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チャーリーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 552

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261.  クレイジー・イン・アラバマ
色々な意味で忘れ難い作品になりそうだ。スペイン人俳優アントニオ・バンデラスはまた、初メガホン作品にしては大変難しい題材を見事なまでにこなしていたと思う。従来の束縛かつ夫の暴力を耐えかね、亭主を殺害し彼の生首をケースに入れながらハリウッドを目指す女性と、その女性を伯母に持つ少年、また彼らを取り巻く人間関係を公民権訴訟問題や現代社会の不毛を織り交ぜながら描いた、一種の群像ドラマであり、少年の成長をを描いた青春映画にもなっている。主演のメラニー・グリフィスも結構いい演技してたと思うし、デビッド・モースもなかなか良かったと思う。久しぶりにいい映画を観たような気がした。
9点(2001-08-07 23:26:10)(良:1票)
262.  愛という名の疑惑
至るところがヒッチコック映画へのオマージュが見られるサスペンス。この映画も先の展開があまり見えない。それが意外にも私にとっては丁度いい具合のドンデン返し度合だった。ただリチャード・ギアの表情が相変わらず甘々なので、どうしても心理分析医に見えず、ラストも現実的に考えてあそこまで上手い具合に進むのか、それにあそこまで相手の心理や先の展開が読めるのかはかなり疑問に思う。しかしそんなことを言っては、映画が面白くなくなるのであまり細かいところを気にしなければそれなりに楽しめた。
8点(2001-08-07 17:13:10)
263.  セイ・エニシング
青春映画の秀作の部類に入ると思う。アイオン・スカイが初々しく、観ていて気持ちいいくらいだが、それ以上に中身が清々しくかつ時にはシニカルで面白かった。この映画でも描かれているけど、どうしようもない10代の感情の行き場は不安要素でもある将来なのでしょうね。主演のジョン・キューザックも爽やかでなかなか好印象。
9点(2001-08-07 11:15:04)
264.  ボディ・スナッチャー/恐怖の街
『ダーティ・ハリー』のドン・シーゲル監督に、後に『ワイルドバンチ』などでバイオレンス映画の巨匠となるサム・ペキンパーがコンビを組んだ傑作SFスリラーです。今は亡き両雄が描きだした、この恐怖感は現代の作品に全くひけを取らないし、それどころか天下一品である。この作品が凡庸なもので終わらなかったのは、脚本の巧さや音楽の使い方、スリリング見せる演出が冴えわたったからであろう。とにかく見ておくべき傑作です。
10点(2001-08-03 09:11:10)
265.  追跡者(1998)
確かに今さら続編を作る意味がこの映画には全く感じられなかったし、これといって目新しい点がなかった。前作でのトミー・リーのオスカー受賞や近年の彼の活躍によって、彼を主役にして製作したのだろうけど、こういう続編になってしまって、なかなか良かった前作まで安っぽく見えてくるんですが.......まぁ正直に言うと面白くなかったということです。
4点(2001-08-02 19:26:14)
266.  疑惑の幻影
うーむ別につまらないとは思わなかったけど、何かが足りない。演出も特に冴えてるとは言えなかったし、役者陣も目立って熱演している人もいなければ、ストーリーも比較的単調である。しかし車に備えているハイテク機器、それどころか裁判に持ち込まれるハイテク機器。こういった点ではなかなか関心を引くものがあったと思う。それにしても、オチをああいう風にしてしまうのは観客の意表を付いているつもりなんだろうが、結構不自然な気がするんですけど.......
5点(2001-08-02 19:22:50)
267.  危険な動物たち
公開当時酷評されたらしいけど、個人的にはパイソンズ・ギャグは大好きなもので。それでも関連性のない前作「ワンダとダイヤと優しい奴ら」よりも少しギャグがマイルドになってしまったのが、マイナス材料。ケビン・クラインも前作でオスカー獲ったから、もう辞めたのかと思ってたのにも関わらず頑張って今回は二役やってたし(でも二役は必要なかったのでは?父親役は誰か他の役者がやれば良かったのにとは思ったけれど)。それでも結構面白かった。
9点(2001-08-01 20:07:56)
268.  ホタル(2001)
悪い映画だなんて言わないけど、これじゃあせっかく訴えたいメッセージ性が弱い。話しに主体性が感じられなく、あっちこっちにエピソードが飛んでしまい終盤海外まで舞台が移るとはいささか付いていけない部分があった。それでもよくまとまった(orまとめた)映画かな。少し強引な気がするけど......。
4点(2001-07-22 19:22:24)
269.  ゲット・ショーティ
う~む、俺にはよくわからない世界でのコメディーでした。エルモア・レナードの小説を喜劇にするってことだけでも私にとっては意外だったのに、なんか劇中で全編「身内ネタ」onlyで笑い飛ばしている気がしてしまい、どうしてもノレなかった。よく考えれば監督がコメディー映画を主体に手がけているバリー・ソネンフェルドだから仕方ない話しかもしれないが、それにしてもあんまりよくわからなかった。
5点(2001-07-22 19:10:49)
270.  ひとりぼっちの青春
なんとも壮絶で悲壮なメッセージ、未来への希望も期待も予感させない終末。絶望とか悲観といった言葉がピッタリなんだろう。同年「真夜中のカーボーイ」に対抗し、9部門にノミネートされながらも助演男優賞{ギグ・ヤング}のみの受賞に留まった。それはおそらくあまりに悲観的な視点で描かれていたからだろう。「真夜中のカーボーイ」も決して明るい映画だとは言わない。しかし本作の方が明らかに絶望感が漂う。そんなメッセージ性が強くも、暗い物語性とは裏腹にそれらをあざ笑うかのように展開される耐久マラソン・ダンス。なんとも皮肉な構図である。やり場のない精神状態、行き場のない絶望感、これらがオープニング・シーンで象徴したのだろう。
10点(2001-07-21 22:59:49)
271.  ホーリーマン
まんざら嫌でもない、この映画というのが俺の正直な感想。日本劇場未公開になったのが妙に悔しい。キャストも地味に豪華で一見の価値があると思う。主演男優2人のチョットした駆け引きや、それぞれの持ち味のぶつかり合いは観ていて嫌ではなかったし、なかなか良かったと思う。意外な“拾いもの”系映画ではあったかな。
7点(2001-07-20 00:10:16)
272.  ノー・ルッキング・バック
エドワード・バーンズは間違いなくアメリカ映画界の次世代の担い手......いやもはや彼が先頭に立って頑張る時代が来ていると思う。この人の映画のシナリオの魅力は、いかに平凡な題材でも未来への期待を込めながらもどこかシニカルに描ける脚本を書けるという点だと私は思う。音楽のセンスも良いが、何より彼は演技もなかなかのものである。今回は比較的汚れ役に徹した彼だったが、そんなチャレンジが決して嫌味ではない。この人がキャメロン・クロウと組んだらなかなか面白そうだ、この作品はキャメロン・クロウの作調に似ている。ロバート・レッドフォードが手塩にかけて育成したくなる気がもの凄くよく判る。
8点(2001-07-17 19:26:53)
273.  晩秋(1989)
いろんな意味で身につまされる話しでした。今は亡き名優ジャック・レモンの隠れた名作と言っても過言ではないでしょう。未見の時点である程度判ってはいましたが、やはり感動してしまいます。現代の医療体制に不満を抱いたウォール街で働く忙しいビジネスマンが献身的な介護に目覚め、父親を病院から抱きかかえて出させる。こんな事は暇人ではある私にもなかなかできないことでしょう。現実の自分と父親の関係をてらし合わせて観てしまい、感動せずにはいられませんでした。
9点(2001-07-15 18:29:00)
274.  Uターン
そもそもオリバー・ストーンがここまでグロテスクにやってくれるとはいささか意外だった。80年代は「プラトーン」とか「ウォール街」とか「7月4日に生まれて」など比較的硬派な作品を手がけてきたストーン監督。90年代に入っても「JFK」、「天と地」といったやはり硬い作品を手がけている。しかし94年の「ナチュラル・ボーン・キラーズ」から一変、オリバー・ストーンの映画は変わってしまったようだ。人によって方向を見失ったと言うだろう。ただ私にはその作家性の曖昧さがオリバー・ストーンという監督に面白さを加味したと思う。それに今になって思えば「ミッドナイト・エクスプレス」や「スカーフェイス」の脚本でこういった作風センスが見られたと思う。ただそれを考えれば、前述の作品には劣ると思う。でも嫌いじゃない、そんな不思議な映画だった。でもあんなJ・ロペスは正直言って見たくなかった。
6点(2001-07-15 16:43:47)
275.  チャンス(1979)
これは本当に不思議な映画でした。ピーター・セラーズもbest actと言える程の熱演ぶりで大変良かった。展開は単調だし、静かな雰囲気でコツコツと進んでいくものですから飽きてしまいそうな感じだが、何故か内容に引き込まれた。何かチャンスの持つ不思議な魅力に引き込まれたのだろう、そういうキャラなのだチャンスとは。メディアという現代的な題材を選んでいるのに、ラストでチャンスが湖面上を歩いたりどこかメルヘンチックなものを感じさせる。エンドロールでもP・セラーズのNG集を収録しているのだが、何故だか切ない。決して面白くないNG集というわけではなかったが、何故か笑えなかった。そんな不思議な映画だ。
10点(2001-07-11 20:24:53)(良:2票)
276.  摩天楼を夢みて
10年に一回くらいこういう活力溢れる作品が輩出されていると思う。ここで言う〝活力〟とは、卓越した脚本、題材の面白さ、演出の秀逸さ、役者陣の熱演などが挙げられると私は考える。この作品は正にそれだ。矢のようなセリフの応酬で観る者を飽きさせない。こういう作品は、もっともっと作るべきだ。
10点(2001-07-10 00:02:36)
277.  ロブ・ロイ/ロマンに生きた男
中身があるように見せて、実は中身がないように思えた。役者陣がたいへんな熱演を見せていただけに凄くそれらをフイにしてしまった感が残るシナリオに責任があるような気がする。それにしてもジェシカ・ラング、彼女は本当にキッチンに縁があるのね。
4点(2001-07-08 12:03:28)
278.  女と男の名誉
私はレンタルで借りられましたよ、この作品。たいへん面白かったです。この邦題そのまんまみたいな作品で、珍しく邦題が巧い!と観た後に思ってしまいました。ジャック・ニコルソンもそつなく、いつものように“これ以外の役者であり得るか?”と思わせるくらいハマリ役で、近年でいうと「恋愛小説家」クラスのハマリ役ぶりが期待できる。「ゴッドファーザー」がダメだった方なら、マフィアものの入門編として取って置きの作品です。そして傑作です。
9点(2001-07-07 11:17:26)
279.  アイガー・サンクション
当時イーストウッドが刑事ものなどで乗りに乗ってた頃の作品だが、これはそれとは正反対で大悪党を演じていました。でも、これは(↓)【プレデター】さんの採点と同じくあまり面白くなかったと思います。これはネタバレになりますが、中盤スッチーの女性といい関係になるんですけど、全然そんなエピソードが無駄になっていたりなんか勿体ない気がしました。イーストウッドの初期監督作としてはそう悪い出来ではないのかもしれませんが、私的にはつまらなかった。
2点(2001-07-02 20:43:02)
280.  テイラー・オブ・パナマ
大作というわけではないが、結構面白い作品。判りづらい人物設定、場面情景ではあるものの、2回目に観てみると尚更面白そうな作品である。ただ終盤話し広げすぎかな?という疑問が残るものの、観て損はない一作である。
7点(2001-07-01 22:12:45)
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