281. セックスと嘘とビデオテープ
《ネタバレ》 あらすじを読んで、もっと高尚な芸術映画かと思い長年敬遠していたのだが、いざ観てみたら、良い意味でバカ映画。性を題材にしている割には、その性が妙に明るく乾いていて、観ていて気楽。昨日出会ったばっかりの旦那の学生時代の友達と、妻がいきなり喫茶店で、インポについて語り合っちゃうんだもんなぁ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-09 20:16:06) |
282. スーパーサイズ・ミー
《ネタバレ》 ジャンクフードが人体に与える恐怖よりも、子供たちの脳が砂糖と油に汚染されていることよりも、政治を味方につけた外食産業のやり口の卑劣さよりも、マジゲロが思いっきり画面に登場した方が自分には衝撃的でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-06-01 00:58:24) |
283. きみに読む物語
《ネタバレ》 初めての恋が一生忘れらないのと同じくらい、未遂に終わったセックスも一生忘れられない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-12 21:58:16) |
284. エイトメン・アウト
メジャーリーグの最大の汚点である、ブラックソックス事件を事実に忠実に描いているのは非常に好感が持てるが、ただ忠実なだけとも言えなくもない。1919年のホワイトソックスが、いかに偉大な選手が揃った、例えば堅守と好打で、このワールドシリーズでも打ちまくったバック・ウィーバーや、今でも軟投派の名投手として名前の上がる、ナックルを決め球とするエディー・シコット、天才的な守備力を持ち、メジャーの外野手の守備記録に現在でも名前を残すハッピー・フェルシュなど、そういう選手個々の凄さに対して詳しく触れられていないのが、あまりにも残念で、そのせいで名選手がわずかな金で野球界を追放される悲壮感が薄い。その他、オーナーと選手の対立だけでなく、当時のホワイトソックスは選手同士の対立が酷かったことに触れられていず、裁判で選手同士が罪をなすり付けあい、隠蔽工作として選手同士で殺す殺さないの脅迫まで行なわれた事実が映画ではカットされているのも深みに欠ける。史実を知るには良く出来た映画だが、娯楽として楽しめる映画ではなかった。蛇足ながら、シューレス・ジョー・ジャクソンが、きちんと左打席に入るってだけで嬉しくなってしまった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-12 21:40:47) |
285. 勝手にしやがれ
ジャン=リュック・ゴダールの最高傑作にして、ヌーヴェル・ヴァーグの最高傑作として、公開時には世界中の映画人に衝撃を与えた・・・・というパワーは最後まで伝わってこなかったが、普通に楽しい。さすがに娯楽作とまでは言えないが、気狂いピエロなどのよううな、これから先の難解なゴダールではなく、肩肘張らずに気楽に楽しめるゴダール。煙草を吸いながらの、ちょっとした台詞に、思わずニヤケさせられる。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-12 21:12:21) |
286. JAWS/ジョーズ2
兄キーっ! [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-04-01 23:19:26) |
287. 舞台よりすてきな生活
《ネタバレ》 この手の、どーでもいい、みみっちい話を、ぐでぐで引っ張って映画にしたのが好きなんで、まずまず面白かった。嫌な奴が最後には心を開いて善人になるという、ありきたりな終盤がつまらないのと、せっかく良い原題なのに、この邦題はつまらないとは思うが、台詞回しが気持ち良く、ちょこちょこっと笑える。劇中で製作される舞台が、いかにも駄作っぽいのも良い。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-04-01 22:30:08) |
288. 狼の挽歌
《ネタバレ》 ラストシーンこそ秀逸だが、それ以外はアクションも恋愛も盛り上がる場面も少なく、イマイチ、パッとしない映画。ただ、チャールズ・ブロンソンとテリー・サバラスが同時に画面に映ることで、なんかわからんけど凄い映画だ、と思わせる脂っこいパワーがある。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-04-01 20:09:30) |
289. ラスト・ショー
前半から中盤は、性欲を持て余したハイティーンの行動を、ただ追いかけただけの味のない映画だったが、後半は俄然、切ない。中でも、クロリス・リーチマンの激しくも儚い演技は胸に刺さった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-04-01 19:53:46) |
290. アラモ(2004)
アラモとアダモを聞き間違えて、サン・トワ・マミー歌ってた人でしょ?くらいの知識でこの映画を観たんで、映画の前半は痛い目に遭わされた。当時のテキサスはメキシコ領だということと、アメリカ人がことあるごとに、アラモを忘れるな、という表現を使うのでアラモ砦の名前くらいは知っていたが、詳しい史実はまったく知らないんで、映画の前半はテキサスという土地が持つ意味と人物の相関図がまったくわからず、えらく苦労させられた。ビリー・ボブ・ソートンの演技力もあり、中盤からは俄然面白くなったが、メキシコ軍が、圧倒的戦力に驕った、ただの無能な集団としか描かれていず、所詮はアメリカ万歳映画か、という思いも無きにしも非ず。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-07 07:06:35) |
291. ハイウェイマン(2003)
《ネタバレ》 どーってことのない話で、役者の演技も冴えない低予算映画なんだが、出来る限りのことはやった、という努力が伝わってくる。 カメラワークが良く、音楽もなかなか効果的で、薄っぺらさを上手くテクニックで誤魔化してある。特に、冒頭のトンネル内のシーンは演出が秀逸。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-07 06:06:50) |
292. アイスマン(1984)
自分の周りでは、よくこの映画をネタに話をしていたんで、てっきり有名な映画かと思いきや、ややマイナーな映画だったのですね。内容は至って真面目ながら、アイスマンに対して科学的考察が無きに等しく、その辺は拍子抜けさせられ、バランス的には微妙な映画ながら、異文化との交流という点に眼点を置けば感情移入も出来る。宇宙人と交流しようとするよりは、こちらの方が映画として身がある。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-07 06:04:47) |
293. スクール・オブ・ロック
《ネタバレ》 低予算映画に出演すると、この人ってもしかして神様?と思えるジャック・ブラックなのに、これまでと同じく案の定、この規模の映画の出演すると、小さくまとまって途端にパワーダウン。ミスキャストではないし、ジャック・ブラックの魅力の一旦は垣間見えるんだが、こういうガキがメインの映画に、天才ジャック・ブラックは演るべきではない。映画としても、もう少しロックへのオマージュを捧げた作品になっているのかと思いきや、その辺はさらさらっと触れる程度で物足りない。よくよく考えれば、自分が望むような濃い話になってないことは事前に想像でき、ジャック・ブラックがロックを題材にした映画に演て、なおかつ彼の魅力を理解しているはずのマイク・ホワイトが脚本というだけで、映画版TenaciousDが観れると期待をしたのが失敗だった。校長が酔っぱらってスティーヴィー・ニックスの真似したって話だけゲラゲラ笑った。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-24 07:15:27) |
294. バットマン リターンズ
公開当時、浜村淳が、「いい映画だが、夏休みにこれはちょっと・・・・」と言っていたが、観た今なら、浜村淳が言いたかったことがよくわかる。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-24 06:49:43) |
295. アタック・ナンバーハーフ
売りはオカマがバレーするってことだけで、どうせ魔球サーブやルール無視のブロックをして、テキトーなお茶濁しのスポーツ物なんだろうと思いきや、意外や意外、まっすぐなスポーツもの。しかも、昭和アニメに通ずる、古き良きド根性型の熱いスポーツ物になってるのが好感。同じ作りの作品を何本も観たいとは思わないが、ハリウッドなどでは決して造ることの出来ない、長らくお目にかかっていなかった直線的なストーリーに、観終わったあとは清々しさと懐かしさを覚えた。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-24 06:13:54) |
296. スタントマン(1980)
映画の作りとしては相当に酷い。設定がバラバラで、早い段階でストーリーが破綻し、オープニングの時点から既に変な空気が漂っていた。映画界の内幕物になるのかと思いきや、その辺の掘り下げもほとんどない。役者の演技などは、声が妙にデカいだけで、ワザとやってるとしか思えないほど全員が大根。ところが不思議と、最後まで観れてしまう。映画全体に浮かされたような熱があり、まさしくこれが現場の生の空気。文句の1つ2つも言いたくなるものの、観ろ!観ろ!観ろ!とばかりに強引に迫られ、そのまま押し倒されてしまった。ところどころで発せられる、映画への愛情あふれる監督の台詞も魅力的で、ピーター・オトゥールの演技なんて、あまりに無茶苦茶で恐怖さえ覚えた。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-24 05:46:47) |
297. ゴシカ
ホラーとしては、評価のしようがないほど怖くないが。サスペンスとしては、まずまずレベル。個人的には、水と油としか思えなかったかハル・ベリーとペネロペ・クルスの絡みが想像以上に相性が良く、この2人のW主役で何か新作を観てみたい。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-10-20 05:27:54) |
298. ヴァン・ヘルシング
《ネタバレ》 エンディングのスタッフロールが、CGとして一番出来が良かったように思う。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-10-20 04:43:58) |
299. バットマン(1989)
アメコミとしてのバッドマンをよく知らずに観たんで、えらく屈折したストーリーに驚いた。この映画を劇場で観て以降、アメコミを原作で読むようになり、アメコミヒーロー=明るく楽しい、というのが間違いだというのを知ることに [映画館(字幕)] 5点(2005-10-20 04:21:50) |
300. オーシャン・オブ・ファイヤー
《ネタバレ》 本人が言うには、例のアノ映画のメガヒットおかげで、この映画の主役にオーディションなしで抜擢されたヴィゴ・モーテンセン。ただ、どー見てもヴィゴ・モーテンセンの顔が悪役顔で、脇役が主役になってしまった場違い感が映画そのものまで暗いものに。一言で言うと、大作映画としては、あまりにも地味。4点にしようと思ったが、ラストシーンの光景が鳥肌立つほど美しかったので、+1点 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-10-20 04:04:39) |