321. 風花(2000)
初見ではどうもつかみ所のない映画で評価は低かったのだけれど、再度見ると淡々と展開されるストーリーの中に味わい深いものが感じられて認識が変わった。心に傷を負っている人減というものは劇的に回復するものではなく、この映画の2人のように徐々にゆっくりと回復していくものだと思う。 7点(2003-06-05 14:48:55) |
322. はつ恋(2000)
今現在、一人で映画の主役をはれる女優は日本では田中麗奈しかいない。演技がずば抜けて上手いとは思わないが、フィルムに映し出される彼女は魅力に溢れている。映画女優に必要なのは何をおいてもフィルムに映える魅力であると思う。この映画はそういう田中麗奈の映画女優としての力と可能性を存分に見せてくれる。 7点(2003-06-05 14:23:13)(良:1票) |
323. バッファロー'66
ここまで秀逸なセンスだけで押し通してひとつの映画として面白さを感じさせる映画も少ないと思う。とにかくヴィンセント・ギャロがカッコ良く、クリスティーナ・リッチがキュートである。もうそれだけの映画と言っても過言ではないと思うが、それを見るだけで充分価値のある映画だ。 7点(2003-06-05 13:59:34) |
324. 戦場のメリークリスマス
戦争の狂気、人間の哀しさを巧みに描いた大島渚の秀作。なんといっても坂本龍一のメインテーマがあまりに印象的。ビートたけしの不気味な演技にも目が奪われる。ラストのたけしのセリフがとても鮮烈だった。 7点(2003-06-05 01:36:23) |
325. スペース・カウボーイ
地球を救うためにじい様たちが頑張って宇宙へと向かうという設定とストーリーはとてもユニークで感動的だった。でももうひとつクライマックスでの盛り上がりに欠けたのが残念だった。イーストウッドを責めるわけじゃないけど、監督はもっとエンターテイメント性の高い人を選んで作ったら更に快作になっていたかも。 7点(2003-06-05 01:31:29) |
326. 弾丸ランナー
「走る」ということをテーマにしたことでそれぞれの人間がたどる運命というものが明確にエネルギッシュに感じることができ圧倒される。多くの人が考えそうなプロットではあるけど、それを変に勢いだけに溺れることなく撮り切ってしまところがSABU監督の力量を見せたところだと思う。 7点(2003-06-05 01:21:49) |
327. ホーホケキョ となりの山田くん
この作品が製作発表された時には「なぜジブリが!?」と悲観的だったんだけども、実際に見てみるとこれがなかなかの秀作だった。内容はそのまま「となりの山田くん」なんだけどもそのテンポが実にほのぼのとしていて日常を愉快に描いていてとても楽しめた。アニメーションの質も実に高くてさすがジブリというものを見せてくれる。 7点(2003-06-04 19:49:54) |
328. パラサイト
小気味いいテンポとパラサイトの気持ち悪さで一気に見せてくれる。「遊星からの物体X」のリメイクかと思うくらいネタはパクリだけど、それを忘れさせるくらいのロバート・ロドリゲス監督のセンスは流石。今やスターのジョシュ・ハートネットやイライジャ・ウッドらが競演していることも見所。 7点(2003-06-04 19:27:31) |
329. マッド・ドッグス
曲者ぞろいの豪華競演がこの映画をストーリー以上に面白くしていると思う。小ぶりではあるけどなかなか緊迫感のあるバイオレンスに仕上がっている。 7点(2003-06-04 18:25:35) |
330. エディ・マーフィの ホワイトハウス狂騒曲
エディ・マーフィーのコメディの中ではかなり面白い映画だったと思う。彼の映画は笑えることはもちろんだが同時に痛快感があるのが良い。 7点(2003-06-04 18:22:22) |
331. ムーラン(1998)
ディズニー映画の中ではかなり異色作とも言える中国の史劇を題材にした作品。最近のディズニー映画の特徴になりつつある角ばった感じのキャラクター描画はあまり好ましくないけど、ストーリーはしっかりしていて迫力もある。 7点(2003-06-04 18:06:33) |
332. アナスタシア
この映画はディズニー作品じゃないです。確かワーナーだったと思います。映像美は見事でディズニー映画を越えている部分も多い作品だった。史劇を踏まえたストーリーも面白くて興味深く観ることができた。アニメーションのクオリティは極めて高い秀作。 7点(2003-06-04 18:02:43) |
333. TAXi
今作においてはノリとスピード感だけで充分に楽しめる映画に仕上がっている。フランス的ジョークにもウケる。 7点(2003-06-04 15:10:44) |
334. 沈黙の戦艦
スティーブン・セガールの代表作と言える沈黙シリーズ(実際の続編は「暴走特急」のみ)の第1作で彼の魅力が存分に見れる作品だと思う。悪役でトミー・リー・ジョーンズが出てたりしてアクション映画として純粋に楽しめる。 7点(2003-06-04 14:29:34) |
335. マイ・フレンド・フォーエバー
ジョゼフ・マゼロが悪漢相手に自分の血をかざすシーンが衝撃的。とてもかわいそうな物語を明るく美しい映像でつづっているところが切ない。 7点(2003-06-04 14:01:26) |
336. 世にも不思議なアメージング・ストーリー
気楽にテレビ感覚で見るとかなり楽しめる。小気味いいファンタジーに満ちていて愉快痛快。 7点(2003-06-04 11:55:00) |
337. 用心棒
思ったよりも盛り上がりに欠けた感があり満足には至らなかった。それでも画面から溢れる映画的なパワーは随所に感じることができた。小さなテレビで観たのでもっと大きな画面でこの映画を観たら感じ方が変わるかもしれないと思う。 7点(2003-06-04 11:47:00) |
338. アルカトラズからの脱出
地味で派手さはないけど、脱獄映画ならではの緊張感は秀逸だった。 7点(2003-06-04 11:40:28) |
339. プロジェクトA
名実共にジャッキー映画の代表的な作品。彼らしいアクションシーンが満載で存分に楽しめる。ジャッキー・チェンは普通の俳優と違ってスポーツ選手的なものがあるから、この映画の頃が絶好調だったという感は認めざるをえない。 7点(2003-06-04 11:37:10) |
340. 陽のあたる教室
なんか「お涙頂戴」という表現に対して意見を言う場になっているようなので続くと、「お涙頂戴」という表現が悪いみたいな感じで書かれているけど、それはどうかと思う。実際この映画は「お涙頂戴」と言って間違いない。事実泣けるだろうからね。「お涙頂戴」という言葉をおしつけがましくとるからダメなのであって結果として泣けるのならそれは正しい表現だと思う。腹が立つのはお涙頂戴という文句のくせに薄っぺらい映画を観た時。「お涙頂戴」というのはそう簡単に使っていい言葉ではないのだ。 7点(2003-06-04 11:28:26) |