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Pewter Allさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 53
性別 男性
自己紹介 久しぶりに自分の採点を見て思った。

「これ、ちょっと厳し過ぎるんじゃないだろうか?」

なにしろ、6点以上をつけている作品は、
これから何度でも観たいと思える傑作ばかりなのである。

…というわけで、全体のバランスを見ながら点数を変更してみた。

『有頂天ホテル』5点→4点。


……(汗)。




こんな素敵なサイトを作ってくれた管理人さんに感謝。
ありがとう!

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21.  暗黒街の弾痕(1937) 《ネタバレ》 
エドワード・テイラー。イニシャルはE・T。まるでツキのないダメ男。どうして彼は、こんなにも哀しい運命をたどらなくてはならなかったのでしょうか? その理由はただひとつ。ズバリ悪人顔だから。もし彼がもうちょっと背が高くて顔が長くてどもりがちな好青年だったら、ハネムーンで宿を追い出されることも職を失うこともなく、強盗犯に間違えられることもなかったはず。誰もが彼のことを心の底から信用し、こんな悲劇には絶対になり得なかったと思うのです。ひょっとして本編は、ご都合主義と言えなくもないキャプラ映画に投げかけられた、強烈なアンチテーゼなのでしょうか? その真偽はともかく、「運命は残酷」というテーマは、僕にはちょっと重すぎたようです。残念。
[映画館(字幕)] 6点(2003-12-20 23:18:56)(良:1票)
22.  三十四丁目の奇蹟(1947)
先日『ペティコート作戦』のレビューを書いた流れで久々に『眼下の敵』を借りて観たところ、巻末に本作の予告編が入っていました。そのダイジェストを「そうそう、こんな映画だったよなぁ」とボーっと眺めていたら、なんと涙が……。考えてみれば季節はそろそろクリスマス――そして僕は、20数年前のクリスマスを思い出したのでした。 あの年、僕がサンタさんにお願いしたのは『大鉄人17(ワンセブン)』の超合金。ベッドの枕元には靴下ではなく、なぜか母のパンストがぶら下がっていました。翌朝目を覚ましてみると、そこにはまるでタマゴを飲み込んだヘビのようにサッカーボールではちきれそうになったパンストが。側に置かれたメッセージカードには「○○君はもっと身体を動かした方がいいよ」と走り書きされていました。それを見た僕は「そっか。サンタさんがそう言うなら、もっと運動しよう!」と素直に思ったものです。ところが次の瞬間、二人の姉がどかどかと部屋に入ってきて「これ、どう見てもお父さんの字だよね!」と爆弾発言したのです! なんて失礼な人たち!! おかげで翌年からサンタは我が家を避けるようになり、僕もついにサッカー選手にはなれませんでした。 ああ、サンタクロース様。僕は今でも貴方を待ち続けています。確かに姉たちはあのときあんな失礼なことを言いましたが、僕はあの人たちとは違って貴方が大好きです。だから今年のクリスマスには、ぜひ僕の家へ寄って行ってください。そしてプレゼントを――もう超合金が欲しいなんて言いません。「プレステ2」と「みんなのゴルフ4」のセットということで――何卒よろしくお願い申しあげます。m(_ _)mゼヒゼヒ ★追加:やはり今年もサンタさんは来てくれませんでした(涙)。 ★2004/12/23追加:今年は「プレステ2」と「ドラクエ8」のセットでお願いします。m(_ _)mヨロヨロ ★2004/12/31追加:そして今年も……(爆涙)
7点(2003-12-10 21:13:20)(笑:4票)
23.  さすらい(1957) 《ネタバレ》 
僕がこの映画で思い出すのはガソリンスタンドの女性。主人公と一緒に住んでいた頃は酔っぱらいの父親を施設に預けようとしていたのに、立ち去った彼がしばらくして荷物を取りに戻ってきたときには、ちゃんと一緒に暮らしていたんです。彼自身は最後まで幸せになれなかったけど、きっと誰かの幸せの糧にはなっていたんだな、と僕は感じました。だからこそあのラストシーンには哀しさが漂っているんじゃないかと思うわけですが、ハッピーエンド慣れしたミーハーな僕にはちょっと難しい映画でした。
5点(2003-12-04 06:03:21)
24.  胸に輝く星
正義感あふれる若き保安官が、たまたま町に立ち寄った元保安官の賞金稼ぎと行動をともにするうち、真の実力を備えていくというストーリー。ちょっと頼りなさそうな雰囲気の中に、誰にも負けない強固な信念を秘めた主人公を演じるのは、見るからに好青年のアンソニー・パーキンスである。嗚呼、アンソニー・パーキンス。ずっとこのままの路線を行っておけば、二枚目スターとして人々の記憶に残ったかも知れないのに……。そのスマートな風貌と類稀な演技力が、超極悪映画監督・ヒッチコックに目を付けられたばっかりに、彼の役者人生とんでもないことになっちゃったのである。アーメン&合掌&ポクポク……(木魚)。運命は残酷なり。
7点(2003-12-04 05:23:00)(笑:1票)
25.  山羊座のもとに
ヒッチコック監督の意地悪(?)のせいで、『汚名』でも『白い恐怖』でもほとんど笑顔を見せることのなかったイングリッド・バーグマン。本作でも期待に違わず、なかなか笑ってくれません(笑)。何しろ、長いこと酒浸りの日々が続いてボロボロになった女性の役なのですから。ところが、社交舞踏会に行く段を迎えるとその美貌が一気に輝きを増します。美しいドレスと気品に溢れた優雅な顔立ち。このシーンでは、ヒッチコック映画の中で(あくまで限定 笑)最も美しいバーグマンを見ることができます。しかもカラーで(笑)。なお、この映画に関して言えばジョセフ・コットンはあまり魅力的ではありません。意地悪な家政婦も出てきますが、『レベッカ』のダンヴァース夫人ほどではないので、決して期待して観ないでください(爆)。
5点(2003-12-04 04:50:11)
26.  恐怖の洞窟
何気なく立ち寄ったモーテル。部屋に掛けられた不気味な剥製。モーテル経営者の怪しい動き。なんだかどっかで観たような展開ですね。でも、こちとらタイトルからして『恐怖の洞窟』なんですから、“恐怖”の度合いはとんでもなく桁違いです(どう桁違いかは観てのお楽しみ♪ということで)。なお、本作は非常に衝撃的な映画ですので、大勢で一緒に観ることをオススメします。ひとりで観ると、きっと後悔しましょうぞ!
5点(2003-11-29 05:38:37)
27.  第三の男
10点(2003-11-28 00:27:52)
28.  奇人たちの晩餐会
この映画、僕は泣けました。
6点(2003-11-28 00:18:17)
29.  鉄道員(1956)
新規レビュー一覧に『鉄道員』の文字を見つけたので「おっ」と思ってクリックしたら、高倉健がどうのこうのと書いてあってビックリ。慌てて検索し直したのですが、この名作に対するレビューがあまりに少ないのにまたビックリ。『鉄道員』を“ぽっぽや”としか読めない映画ファンが、僕は不憫でなりません。
8点(2003-11-25 16:28:40)
30.  芝生は緑
出演陣は『めぐり逢い』のふたりにロバート・ミッチャム、ジーン・シモンズという超豪華版。しかも監督が『シャレード』のスタンリー・ドーネンときたもんだ。これでは期待しないわけにはいかないじゃないか! さぞや面白い映画に違いない、と観る前から胸を膨らまし、当サイトで新規登録までしたのに……。お粗末なストーリーを長ゼリフの応酬で持たせるだけの超退屈映画だったとは、腹立たしいにも程があるわい! 恐らくは人気舞台劇の映画化なんかなのだろうが、こんな薄っぺらな映像に作り替える意味がどこにあるというのだ!! だいたい、ケイリー・グラントが城持ちの英国貴族だなんて、プププのプ(←失笑ってことね)だっての。広大な土地に立つ大邸宅よりピンク色の潜水艦の方が何百倍も似合ってるだろうて。おまけにロバート・ミッチャムがアメリカの大富豪だぁ? 笑わせるないっ!! そんでもってデボラ・カーは……デボラ・カーは……、か、彼女はとっても美人だったかな(照)。んでもってジーン・シモンズもお茶目でかわいかったぞぉ(爆)! 女性陣はドレスもきれいで、ちょっとしたファッションショーみたいで……おっとイケナイ。何で褒めてるんだ、俺は。こんなことじゃ騙されんぞぉっ!!
[映画館(字幕)] 5点(2003-11-24 21:50:12)(笑:1票)
31.  自由を我等に
タイトルを直訳すれば確かに『自由を我等に』ですが、これではちとお堅いイメージが強すぎます。そこで提案。思い切って邦題を『俺たちゃリ・ベルテ♪』に変えてしまいましょう。なぜ“・”が入るかわからない不届き者は、今すぐビデオ屋へダァ~ッシュ!!
8点(2003-11-23 05:20:46)
32.  ペティコート作戦
もし我々が、レンタル屋に居並ぶ大量のビデオの中にこの珍妙なタイトルをうっかり見つけてしまったら、これを手に取らずに我慢できようか? はっきり言って無理である(断言)。ではタイトルだけの見かけ倒しかと言えば、決してそうではない。もしも“ペティコート作戦”が不発に終わっていたら――想像するだけでもゾッとするが――米海軍の最新鋭潜水艦「シー・タイガー号」は、後に海軍のトップに立つシャーマン艦長を筆頭とする多くの乗組員たちと、数人の美人看護婦とにぎやかな子どもたちと艦内で生まれたふたりの赤ん坊とその母親たちと乳の出の良い黒ヤギ一頭らとともに、ピンクの藻屑となっていたに違いないのである。僕は本作を観るまで、『眼下の敵』の右に出る潜水艦映画はまずないだろうと信じていた。今でもその気持ちには微塵の揺るぎもないが、本作がかの名作に匹敵する浸水艦映画であることに異論をはさむ余地など皆無であろう。さぁ同志よ、レンタル屋に急げ! 但し本作が“戦争映画”の棚にあるかどうかは保証できかねますぞ!
7点(2003-11-23 04:55:59)(笑:2票)
33.  バッド・ガールズ(1994) 《ネタバレ》 
……(前略)…… あれは、この映画の脚本を初めて手にしたときじゃった。ワシは非常に驚いたのを覚えておる。今まで多くの西部劇を観てきたワシじゃが、こんな登場人物はただのひとりもおらんかったからじゃ! かつては……いくら親の仇じゃろうと、ロープで縛られた丸腰の男を撃つのは悪者と相場が決まっておった。それが、西部劇というもんじゃった。ところがなんじゃこの男は。主人公を救ったからにゃぁヒーローなのかと思えば、考えもつかぬ事を平気でしよる。ワシにはさっぱりわからんのじゃ。しかも……しかも、じゃ。終いにゃこの男は背中から撃たれておる。これではどうしたって後味が悪くなるはずじゃ。これは一体、どういうことなのかのう?……(中略)…… こ、このキャストは……なんじゃこのキャストはっ!! どうすればこれだけ豪華な女優たちを共演させることができるというのじゃ? マデリーンにメアリーにアンディにドリューじゃとぉ~っ? これはまったく、どういうことなんじゃ?! ワシは驚くと同時に、大きな疑念を抱かずにはおられなかった。ひとりで主役を張れるような、これだけ個性的な女たちを一同に会わせたら……これはエライことじゃ。ただじゃぁすまん。個性がケンカして総崩れになるのが目に見えとる。……ワシは考えた。ない知恵を絞って考えたのじゃ。この苦境を乗り切って本作を成り立たせるには、どうすればいいかを……。そして結論は出たのじゃ。男。そう、我々の映画を救ってくれるのは男性キャストしかないのじゃ!……(中略)…… 華麗な四人の女優たちを見事に引き立たせる男優。しかもこの役は優しくて卑怯で小心者ときとるから、非常に難しいはずじゃ。女を看護したかと思えば縛られた丸腰の男を撃ち殺し、挙げ句には人質となってリンチされた上に背中から撃たれるのじゃからな。演れる役者もほとんどおらんじゃろうが、演りたいという役者はもっとおらんじゃろう。う~む……じゃが、じゃがしかし……誰か心当たりがいたような気がするんじゃがのう……? ん? んんんっ! そうじゃ、いいのがおった! すべての条件を満たすただひとりの男!! あの男ならきっとやり遂げるはずじゃ。しかも……しかも彼奴なら、映画が終わればすぐに忘れ去られるから後味も悪くならん!! 奴の名は確か……そう! そうじゃ!! ダァ~~モットくんじゃぁ~~~!!!(『ある映画狂老人の日記』より)
5点(2003-11-21 05:13:49)(笑:2票)
34.  ベスト・フレンズ・ウェディング
さて問題。この映画の主演は誰でしょう? DVDジャケットの超アップ顔で僕ら全員を尻込みさせたジュリア・ロバーツ? ブー。 超キュートな顔&スタイルととっても魅力的なオンチ歌で僕らのハートをギュギュギュッとわしづかみにしたキャメロン・ディアス? ブッブーッ。 では、温もり豊かなゲイキャラで観ている僕らをハッピーな気分にしてくれたルパート・エベレットかな? ブッブッブーッ! そう、この映画を見た誰もが納得できる答えはただひとつ! 大女優ジュリアと今をときめくキャメロンを、ふたりともメロメロのベロンベロンにしてしまった、チョ~ォ色男の我らが大スター! 彼が主役じゃなくて誰が主役だって言うんだい? さぁ、みんなで大きな声を出して、一緒に呼んでみようっ! せ~ぇのっ、「ダァ~~モットく~~~~んっ!!!」 ……え? 顔覚えていないって???(汗) ◆追加◆映画には不思議な力があって、あるシーンを思い出すだけで涙がこぼれてしまうことがあります。僕にとってそれは『街の灯』のラストだったり、『五つの銅貨』の誕生パーティだったりするのだけど、実は本編にも僕をデロデロにできる名場面があります。それは、キャメロンがダーモット君のために歌うシーン。曲名は“I just don't know what to do with myself”です。お金持ちで頭も良くて美人――そんな彼女にとって、音痴であるということは唯一のコンプレックスだったはず。にもかかわらず彼女は、愛する彼のために一所懸命歌うのです。あまりの恥ずかしさに顔を真っ赤にしながら……。 いずれダーモット君の顔を忘れてしまうのは、まぁ仕方がない。でも僕はあの音痴なキャメロンを、きっと一生忘れることはできないだろう。
8点(2003-11-19 22:13:11)(笑:4票)
35.  コピーキャット 《ネタバレ》 
「シガニー・ウィーバーはミスキャストでしょ」うんうん。「ハリー・コニック・ジュニア怖かったなぁ」そうそう。「ホリー・ハンター頑張ってたよね」だよね~。……って、あれれ? みんな、誰かを忘れていないかい? ほら、シガニーとホリーの間でウロウロしてた若い刑事がいたでしょ? あ、やっと思い出した? え? そういえばいつの間にかいなくなってたって? ひどいなぁ、ちゃんと殺されてたじゃん。あ、と言っても“コピーキャット”に殺られたわけじゃないぞ。ほら、何かよっくわからん中国系のチンピラにハンバーガーをあげようとして、撃たれて死んでたやん。え? 思い出した? でも本編とはあまり関係ないって? そりゃそうだよ。ストーリーが進行するにつれて邪魔な存在になったから消されたんだし。ん? 存在感がない? 顔も覚えてない? ははは、当たり前だよ。それが彼の持ち味なんだから。個性の強い女優を二人以上起用するとき、なるべく邪魔にならないように彼を配するというのは、今やハリウッドの常識らしいよ。『バッド・ガールズ』や『ベスト・フレンズ・ウエディング』でも、強烈な個性の中にしっかり埋もれて周りを引き立ててたでしょ? え? 名前? ダーモット君だよ、ダーモット君。なんで“君”をつけるのかって? だって、つけたいんだもん。そんなことよりみんな、ダーモット君のこと忘れないでね! そしてこれからも、我らがダーモット君をよろしく!!
3点(2003-11-16 00:46:13)(笑:3票)
36.  泥棒成金 《ネタバレ》 
ヒッチコックの金髪美女好みは有名ですが、ジョーン・フォンテイン→イングリッド・バーグマン→グレース・ケリー(→ティッピ・ヘドレン)と続く“ブロンド”フルコースの中でも、グレース・ケリーだけは“別格”だと思いませんか? だって、『レベッカ』『断崖』のフォンテインも『白い恐怖』『汚名』『山羊座のもとに』のバーグマンも、いつもヒッチコックにいいようにいたぶられてビクビク怯えているのに……なのにグレース・ケリーときたら! ヒッチコック映画初主演の『ダイヤルMを廻せ!』では死の淵から救われて若い恋人とくっつき、『裏窓』では恋人(←今度はちょっと老けてるけど 笑)との関係の中で完全に主導権を握り、本編に至っては恋人(←やっぱり老けてるけど 爆)に自分の実母との同居まで認めさせちゃった!! なんちゅうエコ贔屓なんでございましょうね(呆)。このように考えると、『泥棒成金』はもはや映画ではなく、グレース・ケリー様に贈るヒッチコックの究極のラブレターだと言えるんじゃないでしょうか。もっとも、他人が見てこんなに楽しめるラブレターなんて、そうそうないと思うけどネ。 
6点(2003-11-15 23:25:24)(笑:1票) (良:1票)
37.  ケイン号の叛乱
映画を観る側の素直な感想として、登場人物の「善悪」とまでは言わないまでも、彼らのとった行動の「正誤」くらいははっきりさせて欲しかった。最終的にボギー演ずる艦長の立場を尊重したのは、制作者がアメリカ海軍に遠慮した結果なのだろうが、何ともすっきりしない。トドメはエンディングに流れた「この映画をアメリカ海軍に捧ぐ」のテロップ。結局、本編の残した最大のメッセージは「軍隊では上官が白と言ったら何がなんでも白である」という“常識”に過ぎなかったような……。フレッド・マクマレイの役が中途半端だったり、リー・マービンにほとんど見せ場がないのも、個人的には大きな減点材料です。
4点(2003-11-14 22:43:25)(良:1票)
38.  がちょうのおやじ
マザー・グースをもじった原題「ファザー・グース」を直訳した結果が『がちょうのおやじ』。なんちゅうネーミングなんでしょう(笑)。はっきり言って、レンタルするのに勇気のいる邦題です。でも実際に観てみると、なかなか愉快な戦争コメディだったりします。そして! 観終えてみると、意外にも『がちょうのおやじ』がしっくりきていることに気付きます(笑)。『ペティコート作戦』といい『ミンクの手ざわり』といい、初老のはずのケーリー・グラントには、ホントやられっ放しです。
6点(2003-11-13 18:50:49)
39.  巨星ジーグフェルド 《ネタバレ》 
『巨星ジークフェルド』この邦題に、ショボイSF映画をイメージする人も少なくないはず。かくいう僕もそのひとりで、恥ずかしいことに“不思議惑星キン・ザ・ザ”のような映画をイメージしていたのです(爆)。ところがどうして観てビックリ! ジークフェルドという実在の興行師の一生を描いた傑作ドラマでした。では、この主人公がなんで“巨星”なのか――初めのうちは理由がよくわかりませんが、話が進むに連れて徐々に納得させられます。すなわち、究極のフェミニストとも思えるこの男、女性を喜ばすツボを見事に押さえていて、ショウを観に来た観客はもちろん舞台に上がる女優たちまでをも完璧に魅了してしまうのです。多くの女性がジークフェルドの元にワラワラ集まってくる様子を観て、もう“巨星”以外に呼び方はないと確信しました。僕なぞ、ビデオ鑑賞中ことあるごとに「よっ、巨星!」「さすが巨星!!」「ヒューヒューだよ、巨星!」(謎)と思わず声を挙げてしまったほどです。さて、女性に圧倒的に支持されるこの“巨星”、ルーツは1889年のシカゴ博まで遡ります。彼は世界一の力持ちサンドウを擁して一儲けを企むのですが、きわどい衣装を身にまとった女性ダンサーのショウに比べると、人気は今ひとつ。そこでジークフェルドはアイデアをふり絞り、終いには反則スレスレ?の裏技でサンドウを女性たちの人気者にしてしまうのです。周囲の評価に安易に流されず、自分の信じる道を突き通してしまう熱意と、自分が雇い入れた芸人への入れ込みの強さが、彼を“巨星”へと押し上げたのでしょう。その生涯の中で多くのスターを輩出した“巨星”ですが、とくにサンドウへの思い入れは強かったようで、映画の後半に彼の名前が出てきたときには、僕はちょっぴり感動してしまいました。 なお蛇足ではありますが、映画に出てくる三大力持ち芸人として、僕はこのサンドウに加え、『道』のザンパノ、『アーノルド・シュワルツェネッガーのヘラクレス』のヘラクレスを推挙させていただきます。(ヘラクレスは芸人じゃないという説もあるけど……ネ 笑)
7点(2003-11-11 16:09:06)(良:1票)
40.  ハードロック・ハイジャック
一応はブレンダン君が中心の映画ですが、僕のお気に入りはバンド仲間のアダム・サンドラー。ローンレンジャーズ(注:バンド名)でドラマーを務める彼は、バカっぽいくせにやたらと女性にモテモテで、それでいてやっぱりバカっぽいので、まったくもって憎めません(笑)。ユニークな彼本来の持ち味が大いに活かされているのではないでしょうか。あと、僕は音楽に詳しくないのでよくわからないのですが、結構大物のミュージシャンもカメオ出演してるとか。ロックが好きな人なら、僕なんかよりもっと楽しめるかも知れませんね。(逆に頭に来たりして……)
6点(2003-11-10 03:24:40)
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