321. 翼に賭ける命
ダグラス・サーク監督作と言うことで鑑賞。 何年か前にテレビで見たエアレースが思い浮かぶもので、パイロット・妻子・整備士の愛憎に割り込む新聞記者のお話。 整備士の人柄に無理筋を感じて盛り上がりきれずに終わった作品。 レース映像はなかなかの迫力だったのが好感。 [DVD(字幕)] 4点(2023-02-11 20:06:05) |
322. 私はゾンビと歩いた!
編集がマーク・ロブソンと言うことで鑑賞。 戦前のゾンビものが興味深かったのですが、心が病んだ物言わぬ美しい女性の生ける屍状態を指すようで、彼女を操るブードゥ教が少しだけ不気味だったという肩透かし。愛憎話もメインと言えない盛り上がりに欠けるものでパッとしない作品でした。 [DVD(字幕)] 4点(2023-02-11 19:50:26) |
323. フライングハイ
一応筋の通った起承転結ではありました。オープニングからエンディングまでギャグと名作のパロディで1㎜の隙間も無く埋め尽くされておりました。全く笑えませんでした。不快さは無かったので、目くじら立ててけなす事も無く、ただただ自分には合わなかったという作品でした。カリーム・アブドゥル=ジャバー、エセル・マーマン、エルマー・バーンスタインが参加しているのに無限へぇであります。 [DVD(字幕)] 4点(2023-02-09 01:26:07) |
324. 戦争の犬たち(1980・アメリカ)
敬愛するフレデリック・フォーサイスの原作は未読。 作戦に緻密さが無い。手に汗握れない。大どんでん返しが無い。 お目当てクリストファー・ウォーケンもパッとせず。 原作を読んだ後では1点か2点になるのであろう凡作でした。 [DVD(字幕)] 4点(2023-02-07 02:53:37) |
325. キャノンボール
おバカな面々が繰り広げる珍レース。キャスト全員が素で楽しんでいる様子とカースタントの結構な激しさに飽きる事無く一気に完走。MIPはロジャー・ムーア。もうノリノリで最も楽しんでいましたね。 ラストショットのやりきった感が爽快な快作です。 [DVD(字幕)] 7点(2023-02-06 00:05:05) |
326. ゴヤの名画と優しい泥棒
《ネタバレ》 崇高(?)な動機があったとしても名画泥棒は犯罪行為。罰を甘んじて受け入れたら惚れたのですが・・・ 真相が分かっても考えは変わらず。 お目当てヘレン・ミレンは冴えないにも程があるオバチャン役を何故引き受けたのか疑問でしたが、 彼女のツッコミに段々とこの夫婦が英国版人生幸朗・生恵幸子ご両人に見えてきてなかなかの味わいでありました。 実話というのに100へぇです。 [DVD(字幕)] 4点(2023-02-05 23:53:55) |
327. フィラデルフィア
命の灯火が徐々に消えゆく体型に仕上げたトム・ハンクスは賞賛に値するものの(+4点)アンドリューから魅力は何も感じられず、ミラー弁護士も然り。エイズ、ゲイへの偏見はダメよという分かりきったテーマを工夫もなく見せられて、生暖かい裁判風景と相まって冷めたままでお開きとなりました。念願叶っての鑑賞だっただけに残念さもひとしおです。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-02-04 01:38:21) |
328. オルフェ
お目当てマリア・カザレスは美しいお姿ながら台詞回しが今一つで魅力を感じられず。お話は激しくワケワカメの撃沈でありました。(憔)出直してきます。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-01-31 22:39:39) |
329. ジャンヌ・ダーク
《ネタバレ》 ミラ・ジョヴォヴィッチ版がサッパリだったので、気の強いイングリッド・バーグマンが演じたらどうなるのやら、気乗りしないままでの鑑賞。信仰心にはついて行けないものがありましたが、無私の愛国心には魅せられました。下衆なコーションもさることながら、シャルル7世は何故彼女を助けないのか!「出てこいや~!」血圧上がりまくり。彼女の熱演に好感持てた意外な良作でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-01-31 02:02:04) |
330. JUNK HEAD
《ネタバレ》 クリエイター魂には敬意を表するものの、追いつ追われつに終始するストーリーに結局何が言いたいのか分かりませんでした。「地上では思えなかったけれどここでは生きてる感じがする」ハッとした台詞に加点。続編があるそうで言いたいことを見せて貰えるのでしょうか、興味深いところです。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-01-28 23:29:50) |
331. 愛欲の十字路
星マークがこれ見よがしな衣装をつけたダビデ王グレゴリー・ペックがUCLAの学生に見えてまるで盛り上がれず、輪を掛けて大根芝居のスーザン・ヘイワードに白けまくり。王と言えどもこすいマネをすれば天罰が下るのじゃという何の捻りもないお話でした。 [インターネット(字幕)] 3点(2023-01-28 23:14:00) |
332. サン・スーシの女
オープニング音楽の哀切感溢れる調べに聴き入っているとジョルジュ・ドルリューのクレジット。何処にでも出てくるのにびっくり。おまけにエンドクレジットでは曲に歌詞がついていてやるせない余韻が残ります。ロミー・シュナイダーが公開翌月に亡くなった事を思うとラストショットのとびきりの笑顔が何とも切ないものがあります。 難癖をつけるとすれば納得し難い判決ですね。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-01-27 04:20:15) |
333. 第七天国(1927)
活弁入り。 「どん底からでも上に導く梯子は誰にでも開かれている。ドブの底から星空まで勇気という名の梯子だ」 冒頭からキチンと座り直しての鑑賞。体現した若い男女の純愛物語。キャスト全員が機能しているしっかりした脚本とWW1の迫力がある映像に好感。涙腺が崩壊間近からサーッと水位が退いた結末が意外ではありましたが見応えある秀作でした。 「上を向いて歩こう♪」の元ネタだったというのに無限へぇ [インターネット(字幕)] 7点(2023-01-24 16:05:16) |
334. イルカの日
《ネタバレ》 イルカと戯れる姿は言葉を発しなくても絆の強さが音楽と共に切々と伝わってくる沁み入る名シーンでありました。更なるコミュニケーションを求めた結末がもの悲しい。 ファーがいるとパーとマーが虐められる・・・事情を呑み込んだ顔・・・・ファー行く もう、堪りませんわ。イルカに泣かされるとは・・・ 暗殺陰謀が淡泊だったのが物足りないところではあるものの印象深い良作です。 エンドクレジットのジョルジュ・ドルリューに「道理で」「納得」類い希なる才能であります。+1点 [インターネット(字幕)] 8点(2023-01-24 01:16:56)(良:1票) |
335. ママの想い出
「良い話だなぁ」と素直に言える強い絆で結ばれた一族のホームドラマ。精神的支柱であるママを中心に描かれており、経済を支えているパパの存在が薄過ぎたのが今一つ残念に思えましたが、名匠の良作を堪能出来ました。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-01-23 01:41:16) |
336. ふたりの女
美貌際立つソフィア・ローレンではありますが、台詞は三語で十分とばかりに「殺すわよ」「殴るわよ」「私が何をしたって言うの」連発で底の浅い蓮っ葉模様に白ける事この上なく。脚本も拙くラフ・ヴァローネ、ジャン=ポール・ベルモンド(出演に無限へぇ+1点)とのエピソードが尻切れとんぼにガックリ。豪華キャストに寄せた期待が空振りに終わった作品。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-01-22 06:32:26) |
337. アンナとシャム王
アイリーン・ダン、ゲイル・ソンダーガード、リンダ・ダーネル・リー・J・コップの名演もさることながら、傲慢な中に見え隠れする孤独に負けまいとする王としての矜持を見せたレックス・ハリソンの一挙手一投足に見惚れました。男と女の友情を貫いた重厚な物語で、リメイク版より断然こちらであります。 [インターネット(字幕)] 8点(2023-01-21 03:30:34) |
338. 旅人は夢を奏でる
《ネタバレ》 父親の言動と過去の所業が全く受け付けられない。息子が再生する結末が絵空事にしか見えず、余韻も胸糞感でいっぱいの残念な作品。 [DVD(字幕)] 3点(2023-01-18 16:35:26) |
339. 赤ちゃんに乾杯!
《ネタバレ》 子育て≧稼ぐ為だけの仕事>>>>>・・・自分の楽しみ、したい事 絶えず睡眠不足 誰もが経験していることでしょう。 本作の母親に野暮を承知で「甘えんな」との思いが。 男三人の奮闘振りは微笑ましかったので、麻薬騒動が中途半端に終わったのが残念なところです。 [DVD(字幕)] 6点(2023-01-17 01:12:54) |
340. 戦艦シュペー号の最後
史実に基づいているようで知識の無い身にとってウルグアイの毅然とした言動以外は「へぇ、そうなんですね」以上の感慨がなかった作品。 [DVD(字幕)] 4点(2023-01-17 00:58:48) |