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やましんの巻さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 731
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自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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281.  ラスト・オブ・モヒカン
誰が何と言おうと、マイケル・マンの映画は完全無欠のカッコ良さで、ぼくを魅了する。特にこの映画のインディアンたちの、なんという雄々しさと崇高さだろう。そして、男たちだけではなく、女たちもまたカッコ良すぎ! …ダニエル・デイ=ルイスの主人公とマデリーン・ストーのヒロインがはじめて結ばれるシーンで、徐々に音楽が高まってくるあのエモーショナルな演出は、まさに正調マイケル・マン節でウットリ。これほど上質のロマンチシズムを味わせてくれる映画も、そうあるもんじゃありません。
9点(2003-10-24 20:28:42)
282.  ライフ・イズ・ビューティフル
ロベルト・ベニーニはぼくもリスペクトするひとりだし、特に前半は彼らしいデリカシーと良い意味でのデタラメさが絶妙のいい感じ。なんだけど、強制収容所に舞台が移ってからの展開は、どうも悪しき「チャップリンもどき」ぶりが目と鼻について…。やはりホロコーストものは、映画人にとって魅力あるテーマなんだろうけど、扱うには本当に至難のものであると改めて思わされた次第。「昔、むかし、こういう事がありました…」という形の反戦映画なら、同じイタリアの『サン・ロレンツォの夜』の方がはるかに素晴らしかったです。
6点(2003-10-24 20:19:36)
283.  ライジング・サン(1993)
一見すると、日米の文化的相違をテーマにしたご高尚なミステリー。の、ようでいて、こりゃもうあからさまに日本人を「不可解で無気味な、経済&セックスだけしか頭にない虫ケラ」扱いのバッシング以外の何物でもない。それでも作品として出来がよけりゃまだしも、あのフィリップ・カウフマンがゼ二儲けのために撮ったとしか思えない薄っぺらぶりで、二重三重に脱力ものの駄作でありました。思えばカウフマン監督って、『SFボディ・スナッチャー』を撮ってたよなあ。あのエイリアンとこの映画のジャップは、きっと彼のなかでは同じ程度の「侵略者」でしかないんだろう…。
4点(2003-10-24 20:02:11)
284.  ライオン・キング(1994)
あの~、盗作問題については小生も腹立ててるクチなんです。あのTVアニメを幼少時に刷り込まれた者としては、天下のディズニーともあろうものが何と見苦しい…と。でも、そういった部分に目をつむっても、このディズニーアニメは正直たいした出来じゃないと思う。冒頭のエルトン・ジョンが歌う主題歌に合わせて繰り広げられる大スペクタクルシーンは確かに見事だけど、『ハムレット』をベースにしたとおぼしき主人公ライオンの成長と復讐の物語は、子どもと同時に大人たちの鑑賞に耐えうるものにしようとした”配慮”が逆にストーリーのクオリティを中途半端なものにしているんじゃないか。むしろ、はっきり子ども向きに徹しながら、結果的に大人が見ても十分すぎるくらいよく出来た…というカタチでなきゃ、本末転倒でしょ。それを実現しているピクサーの3Dデジタルアニメ作品を見るにつけ、ディズニーアニメの時代の終焉を、小生はこの作品に痛感した次第。
6点(2003-10-24 19:42:38)(良:1票)
285.  ノイズ(1999)
大方の皆さんと、まったく同意見。途中までは、「おっ、新手の『ローズマリーの赤ちゃん』じゃん」と、なかなかにムードとサスペンス溢れる演出にわくわくしていたのに…。終わり悪けりゃすべて台無し。後味悪いとかいう以前に、アタマ悪いよ、あのラスト。
3点(2003-10-20 12:04:01)
286.  RED SHADOW 赤影
麻生久美子チャンが超カワイイ! 奥菜恵も超カワイイ! それ以上の何を望もうってんだ! だいたい、「ピースフル」な映像作家・中野カントクに殺伐とした忍者アクションなんぞ似合うワケないんじゃん! しかし、それでも随所にこの人らしい「ピース」さが溢れていたじゃん! あのヤワさ加減がいいんじゃん! DVD買ったくらい、俺はこの映画が好きだああっ!
8点(2003-10-20 11:55:48)
287.  北京原人 Who are you?
見ている間じゅう、『大巨獣ガッパ』だとか、『コイサンマン』だとか、『アイスマン』だとか、『最後の海底巨獣』だとか、その他ロクデモナイ映画のことが、走馬灯のように脳裏を駆け巡った…。おそらく最大のモンダイは、この映画の作り手たちが、そういったB級映画の類を1本も見たことがなく、だのに本来そういったシロモノにしかなり得ない内容のものを『ジュラシック・パーク』級の映画にしようとした、救い難いセンスのなさだろう。もっとも、ちゃんと前売り券を買って劇場で見た小生としては、予想外のメス原人(あ、差別的表現か?)のトップレス姿に感動(余談だが『ヒューマン・ネイチャー』での最大の不満は、パトリシア・アークェットの毛むくじゃら女がほとんど乳首を見せなかったことだ。それに比べて、我が小松みゆき嬢はちゃ~んとビーチク丸見えだったぞ!)。おまけに、片岡礼子嬢まで、惜し気もなく裸身をさらしてくれるとは…。朝日新聞が製作にからんでるんで、てっきり「ファミリー映画」だとばかり思っていたぼくとしては、この大サービスぶりに、けっこう満足させられたです。
5点(2003-10-20 11:35:52)(笑:3票) (良:2票)
288.  キル・ビル Vol.1(日本版)
試写会で見ました。vol1が「ヤクザ映画=日本映画」へのオマージュで、vol2が「カンフー映画&マカロニウエスタン」へのリスペクトに満ちた映画になる…という公開前の風評は、どうやら間違いのないところみたいです。なるほど、タランティーノが「日本映画(というか、東映映画っすね)」を撮ったらこうなるのか、といった興味しんしんで面白く見られるんだけど、過度の期待や思い入れを持って見に行くと、失望させられる人も多いんじゃないでしょうか。ようするに、おバカ映画をタランティーノ風に拡大再生産した本作には、「新しさ」じゃなく、「この手のマニア受け」こそを目ざされたフシがある。それを、何か「高尚なもの」と受け取る方こそがバカを見るってこと。ただ、そんな「おたく(マイナー)」度100%な内容なのに、同時に「メジャー」な作品にしてしまうあたりに、この奇才の真骨頂があるんだけど。とまれ、小生的にはvol2にこそ期待したいって事で、「6」点献上!
6点(2003-10-20 10:53:52)
289.  ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃
実はこの手の怪獣映画をほとんどバカにしているとしか思えない大森一樹監督(及び脚本)の「平成ゴジラシリーズ」に愛想を尽かしていた小生のような者にとって、新『ガメラ』シリーズの金子修介監督による本作は、随喜のナミダを流させてくれる…はずだった。確かに作品的な質と、ディテールの確かさは、さすがなんだけど、『ガメラ』同様、ゴジラや怪獣の存在理由をファンタジー的なものに求めるのは、ちょっと違うんじゃないかなあ。彼らはあくまで”突然変異した巨大生物”なのであって、神話世界の住人じゃないってのが、「怪獣映画」の定理(?)だと小生は思っております。へんに理由づけなんぞせず、ゴジラは『13金』のジェイソンみたく、あくまで理不尽だけど絶対的な存在でいいじゃないですか。う~ん、残念!
6点(2003-10-18 17:18:30)
290.  ゴジラ(1984)
脚本はそれなりにがんばって、ゴジラを国際政治の中心に据えた「パワー・ポリティックス」の象徴的存在に仕立て上げ、米ソ(そう、まだソ連という国が存在していたんだよね…)の駆け引きと核兵器の使用をめぐるきわめてアクチュウアルな出来映え…だったんだろうなあ。だのに、いざ出来上がってみると、SF…否、怪獣映画への愛も理解もない演出の凡庸さと、カネはかかっているんだろうけど想像力のかけらも感じられない特撮のお粗末ぶりに、暗澹たるシロモノに…。もはや「失敗作」ですらないこんな映画に、初日の早朝並んで見た者の無念をご想像いただきたい。それでも、祝・ゴジラ復活と沢口靖子のカワユサに免じて許しちゃったんだけどね。ハハ…。
3点(2003-10-18 16:57:31)
291.  GODZILLA ゴジラ(1998)
ゴジラは好きだけど、エメリッヒも同じくらい好き(笑)な小生としては、大いなる期待と喜びをもって見たものでした。…まあ、いささか期待が大きすぎたという感も否めませんが、それでも、これはこえで十分面白いじゃないか、と。何より、巨大生物がニューヨークに出現というプロットに、オタク風学者がヒロイン振り回されながらも恋に落ちるという、ハリウッド黄金時代に一世を風靡したスクリューボール・コメディ(!)をサブプロットとして持ってくるというあたりに、エメリッヒとディーン・デブリンの”野心”がうかがえるってもんじゃないですか(特に、恐竜の骨をめぐる大騒動を物語った『赤ちゃん教育』ね)。残念ながら、エメリッヒにそっち方面の語り口は似合わなかったという齟齬感が残ってしまう結果におわったけれど。それでも、一見おバカな「SF大作」野郎に見られがちなこの監督が、実はいろいろ「映画的」な試みを盛り込もうとしている点は認めてあげてもよろしいんじゃないですか?
7点(2003-10-18 16:40:18)
292.  ココニイルコト
この映画、大好き。『はつ恋』の脚本でも、あの「シェ~ッ」の使い方の巧さに唸らされたものだったけど、本作でも、あのラストの「真昼の星」には「おおっ!」と感動させられましたよ、長澤カントク。どこか韓国映画『八月のクリスマス』にダブるところもあるんですが、これはこれで実によく出来た佳作。真中瞳のダウナーなヒロイン像も、堺雅人の「いいひと」っぷりも(あの大阪弁だけは、こそばゆくなったけど)、実にハマッてました。…ああ、また見たくなってきた!
8点(2003-10-18 16:03:17)(良:1票)
293.  コーンヘッズ
あの宇宙人一家って、つまりは「不法滞在移民」なんですね。そんな彼らの年代記が、コミカルな中にもアメリカ社会への風刺と皮肉が効いていて、なかなかの出来映え。でも、さすがに元がサタデーナイト・ライブだけに、映画館よりビデオで見る方がしっくりくるスケール感のなさだけど。
7点(2003-10-18 15:47:15)
294.  コーカサスの虜
いつ殺されるか分からない状況のなか、不思議と牧歌的でもあるロシア人捕虜2人の日々。途中で片方は殺されるんだけど、それでも、殺す方も殺される方もそれぞれに誇りをもっているところに、不思議な畏敬の念が湧いてきます。トルストイの原作を現代に翻案しても、何の違和感もないコサックの村と人々の「変わらなさ」。…つくづく、良い映画です。
9点(2003-10-18 15:33:55)(良:1票)
295.  ゴースト&ダークネス
すみません、個人的にこういったタイプのオーソドックスな映画って、大好きなんです。まだ未開の地だったアフリカの大地を走る蒸気機関車にウルウルし、まるで『白鯨』のモビー・ディックみたく悪魔的なライオンのコンビに戦いを挑む、人間の男2人の意地にもほれぼれし…。まあ、脚本ウィリアム・ゴールドマン、撮影ヴィルモス・ジグモンドという超豪華なスタッフの割にはこれか…という不満はないでもないけど、変に「野心的」にならずストレートな冒険物語に仕上げたスティーブン・ホプキンス監督に、少なくともぼくだけはエールを贈りたい。
8点(2003-10-18 15:24:19)
296.  ゴースト/ニューヨークの幻
最初に見た時、こんな他愛ない感傷的な「コメディ」で、周囲のお客さんたちがワンワン泣いていることに驚愕したものだった。俺の見方が間違っていたのか…とも思ったが、もう一度見直しても(今みたいに指定席制じゃない、あの頃の映画館がなつかしい…)途中でバカバカしくなって出ちまったぜ。そりゃあ、けっこうよく出来た作品ではあるけどさあ、『フライングハイ』の監督の映画に、そこまで入れ込むってのはいかがなもんでしょうか。たぶん監督のザッカーは、これもお気楽に仕上げたにすぎないんだから。そういう映画の内容に見合ったコメディエンヌぶりのウーピー・ゴールドバーグには、最大級の拍手を贈ろう。
6点(2003-10-18 15:05:51)
297.  紅夢
チャン・イーモウって、何を撮っても「傑作」になってしまうなあ。そして、特にこの映画で顕著なんだけど、彼の駆使する色彩美は、「中国的」とか「アジア的」というより、明らかに西洋的な「マニエリスム」の洗練へと向かっているのでは。この点を批評家たちも指摘していないから、ここで提起しておきます。で、それはまあいいんだけど、この映画にはどこか、人間たちをまるで昆虫か何かのように「観察」するといったような、極めて冷ややかで残酷な眼差し(つまり、人の生死に頓着しない「神」の視点…?)があって、確かに見事な映画だとは認めるけれど、個人的にどうしても好きになれない。まあ、チャン・イーモウの初期作品はみんなそうなんだけど。
6点(2003-10-18 14:52:56)(良:1票)
298.  こうのとり、たちずさんで
テオ・アンゲロプロス監督の映画は、極めて政治的なテーマを崇高な映像詩として我々の前に差し出してくる。いったいどうしたらこんなにも美しく、奇蹟のような映像を実現できるのか…という驚きが全編にちりばめられていて、”難解”だとか”退屈”だとかおっしゃる向きもあるだろうけれど、ぼくは愛してやみません。そんなアンゲロプロス作品の中でも、これはある種の「円熟味」を感じさせる一編。もっとも、いつも以上に映像の「詩的」な部分が強調されているかのような、そのため、却ってテーマが見えにくくなった感があるのも否めない。しかし見ている間は、ただただ陶酔あるのみです。…本作に限らずアンゲロプロス作品を、テレビの小さい画面でみるのはかなりシンドイでしょうけど。
8点(2003-10-18 14:34:25)
299.  GO(2001・行定勲監督作品)
原作を読んではいないんだけど、一見いきあたりばったりなようでいて、実はち密に計算された宮藤官九郎のシナリオはさすがに見事だと思う。窪塚クンをはじめ、役者たちの熱気あふれる演技もいい。特に、萩原聖人のダメ警官は作品の中でも最もシンパシーを感じさせてくれたし。だのに、柴咲コウ扮する日本人少女と「在日」の主人公とのラブストーリー部分が、やたら感傷的な演出によって映画そのものを損なう結果に…。勿体ないなあ。でも、一見の価値ある作品であることは確かです。
6点(2003-10-18 14:19:33)
300.  恋人までの距離(ディスタンス)
旅先の列車の中で知り合った男女が、1日中とりとめのないおしゃべりを続け、別れて(?)いく。ただそれだけのストーリーなのに、見終わった後の至福感ときたら…! 多分に実験的なスタイルの作品なんだけど、それ以上にピュアな感情と、スマートな知性に溢れていて、ホントこれは小さな大傑作じゃないでしょうか。主演のふたり、イーサン・ホークもジュリー・デルピーもいい。イーサンは、ユマ・サーマンよりもデルピーの方が実生活でもパートナーがお似合いなんじゃないか…そう思わせるリアリティが、このカップルにはあったもの。
10点(2003-10-18 14:07:40)(良:1票)
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