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すねこすりさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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261.  かもめ食堂
この、ゆる~い雰囲気、キライじゃないです。お店の雰囲気、プールが素敵。足音、おにぎりに巻く海苔の音、揚げ物の油の音などが、静かな中に響き、耳に心地よい。まあ、お金払ってまで見る映画か? と考えると、そうでもない気もするが、時々、心が疲れたときなんかにポケ~ッと見るには最適な映画でしょう。一種のおとぎ話ですね、大人の。あんな生活、憧れる。たまに海外に行くと、ホントに日本での生活や価値観がせせこましくバカバカしくなって、“脱出願望”に駆られるのだが、帰国すると元の木阿弥で、日常や現実に見事に包まっていく自分がこれまた情けなくも愛おしい。あー、私って小さいなって。所詮、サチエさんみたいに脱出も出来ないのよね。この映画見て、再び“脱出願望”に駆られました。多分、一月後にはそんなこと忘れてますが・・・。
[地上波(邦画)] 6点(2007-10-09 10:40:53)
262.  ザ・チャイルド(1976)
冒頭、ニュース映像(?)らしきものが延々流れます。「え? これナニ?」と戸惑うことしばし、その後、ゆるゆると戦慄の話が展開されていきます。離れ小島、子供、人殺しゲーム、妊婦・・・、とオカルト要素は十分。画面の雰囲気がまた、ザラついた感じで、怖さを増幅させています。話が進むに従って、心拍数も上がる!! そして・・・、救いのないエンディング。もう、本当にとことん救いがない。でも、オカルト映画のラストは、こうでなくっちゃ! 後味の極めて悪い映画なんですが、オカルト映画としてはこのエンディングで正解だと思います。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-25 17:13:19)
263.  硫黄島からの手紙
台詞が聞き取りにくい箇所多々でストレスたまりまくり。やっぱり、監督イーストウッドはあまり好きじゃない。彼の一番描きたかったことは、この映画でもやっぱり伝わってこなかった。硫黄島のドキュメンタリーを見て、そのあまりの悲惨さに身も心も硬直したことを思えば、いささか薄っぺらさを感じざるを得ない。アカデミー賞なんて取ってくれなくて正解です。
[DVD(字幕)] 6点(2007-07-28 17:52:16)
264.  ベイビー・オブ・マコン
うん、これは、好きとは言い難いが、結構イイ。グリーナウェイの中ではまだ分かりやすい方なのかな。ラストは正視に耐えない、ってほどでもないが、かなりグロ。でも、なぜかグッと来た。美術が素敵。
[DVD(字幕)] 6点(2007-07-27 14:46:19)
265.  アメリカン・ビューティー
さして面白いわけではないのだけれど、かなりイタい映画。ベッドで隣に横たわる夫がふと気が付けば自慰にふけっているシーンには笑えました。こういう夫婦、洋の東西を問わず結構多いんでしょうね。ケビン・スペイシーより、奥さん役のアネット・ベニングの方が光っていたと思う。ミーナ・スヴァーリも魅力的。でも、感動したわけではないので、いささか低めの点数で。
[DVD(字幕)] 6点(2007-07-11 14:47:13)(良:1票)
266.  タクシードライバー(1976)
最近、邦画「丑三つの村」を見たのですが、主人公が屈折していく様に、少し通じるものがあると感じてしまった。まあ「丑三つの村」は完全B級映画、こちらはカンヌのパルムドールで“一緒にするな!”とお叱りを受けるかも知れないのですが・・・。どちらにも絡むのはやはり“戦争”。世間を憎んで、一人武装していく過程は、継男とトラビスが重なります。実際にトラビスが武器を使う場面は、一応“正義”だったことになるようですが・・・。でも、こうして反社会的行動に走る要因を“孤独”とか“病む社会”に求める作りには大いに不満。多いですけどね、実際。人間なんて誰でも孤独だし、同じ社会に生きている人間が皆、暴力的になるわけじゃなし。“こんな自分に誰がした!”と他者のせいにする犯罪者の心理に通じるんでしょうけど、キライです。ラスト、トラビスの今後を暗示するようで、さらにイヤです。なんというか、全編通して胸に迫るものがなかったし、トラビスに共感できなかったのは致命的。イイ映画なんでしょうけど。ジョディ・フォスターは圧巻。ハーベイ・カイテルはなかなかカッコ良かった。それにしても、私は、デ・ニーロという役者が好きになれません。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-06-26 14:56:39)
267.  トゥルーライズ
何の予備知識もなく、誘われて見に行き、なかなか面白かった映画。スクリーン&ドルビーサラウンドで見ると迫力満点。同伴者は「カネかけてんなー」と感心してました。その後何度も地上波で放映され、その度についつい見てしまう。J.L.カーチス、最高!
[地上波(吹替)] 6点(2007-05-31 13:23:26)
268.  カポーティ
これは小説「冷血」を読んでいないと、分からない部分が多いのでは? 小説「冷血」は好きじゃない(村上春樹の「アンダーグラウンド」を読んだ時に感じたものと同じものを感じて・・・)が、好きじゃない理由がこの映画に描かれているのだと気付きました。P.ホフマンの演技には瞠目するものの、内容はやっぱり小説同様好きじゃない。ただ、カポーティのことをもっと詳しく知りたいと思わせてくれたので、プラス1点。
[DVD(字幕)] 6点(2007-05-28 14:20:48)
269.  ベルリン・天使の詩
公開当時、劇場で見て以来、20年ぶり~。あー、忘れもしない、初デート!(もちろん今の相方とは別の人) それ以来、あれがありこれがありしてお別れしちゃって、この20年、この映画を見るのが怖かったのよ~。・・・“見た環境”というのは、かなり映画そのものに対する印象に影響するのですね。さて、20年ぶりに見て思ったことは、「やっぱり長い」でした。ま、こういうのキライじゃないんですけどね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-05-21 13:53:06)
270.  現金に体を張れ 《ネタバレ》 
まあまあ面白かった。ラストはわんこが出てきたところでちょっと見えてしまったが、大量の札が舞い上がる様子は絵的にgoo!「突撃」よりは好きかも。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-11 22:08:49)
271.  ベティ・サイズモア
ドラマの世界と現実がゴッチャになってしまうという脚本の着想が面白い、と思いました。レニーは、こういうキャラの役、向いてますね。イッちゃってる時のベティ、可愛かったよぉ。コメディだと思って見てたら、いきなり頭の皮剥ぎなんだもん、ビックリしたよぉ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-15 21:09:52)
272.  ブローン・アパート 《ネタバレ》 
不倫、子どもを亡くす、再生、、、。まぁねぇ、誰にも間違いはありますから、そういうこともあり得るでしょう、人生には。でも、なんというか、私にはちょっと安っぽいメロドラマにしか見えなかったです。見ている間、感情がほとんど動かなかったというか。爆発の瞬間、アッ、となったくらいで。見終わった後に何にも残らない作品って、なんか、やるせない気持ちになりますね。ハッキリ言って、あんまり見るべきところのない、私的には「雰囲気映画」でした。
[DVD(字幕)] 5点(2014-02-03 23:53:25)
273.  今のままでいて
ナタキンの美をフルコースで堪能する「だけ」の作品です。ナタキン好きの私は楽しめましたが、そうでない人にはイマイチじゃないかな。しかし、イタリアの女のコたちって、これが標準なんでしょうかねえ。多分違うと思うけど、本作を見ていると、標準なんじゃないかと思えてしまった。マストロヤンニは、はっきりいって、もうどーでもいいです。目には映ってたけど、認識はしていませんでした、私の脳みそは。
[DVD(字幕)] 5点(2013-12-07 00:09:29)
274.  流されて… 《ネタバレ》 
はて、、、どうしてこのDVDをリストに入れたんだか、まったく記憶にないけれど、とりあえず見てみました。・・・えーっと、、、かつて、お断りしたつもりが通じていなかった相手に「たとえ無人島で2人きりになっても、あなたとは何もないと断言できる」と言ったら、割とあっさり納得してくれたことがあったんだが、本作では、あっという間に男に押し倒されてなぁなぁ・・・どころか、ラブラブに。もしかして、こういうのが現実なのだろうか、と思うと、倒れそう・・・。この女性、最初から船乗り男に「男としての魅力」をほんの少しでも感じていたのだとすれば、まあ、この展開も分かるかな。でも、私が無人島発言をしたのは、「この人は(自分にとって)異性ではない」という意味であり、だから、どうしてもこの女性の豹変ぶりは???であります。・・・それはともかく、女は現実的、っていう終わり方がいささか普通過ぎましたが、ま、そこそこ楽しめました。
[DVD(字幕)] 5点(2013-10-07 23:27:51)
275.  ゼロ・ダーク・サーティ
世間のニュースを、割と単純に「へぇ~」と瞬間的には受け止める私だけれども、ビンラディン殺害の一報だけは「うっそー、ホントかよ??」と聞いた瞬間から疑ってしまった。疑った根拠は特になく、ただただ嘘くさい、と思っただけ。で、その後も、現在に至るまで証拠となる客観的資料も画像も、もちろん動画も、なーんにも公表されていない(よね?)。全てはアメリカの発表だけ。・・・という状況で、本作の日本でのキャッチコピーが「世界は、真実を目撃する」なーんてでっかく書いてあるじゃないのサ。映画でしょ? 作り物でしょ? 真実だ? そらねーだろ、といささか鼻白んで、どれどれちょっと確かめちゃおうという好奇心から見てみた次第。んー、まぁ、恐らく相当取材を重ねて作ったんだろう、ということは伝わってきたし、多分、バクチ同然の作戦だったというのも事実に近いんだろうと思う。が、真実だって豪語するに足りる説得力ある描写は皆無。だからリアリティがあるんじゃないか、とも言えるが、頭で考えられる範囲を出ていないあたりが余計に嘘くさいとも言える。とかなんとか、他にもいろいろ思う所はなくもないが、こういうアメリカ親分に、我が国の安全保障はべったり依存している現実を思うと、なんとも言えない暗澹たる気持ちになってくる。でもまあ、実際にニュースが流れてわずか1年でこういう映画を作っちゃうその馬力には感服しますね。日本で、例えば、観客動員を狙ったオウムの映画なんて、いまだに作られてないもんね。311にしても然り。映画にすりゃいい、ってもんではないから、別にアメリカが偉いというつもりはないけれども、そういう風土があるかないか、ってのは、結構侮れない要素だと思う。臭いもんに蓋しない、とゆーか、タブー視しない、とゆーか。・・・いずれにしても、一種の覗き趣味で本作を見たようなもんだから、特に得るものがなくても仕方ないね。
[DVD(字幕)] 5点(2013-10-05 22:08:57)(良:1票)
276.  黒いスーツを着た男 《ネタバレ》 
映画友と半年ぶりに会うに当たり、互いにそそられる映画が見当たらない中、強いて選んで見に行った作品。別にDVDでも良かったんだけど、まあ、予告編がちょこっとそそられたから、ってんで・・・(と、なぜかわざわざ劇場に見に行ったことを言い訳したくなる)。なんというか、見ている者に消化不良感を残す作品です。ひき逃げを目撃したジュリエットが、なぜアルを告発しなかったか。いい男だったから・・・?なんでしょうねえ、やっぱり。ええっ!?と、思ったが、自分が目撃者だとして、ひき逃げ犯が、例えば黒いスーツ姿もバッチリの玉木宏で、目の前に現れたとしたら・・・、ぅん、まあ、アリかもな、告発しないのも、と思っちゃったから、これは良いとして、その後の展開は、やっぱり色々???な訳です。大体、病院のベッドで酸素吸入器に半分顔が隠れた見ず知らずの名前も知らない被害者を、どうして「この男が自分の轢いた男だ」と分かるのか? そして、アルもジュリエットも葛藤してはいるが、アルはそもそも逆玉結婚にもの凄い執着が感じられないので葛藤が中途半端、ジュリエットもひき逃げ犯の運転する車に簡単に乗ってしまい、あっさり情を交わしてしまう、ってのがねぇ。いくら玉木でも、私はこれはナシだわ(まあ、あっちもゴメンだろうが)。おまけに、アルの婚約者もイマイチ魅力に欠けるし、ジュリエットもルックス的にゴツ過ぎる。アラン・ドロンの再来と言われているらしいラファエル・ペルソナだけど、どっちかっていうと、ジェラール・フィリップ似じゃないか? アラン・ドロンよりは品があるが、ジェラールほど男の色気はない、スターに必須のオーラもない、って感じで、あまりブレイクの予感もないなぁ。そう、登場人物がそろいもそろって魅力不足なんだよねえ。これは、俳優の責任というより、監督の技量不足だと思いますね。オープニングの思わせぶりなシーンもゼンゼン伏線になっていないし、あれは何なん? と言いたくなる。ま、美しい男を100分眺めていたい方にはおススメです、なんつって。
[映画館(字幕)] 5点(2013-10-03 23:02:13)(笑:1票)
277.  すーちゃん まいちゃん さわ子さん 《ネタバレ》 
原作者の益田ミリさんが某全国紙にコラムを書いているのだが、これが結構淡々としていて面白く、時にジーンとくるので、原作を読む前に見てみようかと。お気に入りの真木よう子さんも出ているし。・・・と思って見たのだが、これだとただの「女の生き方探しモノ」になっちゃってるなぁ、残念、って感じかな。心理を全部「心の声」で言わせちゃってるのも、残念。3人の30代(多分)独身女性の、恋を中心とした彷徨いっぷりを描いているんだけど、こーゆーのって、せいぜい30歳を1つか2つ過ぎたくらいまでじゃないですかねぇ、と思っちゃう私は意地悪婆ぁ? 30代って、その後の人生を考えると足場固めみたいな時期なんで、足場も定まらないのに色恋で彷徨っている時間はあんましないと思うのだよね。といっても、実質彷徨っているのはまいちゃんであって、そういう意味では彼女は「結婚→出産」コースを選んだのは正解でしょーな。すーちゃんとさわ子さんは、手に職(技術)のあるいわば専門職なんで、ハナシの中で結婚に至らなかったのは、まあ、必然か。劇場で見るほどでもないし、かといって、ドラマにしちゃっても淡々としすぎですぐチャンネル変えられるだろうし、作品価値としては難しいですねぇ。『かもめ食堂』になれなかったのは、恐らく、ヘンに色恋を絡めて女の生き方探しをテーマにしちゃったからだろうね、多分。あちらは、出てくる女性、みんな吹っ切れちゃって精神的に自立している人ばかりだったから、その潔さが見ている方も心地よかったんだろうなと。外国か日本かってのはあんまし関係ないかな。・・・あと、中田マネージャーとか、蕎麦屋の息子とか、男の描写がヒドイのがちょっとね。あんなのだったら、出さない方がいいと思うが。女だけのストーリーでも十分イケたと思う。どーでもいいけど、カフェのオーナーがバイトに爪を切れと言っていたが、店員がロングヘアーをまとめていない方が私的にはよっぽど気になった。ま、ホントにどーでもいいけど。・・・キレイで可愛い真木よう子さんに+2点。
[DVD(邦画)] 5点(2013-09-23 21:54:37)
278.  ライブ・フロム・バグダッド 湾岸戦争最前線<TVM>
本作の制作は2002年なのか。911を経て、アフガン侵攻が既に始まってた頃なんですな。もはや、フセインもこの世の者ではない現在でございますよ・・・(嘆息)。TVMだが、臨場感もなかなか。・・・しかし、私は「ジャーナリズム」を大上段に構えて「ジャーナリスト」を自称する人々が、正直あんまし好きじゃないのです。本作を見ても、やっぱり何かヤだな、と思ってしまいました。なぜか? 結局、この人たちも、戦況が悪化する前に現場から脱出しているし、どうしても「ハゲタカ」的なイメージを拭えないんでしょうな、多分。もちろん、報道の仕事は非常に大切かつ民主主義の生命線だということも頭では理解しています。しかし、本作でも描かれていましたが、真実を伝えることより「スクープ競争」が大事。他社よりおっきなネタを抜くことが素晴らしい、という思想がはびこっている気がするのです。フリーで体当たりしている方々は、また、事情が違うでしょうが。この映像が出たことで、何か戦争による悲劇が少しでも減ったんでしょうか。夜空を飛び交う砲撃光線を見て「キレイ・・・」なんて言ってる平和な国の方々もいらっしゃったんじゃないでしょうか。、、、なんて、まあ、そこまでひねくれることもないのよね。ヘレナの出演作だってんで見ただけなんだし。ただ、これは、アメリカによる、アメリカジャーナリズム万歳映画なんですかね、って。でもって、ヘレナがそれに出ていることに一種の違和感が。おまけに、主役のマイケル・キートン、この人が生理的にダメだった。顔が、受け入れ難い、、、ファンの方すみません。かくいう私は、このCNNの映像をロンドンのボロホテルの壊れそーなTVで見て仰天したのですが(2週間何も知らずにヨーロッパを放浪していたので)、当時は、正直なところ「アメリカって何サマ?」くらいにしか思っていなかった若かりし自分の浅はかさを思い出し、余計に不快になったのかも知れません。あー、見ない方が良かったかも。、、、んなわけで、作品に対する冷静な評価はちょっと難しいです、ハイ。
[DVD(字幕)] 5点(2013-09-15 23:19:17)
279.  アンコール!! 《ネタバレ》 
まあ、良いオハナシなんだけど、既視感バリバリ、展開が読め過ぎちゃって白けました。偏屈爺ィが歌を通じて心を開く、って、あーた、新人シナリオコンクールでも「ありがち」なんてコメントされそうです。あらすじは知っていて見たわけですが、作品もまったくの「まんま」って、これ、あんまりじゃない? 音楽は、一応まあまあ。というわけで、作品自体へのコメントは、正直ほとんどする気になりません。・・・しかし、何なんですか、この邦題は。「!」マークを付ければ免罪されるとでも思うのでしょうか、この作品のどこに「アンコール」の要素が? 配給会社の方は、もっと作品を愛して邦題を付けていただきたいですねぇ。金取って公開しようってんだからさー。ホントに作品見て付けたの? と言いたいくらい、お粗末な邦題ですな、これは。それにしても、テレンス・スタンプです。すんごいフツーのおじいちゃんになってまして、拍子抜けしました。私の中では『コレクター』とか『私家版』とかのイメージが強いんで、こういうフツーな彼、ってのは違和感が・・・。作品中、若い父と息子の写真が出てきて、そこに若かりし陰影のあるオーラをまとった彼(とても人の親には見えない)が写っていまして、懐かしかったですね。まー、うっすーくて香りの全くないレギュラーコーヒーみたいな作品でした、ハイ。
[映画館(字幕)] 5点(2013-07-31 23:15:42)
280.  ジェーン・エア(2011) 《ネタバレ》 
えーっと、嵐が丘と話がごっちゃにいつもなるのですが、今回は、ごっちゃになるまでもなく、すごーくスルスルと話が進んで行きました。正直、ジェイミー目当てで見たようなもんなんで、スルスルでもズルズルでも何でも良かったんですが。ジェイミーは、なかなか上手いじゃありませんか! 可愛かった面影はありますが、イイ役者さんに脱皮できたのを見られて、オバハンは嬉しかったですよ、ハイ。『ジャンパー』を見た時は、マジで倒れそうになったことを思えば、素晴らしいです。パチパチ、、、というわけで、作品は二の次になっちゃいましたが。まー、ちょっと学はあるけど美しくはない女が、身分ある男に見初められて、あーだこーだあっても挙句は結ばれて、ちゃんちゃん♪ってのは、これ、思いっ切りシンデレラ・ストーリーじゃないですか。恥ずかしながら、原作未読なんで、シャーロット・ブロンテがどんな思いをこの話に込めたのか知りません。まあ、ラブストーリーでしょうが、かなり都合が良いオハナシなもんで、見ていてもなんというか、あんまり入り込めませんね。二人が惹かれ合う過程の描き方がちょっと雑なもんで、余計に。ロチェスター役のファスベンダーはなかなかイイ男じゃないですか。少なくとも、大分前に見たゼッフィレッリ版のウィリアム・ハートよりはかなり素敵なロチェスターでした。横暴さもなく、普通に優しいご主人様で。ホント、展開もスルスル~、鑑賞後感もスルスル~、、、。映画としては、いただけませんね、スルスルばっかじゃ。ゼッフィレッリ版を再見してみようかな。ついでに原作も読んでみるか、、、あんまり気乗りしないけど。
[DVD(字幕)] 5点(2013-07-29 22:54:54)
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