正義感が強く、観客をグイグイとストーリーに引き込んでゆく。恋人役の新珠三千代も可憐で健気な女性を好演。宮島義勇のカメラワークも素晴らしい。ところで登録なんですが、個々扱う題材と展開が微妙に違うので6部に分けさせてもらいました。
10点(2004-01-20 11:46:23)
256.  ザ・フライ2/二世誕生
監督がクローネンバーグじゃあないので、たいして期待はしていなかったんだが…。演出、展開、SFXもまずまずの出来で、“蝿男”というB級ネタをB級の域を出ないモンスタームービーに終らせてしまった感じ。蝿男の武器が消化液ってのはエグかった。B級ネタをSFホラーの名作にまで押し上げた、クローネンバーグの偉才振りを実感させてくれた映画でもありました。
5点(2004-01-19 11:50:06)
257.  あゝひめゆりの塔
本作のようなジャンルの映画は、へたにスターやアイドル達を起用すると、作品の持つテーマ性から遠ざかってしまう。題材が題材だけに、どのくらいリアリティを伴い、戦争の悲惨さが伝わるかが評価の分かれめでしょう。さて今作は。主役を演じた吉永小百合の体当たり演技(かなり汚れ役をもこなしている)と、“ギョッ”とさせられる描写も多く取り入れられており、佳作の域には達しているのではないだろうか。モノクロ映像というのが良かった。
7点(2004-01-18 11:54:12)
258.  人間の條件 第二部 激怒篇
日本人の手により、中国人労働者(彼らは普通の民間人である)への苛烈な仕打ちが強まってゆく。自ら置かれた立場に人間として苦悩、苦闘する梶。あくまでも自分の良心に従う。そんな姿に観客はすっかり感情移入してしまい、彼の一挙手一言に目が離せなくなる。さすが名優仲代達矢だ。そんな中、仲間思いの中国人高と、女性の幸せを求めてやまない娼婦楊春蘭との堅く切ない愛が観る者に涙を誘う。沖島を演じた山村聰も微妙な役どころを好演。宮島義勇の鮮烈なカメラワークも言う事なし。今作の後半には、日本軍憲兵の戦慄の非道さがリアルな描写と共に浮き彫りにされてゆく。そしてこの作品の持つテーマ性が、ますます重みを増しのしかかってきます。
10点(2004-01-17 16:39:02)
259.  卒業(1967)
この映画は、ある意味で「よくぞやってくれた! !」みたいな代表的な例で、当時のアメリカの若者達に熱狂的に支持されたのが良く分かる。やはり圧巻は、サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」と共に浮き彫りにされる、“花嫁略奪”というド肝を抜くラスト。この有名なラストシーンがあるからこそ、感動の青春喜劇?の傑作となり得たのではないだろうか。まぁ、それくらいインパクトのあるラストシーンであったわけです。しかしこの映画の最大の立て役者は、ダスティン・ホフマンでもなければアン・バンクロフトでもない。そう、間違いなくサイモン&ガーファンクルの甘く切ないメロディーだと、個人的には思う。
8点(2004-01-17 15:26:33)
260.  遊星からの物体X
前作の「遊星よりの物体X」はデカい怪人が人を襲うという、古典的な作風の怪物映画だった。本作は不気味な造形が見どころのサスペンス仕上げの映画となっており、緊張感、恐怖感ともども文句なし。エグくて、ヘンてこなモンスターが「出るわ出るわ」でサービス度は満点。マニアには垂涎の逸品でしょうね。
7点(2004-01-15 10:02:15)
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