3561. レリック
残酷描写はなかなかですが、暗くてモンスターがよく見えず欲求不満がつのります。クライマックスでようやくはっきり登場するとこれまたなかなかの出来で、スゲーと思ってたら何とも呆気無くオシマイ。ガーン。例によってストーリーの面白さに欠けるハイアムズ作品の一つだと思います。監督として気にならないのかなあ(もし気に入らなければ手直しさせるのが監督の役目)。 5点(2003-07-06 16:10:52) |
3562. レッスンC
ああ、ナタキンはこの頃から老けてたんだなあ、と。妙に耳に残る音楽は、フランシス・レイだったりするんですが。女の子がマ-ロン・ブランドに憧れてるなんてあたりが僅かに1956年(だっけ?)という設定を彷佛とさせますが、まあ何とも他愛無い映画です。特に過激さも無く、いたってのどかな雰囲気です。 5点(2003-06-28 01:45:19) |
3563. デリカテッセン
こういう好き勝手やってくれる映画、嫌いではないし、ついニヤリとしてしまうシーンもあちこちあるのですが、どうも散漫すぎてついて行けません。まあ機会があれば観直してみようとは思ってますが。ところで部屋が水につかるシーン、「新・動く標的」ソックリですが意識したのでしょうか。 5点(2003-06-22 16:43:48) |
3564. サイレント・ランニング
ダグラス・トランブルの思い入れには、ちょっとついていけませんでした。なんかこう、長篇映画として成立するには、重要なものが欠けてるような気がするのですが・・・ 5点(2003-06-08 01:56:04) |
3565. 予告された殺人の記録
ま、確かに、原作ほど面白くないんです。原作を読んでいる人間にしてみれば、それを忘れて映画を観るっちゅうわけにいかない以上、これだけ著名な作品を映画化するには、やはり比較されるリスクは避けられないわけで。男の死体をこれ見よがしにジャーンと映すのも、ちと興醒め。 5点(2003-06-08 01:29:04) |
3566. ドクター・モリスの島/フィッシュマン
さて。何なんでしょうね、このトホホな映画は。とにかく、水槽の中の作りかけの半魚人(最終工程)が、もう、めっちゃ怖いのよ。別に何にもしないんだけどね。ラストも何かグダグダですな。半魚人好きにはいいかも。 5点(2003-06-07 23:34:53) |
3567. 私がウォシャウスキー
軽いノリで安心して観られるのはケッコウですが、ここまでくると、軽いというよりはセコい。暇つぶしにどうぞ、と割り切って作ったかのよう。 5点(2003-06-07 21:11:03) |
3568. CORD コード
正直言って少々退屈してしまったのですが、「ミザリー」でも退屈してしまった私なので、まあしょうがないかと。もう少しストーリーに動きが欲しいんですけどねえ。 5点(2003-06-01 00:55:38) |
3569. スーパーマン4/最強の敵
ニュークリアマン。最弱の敵だと思います。最期は人の役に立ってるしな。 5点(2003-05-31 13:53:07) |
3570. 新・13日の金曜日
13金にフーダニットの要素を間違って持ち込んでしまった異色作。しかも13金にしては殺し方がエグイ。 5点(2003-05-17 11:35:02) |
3571. シカゴ・コネクション/夢みて走れ
グダグダ感が、何となく「破壊!」を思い出させます。ハイアムズはほんとはこういう映画が好きなんだろうか。 5点(2003-05-17 11:19:52) |
3572. ガン・ホー
日米お互いいいところを認め合ってやっていきましょう、てな感じの玉虫色の結末は、まあ、日本人としても悪い気はしないので、途中の変な日本人描写もつい水に流そうというものですが、そのせいで、いたって無難で、ありがちな映画になっちゃってます。個人的にはもっと毒があってもいいと思うんですが、何かと難しい面があるのでしょう。 5点(2003-05-17 02:55:29) |
3573. プレシディオの男たち
ショーン・コネリーの演技がどうだとか、メグ・ライアンのラブシーンがどうだとか、話題になるのはそのあたりで、映画の筋なんかもひとつどうでもいいのが、ハイアムズらしいところなのか。と言って、クライマックスの銃撃戦も、なんだか、ねえ。 5点(2003-05-17 02:44:28) |
3574. 13日の金曜日PART7/新しい恐怖
このラストは、スバラシイ。実はなんだかイイ話だ。 5点(2003-05-17 00:25:14)(笑:1票) |
3575. クラス・オブ・1999
「ターミネーター」の後、映画に出てくるワルモノは妙に強く(なかなか死ななく)なりました。やり過ぎは逆に盛り下がるという一例ではないかと。まあテキトーに面白いので、いいんですけどね。しかし、マルコム・マクドウェル。仕事を選ばないのか、あるいは厳選してるのか? 5点(2003-05-17 00:18:51)(笑:1票) |
3576. レッド・スコルピオン
カラテ黒帯にして、MITでも学んだ事があるというまさに文武両道、「人間核弾頭」ことドルフ・ラングレン主演のアクション虚編。ながーい針で突き刺す拷問シーン!インドの仙人じゃあるまいし。ソ連がアクション映画業界の宝箱だったころの映画です。 5点(2003-05-11 14:59:33) |
3577. 極底探険船ポーラーボーラ
この当時の幼いワタシと言えば、「恐竜・怪鳥の伝説」ですら大興奮して観てたくらいですから、これより若干上等な恐竜対決シーンのあるこの映画に文句のあろう筈も無く。批判能力ゼロですな(成長した今でやっと1くらい)。あれこれ武器作って恐竜やら原始人(!)と戦うんですが、この辺デズモンド・バグリイの「高い砦」のパクリではないかという気もします。気にしないことにしましょう。そんな作品ですが、クライマックスからラストにかけてはかっこいいのです。 5点(2003-05-10 23:52:39)(笑:1票) (良:1票) |
3578. 紅いコーリャン
やっぱり日本兵の役は日本人にやってもらわんとなあ。肝心なとこでずっこけてしまいます。別にこの映画に限った話ではないけど・・・ 5点(2003-04-30 23:00:36) |
3579. 4番目の男
監督がバーホーベン、カメラがヤン・デ・ボンとくれば、イジワルな期待がついつい膨らむ、考えようによっては贅沢な、オカルトテイストのサスペンス映画。謎が謎を呼び、チープなショックシーンに脳震盪を起こしそうになりながら、腰砕けのラストへ。いやいや、悪い映画じゃないですよ。たぶん。 5点(2003-04-30 01:00:48) |
3580. デビルマン
この作品が、人間の持つ悪魔性・不寛容・残酷さをテーマにしていることを考えると、この作品を見た原作コミックファンの怒りというものはすでに作中に予言されていることになる。とは言え、それは一種のマッチポンプなので、本当に予言と呼んでよいのかどうか、物事の因果関係を捉える際には注意が必要である。 そもそも、いくらファンが拒否反応を示したところで、映画に永井豪本人が出演している、という「お墨付き」を得ているのだから、周囲がとやかく言っても仕方がないのだけれど、『日本沈没』に登場した小松左京がやたら嬉しそうだったのに比べ、永井豪の表情がやたら「心配そう」に見えてしまうのは、気のせいか? いずれにしろ、結果的に誰も止めることができず、こんな作品が出来上がってしまった、という事実は動かせない・・・。 正直言うと、この作品、今まで見たことなかったんです。興味が無いというより、むしろ、積極的にスルーすべき「接点を持っちゃいけない」地雷作品だと思ってたもんで。だもんで、監督が誰かも知らず、最近になって「えっ、まさか、那須博之だったのか」と知ってしまい、こうなると興味が湧いてくるではないですか。興味と言っても、作品に対してというより、どうしてそんな無茶な起用が行われたのか、という背景の方に、ですけれども。 それはともかく。 いろいろと、意表を突かれました。まさか、タレちゃんが登場しないとは。 ってのはどうでもいいですが、まさか、フルCGのデビルマンがチョイ役で、基本は若手俳優が上半身ハダカでペインティングしてるだけの「デビルマン(これが?)」だとは。ゴメン、本当にゴメンね、だけどコレ、貧相と言わずして何というか。 撮ってて、あるいは編集してて、マトモに物語が繋がっていないことに気づかないはずは無いのだけど、どうしてこんなツギハギのパッチワークみたいなオハナシになってしまうのか。それは、繋がりを無視しても何か描きたいものがあったんだろう、と思いたいところなのですが、それが何なのか、見つからず。(見つからないと言えば、出演者の中に名前があった男色ディーノは、どこに出てたんだっけ?) こういう作品はよく、「ツッコミどころ満載」とか言って揶揄され、満載なんだったらそんな一言で片づけずに片っ端からツッコんであげたらいいんじゃないの?とも思うのですが、たぶん、それって、ノーガードで迫ってくるボクサーに対してはかえって、どこに打ち込めばいいのか、パンチを出すことを躊躇してしまう、みたいな感じなんじゃないでしょうか。 そういう、ノーガード戦法の作品です。これは。 でもまあ、日常から終末論的な世界観への移行、という独特の雰囲気は、それなりに味わえるのではないでしょうか。 宇崎竜童・阿木燿子夫妻を「日常」と呼んでよいのかどうかはともかく。 [インターネット(邦画)] 4点(2024-04-29 07:16:09) |