241. ポイズンローズ
ブレンダン・フレイザー、モーガン・フリーマン出演と言うことで鑑賞。前者は見た目と言い役柄と言い目を背けてしまう気の毒な姿。後者は街の大立て者の雰囲気は何となく出ていますが極悪の「ご」の字も無い拍子抜けな悪党。ハードボイルドを気取ったトラヴォルタでありましたが、のっそりした身のこなしでのアクションが微笑ましい。ハナシとしてはそこそこだったので演出の拙さが際立つ作品でした。 鑑賞後DVDジャケットを見てビックリ。誇大広告、詐欺の部類かと。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-05-10 00:22:44) |
242. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
《ネタバレ》 余命幾ばくもない男二人の海を目指す逃避行。都合よく大金が転がり込み、都合よく追手のギャングと警察が間抜けなのでリラックスして観ることが出来ました。マーチンの肝の据わり具合に好感。ルトガー・ハウアー登場に「ホントに?」リプレイ「ホンマや!」 ルディが全く病人に見えなかったのが何だかなぁですが、カラリとした味わいがあった作品です。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-05-09 00:20:47) |
243. スパイ・ゲーム(2001)
《ネタバレ》 退任まで1日でどうやって救出するのか? 回想録が続くのは当然かと。ドイツとレバノンのシーンで自己愛に満ち約束を屁とも思わないCIAのセイギカンが見応えあり。サイドショー作戦をディナー作戦に書き換えメデタシメデタシに終わるまで野暮を承知でシーアイエーはこんな間抜けな組織なのか・・・馬鹿らしさで1秒も盛り上がれず。 レッドフォードの白すぎてシワシワのお顔が寂しかった。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-05-08 12:24:56) |
244. アンダーグラウンド(1995)
「黒猫・白猫」のハチャメチャさに大いに楽しませて貰えたのですが、同じようなテンションでありながら「もう、いいから、くどい、つまんない」サッパリでした。 「昔ある所に国があった」1941年から1992年迄その国でのマルコ、クロ、ナタリアの喜怒哀楽が描かれていますが、彼等の心の内を考えようとしても馬鹿騒ぎに邪魔されて、長さにグッタリさせられました。 葬儀から窺える巨星チトー大統領亡き後あっという間にバラバラになって殺し合う国々が再び一つになる事は夢の又夢を感じるラストシーンに点数を。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-05-07 19:30:13) |
245. スクープ・悪意の不在
《ネタバレ》 髪型に時代を感じたミーガンの独り善がりな記者魂に煮える。堪忍袋の緒が切れたマイケルの逆襲に「ここからや、ギャフンと言わしたってや」期待が高まったのですが。全く盛り上がらず、宿敵同士のロマンスに集中が尽きて寝落ち。 気を取り直しての再見でしたが、司法省のオッチャンが美味しいところを持って行ってのお開きにカタルシス無くイマイチワケワカメで更に再見で何とか分かった次第。いくらポール・ニューマンが渋くても地味に過ぎる復讐劇は物足りないものでした。 公人のスキャンダルをほじくり返してドヤ顔の「〇〇砲」も悪意の不在を盾にしたセイギカンなのか考えるところです。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-05-06 16:46:31) |
246. ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
休みが一日だけ一致した娘と共に鑑賞。 その昔家族5人で熱中したスーパーマリオ64。 大迫力映像に魅入り無敵モード音楽に鳥肌。 大満足で劇場をあとにして二人で思い出話に花を咲かせたひととき。 製作に携わった皆様に唯々感謝であります。 [映画館(吹替)] 9点(2023-05-06 13:10:47)(良:2票) |
247. スティーラーズ(2013)
質屋にまつわる3つのハナシが絡まり合う。登場人物達が昨日観た作品の100倍1000倍お粗末さで言葉もありません。イライジャ・ウッドの家族が観たら泣きそうな役柄を引き受けた理由を知りたい。ブレンダン・フレイザーのおバカぶりがギリギリ見れたところに点数を。 [インターネット(字幕)] 3点(2023-05-04 21:18:45) |
248. 狼たちの報酬
《ネタバレ》 ケヴィン・ベーコン、アンディ・ガルシア、ブレンダン・フレイザー、フォレスト・ウィテカーでこの邦題、期待するのは私だけでしょうか。騙された私がアホやねん♪ですわ(憔)4つのハナシが一周回って元の位置に何とか繋ぎ合わせたところに1へぇですが、無理矢理感に白けると共に全員のお粗末な振る舞いに激萎え。ブレンダン・フレイザーの棒読み台詞に苦笑ですが無言の佇まいはなかなかのものでした。+3点 [インターネット(字幕)] 4点(2023-05-04 01:59:40) |
249. ウソはホントの恋のはじまり
あなた好みの女になりたい♪ 男性版なお話。 価値観はまだしも趣味趣向を完全一致させる必要がどこにあるのか。 魅力皆無の小利口な青年のウダウダぶりが退屈で寝落ち寸前。 尺の短さだけが救いだった凡作です。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-05-02 16:29:59) |
250. ショック療法
《ネタバレ》 観たいと思ってから49年。 サウナから海へ駆け出す全裸男女に、思い出しました。当時の「スクリーン」だったか「ロードショー」でアラン・ドロンが全裸になる記事を。 来た来たっ! 来たああああああああ! ボカシ無しのスッポンポンのお姿ああああ! 全盛期の男前に後光がさしており、眼福のお宝映像でありました(恥ずかし・・・) お話は若返りでの弱肉強食といったところで、真実に迫るアニー・ジラルド(彼女もスッポンポンで楽しそうでした)がまぁまぁかなといったところ。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-05-01 16:38:11) |
251. モーリタニアン 黒塗りの記録
数ある拷問シーンで母親に関する件に、世界の警察官様もテロ組織と目くそ鼻くそを感じるところ。一方で中佐や弁護士、本作を作り上げた方々に米国らしさを見ることに。骨と皮になっていないスラヒが意外で聡明さが印象深い。9.11事件のご遺族は本作をご覧になればどのように思われるのだろうか? 考えさせられるところが多い良作です。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-04-29 12:05:35) |
252. ファースト・ワイフ・クラブ
女性3人のドタバタもでのダイアン・キートンは似たような他作の時と同様に大根芝居が見てられなくイライラする。 男性3人の振る舞いに怒り心頭、以降は退屈で目を開けてるのがやっとの状態。 シンシアも男性3人も活かされていないお粗末な脚本で女性3人がギャアギャア喚いてるのに萎える。 マギー・スミスの出演理由を知りたいところ。 ゴールディ・ホーンの51歳には思えない可愛い姿に点数の全てを。 [インターネット(字幕)] 3点(2023-04-28 13:19:32) |
253. みんな元気(2009)
子供達の将来に期待をかけて懸命に働いてきた父親。私が頑張っているのだから子供達も頑張るべき。愛してやってるのだから愛し返せ。乖離していた親子の思いに旅を通じて気づく親。元気が一番、普通で上等が身につまされる作品でした。真面目なお父さんもデ・ニーロが演じると魅力的なのが流石名優。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-04-26 15:58:14) |
254. フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い
育ての親を殺された養子4人の仇討ち話。強盗殺人に見せかけて実は・・・真相に迫る過程はそこそこ見応えありましたが、ママと子供のエピソードが殆ど描かれておらず、単なるドンパチものにしか見えなかったのが残念。中山秀征似のテレンス・ハワードとキウェテル・イジョフォーが印象深く、持ち味を存分に発揮した狂犬ぶりを見せるマーク・ウォールバーグはまずまずかなといったところです。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-04-25 16:17:35) |
255. レイトナイト 私の素敵なボス
トーク番組の司会者として30年、43回エミー賞受賞した超絶優秀なキャサリン・ニューベリー。子供・友達を作らず、名前を覚える気が無く番号で呼ぶ部下に対して暖かみのカケラもなく、気に入らないと剪定するように「クビよ」と言い渡す。そんな女王様が視聴率低下で降板の危機に見舞われる。新スタッフとしてインド系アメリカ女性モリーが加入して。何となく先が読める展開で落ち着くところに落ち着いた結末。目新しいところは製作・脚本も兼ねた才媛振りを見せるミンディ・カリングが唱える人種の多様性ですが、くどすぎて白けてしまいました。 還暦には見えないエマ・トンプソンの役作りは惚れ惚れするところで溜息が漏れました。 「褒めて育てる」とは無縁の切った張ったの職場の厳しさが描かれた小品です。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-04-25 03:40:08) |
256. 名探偵コナン 黒鉄の魚影
ジンと灰原の手に汗握る対決に期待を寄せて「時計じかけの摩天楼」以来の劇場鑑賞。コナン君の無双ばかりで期待はずれに終わりました。 [映画館(邦画)] 5点(2023-04-24 13:46:52) |
257. ゴーン・ベイビー・ゴーン
《ネタバレ》 何の気なしに本サイトを見て(反省)強烈なネタバレ食らって(自己責任)からの鑑賞。 少女誘拐事件の真相に迫る探偵サンのお話。 皆が子供の為に良かれと思っての行動ですが、無理筋過ぎて白けます。 極め付けが探偵サンの正義感。怒りにかられて無抵抗者を後ろから撃ち殺しておいて一応悩むけど頬被りしたままブタ箱に入らない者が説く遵法精神に「どの口がそんなお説を垂れるのか!」 全編に亘って皆の「ご都合主義」にまみれた正義ヅラに監督のドヤ顔が重なる不快な作品でした。 諸悪の根源ヘリーン演じたエイミー・ライアンのリアル屑っぷりに喝采 +3点 [インターネット(字幕)] 4点(2023-04-24 13:33:54) |
258. サボテンの花
《ネタバレ》 TVドラマ「だいこんの花」同様に沁み入る主題歌に加点。本編はかの作品とは真逆のドタバタラブコメ。無駄な人物がいない中で主役三名が輝いています。身勝手に過ぎるウォルター・マッソー、妙な倫理観で話をかき回すゴールディ・ホーン、そしてそして遅咲きの花を咲かせた大女優イングリッド・バーグマン、三位一体での展開がお見事。バーグマンの盆踊りのような歯医者ダンスに拍手喝采。マッソーの泣きっ面を今か今かと待っていたので結末には不満ですが固いことは言わんほうが良いのでしょう。秀作を堪能出来ました。 [インターネット(字幕)] 8点(2023-04-23 23:39:04)(良:1票) |
259. 高慢と偏見(1940)
《ネタバレ》 ベネット一家のお母ちゃんの銭ゲバぶりにイラッとするわ笑わされるわ強烈なキャラでした。その他にも英国お貴族様の嫌らしさ滲む面々に辟易。喋るマネキンのようなローレンス・オリヴィエよりもグリア・ガーソンが高慢に見えて白け通しでありました。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-04-23 03:24:50) |
260. ザ・ホエール
ブレンダン・フレイザーのオスカー受賞作品と言うことで劇場へ。鬱から過食、辛い低迷期を乗り越えての復活劇で、自身の芯からの叫びのような熱演に拍手。舞台劇の映画化ということでピザ配達員含めて6名による室内ワンシチュエーション作品。おぞましいと言うより痛々しい余命僅かの超肥満男の妻子への贖罪に信仰心と「白鯨」を絡めた展開はダレる事無く見応えあるものでした。 [映画館(字幕)] 7点(2023-04-23 02:44:35) |