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ムランさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

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261.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 
 キャスト・アウェイにアクションとちょっぴりSFを加えた感じの作品。  ジャングル化したニューヨークやゾンビ化した住民など雰囲気も悪くない。  ただラストが頂けない。主人公が特攻するのも『演出』なだけで、どう考えても死ぬ必要はなかった。爆弾の上に物置いて敵が蹴とばしただけで爆発するみたいなトラップなら数秒で出来るでようが。  病気の解決も『体温』て・・・。あのさぁ、科学者なら環境を変化させて実験するって大学生でもやるぞ。  ラスト15分までは本当に良かった、それだけに非常に惜しい作品。  あと犬は殺さないでほしかった。  以上、4点。
[映画館(字幕)] 4点(2010-04-18 21:44:05)
262.  シャッター アイランド 《ネタバレ》 
 『絶海の孤島に存在する精神病院から患者が脱走』『犯人逮捕のために捜査官が派遣』『何かを隠している病院関係者』『捜査官にはトラウマがある』『やがて幻覚を見始める主人公』『なにが現実でなにが虚像なのか疑心暗鬼に』。  以上の設定から思い浮かぶ結末・・・・そんなところです。少なくてもそれ以上に驚ける程のものではありません。私はあまり先の展開を考えて観たりしないので純粋に楽しめましたが、先を読みながら観賞して予想を超える結末を楽しみにしている方には合いません。  そしてとにかく終始うるさい。『突然大きな物音』『暗闇から突然飛び出してくる人間』等ホラー映画じゃないんだから・・・・。  まぁ作品自体にそれほど文句ありませんがそれ以上に問題が。  本作の広報担当した人間馬鹿ですね。あんな無意味にハードル上げてどうするの?結局ハードルを遥かに下回る出来だったし(二度目ですが決して作品自体はそれほど悪くはありません)。『観に来させればこっちのもの!!』みたいな下種な考えじゃこの先しんどいですよ。てか社会人として恥ずかしくないの?  作品の出来としては5~6点ですが、配給会社の対応が最悪でマイナス。  『謎が解けるまでこの島を出ることは出来ない』だっけ?解けても島出られなかったじゃない。お前らちゃんと観たの?
[映画館(字幕)] 3点(2010-04-18 21:32:05)(笑:2票)
263.  ドラえもん のび太とアニマル惑星 《ネタバレ》 
 長編ドラえもんの中では五指に入る傑作。  ストーリーは毎度お馴染みの異世界冒険ものだが、自然破壊への警告などを、地球(+ニムゲの星)とアニマルプラネットを比較しながら非常に分かりやすく作ってある。メッセージが露骨すぎる気もするが子供向けとしてはちょうどいいと思う。  そして何より編集と構成が非常に上手い。序盤はほのぼのとしたお話から始まり、中盤は終盤への伏線張り、終盤は攻めてきたニムゲ星への人質救出作戦や反攻作戦など目白押し。相当場面の展開が早いが構成が非常にしっかりしているためテンポよく綺麗に繋がっていてストレスを感じない。それでいて所々に挿入されるお笑い要素。毎回ゴリラに間違えられるジャイアン。そしてドラえもん、耳を付けても間違われるなら諦めましょう!私もタヌキにしか見えません!!  ストーリーや設定より(面白くないわけではありません)話の組み立て方等細かい箇所が非常に光る良作。  子供の頃モヤから現れたニムゲはマジ怖かった。
[映画館(邦画)] 8点(2010-03-25 22:39:02)
264.  シャーロック・ホームズ(2009) 《ネタバレ》 
シャーロックホームズに関する知識は『推理モノの元祖』位しかなく、興味もそれほどあるわけではありません。  一言で表わすなら『キャラゲー』ならぬ『キャラ映画』。『シャーロック・ホームズの世界観を使えばファンは必ず観てくれるから構成とか脚本は適当で・・・』と言う知名度に依存し過ぎている作品。とは言え、たま~にキャラゲーでも当りはあるが、コレに関しては『バン○ム』製の如くキャラ以外がアウトな出来。序盤に逮捕した犯人が死刑になったが、その後蘇生(もちろんトリックですが)して犯行を再開、主人公達も犯人を追いかけると言った内容なのですが、やっぱ詰らない。  『犯人を追いかける』と言っても、途中で行き詰まり結局敵の方から仕掛けてきた所を返り討ちにって感じであんま格好良くなかった。犯人も影で色々動くがそれを見せすぎてしまっている(しかもその間は主人公とニアミスすらない)。コナン君風に例えると『犯人が真っクロクロではなくガッツリ姿が見えてる』『犯人の笑みをアップで見せて手元でゴソゴソしてる所を引いてしまって何してるかわかっちゃう』みたいな感じで『これで何を楽しめって言うの?』と思った。  アクションも所々入るがモッサリしていて面白くない。ラストの犯人とのバトルより序盤の賭けボクシングの方が格好良いと構成に救いよう無し。  肝心のトリックもほとんどが、推理はおろかアクション映画ですらもはや使われない古典的なものばかり(グーニーズ冒頭で首吊りと見せかけたあんな感じ)。確かに『当時』は革新的だったとは思うがそれを今更やられても、かと言って他の所で補い切れているとも思えない。  正直『こんな内容な作品がなんで今も人気あるんだ?』と思ったが、どうやら『原作を読んで感動した方が描いた漫画を映画化した』らしく納得、きっとその漫画家と映画スタッフに実力が無くてこんなことになっているんでしょう。  後半数回、合計5分くらいは眠気に勝てずウトウトしてしまいました。
[映画館(字幕)] 3点(2010-03-14 04:08:37)(良:2票)
265.  バック・トゥ・ザ・フューチャー 《ネタバレ》 
 この前にも先にも本作(三部作込みで)を超える作品はたぶん無いと言えるエンターテイメントの最高傑作。  最初はゆっくりとしたテンポで作品の世界に引き込み、序盤で大きな山場(マーティーがデロリアンでタイムトラベルする所)を迎えた後は再びゆっくりと進行。そして最後は息もつかせぬハラハラドキドキの展開で一気にラストと言う、私が好きなペースの基になった作品でもあります。  ストーリ―、音楽、メカニック、キャスト、映像技術等何を引き合いに出しても間違いなくトップに立てる作品。  語る必要無しの10点満点。  これを観て幼年時代『あの時代に戻りたい!!』と140キロを出すベく直線の坂道をチャリで全力疾走したのは私だけではないはず。
[地上波(吹替)] 10点(2010-03-04 11:42:23)
266.  トランスポーター3 アンリミテッド 《ネタバレ》 
 車、人間共に『良く思い付いたなぁ』と大笑いさせてくれた前作(2)に比べるとアクション部分のパワーダウンは隠しきれない印象でした。  確かに走っている電車の上に車で着地したり自転車で車を猛追したり等『えぇ!』と思わせてくれる箇所はありましたが、やはり前作の『爆弾取り外し』と比べると・・・・。  敵もやってることがただの少女誘拐で登場キャラ共々ショボイ。  フランクの変わり様もマイナス。『主人公が自分に課せたルールに従い、スタイリッシュに突っ込み満載の事件を解決』と言うのが本作の売りと考えている私としては、ルールを破りまくり丸くなってしまった彼に余り魅力を感じなかった。  そして本作最大のマイナス点はヒロインの女。これまで1000人以上の映画ヒロインを見てきたが群を抜いてブサイク!!顔は腫れたようにパンパンでシミだらけ。化粧も盛り過ぎ(前作にも似たような化粧したマシンガンネーチャンは出ていたがあっちは素がまだ良かった)で後半の泣いてメイクが垂れるシーンはそんじょそこらのホラーより怖い。最初見た瞬間『この容姿ならさっさと死んで消えるだろう』と思ったら最後までガッツリ出る上にフランクと『チョメチョメ』しちゃった・・・・嗚呼フランク。  度々映し出される彼女オンリーのカットは眼球への後遺症を考え早送りで鑑賞しました。せめてヒロインが美人(最低1のヒロイン)だったらもうチョイ評価上がった。  我が人生で初の『ヒロインのビジュアル』による減点評価。  以上のことから2点。ヒロインの容姿を抜けば4点かな?
[DVD(吹替)] 2点(2010-03-01 12:28:57)(笑:1票)
267.  ルパン三世VS名探偵コナン<TVM> 《ネタバレ》 
 タイトルを聞いた時点で想像していたよりは全然マシだった。ヒロインとそっくりな姫様と入れ替えや国を我が物にしようとする大臣の陰謀等ベタな設定&突っ込み満載なストーリーですが、まぁ最初ですし難解な設定ブチ込むより2つの大作を融合させるのに専念したのは正解だと思うし、その結果がそれなりに活きていた所からもスタッフの努力を感じた。  活躍具合はコナン:ルパン=7:3位かな?五右衛門出番少ないのが残念。  ただあの二人が活躍するには悪党がショボ過ぎる。推理開始が相当番組の後半になり、尺の関係か犯人とのアクションが少ない。コナンメインなのにサッカーボールシーン無いし。  10年以上やってるのでネタが無いのも理解するが、もう少しトリックを頑張ってほしかったかな。  まぁ初めての試みだし、その割には良くまとまっていたと思うので見ても見なくても損は無いね。本作を見る前はこれっきりにしてほしかったですが。この調子で行くなら出来れば2、4年(オリンピックに合わせる感じ)の感覚でクォリティーアップした新作を作ってほしいですね。  ストーリーに関係ないが、ルパンの喋りを真似する神谷さん(役的にはルパンがおっちゃんに変装してる)上手ぇ。流石ベテラン。  最後に銭形警部の怪物ぶりが見れたのも良かった。確かにこれまでの警部のスペックを考えると麻酔程度じゃすぐ起きるね!!
[地上波(邦画)] 6点(2010-02-14 13:29:01)
268.  アンヴィル!夢を諦めきれない男たち 《ネタバレ》 
 罵声を恐れず一言で言うなら『リットン調査団』のドキュメンタリーを音楽&アメリカ版にした感じ。  夢を諦めきれずにあがき続ける男たちのお話。仕事に行ってもほぼノーギャラ、で家計はバイト(?)で食いつないでいるオッサンと、映画を観ている時から『なんかリットン調査団っぽいな』と思いました。  でも本当に彼らで映画(もしくはドキュメンタリー)作っても詰らないだろうな。一度も大成してないし華ないし。 
[映画館(吹替)] 7点(2010-01-02 13:07:45)
269.  ウルヴァリン:X-MEN ZERO 《ネタバレ》 
 最近見たエンタメ作品の中では頭二つくらい抜けけてます。  お話も目新しくは無いが王道だし、前3作品を見ていれば『ダメだよローガン、そいつは悪い奴だよ』的な視点で見れて、ここら辺は先のお話を公開していると言う点を上手く活かしていると感じました。恋人が話したウルヴァリンの童話は、彼のその後の人生を考えるとジーンと来ました、まさかアメコミ映画に泣かされるとは・・・・  その後しばらくは、多少笑いありですがウルヴァリンのかっこいいアクションのてんこ盛り。とにかく格好良い!正に斬鉄剣6刀流で車にヘリ、洗面台をバシバシ切り捨て御免!!この監督は魅せ方というのを非常に分かっておられる。  後半も息切れすることは全く無く、怒涛のアクションとCGが最後まで魅了してくれます。ラスボスの撃退法も一応理に適ってましたし。  ラストは今後の展開を予想すれば分かってしまうのですがそれでも悲しい結末でした。死ぬ直前までローガンのためにがんばった彼女の死体を見たときの『知らない奴だ』と言うヒュー・ジャックマンの演技は最高。  前3作品を見てれば楽しめますが、逆にコッチから入ってその後3作品を見ても面白いと思います。とにかくアクション好きにはオススメの一本。
[映画館(字幕)] 9点(2009-12-02 18:45:55)(良:1票)
270.  超劇場版 ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります! 《ネタバレ》 
ケロロ劇場版では一番良かった。今までみたいな無理矢理押し込んだような友情・絆の演出は無く良くまとまってました。  何よりも嬉しかったのが、ようやくサンライズもメインキャストにド下手な俳優やアイドルの起用を自粛してくれたことでしょうか(モブで大根は出てますが我慢できます)。個人的に水樹さん(やたら多い息継ぎ音)は好きではありませんが、演技自体下手ではありませんし上記で述べたようにド下手タレントの万倍マシ。  ただ、ケロロ以外の4人が洗脳(?)されてしまうので活躍は他作品に比べ少なめ。  まぁ『見る価値アリ!』と断言するほどではありませんが、なんでも良いから劇場アニメが見たいと思ってる方にはちょうど良いと思います。
[DVD(邦画)] 5点(2009-11-28 17:05:32)
271.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ 《ネタバレ》 
 前2作と『ヘンダーランド』を含むクレシン映画四天王の一角(個人的にですが)。映画の中に閉じ込められるという設定は古いですが、タイムトラベルにパラレルワールド、魔法世界に秘境と行く所が無くなってきた次の舞台として全然あり。  とにかく、終始大好きなかすかべ防衛隊が出ずっぱりと言うのも嬉しい内容。ストーリーも敵(?)の世界の中で間接的にジワジワと責められる(少しずつ現実世界の記憶が失われていく)所は結構怖かったですね。  所々クスリとさせられるところもありますが、中盤は少し飽きが来ました。カザマ君が敵側と言うのも面白いですが心が痛みました。  しかし5人が変身してからの展開はもう圧巻。視聴者のこれまでのうっぷんを晴らすような大激戦。今までの作品では活躍こそしても最後のおいしい所には絡めなかったカザマ君達も今回はガッツリ美味しい所が用意されています。魅せ方も良く、最後の空を気持ち良さそうに飛んでる5人を見ているとコッチまで楽しい気分になりました。  演出に関しても、ボスの攻撃を受けてしんのすけ達は傷付きます(流石に血は出ませんが)。こういった子供が活躍する作品は理不尽なほど彼らが無敵過ぎに描かれる傾向がある気がして、まぁ『子供が暴力を振われる映画』とか言って『ピーチク騒ぐ・トンマな・アホ共』に目を付けられちゃ困るという気持ちはわかりますが、私としてはそういうのは詰らないと感じるので、本作のように攻撃を受けてボロボロになった方が『ガンバレ!!』と言うように気合が入るので、あえてそういった避難上等で描いてくれたことに感謝。  西部劇に関しては、ただ今まで行ったことのない世界を舞台にしたかっただけらしく特に意味はありません。所々のご都合主義も『映画だから』で納得。  最後の出口落ちは良かったですね『ああ~~っ』と唸りました。  ヒロインで言っても、つばきちゃんは全作品通してもカワイイ部類に入ると思います・・・・・やっぱシロなのかな?   この映画に関しては、前2作と違いクレシンを見ていて、なおかつかすかべ防衛隊が大好きな人じゃないと楽しみ半減ですね(なので私はドストライクでした)。  とにもかくにも良い作品。最初の20分くらい見て詰らないと感じてもあと40分頑張りましょう。そっからがこの話のメインです!!
[ビデオ(邦画)] 8点(2009-11-07 11:20:55)
272.  ドラゴン・キングダム 《ネタバレ》 
 石にされてしまった孫悟空を助けるために、現代から如意棒と共にやってきた少年とジャッキーとジェット・リープラス1(女性)が繰り広げる冒険活劇。  ストーリーに目新しさはありませんが、余計なオプション(友情や家族愛などどこぞの団体が喜びそうな内容)が付いていないので、展開の強引さや矛盾、キャラの性格錯乱など少なく(無くはありませんが気にならない程度です)よくまとまっていると思いました。  ひ弱な少年が修行によって強くなっていく様子も、髪の伸び具合からそれなりの日数努力した事を匂わせてくれてます(細かい演出に関心)。  アメリカ人の少年も、観る前に感じていたほど違和感も無く性格もひねくれ過ぎずヒーロー過ぎずちょうど主人公っぽいくてOK、アクションも(たぶんスタント無しか少な目)非常に頑張っていたので好感触でした。  ダレる展開も無くアクションシーンや休憩的シーンの入れ方も適量で、純粋な冒険映画としても完成度はかなり高いと感じました。  しかし!なんと言ってもこの映画の見所はジャッキー・チェンとジェット・リー(名前の順番は年功序列)と言う最強スターの競演!!かなり昔に『ロミオ・マスト・ダイ(ジェット・リー主演(良い者役)映画)』を観て抱いた「いつかジャッキーと競演しないかなぁ」と言う夢の実現。  中盤のジャッキーVSジェット・リーの格闘シーンなど感涙ものでした。  尺も長く、半年かそこら練習したハリウッドスターの格闘シーンとは桁違いの迫力でした。  ジャッキ&ジェット夢の競演に依存せず、この二人が出演するに十分な作品だと感じました。  欲を言えば、冒険パートが若干短い気がしたので、あと30~60分長かったら良かったかな(2時間越えますが個人的に十分観れます)!  『ジャッキーとジェットリーが同じスクリーンで暴れまくる』『冒険モノの映画を観たい』どちらのお客さんが観ても満足できると感じました。  できればコレで終わりでなく、同じスタッフとキャストで続編かシリーズ『○○キングダム』を作って欲しいです。  あと、敵で出てくる白髪のお姉さんがメチャメチャ美人でした。
[映画館(字幕)] 8点(2009-11-07 10:52:38)(良:2票)
273.  ミスト
 俗に言う『死亡フラグ』や『生存フラグ』の概念を打ち砕き、誰が生き残り誰が死ぬのか予想できませんでした(死にそうな人が生き残り生き残りそうな人が死ぬと言う訳でもありません)。  オチも予想できなくは無かったのですが、その見せ方がとんでもなく上手いです。アノ人の姿を見た瞬間『やられた!』と素直に感心しました。  主要人物一人一人にも『人間味』というものが凄くあり、映画的な行動や考えはあまり観られず、非常にリアルな世界を感じれました。  サイトなどを見てみると、パニックホラーっぽく見えてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。パニックホラー的な状況に陥った人間たちの物語がメインで、霧やその中の存在はあくまで舞台でしかありません、ジャンル的には『アクション(怪物と戦う)』ではなく『ドラマ』や、不適切な表現かもしれませんが『人間学的ハードSF(私的にはそう感じましたが、科学的ハードさは皆無です)』に分類できる気がします。   『この子と約束した必ず守ると』このキャッチフレーズ考えた方は間違いなく天才だ!観る前と後ではこの言葉の意味が全く異なります。  設定は違いますが、映画の『サイレントヒル』よりもサイレントヒルっぽかったので、あのゲームの雰囲気が好きな方は気に入ると思います。  ラストに関しては、私個人としてはスタッフロールの最後に銃声が一発鳴り響いてくれたら10点付けても良かったです。まぁ、そこら辺の結末は我々自身で決めて欲しかったのではとも考えられますが。  『どのような行いがベストの結果になるのか?』『父親が子供のためにするべき最良の選択とは?』『ベストと思った行いがワーストになることもある』『現実にフラグなど存在しない』等、色々考えさせられました。
[映画館(字幕)] 7点(2009-11-07 10:51:38)(良:1票)
274.  ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強 《ネタバレ》 
 私の中で『銀河ぎりぎり』と双璧をなすDB傑作作品。  序盤に悟空の活躍少々、中盤はそれ以外のZ戦士(ピッコロや悟飯等)の活躍、そしてラストは悟空総取り・・・と思いきやピッコロが締めと構成は文句なし。  時間軸的に見ても、『人造人間偏までの3年間』『キャンプなのでピッコロは別行動』『悟飯は髪が長かったので切った・・・で、三年後また伸びた』『尻尾も切った』『トランクスと会った時自由にスーパーサイヤ人になれると言っていたが、戦闘中はまだ無理だった』と(強引に)考えれば矛盾は無い・・・・よね?  クウラ最終形態は格好良いし、戦闘演出も無駄なく熱い。界王拳使っても歯が立たず、距離をとったと思ったら後ろに回り込まれてたときのあの絶望感ったら無い(ここで攻撃せずただ立ってる(飛んでる?)だけってのもニクイ演出)。  ただ、個人的に一番気に入ってるのはスーパーサイヤ人になった悟空が放った一言。『貴様はもう謝っても許さねぇぞ、このクズ野郎!!』。確かにフリーザに言った台詞を繋ぎ合わせただけですが、言い放った瞬間の悟空のキレ具合。そして、クウラが変身前に『お前がどんなに泣き叫ぼうが俺は容赦しない』と全く同じ意味合いで事前に振っており、『自分が言った台詞をそのまま返されて倒される』と言う構成とあいまって、原作・劇場版・TV版全ての中で一番気に入っている台詞になりました。  以上、格好良すぎて10点!!
[ビデオ(邦画)] 10点(2009-11-01 09:08:43)(良:1票)
275.  仏陀再誕 《ネタバレ》 
仏陀の教えを広めるにはどうすれば→そうだ、アニメでやれば若い世代も観に来る!→なるほど!カワイイ女の子や有名な声優を出せばイチコロだねw的な、脳ミソ密度がスポンジ以下な大人の会話が聞こえる。そんな頭の総指揮とスポンサーの所為で痛さがギガスパークした作品に。幽霊が見える少女が悪霊に憑かれて電車に轢かれそうになった瞬間、元カレが救出。『私霊が見えるの』『俺が守ってやる』ああ、開始10分で眩暈が。不仲な元カレを無視し、仏陀の生まれ変りと逮捕必須な発言をするオヤジに助けを求めるため彼の所へ。このエスパー宗教に目覚めたギレンにしか見えません。実はギレンは悪の宗教団体だった!→弟(まことちゃん)が敵の罠で病気に→再誕仏陀を名乗るスーツ姿のおっさん出現→キモイ!→弟を治療→突然親父がガンをカミングアウト→仏陀mk-Ⅱが説得→親父歓喜→UFOが町を攻撃→笑!→巨大なはすの花ビラでUFO撃退→爆笑!→野望を阻止されたギレンはTVジャック。画面から念を出し津波の幻覚を見せる→UFO作戦よりショボイ→助かりたければ我を崇めよbyギレン!→国民は津波から逃げるのに必死で崇んでねぇ→少女「これは幻覚です!」信じれば救われます→信じる国民→次にギレンは少女を誘拐→野球中継にゲログロUFOで乱入(UFOの説明無し)→少女に「私が仏陀の再誕と言え」と強要→仏陀の再誕でも罪は逃れられないのでは?→仏陀mk-Ⅱ飛んで出現→仏陀は飛ぶ!→ギレンピンチ!→ギレンの中にいた暗黒陰陽師出現→誰!?→たぶん悪い奴→真っ黒なGNミサイルで攻撃→仏陀mk-Ⅱ光の翼展開→天空からショボ3DCGの天使と象出現!→仏陀は天使も従える!→ は、腹が(笑)→光のグランドクロスで陰陽師撃破→人以外には容赦無し→困惑する人々に対し仏陀一括→我に従え!→ええっ!?→適当にエンド。瀕死の私に追い打ちのED。音楽は良いのに歌詞が・・・『ありがとう仏陀』『素晴らしい仏陀』『闇はすぐそこに』『君も悟りにチャレンジ(の英語読み?)』。仏教映画に英語入れるな(笑)。笑えたが映画としては最悪。説法を入れるため強引な展開多すぎ。全員『仏陀に会って幸せになりました』と勧誘文句。とにかく設定やキャラの説明が無さ過ぎ。手塚先生の方が面白い。これ見たらマイナスイメージだろ?アニメの出来は悪くないし、少女もカワイイ。仏陀mk-Ⅱも女の子ならもうチョイ見れたかな?ネタとしてDVDで観ましょう。
[映画館(邦画)] 0点(2009-10-19 21:18:12)(良:4票)
276.  新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇 《ネタバレ》 
 ちょっとだけTV版の感想も。  初めて『ガンダム』と言うものをしっかり見た作品、VとGは飛び飛びでしか見れませんでした。内容も戦闘員としては完成した主人公たちが人間として別の意味で成長する過程が当時非常に新鮮で、ガンダムの格好良さやストーリーの深さ(異議が出ると思いますが、当時はDBや幽白みたいなのしか見てなかったので)と相まって現在でも私の中で2番人気のガンダムとなっています。  そんな私の中の全米が感動したTV版の後日談的作品。今更話すことでもないですが、話としてはジジィと小娘をダシにして『真の平和』へと人類を歩きださせるとでも言えばいいのでしょうか?元々OVA全3巻なので、尺の割には良くまとまっていると思います。  デュオ、カトル、トロワの三人は相変わらずで五飛は欲求不満に、ヒイロはスパッツを脱ぎ捨て少し丸くなってました。  五人の昔話が聞けたり戦闘シーンが気合入っているのは嬉しいですが、『真のオペレーションメテオの説明いる(ある意味TV版否定)?』とか『サーペントってビルゴより弱そう』等不満点も。  おまけに内容はほぼOVA版なので、ほかの方も言っていますが劇場版にする意味とこれに金払う意義が少ないのも事実。  しかし私はそれを差し引いても10を付けます!物語中盤のウイングガンダムゼロカスタム(私の中のNo.1 MS)出撃シーン。OVAでは何とも思いませんでしたが、劇場版のテーマ曲である『LAST IMPRESSION』をBGMにしただけで鳥肌ものの映像に!ラストでヒイロがリリーナの護衛(OVA)から町の雑踏に消えていくシーンに変えたのも、自分の能力を使わずに、平和に暮らし始めたと考えれば評価できます。   デュオファンの方には、エンディングで値切りしている彼のおさげが犬の尻尾のようにフリフリしているのがグッと来るとだけ言っておきましょう。   細かいことをダラダラと申し訳ありませんでしたが、最後に一言。ラシードとグラサン!工事現場ではヘルメットしろ!!同業者として見てられん!!
[DVD(邦画)] 10点(2009-10-17 16:41:12)
277.  頭文字(イニシャル)D THE MOVIE 《ネタバレ》 
 特に悪い点は3点。  文太が酔っ払い暴力親父。話的にそんなキャラにする必要ない。86が壊れて落ち込む拓海を慰めたり、所々見せる親バカな所が売りなのに。  ラストの3台同時レース。あのさぁ(笑)、どう考えてもあの道路の幅じゃ3台並べないじゃん。最後尾の車は片方が引き離されるの待たなきゃいけないじゃん?そんなルールじゃやらないと思わない。しかもそれを私が気に入っているキャラにやらせたから余計腹立つ。  拓海の運転態度。ラストまで肘付いて片手運転(両手運転してる時もあったが)してた。原作ちゃんと見ろよ!拓海があの姿勢で運転してたのって、バトルを面倒と思ってた時や豆腐運んでた時だけじゃん。真剣にバトルするときはちゃんと両手運転してなかった?『うわぁ、この運転ポーズ格好良くない?』『良いよ!さっそく取り入れよう』的な馬鹿会話が聞こえてきます。  まぁ、バトルシーンは確かに良かったし、今んところ0点に並べている作品と同列にしては流石にかわいそう(原作見てますがそこまで好きではないので)なので同情の1点。
[DVD(吹替)] 1点(2009-10-11 03:19:13)
278.  ワイルド・スピード/MAX 《ネタバレ》 
 細かいところは代えてるが基本前の2作品そっくりな内容(ちなみに過去2作品もストーリーが素晴らしいというわけではありません)、『悪の組織に侵入するためカーチェイスで実力を示す』ってそれ前やったじゃん。  話は荒唐無稽というわけではないが、単純明快(悪く言えばありきたり)であくまでメインはカーチェイス。そのスタンスは今作も一緒でした。  私の中でこの作品は『上質なB級映画』という位置にあるので、TVやDVDで観るなら申し分ないが映画館に行ってみるほどではなかった。『じゃあ行くなよ!』と言われそうですが暇だったもので・・・・  個人的な意見としては、『カーチェイス』と言う映像表現はもう頭打ちになっている感じがします。いくらカメラワークを凝らせたりしようが、そこまで数年前の作品と大差ないんですよね。車好きな方なら『挙動がうんぬん』や自分が好きな車が出てテンションあがるなど私とは違った楽しみができるかもしれませんが、大して好きでない人間からしたら『TAXIと変わらない』が本音です。  同じ追いかけっこものなら、『人vs車』だったG.Iジョーの方が面白かったです。  もうサイバーフォーミュラーやF-ZEROみたいな感じにしないと私にはカーチェイスはキツいです。  そんな感じで『駄作』というよりは『飽きた』という意味でこの点数とします。まぁラストの部分は『ワイルド・スピード三部作』の最後としては良かったのでは。   ・・・・・・・・ん?トーキョードリフト?あれはTVスペシャルでしょ?
[映画館(字幕)] 4点(2009-10-11 03:02:33)(良:1票)
279.  ヤッターマン(2008)
 ストーリーやCGなんて二の次。ドロンジョ様が杉本彩でないのが不満。確かに深田さんも頑張っています。しかし、アニメ再放送時、まだ幼稚園児だった私に『女』の素晴らしさを教えてくださったドロンジョ様の実写版としてはやはりバディにインパクトがイマイチ・・・何度も言いますが深田さんも頑張ってます。しかし・・・もっとこう(中略)。  後は蛇足で中身の評価を。ストーリーは単純明快突っ込み満載、所々くすりとしてしまう演出もあり、往年のファンとしてラストは満足。  CGも全体的に力入っていると思いますし、出撃シーンは見もの。子供向けと思いきや、結構エグイ演出(ビックリドッキリメカがオイルを撒き散らし、叫び声をあげながらプレスされるとか・・・)もあり逆にそれが○だった。  ただ、鬼太郎なんかもそうですが何故かこういった邦画のエンタメ作品は記憶に残らないのですが、やはり演者の演技に難があると考える。主演は下手ではないが、唸るほど上手いわけでもなし。ゲストの岡本なんたらに至ってはアウト。お前ちゃんと演技の勉強したの?洋画なら字幕やら吹き替え(声優がプロ限定として)で下手と感じることもないですし、気にならない。あと、何故か友情やら家族愛といったPTAが喜びそうな要素を詰め込みすぎるのも宜しくない。アニメ(最近のドラえもん)もそうですがくど過ぎる。せめて一つに絞れ。  だからいつまでたっても海外のエンタメ作品に負けてしまってる(私の中でですが)と考える。  あと尺が長い。ぎっちり2時間ではなく、無理に2時間にした感じがして、スピード感がなかった。  アクションの演出も下手。この前見た『ウルヴァリン』と比べてもとにかく光らない。本当にただCGを使っただけのつまらないアクション。  若干邦画全体に対しての批判になってしまったが、『暇な時』『邦画が見たい』『ヤッターマンか桜井君のファン』。この三つの要素が揃って観る価値が少しはある作品。3日も経てば内容すっかり忘れてますね。
[DVD(邦画)] 3点(2009-09-27 00:22:01)
280.  バビロン A.D. 《ネタバレ》 
 うっわーーーっ!すげぇつまんねぇ!!  ディーゼルさんが主演していたワイルドスピードとトリプルエックスが面白かったので期待したのですが、見事に大外れ!D.Bにナイトミュージアムにと、ここ最近の20世紀フォックスマジでヤバイ。  内容は少女とおばさんをアメリカまで運ぶという『トゥモローワールド』そっくり。しかも少女は『特別製』なのだが、これが人の死を感じたり未来を予知するといったなんちゃってニュータイプ能力を発動させてた理由になってないし、後半なんてフィールド全開するしもう無茶苦茶。  アクションも全然少なく、薄く浅い過去話や内容スカスカな自己陶酔演説と時間がゆっくり過ぎてゆきます。  後半は近年稀に見るク○仕様。少女を連れ去ろうとした組織はそのまま壊滅も何もせずフェードアウト。『衛星から逃亡する車を発見、追跡は不可能です!』なんでよ!?  銃撃戦も何もなく逃げおおせた二人(この時すでにおばさん死亡)。そしてエンド。  もう後半お金がなくて強引にオチに持っていった気がしてなりません。『トゥモローワールドに感銘を受けた監督が自分でも同じような作品を・・・』的なノリなのでしょうか?ただあっちの方がまだ面白かった。  後半の尻つぼみ&意味不明な展開はある意味すごい。  僕も若干混乱して説明がうまくできませんが、まぁ一言で言うなれば『観るな!』です。
[DVD(吹替)] 1点(2009-09-12 12:47:39)
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