341. 青い珊瑚礁(1980)
確かにこの頃のブルック・シールズは綺麗でした。ラストシーンは生きているのか死んでいるのか,迷った記憶があります。ところで,続編も見た方ってどれぐらいいらっしゃるのでしょう。原題と続編が同じ名前の映画ってこれぐらいだろうな・・・。 6点(2001-09-22 19:33:54) |
342. フェア・ゲーム(1995)
ま,シンディ・クロフォードを見ることに徹すべき映画でしょうな。貨車の中のシーンなど,そっちだけを見ればなかなかです。 6点(2001-09-08 11:43:44) |
343. グラディエーター
まあまあ面白かった,で終わりかな。「ローマ帝国の滅亡」「クォ・バディス」「スパルタクス」といった往年のハリウッド大作路線と比べてしまう私の了見が狭いのは重々承知だが,例えば「スパルタクス」のカーク・ダグラスのようなハチュメチャなパワーや圧倒的な存在感はラッセル・クロウには残念ながら求むることはできない。柄がでかい割りに印象に残らなかったのはそんなところに原因があるような気がする。 6点(2001-09-08 00:41:49) |
344. ターミナル・ベロシティ
ま,こんなもんでしょ,って感じ。ナスターシャ・キンスキーがあっさりと死んじまった,と思い,えっ,となりました。 6点(2001-08-18 21:27:10) |
345. 海の上のピアニスト
期待しすぎたか?全編に流れるモリコーネの甘美な音楽が,主人公の尋常ならざる生涯から妙に浮遊した感があった。幾つかの挿話を繋げたようなちぐはぐさは,むしろこの作品の特色として是認すべきなのかもしれないが,何となく100パーセント感情移入できないままラストを迎えてしまった。きっとこれ見た人たちはみんな感動したって言うんだろうななどと思ってしまった天の邪鬼な私です。 6点(2001-08-12 23:40:50) |
346. チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
相変わらず,忙しい映画ですね。この手の作品は,面倒くさいことを言ったり,いろいろと突っ込みを入れたりせずに,素直に楽しむことができればそれで○ですね。そうした意味では前作よりは良かったのではないでしょうか。ただ,やはりキャメロン・ディアスもデミ・ムーアも老けたかな,という印象ですね。次もあるんでしょうかね。 5点(2004-05-08 15:06:33) |
347. メイド・イン・マンハッタン
ジェニファー・ロペスって決して美形ではないけど,役作りの巧さと押しの強さ,存在感ってピカイチだと思ってきました。「エンジェル・アイズ」のマッチョな警官役とか「イナフ」での闘う女性役なんて堂に入っていたと思うし,「ウェディング・プランナー」じゃ本当に可愛らしかった・・。でも,これはちょっと・・。メイド姿や普通の母親の姿は勿論,ドレスアップした姿にも美しさや魅力が感じられず実に残念でした。筋書き的には典型的なシンデレラストーリーですので,安心して見ることはできましたし,子役のタイくん,実にいい味出してましたね。レイフ・ファインズも形無しってところです。アラン・シルヴェストリの曲も地味ながらさすが。ということで,総合点としてはやや低めですが,こんなところが妥当でしょうか・・。それにしてもジェニファーも盛りを過ぎちゃったのでしょうか・・。ゴシップばかり先行して気の毒です・・。 5点(2004-05-08 00:29:26) |
348. 青い春
重いというか痛いというか,テーゼは文字通り痛切に伝わってきます。松田龍平,いい演技ですね。こういうのを見ると親の七光り,なんて言葉が虚しいものであることを痛感してしまいます。ただ,多くの方々が仰っておられたように,あまりに「痛い」描写故,再び見る気にはならない作品ですね。あと,主人公たちの服装や髪型が一昔前風だったことが?。設定は一応現代らしかったので・・。 5点(2004-05-06 20:58:55) |
349. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
昨年の夏,話題になりましたね。そんでもって皆「面白い」と絶賛していました。今更改めてジョニー・デップの役作りの巧さについては言うまでもないのでしょうが,こうしたちょっと斜に構えた薄汚い(失礼!)役を演じると絶妙にはまりますね。対するジェフリー・ラッシュ演ずるバルボッサも,デップに負けず劣らずの崩れっぷり(+薄汚さ・・またまた失礼!!)で,見事な対峙を見せます。でも,デップのファンの方には悪いけど,私にとってはそれだけの作品でした。若い二人は,すっかり霞んでしまったし,特別に印象に残った場面も思い出せず,特撮も「カットスロート・アイランド」の方が派手で上手した。「タイタンズを忘れない」では感心させられたブラッカイマーですが,あとはどうも・・・。海賊船ものだったら個人的には「海賊ブラッド」(知っている人どれぐらいいるかな・・汗)を凌ぐものはないと思います。いずれにしても,あの2人が出ていなかったらどうなっていたのだろう・・。 5点(2004-05-06 20:33:49) |
350. ゴジラ2000 ミレニアム
道東でのあの物々しい始まりは確かに良かったです。村田雄浩も変な父親としていい味出していたし,子役の女の子も悪くない。西田尚美さんも雰囲気が何となくいいし・・・。でも,それ以外全く印象に残らなかったのは何故だったんでしょう。皆さんご指摘のように宇宙からの物体という設定か,それともエリート対在野といったありきたりの構図か,とにかく私が見た「ゴジラ」シリーズの中ではいまふたつの作品でした。世評に高い大森一樹監督の「ゴジラ対ビオランテ」よりはリアルな特撮を含め,良かったと思いますが・・。 5点(2004-01-12 22:50:49) |
351. プール(2002)
パッケージ裏の粗筋見て,例によって邪な思いでレンタルした次第。そこそこにサスペンスフルな展開で飽きることもなく,長さ的にもちょうど良い感じですが,夜のプールのシーンぐらいで露出もさほどなく(笑),先の見える内容でした。ま,手を出してしまったんですから自業自得ですな。彼女に捨てられなかっただけでも感謝しなくちゃ。 5点(2004-01-12 22:37:06) |
352. 007/ダイ・アナザー・デイ
《ネタバレ》 私も30年来のファンで,番外編2作も含めシリーズすべて見てきましたが,シリーズ全体を俯瞰してみるとやはり時代と共に変化してきたものの多いことに改めて気づかされます。洒落た身のこなしと気の利いた気障な科白といったものを現代のボンドに求めることは酷なのかもしれないし,シリーズ最大の特徴と言うかウリだった荒唐無稽な設定とド派手なアクションは,CG等撮影技術の長足の進歩によって,何も本シリーズを見なくても,他にいくらでもそれらがより効果的に使われた作品があることでしょう。何よりも,かつて(と言っても私の場合,さすがにリアルで接したのはムーアのボンドからですが)胸躍る思いで新作のボンドに対していたわくわくするような期待感も,もはや過去のものとなってしまったことが何よりも残念でなりません。冒頭の北朝鮮侵入と抑留~捕虜交換の場面なんか(私もロビンソン・クルーソーかと思ってしまった),昨今の国際情勢を考えるとあまりに生々しすぎて(東西冷戦下でもここまでリアルじゃなかった)007らしさが感じられなかったし,英国諜報部全体を敵に回してしまうという設定に関しても同様。後半のグリーンランドのシーンも皆さんが仰るようにCGの多用によって却って臨場感が希薄なものになってしまったような気がしてなりません。毎度お約束にしてお楽しみのボンドガールに関しては,個人的にハル・ベリーは好みじゃなく,敵のボンドガールの方が○。最後の北朝鮮上空で,本当にフェラーリ246とランボルギーニ・カウンタック(ディアブロ?)本当に壊していたみたいなので,実に勿体なし。と言うことで,前作の「ワールド・イズ・ノット・イナフ」よりも印象に残らず,シリーズ全体でも下位の作品となってしまったことが実に残念です。次作に期待できそうもない気持ちにさせられたことが一番辛いです・・。 5点(2004-01-04 13:28:29) |
353. シャーロット・グレイ
この手の作品,実は大好きなんですけどね・・・。わりとサスペンスフルな進行だったし,ケイト・ブランシェットの凛とした雰囲気や,ストーリーが進むにつれて次第に心境が変化していく役作りとか,見るべき点は有ると思いましたが,見終わった後の+αが全く感じられなかったのはどうしてでしょうか。とにかく印象に残らなかったのが残念。 5点(2004-01-03 17:26:30) |
354. 時空の旅人
若い頃眉村卓の学園SFものが好きでよく読んだ記憶があるのですが,当時角川の看板作家的存在だった彼も赤川次郎や内田康夫にその座を明け渡した感じで,何となく寂しい限りです。これって制作はマッドハウスでしたっけ?キャラクターの表情なんかは,もろに萩尾望都って感じで,86年当時としては細部まで実によく描き込まれている印象がありますが,今となっては翌年の「王立宇宙軍オネアミスの翼」や「機動警察パトレイバー」三部作等の富野・押井両監督による作品とついつい比較してしまうと,ディテール感が少々生ぬるい感じがします。ま,過去の歴史をいじくる面白さ・楽しさはありますが,東京大空襲で都下(それもずいぶん西部)の町がB29にやられたり,関ヶ原で西軍総崩れ後に島左近が家康を襲撃したり,さらには本能寺の変直前に光秀が家康饗応の責任者ではなかったり,信長が内裏を襲撃しようとするという暴挙を光秀が止めたことが本能寺の変の端緒だったり,と史実を歪曲するにも限界があるので,マイナス点ものだと思いました。また,正反対の立場にあるタイムパトローラー(?)のどっちが主人公たちに近いんだかさっぱりわからないのも?。どちらかと言えば竹宮恵子の「地球へ」の方がまだ・・・。 5点(2003-09-21 18:26:49)(良:1票) |
355. アメリカン・スウィートハート
正直言って,ジュリア・ロバーツの映画って年間何本撮られてるんだ,って,ついつい勘ぐってしまいます。「ザ・メキシカン」もこの年だろうし,話題には事欠かないんでしょうが,さすがに主役を張るにしても今回のように一歩引いた役まわりが多くなるのか,なんて考えてしまいました。つまり,それほどキャサリン・ゼタ・ジョーンズの方が美貌も演技も(確かにはまり役)際立っていたというわけで・・・。ま,ファンの方々には良いのかもしれませんが,私としてはいまひとつ楽しめずに終わってしまいました。 5点(2003-08-24 22:48:30) |
356. ル・ブレ
《ネタバレ》 原題は「弾丸」ですか??英語じゃ「ブリット」でしょうから・・。息をもつかせぬカーアクションの連続を期待して見たのですが,前半のパリ市内のチェイスシーンで,プジョーと黒人警官の単車が走り回る場面のみで,ダカール・ラリーの場面はただ走っているだけ。思わず拍子抜けしました。それに何とこれってお笑い,というかおバカ映画(のつもり)だったんですね。各所に笑いが散りばめられ,あの凸凹コンビも,やたら強い奥様も,馬鹿馬鹿しいオチも,決して悪くはないんだけど,私のツボじゃなかったです。私としてはよりおバカに徹したTaxiシリーズの方が潔くて好みです(現時点で3は見ていないけど)。それにしても,前述のシャンゼリゼ大通りからオベリスクのあるコンコルド広場までのプジョーのチェイスシーン,「いつの間にルーブルのそばに観覧車できたんだ?」と思いきや,あの展開ですからたまげました。そこだけの映画,と言ったら失礼でしょうかね。観覧車破壊ネタというと,私は思わず「1941」思い出しちゃいましたが・・・。 5点(2003-08-17 10:50:05)(良:1票) |
357. 序の舞
あはは,↓私も全く同感ですね。80年代東映のお色気文芸路線(?)の一つですけど,「鬼龍院花子の生涯」にしても「櫂」にしても,ただ暗くてHなだけで,何か印象に残らない作品ばかりでした。 5点(2003-08-02 21:00:33) |
358. Mr.BOO!インベーダー作戦
↓確かにその通りですね。公開当時大笑いしたもんですけど・・。確かに,歳月と共に,何か大切なもの失ってる気がするな・・。相変わらずわやな邦題ですが,本邦公開の1979年,一世を風靡した(そして私もかなり投資し浪費した)インベーダー・ゲームをもじったんでしょうな・・・(遠い目・・) 5点(2003-06-22 22:41:53) |
359. 孔雀王
そう,これがありましたね。漫画原作の実写版。三上博史が売り出し中の作品ですから,これも昭和という時代の所産として,忘れ去られていくんでしょうかね・・・。そうユン・ピョウ出ていたんだっけ。今見たら,あの極彩色のCGどう見えるだろう・・。 5点(2003-05-18 20:55:14) |
360. 危険な情事
アカデミー賞4部門ノミネートですか・・。私としては,グレン・クロースの凄演は認めざるを得ません。でも,結局は皆さん仰っているように「不倫するとやべーぞ」という結論しか出ませんでしたので・・・。面白かったし恐かったけど,そこまでかな,って感じです。 5点(2003-05-04 22:20:58) |