281. 誰も知らない(2004)
《ネタバレ》 せつない・・・周りの大人や子供たち、全ての演技が異常にリアルで凄く良いのだが。ストーリーにリアルを感じなかった。実際の事件が元になっていても、子供たちの心情は事実かどうかは解らないし、あんなにみんな良い子ばかりだったのか。コンビニの店員や、女子高生などの絡みによりもう少し気持ちよく終われたのではないだろうか。ハッピーエンドになれとは言わないが、これじゃドキュメンタリーだ。映画だとするとあの子供たちにあんな演技をさせたことに対しなんだか罪深いものを感じる。 [地上波(吹替)] 6点(2006-01-02 17:02:01) |
282. チャーリーとチョコレート工場
《ネタバレ》 面白かった。最初のタイトルからチョコレート製造ラインを見せていくあたりで、妙にリアリティがあったらイヤだなーと思ってたら、すぐにラインのメカがむちゃくちゃで、その後チャーリーの傾いた家のシーンになり、よっしゃー完全なファンタジーだと解ったところから、ぐいぐい引き込まれ、終始ニヤニヤしながら楽しく観れた。最後あっさり終わるのと、ガキ共の痛めつけ方が幾分やさしい所に少々不満。 [映画館(字幕)] 7点(2005-10-11 09:28:24) |
283. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
《ネタバレ》 いや~終わっちゃったね~。と言うのが第一の感想。映画館が暗くなって、ルーカスフィルムの文字、20世紀FOX(心拍数上昇)、STARWARSでバーン(鳥肌)、あらすじが小さくなり星が輝く、戦闘シーンで大満足(これで元は取れた)でも。やはり話が解ってるせいか戦闘シーン以外がかなりかったるく、結構長く感じられたなぁ~。エピ4~6のときは敵がはっきりしてたので本当に面白かった、キャラも立っていた。1~3は振返ると、どこぞの宇宙の少年の成長記(しょぼい恋愛シーン含む)という感じかな。全てを観た満足感はあるけど、単体の映画としては普通なのでは?。7~9は作ってもいいけど全く新しい話で12ぐらいまで引っ張ればいいと思う、特撮技術は確立してるから壮大な物語になるといいな。個人的には「帝国の逆襲」が1番。 [映画館(字幕)] 5点(2005-10-03 09:51:16) |
284. シン・シティ
登場人物の顔が映る・・数秒後、この人物の全体像が即理解できる。モノクロの画面に男の顔は凹凸が多く陰影がありいかつい、女の顔は驚くほど滑らかで美しい。話は簡単、愛する女のための復習劇3つだ、複雑にする裏切りなども最小限に抑えられており(Mマドセンはいかにもだし、青い目の少女はまあ許せるレベル)クールでスタイリッシュな映像に時間を忘れてあっという間の2時間だった。ただ、万人向けではない、いろんな映画を見てきた人を「ほぉ~」とか「むむっ、これは!」とか「こんなのもアリだね」などと唸らせる映画。テレビドラマ育ちには「なんじゃこりゃ?」と言われる可能性有り [映画館(字幕)] 8点(2005-10-03 09:00:25) |
285. 血と骨
《ネタバレ》 目が釘付けになって、見入ってしまう映画だった。ドキュメンタリーのようにブツ切りされたような編集に、しっかりした役者たちが勢揃いで、すばらしかったと思う。金俊平の少年期や戦中をあえて?描かないことにより、観ているほうが「なぜ、あんな人間なのか?、なにがあったんだ?」と考えてしまう、他の登場人物に対しても同様。(原作読むと解るのかな?)いろんな評価をされているようだけど。解りやすいだけが良い映画じゃないと思うし、こういう行間を読む事を強いる映画は観終わってもジワジワ来るね。私の友人は「親に殴られたこともないし、あんな人いないよ!」と言っていたが、あの時代を正確に描くとリアリティが無くなるのかと思いゾッとした。 [DVD(吹替)] 7点(2005-08-05 16:17:08)(良:1票) |
286. 宇宙戦争(2005)
《ネタバレ》 映像や音響的には観る価値があると思うけど・・・スピルバーグも撮ってる途中でヤバイなぁ~と思わなかったのだろうか?(まあ思ったところで止まらないだろうが)親子の話をメインにしすぎるため、あちら側の行動が説明不足だったり、意味不明だったりして、観ていてつらくなる場面が多々ある。ナウシカの巨神兵を思い出した。 [映画館(字幕)] 4点(2005-07-04 09:30:27) |