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ムランさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

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241.  インセプション 《ネタバレ》 
 相手の夢に侵入して(もしくは自分の夢に相手を引き込み)、記憶や情報を盗む仕事をしている主人公が、他人の潜在意識の中にすり込みを行い人生を操作しようとするのが目的。  アイディアは斬新ではないが『夢の中でまた夢を見せ、覚醒したと安心させて騙す』等構想は悪くない・・・・・が。  まず目的が、すり込みで極悪大統領を改心させるとかなら分かるが、敵対企業の衰退が目的とショボイ。以下にもまだまだ。『メンバーの中に、夢泥棒のスペシャリストの他に民間人の女子大生が仲間になるがプロフィールからして浮いてる』『しかもそんなガキに説教食らうディカちゃん、ダッサ!』『すり込みを行うには潜在意識の奥に行く必要があり夢の中で夢を見させてその夢でさらに夢を・・・・長い!!』『夢を共有する装置があるが、後半その装置を付けてない人間も夢を共有していた』『戦闘シーンやド派手なCG(予告のシーンは本編にあまり絡まず、似たような(それ以上の)シーンもない)が無いのに2時間越えは長すぎ、戦闘シーン無しのマトリックスを見ている感じ』『間接的とはいえ妻を殺したディカが何のおとがめも無しにハッピーエンド。因果応報が欠如した作品は大嫌い』『てか催眠術や暗殺じゃ駄目?』等アラが多い。  削るとこ削って100分位にすればまだ見れたが後半はあくび連発。素材は良いが典型的な『あと一歩』作品。
[映画館(字幕)] 4点(2010-07-18 04:14:16)
242.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 
 キャスト・アウェイにアクションとちょっぴりSFを加えた感じの作品。  ジャングル化したニューヨークやゾンビ化した住民など雰囲気も悪くない。  ただラストが頂けない。主人公が特攻するのも『演出』なだけで、どう考えても死ぬ必要はなかった。爆弾の上に物置いて敵が蹴とばしただけで爆発するみたいなトラップなら数秒で出来るでようが。  病気の解決も『体温』て・・・。あのさぁ、科学者なら環境を変化させて実験するって大学生でもやるぞ。  ラスト15分までは本当に良かった、それだけに非常に惜しい作品。  あと犬は殺さないでほしかった。  以上、4点。
[映画館(字幕)] 4点(2010-04-18 21:43:15)
243.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 
 私が2点を付けたアバターを下してアカデミーを取った作品と聞き『よくやった!』と歓喜しながら視聴・・・・・・・う~~む・・・。  中途半端な印象。銃撃戦に関しては『ブラックホークダウン』より劣り、戦場に赴いた兵士の精神状態に関しては『ジャーヘッド』の方が遥かに分かりやすく生々しかった。上記作品はお互い『兵士の精神状態』、『銃撃戦』を取り払い逆に『銃撃戦』と『兵士の精神状態』を徹底的に追及していた(だから面白かった)が、これは両方に手を出してしまい、結局どちらも描写不足で詰らない作品になり下がってしまった。てか両方やろうとしたら2時間じゃ短いって、それこそ『地獄の黙示録』みたいな(詰んないかどうかは置いといて)長い作品にしないと無理(プラトーン?あれは別格!!)だし、本作に関しては無駄なシーン(酒飲んで暴れる、爆弾処理の回数等)が多すぎ。  爆弾処理の描写も一切説明が無く、何がどうなっているのか理解不能。いちいち説明しろとまでは言わないが、せめて処理がわかりやすい爆弾を出してほしかった。  冒頭で『戦争は麻薬だ』みたいなこと言われるが。登場人物が『麻薬に取りつかれた者』と『そうでない者』しか出ないので『麻薬に侵されていく過程』が分からない。  唯一良かったのはラスト。『シリアル取ってきて』と言われるが、ズラッと並ぶ色々な種類のシリアルを見ながらイラつく主人公。戦場では(たぶん)『○○しろ!』と言われればそれに対する行動は一つしかない。そういったシンプルな世界に慣れた主人公に平和な世界(シンプルじゃない)は合わなかった、だから彼は戻った。私の中ではそう理解しており、ここは非常に面白かった。でもそこだけ。  あと音がうるさい、銃撃戦だからって耳が痛くなるほど大音量にする必要なし。  そんなワケで、突出したものが何一つない駄作とまではいかないが無味無臭(不味くもない)な作品。まぁアバターより短かったし、今日は暖かく帰りも苦じゃなかったので大甘の4点。
[映画館(字幕)] 4点(2010-03-21 02:28:23)(良:2票)
244.  ワイルド・スピード/MAX 《ネタバレ》 
 細かいところは代えてるが基本前の2作品そっくりな内容(ちなみに過去2作品もストーリーが素晴らしいというわけではありません)、『悪の組織に侵入するためカーチェイスで実力を示す』ってそれ前やったじゃん。  話は荒唐無稽というわけではないが、単純明快(悪く言えばありきたり)であくまでメインはカーチェイス。そのスタンスは今作も一緒でした。  私の中でこの作品は『上質なB級映画』という位置にあるので、TVやDVDで観るなら申し分ないが映画館に行ってみるほどではなかった。『じゃあ行くなよ!』と言われそうですが暇だったもので・・・・  個人的な意見としては、『カーチェイス』と言う映像表現はもう頭打ちになっている感じがします。いくらカメラワークを凝らせたりしようが、そこまで数年前の作品と大差ないんですよね。車好きな方なら『挙動がうんぬん』や自分が好きな車が出てテンションあがるなど私とは違った楽しみができるかもしれませんが、大して好きでない人間からしたら『TAXIと変わらない』が本音です。  同じ追いかけっこものなら、『人vs車』だったG.Iジョーの方が面白かったです。  もうサイバーフォーミュラーやF-ZEROみたいな感じにしないと私にはカーチェイスはキツいです。  そんな感じで『駄作』というよりは『飽きた』という意味でこの点数とします。まぁラストの部分は『ワイルド・スピード三部作』の最後としては良かったのでは。   ・・・・・・・・ん?トーキョードリフト?あれはTVスペシャルでしょ?
[映画館(字幕)] 4点(2009-10-11 03:00:18)(良:1票)
245.  ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌 《ネタバレ》 
 観終わった感想は『コレで家に帰れる』です。  後半失速した前作を反省して、冒頭は抑え気味で物語が進みますが、それが致命傷で、始めの1時間近くは舞台設定や出現妖怪の説明等盛り上がる展開が無く、一切作品に入り込む事ができませんでした。  そうなっては、スクリーンの中で何をやろうが、外野の私は全く盛り上がれません。確かに後半の夜叉やがしゃどくろとの戦闘は迫力ありました(邦画レベルで言えば)が、前半戦闘をしないと言うリスクを犯してまでするような演出とは思えませんでした。リモコン下駄のCGなど前作以下。  上記の失策に加え、ストーリーがアマチュア以下の出来。『人間に恨みを持つ妖怪が、自分を封印した5人の子孫の魂を奪っている』→『子孫のヒロインが襲われている所にたまたま通り掛かった鬼太郎に相談』→『一緒に妖怪を封印する道具を探す(ここまでで約1時間戦闘なし)』→『道具は揃うが、人間に非があったことを知り封印を拒む偽善者ヒロイン(1日で性格変わりすぎ、催眠術?)』→『妖怪説得+何故かさらわれた猫娘救出作戦』→『戦闘と妖怪説得』→『ハッピーエンド』  パッと見それほど酷くなさそうだが、3番目の展開のところでヒロインが『知らない人を信じるなって言われた』、『私に呪いをかけてどうする気!?(鬼太郎に向かって)』と突然錯乱、ちなみにこの前に一反もめんに乗ったりカラスに乗ったりしてます(知らない人信用しないなら一反もめんに乗るか?)。それを聞いて『あぁ・・・・この娘はフィクション(露骨に製作者の都合で動かされている)なんだ』それ以降何を言おうが彼女の言葉に心が動かされる事はありませんでした。  あと、話の展開に『実を言うと・・・・』『真実を教えてやろう!』が多すぎ。もうギャグですよそのセリフ。  製作者の都合の良い様に動くキャラと意味不明な展開、後半は気持ち悪くなってセリフだけ聞いて目は閉じていました。  監督と脚本家、もし次回作に参加するならADになってください。ぬらりひょんを出したからって全て許されると思うなよ!  ただ、おかげでBGMの出来の良さに気付く事が出来ました(+2点)  鬼太郎ファンなので次回作は出て欲しいです。堤監督は『20世紀』で忙しいので大友さんが監督をしてくれると嬉しいかな。ヒロインはユメコちゃん熱望!  激しくDVDでの観賞をお勧めいたします。
[映画館(邦画)] 4点(2008-07-13 00:32:33)
246.  劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 《ネタバレ》 
 TV版は全部見ていませんが、一応内容はわかる程度の予備知識は持っていました。  CCさくらやガンダムW・エンドレワルツのように後日談的な作品は大変好きなので見てみました。  確かに画や音楽は素晴らしくも、肝心の中身がさっぱりな上、わかった部分もあまり面白くありませんでした。  最初の導入部分は楽しかったのですがそこに尺をかけすぎたのか、アクション部分のつまらなさと短さ、後半はめまぐるしい(悪い意味で)展開とラストバトルのあっけなさに拍子抜けしました。  おまけに、全体的に暗い雰囲気が続くため見ていても『楽しい』と思えることが無く、終始憂鬱な気持ちになってきます(昔のエヴァ映画ほど凄くありませんが)。  オリジナルのヒロイン(?)は後半完全に空気(と言うか話に絡んでこない)になる。確かに兄弟が一緒になれたのはいいが『あっちの世界』に行ってしまった(しかももう戻れない?)ので、ウィンリィは半未亡人状態に。原作のヒロインに対してこの扱いはあんまりな気が・・・・・エド達もその事を気にしているように見えませんでしたし(白状者め!)。  やはりラストのラストなんで、『全員ハッピーエンド♪』で綺麗に終わらせて欲しかったです。  そんな感じで、ちょっと辛めの5点、そこから個人的にアノ血の表現はいただけなかった(全く流さないのも問題だが、あそこまでグロくやられても気分悪い)ので-1の4点です。
[DVD(邦画)] 4点(2008-01-13 01:11:27)
247.  宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 
終盤まではエイリアンの侵略から逃げ惑う一般人視点で面白く、最後がどのような結末を迎えるのか目が離せなかったが、まさかの真水直飲みで腹下して全滅ってコントレベルのチープさ。 そりゃあ大昔の作品なんだから当時はこの程度でもいいが、時代を現代にするならそこはもう少し捻って欲しかった。 彼等のいた星には病原菌と言う概念が無かったとも考えられるが、トライポットを先行させたりしっかり準備してた奴らが環境調査しないのは説得力が無い(冒頭でも彼らは研究、監視しているって言ってる)し、どうしても微生物を活躍させたいのであればエイリアンを科学的に発達したのではなく、生物学的に発達した脅威(リドリーエイリアンや、トップの宇宙怪獣等)とすればまだ納得できた。 そもそも最後のナレーションで『人類は長い年月をかけて地球と共存できるようになった』とか言ってるが、冒頭ナレーションでは『彼らは人類よりも遥かに優れている』といってるが微生物にやられる奴らを人類より優れてると言うには説得力が無さ過ぎるし、その人類より優れてる演出が軍事力しかないのもチープさに拍車を掛けている。 てか、『宇宙人が病原菌(ウィルス)にやられる』って設定はインデペンデンスデイもコレを参考にあの作戦を思い付いたと思うのだが、まだコンピューターウィルスと言う設定に変えたのは実に感心させられ、あいつらの方は人類の衛星を利用したり、主要都市部を殲滅し、敵(人類)から攻撃を受ければ素早くその拠点を攻めたりとまだ知能を感じられた(防護服も着てたし)。 もうこんなオチにするなら一層の事変な改変せず、原作どおり20世紀はじめ頃の設定で完全再現してくれた方が面白かったかな。
[インターネット(吹替)] 3点(2021-05-03 21:02:13)
248.  ライフ(2017) 《ネタバレ》 
『地球外で発見した微生物を調べていたら急成長して宇宙船乗組員に襲い掛かってくる』と言う、もうベッタベタに使い古されたネタ。 とは言え、ゼログラビティやインターステラー、オデッセイ等昨今の宇宙モノの傑作にはあまり脅威となる宇宙生物が登場していないので、何かしらの面白い設定やストーリー展開があればワンチャンあるかもと思ってみてみたが、まぁどれもお約束展開ばかりで期待外れ。 『軌道を外れ制御不能になった調査ポット(しかもかなりの高速)を宇宙ステーションのアームでキャッチするというもはやギャグレベルの芸当』 『密閉された部屋から仲間を救出しようとして結果的に死者増加&敵脱出と失笑ものベタ展開』 『宇宙生物の細胞全てが筋肉であり脳であり・・・とかご大層な事言ってるが、それを活かした展開が皆無』 『仲間の一人が犠牲になって船外に追い出せたと思ったら、何故かスラスターから船内に入りこめると言う不思議構造、そして侵入を妨害しようとスラスター吹かしたら地球に落下しそうになり、慌てて復帰した所で燃料切れ(時間的にほんの数分で燃料切れって・・・)+侵入されるという茶番レベルのアクシデント』 『救出に来たと思った宇宙船が実は緊急事態が起きた宇宙ステーションに連結して地球外に押し出そうとするのだが、なぜか『緊急事態が起こっているとされる宇宙ステーション側からハッチが開けられ、敵も侵入しちゃって自体悪化』 『宇宙ステーションがまた落下しそうになったので、脱出ポットに敵を閉じ込めて宇宙外に追い出そうとするのは良いが、コロニーに残っている火星サンプル(宇宙人が見つかった砂?)にもまだ敵が宿ってるかもしれないんだから、一緒にポットに積むべきでそのまま落下させちゃまずいんじゃないの?てかスタッフサンプルの事忘れてるよね?』 とこんな感じで、悪い意味でご都合全開なツッコミ展開で映像だけきれいな90年代のパニック映画を見てるような気になる。 ラストに関してほんの僅かだが『おっ!』と感心させられたが、正直後味が悪くなるだけなので誰もやらなかったって展開なだけで、本作への悪いイメージが好転するほどではない。そもそも、ちょっと生命力と増殖力が凄くて『宇宙ステーションにある機材』では倒せないだけで攻撃手段が締め付けるしかないようなヤツが地球に降り立ってもそこまで絶望を感じない。 総評 一言で表せば『無駄に金を掛けて作られたB級映画』。 恐怖度もゼロ・グラビティの冒頭事故のシーンの方が10倍怖い。 エイリアンのようなSFパニックものに飢えている人がいても、紹介はするがおススメはしない。
[インターネット(吹替)] 3点(2021-02-28 19:08:01)
249.  東のエデン 劇場版 II Paradise Lost 《ネタバレ》 
TV版、『Ⅰ』も含めての感想になります。 『100億円使って日本を救え』と言う設定こそ面白かったが、そこから展開される話がまぁ詰まらない。 この後作った009もそうだが、この監督はやたら『劇パト2』っぽいものを作ろうとしているのだが、単に実力が伴っていないのか自分なりのオリジナリティを入れようとして失敗したのか、とにかく『劇パト2』の僅かな雰囲気程度しか模倣できていない。 『対価の金を払うことで願いが叶う携帯(ジュイス)』も、願いを叶えるまでの過程や叶えた事による結果が説明されないor展開が強引なものばかりで『何故そうなるの?』とか『そうはならないだろう』とご都合全開で魅力を活かしきれていない。 例えばTV最後のミサイル攻撃の場面、ニート2万人にミサイルの迎撃方法を募ったが、ほとんどがその言葉をすぐに信じて行動するのはその最たるもので、状況的あの場面で主人公の言葉を鵜呑みにする根拠も無く、しかもその迎撃方法もどんなものか説明されておらず(映像を見る限りそんな特殊なものではなく、単にジュイスに『ミサイル迎撃して』と言えば済んだ程度のもの)、単にそのシーン(三人寄れば文殊の知恵的な演出)をやりたいが肝心の部分はアイディアが思いつかずぼやかしているみたいで興冷め。 他のお願いも大体こんな感じで、主人公の取った行動に説得力や理由付けがなく、なのにその行動で上手い感じに物事が進んでしまう。更にお願いを使わない行動も『捕まった主人公を見張りも付けずにトイレに行かせて、顔を隠した状態の身代わりを確認せず本人と思い込みそのまま連行(顔を隠している事には周りの人間にバレないですむ的な言い訳が入っているが、少なくても連行する前に当人たちは確認するだろ?)』『公安の分際で、カモフラージュすらしていない隠し通路の入り口を見逃し逃亡される』等ご都合展開のオンパレードで失笑すら出ない。  総評 ラストの目的とそれを成す為の手段(携帯電話)こそ魅力的だが、ソレの活かし方(キャラクター達の行う行動や展開)が余りにも稚拙過ぎるし、TV11話、劇場2本もやっといてこれだけどっちらかってしまったのはただただスタッフに実力が無かったとしか感じられない。 確かに個人的に劇パト2は好きだが、色々と重過ぎるのでキャラ原案を人気漫画家に依頼したり等エンタメ要素を盛り込もうとしたのは分かるが、差し引きがつりあっておらず大幅マイナスになっている。 同じタツノコ製作且つ『日本に漂う空気と戦う』作品としては、この後製作されたガッチャマンの方が万倍も良い出来。
[インターネット(邦画)] 3点(2020-07-26 05:41:19)
250.  パワーレンジャー(2017) 《ネタバレ》 
『大昔敵(裏切り緑)に倒された正義星人の力を受継いだ少年少女が地球を守る』と言うプロットはベタながら悪くは無いが、『たまたま敵が復活するタイミングにたまたま力を受継ぐ者が現れた』『しかも現れた理由が子孫や強い正義の心ではなく、単に偶然遺跡を掘り当てた時に居合わせた5人』と言う場当たり感全開な内容。  尺は2時間以上ありながら、大半は遺跡発掘までの世界観説明と発掘後の敵に備えた訓練ばかり。まぁそれも重要な演出ではなるのだが、情緒が無く淡白且つ盛り上がりに欠ける演出で無駄にダラダラ垂れ流しているだけで面白み0。訓練に関しても、未熟な状態で敵と接触してしまいボロボロに負けた事から危機感を覚えるとかなら良かったのに、司令官的な奴から『もうすぐ悪い奴が復活するから地球を守るために訓練しろ!』と言う情報だけで動くため動機付けが弱い(なので、後半まで敵との接触無し)。  終盤ようやく変身、ロボット戦があるが、正直悪くは無いが普通。  全体的な感想としては『ストーリー・アクションはマーブル映画より遥かに劣る』『CGのロボット戦もトランスフォーマーの方が数段上』ながら、ボロクソに言うほど酷くも無い、オーソドックスにつまらなかった。  なので、ここまでなら4点でもいいのだが、仮にも東映特撮戦隊をモチーフにしていながら『変身アイテムは無く、お立ち台の上でスーツが皮膚の下から生えてくるキモい演出』『名乗り口上もその後起こる謎爆発も無し』『レッドの剣以外に各自の専用武器無し(来場特典の絵でピンクが持っていたボンボンは未登場)』『基地からロボットが発進するシーン無し』『等身大戦闘後にロボット戦でなく、即効ロボで人サイズを攻撃する合理主義』『合体プロセスな無く、5機が炎と煙に包まれたと思ったら合体してた』等と言ったお約束演出はことごとくスルー。後で知ったが初めて戦隊もののプレゼンをした時米人から『なんで名乗りするの?攻撃されちゃうじゃな?』と突っ込まれてたらしいので、本作のスタッフも間違いなくそう言う『分かってない連中』ばっかだったんだろうなと思うと残念。ただTV版は長い放映のかいあって名乗り口上の良さがファンには浸透したらしいので、『そう言うのを分かってくれる、ギレルモ監督とかならお約束守ってくれるんだろうな』と悲しくなったので減点。
[映画館(字幕)] 3点(2017-07-15 13:16:45)
251.  10 クローバーフィールド・レーン 《ネタバレ》 
『事故にあった主人公が地下シェルターで目を覚まし、ちょっぴり頭のおかしそうな家主の『地上はエイリアンの毒ガスで汚染された』と言われ、真面目系チャラ男の3人で暮らすお話し』と言ったプロットは悪くない。 男の言っていることは本当なのか、仮に本当だとしても徐々に明かされる男の狂気に恐怖を感じるようになる。と言った演出は悪くは無いが、もう少し3人の人間関係をゴチャゴチャにしてパニックものっぽくしたほうが盛り上がった気がする。 そしてなにより、本編で流れた映像に関して、『昔なら冒頭30分くらいで終わる内容を引き伸ばし、本編部分は『俺たちの戦いはこれからだ!』と投げっぱなしで終了』が論外。なんか最近この手の手法が増えてる気がして憤りを感じる。 打ち切りならまぁ理解できるが、本来1本で完結することが魅力であるはずの映画でこれをやるのは論外。 確かにスターウォーズの帝国軍やバックトゥザフューチャーの未来の事件等未解決なまま終わる作品は昔からあるが、このような作品は一応その中で大きな目標を達成しており、極端に言えばあとは視聴者の想像で補完したり語り合ったりで終わっているので根本的に違う。 本作も『地下から脱出』と言う目標は達成しているが、こんなの『起から承へ』のフラグ程度しかなく、2時間作品の目標としては低い。 上述したスターウォーズで言えば、2時間かけてようやくファルコンで宇宙に旅立ったところで終わったらむかつくでしょ。   総評 『新たな手法』『斬新な切り口』等と言えば聞こえは良いが、単に過去の賢人達が『やっても面白くないからやらなかったこと』を仰々しく言っているだけでおまけに未完。どうしても本作のような作品を作りたければ、しっかりエイリアンとの戦いを描いた『本編』を放映した後、『外伝』と言った形で発表して多少は価値が出ると思う。
[DVD(吹替)] 3点(2016-12-16 01:43:43)
252.  思い出のマーニー 《ネタバレ》 
決してつまらなくはない、だが問題はこれを「スタジオジブリ」が製作したと言う所だ。 原作ありきとは言え、こんなちょっと有名なアニメ製作スタジオならどこででも作れそうな作品を作ってはいけない!「スタジオジブリでしか作れない作品」を作らないでどうする!? 正直ここ最近はそれも仕方なしと思っていたが、「風立ちぬ」を観て、やはりジブリ(宮崎駿)は凄いと感動した直後にこの体たらくに腹が立つ。 「自分たちが日本を代表するアニメ製作会社」と言う自覚をもって製作をして欲しい。ピクサーを見習え(あちらも作品の出来に上下はあるが、最底辺でもしっかりピクサーらしさは出ている」、今後もこのような普通の作品を出すなら、マジで宮崎監督が引退するなら解体するなり社名変更するなりして「スタジオジブリ」の偉大さを保つ努力をしてほしい。  ちょっぴり内容に触れると「内向的な少女が不思議な体験をして前向きに成長するお話」。ただし、主人公が変わるきっかけやそれ以外の日常描写、不思議空間の演出等全てが薄く、設定や主人公の性格(そもそも成長の質)が違うとはいえ、同じ「少女の成長」を描く「魔女の宅急便」に遠く及ばない。 作品の内容としては6点。 
[DVD(邦画)] 3点(2014-12-26 08:49:16)
253.  スター・トレック/イントゥ・ダークネス 《ネタバレ》 
シリーズは数作見た程度です。 予告を見て、敵は民間人や軍関係者の弱みを突き自爆テロやスパイに使い、自身の正義(それ自体は善行)のために非合非情を行う、藤崎封神演技の王天君を想像していたが・・・ 人類を攻撃するのも膿を絞り出す的な行動かと思ったら、単に裏切られた上官への復讐と小物、愛がどうこうも単にコイツが部下思いなのと主人公を人質にしただけで、予告の様に大々的に推す程じゃない。 話もとにかく説明不足とご都合主義、中には上述した脅しを使えば辻褄が合う所もあるが、序盤以降全く演出されていないのでひたすら違和感。とりあえず地球の防空(宇宙)体制はどうなっているの? テーマもブレブレで終始チャチな設定を使ったショボイドラマとドタバタアクションを見せられているだけで、前作に合った様なキレは一切無い。 そして終盤の死亡シーン。一応スポックの感情もテーマらしいが、突如思い出したように所々に挿入されてるので浮いてるしそこを譲渡しても微妙、止めにいくら伏線張ってたからと言って感動(?)的な別れのシーンをぶち壊す大復活(笑)。個人的にこの手の演出殺しは映画でしてはいけない構成の1つと考えている。。てかさぁこういう話にするならもっと死ぬ所はサラッとやれよ。 今回もロクに戦わずちょっと攻撃されただけですぐ反撃・行動不能になる母艦。私が見たシリーズでは毎回こんな感じだが伝統芸なのだろうか。 ひたすら人間ドラマとアクション(しかも両方とも退屈)なのでもうSFと言うよりかはアクション。つーか敵性宇宙人も全然出ないで終始下らない人類内輪揉めを見せられた。 総評 スタートレックのような巨大な軍隊(?)と宇宙を舞台にした壮大な作品であえて『たった一人の人類』が脅威となる的な構成は個人的には好きだが、同時に非常に脚本の力量を試される内容でもあり、本作は残念ながらその力量を持っていなかった。 設定も割とベタだし原作的にはコッチの方が先かもしれないが、あちこち『カウボーイビバップ 天国の扉』に似てる(しかも劣化)気がしてならなかった。  あと広報、こんな詐欺紛いの手法で騙して楽しい?もっと必死にウソ付かず作品の魅力を伝える努力しろ。 予告:敵『始めようか』→都市に墜落するエンタープライズ号→本編→と思ったら敵の船だった→お前が落ちるのかよ!? モラルは最悪だが、ボケとしてはオーソドックスで悪くはないかな?
[映画館(字幕)] 3点(2013-08-17 00:31:41)(良:1票)
254.  フォーン・ブース 《ネタバレ》 
終盤までのハラハラドキドキ感を見事に裏切ってくれました。 程度は関係なく、とにかく目に付いた『悪い人間』を脅して更生させるチャンスを与え、従えば釈放、断れば射殺する。 終盤トリックを見破り警察が突入するが、主人公の懺悔は終了し、犯人も自殺して万事解決・・・・と思いきや生きていました(しかも赤の他人)。と素人でも使わない様なオチを持ってこられ台無し。どうせなら主人公の付き人をやっていた若者(下調べで雇われているふりをしていた)を犯人とかの方がマシだったんじゃない? 犯人も主人公とのやり取りの間に2人殺しており、少なくとも一人に関しては悪人でもなさそう(悪く見ても町のチンピラ)だし更生のチャンスも与えず殺しており、行動目的と行動内容に大きなギャップを感じた。 犯人の位置特定も、電話ボックスは逆探知防止システムを使っているのに、事件直前に主人公の奥さんに電話した際は使用せず位置がバレてしまう上、意図的にお行ったわけでもなさそうなので作中のシリアスな雰囲気に水を差されゲンナリ。 総評 最終盤からオチに掛けての出来がそれまで積み上げてきた全てを台無しにしてしまった。  電話ボックスを使ったアイディアと大事を介して小心者の主人公を改心させると言う構成は悪くないが、そう言った事を強要する犯人の設定とオチに関する良いネタが思いつかずやっつけで台無しに。
[ブルーレイ(吹替)] 3点(2013-05-08 21:38:00)(良:2票)
255.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 
ボンドはピアーズからのならほぼ見てる程度です。 ダニエル007は初体験だが、顔からしてあんまし『プレイボーイ』っぽくなく、もう少しストイックなスパイの方が雰囲気に合ってる気がした。 そこを気にしてなのか、今まで見たのに比べると女絡みのシーンが少ないが、結果ボンドガールと言える程露出の多いキャラがおらずあっさり退場したりヤるだけヤって撃ち殺されちゃったりと活躍が少ない。 敵に関しては歪み切った愛憎をMに向ける元部下と言うのは悪くないが、能力が凄腕のハッカーとありきたりだしその能力を活かす描写も少ない。散々回りくどい事しときながら結局は『数人の警備しかいない審問会場に乱入して撃ち殺そうとする』と計画性皆無。ちなみにこの作戦も失敗し、ボンド&Mが実家に逃げたのを追跡しまさかのプチホームアローンをした時は笑った。てかコレの上映前日にホームアローンTV放映してたがたまたまかな?ラストはバトルも銃撃戦も無く後ろから投げナイフでズブリと最後まで見せ場無し。 アクションはまぁ無難。 そして本作最大の難点は犯人を捕まえた前と後の繋がりの無さ。 Mに関しても序盤は非情な命令を出しつつも所々柔軟な対応を見せていたが、後半はまったく触れられず、逆に後半判明したボンドの過去も触り程度で終了と話全体を通してなにかを演出しておらず、中途半端な映画を二本見ているようだった。 総評 OPだけ良かった。
[映画館(字幕)] 3点(2012-12-02 17:10:47)(良:2票)
256.  プロメテウス 《ネタバレ》 
宇宙船での移動や遺跡内調査の『起承』部分は1や2を彷彿させるが、シーンの1つ1つが長くダレる上、『砂嵐に巻き込まれピンチになるが何とか助かる』等それにより人物同士の関係や心境が変化する事も無く、本当に何のために入れているのかわからないものも多い。 終盤ようやく事件(転)が起こるが、『変な薬飲んで変死』『変死した男と交わった女性が何故かエイリアン身ごもるが切開で助かりエイリアンも閉じ込められる』『フェイスハガーっぽい奴に襲われた男が何故か蘇生凶暴化するがすぐに焼却処分』『友好的と信じていた宇宙人(創造主)も変に暴れてヒロイン追いかけて上述したエイリアンに寄生され死亡』等どれもパッとしない上整合性も無く、起こると同時に解決してしまうので旧作にあった様ないつどこから襲われるかわからない恐怖が無い。たぶん『スフィア』みたく恐怖が押し寄せてくる的演出だと思うのだがとにかくショボくて印象も弱い。 オチ(結)に至っては脇キャラに『地球のために死んで』と言っておきながら自分はちゃっかり生き残り旅を続けるヒロインと後味最悪。 パクってはいないだろうが、宇宙人の設定もまんま『ガイバーの降臨者』だったのでインパクトゼロ。 登場人物にも悪人がおらず、エイリアンVS主人公VSお持ち帰り希望組と言う『お約束の三竦み』が無く、目的もエラく庶民的(軍事利用や儲け話ではなくただ単に永遠の命が欲しい)で全員『薄い』。 多分本作で一番描写が細かいアンドロイドも、その描写を活かす(自制心が目覚めたり、命令より良心を優先する)事無く普通に主に従い殺され『2』の状態になり終了。 デザインは基本微妙で、良いと思ったモノに関しても『どっかで見たことある』感が強い。 総評 相変わらず撮り方は上手く映像も綺麗なので見てる最中は退屈しないが、視聴後集中して見れた割に思い出すと全然面白くなかった事に驚く。 『VSプレデター』を含めたエイリアンシリーズの中でも1番詰らないし、独立したSF映画として見ても全く独創性が無く、なにより中途半端にエイリアンっぽくしているのも駄目。 余談 女雇主の宇宙服姿がどう見ても『結び目が少し下になっているゼロスーツ着たサムス・アラン』だったので是非次回は彼女を主役にした『メトロイド』を作ってほしい。 
[映画館(字幕)] 3点(2012-08-04 21:50:27)(笑:1票) (良:1票)
257.  ダーク・シャドウ(2012) 《ネタバレ》 
CMからして『アダムスファミリー』的なブラックコメディを想像していたが全然違う。 まずコメディ要素がメインどころか味付けと見ても少なめ(CMで全体の半分位消化)で、200年ぶりに目覚めた吸血鬼のデップがお家再興に奮闘したり恋したり魔女に妨害されたり誘惑されたりするが、結局お家再興は失敗し魔女退治と恋人作りに成功しただけ・・・・用は関係者全員ロクな目に合わなかった。 こう言った話の吸血鬼って血を吸わなかったり輸血パックで代用が多いがコイツはガンガン吸いまくる(殺しまくる)。おまけに邪魔な奴も殺したり催眠術で騙したり、家族は大切にすると言っておきながら結果長男は父親を追い出されてしまい散々。しかも魔女に誘惑されるとあっさり『レッツ小魚作り』!これに対しては『恋人が呪われないため仕方ないんだ!』、ちなみに吸血殺人も『この呪い(魔女)のせいで私も苦しい』と女々しさ爆発のヘタレ発言。 そしてそう言った悪行になんの反省も報いも受けずにハッピーエンド。個人的に『因果応報』が微塵も成り立っていない作品は嫌い。 あとあらすじ見てもそれほど山場は無いのだが、無駄に場面がコロコロ変わりその1つ1つも掘り下げが出来ていないわり異常に長い。構成が悪いわけではないのだが、用は超うす味のスープを5ℓ位飲まされた感じで印象的なシーンが無い。 序盤からデップの恋人の前に現れ『助けて・・』と呟く長男の母親の幽霊も何かの伏線かと思ったら、『誰も助けてくれないんじゃ自分で何とかする!』と魔女にゴッドボイス発射で撃退、助けを求める必要無いじゃん。 あと娘の秘密が唐突過ぎ。これも周りのキャラの掘り下げが出来ていないことからくる弊害。ちなみに上述した『異常に長い』はデップ絡みのみで他キャラメインのシーンはダイジェストみたく駆け足なので全然魅力を得られなかった。そう言う意味ではデップ好きには嬉しいのかな? 雰囲気としては『永遠に美しく・・・』が近いが出来としてはあちらの方が皮肉が効いていて面白い。てか終盤の魔女とショットガン女の戦いなんてまんまそれだし。 少なくてもCMみたいな作品を期待すると損します。『ジョニー大好き!ジョニーが出てれば他なんてどうでもいい!ジョニーが幸せにさえなればオールOK』なら面白いかも。てか監督自身が『ジョニーLOVE』過ぎる、プロモじゃないんだからさぁ。 てかまた広報にだまされた。
[映画館(字幕)] 3点(2012-05-19 18:07:59)(良:4票)
258.  バトルシップ(2012) 《ネタバレ》 
 『エイリアン相手に米艦の最新技術をフル活用した艦隊戦』を期待していたが残念。  まず登場艦も駆逐艦3隻のみ(他はバリヤに阻まれお留守番)で、その内2隻も即撃沈。その後は・・・。  『ジャミングされるが敵を肉眼で確認できるのに、艦砲のみで攻撃』『危険な空気なのに停泊状態で攻撃して反撃され撃沈する味方艦』『敵は攻撃してくる対象か危険な兵器のみを攻撃するらしいが、攻撃中止して撤退する主人公が乗る『武装した船』をスルー』『目の前の戦艦放置して遥か彼方の空軍基地や何故か高速道路を攻撃、ちなみに武器は予告のハイパー放射『ロケット』じゃなくて塊魂の玉(全長3m)みたいの3つ・・・で世界危機』『津波警報用ブイの電波は運よくジャミングされず敵発見』『←そしてミサイルを座標指定で発射するが、何で最初の接敵時にそれしなかったの?』『←の間も敵は上述した武装を主人公艦に使わず泳いで接近戦を仕掛けようとする・・・で負ける』『ミサイルどころか地球到着前、自身より遥かに小さい人工衛星にぶつかり大破する虚弱宇宙船』『宇宙人の目的はID4っぽいが分かりにくい』『宇宙人の目がトカゲっぽいから太陽に弱いはず!』『敵を視界に捉え狙撃銃で敵艦橋の窓を破壊(脆いな!?)、太陽で敵の目が眩んでいる間に全兵装をマニュアルで発射!・・狙撃する必要が、てかその戦法一番最初にすれば・・』『艦内に侵入した敵(目的不明)相手に白兵、ボートで宇宙船調査と終始持ち場を離れるCIC員と主人公班長(後に艦長代理)この艦の乗組員は5人なのか?』『26歳までニートだった主人公が←の通り異様な出世街道爆進、兄のコネか?』等々  ・・・と言ったご都合アホ展開でT・Fから何一つ進歩してない派手だが迫力の無いCG、整合性の無いツギハギ演出、薄っぺらい内容を延々2時間垂れ流し。てかCGは変形無いのに何処に2億$掛けてるの?『円』の間違いじゃないの?  現実兵器ってある程度設定をしっかりさせミリタリー色を強くしないと寒いんですよね。そこを理解せず弾無限なランボーでエイリアン退治的ノリでやってしまってるので凄い寒い(捕捉するがランボーはそう言ったノリが面白いし、本作は上記理由でそれ以前の問題)。  ただ、ヒロインと患者の元軍人さんが上陸したエイリアンと戦う所と、終盤ミズーリでの戦闘シーンは良かった。
[映画館(字幕)] 3点(2012-04-14 00:38:06)(良:4票)
259.  TIME/タイム 《ネタバレ》 
常に24時間無い寿命の主人公は、ある日助けた富裕層の男から百年分の寿命を貰う。長寿(大金)を得た主人公は富裕町に行き女性と出会う。お互い惹かれあっていた時警察が乱入、時間を奪われるもヒロインを人質にし脱出に成功、ここまでは良かった。短命と長寿ゆえの苦悩を語り合うシーンなどは哲学的な感じが設定、世界観の手助けもあり引き込まれる。ローンを返し残り寿命90分(少っ!)になるが、凡ミスで時間切れになる無計画母親にクスリとしたが気にしない。 身代金を断る父に絶望し貧民の生活苦を目にし、主人公とヒロインの取った行動は銀行を襲い時間を皆に配ると言うねずみ小僧展開!あれ?そしてそんな彼らを必要に追うのは父でも警察でも無く町のギャング、理由は懸賞金と彼らはたんまり寿命を持ってるから。あれれ?話が変な方向へ。まだ止まらない。素人で襲える程度の銀行を数件落とされた結果『町に時間が溢れ世界が崩壊しそうです』脆過ぎるぞ世界!あ、この時点で私諦めました『この作品、世界観や設定の説明する気無いな』。何故寿命のやり取りができるのか、時計と生体活動がリンクしている仕組み、てか何でそんなシステムが存在するのか等の説明皆無。『説明不要そう言う世界だと認識しろ』と言うスタッフのプレッシャーを感じつつ、時間を盗むべく父の会社へ乗り込む娘。ロビーを歩くパパに堂々と入口から入り声をかける娘。その声に反応し、密集陣形を取り銃を構える十数人の黒服護衛、娘に注意を向けさせ、護衛の一人に変装していた主人公が集団の後ろを取りパパ捕獲に成功。この流れを見てマジで本作をギャグだと思った。盗みに成功し追っ手も何故か振り切るが、手にした時間に一切手を付けず分け与えてしまい寿命が数分の主人公ヒロイン、何故か隣町に行けば助かるので急ぐが時間が無い、僕の時間を与えるから君は生きろ、嫌私の時間を、ああ♪ああん♪とイチャつくバカップル。結局身元認証もせず時間を支給するパトカーのシステムで助かりエンド。ちなみに主人公父の死に陰謀の匂いがしたが説明は無く、それを知る警官も上述の毎日支給される寿命を捜査に夢中で忘れて死亡で大爆笑。 金と命を同一化し『資本格差の非情』さを一層エグく演出しているが、そこを深く描かず『近未来版ねずみ小僧』になりただのB級バカ映画になってしまった、設定説明は無視するとして話をもう少し頑張れば化けたかもしれないだけに残念。
[映画館(字幕)] 3点(2012-02-18 00:35:44)(笑:1票) (良:2票)
260.  SUPER8/スーパーエイト(2011) 《ネタバレ》 
 ラスト30分までは良かった・・・。  付近の駅で起こった列車事故を皮切りに消える村民、謎の停電等の怪事件。それらを通し主人公が父親や友人、想い人や母の死との関係を進展させていく演出は面白い。  ギャグもまぁまぁで仲良し五人組は『普通』『チビの爆破マニア』『嘔吐癖のあるヘタレメガネ』『ムカつかない程度にわがままなぽっちゃり系』『空気(こいつは早々フェードアウト)』と個性があり見分けやすい。何より小学生が主人公の作品が少ないのでそれだけで嬉しい。  ただそれ以上に残念な点が。宇宙人は『墜落した時捕まり何十年も拷問を受けた』と同情できる設定なのだが・・・こいつ人間食うんだよね。恨みがある軍人相手ならまだ良いが、無関係な村の人間まで食う。コレのせいで外見も相まって宇宙人に同情できない。『触れた相手とはテレパシーできる』と言う微妙な能力で主人公は助かる(悪人でないと判断された)が、その後いきなり感動的な音楽と共に宇宙へバイバイじゃ村が完全にとばっちり被害。リアリティと考えたのかもしれないが、個人的に少年主人公の場合は極力死者を出さないで欲しい。  次に主人公達が事件に全く関わらない。宇宙人も脱出して暴れてバイバイするまで基本『自力』。たぶん事件を介した主人公の成長を描きたかったのだろうが、それにしてもつながりが希薄すぎ。てかラスト30分までは宇宙人と関わってすらいない。予告にあったビデオも話に絡まず、ついでに軽トラで列車が脱線するシーンも宇宙的パワーの産物かと思ったらコッチも『自力』だし。いや、流石にあそこまで脱線はしないし、おまけに車はイースの如くドライバーと共に半身ズラしで無事。なので予告は詐欺。  例えば死人は軍関係者のみで食料は人間でなくスパーのお菓子を盗む(町から色々盗まれる描写はあるので繋ぎも楽)とか、軍人は殺すが少年とテレパシー後は民間人は巻き込まないようにするとかにすれば宇宙人に同情できる。もしくは最後に宇宙人が脱出に失敗して死ぬとかなら事件事態は『因果応報(宇宙人も一応罪無き人間殺してるし)』で終わり、正にスタンドバイミーの様な『ちょっとビターな夏の思い出』的な少年成長劇として見れた気がする。  『80年代感動映画総集編』を見ている感じで、浅く広い演出は感動も何も起こらず。とりあえずCMの『スタンドバイミー+ET』と叫んでた兄ちゃんは両作品をもう一度見ろ。
[映画館(字幕)] 3点(2011-06-26 17:52:33)(良:1票)
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