341. カレンダー・ガールズ
《ネタバレ》 テンポも良くコミカルな音楽などもあって見やすい。彼女達は大輪の花を咲かせたが、それはしっかりとした根を張っていたからこそ。場違いなハリウッドなどではなく、あの素晴らしい風景、愛する男達がいるあの地こそ、カレンダーガールズが輝くのにふさわしい。一般人が『時の人』になったら・・・など考えさせられるものもあった。 [DVD(字幕)] 6点(2008-09-25 18:55:38) |
342. ボトム・ダウン<TVM>
《ネタバレ》 実際に起きた事故を基に作ったパニックドラマ。いわゆるパニックものとは違う作りで、被害者を軸にマスコミや周囲の心無い対応や、お偉方の隠ぺい体質をリアルに描いている。問いかけという面ではちょっと薄く、解決して終わるわけではないので、なんとなくスッキリしないが、事故を知るのにはいい教材。 [DVD(字幕)] 4点(2008-09-25 18:52:53) |
343. デイ・アフター 首都水没
ロンドンに限らず東京都心でも深刻な問題。多摩川・隅田川が氾濫してもブルースウィリスは来てくれない。濁流に対して人間は無力。事前の準備・対策がいかに大事かって事でしょうか。有事にヒーローはいない。 [地上波(吹替)] 5点(2008-09-23 20:58:41) |
344. 題名のない子守唄
《ネタバレ》 ほのぼのタイトルからは想像がつかない程の内容。彼女の行動にハラハラしながら最後まで釘付け状態。後半のやりきれなさ、悲惨さがものすごい強烈パンチ。少女に対するサリヴァン先生並みの行動に強い愛情を感じ、相手もそれに応え、それがまた後半の悲しさにつながる。持ち上げといて思いっきり叩き落とされた気分だった。なのでラスト救いはあったものの、負の部分が勝ってしまい、自分が流した涙は安堵とは程遠いものだった。全体通じて彼女の器用だか不器用だかわからない必死さ、音楽や寒々しい街並み。どれをとっても素晴らしかったと思う。ただもう一度見るかと聞かれたら、答えはNO。 [DVD(字幕)] 9点(2008-09-22 22:17:06) |
345. しあわせな孤独
《ネタバレ》 出てくるすべての人々が怒りの矛先がわからず苦しい思いをしていた。きれいごとで終わらせずに、それぞれの人物の負の部分もしっかり出ている。自分はニルスの立場になって見ていた。女性に頼られると男は何もせずにはいられない。これはきっと性みたいなものだと思う。たとえ理性があったとしても与えたい方が勝ってしまう。家族がいる自分は大丈夫だと思っていてもそこには確実に「流れ」がある。きっと自分も同じことをしたし、同じ様に苦しんだと思う。またニルスに限らずみんな人間くさく、相手を思いやる事が出来るがゆえに自分を苦しめる事になる。優しさ、ズルさ、弱さ、強さ。人間は実に複雑だ。 [DVD(字幕)] 9点(2008-09-22 19:44:08) |
346. 向かいの窓
夫とうまくいかず結婚生活に疲れている女性。家事が終わった後、いつものように煙草を吸いながら眺める向いの窓の中の男性。言葉も交わした事がない彼に思いをよせる。いわゆる不倫ドラマかと思ったけどそうでもなく、記憶喪失の老人との交流を通して、自分を見つめていくエピソードの方が目立つ。現実逃避を軸にして単純に描いた方が面白かったかな。シチュエーションに惹かれ期待して見たけどがっかり。 [DVD(字幕)] 4点(2008-09-22 19:27:22) |
347. クライモリ デッド・エンド
見る前にカレー食べた事を後悔するほど、胃を刺激する作品。 [DVD(字幕)] 7点(2008-09-20 23:13:59)(笑:1票) |
348. ステラ
《ネタバレ》 この親子は究極の両想い。離れていてもきっと大丈夫。ステラは一般にいう幸せをつかみ損なったけど、自分の中の幸せはしっかりつかんだ。娘も母の想いに応えて幸せをつかんだ。二つの幸せで終わるこの映画は間違いなくハッピーエンド。 [ビデオ(字幕)] 8点(2008-09-20 21:07:26) |
349. アウト・オブ・サイト
ナンシーアレンがピンチです!ロボコップさん! [地上波(吹替)] 4点(2008-09-19 21:34:23) |
350. 評決のとき
《ネタバレ》 こういった法廷劇はテンポよくスリリングに描いた方が面白いと思うけど、この作品はテンポが悪くしかも長い。だけどそのおかげで色々と考えながら見れた。復讐って人類の永遠の問題だけど、明確な答えはないと思う。そして最後の判決は多分全員一致じゃなかっただろう。それぐらいアメリカは深刻な人種問題を抱えているけど、純粋に人を認める良さも同時に持っている。確実に一歩一歩積み上げていくしかない。ラストは「終わりじゃなく始まり」と感じたので涙は出なかった。俳優陣の演技が浅かったのは、題材にとまどいがあったのかな? [ビデオ(字幕)] 6点(2008-09-19 21:29:41) |
351. ブレイブ ワン
《ネタバレ》 普通に捕まる終わりじゃなくて自分は良かったと思う。彼女の銃には間違いなく正義があったし、復讐したい気持ちもわかる。でもすべてが終わったあと正義は彼女を守ってくれなかった。刑事も彼女を救った様に見えるが、その後の彼女を考えると必ずしも救ったとは言い難い。自分が自分でなくなればいいのか。自分は自分のままで苦しみ続ければいいのか。どの道を選んでも自分には地獄に思える。アクション映画のヒーローも正義なら、彼女の行動も正義の一つ。ただ代償はとてつもなく重い。 [DVD(字幕)] 7点(2008-09-18 20:11:39)(良:2票) |
352. 迷子の警察音楽隊
《ネタバレ》 異国で迷子という大事件ながら、慌てふためくでもなく冷静で非常に淡々とした話。こっちまで喉が渇きそうな乾いた風景と同じく、交流もなんだか乾いている。若いあんちゃんが実は息子なんじゃないかと思っていたけど、暗い過去が出てきてびっくり。自分に厳しく、他人に厳しくだった男が、許す事を覚え、控え目に手を振る姿に自然と笑みがこぼれた。 [DVD(字幕)] 6点(2008-09-17 19:19:14) |
353. U.M.A レイク・プラシッド
《ネタバレ》 動物愛護を皮肉った映画かな。ばあさんは夫喰われても餌付けする。殺すのはかわいそうなので、いけどりにするため生きた牛を餌に使う。牛がかわいそうだけど、牛肉は食べる。同僚喰われた保安官はワニを殺す。結局矛盾の塊の人間。自分達を写す鏡みたいな映画。出てくる人物をウザい感じにしたのもなんとなくわかる。原題は静かな湖。ただし人間が近づかなければ。 [DVD(吹替)] 8点(2008-09-16 21:14:48) |
354. アイ・アム・レジェンド
《ネタバレ》 オリジナルの一番大事な部分がそっくり抜け落ちて、ただのヒーローものになってしまった。ディス・イズ・駄作。 [DVD(字幕)] 3点(2008-09-16 18:16:56) |
355. マイ・ボディガード(2004)
《ネタバレ》 社会派と思いきや一転バイオレンス。ジェニファー・ロペスの「イナフ」を思い出す。スタイリッシュな映像と独特な音楽を除けば、そんなに大した内容じゃない。クリーシーの人間としての深みがあまり描かれていないし、少女との交流も中途半端、ウォーケンはほとんどゲスト扱いときた。後半はB級の匂いがした。ラストはまぁあれでいいかな。やっつけちゃうならブルースウィリスが俺を使えよって言いそうだし。あとは無駄に長い←これが一番言いたかった。 [DVD(字幕)] 4点(2008-09-12 20:29:24)(良:1票) |
356. 近松物語
《ネタバレ》 死が二人を分かつまで。こんな死語みたいな言葉がぴったりの恋愛物語。二人の行く末がわかっていても、もっともっとこの二人の燃え上がる姿を見ていたかった。ラブシーンはこれといってないんだけど官能的。足首を舐めるシーンはおいといても、抱き合うシーンなんかは普通じゃなく、もうあなたの体に入ってしまいたい、文字通り一緒になりたいという感じで、見ているこっちも熱くなる。そして一瞬で物語のすべてをもっていったラストの二人の表情が最高に素晴らしい。怖いものはもう何もない。しっかりと手を握り合う二人を、誰ひとり引き裂く事は出来ない。 [DVD(邦画)] 9点(2008-09-12 20:28:01) |
357. マイ・ボディガード(1980)
《ネタバレ》 不良グループに目を付けられたクリフォードが、よからぬ噂があり、心を閉ざすリンダマンにボディーガードを頼む。そして二人は友情を育んでいく。ストレートな流れだけどとても爽やかで気持ちいい。マットディロンが不良グループの頭でいわゆるカス野郎を好演していました。リンダマンの朴訥だけど心優しい感じがすごく良かった。この映画から20年以上経つのにジョーン・キューザックもマット・ディロンもあまり変わらないなー。役者さんはスゴい。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-09-11 23:29:48) |
358. 閉ざされた森
脳からナントカ波が出ます。多分。アンチエイジングにどーですか? [ビデオ(字幕)] 5点(2008-09-11 19:16:17) |
359. エヴァとステファンとすてきな家族
邦題などでほのぼの系を想像してたけど見事に裏切られた。吐き気がする程のあの場所の空気しか伝わらなかった。 [DVD(字幕)] 4点(2008-09-10 22:08:03) |
360. ファイブ・ガールズ 呪われた制服
《ネタバレ》 5人の問題児がある学園に転校してくる。その学園で起こる奇妙な出来事を目にし、結束して謎を暴く。いわゆる超能力を持っているのにうまく使われていない。人物の関係性なんかを小出ししたり、多少のお色気、雰囲気などは良かったように思う。ラストはマーラがまた5人の生徒を集めて、悪夢は続いていくって感じでも良かったかな。ロン・パールマンは特に必要なかった。ちなみに制服は呪われていません。タイトル見ればわかるけど、な~んとなく観る映画。 [DVD(字幕)] 5点(2008-09-10 21:58:53) |