241. カッコーの巣の上で
何も映ってないテレビの画面に向かってマクマーフィが、野球の実況を始めるところで、いつも泣いてしまいます。名場面です。他のみなさんは? 10点(2003-11-05 01:08:11)(良:1票) |
242. 刑事コロンボ/二枚のドガの絵<TVM>
これは傑作です。ラストの一瞬で犯人の目論見がすべて崩れ去る大団円は圧巻でした。思わず「ア!」と言ってしまったです。 10点(2003-11-05 00:37:56) |
243. 刑事コロンボ/忘れられたスター<TVM>
これ大好きです。推理ドラマとしてより、人間ドラマとして。シリーズ中、もっともしんみりと感動的な作品。ジャネットリー綺麗だな・・・・。 8点(2003-11-05 00:35:03) |
244. 刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM>
コロンボが、けっこう身奇麗ですね。記念すべき第一作なせいか、まだコロンボのキャラクターが固まってない。しかし、この作品でのコロンボの執拗さは、見てて怖くなる。情け容赦ないものな。 7点(2003-11-05 00:31:52) |
245. 泥棒野郎
ビデオで見たのですが、これは笑った笑った、特に前半は絶好調ですな。後半の銀行強盗する仲間に元映画監督の親父がいて、他の仲間に、あれこれ演出するのが、いやもう可笑しいこと、可笑しいこと。とことんナンセンスだけど、ロマンチックなところも按配を心得ていて、頼もしいことこの上ない。カメラなんか、すごくラフに撮ってるみたいだけど、それがまたいいのです。 10点(2003-11-05 00:26:10) |
246. ブロードウェイのダニー・ロ-ズ
これはもうチャップリンですね。「ライムライト」を思わせる。NYを根城にしている芸人の哀歓が、こっちに伝わってくる。売れない芸人ばっかり出てくるけど、そんな彼らがとても愛しい。NYでデリカッテッセンの前で、ミアファローと仲直りするラストは、暖かくて切なくて、ささやかだけど、モノクロの画面も素晴らしい。アメリカのショービジネス界で、陽の当たらない生き方をしてる芸人たちへのアレン一流の暖かい賛歌だ。そういえばスコシーシもナイトクラブの芸人を描くの上手いですね。 10点(2003-11-05 00:21:53)(良:1票) |
247. カイロの紫のバラ
アレンは、下敷きにするのが上手い。これはキートンの「探偵学入門」が下敷きになってるけど、映画好きには、たまらん映画ですよ。あまり何も言いたくない。本当に美味しいもの食ったら、グチャグチャ言わずに「うまい!」と言えばいいし、実際それしか言葉は出てこない。 10点(2003-11-05 00:14:39) |
248. 桜桃の味
映画的技術を極限まで排した映画作り、それでいて何て豊かなことか。乱暴な言い方をすれば「何もない」映画なのに、この豊かさは只事ではない。比べるのも大人気ないがハリウッドは、やれCGだ、制作費ウン百億だとか大騒ぎして、あの貧しさ。この差は何だろう?そしてこの映画が投げかけるテーマの大きさ、深さ、それでいて頭でっかちのテーマ主義とも無縁だ。悟り済ましたところもなく、捻りも、盛り上がりも、意外性も、ナイナイづくしで、それでいて、この豊かさは何だ?自殺をテーマにしながら、伝わってくるのは、優しい大らかな人間賛歌、いやこれは人生賛歌というべきか。感涙に咽ぶような映画ではない、車を運転する男、石と埃っぽい道を、ただ撮ってる、それだけで、何か大きな意志、優しい眼差しを感じる。墓場に持っていきたい映画だ。 10点(2003-11-05 00:03:09) |
249. ベン・ハー(1959)
何も覚えてません。死んだ親父と超満員の今はもうない梅田グランドで見たのですが、とんでもないスケールの映画を見たという印象は強烈に残ってます。戦車競争の場面は何度か客がどよめいてました。 8点(2003-11-04 22:37:30) |
250. 鬼畜大宴会
これはもう確信犯だね。客を不快にさせるために、知恵と工夫を凝らしたその努力を買おう。おそらく、みんなでゲラゲラ笑いながら撮ったんだろうな。二度と見たくない映画ではあるが0点という点数はこの映画への僕なりの最大の誉め言葉という逆説も含んでる。 よくやる、本当によくやるよ、こいつら。 0点(2003-11-04 22:33:49) |
251. 愛する(1997)
原作に比べると、いささかソフトにすぎるきらいはあるけど、良心的な映画です。主人公の女性、森田ミツには実際のモデルがいるらしい。信じようと、信じまいと、こういう人を神様は根絶やしにはしない。でも、それをドラマ化すると、現実の方が、あまりに劇的で、かえってうそ臭く見えてしまい、それがこの低い評価の原因ではないでしょうか。 8点(2003-11-04 22:27:59) |
252. ほしをつぐもの
ずいぶん、ボロクソに言われてるな・・・・・。俺好きだけどね。子役が下手だという意見があるけど、下手でいいんだよ。なまじ、児童劇団でございみたいなのが出たら、もっと見てられないと思うよ。見たあとの、後味はすごくよかった。たけし扮する、山の叔父さん(実は狼の化身)が印象的だったな・・・。ちょっとデルスウザーラみたいだった。 8点(2003-11-04 22:15:03) |
253. エーゲ海に捧ぐ
内容は、もう全く覚えていません。映像がきれいだったこと。エロかったことくらいしか印象に残ってない。でも異業種初監督作品としては、まずまずだったかな。池田万寿夫さん、俺の親父の同級生だったらしいです。親父から一度聞いた事があります。 5点(2003-11-04 22:08:51) |
254. ショート・サーキット
家族揃って見られる。見た後、とてもいい気分でした。こういう映画も創ってほしいね。 8点(2003-11-04 22:05:13) |
255. エルム街の悪夢(1984)
お化け屋敷の感覚でキャーキャー言って見るには、もってこい。無邪気でいいじゃないの。 6点(2003-11-04 13:45:45) |
256. まあだだよ
みんな、この映画を貶すんだけど、僕は大好きです。亡き淀川さんが、この映画を大嫌いと罵倒したおすぎを「老人には老人にしかわからないことがある。若造のお前が生意気なことを言うんじゃない」と叱り飛ばし、その後でこの映画がジョンフォードの「長い灰色の線」へのオマージュであることを具体的に解説、おすぎが「不勉強だった」と反省した話を聞いたことがある。「男」の先生と「男」の生徒でやってるところがこの映画の命。「黒澤の自画自賛はないの」と揶揄する人もいるが、身近に尊敬できる年長者を持っている人なら、この映画の良さはわかるはず。素晴らしい映画です。大好きです。 8点(2003-11-03 02:37:55)(良:1票) |
257. 夢(1990)
黒澤映画の晩年の3作品、みんな待ってましたと、貶すけど素晴らしい映画だと思います。第1話の「日照り雨」だけでも傑作に価すると思います。 8点(2003-11-03 02:36:53) |
258. ハウス/HOUSE(1977)
この作品そのものが「映画」へオマージュを贈る、絢爛たるCMだと思うと、スンナリ見られる。ハチャメチャだけど、その底に、大林監督らしい「映画」への礼節と尊敬が感じられて好感が持てます。好きです。 8点(2003-11-03 02:32:32)(良:1票) |
259. SADA 戯作・阿部定の生涯
大林監督のファンを自認する僕も、これはちょっと・・・・。このテーマを取り上げるには、監督はあまりに純情すぎると思いました。頑張って撮ってるんだけどね・・・・。勿体無いな。 4点(2003-11-03 02:28:46) |
260. 青春デンデケデケデケ
出てる人がみんないい。ギターを弾く人間にはたまらん映画。とにかくいい!10点じゃ~! 10点(2003-11-03 02:25:56) |