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やましんの巻さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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301.  恋人たちの予感
ぼくたちがイメージするニューヨークやニューヨーカーたちが、そのまんまこの映画に詰まっている。そして、アメリカ映画のお家芸だったロマンチック・コメディを、ここまで「現代的」で、リアルさとファンタジーの程よいブレンドによって再生した作品もないんじゃないかな。これは素晴らしい映画だと思いますよ。そして、メグ・ライアンが最も魅力的な作品であることも間違いないでしょう。ハリー・コニック・ジュニアのサントラも、未だにぼくの愛聴盤です。
9点(2003-10-18 13:56:22)
302.  恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
こういうのを、”粋な大人の映画”って言うんだろうな。みんなイイ歳してまだ夢のしっぽを追いかけて、恋にも実は不器用だったりして。ミシェル・ファイファーの歌はもちろん、ジェフ兄いのピアノも吹き替えじゃないとおもうんだけど、サマになってるし、ハゲ(これもホンモノ?)を隠さないボー兄ちゃんもよかったよかった。わき役に至るまであたたかな愛情を注いだ作り手の眼差しが胸にしみる、チャーミングな映画であります。
8点(2003-10-18 13:45:04)
303.  インディア・ソング
画面の外で交わされる、女ふたりのダイアローグ。画面内で繰り広げられる、静かだが情念に満ちた男女の愛憎劇。そして何より、物憂げで官能的でもあるあの音楽…。およそ、劇的とは縁のない悲劇ならぬ非ー劇的なアート作品ではあるけれど、一方でこれほど見る者に陶酔と、エモーションを与えてくれる映画もそうはないでしょう。小説家としてのデュラスも素晴らしいけれど、映画作家としてのデュラスもそれ以上に素晴らしいとぼくは信じています。永遠のマイ・フェイバリッツ、文句なしに満点!
10点(2003-10-17 18:13:39)
304.  居酒屋ゆうれい
ぼくとしては、かなり面白くてよく出来た現代の「人情噺」だと思いますよ。ショーケンも好演だったし、室井滋はのほほんとした、しかしこの世のものではない幽霊の滑稽と悲哀を上手く表現していたし、山口智子はイロッぽかったし。それに、居酒屋の客たちの小さなエピソードや、ネオンサインなど「小道具」を使った語り口の巧さも、ちょっとした名人芸の域。こういう「普通に良い映画」が当たり前のように劇場にかかるようになると、本当にいいのにな…といった、ひさびさに「らしい」日本映画でした。
[映画館(邦画)] 8点(2003-10-17 17:42:36)(良:2票)
305.  龍の子太郎
淡い水彩画というか、むしろ山水画風の背景と、柔らかい線で描かれたキャラクターの絵柄が、なかなかに新鮮。ていねいに作られたアニメとして好感はもてるのだけど、やはりテレビの『日本昔ばなし』と大差ない感もあり。監督が浦山桐郎だから、何か期待して見にいったもんだがなあ…。ただ、太郎の母親である龍(声が吉永小百合!)が、ラストで人間の姿に戻った時、きっちり乳首(!)を描いていたのには、妙にドキンとさせられたものでした…あ、こういうコメントは削除の対象でしょうか?
6点(2003-10-17 17:27:30)
306.  市民ケーン
映画に「革命」を起こしたと言われる本作ですが、ここのレビューでは結構シビアなコメント&点数の方も多いですね…。確かに60年以上前の作品を今初めてみる時、ぼくたちはいろんな情報だの先入観だのにとらわれすぎて、逆に作品そのものが見えにくくなっているかもしれない。だから「どこが映画史上の最高傑作やねん!」と反発したり、「古臭いだけじゃん」と思ったり、「やっぱりパンフォーカスの映像や、ち密な構成など、古典的名作はスゴイっ!」と知識の後追いで満足したり…と、ちょっと映画そのものから離れて評価が下されすぎるんでしょうね。(それにしても、ざっと他の方のレビューを拝見していたら、途中になにか論争めいたコメントがチラホラ…。何があったのかなあ。その「発端」となったコメントは削除されたんでしょうか? なら、ちょっと残念な気も…)。あ、前置きがいささか長くなりました。ぼく個人は、「今見ても十分に面白いやん!」と、そのたたみかけるようなテンポとハッタリ度満点なセット、若きウェルズの堂々たるカリスマ的演技に、感心させられました。ただ、オーソン・ウェルズ作品としては、『オセロ』や『黒い罠』の方こそを圧倒的に評価する者なので…。いやぁ~、映画(の評価)って本当にムツカシイですねっ! 《追記》蛇足めいて恐縮ですが、この作品でウェルズが駆使した映像手法は、例えば「パンフォーカス」にしても決して彼の「独創」ではありません。すでにジョン・フォードやウィリアム・ワイラーといった監督が、部分的にしろ本作以前に試みていたいたものです。ウェルズは、それらの作品の撮影監督だったグレッグ・トーランドを起用することで、先人たちの手法をより徹底化した。そういった意味において、ウェルズの「天才」をやみくもに賞賛するんじゃなく、この「若く才能にあふれ野心的な」新人監督にふさわしいデビュー作だとぼくは評価したい。そして、これが「映画史上の最高傑作」とおっしゃるぶんには異論はなくても、ウェルズが「これ1作のみ」みたいに言われる向きには断固反論したいです。ウェルズは、本作の後にも素晴らしい映画を撮った。ある意味、このデビュー作以上に真に「天才的」な映画だって何本もあるんだ…と。 彼のキャリアは、この1本で「終わった」わけじゃない。そういった意味も込めて、ぼくは「8」評価にしました。
8点(2003-10-17 16:58:10)(良:5票)
307.  死の接吻(1991)
冒頭、ビルから突き落とされたショーン・ヤングがワンカットで地上に激突死するシーンに「おおっ!」と思いました。が、それだけ…。どなたかも書かれていたように、すべてに野暮ったい中途半端な出来映え。妙に人物たちの内面なんぞ描かず、サスペンス・スリラーものに徹していれば良かったんだよ。マット・ディロンの熱演、報われず。ちなみに、アイラ・レヴィンの原作は、今読んでも傑作です。
5点(2003-10-17 16:14:40)
308.  シド・アンド・ナンシー
いろんな意味で実にキツイ映画だけど、作品的にはスプレンディド! な出来映え。ただ、コアな音楽ファンや「ノーフューチャー」なお若い方々には、オススメできかねます。だって、ここにあるのは、シド・ビシャスとパンク・ムーヴメントに対するアイロニカルな冷笑なんだもん。小生はミソジニー(女嫌い)でもなく、ドラッグもヤバそうだし、パンクにゃなれんと切実に悟りました。あの時、劇場を何とも言えない顔で出てきたパンクスたちのことも忘れられません(笑)。
8点(2003-10-17 16:00:33)
309.  自転車泥棒 《ネタバレ》 
こういう名作中の名作に、今さらながら満点献上することの野暮をあえて承知で…。ネオリアリズムうんぬんを言うより、あの当時のイタリアでは日常茶飯事だったろうような庶民のささやかな哀歓を、オールロケで、ここまで見事な「人情ドラマ」に仕立て上げたデ・シーカ監督の人間味溢れる眼差しがまず素晴らしい。父親と一緒に盗まれた自転車を探し回るあの男の子の使い方など、多分にチャップリンの『キッド』を意識しているんだろうけれど、本当に巧いし。特にあのラストで、自転車を盗もうとして人々に捕まり、小突き回される父親に男の子がすがりつくシーンは、今こうして書いていてもナミダが…。父と子にとってつらい1日となったけれど、きっとこの家族なら何とか生きていくだろう、といった願いとも希望ともつかない感情(感傷?)を抱かせる幕切れまで、人の子であり親なら生涯に一度は見ておきたい映画ではありますまいか。
10点(2003-10-17 15:46:32)(良:1票)
310.  シェルブールの雨傘
恥ずかしながら、最近になってようやく(ビデオで…)見ました。何でもっと早くに、劇場でリバイバルしていた時に見ておかなかったんだろうと、激しく後悔させられましたです(ジャック・ドミィって、『ロシュフールの恋人たち]と『ベルサイユのばら』で敬遠していたもんで…)。いやあ、こんなにも甘くて、洒落ていて、可憐で、でも切なくて、残酷で、心にしみる映画だったなんて! 男の純情と、女の心変わりが、一度でも「恋」したことのある諸兄諸姉ならきっと、ある痛みをともなって胸に迫るはず。それを全編ミシェル・ルグランの華麗なナンバーが彩り、エモーションをかき立てるあたり、もう涙、ナミダ。間違いなく、映画史上最も美しい作品のひとつでしょう。
10点(2003-10-17 15:27:21)(良:1票)
311.  ジェイコブス・ラダー(1990)
それまで徹底的にバカにしていたエイドリアン・アイン監督を、初めて少し見直した映画です。でもね、本作の成功の最大の功労者は、『ゴースト・ニューヨークの幻』とか”死後の世界”にこだわるブルース・ジョエル・ルービンの脚本でしょ? それにエイドリアンたら、現代美術家ベーコンの絵画をあからさまにパクッたりして、「ね、ボクってこんなホラー映画にもご高尚な趣味を持ち込めるのよ」ってなイヤミを感じたりもして…。でも、確かに面白かったです。この作品には、素直にライン監督に拍手を送りたいと思います。
7点(2003-10-16 18:35:22)
312.  地獄の門
う~ん、こういうグログロな映画も決して嫌いじゃないんだけどねえ…。あの口からゲロゲロ内臓を吐き出す名高い(?)シーンとか、いかにもフルチらしい残虐描写は楽しいんだけど、いかんせん、単純なはずのストーリーが、全然ワケ分からないってのは、もはや物語なんぞグロ描写見せるための手段でしかないってことか。でもそれって本末転倒で、センセイやっぱりマズイんじゃないでしょうか? 
3点(2003-10-16 12:08:53)
313.  ジェロニモ(1993)
日本じゃ『スピード2』でミソをつけた恰好のジェーソン・パトリックだけど、『アフター・ダーク』という彼の主演作を偏愛する者としては、何もそこまで嫌わずとも…と。この西部劇でも、ふいを突かれて平地で襲撃された彼が、馬を横倒しにして楯にするあたりのカッコ良さなんかホレボレしちゃうけどなあ。作品そのものも、ジェロニモをはじめインディアンたちの「滅ぼされゆく民族」の悲しみを崇高に描いたものとして、なかなかに感動的。でも、ウォルター・ヒルって何でこうも枯れちゃったんだろう…。『ロング・ライダース』のクールかつ溌溂としたヒル演出を知る者にとって、やはり寂しい限りです。
7点(2003-10-16 11:54:53)
314.  ラスト・ボーイスカウト
トニー・スコット監督が、まだレンズにフィルター処理ばりばりしまくりの頃の、「映像に凝っても中身ないのが余計に目立つぞバカヤロー」映画の典型。全編うすら寒い、空しさばかりが残る代物でありました。ブルース・ウィリスの黄昏れた中年探偵ぶりはなかなかだったので、勿体ないよなあ…。
4点(2003-10-14 16:16:39)
315.  ラスト・キャッスル
ある種の「刑務所もの」の典型という感じもするけれど、看守側も囚人も軍人同士という”軍刑務所”というのが新味か。レッドフォード演じる将軍が服役して、ムショ内の兵士たちを感化していく展開もありがちながら、ここには「真のリーダーとしての条件」がビシッと説かれていて、好き嫌いを置けばかなり説得的。だから、クライマックスの攻防戦が俄然活きてくる。このあたり、監督の演出には一本筋が通っております。結局は「軍人賛歌」風ではあるけれど、アナクロな硬派ぶりに一票!
7点(2003-10-14 16:06:32)
316.  ライアー
見ている間は「おおっ」と感心したりもしたんだけど、見終わると何だかこっちがバカを見た感じ…。ご贔屓マイケル・ルーカーの刑事がティム・ロスに嘘発見機を付けて尋問する出だしは期待させたんだがねえ。よく分かりにくいのは、決して我々のアタマが悪いのではありません。作り手にセンスがないからです。なかなかの豪華キャストゆえ、退屈せずにまあ見られはするんだけどさ。
5点(2003-10-14 15:50:20)
317.  ライフwithマイキー
あ、これは思わぬ拾い物でしたよ。マイケル・J・フォックスが自己のセルフパロディ的な、かつての人気テレビ子役スターを演じて、今はタレントのエージェントをやってる彼が、ひょんなことからスリの女の子をCMタレントとして必死に売り込むことになるてん末を描いたものなんだけど、このフォックスがどんぴしゃりのハマリ役。実は不憫な女の子と心を通いあわせるまでの過程が、実にハートフルで、丁寧で、ホロリとさせられます。『BTTF』以外のマイケルの作品じゃ、文句なしに最も愛すべき作品。
8点(2003-10-14 15:36:17)
318.  ミッドナイト・ラン
こういう作品に対する自分の感性のなさというか、ニブさに情けなくなってしまう。そうか、そんなにも面白かったのか…。公開当時も前評判は高かったし、それなりに期待していったんだけど、ああ、これって『或る夜の出来事』に代表されるスクリューボールコメディを、男同士のカップルで再現したものかあ、と最初のうちは感心。だけど、ストーリー展開ではなく、演出がいちいち律儀すぎて先が読めてしまうものだから、途中からいささか退屈しちゃったんですよね。もったいないなあ…と思っていたら、周囲は絶賛で、ここでも賞賛の声しきり。正直、焦ってます(ホント)。でも、やっぱりデニーロはチャールズ・グローディンに完全に食われていたんじゃない?
7点(2003-10-14 13:58:25)(良:1票)
319.  ターミネーター2
このシリーズでは、圧倒的にぼくは『1』派です。あのうさんくささが大好きだったので、ここまで超大作にヴァージョンアップされてしまうと、正直「重すぎるよ…」とげっぷが出てしまう。すみません、胃弱なもんで…。ただ、異論はあるだろうけど、シュワルツェネッガーの「ロボット演技」は、完璧な素晴らしさです。これでTー1000型がもっとスケール感があったなら、さらにこの映画は素晴らしいものになっていたでしょうね(確かに自在に変身する無気味さは出ていたけど、いかんせんセンが細すぎる)。キャメロン監督ならではの「戦うヒロイン」サラ・コナーは、いささか神経症的なキャラに過ぎるという気がしましたが。
7点(2003-10-14 13:42:47)(良:1票)
320.  大脱走
何としても劇場で見たい作品の、トップランク。そう言えば、最近はテレビでも放映しなくなったなあ…。それぞれのキャラクターの描き分けと、事のてん末を平行して展開するストーリーテリングの巧さには、いまだもってほとほと感心させられる。構成的には、映画史上に残る完璧さだと思います。そしてやっぱり、エルマー・バーンスタインのあの音楽! う~ん、劇場のスクリーンで再見できたなら、満点献上となるんだけどなあ!《追記》その後、めでたく劇場で見ることができました。でもって、やっぱり面白かったんで、心からの愛と敬意を込めて満点を! …あらためて見直して思ったのは、この映画って実のところ壮大な“鬼ごっこ(!)” だったんだなぁってこと。それがたとえ命がけのものであっても、ここには「鬼から逃げ続けることのスリルと快感」こそが満ち満ちている。そんな“遊戯性”ゆえ、かくも爽快な後味を見る者に与えるのでしょう。映画が終わってエンドタイトルが現れた時、まるで「それまで鬼ごっこしていた友だちが、みんな家に帰っていった夕暮れ」みたいな一抹の寂寥感が…。こんな気分になったのって、いつ以来だろう。  友よ、映画よ、また会おう!
10点(2003-10-14 13:23:39)(良:1票)
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