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361.  鍵泥棒のメソッド 《ネタバレ》 
冒頭の広末さんのヘンテコリン感と、香川さんの冷静沈着な殺し屋ぶりと、堺さんのダメダメ感に、俄然期待が高まります。 そして銭湯での入れ替わりから、お互いのライフスタイル!?をこなしていく過程が面白かったですね。 内田けんじ監督作品だけに、複雑さは覚悟の上で観始めたのですが、今作はまぁまぁ落ち着いて観られましたね。 香川さんの記憶が戻ってからはちょっとややこしいところもありましたけど。 これで三作品目でしたっけ? この作風はもはや内田印とも言えなくもないですが、どうしても伏線を回収しなくてはイケナイ種類の映画なのでちょっとしたセリフやカットが気になって仕方ありません。ネタバレしたあとも『あーっ!』ってよりは『やっぱりなっ!』って感じがしちゃって、もはや内田印が面白さへの足枷になりつつあるのかなとも思いました。 とはいえ緊張感がありつつも、ユーモラスでハートフルな作品作りは凄く好感がもてますけど。 ラストはアフタースクールに続いて、堺さんイイコト無しかと思ったら。。。 やわらかいエピローグにホッとしました。   
[DVD(邦画)] 7点(2013-07-17 22:15:07)
362.  アウトロー(2012) 《ネタバレ》 
それなりに楽しめました。 いつものトム・クルーズらしさを抑えつつハードボイルドに仕上げられていましたね。 冒頭の狙撃シーンは圧巻でしたが、事件の核を表すエピソードとしては少々無理があったかも。 真犯人は顔出しのはずなのに、したてあげられた容疑者との見分けが案外分かりづらかったです。 なもんで途中までは結構ミステリーとして楽しんでいましたw 黒幕のおっさんは雰囲気こそあれ、特に機能してせんでしたね。 
[DVD(字幕)] 5点(2013-07-15 23:14:30)(良:1票)
363.  映画 鈴木先生 《ネタバレ》 
ドラマの目新しさに惹かれて楽しんだ、鈴木先生の映画版。 ドラマの時に楽しみつつも、なにか引っ掛かってた違和感がこの映画版で顕になったような気がしました。 生徒たちと鈴木先生の論理的なやりとりは、いままでの学園モノにはないスキマ産業的な手法でその効果を存分に発揮していましたが、映画ではなかなか厳しいものがありますね。 大スクリーンに耐えうるだけのものがないといいますか(dvdで観ときながらこんなこというのもアレですけど)、どうも小手先だけの論戦に感じてしまいました。 そもそも思春期真っ只中の中学生たちが巻き起こす問題の発露は感情の爆発なのに、ああも理路整然と生徒たちに語られちゃあねぇ。 それも鈴木先生が言うところの成長ってやつでしょうか。 風間さんは与えられた『仕事』をきっちりこなしてらっしゃいましたが、やはり鈴木先生との論戦という展開に向かえずいかにも映画的なソミちゃんのハイキックに頼ったことは致命的な失敗でしたね。 ちょいと辛口なレビューになりましたが、閉塞的かつ思考停止になりがちな題材で、これまでにない冒険をしている『鈴木先生』は多くの人にみてもらいたいですね。  
[DVD(邦画)] 4点(2013-07-15 19:56:12)
364.  悪の教典 《ネタバレ》 
ハスミンを見て、俺はバイオハザードでなんて非道い事をしてたんだと思い知らされました。 
[ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-07-13 23:17:14)
365.  まほろ駅前多田便利軒 《ネタバレ》 
瑛太さん演じる多田も龍平さん演じる行天もいいキャラクターでしたね。 それぞれ謎めいたキャラクターながらも便利屋の仕事を通して触れ合っていくさまが、コミカルな雰囲気とあいまって、物語に入り込んでいけました。 しかし後半からの、お互いの過去が顕わになってからが、あまりいただけなかったですかねぇ。 いかにも映画的というか(映画だからいいんですけど)、ちょいと重い。 お薬とか、あんま絡めて欲しくなかったなぁ。 飄々としたふたりが妙に魅力的な映画だったので、そんな過去を背負いつつも飄々と居て欲しかった。 最終的には雨降って地固まる的に結ばれますけど、あのクライマックスはどうも。。。  『なんじゃこりゃぁぁ』の件はサイコーでした。
[地上波(邦画)] 7点(2013-07-05 14:17:49)
366.  アンストッパブル(2010) 《ネタバレ》 
ちょっとした不注意やミスの連鎖で、無人機関車の暴走なんて事態を招いてしまった実際の事故をモチーフに創られた映画のようですね。 先日の某テレビ番組で当事者(デンゼル・ワシントンが演じた主人公の方)が出演されて事故のあらましを説明していましたが、概ね映画の通りだったようですね。 ただ実際はこの事故での死傷者は一人も出なかったようで、このポイントは結構大きいと思うんですが、どーなんでしょう。 事故を食い止めた二人の機関士の背景もちょっと違ったようで、奥さんに先立たれた主人公と妻と問題を抱えた相棒って設定が映画の味付けとしてどれだけ活かされていたかは些か疑問はありますが、まぁそのままって訳にもいかないのでしょう。 肝心のアクション(って言っちゃっていいものなのか)部分は映画序盤から事故発生→いろいろな作戦→起死回生の主人公たちの作戦と息付く間もなく畳みかけてきて圧巻です。 ともすれば自分のトコで起こした事故を自分のトコで食い止めたのでマッチポンプ的な目線にもなりそうなところもあって、その辺がこの映画の好みの分かれるところといった感じでしょうか。 実際に起こった事故ということで映画自体のアクション内容もそんなに突飛なものが無くて、その辺りは非常に好感がもてました。
[地上波(吹替)] 7点(2013-07-03 11:35:34)(良:1票)
367.  バイオハザードIV アフターライフ 《ネタバレ》 
ゾンビ版マトリックスともとれるような演出がそこかしこに。 アクションをカッコよく撮ること至上主義で、映画の内容には必ずしも必要ではありません。 ただここまでシリーズを重ねてきてどんどん内容がなくなってきてるので、こんなんで良いのかなとも思いました。 ゾンビを完全に凌駕してた無敵アリスも人間に戻ったようで、命の危険のハラハラ感を取り戻しましたね。 と言ってもかなり人間離れしてますが。 敵キャラのズタ袋被ったわけわかんない奴は自爆のウェスカーよりだいぶ怖かったですね。 まぁ、まだシリーズは続くようなのでアリスとゾンビとアンブレラの泥仕合を追っかけようと思います。
[地上波(吹替)] 6点(2013-05-09 06:48:43)(良:1票)
368.  エルム街の悪夢(2010) 《ネタバレ》 
オリジナル未見の為(テレビ放送の録画してたのを見始めてリメイクだと気づきました、楽しみにしてたのに…)単純に比較はできませんが、フレディのキャラクターにちょっと違和感がありましたね。 ほかのレビュワーさんおっしゃる通り、フレディの謎めいた感じやお茶目なところがなくなってしまってます。これはオリジナル未見のわたしですら知ってるダークヒーローのフレディに対する冒涜とも取れなくもありません。 ロリコン野郎の烙印を押されて恨み節全開の本作フレディですが、まぁ割と真面目に創ってあるしルーニー・マーラはかわいいしでちょっと甘めの5点献上。 
[地上波(吹替)] 5点(2013-05-04 06:34:37)
369.  アウトレイジ ビヨンド 《ネタバレ》 
いやぁー面白かったなぁ!ヤクザ映画独特のパワーゲームに、還ってきた男・大友のやる気のない関わり合いとそれをどうにか焚き付けようとする片岡刑事。 前作衝撃のラストを演じた加藤組長、犬の如き幹部の石原、仁義の男・木村、考えられへん仕上りを魅せた塩見さんw どいつもこいつもサイコーです! 北野武監督は、それぞれのキャラクターを駒としてよく動かしていたと思います。 そこに暴力とユーモアを絶妙に織り交ぜ、味わい深い作品に仕上げています。 これこそお笑い出身の監督だから出来る演出だったのではないでしょうか? 北野武色がキッチリ出ていて、しかも相当面白い、これってなかなか凄いことですよ! 前作の血で血を洗う抗争よりも、一歩引いた大友が仁義のもとに動くあたりが非常に良かったですね。 ちょっとヒーロー物を見るような感じで、気持ちが入り込んじゃうぐらいでしたから。 なもんで、最後はスカッと! 前作から良い味出してたキャラクターでしたし、今回も裏の主人公とも言える活躍だったので、最後の最後で良い見せ場を貰えましたね。     
[DVD(邦画)] 8点(2013-04-22 22:12:20)(良:1票)
370.  キツツキと雨 《ネタバレ》 
親子(ほど歳の離れた)の物語。 いわばそれだけ、だけなんだけどソコがいいんですよねぇ。 贅沢なハナシですよ、ホントに。 なんでもかんでも詰め込んじゃって結局何が言いたいのかわからない様な映画が多い中、この映画の焦点はしっかりしています。 なので極端な劇中劇(ゾンビ映画)で遊んじゃっても全然大丈夫。 むしろホッとするような笑いで、本当に言いたいコトを包み隠すようにしています。 こーゆーところが押しつけがましくなくて、好感がもてますよねぇ。 短いシーンでスパッとみせる役所さんと高良さんの親子関係、特に、取り込まない洗濯物の対比にパリッとした礼服が2着並んで掛けてあるところなんか素晴らしいです。 そして役所さんと小栗さんの交流、こちらはじっくりゆっくり無理なく展開されていきます。 そこに時間の大半を割いて、丁寧に。 物語の構成が巧みですね。そして余韻も。 南極料理人のときもそうでしたが、観客が映画を見終えて現実に戻るまでに、いい繋ぎの時間と言うか余韻を与えてくれます。 沖田監督の次回作にも期待したいですが、出来れば監督の作品とは知らずに出逢いたいですね。 『いい映画だったなぁ』って見終えて、誰の作品?って名前をみたら沖田監督作!みたいな。 フラットな気持ちでおもてなしされたい、そんな気持ちにさせる監督ですね。   
[DVD(邦画)] 8点(2013-04-10 00:49:31)(良:2票)
371.  TIME/タイム 《ネタバレ》 
アイデアはいいんじゃないですか? 『TIME is MONEY』 『時は金なり』そんな慣用句に 時は命のルールをもたせて格差社会を風刺した本作。 だけどねぇ、『TIME is LIFE』とはいかないよね。 『生命あっての物種』 『生きてるだけで丸儲け』って言うぐらいだもの。 だいたいスラム街でその日暮しを強いられる人々が日銭(残り僅かな寿命)のために働かないでしょう。 人間はいつ死ぬかわからない(死ぬと思ってない)から生きられるんだと思います。 主人公の行動の整合性の無さ、チープな世界観、わけわかんないバトル、時間監視官のマヌケな最期などなど、耳障りの良いローカルルールをブチ上げたクセに、なーんにも回収できない体たらくぶり。 少しでもこの世界観に考えさせられる内容があれは、良い作品になったはずなのに、お金代わりに会計したり、カジノしたり、銀行強盗がわりに時間強盗?…なんじゃそれ。  こーゆーのを駄作って言うんでしょうね。
[ブルーレイ(吹替)] 2点(2013-04-08 22:08:03)
372.  RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 《ネタバレ》 
大手電機メーカーのエリート社員から地元ローカルな一畑電車の運転士へ50歳目前での転身を描いた作品。 さすが中井貴一さんはいい演者ですね。 リストラ請負人のエリート社員と温情深いローカル運転士のそれぞれを見事に演じてらっしゃいましたが、脚本的には『その転機』をもうちょっと深く掘り下げても良かったかなぁ。 それこそがこの映画の大事なところでしょうし。 他には本仮屋ユイカさん、高島礼子さん、遠藤憲一さんと堅実な役者さん揃いで安心感バッチリ。 母親役は奈良岡朋子さんだったんですね、お年を召していてショックでしたが、なんとまぁ贅沢な演者陣でしょう。 一畑電車キャストの面々も朴訥で良かったですし。 チョイと都会悪、田舎善が過ぎる気もしますが映画として爽やかな印象を残すのに成功していると思います。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-03-29 11:46:27)
373.  デンデラ 《ネタバレ》 
宣材ポスター見たとき、すげー期待したんですよ。 そしたら『あーあ』の内容に、とにかくがっかり。 これだけ面白くなりそうなシチュエーションで我々の期待を1ミリも超えられないなんて、もはや詐欺ですよ。 なぜ村人への復讐路線を放棄した? なぜショボイ熊なんぞとの戦いに終始した? これだけの女優陣を使い捨てにするのもいい加減にして欲しい。 なにが障害だったのでしょう。規制ですか?興行的にですか? ババァの執念を昇華させることもできないなら、こんな企画自体採用しちゃいけません。 
[地上波(邦画)] 5点(2013-03-22 08:51:43)
374.  アリス・イン・ワンダーランド 《ネタバレ》 
赤と白の代理戦争ですかねぇ、ワンダーランドに迷い込んだアリスは伝説の人として巻き込まれていきます。 まぁバートン色は出しながらも、それなりな展開とそれなりなオチで無難な仕上がりになってました。 家族で楽しめる作品か?って言えば『うーん』って感じだし、誰がターゲットなんだろうと余計なことまで考えちゃいました。 赤の女王のキャラが結構インパクトがあって好きですが、あとは特に…って感じかな。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-03-19 21:11:22)
375.  アフロ田中 《ネタバレ》 
かなり好きですねー、コレ。 松田翔太さん、素晴らしかったです。 アフロはほんの入り口に過ぎず、その表情、動き、口調で見事なキャラクターを完成させていました。 常に選択を間違うオトコ、アフロ田中。 なんて愛おしいキャラクターなんでしょう。 佐々木希さんもちょっとヘンな(ヘンなところもかわいい)女の子を好演されていましたね。 世の女性のみなさん、挙動不審な男を見かけたら、どうかこの映画を思い出して優しくしてあげてください! 決して悪いヤツじゃないんです、ただ、間が、間が悪いだけなんですっ!!
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-03-12 18:11:50)(良:3票)
376.  ムカデ人間2 《ネタバレ》 
あーあ、やっぱり後悔した。 過激度は前作を遥かに凌ぎ、新たに下品度まで加わりました。 モノクロの画はどこか美しくもありましたが、内容はあまりにヒドイ。 前作を『映画』と見立て、それに影響される男の凶行を描いたストーリー序盤(きっかけ)は良かったですが、まぁ創るのの雑なことと言ったら。。。 しかもムカデ人間の出来上がりより『クソ食らわし』がメインディッシュなクソッタレぶり。 ゲスの極みで0点献上なところですが、キャラクターの良さ、画のキレイさ(内容じゃないですよー)、ともあれパワフルだったってことで3点にしときます。 三部、、、作なんでしたっけ? 観るのか、俺!? 
[DVD(吹替)] 3点(2013-03-11 20:33:35)
377.  しあわせのパン 《ネタバレ》 
抑揚の無い極めて平坦な平穏なストーリー。 季節ごとのお客さんのエピソードを軸にする展開とはいえ、主人公夫婦があまりになんもありません。ただパンを焼いてコーヒーを淹れて。まぁそれがこの映画の醍醐味なのよ!と言われてしまったらそれまでなんですが。 敢えて波風立てない落ち着いた物語はホント絵本のようで、こーゆーのも良いかと生温かい気持ちになりつつも、あまりに予定調和的でなんだかダークな気持ちも湧いてきちゃいますね。 ヒーリングなのにダークネス、うーん不思議だ。 観るときのテンション次第の映画でしょうか。 最後の最後、羊が語り部かと思ったら…。
[DVD(邦画)] 5点(2013-03-11 12:14:46)
378.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 
期待してたのに映画館に行けず、ブルーレイにて鑑賞。 まずはアニメーションのクオリティの高さ、これはもう素晴しいものがありますね。 ちょいと美男美女ばかりなのが気になりますが、アニメーションでしか表現できない題材に取り組んでるあたりも好感が持てます。 で、肝心のオハナシのほうですが、こちらはちょっぴりうーんって感じかなぁ。 序盤の花と彼の出会い、中盤の雪と雨の子育て奮闘記あたりは楽しいんですが、終盤の自立パートがちょっとねぇ。 雪の方はシチュエーション的に美しいカムアウトで一皮剥けた感じがありましたが、雨の方は野生感出しすぎのような気が。まぁ男の子だしソノ道で行くとなったらそんなもんかもしれませんが、ちょいと気になりました。 とにもかくにも結局は最後の最後でこの映画を観る者として『楽しくなくなってしまった』ってのがもったいないですよねぇ。 あと一点、雪のカムアウトシーンで男の子が『一匹狼でやっていく』みたいなセリフを吐くシーンがありましたが、あれはなんなんでしょう? 絶対に言わせちゃいけない単語なんじゃないですか?一匹狼ってw 
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-03-09 21:07:56)
379.  あなたへ 《ネタバレ》 
高倉健さんの散骨ロードムービー、なぁんて言ってしまっては軽すぎるでしょうか? 単純に健さんを観れる喜びと、まだ健さんに頼ってしまうのかという自己嫌悪で複雑な鑑賞後感が残りました。 昨年逝ってしまわれた大滝秀治さんを劇中でお見受けしたので(本当に素晴らしい存在感でした)、なおのことそんな事を思ってしまったのかもしれません。 その他、脇を固める演者もそうそうたる面々で物語をサポートしていましたが、おお!と思ったり、ん?っと思ったり。 結局は役者も人間力なんですかねぇ。 レビュー冒頭、乱暴な表現をしましたが、健さんと次代を担う役者さんの共演という点において今後の日本映画に少なからずいい影響が出ることを願ってやみません。 
[DVD(邦画)] 8点(2013-03-09 01:09:31)
380.  白夜行 《ネタバレ》 
陰鬱な画作り、白夜の中を行くような疑似体験を観客にもさせようとする雰囲気づくりは良かったですね。 しかしみなさん仰るように2時間半くらいでどーにかなる内容ではないですよねぇ。 わたし個人としては原作未読ですがドラマ版は観ていたので、今作ではなんとかストーリーについていけた感じです。 しかしそれも『確認作業』のような味わい方で、全く内容を知らない人にはかなりツライ展開だったように思います。 (ま、このことはドラマ版が創られた時も同じように言われたことですが) 結局は小説のひとり勝ちなんでしょうかねぇ。 分厚ぅい小説を読むのは気が重いですが、小説を読まないことにはこの映画のレビューも書けないような気がします、って書いちゃってますけど(笑) 単に映画の感想としては、惜しいなぁってのが現段階での正直なところでしょうか。 丁寧に創られていて好感が持てるんですが、あまりに駆け足(仕方ないんですけどね)、雪穂の描写に対して追う側の笹垣の描写があまりに足りません。亮司に至っては影も踏ませぬクラましっぷりです。 これでは真相を語る笹垣がチープな印象になるのも無理はないですよねぇ。 限られた時間の制限は仕方ないにせよ、バランスが悪かったなぁ。 犯人を謎にすることで時間を節約し亮司の描写を割愛したって割りには、笹垣の篠塚に対する推測吐露で真相を語っちゃうし。。。 突然最後の最後で亮司に対して人間ドラマっぽい事を語りかけちゃうし。 ちょっと船越さんがかわいそうな脚本だったのが残念でした。 きっと連続ドラマくらいの時間があればいい作品になり得た制作陣だった様な気がしてホントに惜しいなぁと思いましたね。 
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-03-03 10:14:47)
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