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チャーリーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 552

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321.  ザ・メキシカン
確かに多くの方々が期待されていた作品とは違ったでしょうね。凄くザラ付いていて、キレイ事で済まされるような甘~いラブ・ストーリーなんかでは決して無い。しかしこのメキシコの空気みたいなドライな感覚が映画の大きな魅力の一つ。ブラピの役柄もトボけた感じがあって、微笑ましいです。しかしこの映画の場合はJ・ロバーツの方が上。やっぱり賞をもらってしまうだけの勢いがある。確かにうるさい芝居かもしれないが、威勢がよく覇気も感じられる。笑顔もいい。そして助演のJ・ガンドルフィーニも良い。これで作り手が良ければ、傑作になってたかもしれない。
7点(2002-06-22 22:37:10)
322.  氷の接吻
あながち嫌いな映画ではありません。いつものハリウッド映画とは一味も二味も違います。徹底して謎を残したたまに進んでいくストーリー展開。残酷で随分と刹那的な印象を受けますが、最初から最後まで程よい緊張感が画面から伝わってくる。妙な映像効果を使っていなかったら、この映画は隠れた傑作になってた気がする。
7点(2002-06-05 20:08:40)
323.  ラスト・シューティスト
ジョン・ウェインのかなり私的な闘病日記といった色合いで、痛々しいまでの老体をさらすJ・ウェインの熱意には頭が下がります。巨匠ドン・シーゲルにしては珍しく心理描写に終始しており、ラストに少しだけ銃撃戦があるだけだ。しかし、もう既に“瀕死の状態”にあった西部劇の息の根を止めるかのように、劇的なクライマックスを用意したのもJ・ウェインの希望だったのかもしれない。これもある意味、アメリカン・ニューシネマの一端だと思う。
7点(2002-06-01 21:54:05)(良:2票)
324.  ホワット・ライズ・ビニース
あながち嫌いではないサスペンス・ホラー。終始緊張感のある演出でメリハリのある映画になっている。M・ファイファーの美しさも満喫できる何ともお得な映画。しかしいちいち音で驚かそうとする恐怖演出には残念ながら感心できない。もっとキチッと考えて心理的恐怖を演出してもらいたい。しかし、題材、劇中に流れる緊張感はたいへん良いと思う。
7点(2002-04-13 16:05:17)
325.  ベティ・サイズモア
確かにレニー・ゼルウィガーはゴールデン・グローブ賞を受賞しただけあって、凄く輝いています。ひょっとしたら彼女が手にする役柄の中でも、ベストワークに挙げられるくらいの役かもしれません。そしてこの手の映画にしては異例のカンヌ映画祭で脚本賞を受賞するなど、高く評価されたシナリオも奇抜で面白く、それでいてラストには妙な爽快感が残る作りになっており、高く評価されたのもうなづける。だがそれだけに何故、血生臭い描写を入れたのか、よく分からない。どうにも夫の惨殺シーンだけ浮いてしまっていると感じたのは私だけだろうか? まぁ奇抜で面白いブラックな一作ではありますが、スプラッタな描写など不可解な点も残る映画となりました。
7点(2002-03-25 23:03:09)
326.  ミート・ザ・ペアレンツ
まぁ絶賛するほどでもないけど、そんなに悪くはないドタバタ劇。脚本が稚拙なせいか、アイデアは良いのに、今一つ歯切れの悪い映画になっている気がする。それから予告編で面白いシーンを観すぎてしまったせいか、あれ以上のものを期待してはいけないと思う。ですが、デ・ニーロとスティラーは適役。微妙に合わない空気を見事に表現している。
7点(2002-03-14 21:45:10)
327.  天と地
オリバー・ストーンによるベトナム三部作(?)の完結編。世間一般では「凡庸で退屈な作品」として片付けられたようだが、これは確かにオリバー・ストーンの個人的な世界のため、他人には退屈な作品かもしれないが、これがベトナム戦争に対するO・ストーンの結論というならば、納得できる作品。珍しくベトナム人の視点から描いたベトナム戦争映画だけど、映画としてはトミー・リー・ジョーンズが登場してきてからの方が面白くなった気がする。
7点(2002-03-12 11:30:24)
328.  ハート・オブ・ウーマン
この映画、ラブ・コメのプロセスはたどれていないと思う。2人の争いや葛藤が無さ過ぎて男女の駆け引きってものが無い。あまりに上手く行き過ぎて、広告マン同士の恋愛だけじゃなく、親子愛や同僚とのエピソードに比重をかけざるをえなくなった。脚本を直そうと思えば、こういった点が修正点に挙がる。でもこの物語の宿命だから仕方がない。ですがそんなことを吹っ飛ばすかのようなコミカルさで乗り切ってしまう。これこそハリウッドの懐の深さなのだと思う。ただ私はM・トメイの方が好きだ(←だからどうした)。
7点(2002-02-25 11:53:53)
329.  目撃(1997)
地味ながらも手際のいい仕事っぷりでした。素晴らしいです、イーストウッド。派手さは一切抑えて、出るとこキッチリ出して、抑えるとこキッチリ抑える。そんなタイトな演出をよそに、長年映画業界に携わってきただけのことはある円熟味溢れる演出を披露しています。ですが、スケールが小さすぎるのが難点。
7点(2002-02-15 00:49:00)
330.  恋人よ帰れ!わが胸に
確かにワイルダーらしい映画なんだけど、今一つの出来だと思う。小粋な恋愛を描かせたら巧いワイルダーの映画なのに、この映画は恋愛よりも、騙し合いがテーマになっている。J・レモンも車椅子の男という設定なので、残念ながらあまり彼らしい“動き”が無く、おそらくワイルダーもJ・レモンをこの役柄に置いたことは後悔していると思う。であるがゆえ、ラストに楽しそうに動き回るシーンが何とも爽快で、「やっぱりレモンはこうでなくっちゃ」と思った。ただ今回は、あまりに毒々しいキャラクターでアカデミー助演男優賞まで獲得したW・マッソーの存在感が大きい。彼自身、撮影前に心臓発作を起こしたりして、大変なスケジュールで撮影されたらしいが、ヤキモキさせられただけあって彼が一番光っている。
7点(2002-01-23 18:25:08)
331.  ゴッド・アンド・モンスター
ちょっとこの手の映画の真髄って今一つ見えてこない面が正直言ってあるんだけど、この映画はよく出来ていると思う。実生活でもそうなためにイアン・マッケランの芝居が特に秀逸で、エネルギー溢れる青年をブレンダン・フレーザーが大熱演。この2人の演技合戦を観るだけでも価値があると思うし、第一、一つ一つのシーンがキレイだ。殊にラストシーン直前のプールのショットの美しさときたら、この上ない至福の瞬間です。
7点(2002-01-20 19:01:50)
332.  隣のヒットマン
一風変わったサスペンス・コメディーといったあたりでしょうか。(↓)の方にありましたが歯科医を演じたマシュー・ペリーは今後、このような役柄を定番化させていくんでしょうが、チョットこれは狙い過ぎかも。ただこの演技を否定してしまえば、彼の芸風の否定につながりますな。何とも中身自体も言い難い内容で、感想も言いづらい。いろんな美女が拝めただけでも善しとするか。
7点(2002-01-12 19:29:06)
333.  グリーン・デスティニー
まっ、これはこれで良しとするべきなのでしょうね。ただ、確かに期待が大きすぎたせいか、案外、フツーの映画に観えてしまい自分の心構えに問題もあったように思う。でも違う監督にやり直して欲しいともチョットだけ思ってる。このアン・リーの“小慣れた”演出がこの映画にはあまり合っていない気がする。だってキレイにキレイにまとめようとし過ぎてるんだもん。チャン・ツィイーがいなかったら、見所がどこにあるのか判らない映画になっちゃうよぉ。
7点(2001-12-21 19:01:01)
334.  ボディ・ターゲット
ヴァン・ダムが出演したアクション映画の中では比較的、肌色合いの異なる作風で、ジョー・エスターハスが担当したという脚本もそう悪いものではない。正に現代版「シェーン」といった感じで、ラストの演出は少しあざとさを感じることは否めないが、ヴァン・ダムが出演した映画の中では高く評価できる作品。
7点(2001-12-20 22:19:23)
335.  十二夜(1996)
確かに秀作だとは思うけれども、個人的には今一つノリ切れなかった。もちろん自分の方に落ち度があるコトは認めるが、やはり少し冗長のような気がする。これでもっと物語がトントン拍子に進んでいってくれれば、より一層良く映ったと思う。ただシェイクスピアの原作を私みたいな人間にも判りやすく進めていってくれたこの映画は、称えられるべきなのだろう。それでも終盤はダラダラしている感が拭えない。こうやって時間的なものばかり気になってしまい、私はこの映画の本質がつかめていないのかもしれないですね。
7点(2001-12-11 23:50:48)
336.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
確かに凄い力作なコトは認めるが、セルジオ・レオーネの作品としては異質すぎて今一つといった印象を受けた。それから、いくらなんでも長過ぎ。時間的なセオリーだけで、一本の映画を判断したくはないけれども、最も自分的には良かったと思っている老年期の描写を増やして、通俗的になりすぎた青年期の描写を減らして、もっとコンパクトにやって欲しかった。あと確かに描写が過激です。
7点(2001-12-09 22:42:47)
337.  エクソシスト2
フッハハハハハ(爆)、なるほどこりゃ道理で不評なわけだ。でもジョン・ブアマンの映画としては、個人的には好きなほうだな。だってハッキリ言って「未来惑星ザルドス」の方がよっぽどワケの判らない映画ですよ(全然比較になってない)。この独特の民族楽器を応用したミュージック・スコアに、リチャード・バートンの怪演。このラストの力技はブアマンならではだし、シナリオライターが困った時に最近はこの手のオチをよく使うようになったものです。武骨で豪快な演出なんかも、いかにもジョン・ブアマンの映画って感じがする。従って、L・ブレアは今回ディレクターのアクの強さに屈したと見ています。
7点(2001-12-06 00:09:01)
338.  ヒート
(↓)の方にありましたけど、パチーノとデ・ニーロはそんなに仲悪くはないと思いますよ。もちろん“私生活”では。でもそれ程、二人は対決する運命にあったという説得力のある演技なんだと思います(いや、思いたい)。まぁこれは正しくマイケル・マンらしい力作ですよね。ただパチーノもデ・ニーロも無理矢理の競演って感じがしたし、挙句の果てには対決までさせなくても良かったんじゃ?と思った。ハッキリ言って、この映画に主役にあの2大スターを持ってきたからと言って、作品全体のクオリティの向上にはつながっていないと思う。ある意味「ディック・トレイシー」でのパチーノとD・ホフマンの共演(あの年功序列もへったくれもないという、パチーノがホフマンに自分の靴磨きをさせるシーン)みたく失笑をさそう共演にして欲しかった。まぁマイケル・マンの映画としては「インサイダー」の方が役者の使い方も、ストーリーも、女性キャラの使い方も上ですね、私の中では。
7点(2001-12-02 10:47:36)
339.  13デイズ
数人の方が指摘されたようですが、この映画は“歯切れが悪い”。しかしそれでいて、この手の映画には必要不可欠な“重厚さ”も正直言って、あまり感じられなかったです。ただ出演者は別にミスキャストだとは思わないし、張り詰めた緊張感は十分伝わってくる。ドナルドソン監督の演出は、序盤はイマイチだと感じていたが、中盤以降から良くなっていった。
7点(2001-11-24 17:56:32)
340.  ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ
確かに悪かないとは思いますが、一本の映画として観た時にイマイチ面白味が少ないと感じたんですが...。主演3人の演技合戦はさすがにお見事で、斬新な映像構成、よく練られた脚本があるんですが、いかんせん違う人が監督して欲しかった。あまり“オッ”と言わせてくれるような演出がない。後に「恋におちたシェイクスピア」の脚本を担当することになるトム・ストッパードがやるよりも、違うディレクターがやった方が面白くなったような気がする。ここが斬新な中世劇という点で「タイタス」あたりと決定的な差が生じている部分だと私は思う。
7点(2001-11-24 00:12:22)
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