Menu
 > レビュワー
 > 鱗歌 さんの口コミ一覧。131ページ目
鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3876
性別 男性
年齢 53歳

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145146147148149150151152153154155156157158159160
161162163164165166167168169170171172173174175176177178179180
181182183184185186187188189190191192193194
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145146147148149150151152153154155156157158159160
161162163164165166167168169170171172173174175176177178179180
181182183184185186187188189190191192193194
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145146147148149150151152153154155156157158159160
161162163164165166167168169170171172173174175176177178179180
181182183184185186187188189190191192193194
>> カレンダー表示
>> 通常表示
2601.  ジャンパー 《ネタバレ》 
テレポーテーション能力を身につけた若者が、何者かに命を狙われる。もうホントに、それだけ、の映画でして、その割り切りには好感が持てます。もちろん、登場人物が沢山出てきて、エピソードが複雑に絡みあって・・・という映画も大歓迎ですが、そういうのを作れもしないのに無理に作ろうとするくらいなら(失礼)、いっそこうやって、ただただテレポーテーションしまくる事に徹するのも、悪くないです。 この主人公、特殊能力を持ってはいるものの、それをロクなことに使っていない。この能力をどう使うか、という方向にも話は膨らまないし、膨らませない。 生き別れた母親も登場するけれど、かつストーリー上、それなりに重要なキャラのような気もするけれど、やたら印象薄くって。涙の再会なんぞどこ吹く風、サバサバしてます。 ついでに言うと、主人公がガールフレンドの母親と再会する場面もありますが、このシーンなんて、まともにこの母親の表情を映しもしない。もう、どうでもいいんですね。いかにして、物語を膨らませないか、脱線させないか。88分という短い尺を、ひたすら走り抜ける。 ひたすら繰り返す、空間移動。意味も無く東京にまで飛んできて、東京ロケを敢行したり。その他その他、いったい一本の映画に、どれだけの光景を詰めこもうというのやら。 と言うわけで、いや何かこの映画オモロイなあ、と思いながら見てはいたのですが。しかし、アクションシーンが雑なのか何なのか、イマイチわかりづらい。そこにさらに空間移動が重なって、正直、何が何やら、画面に集中し切れず。こういうハチャメチャな映画を作ろうという意気込みには頭が下がりますが、映像で惹きつけようという映画のその映像が、「見にくい」というのは、ちと痛い。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-09-10 17:15:26)(良:1票)
2602.  クラッシャージョウ
見た感じの印象はあくまで旧来のリミテッドアニメの枠内の作品、ですが、メカの立体的な動きや人物の細かい仕草を取り入れ、製作者の意気込みを感じることができます。 ただ、申し訳ないけど内容はかなり薄く(ごめんね)、いかにも「キャラ立ちした4人組に会話させときゃ何とかなるでしょ」みたいな感じ。それが三文小説風の魅力と言えばそうなのかもしれないけれど、それにしては作品が大作めいているのが、なんとも不釣り合い。 ドタバタしてる割に起伏が少なく、長すぎ。でも、スターウォーズだって結局は、同じようなノリ、なんですよねえ。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-07-22 07:49:32)
2603.  日本侠客伝 絶縁状
古風なタイトルですが、意外にこれが、現代劇。頂上作戦の頃でしょうかね。 主演はもちろん高倉健ですが、出演者クレジットのトメが藤山寛美。まあ、要するに、アレです、寛美さんが松竹新喜劇をクビになった不遇の時代・・・いや、復帰後にあたるのかな? 小島慶四郎も参戦して、東映でミニ新喜劇を繰り広げてます。 冒頭、主人公が刑務所で親分に面会する会話シーンからいきなり、マキノ監督らしいというか、カットを割りまくってますが、寛美さんの屋台前でのやりとりのシーンなどでもカットを割りまくると、ちょっとギクシャクしてくる。寛美さんが箸を持ったまましゃべってるのですが、カットが切り替わると明らかに箸の持ち方が変わってたりして、やっぱり映画俳優の方がこういうのは慣れてるのかな、とか。 内容が近代的になると、悪役も人相の悪い極悪オヤジではなく、いかにもクールで狡猾なイメージとなり、やっぱりここは渡辺文雄の出番です。このズル賢さを連想ゲームでも活かせていたら・・・。 いかにも好漢の主人公に、陰湿な悪役、一方ではユーモアも振りまいて、悪くない陣営だと思うのですが、今ひとつノレないというのが正直なところ。寛美さんはどうしても映画では浮いてしまうし、いくら健さんが好漢とは言え、正業を始めるやいきなり好調らしいのも、ちょっと安直に感じたり。 ラストの殴り込みまで、一通りは楽しめるものの、変化球的な作品の割に、全体的な印象としてはやや薄いように思います。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-06-24 09:19:26)
2604.  新・網走番外地 流人岬の血斗
冒頭に由利徹の前口上みたいなのがあって、健さんが素で笑ってるっぽく、なんだか楽しそう。と思いきやそのまま物語に突入し、決して楽しくはないここは塀の中。 今回のタイトルは「流人岬の血斗」で、どんなとんでもない場所かと思ったらこれが、看板に偽り大いにあり。網走から健さんが移送された先の刑務所は、囚人たちを信用して開放的な環境で更生を図ろうという、ヒューマニズム溢れる環境。それを支えるヒューマニズム親父が、志村喬。いい人、かつ信念の人。要するにちょっと面倒くさい人(?)。 で、監督が、降旗康男。と聞けば、映画がこういう路線になっているのも何となく、納得。火災をきっかけに知り合った母子との交流が描かれたりして。 舞台は海辺、とくれば、夕日を取り入れたシーンが印象的だったり。 そういう抒情性だけではなく、アクションも気合いが入っていて、トラックが横転炎上、なんていうシーンはちょっとしたスペクタクル。クライマックスのキャバレーへの殴り込みでは、階段も使った立体的なアクション。 正直、中盤やや妙な展開に感じる部分もあるのですが、見どころは多い作品です。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-06-10 08:58:02)
2605.  クワイエット・プレイス
静寂を守らないとモンスターに襲われる、という設定が、意欲的ではあります。手話を交えた会話は最小限に絞り、俳優たちの表情、そして静寂の不気味さで物語を描く。我々も自ずと、映画の中における「音」に敏感になり、そこに生まれる緊張感。 ってなところではあるのですが。 そうは言っても、やっぱり難しい設定ではあると思います。「音を立てちゃダメ」となると、やっぱり「にも関わらず音を立ててしまった」という禁則破りこそがサスペンスのスタートとなるところ。あるいは『ドント・ブリーズ』のように、「音を立てるのを待ち構える相手」というものを画面で見せつけるところをスタートとするか。しかるに、この『クワイエット・プレイス』では、音を立てたら即死、なもんで、基本的に「それでも音を立ててしまう」というサスペンス上の行為に対し、物語上の制約がかかってしまう。しかも、モンスターはどこからともなく急に襲い掛かってくるもんで、「だんだん迫ってくる」風のサスペンスにもなかなか繋がらず、これも制約として感じられてどうもまどろっこしい。もっとも、この点に関しては、無闇にモンスターの姿を画面に出さない、という別の魅力に繋がっているとも言えるし、映画後半は姿を露わにしたモンスターがジワジワ迫ってくるタイプの描写も取り入れられているけれども・・・。 実際に聴覚に障碍のある女性が娘役を演じている、というのがここではおそらく、いい方向に出ていて、普通に幅広くオーディションなんかしたら、こういう素朴で、しかし独特の雰囲気の娘役は生まれなかったんじゃなかろうか、と思えてきます。制約がうまく働く場合もあるのです、たぶん。 しかし、この主人公家族の、親子関係の描き方って、こんなもんでよかったんでしょうか? ちょっと踏み込みが足りない気もします。かつて起きたある事件により、関係がギクシャクしている(あるいは本人がそう思い込んでいる)、というのはもっと鮮明に描かれていてもよいと思うし、それでこそ、クライマックスで互いに離れ離れになった家族が何とか集まろうとする姿にも繋がってくると思うんですが。静寂というルールが家族関係の描写に対して制約になったのであれば残念ですが、それとて、工夫の余地はもう少しありそうな気が。 言葉より表情で描く。それは悪くないと思うけれど、それを補強するエピソードがもう少し欲しくなるし、それより何よりこれは恐怖映画なのだから(少なくとも、恐怖映画として面白くなりうる映画なのだから)、俳優の表情ばかりでなく、まずこの、不気味な森、と言うヤツを、画面上にしっかりと出して欲しかったなあ。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-05-02 08:06:35)
2606.  網走番外地 悪への挑戦 《ネタバレ》 
高倉健が主演で、アラカンの鬼寅さんも出てくるもんで、確かに一応はコレ、「網走番外地」には違いないんでしょうけれど、それにしてもまた随分極端な路線変更。今回はほとんど、スクールウォーズです。熱血健さんと、尖ったナイフのごとき、若き谷隊長(@たけし城)との、心の交流。 さすがにストーリー上、さいぶ無理があるなあ、と思いながら見るのもまたオツなものですが、それにしてもちょっと無理が。変に義兄弟になったりするもんだから、あーたぶん谷隊長、この後どっかで殺されるんだろうなーと誰しも思うのですが、こんなあっけなく殺されるとは。映画途中からやや影が薄くなってしまってたので、死んでもあまりインパクトが。 スクールウォーズ路線から、ハードボイルド風味を漂わせつつ、ラストはしっかり任侠路線になって、かなりノリノリにドスを振り回す健さん。無理はあるけれど、イロイロ楽しめたから、まあ、いいかな、と。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-04-16 17:04:41)
2607.  遠い太鼓
まるで、アフリカの奥地を探検して原住民と戦う、みたいなノリの映画ですが、舞台はアフリカではなくってフロリダ。秘境感はやや薄いけど、ワニはいるわ、毒蛇はいるわで、一応、冒険チックに盛り上げます。西部劇ならぬ、南部劇、といったところでしょうか。 映画前半、30~40分くらいでほぼ任務は完了。あとは帰るだけ、なんですが、そこに先住民やらワニワニやらが襲い掛かってくる。これがまあ、正直、さほど盛り上がらないんですけどね。ワニワニに襲われる場面の叫び声が、後にさまざまな作品に流用されて、この作品を有名にしているらしい、のですが、むしろこの場面におけるヒロインのおマヌケな叫び声の方にこそ、私は軍配を上げたいなあ。 作品全般にわたって、劇伴の音楽(マックス・スタイナー)が過剰に鳴り響き、これもあまり感心しないのですが、終盤の先住民との戦いで、劇伴が止み、先住民の太鼓の音だけが響いてくるのは、これは効果的でした。 あとは、水中撮影の活用なんかが、目を引きますかねえ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-04-16 16:31:18)
2608.  アーノルド・シュワルツェネッガーの鋼鉄の男 《ネタバレ》 
このシュワちゃんという人はこれまで、映画の中でさまざまな敵と戦ってきた訳ですが、このドキュメンタリ作品に出てくる彼のライバルたちこそ、最強最大の相手、のように思われてきます。 映画開始から、筋肉、筋肉、また筋肉。体の隅々まで怒張しまくった、全身デカマラ状態のこのライバルたちの、非常識なまでに凄まじい肉体を目の当たりにすると、あのいつもニコニコシュワちゃんが彼らに勝てそうな気は、まったくして来なくなります。。。が、ある意味、彼の本当のピークの時期を映像に捉えたのがこの作品。我々になじみのある80年代のシュワは、もはや彼の余生と言ってよいのかも。後の映画スター時代以上にニコニコしながら、最強の肉体美で(「美」かどうかはもはやよくわからんが)しっかり優勝をかっさらってしまう。優勝を争っているのが3人しかいないというこの状況がよくわからんと言えばわからんけど、まあ、ボディビル界における全世界の頂点、なんでしょう。見れば納得の、この肉体。 ムキムキと、実際に音を立てていそうな筋肉パフォーマンス。非現実感すら感じさせ、どこかユーモラスでもあるのですが、裏では苦痛に耐え続けた壮絶なトレーニングがそれを支えている。どうしてここまでやるのか、何が彼らを支えているのか、どうして他のことにこの情熱を向けられないのか(?)。そのアンバランスさが、不思議な感動に繋がります。人間が到達できる限界の世界、常人が理解できるかできないか紙一重の世界。 肉牛の品評会みたいにも見えてきますが・・・
[インターネット(字幕)] 6点(2023-04-01 03:12:05)(良:1票)
2609.  底抜け大学教授
「ハイド博士とジキル氏」、ってなところでしょうか。見るからにダメダメな大学教授がナゾの薬を開発し、こいつを飲んだらキザなスーパースターに化けてしまう。 薬品でもって何になるかはさておき、路線としては、悪魔の毒々モンスターにも繋がるものがありますが、これはさすがにジェリー・ルイスの責任では無いと思う。 作品のチープな印象は拭い難いですが、ジェリー・ルイスの芸達者ぶりが楽しい作品、後のドリフコントあたりへの影響もしっかり感じることができます。 バカバカしい一方で、変身シーンのおどろおどろしい感じはしっかりホラーテイスト。やっぱり、マッドサイエンティストものにハズレはないですよねー(???) 「ジョーズ」ことリチャード・キールがちょっとだけ登場。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-02-19 10:10:15)
2610.  ルパン三世 THE FIRST
『カリオストロの城』で、ルパンが鯉の滝登りみたいに流水の中を逆行して泳ぐ、世にもアホらしく世にも素晴らしい、お馴染みのシーンがありますけれども、そのくらいのこと、フルCGのルパンにできぬワケがない、とばかりに、ここでも空中を泳いでみせる。これを見てニヤリとするには、いささか露骨過ぎた演出だったかもしれませんが、ここは皆さん、ニヤリとしておこうではありませんか。 CGだからいくらでも自由に体を動かせそうなもんですが、ルパンがあまり首を動かさず、窮屈そうにノッソリとした所作を見せる場面があり、こういうのもアニメのルパンのイメージから来てるのかなあ、とか。 とりあえず、楽しく見させていただきました。けど、フルCGの威力というものを感じられたかと言うと、どうですかねえ。たまにはこういうのもいいかな、くらいで。
[地上波(邦画)] 6点(2023-01-28 19:27:46)
2611.  記憶にございません!
総理大臣が「サラメシ」で、官房長官が「美の壺」ですか。これぞ、NHK党ならぬ、NHK内閣ですな。 ロッキード事件以来、お馴染みのこの「記憶にございません」というフレーズ。何が記憶に無い、だよ、記憶喪失じゃあるまいし、というツッコミもこれまで陰に陽に、何度も繰り返されてきただろうけれど、それをそのまんま物語の軸としてコメディにしちゃう、というのが、意外な盲点でした。なるほど、その手があったか。 総理が演説中に狙われる、という設定が、今となっては単純に笑い飛ばしづらい微妙なものがあるのですが、基本的には、政治家がこうやって茶化され、それが笑いになっているうちが健全なのかな、という気もいたします。おエラい政治家の方々が庶民とはかけ離れたムズカシイ話をしているからこそ、パロディも成立するのであって、国政がこの映画で描かれてるレベルだと本気で受け取る人ばかりになってしまっては、本来の可笑しさは伝わらない訳で。残念ながら世の中、その「伝わらない」方向にどんどん向かってしまっている気がするのですが・・・。 三谷幸喜はやっぱり舞台のヒト、ということなんでしょうか、脚本に色々と仕掛けを仕込んでおいて、あとは芸達者な役者さんたちが悪乗り気味に演技を繰り広げて笑いをとる。中盤に何度か長回しのシーンがあって、一種のコント仕立てのようになってるのもそういう表れ、なんでしょうけれど、やるならやるで、もっと徹底して長回しをキメて欲しかったかな、とも。多少なりともカメラがギクシャクしてしまうと、それだけでそのシーンが変に狭苦しく感じてしまう。 小ネタを入れて膨らませるのも、やや過剰なセリフを入れるのも、サービス精神の表れではあるでしょうが、やり過ぎるのも考えもの。単純にサービス精神なのか、それともスキ間があると不安になってネタで埋めてしまいたくなる性分なんですかね。場合によっては、ツラいけど削ぎ落すことも必要。全体的に、作品が間延びしてしまった印象も。 ま、でも、やっぱり、、、憎めないねえ。 テレビ越しの斉藤由貴のツッコミは、ナイスでした。
[地上波(邦画)] 6点(2022-10-10 11:29:13)
2612.  ポリスアカデミー
かつてTBS系列で放送されていた月曜ロードショー、曜日が移動して20~22時という気色の悪い時間帯になった途端、このポリスアカデミーシリーズばかりを狂ったように放送していた、という印象があって。実際には他の映画もたくさん放送していた(だから多分、金曜ロードSHOWにおけるジブリ作品ほどではなかったと思う)のですが。ほぼ惰性で放送されてるような状態で、我々にも「見ない」という選択肢はあったはず、にも関わらず惰性で見続けて、正直、どれが何作目か、よくわからん。でもシャロン・ストーンが4作目というのは何故か覚えてる。 そのシリーズの記念すべきか記念せざるべきか、とにかくその第1作。いくら作品ごとの区別がつかないと言っても、さすがに1作目は、随分久しぶりに見たけど、そうそう、これだよね、と。しかも残念ながら、意外にオモシロい(笑)。 まあ、ショートギャグ集みたいな作品ですからね。それなりに楽しめちゃいます。 80年代らしい、と言えばこのシリーズほど80年代らしい作品も無いのでは。というのが、当時10代だった私の印象。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-25 17:16:59)
2613.  旗本退屈男 謎の決闘状 《ネタバレ》 
いったいこのオハナシのどこが「謎の決闘状」なんだろう、というのが最大の謎なんですが、それはともかく、女性ばかりが犠牲となる謎の連続毒殺事件、その謎を追うのが市川右太衛門演じる旗本退屈男こと、早乙女主水之介。妙に自信満々の顔と堂々たる態度、なんですがどうしてこうも頼りなく見えてしまうんでしょうか(笑)。いや、実際は頼りになるんですけれども。 例によって、将軍綱吉のバカ殿ぶり、というものが物語の背景にあるわけですが、そういう世の乱れにつけ込む悪党どもの暗躍を、天下御免の向こう傷が許すわけには行かぬ。 事件の謎を追い、どこにでもやたら都合良く現れる旗本退屈男、その流れるような殺陣は、さすが、と思わせるものの、なんとなく最低限の動きだけで敵を蹴散らかす(ように見せかける)省エネ殺法のようにも見えてくるのですが、とにもかくにも、快刀乱麻を断つかのごとく、無事に事件を解決してしまうのでした。いや、さすが。あまり納得はいかないけど。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-08-06 22:17:42)
2614.  地獄の門
最初の方の“早すぎた埋葬”のくだりがナイスでして、異変に気づきそうでなかなか気づかないあのニブさ、しつこさ。そんでもって、あの、雑過ぎる救出劇。 こういう作品にまず、ハズレは無いもんです。 と言いたいところなのですが、その後、どんどんワケがわからなくなる。残酷シーンが充実さてるので、ワケがわからなくてもついつい見てしまうのですが、こういうのを残酷というのか、ただただバッチいというのか。 そうこうしているうちに、クライマックスではゾンビども(?)がほうぼうで火に包まれて、ちょっとお祭りの雰囲気。 いいんじゃないの、なかなか。ワケわかんないけど。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-08-01 22:32:13)
2615.  狂気の愛
最後にテロップで、「この作品はドストエフスキーの『白痴』にインスパイアされた」とかいうのが出てきて。まだ読んでないんですけど、ホントにこんなオハナシだと信じていいんですかね。責任取ってくれますか?(笑) でも実際、この映画を見てると何だかまるで、メロディはきっとどこかにあるんだろうけどそこにメチャクチャな対旋律や伴奏を重ねたもんで全くメロディが聴き取れなくなった音楽、を聞かされてるような。 しかし、必ずしもそれが悪いというワケではなくって。 必ずしもイイとも限らないけど。 最初、無軌道な若者たちが登場し、時計仕掛けの何とやら、みたいなノリかと思ったら、それよりもずっと要領を得ない展開が続くのは確か。ではあるのですが、よくワカランながらも画面上でイロイロな事象が発生するもんで、「次は何が起きるんだろう」と、ついつい引き込まれてしまう。銃撃だのカーチェイスだのはアメリカ映画ほどこなれてないにしても、暴力や血といったものが、しっかりと映画のスパイスになってます。街の風景の切り取り方の意外性なども見どころ。などといったあたり、好感が持てます。 それ以外の点はあまり好感持てませんけどね(笑)。 ソフィー・マルソーは『フォート・サガン』で少しだけヌードを披露してましたが、この作品ではいよいよ大胆に。実際、不思議な魅力を放ってて、個人的には、もう少し出番が多かったらよかったのに、と。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-07-30 18:21:05)
2616.  日本女侠伝 激斗ひめゆり岬 《ネタバレ》 
1971年の作品、ってことですから、沖縄返還直前ですね。まだアメリカに占領されてたころの沖縄。 藤純子がバリバリのおきなんちゅメイクで登場し、違和感ありまくりなのですが、男勝りでちょっとガサツな感じのお姉さん、といったところ。こういうのを「女侠」って言って、いいんですかねえ。任侠道でも何でもなく、普通に「社長」です。 とは言え、そこには例によって例のごとく、あくどいヤクザどもが登場し、あの手この手の嫌がらせ。 かつての激戦地沖縄、ということで、不発弾を始め、ヤバそうな武器がゴロゴロしていて、ちょっといくら何でも、と言う気がしつつ、見て見ぬふりを。 主人公と最初はぶつかりつつも、やがて互いに信頼関係で結ばれるヤクザ者が、菅原文太。二人の向こうには海に沈む夕日。いやあ、沖縄だなあ。 普通ならクライマックスの殴り込みでそのまま映画が幕を閉じるところ、この作品では苦みに満ちた後日談を付け加え、沖縄の置かれた状況の理不尽さを表すワケですが、ちょっと無理矢理、ですかねえ。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-07-25 22:16:21)
2617.  海底軍艦
ムウ帝国ってのがどれだけ高度な文明を持ってるのかと思ったら、ほとんど南洋の未開の島、みたいな感じで、原住民たちが儀式めいた踊りを、踊り狂ってるワケですが(まあ、一種の「あるある」です)、しかしこのシーンにここまで大勢のエキストラを投入するか、と思うと、なかなか圧巻でもあります。 その過去の超古代文明たるムウが、現在の地上文明に攻撃を仕掛けてくる。映画が始まってからだいぶ待たされるものの、この破壊シーンは見応えあり。 立ち向かう、海底軍艦・轟天号。これも、活躍するまでさらに待たされますが、さすがの強さ、カッコ良さ・・・と言いたいけれど、うーん、コレ、ホントにカッコいいのかなあ。先頭にドリルが付いて、大変ワカリヤスイ外見ではありますけど。だから、イイっちゃあ、イイんですけど。でも、軍艦にしちゃあ、ズングリムックリなのよねえ。。。 囚われの身となった高島忠夫たちが「マンダの生贄にする」と脅されて、「マンダとは一体何なのか?」という謎でもう少し物語を引っ張っても良さそうなところを、早速マンダを登場させてしまうのは演出としてちょっと勿体ない気もしましたが、あくまで窓からその姿を部分的に見せる、というのは、悪くなかったですね。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-07-12 22:50:33)(良:1票)
2618.  キン肉マン ニューヨーク危機一髪! 《ネタバレ》 
キン肉マン映画ってのは7本ぼどあって、確かこの「ニューヨーク危機一髪!」ってのはまだ見てなかったと思う。んだけど、どうも既視感がある。 「この映画見たハズなんだけど、全然覚えてなーい」ってのはアリガチな話ですけど、見てない映画なのに既視感とは、これ如何に。だって、キン肉マン映画なんて、どれもこれも寸分たがわず、同じパターンなんだもん・・・。 いやしかし。 そういう意味では、この作品は既視感が薄い方。同じパターン、ではないですね。いつもなら正義超人たちの行く手を敵が遮り、「ここはオレに任せて、先に行け、キン肉マン!」と言っては一人また一人と脱落するところですが、この作品では、仲間はすでに悪魔将軍の中に取り込まれてしまい、キン肉マンのロンリーバトルが展開される、という趣向。悪魔将軍が、とにかく強い。危うしキン肉マン。 でもまあ、コテンパンにヤラレた挙げ句に、突然、火事場のクソ力で逆転する、というのはいつも通り。素晴らしきはマンネリズム。 特に映画ならではの楽しみもなく、テレビと大差ない気もするのですが、それはそれでオモシロいもんだから、文句を言う筋合いでもないかな、と。 そこがキン肉マンの限界でもあり、魅力でもあるわけで。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-06-29 22:20:52)
2619.  霊幻道士2/キョンシーの息子たち!
あははは、何ですか、あの、動きが遅くなってしまう薬。はははは。つまらん(笑)。 相変わらずキョンシーの動きってのはユニーク、というか、意表をついてて、イイんですけどねえ。不思議な動きからくる、不思議なアクション。 ベム、ベラ、ベロの3人キョンシー構成。今回は子供のキョンシーが売りなんだろうけど、ちょっとET風味が入ってしまってるのが、イマイチ面白味に欠けて。まあ、ベビーキョンシーに罪は無いとは思うんですけど。 あとはクドさが売り。ちょっとクド過ぎ。でも一番楽しめるのはそういうところだったりします。全部じゃないけどね。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-06-26 23:05:39)
2620.  びっくり武士道
コント55号というと、基本的には欽ちゃんが二郎さんを追い詰めて、「ボケに対するツッコミ」というよりも、ツッコミがボケを呼んでまたそれがツッコミを生む、みたいな無限ループのイメージ。 しかしこの作品では二郎さんがコワモテのメチャクチャ強い武芸者、それに対し欽ちゃんはフニャフニャの弱腰のお侍さん。これがまた実に、役柄にピッタリだったりするのです。 二郎さんの異常なまでの強さ、向かい来る相手を空高く投げまくるあたりのアホらしい誇張(これはもはやカンフーハッスルの先駆的作品、と言ってよいのではなかろうか)。こういったあたりはしっかりギャグ映画になってるし、欽ちゃんの怯えた表情も見どころ、ではありますが、基本的にはシリアスなものを含んだオハナシで、ちょっと噛み合わない印象も。 音楽は冨田勲。シンセサイザーらしき音色も聞こえてきます。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-06-19 10:30:54)
030.08%
1190.49%
2411.06%
3731.88%
41614.15%
53619.31%
663316.33%
7122331.55%
888722.88%
93749.65%
101012.61%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS