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光りやまねこさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 418
性別 男性
自己紹介 1959年生まれの48歳。
神戸市近郊に在住の、映画をこよなく愛する
市井の人であります。
ま、コツコツとレビューしようと思ってます。

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301.  オルカ
本作は、人間の手により愛する家族を殺されたシャチによる、人間への復讐を描いた哀しい物語。いかなる動物でも人間と同様に家族を愛する心を持つし、深い悲しみをも感じるもの。やたら動物を捕獲したり殺しまくったりする人間へのメッセージとも受け取れる。エンニオ・モリコーネの哀感溢れるメロデーが素晴らしかった。
7点(2003-12-08 16:50:11)(良:2票)
302.  海と毒薬
太平洋戦争末期、大学病院で行われた戦慄の事件。戦争という狂気に満ちた時代の中、たとえ医師といえども人命に対して感覚がマヒしてしまうのだろうか。鬼畜米英、日本を破壊し尽くす憎きB29の捕虜達。彼らの生体解剖実験により何百何千という日本人の命が救え、医学の発展に繋がるのなら…という発想が出てきても不思議ではない。奥田瑛二が演じる内向的な研究生以外は、感情移入出来そうにない医師達として描かれている。彼らの行為は当然糾弾されるべきだが、戦争という二文字がここまで人間性を狂わせてしまうものかと思ったりもする。それは戦争が終焉し人間が人間らしさを取り戻した時に初めて、犯した罪の重さに気付く事なのかも知れない。
9点(2003-12-05 21:26:04)
303.  雲ながるる果てに(1953)
悲しい。悲し過ぎる映画です。戦争の不条理などという生易しいことばなんかでは、とうてい言い表わせられない。この決して忘れてはならない歴史的事実を、家城巳代治監督はヒューマンタッチな演出で見事描き切っている。「雨降って今日一日を生きのびる」一刻も早くお国の為に散って奇跡を起こしたい…否、生きたい。生と死の間で揺れ動く様子が、この一句で端的に表わされている。ラストの鶴田浩二演じる大滝のナレーション。「ぼくの大好きなすべての人、なつかしい山河、そして平和な日本、それを思い浮べながら死んでゆきます」は、悲し過ぎて生涯忘れられそうにありませんよ。本当に。
10点(2003-12-05 21:24:23)(良:3票)
304.  魔界転生(1981)
原作は山田風太郎ってことで、奇想天外、荒唐無稽なストーリーはさておいて、凝りに凝ったセット美術と特撮が素晴らしかった。オープニングのおどろおどろしい地獄絵図。あたかも妖怪変化のごとく描かれた宮本武蔵。燃え盛る天守閣で繰り広げる、千葉真一演じる柳生十兵衛と天草四郎時貞(沢田研二)との壮絶な死闘。終始、独特な映像美を楽しめるわで娯楽時代劇としては上出来の一本。
7点(2003-12-03 15:59:36)
305.  世界残酷物語
ヤコペッティですか。もう、随分前ですがビデオで見たことがありますよ。そう、コワいもの見たさに。人間の文化・慣習の滑稽さ、残酷さをドキュメンタリータッチでとらえていたメッセージ性のある作品だったとは思うんですが、どうにも思い出せない。この映像を見た時は大変ショックで、続編も借りたはずなんですが…。地球の裏側で多発している衝撃的な映像を見せ付けられる昨今、脳裡からかき消されてしまったのかもしれません。阪神淡路大震災という悪夢のような出来事も体験してしまったし…。ただ、あの美しい主題曲「モア」だけはしっかりと記憶していますね。
6点(2003-12-03 15:58:36)
306.  シンプル・プラン
墜落機に積まれていた大金を横領したことから、三人の人間関係が崩れてゆき、思わぬ方向へ転げ落ちていく。映像と展開の仕方は「ファーゴ」の二番煎じなんだが、こちらの作品の方が演出に毒気がなく、登場人物に感情移入しやすい仕上がりになっている。とくに、主人公の兄を演じたビリ-・ボブ・ソーントンの哀れで切ない演技が秀逸で、このやり切れない出来事の印象付けに大きく貢献していた。それにしてもサム・ライミ監督って、ホラーやアクションものだけではなく、本作の様な人間ドラマもきっちり描けるんだからスゴい! !
7点(2003-11-29 20:39:43)
307.  旅の重さ
「♪ 私は今日まで生きてきました ♪ 私は今日まで生きてみました……」吉田拓郎のこの曲と共に思い出されるのが本作品。家を飛び出した16歳の少女が、旅の途上で様々な体験を経て大人の女に変わっていく姿を描いています。もう30年近く前に一回見ただけなんですが、夏の日射しが照り付ける中、瑞々しいシーンがフラッシュバックされる。白づくめの姿でヒッチハイクをする高橋洋子演じる主人公の姿、秋吉久美子演じる文学少女との語らい、自分を助けてくれた孤独な中年男の姿に父から男を感じとるシーン、そしてラストの主人公の笑顔 …等々。やはりこの映画、鮮烈な印象を放った名作ですよ。
8点(2003-11-27 15:26:20)
308.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト
本国アメリカでは大ヒットしたらしいが、見事一杯喰らわせられた感じ。予算がない、キャストはいない、スタッフもいない。そんな、ないない尽くしの条件下、知恵を絞り出しアイデア一発を狙ったわけなんだろうが…。たしかに、ミステリアスな雰囲気を醸し出し恐怖を盛り上げる演出は上手いと思う。が、しかし、こういうネタとオチって「◯◯◯探検隊シリーズ」で見られる様に昔からあるわけです。わざわざ劇場まで足を運んだ人は到底納得しないだろう。このテのジャンルが好きな人だけが、ホクホクとテレビやビデオで楽しめば良いわけで、劇場用として公開すのはマズいの一言。ラジー賞も納得のヘザー・ドナヒューの迫真?の演技(本人は賞をゲットでゴキゲンだったに違いない、おそらく)に、4点。
4点(2003-11-25 16:38:04)
309.  座頭市物語
勝新太郎のハマり役、座頭市。以後、シリーズ化される記念すべき第1作。監督の三隅研次を筆頭に、主役を張る勝新太郎、相手役の天知茂等、この作品にかける意気込みが画面からヒシヒシと伝わってくる。三隅研次の描写が冴えるクライマックスの殺陣のシーンはもちろんのこと、ゾクゾクする見せ場をあちらこちらにちりばめており、見応え十分の時代劇に仕上がっている。また本作は、裏社会という掃き溜めの世界でしか生きてゆかざるを得ない、哀しい男どうしの“友情”を描いた人間ドラマとしても秀逸。勝新太郎の圧倒的な存在感、それに対峙するかの様な死期を察知した天知茂の哀感溢れる演技。伊福部昭の荘厳な音楽も貢献度大。《ネタバレ! ! 》ラスト、座頭市に支えられ息絶える平手造酒。剣に生きる者にしてみれば、至福の幕切れだったに違いない。傑作です。
9点(2003-11-24 15:39:38)(良:1票)
310.  幽霊列車
タイトルにつられてビデオを借りてしまったクチ。山奥の駅舎で一晩過ごすはめになった16人の男女の恐怖を描いた物語りなんですが、キャストがキャストだけに怪談風喜劇。しかも特撮は、何と、円谷英二! ! …なだけに、クライマックスの轟音響かせ幽霊列車が迫ってくるシーンはなかなかの緊迫感! ? 《ネタバレ》その実は怪談というよりも正体はサスペンスで、ツタヤのサスペンス・コーナーに置いてあったのも、後になって納得。
6点(2003-11-23 15:19:39)
311.  奇跡の人(1962)
伝達手段が一切ない三重苦の少女に、一体どうやって“ことば”というものがあるという事を教えるのか。まさに神がかりというか、奇跡を起こすしかない。それは、指文字という手段があることにはあるが、そういう技術的な問題は実は二の次に過ぎなかった。何よりも大切なもの。それは“愛”だった。時には闘いのような偽ざる“愛”が奇跡を起こすということを、この映画では訴えたかったのではないだろうか。誰しも人間の本能として持っている「知りたい。克服したい。」という欲求。アニー・サリヴァンはヘレンにそれを満たした時の喜びと感動を、ただただ味わって貰いたい一心なのだ。それ程までに彼女を突き動かすものは、自分自信がかつて障害者であり、それを乗り越えた時の喜びと感動を体験したからであろうか …。彼女にしてみれば、絶望ともいえる障害を持つヘレンにそれを教えるということは、まさに天命として受け取っていたのかも知れない。
10点(2003-11-21 17:17:42)(良:2票)
312.  嗚呼!!花の応援団(1976)
う~ん、ずいぶん前に関西方面の某ローカルTV(南河内テレビ?ってのはジョーダンです)で見たことがあるゾ。青田赤道ってのは、漫画の世界でしか表現出来ない凄まじい怪人(否、怪物というべきか)なので、役者が「ちょんわ、ちょんわ! !」「クエッ、クエッ! !」とギャグをすると何とも間が抜けて見えてしまう。しかも、“売り”である過激な下ネタギャグが映画では使えないので毒気もなくなる。やはり、人気漫画にあやかった胸算用映画にしか見えなかったねんのねん。
3点(2003-11-21 12:49:29)
313.  オルゴール
「♪ コツコツとアスファルトにきざーむ……♪」当時はよくカラオケで「とんぼ」(「乾杯! !」もね)を歌わせてもらいました。それはさておき、この映画、長渕キックと血まみれのシーン以外はさっぱり思い出せない。おっと、ギャル(古ぅ~)の前でニタニタと長渕が立ちションをするというヤバいシーンがあったゾ、たしか。やはり、カリスマ・長渕剛の迫真の演技と生きざまに酔いしれるファンのための映画なんだろう。まぁ、長渕はわりと好きなミュージシャンだったので、うーん6点。
6点(2003-11-21 12:36:11)
314.  妖怪大戦争(1968)
懐かしいですね。劇場物では「ガメラ対○○○」と同時上映されていたはずです、たしか。この当時、漫画家の水木しげるが口火を切ったのか、子供達の間ではちょっとした妖怪ブームでした。この映画でのお気に入り妖怪は、吸血妖怪ダイモンに色仕掛けで探りを入れるものの、(たしか記憶では)返り討ちにあってしまったろくろ首のおねーさんです。やっぱり、ダイモンをやっつけた後の、日本の妖怪達が意気揚々と去って行く、幻想的な百鬼夜行のラストシーンが印象に残っています。ところでダイモンは、あの「大魔神」を演じた“目”で演技をする橋本力だったらしいですね。
7点(2003-11-20 17:00:22)
315.  キャリー(1976)
ずいぶん前に見ましたが、超能力による少女の復讐と悲劇を描いた、見応えのある映画だったと記憶しています。ところで、主人公のシシー・スペイセクはさておき、アメリカの高校生というのはやけに大人びているというか、老けているという印象を受けましたね。とくにJ・トラヴォルタ、N・アレンあたりなんか…。しかしまぁ、その後の活躍は皆さん大したものです。そんな思い出の青春オールスター映画に、7点。
7点(2003-11-20 16:56:11)
316.  ロスト・イン・スペース
60年代に人気を集めたTVドラマ「宇宙家族ロビンソン」の劇場版でのリメイクなんですが、冒険もの特有のワクワクドキドキを感じられなかったのが残念。巨費を投じた迫力満点なSFXが見どころ …と言いたいところなんですが、バーチャル感丸出しで満足感に欠ける。さらに、説明不足な演出に足早で強引なストーリー展開。まあ理屈抜きに、家族で楽しむべき映画なんだろうけど、余りにも突っ込みを入れたくなる魅力の乏しい映画だった。
4点(2003-11-19 18:01:27)
317.  ナインスゲート
私は仏教徒なのでオカルトとか悪魔というものにはピンときませんが、この映画に関してはゾクゾクして面白かった。古文書にまつわる“謎解き”というのに興味をそそられたし、映像の雰囲気も格調高くオカルトというよりミステリアスなのが良かった。芸達者ジョニー・デップのキャラのせいもあると思うが、どことなくブラックユーモア調で、シリアス過ぎない味付けも最後まで見れた要因。
6点(2003-11-19 17:56:34)
318.  裏窓(1954)
アイデアとカメラアングルが良かった。アパートの住民の人間模様が垣間見える味わい深い構図と映像。遠い記憶にある、懐かしい下町の味と色合い…。サスペンスはとくに捻りもなく、そのまんまなんだけどラブ・コメディー調なのでこれでも良いと思う。だけど、グレース・ケリーって本当に可愛いわ、美しいしわでタメ息ものですよね~。グレース・ケリーの魅力を楽しむべく作品か?
7点(2003-11-19 17:54:56)
319.  アンダルシアの犬
監督は鬼才ルイス・ブニュエル。しかも、シュールレアリズムの巨匠ダリが共同脚本を手掛けているということもあり、当時としては衝撃的な前衛作品だったのであろう。ストーリーはと言えばあるようでないし、メッセージ性も伝わって来ないが、ダリのファンにとってはうれしい限りの出来映え。今でいうエグいグロい映画を、芸術的作品にまで昇華させた古典的傑作とでも言えば良いのかもしれない。
8点(2003-11-19 14:10:11)
320.  アビス(1989)
キャメロン監督の実験的な映像映画。CGの驚異的な映像が最大の売りで、前半が海底で起こる人間ドラマ、後半が寓話を絡めたファンタジー。ひとつの作品ながらも2種、楽しませてくれた。それにしても、本当に美しい映像…。ブルーを基調とした深海もの。目の付けどころは良かった。エド・ハリスのアツクサイ演技には、分かってながらも、くっ、涙が…。無機質なSFものに終らせていないのは、さすがキャメロン。分かってらっしゃる。たしかに、ラストの巨大UFOはいただけナイ。ここだけ大きく浮いていた。
7点(2003-11-18 18:03:07)
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