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かんたーたさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 594
性別 男性

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361.  25時(2002)
心にズシッとした重みが乗っかかってくる。原作とは多少テイストの異なる映画になったが、そこはさすがスパイク・リーの骨太な演出を見せてくれる。刑務所収監を明日に迫られた主人公、最後の24時間がただ淡々と過ぎていく…。荒涼としたニューヨークの街並みがより一層刹那感を際立たせる。結局は主人公の自業自得でしかないが、これからも自分はモンティとは違い愛する人と一緒に夜を過ごすことが出来るという喜び、そして主人公の決して避けては通れない過酷な運命を痛感した。相変わらずエドワード・ノートンのカメレオン演技には脱帽、個人的にはまたもやフィリップ・シーモア・ホフマンが冴えない駄目男を熱演していたように思う。
9点(2005-02-02 23:18:10)(良:1票)
362.  結婚記念日 《ネタバレ》 
相変わらずウディ・アレン節が炸裂、更にその上を行くようなベット・ミドラーが覆い被さってくるのだから敵わない。正直ベッドシーンは勘弁しろと思いましが…。物語の是非はともかくショッピングモール好きの僕としてはなかなか楽しめました。度々登場する留守番電話のシーンと無邪気なパントマイマーが面白く、妻から浮気を告白された時もてっきり寿司を投げ付けるのかと思いきや、勿体無いから食べてしまおうというのが彼(と言うかウディ・アレン自身)の性格が表われていて良いです(結局その後すぐに吐いちゃうんだけど…)。マイナス一点はさすがに後半がダレてきて、90分という最小限の時間にしても長さが感じられたこと。これは自分の集中力の問題なのかもしれないけど。
6点(2005-02-02 00:28:57)
363.  石の花 《ネタバレ》 
ロシア映画お得意の民話をベースにしたファンタジー・ストーリー。緑を基調にした鮮烈な映像が実に綺麗で、また蝋燭による時間の経過や季節の移り変わりを一瞬で表してしまうところの演出も上手く、画面一面に花が咲き渡るシークエンスなどはそのイマジネーションの豊かさに思わず感嘆してしまいます。ついでにセットもかなり凝っています。はっきり言って石の花のデザインはけっこう俗悪だと思いましたが…、個人的にはダニーラが作った植木鉢の方が好みです。やや古めかしく子供向けな感は否めませんが、たまにはこういう映画も良いものです。ところで最後はめでたしめでたしで終るから良いんだけど、そういえばこれって回想録じゃありませんでしたっけ?嗚呼、「新ガリバー」が観たい。
7点(2005-02-02 00:18:31)
364.  刑事(1959) 《ネタバレ》 
こいつは文句なく抜群に面白いですね。別に取り立てて刑事ドラマが好きなわけじゃないけど、コミカルなタッチでありながらも刑事たちは至って真面目で有能で、それでいて殺人などのスパイスが効いているところが見事自分の嗜好にマッチしました。ジェルミ本人が演じる刑事の姿も格好良く、テーマ曲の音楽もいつまでも耳の奥に残ります。しかしこれってジャンルで言うと一体何になるんでしょうね?サスペンスにしては緊張感が足りないし、ミステリーにしてはやけに幕切れが呆気ないような気がする。となるとやっぱりドラマでしょうか。それにしても泥棒に入られた家主がてっきり事件に絡んでいるのかと思ったら全然関係ありませんでしたね、しょーもない!
8点(2005-01-29 22:48:21)
365.  サリヴァンの旅 《ネタバレ》 
そうかこの監督の名前プレストン・スタージェスって言うんでしたね、観終わった後素でサリヴァンだと勘違いしていました。マイケル・J・フォックスが著書『ラッキーマン』の中で触れていたので気になって観たのですが、どうやらこのプレストン・スタージェスという人は恐ろしいほどのセンスの良さの持ち主のようで。登場人物のユーモアとウィットに富んだ会話、前半のトレーラーチェイスでのスピード感、そして映画開始数分後に画面にTHE ENDの文字を出してしまう演出の粋さ。肖像画の表情がチラホラ変わるところはコーエン兄弟の『レディ・キラーズ』でも引用されていましたね、というか『兄よ、いずこ』=『オー・ブラザー!』か。そもそもこの手のテーマは今の時代だからこそと思っていたのだけれど、まさか半世紀以上も前から持ち上げられていたとは 驚きです。後半はいよいよ笑い事ではなくなってきましたが、コメディ映画がコメディであるということの意味をしっかりと教えてくれる素晴らしい作品だと思います。「コメディばかり観ていると頭が馬鹿になる」とか言ってやたら小難しい映画ばかり観ている輩に是非とも見せてあげたいですな。それにしても「キャプラみたいな映画を撮りたい」だとか「ルビッチなんて知らん」という発言は随分とまあお茶目な監督だこと。
8点(2005-01-29 22:47:27)(良:1票)
366.  さらば、わが愛/覇王別姫
昔はこういう叙事詩って苦手だったんですけどね、今ではすんなり観られるようになりました。以前何かで「世界で最も美しい映画は『ベニスに死す』」という文章を読んだことがありますが、個人的にこれは『ベニスに死す』を遥かに凌ぐ美しさがありました。確かに虞姫のティエイーは男でありながらも美しい。僕は京劇が何たるかなんてさっぱり知りませんが、その厳しさ、そこから成る美しさというのは画面からよく伝わって来ます。と…、何もかもが美しいもの尽くしの映画ですが唯一自分に美的センスが無いせいか、少々かったるく感じられたこともまた事実。しかしやはり良い映画です。↓正に「騙されたと思って観た」とはこのこと。
7点(2005-01-29 22:45:09)
367.  ダンス・ウィズ・ウルブズ
ケビン・コスナーが余りにもおめでた過ぎて最後まで馴染めなかった。お人好し過ぎるインディアンたちもどうかと思うが…。ただダイナミックな映像には圧倒された、これは是が非でも劇場のスクリーンで観たかったですねぇ。ちなみに今回観たのは4時間のバージョンの方ですが、個人的に全く長いとは思いませんでした。
6点(2005-01-29 22:37:13)
368.  桃色(ピンク)の店 《ネタバレ》 
TSUTAYAで唯一借りることができるルビッチ作品、しかしまさかこれがクリスマス映画だったとは…。去年の内に観ておくんだったと後悔しつつも心の中はすっかりクリスマス気分♪(要はいつでも良いんだろ)。前半はシガレットケース云々の話でコミカルに描きながらも絶妙なペーソスを交えつつ、それを後半で昇華させる演出ぶりはお見事。それからあれは絶対に誰もが夢見る理想の職場!心優しき年長者に愉快な年少者、途中で追い出された嫌な男でさえもどこか面白味があります。これをEメールに置き換えるという発想は良いけど、さすがにトム・ハンクスじゃジェームズ・スチュアートには成りきれなかったようで。「サイコロジカル」という専門用語でさえこの人の手にかかれば忽ちお洒落な言葉に早変わりしてしまう、今まさにこのルビッチ・タッチに魅了されつつあります。
8点(2005-01-28 17:28:18)(良:1票)
369.  ポリス・ストーリー/香港国際警察 《ネタバレ》 
随分とまあヒロインが酷い目に合う映画ですな。映画自体はジャッキーのアクションが少なくてちょっと不満、でもこれはどちらかと言うと刑事ドラマの方に焦点を当てているみたいだから仕方ないのかな?それにしても自分はあの署長が散々罵倒されている割にそれほど悪い奴だと思わなかったんだが…。最後に「私は何も見ていなかった」なんて言うところは粋だねぇ、クゥ~(え、見所が違うって?)。
6点(2005-01-28 17:15:33)
370.  逃走迷路
「怖いわ」なんて言いつつも、しっかりとラブストーリーよろしくダンスを踊っている二人に7点。
7点(2005-01-28 17:10:02)
371.  日曜日が待ち遠しい!
これは観ていて凄く楽しい!トリュフォーが描くサスペンスって(そもそもこれがサスペンスなのかどうか定かではないけど)「ピアニストを撃て」なんかもそうですけど、フィルムノワールに成りきれないフィルムノワールという感じで茶目っ気があって、それもわざと狙ってやっているんだろうけど本作はまるでアメリカ映画のスクリューボールコメディのようでとても愛らしかったです。まず不動産探偵というシチュエーションからしてかなり可笑しい。ファニー・アルダンも「隣の女」を観た時はヤバそうな女にしか見えなかったけど、ここまでガラッとスタイルを変えられるものなんですね。早い段階で犯人の目星が付いてしまうのは残念だけど、何の気兼ねもなく素直に面白い!と思えた初めてのトリュフォー映画かもしれません。
8点(2005-01-25 14:41:17)(良:1票)
372.  ロシュフォールの恋人たち 《ネタバレ》 
観たのはもう半年以上も前なのですが、やっぱり良い映画だったのでレビューします。これは「もう少し、あともう少しで会えるのに…」という切実な想いが込み上げてくる。個人的には『シェルブールの雨傘』よりも好きかもしれません。登場人物が歌っている内容は残酷だったり愛の悲劇だったりと物悲しいのに、流麗なメロディからはそんなことを微塵も感じさせない。ただただ心に残ります。カトリーヌ・ドヌーヴとフランソワーズ・ドルレアックのデュエット、ジョージ・チャキリスの華麗なるフットワーク、ジーン・ケリーの神々しいまでのダンス。そしてカラフルな街並みを縦横無尽に嘗め回すかのようなカメラワークが素晴らしい。フレームの隅っこで踊っている全ての端役の人々までもが美しく愛しい。とりあえずもっとレビューされて然るべき作品かと思います(お前が言うなよ)。
8点(2005-01-22 10:34:59)(良:2票)
373.  恐竜小僧(ジュラシック・ボーイ)
「僕じゃないよ、ステファンがやったんだよ~」…ウッゼェ!!もはや同情の余地なしの大バカ映画、皆さんがまともに評価されていない理由がよく分かります。ただ観る前から散々酷評されていたので観終わった後の感想は正直「意外と面白かった」でした。確かにコメディとしては十分すぎるほど笑ったので(我ながら甘いとは思うが)6点献上。「スピン・シティ」のポール・ラシターことリチャード・カインドのキレ具合が受ける。
6点(2005-01-22 09:51:30)
374.  海辺にて
不自然なくらいに幻想的な海の映像。「ボカノウスキーさん、一体どうやったらこんな映像撮れるんですか?」と思わず訊きたくなってしまう。パソコンのスクリーンセーバーに設定したくなるほどの美しさ。
7点(2005-01-20 21:52:13)(良:1票)
375.  エンジェルス・イン・アメリカ<TVM>
如何にもアメリカ的というか、あまり日本人には馴染みのない題材だと思います。最初は延々とゲイ話を聞かされるのかと思うとウンザリしたけど、観ていくうちに次第に引き込まれて行った。特に時折挿入される神秘的な映像と、オープニングのアメリカを見下ろすCGには思わず見入ってしまいました。好き嫌いが分かれそうな内容も個人的にはそれほど苦にならなかったので良とします。ただ、最後がちょっとクドいけど。
7点(2005-01-19 11:28:58)
376.  カンフーハッスル
ここまでハチャメチャに開き直られると逆に感心してしまう。僕はカンフー映画についてはほとんど無知ですが、そんな自分でもこれがカンフーの極致なんじゃないかと錯覚を起こさせるほどの凄み、そしてインパクトがありました。てっきり正義vs悪の軍団の話かと思いきや、途中からもはや斧頭会などどうでも良くなってしまうこの面白さ。最先端の映像技術が乱用される昨今の映画界の中で、チャウ・シンチーはかなり正しいCGの使い方をしているのかもしれません。特に奏でる刺客などのアイディアセンスには脱帽、視覚的にもハリウッドとはまた一味違った楽しさがあります。今や「マトリックス」や「KILL BILL」などと言っている場合ではありませんぞ。しかし改めて考えてみると結局は物語が終始同じことの繰り返しで、途中で寝て目が覚めてもストーリー展開が把握できてしまうような言わば発展性がないのが残念です。いくらビジュアル面でカバーしているとは言え、中だるみや盛り上がりの無さについて指摘されている方々のご意見ももっとも。そんなわけで何かと「少林サッカー」が引き合いに出されているようですが、個人的には「少林サッカー」以上のスマッシュヒットだったので惜しみなく8点を献上します。いや~、カンフーって本当に素晴らしいですね!
8点(2005-01-18 21:21:24)
377.  鳥の島の財宝
カレル・ゼマンの長編人形アニメーション。ややシニカルで教訓的な話ながらも、やっぱり根底にあるのは純粋に子供たちを楽しませようという監督の優しい姿勢だと思う。本作は兎に角もキャラクターたちの表情が凄く良い。財宝があると知った時の住民の表情や、ずる賢そうなペリカンの目付きなど。繊細なパペットの動きに語り手の優しい口調が伴って、より一層ファンタジックな世界を創り上げています。
8点(2005-01-15 12:22:08)
378.  シンドバッドの冒険
他の作品群に比べるとややインパクトに欠けるような気もするけど、切り紙によって構築されたアラビアンナイトの世界はこの上なく幻想的で美しい。特に水中内での映像と幾多もの星々が浮かぶ夜景シーンは魅惑的。主人公シンドバッドの運が良いんだか悪いんだかよく分からない珍道中は面白いけど、時折出てくるグロテスクだったり卑猥なシーンを見ていると、これって本当に子供向けなのかな?とちょっと疑問に思ってしまう。個人的にはその毒がある部分がなかなか好きなんだけど。
7点(2005-01-15 12:18:45)
379.  狂気のクロニクル
ヨーロッパの三十年戦争を舞台にした戦争風刺コメディ。何と言っても背景の絵と実写が上手い具合に溶け込んだ映像が秀逸。例えて言うならモンティ・パイソンのアニメに近い感じかな、ていうかテリー・ギリアムがこれにインスパイアされているのか?カレル・ゼマンの持つアイロニーたっぷりの作風と、ハリウッドのアクションスタントマンもびっくりの超絶アクションは必見です(笑)。
7点(2005-01-15 12:16:45)
380.  ホンジークとマジェンカ 《ネタバレ》 
泣ける。愛する妖精のために悪魔になった旅人ホンジークと、愛する旅人のために人間になった妖精のマジェンカ。牧歌的で詩情豊かな音楽が心地良い幻想の世界へと誘ってくれる…。それにしてもホンジークって最初はどんなキャラクターなのかよく分かりませんでしたよ。全く喋らないし(これで小人のキャラクターが生きてくるわけだけど)、安々と盗賊の悪事に手を貸しちゃうし「もう二度と見たくない」なんて言って友達を追い払ったり。けっこう薄情な奴なのかとも思いましたが、改めて考えてみると冒頭で羊を狼から守ったシーンで既に彼の心の優しさは物語られていたのですね。そしてマジェンカ、お城に幽閉された時にホンジークに向けて歌を唄うシーンが特に感動的!今でも時々あのメロディを口ずさんでいます。黒小人の「奇跡でも起こらない限り、その姿は元に戻らない」というセリフ、すなわち"愛=奇跡"と使い古されたテーマにも関わらず物語は物凄くエモーショナルでロマンスに満ち溢れています。まさに愛の賛歌を呼ぶに相応しい、ホンジークとマジェンカに幸あれ!!
10点(2005-01-15 12:14:43)(良:2票)
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