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ボビーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1016
性別 男性
ホームページ http://blog.livedoor.jp/gepper26/
年齢 37歳
自己紹介 いつまでもこどもでいたいから映画は感情で観る。その一方で、もうこどもではいられないから観終わったら映画を考える。その二分化された人間らしさがちゃんと伝わってくる映画が好き。

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341.  私は貝になりたい(1959)
いま、この映画を観終わった僕が感じている怒りは、一体何処の何に対して、誰に対して怒りを感じているのか、僕自身少しも理解できていない。では、日本に?命令を下した上官に?死刑の判決を下したアメリカ人に?どれにも当てはめる事が出来そうな気がする。だけど、その中の何かに怒りを絞ったとしてもどうにもなりそうにない。もし、嘘だとか権力によって殺されたのなら、それならば簡単に腹を立てる事が出来る。でも、この話の中に嘘はないし、権力もない。あるとすれば、言葉の違いか文化の違い。だからこそ怒りのぶつける場所が見当たらない。出来る事ならアメリカ人に怒りをぶつけたい。そうすればきっと少しは気が楽になる。でもそれがまた、他国への怒りに繋がり、戦争への引き金に繋がって行きそうで怖い。憎しみは憎しみを呼び、憎悪は憎悪を呼び、そして怒りもまた、怒りを買う。これの繰り返しによって、いまこの時も世界中の何処かで戦争が起きている。だからいま、過去のミスをミスで終らせないように、同じ過ちを二度と繰り返さないように、いま、僕が抱いているこの怒りの感情を、ゆっくりと時間をかけて頭の中で整理し、しっかりと理解し、静めて、胸の奥に秘めておきたいと思う。そして、この感情を抱かせ、考えさせてくれたこの映画に深く感謝している。  この映画は日本人が目を背けてはならない、戦争が残した傷跡が、しっかりと、深く刻み込まれた名画だった。
8点(2004-10-31 21:21:30)(良:2票)
342.  恋の門
男が観るべき、最高にディープで楽しいラブストーリー。でも女性が観たら、ゲロを吐く可能性大なので、お気をつけてご観賞下さい・・・そしてエンドロールも最後まで必ず観ましょう。最高のオチが最後の最後に用意してあるので・・・
8点(2004-10-31 15:52:27)
343.  ターミナル 《ネタバレ》 
冒頭で、これ『キャスト・アウェイ』みたいだなって感じてました。その理由〈わけ〉は 、冒頭でのナボルスキーの孤独と空腹との戦いが、無人島の上と大した違いが無いように感じられたからです。それに、それがまたみょうに可笑しくて、僕は一人で声を堪えて笑ってました。本当ならば天と地の差ほどありそうな環境の中で、戸惑いながら、そしていくつもの壁にぶつかりながら、ナボルスキーが少しづつ身の回りの環境を不器用なやり方だけど、快適に変えてゆくその努力に満ちた愛くるしい姿は、とても微笑ましく、自然と心が温もりに満ちていきました。その頃には『キャスト・アウェイ』は大的ハズレだなって感じれました。そしてラストではたくさんの人々に囲まれ、その人達の温もりに囲まれ、そして人々の優しさと愛情で満ちたラストはとても、とても感動的でした・・・ひさしぶりに人の温もりを肌で感じられる映画に出会っちゃいました。それに人ってやっぱり素晴らしいなって素直に思えました。本当に心から綺麗にしてもらえる、そんな繊細で幸せな物語でした。
8点(2004-10-24 09:00:19)(良:1票)
344.  殺人の追憶
笑える展開、笑える会話、笑える演技。重く、辛いストーリーが核になっている為、ふつうなら笑ってしまうだろう演出が、苦笑になってしまった。その為、何度も興醒めになりかけた。でもやはりラストまで観たくなる、濃厚な脚本に感動。他にも緊張感漂うカメラワークや音楽もとてもよかった。最近の韓国映画のスキルには本当に驚かされます。そして未解決な女性連続殺人犯。犯人は一体何を思い、何を考え、何の為に多くの女性を殺したのだろう?僕には到底理解出来ない。いや、理解したくも無い。この犯人に対しては怒りよりも先に、同じ人間として、虚しさを感じる。
8点(2004-10-23 21:33:51)
345.  隠し砦の三悪人
敵の網威を掻い潜って逃げる五人。“逃げる”が故に感じられる緊張感がたまらなく良かった。さらに中盤での男と男の槍と槍での対峙の場面は、男達が放つ勇ましさとピリピリと張り詰めた緊張感に、ふと気付けば、画面に食い入るように観ている自分がいました。他にも多くの場面で感じられる緊張感と興奮感が僕は大好きです。こういう作品があるから黒澤映画は好きです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2004-10-23 21:00:18)
346.  ラブストーリー
修学旅行で韓国に行ってきました。僕の予想ではもっと綺麗で清潔で可愛くて素敵な国だとおもっていました。が、しかし、現実はそんな僕の想像を握りつぶした。ソウルの街は異臭が漂い、物騒で不潔で、交通ルールは滅茶苦茶で、人々の日本人に対する態度が酷く無愛想で不親切だった。あまりの現実に四日間の修学旅行の初日でホームシック。あぁ~日本が恋しい、と切に願っていた。そして四日が過ぎ日本に帰国し、このサイトを開き、この『ラブストーリー』という映画の世界がいかに華やかで輝いたものか実感し、改めてこの映画の面白さを認識しました。韓国映画はとても好きだけど、韓国に実際に行くのはもういらないかな・・・
8点(2004-10-20 19:33:08)
347.  ヴィレッジ(2004)
いや、全然まったく期待してなかっただけに正直、結構満足。逆に、絶対面白くないだろうなぁ、なんて予想していたから余計面白く感じた。孤立した村、いくつもの秘密、謎の生き物、愛。的を一つに絞らず、いくつもの要素を時間をかけてしっかりと描いていた。それだけ濃縮された面白さがあった。恐怖感や緊張感はさほど感じなかったものの、いつも通りショマラン監督らしく“ビクッ!”とさせてくれました(上映中3、4回ほど椅子の上ではねました)。ホラーのような外見からは想像できないほど、ラストにはヒューマンドラマ的な温もりがあった。人も映画も見た目で判断するなって事ですね。では、M・N・シャマランの次回作への期待も含ませ、8点。
8点(2004-10-17 00:02:54)
348.  お早よう
「おはよう」の挨拶一つで人はいとも簡単に繋がりあう事が出来る。“挨拶”という当り前で有り触れた物がいかに大切で必要不可欠か改めて教えてくれた。そしてその教え方も決して説教臭くなく、どこか遊び心によって観せてくれたので、終始笑いながら楽しく観る事が出来ました。
[ビデオ(字幕)] 8点(2004-09-29 12:57:21)
349.  三人の名付親
僕が抱いていた西部劇のイメージは「ピストル、銃撃戦、男と男の戦い、生と死」などだった。しかしこの映画を観た事によって、自分が自分の中で作っていた固定観念というものにどれだけ縛られて映画を観てきたか、はっきりと気付かされた。この作品には僕の抱いていた西部劇は出てこなかった。ピストルでの銃撃戦はない、男と男の約束や決闘もない。ただあるのは、名付け子の母親との約束を死に物狂いで守ろうとする、男気であり、西部の男としての強く硬い意思だった。ジョン・ウェイン演ずるボブのピストルを持たず、子供を抱くその姿は、僕の固定観念をぶっっっ壊してくれた。まさに感動そのものだった。ジョン・フォード監督にオレンジジュースで乾杯!
8点(2004-09-26 22:33:46)(良:1票)
350.  駅馬車(1939)
西部劇の神様と言われ続けている、J・フォード監督作品を遂に初拝見。正直言うと今までJ・フォード作品は避けてきた。何故今までJ・フォード作品(西部劇)を避けてきたかと言うと、単純に西部劇に対してあまり興味が無かったというのもあるし、それに今まで観てきた西部劇の中で面白いと思えた作品に出会った事が無かったので、新たに違う西部劇を観ようと言う気にまったくと言って良いほどならなかった。しかし今回、勇気を振り絞りビデオを借りました。そして観賞。まったく馴染みの無い西部劇とジョン・ウェイン。人間ドラマ中心のストーリー構成に加え、終盤でのスピード感溢れる駅馬車対アパッチ族、そして最後の最後までジョン・ウェインの本当の凄さを見せずに隠し続け、じらせてじらせて最後で「ドカンッ!」。正直驚きました。 あの演出、あの配役、あのスピード感。正直スゴかったッス!でもまだ10点や9点を点けれるほど西部劇に対して慣れしてないので8点が限界です。
8点(2004-09-25 20:03:24)(良:2票)
351.  黄金(1948)
ストーリーに驚く程の緊張感と緊迫感があった。自分の幸せを求める余り、今まで信頼しあった相棒すら信用できなくなってしまった男の、行動や言動には怒りを感じずにはいられなかった。ラストの終り方によってなんとか暗い気持ちにならずにすんだ。そして観賞後の今は、何故か不思議な爽快感と軽い吐き気を感じています。
8点(2004-09-23 22:47:07)(良:1票)
352.  雨月物語
恐ろしい・・・欲望を抱き過ぎて本当に大切なものを見失ってしまう、その単純な人間の心が死ぬ程恐ろしい・・・
8点(2004-09-21 20:34:48)
353.  トト・ザ・ヒーロー
子供ながら姉のアリスに熱い愛を抱き、嫉妬し、そして大人のように情熱的な恋をしたトマ。僕は彼に感情移入は出来なかった。でも彼の人生には感動した。父を失い、母が崩れ、さらには愛する姉アリスを失ったトマ。本当なら他人である一家を心から愛し、逆に本当なら家族である一家を憎んだ。そして、アルフレッドに怒りは向かい、復讐を誓った。胸が張り裂けそうなほど切ないトマの人生。でもその切なさは灰となり、青空にちったトマと一緒に僕の心から消えて行った。僕にとってトマはヒーローだ。
8点(2004-09-15 18:03:45)(良:1票)
354.  父の祈りを
まず実話だという事に恐ろしさを感じた。それに何もしていない人間が突然、犯罪者にされてしまう。これは現代の世界中、何処にいても起こりうる災難だと僕は思う。まさに恐怖だ。権力と嘘によって、15年間という長い時間を苦痛と怒りだけの世界へ連れこまれた主人公達。あまりの怒りと憎しみによって観ている僕が奴等を殺してやりたくなった。そして、ラストはとにかく嬉しかった。僕でさえこれだけの喜びを感じたのだから、彼等は一体どれだけの喜びを手にしたのだろう?僕には計り知れない。
8点(2004-09-09 18:47:19)(良:2票)
355.  摩天楼を夢みて
雨の中、ダラダラと愚痴を言う男達。見ていて腹が立ってくるほど愚痴ばかり。期待は愚痴を言っていた男達のガッカリした顔、落ちこんだ姿が見たかった。そしてラスト前、年老いたセールスマンが小ネタで契約を取り付けた。万歳!そして、その事を知って逆ギレする愚痴男の姿。やったぞ!の喜びもつかの間、その契約者の事実を知り、落ちこむ年寄りセールスマン。そして落ちこむ僕。さらに追い討ちをかけるようにあのラスト。僕の期待はことごとく的を外れた・・・でも、まあ人生なんてそんなもんか。思ったように行かないのが人生だ。この映画のストーリーもそんな感じだったし。映画もまた期待通りには進まない。まあ、だから映画は面白いだけどね。
8点(2004-09-05 18:33:25)
356.  華氏911
僕は無知だった。何も知らなかった。テレビのニュースとちょっとの新聞の情報で知った気になっていた。アメリカの同時多発テロの時も目ではテレビ画面を見ているけど、気持ちは入らず、完全に他人事だった。“僕には関係ない”と知らず知らずの間に考えていたのかもしれない。この映画もまた“僕には関係ない”内容だった。でも“僕には関係ない”で済まされなかった。ブッシュの行動や言動は“僕には関係”なかったけど、同時多発テロやイラク戦争でなくなった人々の遺族の想いは“僕には関係ない”では済まされかった。これこそ無知だった。アメリカのイラクへの攻撃によって亡くなった人々の中に、僕よりもずっと幼い子供がいた。アメリカのラビンへの怒りによって、未来が消された子供達。この事実は耳では聞いていたけど、実際に目にすると信じられない程の脱力感を味わう事になった。遺族の人々の苦しみ、怒り、涙の意味を知らなかった事が一番恥ずるべき事だった。僕は無知ではいたくない。しっかりと知り、理解したい。生きる為の知識はそれらの事を考え、知る為に使わなければならないと思う。この映画は僕にとって初めの一歩となった。
8点(2004-08-26 07:50:57)(良:1票)
357.  ドラッグストア・ガール
おっと!そこの君、勘違いしてはいけない。この映画は田中麗奈の映画であって、決して面白い映画ではないのだよ。間違いないから。美しい田中麗奈が観たいのなら、その手に持ったDVDをレジに持ってゆけば良い。ただ勘違いは良くないのだよ。勘違いは・・・そう、田中麗奈の映画だから。田中麗奈に8点。
8点(2004-08-24 18:28:30)(笑:1票)
358.  ワイルドバンチ
なぜだろう。ストーリーは決して明るいとは言えないのに、観終わった後の気分の良さ、爽快感、明るさ。この映画は銃撃戦、死、売春など、暗く重く、残酷なものばかりが目に付いたのにも関わらず、一体どうして、どこからあの明るさが生まれるのだろう・・・そしてラストシーンで答えは出た。それは彼等の笑顔だったと。どんなに落ち込んだ時も誰かが盛り上げる。これから死が待っていると言うのにも関わらず、晴晴とした笑顔を浮かべる。彼等にはいつも笑顔があった。僕はそんな彼等を見ているとなんともいえない、喜びを憶えた。僕はそんな彼等を観れて良かった。
8点(2004-08-22 20:51:56)
359.  フライド・グリーン・トマト
現代のリアルなアメリカの夫婦。銃や暴力はないにしろ、アメリカの現代の夫婦というのを穏やかな面から観る事が出来た。そして、その現在と交差するように進んで行く、第一次世界大戦後の平和でふつうなアメリカの様子。昔話をまるでお伽話しのように語る歳をとった老婆。長く生きれた事に感謝し、死を前向きに受け止め、ただ幸せに最期を迎えようとする老婆。その老婆に聞かされたお伽話しによって、捻くれていた心を真っ直ぐに伸ばし、ただ前を見て、素直に生きる事が出来るようになったエブリン。彼女達は生きてきた年月、年齢の差関係なく、二人は固い友情を築いた。まるでルースとイジーの様に。二人もまた年齢など関係なく、深く熱い友情を築いた。友情、信頼、親子。どれもずっとずっと昔からあって、そして現在の世界にもある。そしてきっと未来にもあり続ける。目に見えない大切なもの、それが愛だったり友情なのかもしれない・・・そして目に見える一番大切なものは家族、我が家なのかも知れない。僕はそう思えた。僕はそう感じれた事が凄く嬉しいし、感激もしている。この世界には大切なものはいくつもある。友情、愛、家族どれも、これからずっと大切にしていきたいし、して行くつもり。ありがとう、『フライド・グリーン・トマト』
[映画館(字幕)] 8点(2004-08-22 14:04:43)
360.  g@me.(2003) 《ネタバレ》 
原作では二人の間に“愛”は完全になかった。生まれてもいなかった。佐久間は愛していたようだったけど、樹理は完璧な演技をしていた。原作では“愛”の欠片も残さない終わり方で、その部分に騙され、鳥肌が立った。しかしこの映画『g@me.』では、“愛”を中心にストーリーが作られていた。僕にはまったく別の映画のような感覚でラストを観ていた。狂言誘拐という犯罪を犯人側から見て、そして騙していたはずの自分が騙されていたという、原作で強く描かれていた事に加え、少し日本映画離れした“愛”を加えた事によってこの作品は大きく膨らんだのだと思う。原作、東野圭吾の素晴らしいサスペンスストーリーだけを“映画”にしてしまった時に残る、今一つシックリ来ない部分に、ラブストーリーという要素を井坂聡監督が加えた事によってしっかりとした“映画”にし上がっていたように思う。そして、ゲームの良い所は、ゲームオーバーになっても、何度でも何度でもやり直せると言う事。きっとあの二人もいつか、また、ゲームのスタートボタンを押せると思う。そう考えると『g@me.』というこの映画のタイトルは、完璧なのかもしれない。
8点(2004-08-22 13:28:25)(良:3票)
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