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すねこすりさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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281.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
押井守氏の作品を見るのはこれが初めて。名前は知っているけど、何がそんなにスゴイのかまったく知らずに見たわけで、、、。見終わって、思ったのは「なんだか仰々しいなー」でした。ファンの方、すみません。「仰々しい」その①:やたらと景色の描写が多い→あー、はいはい、アニメ技術は確かに凄そうです。「仰々しい」その②:全裸になるアンドロイドは女ばっか→観客サービスでしょうかねぇ。別に男の全裸を見たいわけじゃありません、念のため。「仰々しい」その③:ストーリー単純そうなのに捏ね繰り回している感じ→えーっと、哲学アニメですかね、これ。・・・てな具合で、単細胞でアニメの技術に疎い私は、こんな程度のことしか感じられませんでした。で、制作年を見ると、ありゃ、95年だって。すげぇ、それは確かにスゴイんでしょう。でも、私は、単純な話を難しくする人は基本的にキライなんです。難しい話を分かりやすくする人が好きなんです。というわけで、押井ファンの皆様にド顰蹙を買いそうなレビューになってしまいました。職場のヴェンダーズ好き君の一押し映画ってんで貸してもらったもので、見た次第です。自ら進んではまず手を伸ばさない作品ですので、そういう意味では新しい世界を垣間見ることができて良かったです。
[DVD(邦画)] 5点(2012-04-16 21:34:44)
282.  ルート・アイリッシュ
んー、ん゛~、、、。ローチの新作だってんで見に行ったんだけど、彼は、戦争映画はあんまり向いてないんじゃないかなあ、と感じてしまった。『麦の穂をゆらす風』しかり、『セプテンバー11』しかり。戦争で儲ける会社なんてのは他にもたくさんあるわけで。そもそも、主人公のファーガスが何でそこまで大事な親友フランキーを置いて先に帰国したのかが全く分からない。その後、真相を暴こうとするのはまあ分かるとしても、復讐心から短絡的に先走った行動が目に余る。おまけに遺された親友の妻と男女の関係になる・・・。『麦の穂~』でも、内戦に至る背景や内戦そのものの描写は薄かったけれども、内戦に引き裂かれた兄弟のドラマが実に見応えある描写になっていて、あれはあれでまあ、人間ドラマとして良いと思ったけれど、本作は、戦争そのものの持つ犯罪性を問うているわけであって、あまり感傷的な主人公は、テーマの描写に向いていないと思うのだよね。ファーガスがフランキーを死に追いやった男を拷問するシーンがあるのだけど、結局のところ真実を引き出せなかったり、犠牲になったイラクの少年の遺族に援助を申し出たり。なんというか、おセンチ過ぎて白ける。ラストは、まあ、こういう主人公だから、ああいう始末の付け方を選ぶのは道理であって、もの凄く納得するけれども。ローチにしては、冷静な視点が欠落した作品になっている気がして不満だなぁ。どーでもいいけど、字幕に「行ったり来たり」が「言ったり来たり」と変換ミスがあったような。職業病で、誤字脱字にすぐ目が行ってしまうので、揚げ足取りですみません。何よりショックなのは、ローチ作品を見ている途中で睡魔に襲われたということ。こんなの初めて。しかも、劇場出たら、外は予想外の大雨。そんなこんなで、ったく、なんだか凹んだなぁ。
[映画館(字幕)] 5点(2012-04-14 16:08:08)
283.  ブラック・スワン
んー、「ヘンな映画」というのが正直な感想。何かをする「能力」ってのは、そのものを上手くやることとかセンスの良さに加えて、要領よくこなすとかプレッシャーを味方にしてしまうとか、そういうのもひっくるめたものを指すわけで、そういう意味で、ニナは主役を張る能力のない凡ダンサーってことです。母親との確執がベースにあると言いたげな描写だけど、あの程度の母親の暴走は「想定内」じゃないかなー。もっと凄いステージママは一杯いる。見ている間、ドキドキやハッとするの繰り返しで、飽きずに最後まで見られるけど、これほど見終わってなーんにも残らないのは映画としてはイマイチ。ナタリーは、見事にバレリーナの体つきになっており、これは、おおっ!と思ったんだが、踊りは、んー、頑張ってるけど、プリマの踊りにはやっぱり見えぬ。ベスがウィノナだったなんて、後で知ってびっくり。彼女はやっぱり上手い。それでも、エンタメ映画には一応仕上がっていると思います。
[映画館(字幕)] 5点(2011-11-23 22:05:07)(良:1票)
284.  刑事コロンボ/構想の死角<TVM>
ピーター・フォーク追悼特集で見ました。世間の評は、スピルバーグバイアスがかかってんじゃないのか? と思ってしまいました。まぁ、面白くなくはないんですが、ラストがねぇ・・・。しかし、被害者も、相棒の唯一の使えるネタと同じ手口、忘れるとは思えないのに、簡単に乗っちゃうもんかねェ? 猜疑心の強い私にはちょっとあり得ない展開。そもそも、口八丁なだけのゼンゼン使えないヤツとコンビを組むこと事態が謎。プロデューサー能力があるとはいえ、キッチリ役割分担されていた様子もなし。そこのいきさつが分からないから、被害者がただただお人好しのもの書きバカにしか思えず・・・。雑貨店のオバチャンは、普通に喋っても歯茎が3センチくらい出てて怖かったし。コロンボの魅力もイマイチ描ききれていないような・・・。パイロット版の方がゼンゼン良かったですね。初回がこれで、よくシリーズが成功したものです。まあ、この後、数々の名作が生み出されたのですから、文句はこれくらいにしておきますか。ごちそうすると言いながら、しっかりホットドッグの領収書をもらうところは、警部らしかったかな。彼の命日が私の誕生日でありました。きっと、これから、私は毎年、誕生日を迎える度に、ピーター・フォークを心の中でそっと偲ぶことになるでしょう。どうぞ安らかにお眠りを。
[地上波(吹替)] 5点(2011-07-08 00:16:55)
285.  トスカーナの贋作
んー、世の中におけるありとあらゆる事象につき、何を以て贋作or真作と定義するのか、ってことなんでしょうかね。確かにこの男女がホントの夫婦かどうかなんてことはどーでもいいし、実際夫婦じゃないのは明らかでしょ。オリジナルって何? パクリってオリジナルより劣るってか? ということを、延々男女が会話劇を以てして問うてくる、という感じですかねぇ。男と女の思考回路の違いみたいな描写もあったけれど、こういう描き方は嫌いだ。キアロスタミは、結局、ものの本質とは?などという多元的な問題を見る者に問いながら、男と女なんていう二元論に自身が陥っていることに気付いていないから滑稽。まあ、所々面白いやりとりもあったけど、こういうのは映画より舞台向きのネタだろうな。ジュリエット・ビノシュは、それにしても、さらにオバサン体形に拍車が掛かっており、立派な腰周りにばかり目が行ってしまった。かと言って、顔もふっくらしていればまだ良いのだが、顔はやつれてしまっていて、もうちょっと女優さんなんだから「歳のとり方」を考えて欲しいものだ。まあ、よけいなお世話だけれども。キアロスタミはどーでもよくて、ビノシュだから見に行ったようなもんだから、ついつい愚痴っぽくなってしまった。とにかく、初日に整理番号2番を取ってまで劇場で見るべき作品じゃなかったことだけは確か。
[映画館(字幕)] 5点(2011-02-20 14:48:34)
286.  ジョシュア 悪を呼ぶ少年
こういう「モンチャイ」(モンスターチャイルドの略)もんは一般に、不条理感炸裂でそれはそれで怖いけど、本作はあんまし、、、。ジョシュアはだから、「悪を呼ぶ」エスパーなんかじゃなくて、ただのモンチャイなんだよ。あんな不安定な母親では、モンチャイにもなるってば。父親は比較的まともだと思うけど、父親って、やっぱりある程度限界あるのかも、子どもが幼いうちは。イクメンが妻の母親ぶりを目の当たりにして、自分の無力さに落ち込むという話をよく聞くけど、そりゃまぁそうかもね、と思うし。しかし、一番の犠牲者はモンチャイ自身であり、本当はジョシュアは可哀相な子のはずなんだが、見ている方としては、憎さを禁じえず。・・・うーん、イマイチ。
[DVD(吹替)] 5点(2011-01-24 22:55:02)
287.  ノボケイン 局部麻酔の罠
B級臭さ全開で、実際、バッチリB級でございましたが、それはそれで楽しめないわけじゃありません。主役の歯医者がバカ全開で笑えますし、ヘレナはなんだか面白がって弾けている風も感じられます。よく見ればこれ、結構な豪華キャストなんですよね。サスペンスの顔をしたコメディですね。下らないもの見てハハハと笑いたくなったときにオススメです。
[DVD(字幕)] 5点(2010-10-17 22:11:30)
288.  父の祈りを
うーん、評価しづらい作品。冤罪モノと一括りにしていいのか。容疑もないのに7日間の拘留を認める法律が出来ちゃったからこそ、この話は起きたんでしょう。これはものすごくヒステリックな法律だけれども、ヒスってのは、ある種の過剰な正義論から生まれもするわけで、背景が不透明な事件事故でも、必ずや誰かを犯人なり責任者に仕立て上げて「血祭りに上げる」ことで、当事者及び大衆が溜飲を下げる、みたいな現象はよく起きる。そこで本来は、背景を含めた事の本質を見ようとする冷静さが問われなければならないはずだが、起きた事象だけに耳目が集まり、ヒスへの流れを止められなくなる。翻って、本作は、そもそも、アイルランドの複雑な歴史的背景が一切排除されているので、警察の横暴振りだけが前面に出ているが、宗教的対立に根差す理屈で語れない「民族感情」が根底にあったことが軽視されている。これは結局、本作自体、起きた事件を「実話モノ」として事象だけなぞってしまうことで、ヒスの流れに乗ってしまっている気もしなくはない。実話モノってのは、見る側の良識度というか、冷静さが問われる気がするので、作品自体の評価は本当に難しい。父子が同じ房に入っていたり、鑑賞会で「ゴッド・ファーザー」がかかっていたりと、これも事実だったのなら、この刑務所は、ある意味かなり鷹揚な刑務所のようにも感じる。映画としてみれば、ダニエル・デイ=ルイスは相変わらず素晴らしいし、表現も抑えた感じでよいとは思うけれども。いずれにしても、製作者の立ち位置としては疑問符がつく。
[DVD(字幕)] 5点(2010-08-22 17:41:17)(良:1票)
289.  11'09''01/セプテンバー11
オムニバスってのは、例えつまらなくてもワケ分かんなくても、延々2時間は続かないところがイイです。この作品群の中にも嫌悪感を抱くものや、よく分かんないものが少なからずありましたが、10分足らずの辛抱でしたからね。ケン・ローチが参加しているってんで見ましたが、正直、イマイチでしたねぇ。映画にする意味を感じられなかったなあ。唯一面白かったのが、ビンラディン探索編。アイディア勝ちとも言えるけど、ペーソスもあったし、「町ごと吹っ飛ばされるぞ」というラストの会話が秀逸でした。フランス版は嫌いだなぁ。障害者モノはそれだけで私の中ではハードルが高くなるんだけれども、なんかね、、、この期に及んでそれを使うかね、という意地悪な見方しか出来ませんでした。音声だけのメキシコ版は論外。ラジオドラマでやってくれ。今村さんは、ちょっと企画意図を履き違えていらっしゃったのでは、という気が・・・。ラストで、まさに「蛇足」でした。
[DVD(字幕)] 5点(2010-08-09 21:38:17)(笑:1票)
290.  生きてこそ 《ネタバレ》 
そもそも、極限状態のサバイバルにおけるカニバリなんてのは、色々なもので見聞きしているわけで、その部分の衝撃度は、私にとってはほとんどゼロ。むしろ、神に祈って行為を自分に納得させるところが、なるほど信仰を持つ人とはこういうものなのだ、と教えてもらった。そして、何より、この話でもっと描くべきは、ナンドらがアンデスの山越えをするところでしょ。あの勇気ある行動がなければ、助からなかったんだから。カニバリは手段であって、山越えこそが命を救ったのでしょ。あそこで、あの連なる険しい山脈を見てそれでも越えようと意を決したのは、仲間の肉を腹に入れたからこそだと思うが、だからと言って、皆がそうできるもんじゃないはず。そこをもっと力を入れて描いて欲しかった。で、もっと言っちゃえば、DVD特典映像の生存者達の話を見れば、本編を見る必要性が低いってこと。これってどーなんでしょ。あんまり詳しい「実話の実話」は、入れないほうが良いんじゃない? 売り方が間違っている気がする。
[DVD(字幕)] 5点(2010-07-20 23:25:36)(笑:1票)
291.  刑事コロンボ/ルーサン警部の犯罪<TVM>
アリバイ工作で腕時計を操作するシーンと、警部のコートに犯人に丸を書かせるシーン。この2つのシーンがなぜかリアルタイムで見た時の記憶として今日までしっかり残っていて、ある意味、感慨深いです。ああ、これこれ、みたいな。しかし、小学生だった自分が、一体、何を感じながら見ていたのか、当時の自分にちょっと聞いてみたくなりました。それくらい、ややこしい作りの割に中身の薄い作品でした。それにしても、シークレットシューズだなんて・・・。頭もズラだったりしてね。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2010-07-03 01:14:44)
292.  ラ・マスケラ 《ネタバレ》 
ウチの近所のビデオ屋さんは、こういう映画を置いているから侮れない。といって、これが隠れた名作だなどと言いたいわけでは毛頭ない。ハッキリ言ってかなりの駄作。もっと言っちゃえば見なくてもいい作品。でも、ヘレナ好きな者としては、出演作とあっては見ないわけにはいかないのだ。ストーリーはというと、貴族の放蕩息子レオナルド(マイケル・マロニーというイギリス人俳優が演じているが、この人がどーもイマイチ色気もなくイイ男でもない)が旅回りの芸人一座のプリマドンナであるイリス(ヘレナ)に一目惚れするものの拒絶される。で、このレオナルド、一座の行くところ行くところを仮面を被って付回し(ほとんどストーカー)、やがて仮面によって人格までも好青年となってイリスの愛を勝ち取るという、ものすご~く都合のイイ話。タイトルは、この「仮面」から来ているのだね。ラストシーンはなかなか美しいんだが、唐突な印象が否めず、見ている方としてはかなり消化不良。ただ、この映画、イタリア製作で、全編イタリア語! 主演二人はイギリス人。ヘレナが全編イタリア語喋っている映画って、他にないんじゃないかしらん。まあ、喋れても全然不思議じゃないけれども。とにかく、こういうマイナー作品がフツーにたくさん並んでいるあのビデオ屋さんがあるため、引越しもためらってしまう私であった。
[ビデオ(字幕)] 5点(2010-03-29 15:38:27)
293.  カンバセーションズ 《ネタバレ》 
画面2分割がウザイ。会話劇って難しいよねぇ。役者の演技力も求められるけど、会話によっぽど魅力がないとダレるもの。しかも結局、寝ちゃうし、この2人。まあ、寝てもいいけど、寝るまでが長過ぎ。寝るときってのは、もう部屋に入るときに「その気」のはず、少なくとも「予感」はあるはずだと、私は思うわけ。だから、その前の長過ぎる会話は身体も心も萎えるだけ。逆にハナから寝る気もなかったのなら、あんなつまらん会話でその気になるなんて、ありえん!って感じ。・・・それにしても、一夜のアバンチュールに成り下がるなんて、この2人、大して愛してなかったんじゃないかなあ、お互いに。本当に大切な人として過去に位置づけた昔の恋人と、現在で通りすがりの情事を持つのは、相手に対する冒涜だと思っちゃう私は、頭が固い? そんな石頭をぶっ壊すくらいの会話劇を見せてほしかったね。あ、ヘレナは相変わらず可愛かったのでプラス1点。
[DVD(字幕)] 5点(2010-03-04 16:09:45)
294.  フォーガットン
アルフレがお空に吸引されちゃってからは、ほとんどコメディでしたねえ。肉まんを買ったつもりで、いざかぶりついたら、それはピザまんでもカレーまんでもなくて、あんまんだった、みたいな感じかな。それはそれでまあ、美味しいんだけどね。
[DVD(字幕)] 5点(2010-02-26 14:28:45)
295.  刑事コロンボ/溶ける糸<TVM>
これ、邦題がよろしくないと思います。ネタばらしとは違うんだけど、手術で「溶ける糸」を使っていることを、最初から視聴者が分かっちゃうのはドラマの面白みを思いっきり削いでしまっていていただけない。メイフィールド先生の耳は尖っていませんでしたね。警部を激怒させるなんて、大したもんです。邦題のネタばらしっぽさと、鼻持ちならない犯人という意味では「自縛の紐」と双璧です。そろそろ終わる時間なのに、オペ室からうなだれて警部が出て行っちゃった日にゃ、「え、未解決事件?」などとあり得ないことを考えてしまったけれど、直後に「えーっ!」という展開でほんの数十秒後にエンドマーク。うーむ、面白いけど、かなりゴーインな印象が・・・。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2010-01-26 13:32:49)
296.  刑事コロンボ/アリバイのダイヤル<TVM>
そもそも、動機がイマイチよく分からない。エリックと決定的に破綻した関係でもなさそうだったし・・・。殺人って、最終手段だろうから切羽詰ってるはずなんだけど、そういうのが感じられなかった。単なるアリバイ崩しドラマに成り下がっているところが不満。だいたい1時間後もプールサイドが濡れたまま、ってのも??だし。途中から弁護士が出てきたり、秘書の女性が出てきたりと、シリーズにしては珍しい展開なんだけど、ちょっと分かりにくいかな。ロバート・カルプがとことん憎ったらしい犯人役を好演。でも、この事件、証拠らしい証拠がない(凶器も氷だし)から、公判維持が難しそう・・・。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2010-01-15 13:11:35)
297.  白いドレスの女(1981) 《ネタバレ》 
どうしても解せない箇所が・・・。ネッドがあずまやでマティと間違えてメリー・アンに声を掛けるシーンがあります。つまり、メリー・アン自身もマティが自分と入れ替わりを演じていることを知っていることになります(マティがネッドにメリー・アンの目の前で「彼女はメリー・アンよ」と紹介していた)。これってヘンじゃないでしょうか? 自分を語る者がいたら、たとえ友人だろうが怪し過ぎ、フツー警戒しませんか? 警戒しないということは、何事か裏事情を知っていると解釈できませんかね。そんな人間が簡単に完全犯罪の道具にされて殺されるでしょうか? ここがどうしても理解できません。どなたか教えてぇ~。・・・しかも、マティ自身もメリー・アンとはハイスクール(しかも学校の名前まで出している)で親友だった、などと後から足のつきそうな(というか、実際に後でネッドにバレますし)打ち明け話をネッドにしちゃっています。うーむ、マティと名乗る女、賢いんだかヌケてるんだか分かりません。秀逸なサスペンスとの一般評ですが、確かにそうなんだろうと思うんですが、ちょっとスッキリしないというか、完全犯罪にしちゃ粗があり過ぎなように思っちゃうのです。
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-12-08 10:04:00)
298.  刑事コロンボ/権力の墓穴<TVM>
この次長さん、アホですね。呆れるほどアホです。大体ヘリから殺人現場を目撃するのを自作自演なんて、やり過ぎ。解剖したら、死亡時刻、水質なんか分かるじゃん。警察の人なのにそんなことも考えないなんて、(何度も言いますが)アホ過ぎです。コロンボとの心理戦も、相手がアホ過ぎるので緊迫感に欠けイマイチ。でも、やっぱり最後まで食い入るように見てしまうんです、コロンボ。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2009-11-06 11:04:24)
299.  ガス燈(1944)
怖いか、と聞かれれば、正直、ゼンゼン怖くないです。『歴史は夜作られる』では男気全開のシャルル・ボワイエが、こちらでは欲に支配された陰湿で頭の悪い夫役でしたが、この人は断然「悪役向き」の顔だと思います。バーグマンは美しいんだけれど、なんつーか、イライラさせられっぱなし。なので、夫の化けの皮が剥がれた後の凄みは、ギャップがあって少しだけ溜飲を下げてくれました。・・・とはいえ、まあ、私にとっては一度見れば十分、という作品です。
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-11-05 16:00:22)
300.  太陽と月に背いて
妻と再生旅行中、ランボーに引き寄せられて反対側の列車に乗り、妻にバカ面を晒すヴェルレーヌを見て、むかっ腹が頂点に達しました。私なら追いかけて行ってそのハゲ頭をカチ割ってやったかも。詩人だか天才だか知らないが、こういう人はこういう人たち同士の世界で傷舐め合ってろ、シャバに出てくんな、って感じ。すげぇ迷惑。天才が故の放蕩ぶりが芸術になるなんてチャンチャラおかしいっての。ディカプリオ演ずるランボーは、それでもまだ破天荒ぶりが「絵になる」が、シューリス演ずるヴェルレーヌは醜い・・・、ただただ醜い。こんなもん見せられた日にゃ、秋の日にためいき・・・だゼ。
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-10-30 14:58:40)(笑:1票)
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