Menu
 > レビュワー
 > アルメイダ さんの口コミ一覧。13ページ目
アルメイダさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031
>> カレンダー表示
>> 通常表示
241.  シービスケット 《ネタバレ》 
劇場で見た映画は二年くらい前の、海の上のピアニスト までさかのぼります。映画館に見に行く気にさせてくれた、 好きな競馬を扱った映画ということと、トビー・マグワイア が好きなのでそれに感謝です。二年も映画館に行ってない私を その気にさせたのですから、甘めの評価ですが・・ というのはあまりに宣伝とかから予想できる展開と内容、 競馬が好きだから古くはハイセイコー新しくはナリタブライアン (こちらは騎手乗り代わり等で)またはあらゆる競走馬に まつわる実話に慣れ、映画の感動はそんなに・・でした。 前半の馬主中心のエピソードは(タッカー)を思い出しました。 ジェフ・ブリッジズだからか車事業だからか・・ その手のたたき上げ映画も好きなのですが、やはり見る人を 決めたほうがいいと、騎手にしましたから・・ ちょっと長かったのと人物がややこしかったかな。 でも騎手と主役の馬が動き出し、映画の娯楽が楽しめ、 不覚にも何回か自然に泣けた。どわーっという感動ではなく、 自然に爽やかに。終わりも自然でいいかも。 映画的に見ると、最高のヤマ場は勝ち続けるあたりではなく、 一番の主役の馬と主戦騎手がほんとの一体となる後半。 ここらをもっと書き込んでほしかった・・馬主は苦労し たたき上げ成功したけどそれより、騎手と馬が大事。 競馬好きから見ればそう思う。3人を書ききるのは難しい。 映画館で見てよかった。DVDだけではたぶん蹄鉄の音や 広がる映像は存分に楽しめない。けど一度映画館で見た 作品だから脳裏に残り、DVDでも見られると思います。 もちろん出たら買いますよ。3人の目で見られるし。
7点(2004-02-10 05:45:15)
242.  スパイダーマン(2002) 《ネタバレ》 
このての映画は独特の暗さのある、ディック・トレイシーと バットマンしか見たことはなく、また失敗かなと避けてたんですが・・コレは違う。独特の青暗い世界じゃなく(あるにはあるけど)スーパーマン的な爽快さがありますね。嫌いではないなと思い、いや好きかもに変わっていくかも。監督から入るので、 サム・ライミのカメラワークに変な感心と懐かしさを覚えた。 ここが(死霊のはらわた)だ~!と喜んで見てたんですが、 ブルース・キャンベル、どこに出ていたのか?? 気づいた方います?脚本も影があるヒーローアニメと好意的に見てたら、ゴブリンがサーフボードみたいなのに乗って登場。 そのあまりに近代的でちゃちな悪役に笑い覚めてしまった。 けど(ゴブリンがねえ・・)と減点しつつ、なぜか気になって しまうおかしさ・・トビー・マグワイア好きなので、やはりDVDは買う予定。ほんとは演技派ですので、(シー・ビスケット)と比べてみても面白い。
7点(2004-02-08 22:59:11)
243.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 《ネタバレ》 
実はディカプリオが苦手で彼の出演作品はこれが初めてで、タイタニックも途中で見るのをやめたくらいです。見終わってもやはり苦手でした~ファンのみなさんごめんなさい。好みの問題なので良い演技をしたことは感心してます。これはスピルバーグ初のサスペンスコメディで実話ということで見たわけですが、トム・ハンクスがケビン・スペイシーに見えました・・ 実に良いです!あと、クリストファー・ウォーケンの柔らかくうさんくさい渋さ。終わったあとなにかしっくり来ない物足りなさは、たぶんこの作品が正攻法で今では古い見せ方なのでしょう。 でも真面目に集中して見ていたわけではないのに、ほとんど要所のセリフや展開を覚えてるんです。特に、トム・ハンクスが電話で(かける相手がいないんだろう)このシーンはこのコメディの本質を表しています。笑えるほどに孤独な詐欺師。撮り方としては、相変わらず光の使い方がうまい。キッチンで母親と息子が会話するシーンでよくわかりますが、E.T.や未知との遭遇を思い出します。映像の人なんですね。 脚本や展開につじつまあわせが見られるのも、やっぱり変わらずなんか妙なところで安心。ジョン・ウイリアムスも専属になってしまいましたが、いらないところで音楽鳴らさなくてもと。SFならいいですが・・私だけかもしれないけど、スピルバーグに近いのはフランク・ダラポンと思う。広がる映像美や音楽に泣かせる展開・・映画館で味わう映画。ダラポンはキングという脚本に恵まれましたが・・
7点(2004-01-20 04:40:42)(良:2票)
244.  ベイビー・トーク
これは、トラボルタファンの私が避けて通れないシリーズ。彼の出演作でよいものは、DVDで揃えようと思ってますが、これは買うには高い。ネットレンタルを最近はじめたんですが、見て正解のほう。 このコメディはいいと思う。ラッキーナンバーは合わなかった。こちらのほうのトラボルタが、自然でコミカル。ママ役を、ずっとブルック・シールズと誤解してた・・ オープニング、この一作目は衝撃的でした。初めて見たのもありますが、生理的に受け付けない。でもまあ、子供の使い方はよいし笑えるし、なぜか全編に流れてるノリのいいオールディズに加点。精子がビーチボーイズはちょっと・・トラボルタはほんとに色んなのに出てたんですね。目の表情がいい。採点甘めですが、斬新なアイディアとして。赤ちゃんの声は吹き替えがよかったけど、吹き替えにすると大人まで吹き替えになっちゃうのが残念で、字幕で見ました。実はトラボルタの眠たそうな声、好きなんですよね。
7点(2004-01-03 19:18:01)
245.  張り込み(1987)
ドレイファスが好きなので甘めにしました。けど、それ以外に、 ドレイファスがエミリオ・エステペスと、なんとなくマリオブラザーズなお顔と いうことを発見したのと、(チャーリーとエミリオは似てない) ユージュアルサスペクツのころの、ガブリエル・バーン似の 犯人がなかなかよかったので。12モンキーズもだけど、薄い髪と合うマデリン・ストーも目がいってる。キメは、感動なし初期スピルバーグを思わせる、子供らしい笑いのセンスとコメデイなのに、B級っぽいドラマ風にまとめたジョン・バダム。なんと、サタディ・ナイト・フィーバーも作ってたんですね・・ 変に安心して見られました。続編も見る予定。
7点(2003-12-25 13:39:11)(良:1票)
246.  ドライビング Miss デイジー
長く静かで退屈な映画ではありましたが、ラストには思わず涙・・ (いつまでも友達ね?)こんな関係いいですよんね。ジェシカ・タンディでしたか?彼女は、また私のお気に入りの映画にも出ていました。(白い犬とワルツを)これは、アメリカでは、TV映画だったらしく、日本でも邦画として上映されました。どこにでもいる気丈な嫌味なしっかりしすぎるおばさん・・この、どこにでもいるリアルさって、映画の中での演技ではうまい人じゃないと自然にできません。あと、大好きな、運転手役の、モーガン・フリーマン。この二人の演技だけで引っ張った名作。
7点(2003-12-07 12:34:37)
247.  12モンキーズ 《ネタバレ》 
これは、結構気に入ってて、サントラも持ってます。ただ、音楽はよいけど(この素晴らしい世界)映画としては・・娯楽です。まったくのわかりにくい娯楽。好きなんですが、ものすごく好きなものは、何度も見返すのですが・・これは、ややこしいところがあり、まあ今度また見たいな感じで、それほど(バックトゥザフューチャー)見返すタイムスリップものではありません。主役の、ブルース・ウイリスが苦手なんですが、なんとラストで同情して泣いてしまいました。(おいしい役)演技は、助演ノミネートされた、ブラピが憎いです。変!精神病院に入ってるときのが切れてますが、それよりも後半、動物を逃がすボス役のさめたセリフがよい。ブラピが一番まともだったんだと、未来でわかるんですが・・細菌をばらまく科学者役が、デビット・モスだとは・・脚本は面白いので見ごたえはあります。後味もこの監督らしく何か残してます。
7点(2003-12-07 12:28:19)
248.  二十日鼠と人間(1992) 《ネタバレ》 
俳優としては、よい脇役で有名なシニーズですが、監督もやってたんですね。彼は私のお気に入りな俳優のひとりです。うまくていい味出せる脇役さんなんですが、今回は食われてます・・ジョン・マルコビッチに!この人もなかなかの役者ですから、シニーズとしては不運ですね。この作品は、レ・ミゼラブルとスケアクロウを足したような特徴を持ってます。品があり、忍耐のいるシーンはコミカルで日常的で退屈させない、後半からラストにテンポアップしラストに自問自答する・・どうにもならない現実が鮮やかに、リアルでいて小説のように残ります。この冷めたキレのよさと、穏やかで日常的な平和さのギャップ。これらの作品は人物描写が淡々と描かれてますから、うまい役者だと苦にならないんです。舞台的でもあります。
7点(2003-12-07 12:14:04)
249.  未来世紀ブラジル 《ネタバレ》 
スピルバーグの「1941」を面白いと思えるまでにかなり時間(年)がかかりました。 あれも2回目を観るまでは理解不能で記憶から消していた作品・・ これも今回が2度目で1度目は全く理解不能でした。 今回なぜか観たくなったのも時期があったからでしょう。 感性で観る難解な作品ということで、 最近「オープン・ユア・アイズ」にはまり、 「バーディ」「キューブ」といった ああいうたぐいの答えのない作品に慣れて、 そういえば「未来世紀ブラジル」を前に観たことを思い出したのです。 自分からこの作品を観たくなったのです。 テリー・ギリアムのファンなわりにこの作品の世界は理解できなかった・・ 今回も完璧に理解できたわけではないのです。 前回観たときのラストの暗さ怖さは今回もありましたが、 なんとその怖いシリアスさのあと感動までしてしまいました。 なぜこの作品で感動したのか?? オープン・ユア・アイズのような夢の世界もちりばめられ、 しかもデ・ジャヴか夢かもわからない後半・・ 主人公に感情移入してしまいました。 全編に流れる♪ブラジルという明るい曲は、 音楽でもあり登場人物が口ずさむ理想郷です。 未来のいつかはわからない設定ですが、 なんというレトロさとの融合。 「宇宙戦争」のようなレトロさ。 「華氏451」のようなレトロ未来感のほうが近いかな・・ 管理社会で融通がきかないことは、 今の社会よりもシビアです。 テロという題材もこの監督には楽しく破壊する反体制の娯楽でしかありません。 キューブリックの生き残りというよりも、 わかりにくいスピルバーグといったほうがいいかも。 もうすみずみまでお金かけてるなぁといつも思うのです。 あいかわらず中だるみの感があるところもいつものこと・・ それ以上にラストが秀悦なのです。 破壊し放題で夢でごっちゃにして、 実はそれが理想郷が夢の中でしかなかったという、 もしかしたら近い将来なのではないかとさえ思うのです。 コメディも面白いとよく見たら笑えます。 
[DVD(字幕)] 7点(2003-12-07 12:05:25)
250.  マッド・シティ 《ネタバレ》 
狼たちの午後を、また見たくなりました。そして、ネットワークもまた思い出しました。このふたつの作品と比べると、切れというかピントがぼやけてますが・・本作品は、結末を先に知って見たので、新鮮味とかはなかったです。ただ、このふたりの演技はすばらしいです。DVD特典の解説にあります。ホフマンは、自らこの作品出演を熱望し、条件をつけたそうです。トラボルタに犯人役をさせること、それが叶わなければ降りると言ったらしいです。これを読んで、なるほど、他に適役はいないよなあと、やはりうまい人が見る目は違うと感心しました。筋を知っていたので単なる社会派報道映画と割り切り、傍観者の目で観てしまいましたが、演技のうまい人はそれだけでいい。この結末も筋も知っていたさめた目で観ていくうちに、トラボルタを可哀そうとも思わずただ、テレビの前でまだかと次を読む自分が居ました。恐らく結末を知らなければ、あのラストになんともいえない気持ちになっていて、筋も知らなければ深く考えるかもしれませんが・・ あと、館長は、グィネス・パルトロウの母です。羊たちの沈黙の犯人も出てた・・これは、大好きな、狼たちの午後と関連性があるので、保存用に買いました。
7点(2003-12-01 07:25:37)
251.  歓びの毒牙 《ネタバレ》 
ダリオ監督の作品・・やはり好きかもしれない・・  この作品は初監督作ということなのですが、  「サスペリア2」とほぼ同じです。  ただしオチは違うのでまた新たな面白さが・・  どちらが好きかといえばホラー色の強い「サスペリア2」の方ですが、  こちらは初期作ということを考えればかなり洗練されています。  音楽もおなじみの妙に明るい子供の賛美歌みたいで、  カメラワークもまるで日本の足立美術館の窓のような奥行き。  わかる人だけわかるたとえで申し訳ない(苦笑)  足立美術館の渡り廊下からガラスのない窓がたくさんありまして、  それは額縁のような役割で外の日本庭園が絵画のように見られるのです。  まさしくこの監督の作品に登場する広角図は絵画です。  無機質でいてその中で踊る犯行現場は美しくもある。  バラバラにされた紙芝居がラストに繋がる見事さ。  映画というよりも絵画を見ながら推理小説を読むような錯覚・・  サスペリア2はこの作品のページを充実させ、  訳注をつけずに挿し絵を入れて面白く読ませたヒット作なのです。  ・・と思えばわかりやすいかも。  ただし人間の根本的に持つ弱さを描いた、  トラウマ殺人の娯楽と怖さではサスペリア2にはおよばない。  それはやはりトラウマ(良い意味で別解釈されれば恋愛症候群とかになる)  それにたいする狂気やおびえといったものが、  被害妄想のようなものであるから本作品はあまり説得力がない。  サスペリア2はもう幼少時からの難解なトラウマからによるもので、  ここまでいけばもう息子役が哀れで見事としか言えない。  引き立つ母親の狂気はもう怖さを越え笑うしかなくすごい作品でした。  この両作品の共通点はトラウマ、  犯人は複数、  犯人は黒手袋で声に特徴、  主人公は外国人、  主人公は犯行現場に立ち会った・・    まさしく松本清張や横溝正史の世界(ちと違うか)  
[DVD(字幕)] 6点(2006-09-21 07:56:07)
252.  バーバー 《ネタバレ》 
もしかしたら白黒ということで得しちゃってる作品かも・・  白黒というだけで不気味だしクールだし、  最近の映画によくあるワンパターンの青黒い色調に比べれば、  白黒の観客の個々に想像できる美しさといったら・・  この作品を借りたきっかけは「シンプルプラン」でビリー・ボブ・ソーントンを見て。  期待通り存在感のあるいい役者さんですね。  このての役者は主役に回るとイマイチなんですが、  うまいんですね~  こんな抑えた普通の役ができるなんて(でもやはりクセはあるんだけど)  全体的にゆったりして淡々と流れていくので、  時折飽きたりもするコーエン兄弟の作風。  お話自体は好きなほうです。  普通の人がほんのちょっとでいいから今より幸せになりたい。  しかしそれはほんのちょっとどころかどこかがずれてしまい、  自分の周りがばらばらのパズルのように壊れさる。  結局は分相応でいれば一番幸せだったんだ。  その居場所に気づいたときには元には戻れない・・  あれっ?「シンプルプラン」とおんなじだ・・  「ファーゴ」のほうがさらに似てるらしいんだけどね(苦笑)  「スモーク」の救われない版と例えるのも変・・?  どうしょうもない普通の人の願われない幸せ、  いや、さらに庶民のあがくより以下の底辺の恨みや混沌さを描いていたのが、  黒澤監督の「天国と地獄」という作品なのですが・・  こういった見終わったあと悪い奴をあざけりながらもすかっとせず、  もしかしたらこの底辺の庶民を非難しきれない自分がそこにいて、  居心地の悪い映画だったとか国全体の重いピラミッド社会の責任だとか、  気分悪いくらい重い後味なのに何年も残る映画・・  
[映画館(字幕)] 6点(2006-09-21 07:36:03)
253.  CUBE ZERO<OV> 《ネタバレ》 
政府の要員のような一味が出てきたときはさすがに、  (出たっ!)  出すか普通?とも思ったのですが、  逆にあの漫画っぽいいかにもな役人は悪くはない。  「SAW」のような鍵を飲んだ男を掻っ切るというシーンがあったり、  もう全体的には「SAW」のそれも2に近いものがある。  「SAW2」を観たときに「CUBE」に似た感じだと思ったのですが、  あれは犯人のSAWと刑事の場面と地下のトラップ(CUBEみたいなの)の、  場面の組み合わせがうまいこと最後に組み合って面白かった。  たぶんCUBEの製作者もそれならSAW2をやろうか(爆)と、  そう思ってしまうくらいよく似た作りになっています。  そんな風に見ていくと意外と面白いのですよ。    いつもどおりのCUBEのワンパターンの中に、  どこかクラシックな感じの演出に内部の職員。   このふたりのうちひとりつまり主人公が監視カメラで気になった被害者の女性に興味。  予想通りにトラップ内部に入り助けようとするんですが・・  さらに上層部がかけつけるからCUBEの本当のファンはそこまで見せなくてもとは思いますよね。  この監視カメラのあるコンピューター室の場面と、  トラップでもがく被害者たちの場面が「SAW2」とよく似た構成。    どちらがえぐいか?  いやぁ・・私はホラーはわりと平気なのですが、  SAWシリーズは大丈夫でしたしCUBEも2も大丈夫。  しかしどれと比べてもこのZEROが一番気持ち悪かったなぁ・・  塩酸みたいな気化液体に溶けてゆく人体は気持ち悪いこと!  何か食べながらは観賞しないほうがいいです。  
[DVD(字幕)] 6点(2006-09-21 07:17:25)
254.  13F 《ネタバレ》 
仮想現実は自分が存在するのか意味を見つける旅だから全然違う。  自分と思い込んでいる固体が他人であるかもしれないという違和感。  こういった世界は不思議を通り越して気持ちが悪い。    最初のほうではタイムトラベルしちゃうので、  これは殺人容疑をかけられた主人公が犯人探しの旅に出る。  過去に旅立つといってもそこは最近のSFですからコンピューターで作られた世界の中。  それでもどこか「ダークシティ」っぽいセンスを感じて嬉しかったのです。  仮想現実とタイムトラベルを掛け合わせた感じで面白いかも?  そう観てたんですが・・  真ん中あたりまでは本当に面白くてこれはこのままいけば、  「ダークシティ」より上を行くかもしれないなぁと。  世界の果ては?と車を飛ばし何もないことに気付き気が狂う。  自分の実態や世界の果てに気がつきという世界は「ダークシティ」そのまま。  ところが個々の覚醒や仮想の世界にもコピーが登場すると、  もう「マトリックス」状態になってしまいます。  マトリックスは非常にわかりやすいからヒットしたのです。  この作品は主人公がどの世界にいるべきか、  実は誰なのかさえうやむやです。    少しずつ判明していってもじゃああの時は?とか、  いちいち確認しようとさえ思わないのです。  なぜならばあまりに唐突に飛びすぎて、  例えれば本体が時代を変え(どれも仮想)あちこちの固体に乗り移る。  しかもその固体はおんなじ俳優が演じているのでつじつまが合わない。  まあバック・トゥ・ザ・フューチャー2のビフもおんなじですが、  あれはタイムトラベルだからまだいい。  しかもどの時代で傷つけられてもなぜか無事なのは変。  マトリックスもスミスは無事だろうてな具合なのか・・  とにかくあちこちのSFを混ぜて急展開に仕上げたような後半は、  アタマが変になるくらいでした。  私には合わない映画だ・・  自分が誰なのか現実はどこなのか、  哲学的な題材なのにそれを感じない。  ただややこしく足早にしただけ。  ただし真ん中あたりまでは正直面白かったので・・  一番不可解なのは、  どうにでも取れる選択眼とか観客の自由とかの問題ではなく、  何が言いたいのかわからない曖昧さを主題にしていること。  
[DVD(字幕)] 6点(2006-09-21 07:15:54)
255.  地震列島 《ネタバレ》 
何しろ特撮はあの爆破!中野監督。  突然マンションが大揺れするシーンは多岐川さんには知らせてなかったので、  逃げ惑うシーンは演技ではないのです。  特典にある監督のコメントが面白い。  割れた高速道路から火ダルマになって飛ぶ車や、  高層マンションが階段のようにつぶれてゆくシーン。  助けに来た永島は宙吊りのエレベーター。  そして一方の勝野夫婦は営団地下鉄に閉じ込められる。  これはすごかった。  燃え爆破した車両は今度は水。  「インディジョーンズ魔宮の伝説」での水が溢れ出す場面、  あれと同じ演出なのですよ。  隅田川の水があふれ地下に閉じ込められた人らは水攻めに・・  「ポセイドン・アドベンチャー」の後半のシーン・・  しかもじわじわ沈みゆく車両の向うを見るため潜るのですが、  幽霊列車のごとく死体が浮遊(爆)  流れゆく死体の描写はまるで「宇宙戦争」です。  あ、スピルバーグは邦画が好きに違いないと憶測。  パニック映画の最大の楽しみは、  いかにしてなすすべもない現実から抜け出すか。  それがある意味冒険映画に参加している観客の楽しみ。  あと夫婦たちを引き合わせる役の大滝秀治(殺虫剤?のCMで最近出てる)  これがまたえらく派手なシーンの犠牲に。  「エアポート」シリーズのようなものです。  航空機に乗ってるところで地震に遭遇し、  割れた滑走路に航空機が突っ込み爆破・・  飛んでれば助かったかも(苦笑)     ・・ダンヒル。  これ突っ込む人いると思うんですが(苦笑)  いや、私はこれが成功するなら災害時に絶対活用しますよ。  その前に泳げない潜れないんだけどね(爆)  ラストはまるで洋画のようなエンディングでしたが、  こういう映画は大袈裟にしめてもまあいいか。  それからどうなったのかを映さないところがなかなかいい感じでした。  
[DVD(字幕)] 6点(2006-09-21 07:02:07)(良:1票)
256.  エネミー・ライン 《ネタバレ》 
あれ?この映画って絶対マイケル・ベイの作品だろうなぁと勘違い。 私があまり好きではないというのはそこらの演出。 まずカメラ回しすぎだし演出がくどい。 あらゆる映画からの引用を感じました。 タイトルからして紛らわしい(爆) 同じくジーン・ハックマン出演作の「エネミー・オブ・アメリカ」とは、 比べ物にならないくらい世界が狭い。 衛星追跡とか似たような筋もあるんですがとにかく狭い。 人間関係も人はたくさん出ているもののほとんど2~3人の世界。 後半など主役とジャージの狙撃手とハックマンが出ずっぱり・・ いや、ハックマンは断った方がよかった。 どちらかというとこの役はトラボルタ(にしたら若すぎか) 主役もパッとしないのにアクションが派手で、 おまえはスパイダーマンか??と、 突っ込みを入れながら観ました。 とにかくアメリカ万歳! アメリカが共産国の戦争の仲裁をし犠牲になり正義のために戦う。 しかし「プライベート・ライアン」のように残された兵士(大尉)ひとりを救うため、 海軍は国に背を向け救い出そうとする・・ なんてわかりやすい使い古された映画だ・・ 「プライベート・ライアン」は残虐アクションを二部にわけ、 「フルメタル・ジャケット」のような狂った世界と、 家族愛や国家とは何かとかやけに大袈裟に見せていてそれもまあ正解だった。 これは大袈裟なのにソレが全く感じないんだ。 虐殺現場に隠れる主役なんてゲームのような描き方だから、 全く残酷だとか悲惨だとかは感じない。 引き合いに出す映画が有名な映画ばかりだけど、 見ててそっちのほうが気になって時間は長くは感じなかったな(爆) 私が思うに究極のオマージュは無線機ですよ。 後半の何か(女神のような)像の下に置いた無線機。 あれからのくだりは「渚にて」のまんま! 「渚にて」ではオーストラリア以外で唯一アメリカで生き残ったと期待された信号。 作品的には好きではないのだけれど、 これをサバイバル・アクション娯楽映画と割り切れば楽しめるかも。 それなりに飽きないで観られたということで5点に近い6点です。 しかしこの監督あまり知らないんだけどほんと、 あらゆる大作の演出をプリン・ア・ラモードにしたような(苦笑) 「アラビアのロレンス」みたいな横一列に望遠で撮る手法とか(黒澤とかもやってた) 筋は驚くほど単純明快なので映像を見るのも楽しいかも・・ 
[DVD(字幕)] 6点(2006-09-21 07:00:13)
257.  天国から来たチャンピオン 《ネタバレ》 
このての天国からの甦りロマンスを数見ていない人にとっては新鮮。  私はそんなには観てはいないのにかかわらず、  やはりジョー・ブラックをよろしくとオールウェイズの2作品が印象強く、  他のよく似た作品を観てもピンとこないのですよ。  そう考えればこの作品は今のあらゆる蘇りラブロマンスの元となっており、  時代からすればよくできた作品だといえましょう。  重く暑苦しくなくさらりとコミカルに仕上げてあるのも好感。  泣かせようとかは感じませんね。  それもまた好感と言いたいのだけど・・  コメデイとは知らず感動作と期待して身構えていたので肩透かしかな(苦笑)  恋愛ものを避けるくせにこういったSFが入ると興味で感動したいとか思って、  いざ鑑賞するとまた時代についていけなかったりするんですよ。  ジョー・ブラックの場合はクラシックっぽく意識して作ってはいるものの、  やはり俳優も新しい今の人だし全然違います。  それとあまりにもプラトニックなもので、  観ていて恥ずかしくなっちゃって・・  お話がかわいらしすぎるというか。  特に最後の決めシーンは「どこかで?」でフェード・アウトしてほしかった。  「バタフラィ・エフェクト」の最後はよかった。  あれからその後長ければあんなにヒットしなかったと思う。  この作品の最大の決めシーンは大人っぽい演出で別れる二人にしてほしかったり・・  このてのオチは最後に別れるほうが好きですね。  別れながら気になりつつ振りかえる(爆)  あ、でもこのパターンばかりをやられるとまたかよ!と思うんだろうな・・  それとアメフト選手というのがちょっと合わなかった。  チャンピオンというからてっきりボクサーなのだ!と勘違いしてました。  元アイデアの評価と舞台劇のような室内のシーン、  あれはよかったです。  女優さんはヒロイン(ドクトル・ジバゴなど)よりも、  妻役の嫌らしい演技をしてたほうがいいかなぁ・・  天国の執事役はよくみる顔だけどジェームズ・メイソンだろうか。  
[DVD(字幕)] 6点(2006-09-21 06:57:25)
258.  箪笥 《ネタバレ》 
この映画はさすがにスピルバーグが誉めただけのことはある。  日本のホラーを見慣れている人は不満かもしれない。  私は日本のホラーを怖くて避けているので新鮮だった。  韓国の俳優さんはもちろん見た目が日本人と同じだから幽霊としてみたら怖い。  ゾンビでもないし金髪でもないしマスクもかぶっていない(笑)  もしかしたら私は「リング」とか観たらトラウマになるのでは・・だから観ない。  脚本がまずよくできておりいわゆる「シックス・センス」オチなのだが、  詳しく書くともう観ても面白くないので書きません。  それまでがちょっとだるい。  韓国映画は初めて観たのですが中華映画と同じように、  赤を効かせた暗い観づらい演出が多い。  あれってもともとは「サスペリア」とかイタリア映画の影響なのかな。  絵として凝りに凝ったカメラワークが多いんだけど、  はじめのうちはうまいなぁ(というかヒッチコックやスピルバーグの技法ですが)と感心するも、  それがずっとだから飽きてきて(長いよなぁこの映画ホラーなのに)と思っていました。  しかし脚本がいいので頭の中では飽きませんでした。  観る映画というよりも読む映画かもしれない。  演出に既存の映画を感じさせてしまうのが難ですが、  これだけ人間の恨みや後悔が描かれていれば成功でしょう。  やはりアジアの映画だなぁと思いました。  内面を描かせたら洋画よりずっとえぐいです(苦笑)  洋画のホラーはどうしても宗教で怖がらせようとしますから、  日本人が観て見た目は怖いが内面は怖くはないのですよ。  この作品の一番よかったところは、  全部謎が解けたあとの救いようがない暗さと対照的に、  明るい音楽と背を向ける主人公のシーンです。  それからのことが今までですから(やるなぁ悪趣味だなぁ)と思いました。  ママ母が主人公に言ったひとことの展開やそれまでの家族図など、  松本清張ものみたいだなぁと感じました。  登場人物で特に気になったのが主役の女の子より、  妹役の子(少年みたい・・)と、  ママ母役の人がニコール・キッドマンとかぶり「アザーズ」が頭から抜けなかった。  
[DVD(吹替)] 6点(2006-09-21 06:53:21)(良:1票)
259.  バートン・フィンク 《ネタバレ》 
打ち寄せる波しぶきと岩。  これは最初のほうに出てきたので非常に気になった。  最後にも出てきたのでやはりなとは思ったが、  たぶん自分が映画全体に共感できず客観的に見てしまうのは、  心の波しぶきとか壁の絵の世界といったものを経験していないからかも。  共感こそできないがわかるような生理的なものを感じたのは、  壁からはがれる壁紙という不安感。  あの不安感や暑苦しさは普通の人でもあると思う。  けれど壁の絵のユートピアはどうなんだろうか?  ある程度人生経験をつんだ人や大きな仕事から解放された人、  そういう人が見れば内容がわからなくてもなんとなく共感できる作品かも。    箱の謎を明かさなかったことはとても悪趣味ではあるが良心的。  「セブン」のような後味の悪さで生きる映画ではないから。  内容の不思議さよりも単純ではあるがどうしても気になる謎がある。  「ハイル・ヒットラー!」グッドマンが後半に叫ぶあれは何??  時代設定が1941年ということや主人公のタートゥーロがユダヤ系ということ。  そんなことが関係しているのだろうか??  全然関係なく妄想で炎のナチ宣言をしているのか(爆)  たぶん強烈なるインパクトを残しているであろう、  グッドマン炎の登場シーン。  私はあまりここの描写は好きではない。  それまでひたひたといい演出だった反ハリウッド映画が、  これではバカにしているハリウッドアクションになってしまう。  たぶんそういうことが言いたいのかもしれない。  「エンド・オブ・デイズ」かと思った(苦笑)  あそこまでやると(なんだ妄想か)とわかってしまう・・   全体的には自分ら(コーエン)の野望とハリウッド映画界への風刺を、  満面にあふれさせたコップの水のような映画。  これをさすがだうまい!と飲み干すのは映画業界の人らか、  コーエン兄弟=映画通かも?と思われたい人ら。  私は映画通ではないから飲みほせはしないし、  その中身が水なのか何なのかわからない。  
[DVD(字幕)] 6点(2006-09-21 06:49:07)
260.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
この作品に関してはあまり書けないんですよ~!  何も考えないでテキトーに観たほうがいいかも・・  私は観ている最中にどうしても題名が気になってしまった(苦笑)  ジョン・キューザックは好きな俳優さんなのですが、  かえってこの没個性さが意味ありげに思え、  やはりそれでもケビン・スペイシーが上だなぁと(顔は似てるんだけどね)  そう思ってたらもう「ユージュアル・サスペクツ」がアタマから離れない(笑)  今まで観た映画と混ざる法則!!  この手の作品はやはり俳優にウェイトが置かれます。  ところがこの作品は登場人物が多すぎて別の期待をしてしまいます。  その期待とは・・犯人は誰なのか?  そのワナに陥っちゃうんですよ。  それがうっすらとわかるまである法則通りの作りですから。   デッドコースター  死ぬ順番の法則、ユージュアル・サスペクツ  全て作り話だったという法則、ロスト・ハイウェイ  自作自演の法則、これらを見事に融合させ、  霊界オチかも?夢オチかも?と考えさせます。    いらいらいら~どれなんだいったい(爆)  まさか・・  ポルターガイスト  呪われた家の法則(アザーズも)落ちじゃあないだろうな??    本当は私は霊界オチが好きなんですが(苦笑)    まあオチはあえて書きませんから興味のある方はどうぞ。  確かめてくださいな。  ご紹介した法則の映画もいいですよ♪  ここらを観ると全部似てくるんですが・・  
[DVD(字幕)] 6点(2006-05-28 15:24:24)
000.00%
100.00%
2264.30%
3203.31%
46911.42%
59515.73%
614423.84%
710116.72%
88614.24%
9365.96%
10274.47%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS