341. L change the WorLd
《ネタバレ》 今年度(2008年度)に入って初めて、見たことを記憶から消したい映画に出会ったかもしれない。 それがこれ、デスノートシリーズのスピンオフ作品、"L change the world"。 邦画のスピンオフには、踊るシリーズにしろ、これにしろまともな作品がないような気がするのだが…。 今作も、やりたいことが全く見えずに、どこを目指しているのかがわからなかった。 ウイルス兵器に冒される恐怖を描いたホラーなのか、犯人側との攻防を描いたサスペンスなのか、はたまたLの最後の時間を描いた感動ものなのか… 詰め込みすぎかつ、その詰め込んだものを消化させる力量がないために、このような何がしたいのかわからない映画になってしまったのだと思う。 この映画で褒めるところがあるとすれば、子役の福田麻由子の演技力だろう。松山ケンイチと対等にやりやっていたと思う。 本当はもっと2点なのだが、ラストの少年に名付けるシーンと、そこでの台詞だけは、唯一この映画で好きだと思えたのでそこを考えてこの点数。 [DVD(邦画)] 3点(2011-01-27 16:05:44) |
342. 最終兵器彼女
高橋しんの同名タイトルの漫画を映画化した作品。 私自身、原作漫画が好きな分この映画の出来にはがっかりだった。 まず主演の窪塚俊介の演技が、素人かと思うほどに下手。"てつ先輩"役の役者さんも下手だった。 そんな役者の演技に対しての不満と、世界観に対しての不満。現代の日本、札幌の空に戦闘機が飛び交うのは、漫画ではよいとしても、映画ではリアリティが無い。 そして、この映画のコンセプトが戦争なのか、SFなのかパニックなのか恋愛なのか…全くもって定まっていないと思う。 これは明らかに映画版の制作者側のミスである。 原作とは違ったラストも、少し受け入れがたかった。 結論として、原作ファンは勿論のこと、一般の人でも楽しめない映画になってしまっていると思う。 [DVD(邦画)] 3点(2011-01-27 16:00:13) |
343. さらば、ベルリン
録画後に評価の低さを知ったものの、録ったからには…と見てみたのだが、やはりつまらなかった。モノクロの良さを生かせていないと思うし、ストーリーの陳腐さがひどい。終わり方も消化不良。 冒頭から登場するキャラクターが人間的に最悪なやつで、見ていて不快だったのも低評価の理由の1つ。キャストに拘りはないが、ここまで有名な俳優陣を揃えておいてこの出来は残念すぎる。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-01-27 15:17:15) |
344. 変身(2005)
ここまで駄作加減が突き抜けていると、ある意味面白い。3分の1も進まない辺りで、オチが読めるという作り。“原作モノブーム”で、原作がよくてもつまらない作品が増えてきた近年、ブームの前の失敗例。 [地上波(邦画)] 3点(2011-01-27 03:40:27) |
345. 模倣犯
原作は面白いと思うが、映画はいまいち。 感動させたいのか、怖がらせたいのか、観客をどうしたいのかがわからない。 この作品に森田監督はきつかったかも。 [DVD(邦画)] 3点(2011-01-21 20:34:18) |
346. 憑神
終わり方がイマイチ。 納得がいかない。 子役の女の子はとても可愛かったけれど。 [DVD(邦画)] 3点(2011-01-21 20:04:42) |
347. 着信アリ Final
ファイナルはある意味ギャグ。 秋元康も1作だけで止めておけばよかったのに・・・と。 ファイナルと銘打って起きながら、結局全て解決されないし、謎は謎のまま。 2の後付けで出したあのキャラはなんだったんだよ!とつっこみたくなる。 1つだけ褒められるところとして、堀北真希の演技がいい。 着信アリシリーズは、1>>>>2>>>>>>ファイナルだと思う。 [DVD(邦画)] 1点(2011-01-21 19:53:02) |
348. 西遊記(2007)
この映画は本当につまらない。 劇場で見たが、苦痛で苦痛で仕方がなかった…。 フジテレビは所詮、TVドラマの延長の映画しか作れないんだな、と身にしみた。 過剰な宣伝に踊らされて、劇場に足を運んだら負けなんだなと学んだ作品でもある。 [映画館(邦画)] 0点(2011-01-21 20:42:15)(良:1票) |