Menu
 > レビュワー
 > The Grey Heron さんの口コミ一覧。17ページ目
The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2673
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134
>> カレンダー表示
>> 通常表示
321.  価値ある男
三船敏郎海外初進出メキシコ映画は掘り出し物珍品にして傑作でありました。妻子がありながら真面目に働くという概念が無い飲んだくれで粗野な最低男というキャラを引き受けると共にメキシコ人として何の違和感も無い熱演ぶりが凄い(喝采) 「価値」の中身を際立たせた起承転結も見事でした。
[DVD(字幕)] 8点(2021-02-27 19:50:25)
322.  ドリアン・グレイの肖像(1945)
1972年版鑑賞済で展開は織り込み済み。全編に亘って細部まで作り込まれた端正なモノクロ画面に見惚れました。初めて目にするハード・ハットフィールドの無機質な美しさが忘れ難い。ジョージ・サンダースはナイスキャスティング。持ち味である天下一品の嫌らしさを本作でも発揮しておりました。「顔は自ら作り上げるもの」が思い浮かんだ印象深い逸品。
[DVD(字幕)] 8点(2021-02-23 01:09:54)(良:1票)
323.  異国の出来事
「山河遥かなり」「ドイツ零年」同様に戦後廃墟と化したベルリンを舞台とする三角関係ロマンティック・コメディ。巨匠の何時もながらの隅々まで洒落た脚本と小物使い技で、戦禍の無情さと小粋な心地よさの塩梅が絶妙。ジーン・アーサー48歳、マレーネ・ディートリッヒ47歳、共に持ち味発揮の横綱対決、ジョン・ランドの行司振りも印象的です。野暮を承知で自らが破壊しておいて風紀云々というのが不快であります。
[DVD(字幕)] 8点(2021-02-22 16:54:11)
324.  おかしなおかしなおかしな世界
口八丁手八丁な著名コメディアン軍団(ミッキー・ルーニー、ピーター・フォークしか分からず:泣)のMIPはエセル・マーマンで、目立ってナンボじゃいの心意気を感じるド迫力に釘付けに。身体に隠し持ったキーを男二人がかりで取り上げられるあられもない姿は飲んでいたコーヒーを吹いてしまった大爆笑シーンでありました。スペンサー・トレイシーはそんな喧噪の中にあって立っているだけで絵になる別格な存在感だったので逃走劇は残念な姿でした。華やかな最期を遂げる若しくは美味しいところを全てさらっていく姿を見たかったものです。特筆ものの手に汗握るカースタント&飛行スタントにスタンディングオベーション。興行的に大成功を収めたというドタバタコメディ超大作はあまり長さを感じる事無く大いに楽しませてもらえました。  バスター・キートンは何処に? やっとこさ見つけたワンシーン台詞一言68歳のお姿は哀しいものがありました。
[DVD(字幕)] 8点(2021-02-20 21:29:00)(良:1票)
325.  コンドル(1939)
オープニングクレジットのリチャード・バーセルメスに一時停止して確認。「散り行く花」「東への道」での貴公子出演に大歓喜。待ちわびた登場シーンがリタ・ヘイワースも一緒で血圧急上昇。過去の消えない過ちを背負って生き続けるという寡黙な役どころで渋みはあるのですが、心情の希薄さを感じる台詞回しはトーキーに向かず早くに引退という事が納得できるものでした。彼の因縁の相手を演ずるトーマス・ミッチェルが毎度の事ながら、主役以上の存在感で作品を味わい深いものにしています。ジーン・アーサーとリタ・ヘイワースは華を添える程度で居なくてもいいような浅い人物像でした。苦手なケイリー・グラントに初めて惚れ惚れした描かれる男たちの絆の深さに胸熱になった良作です。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-02-15 01:35:15)
326.  ジョジョ・ラビット
10歳少年のヒトラー総統とユダヤ人への疑いの無い思い。「違うんじゃないのだろうか」疑念が確信に変わる過程での出来事に胸が締め付けられます。キャリアを考えて尻込みするような役柄を自らが演じた監督に拍手。そして子役のローマン・グリフィン・デイビス君のルックス&演技力に大拍手であります。
[DVD(字幕)] 8点(2021-02-05 04:05:24)(良:1票)
327.  ノーバディーズ・フール 《ネタバレ》 
エンドクレジットでの「ジェシカ・タンディに捧ぐ」 ガン闘病中を微塵も感じさせない矍鑠とした姿に頭が下がります。 還暦過ぎて振り返った人生は後悔ばかり。ポール・ニューマン演ずる大スターらしからぬ等身大人物像の滋味深さが沁み入る、寒々とした心をほんのり温められた秀作です。
[DVD(字幕)] 8点(2021-01-31 02:03:07)
328.  サリヴァンの旅
大金持ち苦労知らずのコメディ大家映画監督がシリアス作品を撮る為に貧乏暮らしを経験する。メル・ブルックス作品で観たような物語ですが、ジョエル・マクリー主演もあってか大爆笑シーンも品の良さがありました。彼の腹の底から笑う姿にウットリすると共に、人を笑顔にさせるコメディ作品の値打ちを感じる秀作です。
[DVD(字幕)] 8点(2021-01-16 02:39:32)
329.  おかしなドラマ
マルセル・カルネ監督長編作品デビュー2作目。フランソワーズ・ロゼーが自分の体裁を保つためについた大した事のない嘘が大騒動に発展してゆくドタバタぶりが半端ない。「よくこんなの引き受けたなぁ」目がテンになったルイ・ジューヴェのコスプレを筆頭に大女優・大スターが織りなす大爆笑スクリューボールコメディは希少価値の高い快作です。
[DVD(字幕)] 8点(2021-01-14 01:35:20)
330.  評決 《ネタバレ》 
本作は公開時劇場鑑賞しているのですが、生卵入りビールを飲むポール・ニューマンらしからぬグダグダ飲んだくれ模様以外記憶に残っていません。 お目当てジェームズ・メイソンはベルベットボイスでの見た目上品性根下品なコンキャノンを貫禄たっぷりに好演。ただ、彼にとっては通常運転の演技でオスカー受賞ならずも渋々ながら納得でした。 ポール・ニューマンはオスカー受賞すべきでした。 人々の手助けを成す「師」「士」の付く職業での正義感。それの為に落ちぶれてそれに目覚めての一念発起も依頼人を置き去りにした独り善がりでとどのつまりに陪審員の情に訴える有り様。そしてラストの電話越しの無言会話。それぞれの内面が滲み出る絶品演技に魅入りました。また、随所に見られた見事なカメラワークでの演出も素晴らしい。 ナチスものの判事のような度が過ぎる描写に怒りよりも現実味を感じない点が残念でした。  来年元日鑑賞作も決まっており、それまでの新たな作品・人物・レビューと出会いたいと願うところです。
[DVD(字幕)] 8点(2021-01-01 02:46:27)(良:2票)
331.  ヘンリー八世の私生活 《ネタバレ》 
チャールズ・ロートン演ずるヘンリー8世はハンス・ホルバインの肖像画から抜け出てきたかのようなソックリぶりでビックリ。国政に関しては1%程で他は6度の結婚遍歴が綴られています。「わが命つきるとも」での極悪野郎が本作では歩く傍若無人ではあるものの、おべっか家来使用人たちに囲まれての私生活は心許せる者が出来そうもない淋しさがチラリと覗くのは名優の名演によるところでしょう。ただ、オスカー受賞に相応しいかと問われると疑問なところです。夢の競演(大歓喜)ロバート・ドーナット若かりしお姿はやはり独特の品のある美しさでウットリ。不貞が発覚した後のチャールズ・ロートンとの直接対決が観たかったところです。4番目の妻とのノリノリやりとりはロートン夫人のエルザ・ランチェスターとの夫婦漫才に笑わせてもらいました。97分の尺に凝縮された見応えたっぷりで後味も悪くない秀作。
[DVD(字幕)] 8点(2020-12-29 23:10:44)
332.  アンナ(1951) 《ネタバレ》 
「にがい米」でのムチムチふとももに「原爆女優」という物凄いニックネームをつけられたシルヴァーナ・マンガーノ演ずる看護修道女の凛とした美しさに見惚れると共にらしからぬ姿だと思っていたら、担ぎ込まれたラフ・ヴァローネとの過去が綴られてからは、らしい 姿が見られました。二人のよりは戻るのか。余韻の深い結末が見事な良作です。
[DVD(字幕)] 8点(2020-12-18 16:24:26)
333.  女は二度決断する 《ネタバレ》 
「ママもおいでよ」ダニーロと犯人の父親に対して筋を通したカティヤ最期の決断に胸が詰まります。欲を言えば腐れ外道夫婦の命乞いを見たかった。国家社会主義地下組織(NSU)のテロ事件をベースにしたという、ひたすらに息苦しい作品であり、詭弁がまかり通る胸糞悪さを嫌と言うほど味わいました。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-12-08 03:42:28)
334.  オーソン・ウェルズINストレンジャー 《ネタバレ》 
お目当てエドワード・G・ロビンソンのどっしりと構えた立ち居振る舞いが作品に重厚感をもたらしています。ただ、無欠過ぎて、キレッキレ(映像・音楽・演出に気鋭を見る)オーソン・ウェルズの魔の手にかかる心配を感じられなかったのが残念(贅沢)。併せて彼女の生死や如何に!が見どころの一つであるロレッタ・ヤングが今一つ物語に機能していないのも歯痒いところ。時計塔での決着は「カリオストロの城」が影響を受けたと思われるもので、ウェルズはこのシーンありきで本作を作り上げたのでしょうか? どストレートなサスペンスに満足の逸品です。
[DVD(字幕)] 8点(2020-12-02 16:34:37)
335.  旅愁(1950)
イタリア観光名所案内を兼ねた不倫メロドラマ。そんな都合良くいく筈無いでしょ!展開へのツッコミは、美男美女カップルの色気と、御大フランソワーズ・ロゼー、ジェシカ・タンディの名脇役ぶりと、ウォルター・ヒューストン御自らの歌唱「セプテンバー・ソング」とラフマニノフピアノ協奏曲第2番フィナーレに封殺されました。しょうもないハナシを秀作に仕上げたプロデューサー ハル・B・ウォリスに拍手。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-11-29 21:12:56)
336.  黄金の七人 《ネタバレ》 
初見。11PMのテーマ(違うか)に乗せてオープニングからの作戦決行模様に目が離せない。ちょいちょい訪れるピンチは手に汗握る程で無く、惚れ惚れする仕事ぶりで7トンの金の延べ棒をゲットしちゃう。そこからの裏切り裏切られ模様は血の雨どころかパンチ1発繰り出される事も無い。たどり着いたアチャー!な結末(あの場に出くわしたとして1本12㎏を持って帰れるかなぁ、気合でいけるかなぁ)。上等な小春日和の如き快作で大いに楽しめました。欲を言えば実働部隊6人のキャラ分けをして欲しかったところです。
[DVD(字幕)] 8点(2020-11-25 01:14:01)
337.  絹の靴下
アステアが霞んでしまったシド・チャリシーの魅力に尽きます。白眉はレッド・ブルース。元バレリーナならではの身のこなしで軽やかに翻るスカートにクラクラしました。傑作のリメイクも傑作でした。
[DVD(字幕)] 8点(2020-11-24 01:40:00)(良:1票)
338.  霧の波止場
フランス映画ならではの哲学的な台詞がゲージュツ的な白けるものではなく、詩情豊かで聞き入りました。ミシェル・シモンとピエール・ブラッスールの見下げ果てたゲスっぷりが際立っており、予感通りの結末に物語が導かれてゆきました。ミシェル・シモンの本質を見抜いていた(!)頑固で義理堅い犬の存在感も印象深い。脱走兵というセリフが皆無であってもそうだと分かる主人公が辿る運命を見事な演出で紡ぎあげた傑作。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-11-21 22:54:24)
339.  大いなる罪びと 《ネタバレ》 
ドストエフスキー「賭博者」(未読)を脚色したという本作。作家フェージャが列車内でポーリーヌと出会った事がきっかけで、カジノに触れ、小説の取材からのめり込み堕ちてゆく姿が描かれています。グレゴリー・ペックが見せる小説家の内面が実に生々しく依存症の恐ろしさを見せつけられる絶品演技でありました。神に救いを求める姿は「意志弱き私にお力添えを賜りますように・・・」度々願う私には身につまされました。脇を固めるキャストが贅沢でウォルター・ヒューストン、エセル・バリモア親子、カジノオーナー メルヴィン・ダグラス、死神の如き質屋 アグネス・ムーアヘッド それぞれ重厚で、中でもエセル・バリモアの立ち往生ならぬ座り往生は迫力満点。惜しむらくはエヴァ・ガードナー。華のある美しさなのですが、台詞回しに感じる薄さがキャストの中で浮いていました。賭博依存症を描いた傑作です。
[DVD(字幕)] 8点(2020-11-19 00:54:33)(良:1票)
340.  嘆きのテレーズ 《ネタバレ》 
松本清張作品のようで展開結末は大体で予感通りでした。テレーズの胸中が察せられるキャスト全員の演技と演出が実に見事。水兵最期の「手紙~」の演出は無かったほうが運命の皮肉さを感じるのではないかと思います。巨匠の手腕冴えわたる見応えたっぷりの名作です。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-10-31 14:08:46)
0220.82%
1411.53%
2772.88%
32137.97%
427810.40%
531911.93%
643416.24%
767125.10%
840415.11%
91716.40%
10431.61%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS