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rhforeverさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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261.  終戦のエンペラー 《ネタバレ》 
見てよかったと思います。一つはボナー・フェラーズという今まで全く知らなかった人物について知る機会を与えてくれたこと。もう一つは初音映莉子という女優の魅力に触れさせてくれたこと。(ほんと個人的な嗜好なんだけれど、美人なのに売り出す機会に恵まれなかった女優さんって、愛おしさがましてw)  ただ、題材はよかったかも知れないけれど、映画化にあたってのフィクションがめためた、最悪です。この映画だけ見ればまるでフェラーズという人物が女性に対する恋愛感情のみで日本へ好感を持ったある意味非常に安っぽい人物に受け止められてもしょうがありません。日本の恩人ともいうべき人物なんで気の毒です。それからこの映画に描かれた出来事に関して重大な役割を果たした「河井道」という女性を完全無視なのもいかがなものでしょう?(詳しい説明は避けますが、この映画の内容に興味がある方は是非検索を)  だいたいありもしない恋愛要素を取り込むためにフェラーズさんを20歳ぐらい若く描くに至っては映画のリアリティを最初から放棄してると言わざるを得ません。大学を卒業して十数年で将官とかwwwww。  しかし、天皇の戦争責任について、アメリカでは大こけするくらい日本に好意的なこの映画でもこの程度なのは残念です。 大日本帝国憲法第55条 ①国務各大臣ハ天皇ヲ輔弼シ其ノ責ニ任ス ②凡テ法律勅令其ノ他国務ニ関ル詔勅ハ国務大臣ノ副署ヲ要ス。  この条文に基づき、憲法上の大権行使についてはすべて必ず国務大臣の輔弼を必要とし、輔弼なくして天皇が独断で大権を行使することはできず、敢えてそれを行うとしたら憲法違反と言わなければならない というのが戦前の憲法解釈の通説でした。(だから、こそ軍部はクーデターで憲法を停止しようとしたわけで)  侵略だったのかどうか、虐殺があったのかどうかなんていう主観的な事柄とは違って、明文の憲法として存在し、またそれに基づいて政治が行われていたという極めて客観的な事実がほとんど触れられることもなく、ましてや世界に対して説明されてないのは極めて残念です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-06-05 15:20:08)
262.  カティンの森
 メッセージ性が強すぎてあまり上手な映画とも思えないが、題材が題材だけに随分といろいろ考えさせられた。  まず、ポーランドにこのような悲劇を防ぐ方法があったかという点、随分いろいろ考えたが、どうしても思いつけなかった。  国の両側を狂気の独裁者が支配する全体主義的侵略国家に挟まれてて、国力も、軍隊の近代化も全く劣っている国が、いずれかはどちらの国に侵略されるのはほとんど必然と言っていいくらいで。英仏ともっと緊密な同盟関係があればとも思ったが、両国にもそれほどの国力はなく地政学的な問題もある。あるいは他の東欧諸国と同じように最初からドイルの親善国、衛星国化していれば、少なくとも分割という事態はなかったかなとも思うが、その場合もいずれはソ連に「解放」されたわけで。  本当に、悲惨な運命が最初から決まってたのは悲しいとしかいいようがない。  次に、この映画が世界に何をもたらすかというと、実はあまり何ももたらさない。旧ソ連、ロシアの人々が見て何かを感じ、自分たちで徹底的に検証するような姿勢を示してくれれば、少しは世界はいい方に変わるだろうが、まずあり得ない。彼らの大部分にとっては、これは狂気の共産主義独裁者が引き起こした事件で今のロシアとは全く関係ないと考えるだろし、残りは、「またロシアに敵対的なポーランド人が、世界に向かって反露的な捏造宣伝を繰り返してる」くらいにしか思わないだろうから。 (それどころか現在のロシアでは、スターリンを再評価する動きもあるという) 最後に、カティンの森の犯人がソ連だとずっと言えなかったポーランドと、非戦闘員虐殺の立案者カーチス・ルメイに勲章を贈り、原爆の記念碑に「過ちはくりかえしません」とは書いても、「過ちはくりかえさせません」と書けない日本。 どちらがみじめなんだろうね
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-06-02 18:07:59)
263.  赤い月
「可愛いから(美人だから)許される」「可愛い(美しい)は正義」 実は、この二つの言葉大好きでほとんど座右の銘なんですが………(そうじゃなきゃ、エリカ様のファンなんかやってらんねぇw)  まさか、同じような考えに基づいて映画まで作ってしまう方がいるとは呆れましたw (でも、常盤さんテレビドラマでの経歴とか考えれば、もう少しサービスしてくれても罰はあたらないと思われw)
[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-05-29 10:28:01)
264.  釣りバカ日誌
たいてい世の中の評判がいいものは自分もいいと思うし、そうでなくても何故、評判がいいんか、どういう人々が楽しむのか想像することができるのだが…… この映画だけは、良さ、そして何作も何作も繰り返されるほど当たった理由が全くわからない。 つまらないというレベルじゃない。 主人公のキャラに関してはもう不快感を感じるレベル。 社会性が0で、関心のほとんどが自分の好きなことにしかない、ほとんどガキレベルの人間。 ところが、そのガキが性欲だけは人並み外れてあるのが、不潔。しかもその性欲の対象が結婚後何年も経った自分の妻ときた日には、もう気色が悪いとしかいいようがない。 浜ちゃんが好きだという人、どこがいいんか一回教えてほしい。 (出先の退屈しのぎが、これの1~6までしかなくて死ぬかと思ったw)
[CS・衛星(邦画)] 1点(2014-05-15 19:38:50)
265.  仁義なき戦い 《ネタバレ》 
全作への批判になります。 例えば明智光秀にインタビューして織田家の内幕物を描いたならば、信長は性格が破綻した基地外、秀吉は阿諛追従が上手なだけが取り柄の下賤なやから、あとの武将たちは無能な田舎者、こういったトーンになったことは間違いないと思う。  実際に起こった事件を物語化するのに、完全に一方の当事者だけの言い分を鵜呑みに物語、映像化までしてしまうってあまりに常識にかけるのでは。 (ぶっちゃけ、それまでにどんな経緯があろうが、どんな場合も「他国」からの侵略者のお先棒かつぐ行為を正当化しようとするのがそもそも無理な話で、例えば、戦前治安維持法で酷い迫害を受けた共産党員が、旧ソ連の手先になって国内をかき回したら、それは非難の対象になるのでは) あと、全体に流れる暴力を肯定まではいかなくても、一切否定しようとしない立ち位置、そのために何の罪もない一般市民に及ぼす被害の描写を最小限にしぼる姿勢にも疑問を感じますね。 さすが、戦前の侵略行為を肯定し、再び軍事力の行使によって資源の奪い合いに参加できるような国づくりを目指す新聞社の雑誌に連載された物語だけのことはある。  でも面白かった
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-05-05 12:09:24)
266.  バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
 裕福な家庭に生まれて小学校から一貫して私立に通い、似かよった階層のグループで気軽に生きてきた人間たちに、人生・社会に対する真面目な考察やら、本当の弱者への眼差しを持てというのは、魚に空を飛べというくらい無理な話で(むしろきちんと勉強して東大を出て官僚になった人々の方がまだ少しは期待できそうなくらいで)、そんな人たちが作った映画をむきになって、そういう方向で批判するのは野暮の骨頂です。  というわけで、製作者の知性の低さも含めて単純に楽しむべき作品かと。 2007年製作の映画ですが、この前後2年位の広末の劣化直前の最後の輝きだけでも自分には十分価値がある作品です。(rhforeverのrhって実は広末涼子ですw)
[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-04-28 11:30:02)
267.  EVA エヴァ(2011) 《ネタバレ》 
女の子がなかなか可愛くて、「あれ拾い物」って感じだったし、お母さん?もそこそこ綺麗で好感度大だったんですが……  (あくまで推測ですが)SFというものに対する、基本的な知識、姿勢に根本的に欠けてる人々がワン・アイディアで映画作っちゃったなあ、はっきり言うとSFの素人さんが作ったSF映画みたいな感じで。  この映画に出てくるような優れたロボット工学が存在するよな社会であれば、(今からどれくらい未来であるか全く言及されてませんが)当然社会の他の分野のテクノロジーも相当進んでるはずです。他の分野が全く現在のままでロボット工学だけ極端に進歩とかは、あり得ない。そういうごく当然のことに思い当たらないのはどうかと。(特に、人間の感情をきちんと分析して、それを機械的にロボットに導入とか、全く現在の技術からは隔絶してますよね)  なのに、ロボットに関する以外は、ほとんど現在と同じ社会を描写して、全く疑問を感じない、そういうSFセンスに欠けた人には、こういう題材に携わってほしくないですね
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-20 05:28:50)(良:1票)
268.  太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- 《ネタバレ》 
 決して面白くない話ではないし、民間人を守ることを最優先した大場大尉は軍人として立派だと思います。(民間人を置き去りにして逃げた関東軍や巻き添えにした沖縄の陸軍と比べるとひとしお)  ただ、「奇跡」とか「フォックス」という言葉から連想される内容ではなかったので、少し期待外れだったことはいなめません。  あと、日本側は、発想、行動、実にリアルだったんですけど、アメリカ側の方が、特に司令官が交代してからゆるいというか、異常に美化されてて。収容所に収容されてる民間人が残存兵と接触して薬品を渡すのを黙認するとか、大場大尉の「見事な」作戦や、あるいは両軍の「ぬるい」接触の中での行き違いで結構犠牲者を出してるにも拘わらず、日本軍に対して個人的な敵愾心を示す米兵がまったく現れないとか。 いくらアメリカ人原作とはいえ、あまりにも気をつかって不自然な感じが
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-15 11:35:24)
269.  スプリング・ブレイカーズ 《ネタバレ》 
 馬鹿にもいろんな種類がありますが、この映画に出てくるような自分のことを利口だと思ってる馬鹿がいちばん苛っときますね(ちなみに、某メジャーリーガー夫人もこのタイプですw)  やれ自分探しだなんだという陳腐極まりない独白が流れるために白けて白けて、もう耐えられませんでした。  あと、自分的には「俺たちに明日はない」へのオマージュとして見てたんで、ラストにはズタボロに撃たれて死んでほしかったなあ。そうすれば、少しは余韻が残ったかも。 故郷へ帰りすれば一切あとくされがなくなったり、後半警察の存在感が全く0になるような設定のぬるさも嫌だな
[CS・衛星(字幕)] 2点(2014-04-14 19:44:16)
270.  仁義なき戦い 広島死闘篇 《ネタバレ》 
本当に偶然なんだけれども、昨晩この映画を見た後今朝、こんな雑誌記事が目に留まりました。ある連続殺人犯の兄弟の手記で彼はこれを記したあと自殺したそうです。(可哀想に)「……自分はやっぱり犯人の弟なんだと思い知りました。加害者の家族というのは、幸せになっちゃいけないんです。それが現実。僕は生きることをあきらめようと決めました。」  人一人の命を奪うことってこれくらいの重さがあると思うんですが。 ところがこの映画の主人公の殺人鬼は何人もの命を奪った後でも、全く罪悪感を感じず、手前勝手な自己主張をくりひろげる。ちゃんちゃらおかしいと思う以前に、こんな人間にもほんの少しでも正当性やいい点があるかのように描く製作者の感覚を異常としか思わざるを得ない。山上光治に惨殺された警備員の泉さんの家族は、こんな映画どう感じたでしょうね。  だけど………、実に面白かった。 仁義などどこにもなく金と利権目当ての薄汚い存在であることがきちんと描写されてる点がよかったし、また神農と博徒の関係なども興味深かった。(自分的には、神農のくせに博徒の領分にちょっかいを出してきた大友がそもそも諸悪の根源としか思えないです)  こんな倫理的には糞みたいな映画を、面白いと感じるのって自分でもなんだかなあw
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-14 11:47:15)
271.  昼下がり、ローマの恋
 3部だけだったらモニカ・ベルッチのフェロモンを十分堪能、楽しめます。 (ぶっちゃけ、1部、2部はあまりに日本人の感覚からずれているので、しんどくて。まともに見たら3部になるころには気力がなえ果ててると思うので、第3部だけ見るのをお勧めします)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-01 15:43:23)
272.  神様のカルテ2
ずいぶん病院、医師、医療に焦点が絞られて、その点では前作よりもずいぶん改善されたかと。ただ、激務に追われる医師の家庭人としての在り方、それから病院で死んでいく人への向き合い方と二つも大きな問題を提起しながら、示された回答が二つともどうも浅い気がして。(特に進藤の妻のエピソードは問題自身も、出された回答もどうしてもリアリティが感じられなくて)  深く、深く心を動かされそうなテーマなのにいま一つそこまではいきませんでした。 ただ、宮﨑あおい もともと万年少女みたいな風貌が魅力で近年さすがに「劣化」かなと思わないでもなかったんですが、ようやく大人の女優への切り替えが順調に進みつつあるような気がして少し安心感。それから古瀬さん、池脇さん、朝倉さん、新人看護婦の子、難病の女性患者まで。ことごとく自分の趣味に合わせてくれたとしか思えない女性キャストには好感を持たざるを得ないので、少し甘めの点数になります。(このキャスティングした人と女優について語り合いながらだったら、おいしいお酒が飲めそうなw)
[映画館(邦画)] 7点(2014-04-01 15:36:52)(良:1票)
273.  ツナグ 《ネタバレ》 
ある種のオムニバスで3つのエピソードと、メインのストーリーで構成されてるんですが、二つ目の女子高生のエピソードが質、存在感であまりに、あまりに圧倒的でした。  本来ならバランスを欠いてしまった失敗作というべきなんでしょうが、そのエピソードが「すごい」としか言いようがないんで困ります。「殺した」(と思い込んだ)側の心理は比較的つかみやすいんですが、殺意を持たれた側、しかも死後なおかつ裏切られた側の、心理、行動が幾通りにもとらえることができて、泣きながら惑い、考えるという珍しい経験をさせてもらいました。御園を演じた大野さんへの演技指導すごいと思います。  これに比べたら、あとの二つのエピソードとメインはあまりにストレートというか、淡泊というか。  ただ、桐谷さん、ぶっちゃけ自分にとっては、ある女優に非常によく似てるためかなり微妙な存在なんですがw、今回は一人の女優として魅力を感じられたのは収穫でした。 。 平成26年3月29日追記 今本当にこの映画を見て良かったと思う。というのは、「ツナグ」という素晴らしい小説に出会う機会を持つことができたから。原作に比べれば、映画はどうしても時間的な制約のため、ものすごく頑張ってぎりぎり合格点くらいの評価しかできない。(ただ、女子高生の話への軽い改変は映画の方が味わいがあると思う)やや、説明不足なところや、あるいは女子高生以外のエピソードの甘ったるさは、全て端折ったための欠点とご理解していただきたい。ただ、キャストが素晴らしい映画であることは再認識できた。嵐と御園は橋本さん大野さん以外もう考えられないし、主人公役の青年もイメージ通り。そしてキラリ役の桐谷さんがよく選んだと感動するくらいそのままのイメージで。素晴らしいキャストに+1
[映画館(邦画)] 8点(2014-03-29 12:04:41)(良:2票)
274.  魔女の宅急便(2014) 《ネタバレ》 
 小芝風花が実に可愛い。もう画面に出てきた瞬間萌えまくって、あとはにやけっぱなしなので、まともな評価はできないと思いますw  ただ、街中に広まった悪い評判も、嵐の中の無謀ともいえる飛行も、必ず上手くいくとわかってる予定調和もそんなに悪くはないかなと。 誰もが金、暇かけて不愉快な思いをしたくないわけで
[映画館(邦画)] 10点(2014-03-01 16:49:31)(良:3票)
275.  キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け 《ネタバレ》 
もうとにかく馬鹿ばっかの映画  公衆電話でも使えば通話記録が残ることを計算にいれない主人公も相当バカなんだけど、 これほど、見え見えあからさまな犯罪を追及するのに偽造写真を使ってすべてをパーにしてしまう警察側も、さも有能そうにふるまってるだけに余計馬鹿。  でも一番馬鹿なのは、キャスティングをしたプロデューサー、もうちょっと考えてよ。 ある意味主人公の人生を破滅させるくらい熱愛される女性が出っ歯ってww 最初のアップで驚愕w
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-02-27 21:26:46)
276.  小さいおうち 《ネタバレ》 
 全く予備知識なしで見たので、まさしく「2」の方が予想したような感想を持ってしまったわけで、映画を見てる最中、何にも落ち度がないのに妻と部下に裏切られる旦那が気の毒で号泣してました(笑)  いわゆる戦前真っ黒史観は犯罪者として追い掛け回された左翼系の学者たちと、実は幼すぎて戦争の本当の苦しい時期しか記憶に残っていず、かれらが記憶として持ってるものは、実は戦後の教育によって作り上げられたのものにすぎない、「戦前派」によって作り上げたものにすぎないので、戦前が真っ黒な時代ではなく、少数派とは言え、中流階級の幸せな生活があったことを、細部にこだわって描く姿勢には好感が持てたんでが……  戦争と不倫は関係ないっしょ?  戦争によって運命を変えられた人々の姿を描く物語の横線に不倫を持ってくるのはどうでしょう。 (全然、見る気無かったんですが、ポテチで木村文乃さんの印象がすごく良かった直後に配役を見て、急に観に行く気になりました。大失敗w まあ、連れてった親がすごく喜んでくれたからよしとするか)
[映画館(字幕)] 6点(2014-02-17 15:32:45)
277.  マスター・アンド・コマンダー 《ネタバレ》 
 リアルなところとちょっと変というところが混在して非常に変わった映画。 まずリアルなところは、何といっても戦闘シーン、帆船同士のまだ石の砲弾のぶつけ合いがすごく迫力ありました。(最近の安手の戦争物のように、石の砲弾が発火しないのも好感度アップ。)あと軍艦の艦内生活も、厳しい階級社会、ほんの子供から30歳近くまで混在する士官候補生たち、そして未熟な士官候補生と熟練した水夫の間の微妙な関係等、本当にリアルな、よく再現したなと感心したところが多かったです。  ただ、その反面首をかしげるところもまた。 まず題名からして。「マスターアンドコマンダー」という階級は海尉艦長とも訳され、正規艦長と一般士官の中間的な立場で、スループ艦やスクーナーといった小型艦を指揮する役職です。ところがサプライズ号は小なりとは言え、正規の軍艦ですから正規艦長じゃなきゃおかしいなと思ってたところ、今回ようやく訳が分かりました。この物語は小説としては第二作にあたり、好評だった前作の題名をそのまま引き継いだのこと。 でも、主人公のものと違う階級が題名ってどう考えてもおかしいですよね。 あと、軍医がやることなすこと、ほとんどリアリティにかけることばかりで。 まず、手腕からいうといきなり脳手術はやるは、自分で自分の腹に入った弾は抜き出すは、ほとんどブラックジャックレベルですw ま、それは単に優秀だったということでもいいんですが、ありえないのが言動。当時の軍艦において艦長が絶対的な権限を持ち、乗組員の生殺与奪を握っていたのは、極めて当然のこと、それを暴君呼ばわりとか訳わかりません。  あげくが軍医が、与えられた任務よりも、自分の博物学研究を優先するよう艦長に要求するとか、この脚本書いた人って本当にこの時代の人間を描くつもりがあったんでしょうか? まったくこの人一人のおかげでリアリティぶち壊しでした。  ただ、リアルなところは本当にリアルで素晴らしい映画だったのですが、このレベルでホーンブロワーの映画化とかあったら素晴らしいですね。  平成24年2月9日再見 いくら時代考証が素晴らしくても、ストーリーそのものがあまり面白くなくては。 残念
[DVD(字幕)] 6点(2014-02-11 18:12:08)
278.  ミュンヘン 《ネタバレ》 
 冒頭に、ミュンヘンでのテロ行為を描写して、一方的に主人公たち(イスラエルの工作員)の行動を肯定的に描く映画かと思いきや、主人公たちも結局復讐のためのテロ行為によって、自分らが傷つき、自分たちの行為自体に疑問を描くようにもなる流れは秀逸だと思う。  ただ、そうは言ってもやはりユダヤ人ならではの限界(パレスチナの土地にイスラエルが建国されたのは、全く正当であり、それを今更パレスチナ人が取り戻そうとするのは、無意味な行動みたいな表現等等)を感じさせられたのは興ざめだった。  最初に足を踏んだのは、ユダヤ人の側なんだから。スピルバーグにしてこうなら、他のユダヤ人のパレスチナ人に対する意識とか、だいたい想像がついて悲しい  平成26年2月9日再見 確かに一つ一つのエピソードがスリルがあって面白く、見ている最中は緊張感が強くて退屈しないのだが、一旦観終れば、別に二度と見なくても構わないと感じさせる映画。あと、別にイスラエルに限った話じゃありませんが、自分たちの「正義」の遂行のためには、他国の主権を全く配慮しない傲慢さ、嫌いだな。 しかし、本質的に宗教を壮大な嘘話としか考えてない自分のような人間にとっては、ユダヤ教という非常にあくの強い宗教の信者になったがために、1000年以上もヨーロッパをさまよい迫害されたユダヤ民族、そして彼らが「宗教的根拠」に基づいて、他民族の土地に強引に建国したため、その土地から追い出され国を失ったパレスチナ人という民族。 その結果としてユダヤ人とパレスチナ人の間にいつまでもいつまでも繰り返される不毛な争い。巻き添えになって殺される他民族。 宗教なんてものが、これほどの犠牲を払ってまで維持されなきゃいけないものかどうか、強い疑問を感じます。 そもそもユダヤ教なんて宗教が無ければ、そこまで周辺民族と対立することもなかったわけだし、国を失って流浪の民になったら、やがて他民族に自然と溶け込んでいったわけで。  ユダヤ教という宗教があればこそのユダヤ人のかたまり、それに対する他民族の弾圧、迫害、そしてそれに対するユダヤ人の反発とさらにそれに対するアラブ人の反発。 馬鹿らしくて、馬鹿らしくてしょうがありません。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-02-10 12:28:12)
279.  ポテチ 《ネタバレ》 
 これだけ淡泊なストーリーのラストシーンに、こんなに胸を打そたれる不思議です。ホームランって確かに球を遠くに飛ばすだけのことなんだけど、なんだけど………  浜田君も良かったけど、大森さん演じる黒沢も良かったなあ。あれだけ完璧に見える彼も「人の気持ちが全く分からない」ということに何かしらのコンプレックスを持ってるに違いありません。あのラストで周りの人々を見回すシーンにも感じるものがありました。  あと木村さん、今までは平凡な「美人」という印象だったんだけど、このドラマの中でのいろいろな表情に魅かれました。平成26年2月9日再見 本当に面白い映画はおちがわかってても、なおかつ面白いですね。結末に向かって、どれほど上手に組み立てられたストーリーであるか十分堪能できました。それから、埼玉こと入間こと松岡さん、前回見た時は、気がつかなかったんですが、ドラマとはちがった少しぶりっ子の感じもまた。塚、彼女、木村さん、石田さん 出演している女優全員に好感を持つ映画に自分が悪い印象を持つはずがない。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2014-02-10 12:09:52)
280.  ワルキューレ 《ネタバレ》 
 ヒットラー暗殺未遂事件の映画だと思ってたので、その後のクーデター騒ぎの描写は、自分にとっては新鮮で面白かった。  ただ、大勢実在の人物が出てくるわけだが、一切どのような背景を持った人物かの説明がなかったのはどうよ?  自分はすごく興味があったから、WIKIで調べ調べの鑑賞になったけれども、普通はそこまでしないし、映画館じゃ絶対無理。  結果、ものすごくリアルに描いているわりには、そのリアルさが一般の観客にはわかりにくい映画になってると思う。  あと、言ってもしょうがないことだが、ドイツ人がドイツ語の文章をを英語で読み上げるのに全く違和感を覚えない製作者とアメリカ人の観客ってなんだかなあ~  2014年1月29日追記 悪い癖で原作批判どころか、モデル批判になってしまうのだが。 安易に誰かが死ぬべきとか口にすべきではないかもしれないが、使命の重さを差し引いても、失敗した場合家族を待っていたかもしれない、これ以上考えられないくらい最悪の運命(妻子が虐殺されなかったのは奇跡的だと思う)を考えるならば、爆発する瞬間まであの部屋にとどまるべきだったと思う。 それから、もちろん傷痍軍人だから近づけたという面はあるかもしれないが、それにしても左手の指3本しか使えない人間に爆弾の最終的なセットをゆだねるのはどう考えても無謀な計画。 そして最後に、反対派の人たちが気づいてなかった自分たちの感覚と、他の人間の感覚のずれ。確かにナチスや、SSは嫌われててたかも知れないが、ヒトラー自身が指導者として絶大なカリスマと人気を持っていることをきちんと認識で来てなかったのではないだろうか。少なくとも通信室の女性たちが泣き出すような光景は彼らにとっては想定外だったと思われ。  いろんな意味で、残念な事件
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-29 18:35:23)(良:1票)
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