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ゆたKINGさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  パリ、テキサス
ロードムービー巨匠ヴィム・ヴェンダースの最高傑作!前半謎めいたトラヴィスの過去に引き込まれ、後半はヴィム・ヴェンダースの十八番でもある親子のロード・ムービーで人間模様を楽しむ。ライ・クーダーのスライドギターに、ナスターシャ・キンスキーのテスを越える存在感、本当の親子だからこそ出来るの感涙のラスト、すべてにおいて申し分なし!
10点(2003-02-08 10:02:27)
22.  惑星ソラリス
人間の深層心理が実体化といったSF要素はあるが、それ以上に宇宙船で織りなす3人の人間模様に引き込まれる。自分が作り出した妻に翻弄され、ラストでは郷愁の思いが実体化しソラリスに飲み込まれてしまう。哲学が混じり、難解と敬遠されているが、ハリウッド映画では到底表現できない凄み(映像、メッセージ性)がある。それを楽しめる自分はなんて幸せなんだろうと思う。
10点(2003-01-02 09:40:01)
23.  マンハッタン
個人的にはウディ・アレンの最高傑作。女性の共感を得られづらい話ではあるが、わかるよ~この優柔不断さがストレートな男の心理を表してると思う。ラストで流れる「ラプソディ・イン・ブルー」はまさにこの映画のための楽曲と思えるほど見事にマッチ、なんて贅沢な終わり方なんだ。
10点(2002-12-30 17:53:19)
24.  
人気ないデスなぁ~映像の美しさは個人的に今まで見た映画で一番です。難解ゆえ敬遠されてる節があるけど、映像美を楽しむと割り切ってみてもらいたいね。なんてたって映像の革命児タルコフスキー黄金期の作品だし、惑星ソラリスより、息をのむ美しさ、火と水の見事な対比など難解さがいいあんばいに相乗効果を生み究極の映像の世界にどっぷり浸れる作品。タライで髪を洗う女、鏡をのぞき込む顔、印象に残るカットがこれほど多い映画も珍しい。タルコフスキー映像美学はこの映画で達成される。
10点(2002-12-30 17:34:52)
25.  穴(1960)
脱獄映画の最高傑作。脱獄のアイデア、脆い人間関係、衝撃のラスト申し分なし。特筆すべきはカメラワーク、単純な穴を掘るシーンに緊張感を生んだ功績は大きい。脱獄を企てる5人も個性的で、人間模様だけでも飽きさせない作りはお見事!リアルな緊張感を求めるなら「ミッドナイト・エクスプレス」なんかより、断然お薦め!!
10点(2002-12-15 16:54:07)
26.  暗殺の森
主人公マルチェロの孤独感を、青を基調とした完璧な映像美で表現されている。時代に流されることしかできない男、それに翻弄される者達、サスペンスに芸術性が伴った傑作。ラストの仲間をファシスト呼ばわりし、保全を第一に考えるマルチェロの姿に痛烈な社会批判を感じる。
10点(2002-12-11 23:59:08)
27.  都会のアリス
ヴィム・ヴェンダースが70年代に発表したロード・ムービー三部作の中で一番の出来。ペーパー・ムーンと話がかなり似てるが(モノクロ、大人と少女など)それが理由で未見なら、もったいないほどの傑作。アリス役のリューディガー・フォーグラー のませた感じ、それでいて愛くるしいところはテイタム・オニールに匹敵するほどの名子役ぶりを発揮している。特にアリスとフィリップが無人写真機で写真撮る場面は生涯ベスト10入る名シーン。
10点(2002-12-11 17:56:30)
28.  ストーカー(1979)
未知なる世界ゾーンを中心とした個性豊かな3人の人間劇は、糸がピンと張ったような緊張感が漂う。願望と本質の違いに翻弄される者達。かつてこれほど、人間の内面をさらけ出した映画があっただろうか。映像、ストーリ、メッセージ性、申し分のない大傑作。感覚に直接訴えかける映像、単純な話でありながら深いテーマをもつ。私に映像美たるものを教えてくれた記念的作品。未だ、これを越える衝撃を味わえないでいる。
10点(2002-11-16 08:30:21)
29.  カビリアの夜
完全にカビリアに感情移入させられましたねえ、口が悪く、男にいつも騙されるんだけど、求めているのはお金ではなく、純粋に自分を愛してくれる男だけ。とにかくカビリア演じるジュリエッタ・マシーナが素晴らしい。娼婦仲間同様に、視聴者も彼女の憎めないキャラクターの虜となる。騙されれば騙されるほど、いとおしさが増すカビリア、最後の場面なんて悲しすぎて言葉がでない、でも音楽を演奏する一団が彼女を囲い込み、カビリアに笑顔が戻る。唐突で意味不明なんだけど、このシーンがあるとないとではえらい違い、軽快な音楽だけがカビリアを勇気づける。finのあとリズムに合わせて踊る姿が目に浮かびそうです。
9点(2003-05-20 23:45:54)
30.  居酒屋(1956)
労働階級の貧困層をリアルに描いた作品。展開が痛々しいため、娯楽映画とはいえない。序盤に洗濯場でジェルヴェーズが男を寝取った女の姉と格闘するのだが、これが演技とは思えないほど鬼気迫っていて言葉を失う。でも、この強烈な印象が後に生きてくる、何年後かに偶然ふたりは出会うのだが、視聴者は洗濯場のシーンが強烈なため、彼女の過去を清算したいという優しさに疑惑を持つ。見事ルネ・クレマンの術中にはまってしまうのである。タイトルは「居酒屋」であるが、頻繁に画面には出てこない。でも、ジェルヴェーズの人生を狂わせ、最後は自分も酒におぼれてしまった事を考えると、見事なタイトルである。マリア・シェルの迫真の演技とリアリズム、個人的にはルネ・クレマンの最高傑作。
9点(2003-05-19 16:51:52)
31.  記憶の扉
深く心に染みるサスペンスだ。たしかに最後にどんでん返しがあるのだが、謎が解けた瞬間から署長のオノフへの尋問がすべて感動的要素へと変化する。監督業でも実績のある署長役のロマン・ポランスキーも素晴らしい、ふたりの言い争いの緊迫感、いろいろ伏線を張り巡らせ、視聴者を悩ませる。単なるオチありき映画と思う事なかれ、サスペンスに彩られた深いテーマ、「ニュー・シネマ・パラダイス」オンリーではないぞ、この監督は。
9点(2003-05-17 17:21:36)
32.  シベールの日曜日
大人と子供のふれあいを描いた映画っていいですよね、心が洗われます。それと帽子の似合う、シベール役のパトリシア・ゴッジの愛くるしさ満点の表情がいいです。とくに冒頭のホームでピエールに見せる、あの笑顔は今でも忘れられません。ピエールの純粋無垢な設定も良かった、だからこそ公園で遊ぶシーンがより美しく感じられ、いやらしさはみじんも感じない。男の子がシベールにちょっかいを出したら真剣に怒ったりするシーンも微笑ましく見られる。できれば映画のタイトルからシベールをはずして欲しかったなあ、ピエールと一緒にあの驚きを味わいたかったから・・・。
9点(2003-05-16 16:53:12)
33.  サンセット大通り
シリアス映画もお手のものですね。今作においてはラストに強烈な印象を残す、メイクアップを施し、階段を下りるシーンでのグロリア・スワンソンのおぞましい顔、そしてライトを一斉に浴び、一世一代の演技を魅せる。まさに非の打ち所のない終わり方、コメディ映画でもそうだが、ホント最後の仕上げがよろしい。映画館で見ると、また新たな発見がありそうですね。
9点(2003-05-12 18:15:33)
34.  アパートの鍵貸します
哀愁漂うコメディ、まさにビリー・ワイルダーの真骨頂ともいえる作品。この時代のハリウッド俳優って、端正な顔はもちろん喜怒哀楽の顔が明確に分かれているところが面白い。最近だと笑っているのか、泣いているのか、わからない顔の役者も多いが、今作のジャック・レモンの表情の豊かさを今の俳優は見習うべきだろう。そしてこのメリハリのきいた顔がコメディに不可欠なテンポの良さを演出している。ヒロイン役のシャーリー・マクレーンも可憐で実に魅力的。たまに首を傾げるマドンナ役の映画を見受けるが、今作においては疑う余地がない。また最後のマクレーンがアパートへ走るシーンはウディ・アレンの「マンハッタン」を思い出す、男女逆だけど、影響されたのかなあ。
9点(2003-05-10 17:51:07)(良:1票)
35.  秘密と嘘
地味でありながら、いつまでも心に残る名作。なんといっても俳優陣の真に迫った顔が強烈な印象を残す。特に最後の告白のシーンの張りつめた緊張感、そして最後の物置をのぞき込む姉妹のシーンでは障害(秘密と嘘)が取り払われた後の開放感が漂う。家族の絆の大切さをあらためて感じさせる作品。
9点(2003-05-09 09:32:03)
36.  第十七捕虜収容所
ほんと、ワイルダーの描く人間劇は面白い。話、展開は実に単純なんだが、登場人物の役割分担がはっきりしていて、なおかつ個性的なため、暗い狭い収容部屋のカットがほとんどでありながら、男達の絡み合う人間模様だけでも十分楽しめる。特にアニマルのキャラクターが良い、いつも馬鹿騒ぎしているんだけど、戦争の後遺症の残るジョーイに手紙を読んであげる優しい面も持ち合わせる。陽気な人間の優しさは身に染みる、ジョーイの笑顔がそれを物語っている。ワイルダーの素晴らしい点は「映画は娯楽」と割り切っているところ、捕虜収容所といえば暗い、残酷なイメージしか沸かないが、彼の作品には笑いが溢れ、希望に満ちている、役者も生き生きしており、舞台とは裏腹に幸福感に浸れる映画だ。
9点(2003-05-07 17:29:29)
37.  暗い日曜日
美貌により誰からも好かれるイロナ、そんな彼女に魅了された男二人、だが憎しみ合うことはない、一時の感情の起伏はあるが、それぞれが自分にとってかけがえのない人と認識している。イロナ演じるエリカ・マロジャーンは本当に美しく、観客さえも魅了する。それと実際に存在する楽曲「暗い日曜日」の旋律の素晴らしいこと。それを作曲し楽曲にまつわる「死」の噂に翻弄され、自ら命を絶ったピアニスト。死の歌として有名だが、この映画を見ると愛の歌のように感じられるから不思議だ。最後はいささか綺麗にまとまり過ぎてはいるが、自然と笑みがこぼれる見事な終わり方だ。
9点(2003-04-16 17:22:30)
38.  まわり道
ロード・ムービー3部作の中でも異色な作品。必要性が感じられない放浪旅、目的地は風任せといえば聞こえはいいがそんな格好いいモノではない。優柔不断で嫌なことを避けて通る保守的な旅。でも、このまわり道こそが実に人間らしく、得られるたものが後の人生を左右することだってある。万人受けする題材ではないが、個人的には明確なテーマをもったロード・ムービーより身近に感じられ共感が持てる。それと忘れてはならないのが、これがデビュー作にあたるナスターシャ・キンスキー。「テス」「パリ・テキサス」でその美貌と個性をみせてくれたが、今作は12,3歳と幼さの残る顔が印象的だ。すでに、魔性の魅力が感じられ、小悪魔的といったところ。台詞が少ないのに、この強烈な個性、特に寂れた洋館で主人公を誘惑するシーンにはおもわず見入ってしまう。語られることの少ない作品だが、いやいやどうして傑作の部類に入る作品だ。
9点(2003-04-15 10:03:16)(良:1票)
39.  ニュールンベルグ裁判
ヒトラーの大量虐殺により犠牲になった何百万もの命、いったい誰が責任をとるべきなのか。この映画のテーマは実に深く、難しい。司法に携わった者を罰するのは、もっともかもしれない、だがヤニングの言うように、それにより私欲を肥やした者(武器を供給したアメリカの企業など)は同罪というのも理解できる。そもそも戦勝国が戦敗国を裁く矛盾さが自体を複雑化している。本来、人間の尊厳に重点を置き、議論すべきなのにアメリカはドイツとの友好関係が必要と政治的見解を法廷に持ち出し、ドイツは、真実を隠し自国の誇りのために戦う。言葉少ないヤニングだけが法廷のあるべき姿を指し示した。最後のヘイウッド判事がヤニングに言った言葉「始まりは、無実の人へのあなたの最初の死刑宣告です」が重く胸に突き刺さる。
9点(2003-04-14 09:06:44)(良:1票)
40.  バリー・リンドン
鏡のごとき水面にうつる城、ろうそくの揺らめき、その絶妙な光加減、色鮮やかな景観・・・まさに息を呑む映像美。ベルナルド・ベルトルッチの「暗殺の森」以来の衝撃だ。芸術に満ちた世界を冒険したような錯覚に陥る。スタンリー・キューブリックにしては珍しくストレートに一人の男の半生を描いた作品だが、深く考えず映像の美しさを堪能せよってことなんだろうね。
9点(2003-04-12 08:46:48)
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