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ムランさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

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241.  最高の人生の見つけ方(2007) 《ネタバレ》 
 『余命半年、助かる可能性は1%』と宣告された二人の男(大金持ちと車の整備工)が、病室が一緒になったことで仲良くなり、『死ぬ前にやりたいことを全部やって死のう』と旅に出るお話。  とにかく序盤と終盤の出来が素晴らしい。夢を叶えるシーン(中盤)がメインになると思っていたが思いのほか短く、序盤の病気を申告された二人が仲良くなっていく様が長く、おかげで二人に感情移入しやすくなっている。  そして終盤、遂に病に倒れ息を引き取るモーガン・フリーマン(整備工の方)。遺書に従い娘と再会するジャック・ニコルソンはその後81歳まで行き生き続けた。実際彼は手術に成功し(それでも存命の確率は低かった)、旅の途中も病状が悪化する描写は皆無だったので上手い伏線だと思った。  遺書に関しても『これから末永く生きていく人間』に向けた内容になっており、葬式の際も『これから生きていく上で彼に出会えてことはなによりも素晴らしかった』的なスピーチになっていたり、でトドメの『享年81歳』による『ああ、そうだったのか!』で涙腺決壊の上手い演出。  演技に関しても、アメリカの有名な俳優って目や仕草の演技が凄く上手。たぶん言葉が通じない外国に配給される機会が多いからだと思うが素人ながらそれが良く分かります。  邦題の『最高の人生の見つけ方』も、『最高の人生の最後の見つけ方』と『最高のこれから歩む人生の見つけ方』と二人で意味合いが違っており非常にセンスを感じる。  一見メイン二人の演技が光るが、同行する秘書も最高。時間軸的にラストの場面であの若さは『?』かもしれないが、そこは『演出』と割り切りましょう。  久しぶりの号泣作品。
[DVD(吹替)] 8点(2010-03-27 13:25:55)
242.  機動戦士ガンダムF91 《ネタバレ》 
 TV放映を目的としながら諸事情で劇場版になってしまった(おまけにTV放映無し)不運な作品。  癒される前(この時は病んでいなかったのかな?)の富野作品の中では比較的キレイ(卑屈な人間は皆無で、主人公側は皆基本良い人(憎めない人)ばかり)でストーリーも分かりやすい(敵が攻めてきた→友達を守るため戦う主人公→戦場ではぐれたヒロインと合流、和解→大多数の人類を抹殺しようとする敵を倒すべく戦う・・・大体はこんな感じ)。  アクションに関しては流石に逆襲には敵わないがアニメ至上屈指の出来、のけ反りザマの射撃や切り合いからの急接近等初出撃から見どころ満載。ラストの『質量をもった残像』は鳥肌モノ。  勧善懲悪ストーリーと抜群のアクションでエンタメ作品として完成度は高い。  主人公のシーブックもかなりの高青年(決して地味ではありません!!)で応援したくなります。  残念なことと言えば、エピローグ、プロローグが無く、おまけに劇中もキャラの居場所や敵の裏切りなんかが唐突に起こり非常に分かりにくい。一応構成無視のワープはなく頑張れば『きっとこうなったんだろう』と酔え王はできるようになっており、まぁTV放映モノを劇場版に圧縮した割にはかなり頑張っていると思う。  以上の事から8点の所から-1点。 せめて新約Zみたく三部作だったら・・・。
[ビデオ(邦画)] 7点(2010-03-27 12:55:03)
243.  ドラえもん のび太のパラレル西遊記 《ネタバレ》 
 たぶんドラえもん史上最も地球がヤバかった作品(実質乗っ取られちゃったし)。  ドラえもんがやらかした過去の失敗で未来が改ざんされてしまい、人間は全滅し妖怪がはびこる世界に。出来杉くんや先生、のび太のママなどお馴染みのキャラ達が妖怪に変化してしまうシーンはそんじょそこらのホラーよりよっぽど怖い。  そして、未来を元に戻すためのび太達は再び過去へ。何気にジャイアンの戦闘シーンだけ気合の入り方が違う、流石戦闘要員(?)。  所々挿入される『君がいるから』は物語とマッチしていて盛り上がります。  『なんでドラミちゃんいるの!?』とか突っ込みどころもあるが、メインキャラ総出演、過去でのび太が初めて会った少年が日本語を話せたりのび太を知っていたりなど伏線の張りも面白い。  そして何より『お話で聞く西遊記は実話だった!』と子供に夢を与えてくれる良い作品。長編ドラえもんの中でも五指に入る出来。  締めの『僕は斉天大聖孫悟空!!』は名セリフ。あと三蔵法師のしずかちゃん可愛いっす。
[ビデオ(邦画)] 8点(2010-03-25 22:54:26)
244.  ドラえもん のび太とアニマル惑星 《ネタバレ》 
 長編ドラえもんの中では五指に入る傑作。  ストーリーは毎度お馴染みの異世界冒険ものだが、自然破壊への警告などを、地球(+ニムゲの星)とアニマルプラネットを比較しながら非常に分かりやすく作ってある。メッセージが露骨すぎる気もするが子供向けとしてはちょうどいいと思う。  そして何より編集と構成が非常に上手い。序盤はほのぼのとしたお話から始まり、中盤は終盤への伏線張り、終盤は攻めてきたニムゲ星への人質救出作戦や反攻作戦など目白押し。相当場面の展開が早いが構成が非常にしっかりしているためテンポよく綺麗に繋がっていてストレスを感じない。それでいて所々に挿入されるお笑い要素。毎回ゴリラに間違えられるジャイアン。そしてドラえもん、耳を付けても間違われるなら諦めましょう!私もタヌキにしか見えません!!  ストーリーや設定より(面白くないわけではありません)話の組み立て方等細かい箇所が非常に光る良作。  子供の頃モヤから現れたニムゲはマジ怖かった。
[映画館(邦画)] 8点(2010-03-25 22:37:31)
245.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 
 私が2点を付けたアバターを下してアカデミーを取った作品と聞き『よくやった!』と歓喜しながら視聴・・・・・・・う~~む・・・。  中途半端な印象。銃撃戦に関しては『ブラックホークダウン』より劣り、戦場に赴いた兵士の精神状態に関しては『ジャーヘッド』の方が遥かに分かりやすく生々しかった。上記作品はお互い『兵士の精神状態』、『銃撃戦』を取り払い逆に『銃撃戦』と『兵士の精神状態』を徹底的に追及していた(だから面白かった)が、これは両方に手を出してしまい、結局どちらも描写不足で詰らない作品になり下がってしまった。てか両方やろうとしたら2時間じゃ短いって、それこそ『地獄の黙示録』みたいな(詰んないかどうかは置いといて)長い作品にしないと無理(プラトーン?あれは別格!!)だし、本作に関しては無駄なシーン(酒飲んで暴れる、爆弾処理の回数等)が多すぎ。  爆弾処理の描写も一切説明が無く、何がどうなっているのか理解不能。いちいち説明しろとまでは言わないが、せめて処理がわかりやすい爆弾を出してほしかった。  冒頭で『戦争は麻薬だ』みたいなこと言われるが。登場人物が『麻薬に取りつかれた者』と『そうでない者』しか出ないので『麻薬に侵されていく過程』が分からない。  唯一良かったのはラスト。『シリアル取ってきて』と言われるが、ズラッと並ぶ色々な種類のシリアルを見ながらイラつく主人公。戦場では(たぶん)『○○しろ!』と言われればそれに対する行動は一つしかない。そういったシンプルな世界に慣れた主人公に平和な世界(シンプルじゃない)は合わなかった、だから彼は戻った。私の中ではそう理解しており、ここは非常に面白かった。でもそこだけ。  あと音がうるさい、銃撃戦だからって耳が痛くなるほど大音量にする必要なし。  そんなワケで、突出したものが何一つない駄作とまではいかないが無味無臭(不味くもない)な作品。まぁアバターより短かったし、今日は暖かく帰りも苦じゃなかったので大甘の4点。
[映画館(字幕)] 4点(2010-03-21 02:28:23)(良:2票)
246.  デビルマン 《ネタバレ》 
 これを見た後に原作を見ました。いやはや、原作未読でも酷いと思いましたが、原作を見ると更に酷いと感じました。なぜアレだけの傑作を原作にしながらこれ程の駄作を作れるのか。いや、むしろ『原作クラッシャー』として製作者達は類稀な才能を持っていたのだろう(もちろん映像作家としての才能は皆無)。  映画の見せ場を予告編で余すところなく公開するって馬鹿だろ?  原作の名場面を所々挿入しているが、『作品内に絡める』と言う目的ではなく『作品中に挿入する』が目的でもうツギハギだらけ。貴方達にあの原作を実写化できる才能はございません。  他にも言いたいが書くのも面倒。とにかく『全てが駄作』。スタッフは全員永井先生のところに行き土下座しなきゃダメです、そして二度と映像作品の製作に関わる仕事をしないで頂きたい。   『人生を無駄にする感覚』を体験するにはうってつけの作品。
[DVD(邦画)] 0点(2010-03-18 12:41:56)(良:2票)
247.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 
 私が思うに、『細田監督は最初(少なくてもデジモンの頃)からこの作品を考えていたのかなぁ?』と感じた。ただその前に『デジモン』と言う考えていた設定を利用できる作品の監督を任されたため『ぼくらのウォーゲーム』でそれを使ってしまったんだと思う。  そして次に『時かけ』で評価され、オリジナルの作品を作れるようになりようやく本作を完成できたのではないだろうか。  だから『ぼくらの』同様面白いことは面白いが、それと同時に『ぼくらの』の二番煎じになってしまった。  とにかく似た展開や設定が多い。『敵が世界中のサーバーを乗っ取って大混乱に陥れる』『主人公と仲間がアバター(用は意思のないデジモン)を使って退治に乗り出す』『パソとアバターのスペックが連結』『あと一歩の所でヒューマンエラー(その結果ぼくらのではフリーズ、本作では熱膨張)』『空からモノが降ってくる』『時間制限発生、おまけに解決策は時間的に絶望的』『世界中の人間が協力』『勝利するがあと一歩で問題解決の根源だけ生き残る』等、ここまでやると確信犯だと思うが、『だったらデジモンでその設定つかっちゃ駄目でしょう!』と思う。  設定は同じだが、向こう(デジモン)はTV放映(+原作ゲーム)の影響でキャラの掘り下げや愛着が相当強く、同時上映の関係から尺を短くしていたが、結果的にそれが良質なテンポとリアルとフィクション内で時間を共有と言う素晴らしいセンスを生み出していた。  なので、私からすると『尺を引き延ばしキャラに魅力が無くなったぼくらのウォーゲーム』と言う印象が強い作品だった。確かにヒロインとヒロインのアバターは可愛かったが、『ゴマモンよりも?』と聞かれればNOだ。  批評ばかり書いてるが、決して詰らない作品ではない。主人公は補佐的な役割だが、最後の最後で美味しい所を持っていったり、親族が一丸となり頑張る姿など魅力はある。そして上記に書いた設定もどれも見事である。ただ私は『ぼくらの』を見てしまったので・・・と言う所なので、逆に『ぼくらの』を見ていなければ8~9点くらいの評価は付けられる作品です。  ただ、お願いだから『下手クソ』をキャスティングしないで!もう声優じゃなきゃ嫌とは言わないからせめて上手い人を使ってほしい。なので-1点。
[DVD(邦画)] 6点(2010-03-14 19:12:36)
248.  シャーロック・ホームズ(2009) 《ネタバレ》 
シャーロックホームズに関する知識は『推理モノの元祖』位しかなく、興味もそれほどあるわけではありません。  一言で表わすなら『キャラゲー』ならぬ『キャラ映画』。『シャーロック・ホームズの世界観を使えばファンは必ず観てくれるから構成とか脚本は適当で・・・』と言う知名度に依存し過ぎている作品。とは言え、たま~にキャラゲーでも当りはあるが、コレに関しては『バン○ム』製の如くキャラ以外がアウトな出来。序盤に逮捕した犯人が死刑になったが、その後蘇生(もちろんトリックですが)して犯行を再開、主人公達も犯人を追いかけると言った内容なのですが、やっぱ詰らない。  『犯人を追いかける』と言っても、途中で行き詰まり結局敵の方から仕掛けてきた所を返り討ちにって感じであんま格好良くなかった。犯人も影で色々動くがそれを見せすぎてしまっている(しかもその間は主人公とニアミスすらない)。コナン君風に例えると『犯人が真っクロクロではなくガッツリ姿が見えてる』『犯人の笑みをアップで見せて手元でゴソゴソしてる所を引いてしまって何してるかわかっちゃう』みたいな感じで『これで何を楽しめって言うの?』と思った。  アクションも所々入るがモッサリしていて面白くない。ラストの犯人とのバトルより序盤の賭けボクシングの方が格好良いと構成に救いよう無し。  肝心のトリックもほとんどが、推理はおろかアクション映画ですらもはや使われない古典的なものばかり(グーニーズ冒頭で首吊りと見せかけたあんな感じ)。確かに『当時』は革新的だったとは思うがそれを今更やられても、かと言って他の所で補い切れているとも思えない。  正直『こんな内容な作品がなんで今も人気あるんだ?』と思ったが、どうやら『原作を読んで感動した方が描いた漫画を映画化した』らしく納得、きっとその漫画家と映画スタッフに実力が無くてこんなことになっているんでしょう。  後半数回、合計5分くらいは眠気に勝てずウトウトしてしまいました。
[映画館(字幕)] 3点(2010-03-14 04:08:12)(良:2票)
249.  バック・トゥ・ザ・フューチャー 《ネタバレ》 
 この前にも先にも本作(三部作込みで)を超える作品はたぶん無いと言えるエンターテイメントの最高傑作。  最初はゆっくりとしたテンポで作品の世界に引き込み、序盤で大きな山場(マーティーがデロリアンでタイムトラベルする所)を迎えた後は再びゆっくりと進行。そして最後は息もつかせぬハラハラドキドキの展開で一気にラストと言う、私が好きなペースの基になった作品でもあります。  ストーリ―、音楽、メカニック、キャスト、映像技術等何を引き合いに出しても間違いなくトップに立てる作品。  語る必要無しの10点満点。  これを観て幼年時代『あの時代に戻りたい!!』と140キロを出すベく直線の坂道をチャリで全力疾走したのは私だけではないはず。
[地上波(吹替)] 10点(2010-03-04 11:42:23)
250.  トランスポーター3 アンリミテッド 《ネタバレ》 
 車、人間共に『良く思い付いたなぁ』と大笑いさせてくれた前作(2)に比べるとアクション部分のパワーダウンは隠しきれない印象でした。  確かに走っている電車の上に車で着地したり自転車で車を猛追したり等『えぇ!』と思わせてくれる箇所はありましたが、やはり前作の『爆弾取り外し』と比べると・・・・。  敵もやってることがただの少女誘拐で登場キャラ共々ショボイ。  フランクの変わり様もマイナス。『主人公が自分に課せたルールに従い、スタイリッシュに突っ込み満載の事件を解決』と言うのが本作の売りと考えている私としては、ルールを破りまくり丸くなってしまった彼に余り魅力を感じなかった。  そして本作最大のマイナス点はヒロインの女。これまで1000人以上の映画ヒロインを見てきたが群を抜いてブサイク!!顔は腫れたようにパンパンでシミだらけ。化粧も盛り過ぎ(前作にも似たような化粧したマシンガンネーチャンは出ていたがあっちは素がまだ良かった)で後半の泣いてメイクが垂れるシーンはそんじょそこらのホラーより怖い。最初見た瞬間『この容姿ならさっさと死んで消えるだろう』と思ったら最後までガッツリ出る上にフランクと『チョメチョメ』しちゃった・・・・嗚呼フランク。  度々映し出される彼女オンリーのカットは眼球への後遺症を考え早送りで鑑賞しました。せめてヒロインが美人(最低1のヒロイン)だったらもうチョイ評価上がった。  我が人生で初の『ヒロインのビジュアル』による減点評価。  以上のことから2点。ヒロインの容姿を抜けば4点かな?
[DVD(吹替)] 2点(2010-03-01 12:25:30)(笑:1票)
251.  ルパン三世VS名探偵コナン<TVM> 《ネタバレ》 
 タイトルを聞いた時点で想像していたよりは全然マシだった。ヒロインとそっくりな姫様と入れ替えや国を我が物にしようとする大臣の陰謀等ベタな設定&突っ込み満載なストーリーですが、まぁ最初ですし難解な設定ブチ込むより2つの大作を融合させるのに専念したのは正解だと思うし、その結果がそれなりに活きていた所からもスタッフの努力を感じた。  活躍具合はコナン:ルパン=7:3位かな?五右衛門出番少ないのが残念。  ただあの二人が活躍するには悪党がショボ過ぎる。推理開始が相当番組の後半になり、尺の関係か犯人とのアクションが少ない。コナンメインなのにサッカーボールシーン無いし。  10年以上やってるのでネタが無いのも理解するが、もう少しトリックを頑張ってほしかったかな。  まぁ初めての試みだし、その割には良くまとまっていたと思うので見ても見なくても損は無いね。本作を見る前はこれっきりにしてほしかったですが。この調子で行くなら出来れば2、4年(オリンピックに合わせる感じ)の感覚でクォリティーアップした新作を作ってほしいですね。  ストーリーに関係ないが、ルパンの喋りを真似する神谷さん(役的にはルパンがおっちゃんに変装してる)上手ぇ。流石ベテラン。  最後に銭形警部の怪物ぶりが見れたのも良かった。確かにこれまでの警部のスペックを考えると麻酔程度じゃすぐ起きるね!!
[地上波(邦画)] 6点(2010-02-14 11:29:18)
252.  アンヴィル!夢を諦めきれない男たち 《ネタバレ》 
 罵声を恐れず一言で言うなら『リットン調査団』のドキュメンタリーを音楽&アメリカ版にした感じ。  夢を諦めきれずにあがき続ける男たちのお話。仕事に行ってもほぼノーギャラ、で家計はバイト(?)で食いつないでいるオッサンと、映画を観ている時から『なんかリットン調査団っぽいな』と思いました。  でも本当に彼らで映画(もしくはドキュメンタリー)作っても詰らないだろうな。一度も大成してないし華ないし。 
[映画館(吹替)] 7点(2010-01-02 13:07:45)
253.  宇宙戦艦ヤマト 復活篇 《ネタバレ》 
一応私の情報を、すでにブームは去っていましたが、親の影響で物心付いたときはヤマトのファン(ライトですが)でした。そんな私からすると残念ながら今回評価できる点は『ヤマト人気再燃の可能性を作ってくれた』と言うただ一点のみ。『なぜ今更17年前に沈んだヤマトを復活させるのか理由がない』『敵の大将が自分の作戦を大々的に古代たちにバラして作戦失敗』『被弾確率の高い(演出ではなく純粋な確率で)第3艦橋に電算室を作るというぶっ飛びぷり、で壊れます』等、穴のない部分がないと言ってもいい演出やストーリーも『ヤマトイズム』と言えば聞こえがいいが、ただの手抜き構成(昔はそれが面白かった、と言うかそんなの気にならないくらい勢いがあったが今作はそれすら無い)。作画やCGは及第点かもしれないが、個人的にはTV放映したマクロスFの方が上、それどころか被弾したのに傷はおろか汚れすら付かないヤマトに極萎え。昔、敵の猛攻を受け、ボロボロになりながらも果敢に戦い続けたあの雄姿に感動した私としてはこの手抜きは誠に遺憾だ!てかラストバトル時、砲塔内が吹き飛ぶシーンあったのに次のシーンでは砲身が折れてすらいない、いい加減にしろ。昔と今では、アニメに関わる人間や作品自体の質も量も全く違う。言っちゃあ悪いが現場を長期離れた80歳超えのジジイにもはや出る幕はない。おとなしく版権整理で老後を過ごして、続編は別のアニメ制作会社に担当してほしい(監修もダメ)。スタッフロールでいきなり監督:西崎義展ととんでもないでかさで表示されドン引き。こういうことする奴にロクな奴はいない。ちなみにデスラー出ません。。
[映画館(邦画)] 0点(2009-12-12 12:22:53)
254.  カールじいさんの空飛ぶ家
 過去の(強調!!)宮崎作品や長編ドラえもんに匹敵できる良作。所々に入るギャグもツボにはまりましたし(そういう意味で犬が一番お気に入り)、アクションありホノボノありととにかく楽しい映画でした。  『丁寧に作られた作品に駄作は無い』と言うが私の考えなのですが、正にこれがその通りだと感じます。ストーリーや構成、伏線やメッセージ性等に斬新さは無いが、その全てが綺麗につながるよう、非常に丁寧に作られています。噂の冒頭十数分で老人にとっていかに妻と家が大切なのかを見せつけることで、その後の行動や変化が彼にとってどれほど大きなものであるかを際立たせています。そしてそういったものを、昨今の日本アニメのように押し付けるのではなく、背景に含ませる程度に表現することで視聴者に見せびらかすのではなく感じさせようとする所も上手いです。  後半のアクション部分も流石ピクサー、カーズのOPを観たときに感じた圧倒的な迫力でキャラが右へ左へ動きまわります。  アニメ実写問わず、今の日本にあふれている『友情』や『家族愛』と言ったパープリンでトンマなアホ共に受そうな要素をアホみたいに詰め込み、これ見よがしに強調し押し付け、つなぎも1日で考えたようなチープな展開で作られたツギハギ作品に飽き飽きしている人にこそ見てほしい作品。  斬新なストーリ展開や革新的な映像表現等無くてもこれだけ素晴らしい作品を作れるピクサーに拍手。  全員とは言わないが、映像作品に関わっている人にこそ見てほしい。これが映画だ!と言いたい。
[映画館(字幕)] 9点(2009-12-08 08:09:59)(良:2票)
255.  ウルヴァリン:X-MEN ZERO 《ネタバレ》 
 最近見たエンタメ作品の中では頭二つくらい抜けけてます。  お話も目新しくは無いが王道だし、前3作品を見ていれば『ダメだよローガン、そいつは悪い奴だよ』的な視点で見れて、ここら辺は先のお話を公開していると言う点を上手く活かしていると感じました。恋人が話したウルヴァリンの童話は、彼のその後の人生を考えるとジーンと来ました、まさかアメコミ映画に泣かされるとは・・・・  その後しばらくは、多少笑いありですがウルヴァリンのかっこいいアクションのてんこ盛り。とにかく格好良い!正に斬鉄剣6刀流で車にヘリ、洗面台をバシバシ切り捨て御免!!この監督は魅せ方というのを非常に分かっておられる。  後半も息切れすることは全く無く、怒涛のアクションとCGが最後まで魅了してくれます。ラスボスの撃退法も一応理に適ってましたし。  ラストは今後の展開を予想すれば分かってしまうのですがそれでも悲しい結末でした。死ぬ直前までローガンのためにがんばった彼女の死体を見たときの『知らない奴だ』と言うヒュー・ジャックマンの演技は最高。  前3作品を見てれば楽しめますが、逆にコッチから入ってその後3作品を見ても面白いと思います。とにかくアクション好きにはオススメの一本。
[映画館(字幕)] 9点(2009-12-02 18:45:55)(良:1票)
256.  2012(2009) 《ネタバレ》 
『主人公には別れた妻と子供2人がいて妻は再婚予定』と捻り一つ見えない設定。終盤まで速攻死ぬと思ってた再婚相手が飛行機操縦したりと大活躍。途中で合流した女性ともフラグが立ったので『おっ!ひょとして全員生存で大団円?』と思ったらやっぱり死んだ(女性共々)。いい加減、家族円満エンドのために人殺すのやめろ!何のためにフラグ立てたか分からない。  んで、最後色々あって主人公が死亡確定のミッションに挑むのですが、ここで彼も死ねば自分が述べた『人は自身の死と引き換えにしても他人を守れるか』みたいな問いの答えになるのに生き残りやがった!せっかくいい感じであった伏線やフラグが意味無し。  CGも中盤まで。てか、CGも『監督の能力で凄いCG』ではなく『監督の名前で集められた大金でつくったCG』なので面白くない。後半完全に息切れしたし。  作中起こるハプニングもいい加減。後半、一部の人間は方舟で生き残ろうとするのですが密航しようとした主人公のせいで船のドア(船の大きさと比較するとかなり小さい)が故障『ドアが閉まらないためエンジンが掛からず山に激突します』なんでドアとエンジンが関係するんだよ!『半ドアでエンジンが掛からない車』なんてないだろ!?  故障の修理に行くときも『部屋に空気は無く直せても入ったら死にます』→『空気あるし、生きて戻ってくるし、てか一緒に行った子供も生きて戻れるくらい』あのさぁ、10分前に吐いた台詞の内容くらい把握しとけよ!!  『なんで水害用の船に排水システムが無いの?』『自動扉で閉じ込められるような通路には手動扉付けるでしょ?そのせいで死ぬし』『入船口なんて最も浸水の恐れがあるのに、そう言った所には自動隔壁無い』『空気が澄んで船外に初めて出た時、死んだ友の供養しろ、やったかもしれないがシーンで入れろ。という意味でアルマゲドン以下』  アメリカ映画にこんなこと言うのも今更だが、それにしてもコイツ等は話を面白くしようとか荒を少なくしようと脳味噌を使った形跡が無さ過ぎる。『細かい』とか言うんだったらそんなの気にならない位面白い映画作ってみやがれ。  エンタメ作品として『ウルヴァリン』の足元にも及ばない。CGもあっちの方が魅せ方上手いし、息切れしないし。  5年前に似た作品作ってまた作るってネタ無さ過ぎだろ?しかも詰らなくなってるというおまけ付き。
[映画館(字幕)] 1点(2009-11-29 14:13:55)(良:3票)
257.  超劇場版 ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります! 《ネタバレ》 
ケロロ劇場版では一番良かった。今までみたいな無理矢理押し込んだような友情・絆の演出は無く良くまとまってました。  何よりも嬉しかったのが、ようやくサンライズもメインキャストにド下手な俳優やアイドルの起用を自粛してくれたことでしょうか(モブで大根は出てますが我慢できます)。個人的に水樹さん(やたら多い息継ぎ音)は好きではありませんが、演技自体下手ではありませんし上記で述べたようにド下手タレントの万倍マシ。  ただ、ケロロ以外の4人が洗脳(?)されてしまうので活躍は他作品に比べ少なめ。  まぁ『見る価値アリ!』と断言するほどではありませんが、なんでも良いから劇場アニメが見たいと思ってる方にはちょうど良いと思います。
[DVD(邦画)] 5点(2009-11-28 17:05:32)
258.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ 《ネタバレ》 
 前2作と『ヘンダーランド』を含むクレシン映画四天王の一角(個人的にですが)。映画の中に閉じ込められるという設定は古いですが、タイムトラベルにパラレルワールド、魔法世界に秘境と行く所が無くなってきた次の舞台として全然あり。  とにかく、終始大好きなかすかべ防衛隊が出ずっぱりと言うのも嬉しい内容。ストーリーも敵(?)の世界の中で間接的にジワジワと責められる(少しずつ現実世界の記憶が失われていく)所は結構怖かったですね。  所々クスリとさせられるところもありますが、中盤は少し飽きが来ました。カザマ君が敵側と言うのも面白いですが心が痛みました。  しかし5人が変身してからの展開はもう圧巻。視聴者のこれまでのうっぷんを晴らすような大激戦。今までの作品では活躍こそしても最後のおいしい所には絡めなかったカザマ君達も今回はガッツリ美味しい所が用意されています。魅せ方も良く、最後の空を気持ち良さそうに飛んでる5人を見ているとコッチまで楽しい気分になりました。  演出に関しても、ボスの攻撃を受けてしんのすけ達は傷付きます(流石に血は出ませんが)。こういった子供が活躍する作品は理不尽なほど彼らが無敵過ぎに描かれる傾向がある気がして、まぁ『子供が暴力を振われる映画』とか言って『ピーチク騒ぐ・トンマな・アホ共』に目を付けられちゃ困るという気持ちはわかりますが、私としてはそういうのは詰らないと感じるので、本作のように攻撃を受けてボロボロになった方が『ガンバレ!!』と言うように気合が入るので、あえてそういった避難上等で描いてくれたことに感謝。  西部劇に関しては、ただ今まで行ったことのない世界を舞台にしたかっただけらしく特に意味はありません。所々のご都合主義も『映画だから』で納得。  最後の出口落ちは良かったですね『ああ~~っ』と唸りました。  ヒロインで言っても、つばきちゃんは全作品通してもカワイイ部類に入ると思います・・・・・やっぱシロなのかな?   この映画に関しては、前2作と違いクレシンを見ていて、なおかつかすかべ防衛隊が大好きな人じゃないと楽しみ半減ですね(なので私はドストライクでした)。  とにもかくにも良い作品。最初の20分くらい見て詰らないと感じてもあと40分頑張りましょう。そっからがこの話のメインです!!
[ビデオ(邦画)] 8点(2009-11-07 11:18:15)
259.  ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴 《ネタバレ》 
 私の中で『とびっきりの』に唯一対抗できるDB劇場作品。  劇場版では非常に珍しく、時間軸的に矛盾が無いのも違和感無くていいですね。『トランクスVS天津飯』や『悟空の道着を着た悟飯』『ブウ編でベジータが訓練をしていた理由』等見どころもあり。  ただ、戦闘演出がちょっと頂けない、Zの誰かが活躍してるときに別の戦士は気絶してたり、復活したと思ったら今まで戦ってた奴が負けちゃったり。使いまわすには良い手かもしれませんが視聴者からしてみれば『トランクス寝てんじゃね』『ベジータ何やってんだ』とちょっとストレスでした。せっかく敵も一杯いるんですから『3大スーパーサイヤ人』の時みたいな個人個人の魅せ場が欲しかった。  ボージャックも悪くないんですが、クウラやブロリーと比べてしまうと・・・ねぇ。  確かに構成や演出は甘めですが、一番好きな少年悟飯を劇場で観れる唯一の作品(燃え尽きろはちょっと違う)。それだけで高得点!やっぱり格好良い!!  そして終盤、『あまったっれてんじゃねぇぞ!地球はおめぇが守るんだ!!』と言う悟空の叱咤激励。  己が地球の守護者であると言う自覚を得た悟飯が、怒りではなく自分の意思で初めて変身できた瞬間(たぶん)。そしてその時流れるBGMが最高、たった一人で戦わなければならない孤独感の中に、地球最強の戦士(スーパーサイヤ人2)の力強さを感じられる素晴らしい曲が一気にシーンを盛り上げます。  修行さぼっていたのに天下一武道会でキビト相手に変身できた理由付けにもなってるんですよね・・・・わたしの推測ですが。  その後は正に圧巻!!その熱さはもはや語る必要無し!!・・・・語らせてもらうと、いささかあっさり感はあったが、アニメをリアルタイムで見ていた私にとって当時の悟飯は別次元の格好良さだったので、金さんや水戸黄門的圧倒感は個人的にはマッチしていたのでプラス評価とします。  ただラストが凄いからこそ、その後の悟飯のヘタレっぷりが悲しすぎます。 
[DVD(邦画)] 8点(2009-11-01 09:34:17)
260.  ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強 《ネタバレ》 
 私の中で『銀河ぎりぎり』と双璧をなすDB傑作作品。  序盤に悟空の活躍少々、中盤はそれ以外のZ戦士(ピッコロや悟飯等)の活躍、そしてラストは悟空総取り・・・と思いきやピッコロが締めと構成は文句なし。  時間軸的に見ても、『人造人間偏までの3年間』『キャンプなのでピッコロは別行動』『悟飯は髪が長かったので切った・・・で、三年後また伸びた』『尻尾も切った』『トランクスと会った時自由にスーパーサイヤ人になれると言っていたが、戦闘中はまだ無理だった』と(強引に)考えれば矛盾は無い・・・・よね?  クウラ最終形態は格好良いし、戦闘演出も無駄なく熱い。界王拳使っても歯が立たず、距離をとったと思ったら後ろに回り込まれてたときのあの絶望感ったら無い(ここで攻撃せずただ立ってる(飛んでる?)だけってのもニクイ演出)。  ただ、個人的に一番気に入ってるのはスーパーサイヤ人になった悟空が放った一言。『貴様はもう謝っても許さねぇぞ、このクズ野郎!!』。確かにフリーザに言った台詞を繋ぎ合わせただけですが、言い放った瞬間の悟空のキレ具合。そして、クウラが変身前に『お前がどんなに泣き叫ぼうが俺は容赦しない』と全く同じ意味合いで事前に振っており、『自分が言った台詞をそのまま返されて倒される』と言う構成とあいまって、原作・劇場版・TV版全ての中で一番気に入っている台詞になりました。  以上、格好良すぎて10点!!
[ビデオ(邦画)] 10点(2009-10-31 16:05:25)(良:1票)
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